JPH09262181A - 流体加熱装置 - Google Patents

流体加熱装置

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JPH09262181A
JPH09262181A JP7347896A JP7347896A JPH09262181A JP H09262181 A JPH09262181 A JP H09262181A JP 7347896 A JP7347896 A JP 7347896A JP 7347896 A JP7347896 A JP 7347896A JP H09262181 A JPH09262181 A JP H09262181A
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JP
Japan
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storage tank
fluid
flow
heating
flow path
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Application number
JP7347896A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Morimoto
孝司 森本
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09262181A publication Critical patent/JPH09262181A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J2027/006Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta

Landscapes

  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯留槽内の流体の対流を促進させて、加熱効
率を向上するとともに、特に被加熱食品が冷凍麺の場合
は麺のほぐし能力を向上する。 【解決手段】 貯留槽1と、その貯留槽1内の流体を加
熱する加熱手段Hと、貯留槽1内に貯留されている流体
を上下に仕切るとともに、中央部に噴出流形成用通流部
2を備え且つ貯留槽1の側壁近傍に下降流形成用通流部
3を備えた仕切り板4が設けられ、加熱手段Hが、貯留
槽1内の流体を、噴出流形成用通流部2を通過させて仕
切り板4の下側から上側に噴出させるとともに、下降流
形成用通流部3を通過させて仕切り板4の上側から下側
へ側壁に沿って流動させて対流させるべく、加熱するよ
うに構成された流体加熱装置において、下降流形成用通
流部3を通過する下降流体の下降流路Pdと、その下降
流路Pdよりも貯留槽1内方側の上昇流体の上昇流路P
uとを、貯留槽1の底部側で連通させる状態で仕切る隔
壁Wが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品加熱用の流体
を貯留する貯留槽と、その貯留槽内の流体を加熱する加
熱手段と、前記貯留槽内に貯留されている流体を上下に
仕切るとともに、中央部に噴出流形成用通流部を備え且
つ前記貯留槽の側壁近傍に下降流形成用通流部を備えた
仕切り板が設けられ、前記加熱手段が、前記貯留槽内の
流体を、前記噴出流形成用通流部を通過させて前記仕切
り板の下側から上側に噴出させるとともに、前記下降流
形成用通流部を通過させて前記仕切り板の上側から下側
へ前記側壁に沿って流動させて対流させるべく、加熱す
るように構成された流体加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる流体加熱装置は、図5に示すよう
に、加熱手段Hによって、貯留槽1内の流体を、噴出流
形成用通流部2を通過させて仕切り板4の下側から上側
に噴出させるとともに、下降流形成用通流部3を通過さ
せて仕切り板4の上側から下側へ貯留槽1の側壁5に沿
って流動させて対流させるように加熱することにより、
被加熱食品を噴出流形成用通流部2からの噴出流の上方
近傍に配置して効率よく加熱できるようにして、加熱効
率の向上を図ったものである。特に、冷凍麺を茹でるた
めに用いる場合は、噴出流形成用通流部2からの噴出流
を利用して冷凍麺をほぐすためにも用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように、下降流形成用通流部3を通過する下降流体
は、図中、矢印Fdにて示すように、下降流形成用通流
部3を通過するとすぐに、下降流体よりも貯留槽1内方
側の流体と干渉して混合するので、流体の下降流の勢い
が弱められる。従って、対流を効果的に起こさせること
ができず、噴出流形成用通流部2からの流体の噴出流の
勢いも弱いものとなっていた。尚、下降流や上昇流の勢
いが弱いとは、それらの流速が遅い、又は、流量が少な
いことを示す。従って、加熱効率の向上の面で、並び
に、特に被加熱食品が冷凍麺の場合は、麺のほぐし能力
向上の面で改善の余地があった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、貯留槽内の流体の対流を促進さ
せて、加熱効率を向上するとともに、特に被加熱食品が
冷凍麺の場合は麺のほぐし能力を向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、下降流形成用通流部を通過する下降流体の
下降流路と、その下降流路よりも貯留槽内方側の上昇流
体の上昇流路とは、貯留槽の底部側で連通する状態で隔
壁によって仕切られている。従って、下降流路を通流す
る下降流体は、上昇流路との連通部に至るまでは、上昇
流路を通流する上昇流体と干渉することなく下降流動
