JP7090321B2 - 食材茹で機 - Google Patents
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Description
この食材茹で機では、湯槽を囲むように湯水供給槽としての熱交換器が設けられており、熱交換器から延設させた補給水導入管の端部を湯槽の内部に挿入して、この補給水導入管を介して熱交換器内の湯若しくは水を湯槽内に補給する。
該湯槽の下方に配置され該湯槽を加熱する加熱手段と、
連通管を介して該湯槽と接続され、内部に貯留された湯若しくは水を該湯槽に供給する湯水供給槽と、を備えた食材茹で機であって、
前記湯水供給槽は、その底壁が、前記湯槽の底壁よりも下方に形成されるとともに、
前記連通管は、一方の端部が前記湯槽の底壁に接続され、他方の端部が前記湯槽の底壁よりも下方の位置で前記湯水供給槽に接続されており、
前記湯槽内に貯留された茹で湯を、前記湯水供給槽の底壁もしくはその近傍位置に接続された排出用の導管を通じて外部排出可能に構成されていることを特徴とする。
このようにすれば、茹で湯の一部がかかる切欠部を通じて流出し、これに代わる新たな湯若しくは水が湯水供給槽から湯槽内に補給されるため、湯槽内の濁りの悪化を抑制することができる。
湯槽に挿入される容器の収容部を、ステンレス製ワイヤーを編んだ網材で構成することも可能であるが、開口比率が高いため、収容部内に一旦進入した噴出流が収容部外に逃げ易く、例えば麺類を茹でた場合に、湯槽で麺類が回転する動きが止まり易い。これに対し収容部を、多数のパンチング孔が穿設された穴あき材で構成した場合には、網材に比べて収容部における開口比率が低くなり、収容部内の噴出流が外に逃げ難くなるため、麺類をより速い速度で回転させることが可能となり、その結果、茹で時間を短くすることができる。
図1において、10は本発明の一実施形態の食材茹で機で、その上部に設けられた湯槽配置部12と、湯槽配置部12の前側に設けられた操作部16と、湯槽配置部12の後側に位置し、付帯装置を内部に収容する装置収容部14と、を備えている。
本例では、装置収容部14の内部に給水装置18が収容され、また装置収容部14の上部にはカラン20が設けられている。
そして湯水供給槽28の内部には給水装置18から水が貯留されることとなり、また各湯槽22の内部には連通管30を通じて湯水供給槽28からの水が供給される。
例えば図5に示すように、湯水供給槽28の周壁上部では、切欠部58の底面を越えて溢れ出た水は、余剰水受け部44に受け止められ、図3で示す導管46により外部に排出される。
また、図5に示すように、食材を茹でる際に湯槽22の上縁部を乗り越えて溢れ出た茹で湯は、蓋部26の上面を流れ、余剰水受け部44を経て導管46により外部に排出される。
なお、囲繞壁47の内側には、加熱された際に遠赤外線を放射可能なジルコニアセラミックス等からなる遠赤外線放射体47aが固着されている。
各煙道部を流通した燃焼ガスは、装置収容部14に形成された複数の排気口54(図1(a)参照)より外部に排出される。
食材としての麺類を収容する収容部60は、湯槽22の内部に浸漬可能な大きさで、下方に至るに従ってその断面形状を縮小させている。収容部60の上部には、他部よりも外径が大きな円環状のリング部63が形成されている。
この収容部60は、ステンレス製ワイヤーを編んだ網材で形成することも可能であるが、本例では、多数のパンチング孔64が穿設された穴あき板で構成されている。また材質としてはステンレスに限らず、他の金属材料や樹脂等を使用することも可能である。
まず、各湯槽22および湯水供給槽28が、水で満たされた状態で燃焼バーナ49に点火する。なお、本例では6つの湯槽22を備えているが、その一部だけを使用する場合には、使用する湯槽22の直下の燃焼バーナ49だけを点火すればよい。これにより湯槽22の底壁22aおよび加熱突起34が加熱される。また各囲繞壁47の遠赤外線放射体47aも温められて遠赤外線を放射し、湯槽22を温める。
22 湯槽
22a 底壁
28 湯水供給槽
30 連通管
35a 底壁
45 導管
49 燃焼バーナ(加熱手段)
57 切欠部
60 収容部
I,J 水面
Y 麺籠(容器)
Claims (3)
- 有底筒状をなし、内部に茹で湯が貯留される複数の湯槽と、
該湯槽の下方に配置され該湯槽を加熱する加熱手段と、
連通管を介して該湯槽と接続され、内部に貯留された湯若しくは水を該湯槽に供給する湯水供給槽と、を備えた食材茹で機であって、
前記湯水供給槽は、その底壁が、前記湯槽の底壁よりも下方に形成されるとともに、
前記連通管は、一方の端部が前記湯槽の底壁に接続され、他方の端部が該湯槽の底壁よりも下方の位置で前記湯水供給槽に接続されており、
前記湯槽内に貯留された茹で湯を、前記湯水供給槽の底壁もしくはその近傍位置に接続された排出用の導管を通じて外部排出可能に構成されていることを特徴とする食材茹で機。 - 前記湯槽の周壁上部には、前記湯水供給槽の水面よりも高い位置に、前記湯槽内の茹で湯の一部を前記湯水供給槽に向けて排出可能な切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の食材茹で機。
- 前記湯槽に挿入される容器は、食材を収容する収容部が、多数のパンチング孔が穿設された穴あき材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の食材茹で機。
Priority Applications (1)
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JP2018090163A JP7090321B2 (ja) | 2018-05-08 | 2018-05-08 | 食材茹で機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018090163A JP7090321B2 (ja) | 2018-05-08 | 2018-05-08 | 食材茹で機 |
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JP7090321B2 true JP7090321B2 (ja) | 2022-06-24 |
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Family Applications (1)
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JP2018090163A Active JP7090321B2 (ja) | 2018-05-08 | 2018-05-08 | 食材茹で機 |
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- 2018-05-08 JP JP2018090163A patent/JP7090321B2/ja active Active
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