JP7092296B2 - 炭素材料及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態1について、以下に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る炭素材料の製造方法を説明するための説明図である。図2は、本実施の形態1の炭素材料の製造方法において、出発原料として窒素含有炭素材料を用いた場合の製造プロセスを表す説明図である。
本発明の実施の形態2に係る炭素材料の製造方法について、以下に説明する。
実施の形態2に係る炭素材料の製造方法は、フッ素化処理の工程の直後であって、ホウ化処理及び/又はリン化処理の前に、フッ素化処理後の炭素材料に対し窒化処理を行う点が異なる。
PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)容器(容量5mL)に単層カーボンナノチューブ(10mg)を導入し、本容器を電解研磨されたSUS316L製チャンバー(容量30mL)に設置した。更に、チャンバー内を窒素に真空置換し、窒素気流(20mL/min)下、4℃/minで250℃に昇温して、2時間の恒温処理を行った。
本実施例においては、先ず実施例1と同様にして単層カーボンナノチューブのフッ素化処理を行った。次に、フッ素化処理後の単層カーボンナノチューブを電気管状炉内に入れ、処理温度を100℃にした。その後、窒素でNH3ガスを1.0vol%に希釈した窒化処理ガスを流し、窒化処理を行った。処理時間を1時間とした。その後、窒素に真空置換し、窒素気流(250mL/min)の下、室温まで放冷して、アミノ基が表面に導入されると共に、炭素骨格中の炭素原子の一部が窒素原子に置換された窒素含有単層カーボンナノチューブ(窒素含有炭素材料)を製造した。
本実施例においては、出発原料として前記実施例1の単層カーボンナノチューブに代えて、炭素骨格中の炭素原子の一部が窒素原子に置換された窒素含有単層カーボンナノチューブを用いた。それ以外は、前記実施例1と同様にして、ホウ素原子が導入された単層カーボンナノチューブを製造した。
本実施例においては、出発原料として前記実施例2の単層カーボンナノチューブに代えて、炭素骨格中の炭素原子の一部が窒素原子に置換された窒素含有単層カーボンナノチューブを用いた。それ以外は、前記実施例2と同様にして、ホウ素原子が導入された単層カーボンナノチューブを製造した。
本実施例においては、出発原料として前記実施例1の単層カーボンナノチューブに代えて、カーボンブラックを用いた。それ以外は、前記実施例1と同様にして、ホウ素原子が導入されたカーボンブラックを製造した。
本実施例においては、先ず実施例2と同様にして単層カーボンナノチューブのフッ素化処理及び窒化処理を順次行った。次に、窒化処理後の窒素含有単層カーボンナノチューブを電気管状炉内に入れた。その後、窒素でPF5ガスを1.0vol%に希釈したリン化処理ガスを流し、リン化処理を行った。リン化処理の処理温度600℃、処理時間は1時間とした。その後、窒素に真空置換し、窒素気流(250mL/min)の下、室温まで放冷して、リン原子が導入された単層カーボンナノチューブを製造した。
本比較例においては、実施例1の出発原料である単層カーボンナノチューブ、すなわち、フッ素化処理、窒化処理、ホウ化処理及びリン化処理の何れも行っていない単層カーボンナノチューブを用いた。
本比較例においては、フッ素化処理を行わずにホウ化処理を行ったこと以外は、実施例1と同様にして、本比較例について単層カーボンナノチューブを製造した。
本比較例においては、フッ素化処理及び窒化処理を行わずにリン化処理を行ったこと以外は、実施例6と同様にして、本比較例について単層カーボンナノチューブを製造した。
実施例1~4及び6で得られたそれぞれの単層カーボンナノチューブ、実施例5で得られたカーボンブラック、並びに比較例1の未処理の単層カーボンナノチューブについて、X線光電子分光法(株式会社島津製作所KRATOS AXIS-HSi)を用いて元素分析を行った。また、各実施例の単層カーボンナノチューブ及びカーボンブラックにおけるホウ素原子、リン原子及び窒素原子の原子組成百分率についても算出した。また、同様の元素分析を比較例1~3の単層カーボンナノチューブに対しても行った。結果を下記表1及び表2に示す。
実施例1、4及び6に係る単層カーボンナノチューブ並びに比較例1の未処理の単層カーボンナノチューブについて、それぞれの酸素還元反応(oxygen reduction reaction:ORR)の触媒活性を評価した。具体的には、燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)プロトコルに従い、実施例1、4又は6でそれぞれ作製した単層カーボンナノチューブの試料(20mg)、5%Nafion水溶液100μl、混合溶媒25ml(水:IPA(Isopropyl Alcohol)=6ml:19ml)となる様混合し、30分以上超音波分散した懸濁液を調製した。この懸濁液8μlをグラッシーカーボン電極(直径:4mm)上に滴下し、室温下で十分に乾燥させたものを作用極として用いた3電極式の評価セルについて、サイクリックボルタンメトリー(CV)測定を行った。CV測定は、先ず、評価セルを温度25℃に制御し、窒素ガスをバブリングした状態で行った。次に、同じ温度下で、酸素ガスをバブリングした状態でも行った。尚、同様の評価を比較例1の未処理の単層カーボンナノチューブに対しても行った。結果を図3~図6に示す。
・電解液:0.1M HClO4水溶液
・掃引速度:50mV/sec
・電位掃引範囲(電位窓):0.05~1.2V(vs.RHE)
・参照極:RHE
・対極:白金線
表1から分かる通り、実施例1~4の単層カーボンナノチューブ、並びに実施例5のカーボンブラックでは、各々ホウ素原子が導入されていることが確認された。但し、実施例2においては、単層カーボンナノチューブに対し窒化処理を行ったにも関わらず窒素原子が確認されなかった。これは、窒化処理後、炭素材料の表面に結合していたアミノ基が、ホウ化処理の過程で除去されたためと考えられる。また、実施例6の単層カーボンナノチューブにおいては、リン原子のみが導入されていることが確認され、窒素原子の存在は確認されなかった。この点についても、実施例2の場合と同様、リン化処理の過程で、炭素材料の表面に結合していたアミノ基が除去されたためと考えられる。
Claims (17)
- カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブを構成する炭素骨格中の炭素原子の一部に、窒素原子と、ホウ素原子及び/又はリン原子とのみが導入されており、
さらに、前記カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブの表面には、炭素-フッ素結合が存在する炭素材料。 - 前記窒素原子が、ピリジン型、ピロール型、グラファイト型、酸化型及びこれらの組み合わせからなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の炭素材料。
- カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブを構成する炭素原子の一部に、ホウ素原子及び/又はリン原子を導入する炭素材料の製造方法であって、
前記カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブにフッ素含有ガスを含むフッ化処理ガスを接触させて、当該カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブの表面をフッ素化処理する工程と、
前記フッ素化処理後のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブに対し、ボロン含有ガスを含むホウ化処理ガスを接触させてホウ化処理し、及び/又はリン含有ガスを含むリン化処理ガスを接触させてリン化処理する工程とを含み、
前記フッ素化処理を施す前の前記カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブとして、
炭素原子からなる炭素骨格を備え、かつ、当該炭素骨格中の炭素原子の一部が窒素原子で置換された窒素含有のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブ、又は表面にアミノ基が結合された窒素含有のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブを用いる炭素材料の製造方法。 - 前記フッ素化処理する工程、並びに前記ホウ化処理及び/又はリン化処理する工程を繰り返し行う請求項3に記載の炭素材料の製造方法。
- カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブを構成する炭素原子の一部に、ホウ素原子及び/又はリン原子を導入する炭素材料の製造方法であって、
前記カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブにフッ素含有ガスを含むフッ化処理ガスを接触させて、当該カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブの表面をフッ素化処理する工程と、
前記フッ素化処理後のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブに窒素含有ガスを含む窒化処理ガスを加熱しながら接触させて窒化処理する工程と、
前記窒化処理後のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブに対し、ボロン含有ガスを含むホウ化処理ガスを接触させてホウ化処理し、及び/又はリン含有ガスを含むリン化処理ガスを接触させてリン化処理する工程とを含む炭素材料の製造方法。 - 前記フッ素化処理する工程、前記窒化処理する工程、並びに前記ホウ化処理及び/又はリン化処理する工程のうち、少なくとも何れか2つの工程を順次繰り返して行う請求項5に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記フッ素化処理を行う前の前記カーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブとして、炭素原子からなる炭素骨格を備え、かつ、当該炭素骨格中の炭素原子の一部が窒素原子で置換された窒素含有のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブを用いる請求項5又は6に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記窒素原子が、ピリジン型、ピロール型、グラファイト型、酸化型及びこれらの組み合わせからなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項7に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記フッ素化処理を行う前のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブとして、表面にアミノ基が結合された窒素含有のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブを用いる請求項5又は6に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記アミノ基が無置換アミノ基、一置換アミノ基及び二置換アミノ基からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項9に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記フッ素化処理は、前記フッ化処理ガスとして、全体積に対し0.01vol%~100vol%のフッ素含有ガスを含むものを用いて、処理時間1秒~24時間、処理温度0℃~600℃の条件下で行うものである請求項3~10の何れか1項に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記ホウ化処理は、前記ホウ化処理ガスとして、全体積に対し0.01vol%~100vol%のボロン含有ガスを含むものを用いて、処理時間1秒~24時間、処理温度1500℃以下の条件下で行うものである請求項3~11の何れか1項に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記リン化処理は、前記リン化処理ガスとして、全体積に対し0.01vol%~100vol%のリン含有ガスを含むものを用いて、処理時間1秒~24時間、処理温度1500℃以下の条件下で行うものである請求項3~12の何れか1項に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記窒化処理は、前記窒化処理ガスとして、全体積に対し0.01~100vol%の窒素含有ガスを含むものを用いて、処理時間1秒~24時間の条件下で行うものである請求項5又は6に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記ホウ化処理及び/又はリン化処理後のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブの表面に、炭素-フッ素結合により存在するフッ素原子を除去するための工程を含まない請求項3又は4に記載の炭素材料の製造方法。
- 前記ホウ化処理、リン化処理及び/又は窒化処理後のカーボンブラック、単層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブの表面に、炭素-フッ素結合により存在するフッ素原子を除去するための工程を含まない請求項5~10又は14の何れか1項に記載の炭素材料の製造方法。
- 燃料電池用の空気極触媒であって、
請求項1又は2に記載の炭素材料からなる空気極触媒。
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