し、連通部において上昇流路に流入するので、下降流と
上昇流が干渉し合って互いに勢いを弱め合うことがな
く、勢いの強い下降流及び上昇流が形成される。
【0006】従って、貯留槽内の流体の対流が促進され
て、噴出流形成用通流部からの流体の噴出流の勢いが強
くなるので、加熱効率を向上するとともに、特に被加熱
食品が冷凍麺の場合は麺のほぐし能力を向上することが
できるようになった。
【0007】請求項2に記載の特徴構成によれば、貯留
槽の底部に、その側端部に位置させて、下方に膨出する
膨出部が設けられ、加熱手段が、貯留槽の底部のうち
の、膨出部よりも内方側部分に、貯留槽外部側から加熱
作用するように構成されているので、加熱手段が加熱作
用する加熱面積が広くなる。しかも、隔壁によって、下
降流路と上昇流路とが膨出部内にわたって仕切られてい
て、加熱手段は、上昇流路に対して直接加熱作用する
が、下降流路に対しては、上昇流路に隔てられてほとん
ど加熱作用しないので、下降流路の下降流及び上昇流路
の上昇流の勢いが増す。
【0008】従って、加熱手段が加熱作用する加熱面積
が広くなること、及び、下降流路の下降流及び上昇流路
の上昇流の勢いが増すことの相乗作用によって、貯留槽
内の流体の対流が更に促進されて、噴出流形成用通流部
からの流体の噴出流の勢いが更に強くなるので、請求項
1に記載の特徴構成によるよりも、更に、加熱効率、及
び、麺のほぐし能力を向上することができるようになっ
た。
【0009】請求項3に記載の特徴構成によれば、膨出
部が、貯留槽の底部の全周にわたって設けられているの
で、加熱手段が加熱作用する加熱面積が更に広くなると
ともに、貯留槽内の流体の対流が更に促進されて、噴出
流形成用通流部からの流体の噴出流の勢いが更に強くな
る。従って、請求項1又は2に記載の特徴構成によるよ
りも、更に、加熱効率、及び、麺のほぐし能力を向上す
ることができるようになった。
【0010】請求項4に記載の特徴構成によれば、膨出
部において、底板よりも下方に位置する部分は、加熱手
段によって直接加熱されないので、その部分に、食品滓
を沈積させるためのコールドゾーンを形成することがで
きる。従って、コールドゾーンが形成されるので、請求
項1、2又は3に記載の特徴構成により得られる効果に
加えて、食品滓が被加熱食品に混入するのを抑制するこ
とができるという効果を奏する。
【0011】請求項5に記載の特徴構成によれば、バー
ナの燃焼ガスは、加熱用空間全域に広がって流動し、加
熱用空間に臨む貯留槽の底部を加熱し、膨出部の下端部
と、その膨出部の下端よりも下方に位置する底板との間
を通じて、加熱用空間の外部に排出される。従って、簡
単な構成にて、貯留槽の底部を効率よく加熱することが
できるので、請求項4に記載の特徴構成により得られる
効果に加えて、加熱効率を更に向上することができると
いう効果を奏する。
【0012】請求項6に記載の特徴構成によれば、隔壁
が、仕切り板の全周にわたって連続的に設けられている
ので、下降流路と上昇流路とを貯留槽の全周にわたって
形成するとともに、それらを貯留槽の全周にわたって仕
切ることができる。従って、下降流路を通流する下降流
体と上昇流路を通流する上昇流体とを確実に仕切ること
ができるので、貯留槽内の流体の対流が更に促進され
て、噴出流形成用通流部からの流体の噴出流の勢いが更
に強くなる。従って、請求項1、2、3、4、又は5に
記載の特徴構成によるよりも、更に、加熱効率、及び、
麺のほぐし能力を向上することができるようになった。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を麺茹で装置に適用
した実施の形態について、図面に基づいて説明する。図
1ないし図4に示すように、食品加熱用の流体として、
麺を茹でるための水を貯留する貯留槽1と、その貯留槽
1内の水を加熱する加熱手段Hと、貯留槽1内に貯留さ
れている水を上下に仕切るとともに、中央部に噴出流形
成用通流部2を備え且つ貯留槽1の側壁5近傍に下降流
形成用通流部3を備えた仕切り板4を設けてある。加熱
手段Hは、貯留槽1内の湯を、噴出流形成用通流部2を
通過させて仕切り板4の下側から上側に噴出させるとと
もに、下降流形成用通流部3を通過させて仕切り板4の
上側から下側へ側壁5に沿って流動させて対流させるべ
く、加熱するように構成してある。
【0014】更に、下降流形成用通流部3を通過する下
降流体の下降流路Pdと、その下降流路Pdよりも貯留
槽1内方側の上昇流体の上昇流路Puとを、貯留槽1の
底部側で連通させる状態で仕切る隔壁Wを設けてある。
【0015】貯留槽1について、説明を加える。貯留槽
1は、角筒状の側壁5の底部を、中央部が上方に膨出し
た底壁6にて閉塞して形成してある。中央部が上方に膨
出した形状の底壁6は、角筒状の縦向き部分6bと、そ
の縦向き部分6bの下端縁部から横向きに張り出した状
態の横向き部分6aと、縦向き部分6bの上端開口部を
閉塞する状態の頂部部分6cを備えて形成してある。そ
して、底壁6における横向き部分6a及び縦向き部分6
bと、側壁5とにより、貯留槽1の底部の側端部を下向
きに膨出させてある。つまり、貯留槽1の底部に、その
側端部に位置させて、下方に膨出する膨出部7を設ける
とともに、その膨出部7を、貯留槽1の底部の全周にわ
たって設けてある。
【0016】加熱手段Hについて、説明を加える。加熱
手段Hは、貯留槽1の底部のうちの、膨出部7よりも内
方側部分に、貯留槽外部側から加熱作用するように構成
してある。そして、貯留槽1の底部における貯留槽外部
側に、膨出部7によって側方を仕切った状態で、加熱手
段Hによって貯留槽1の底部を加熱するための加熱用空
間Sを形成してある。
【0017】その加熱用空間Sの下側を閉塞する底板8
を、その一部分を、底壁6の縦向き部分6bの下端より
も下方に位置させ、残りの部分を底壁6の縦向き部分6
bの下端よりも上方に接続してある。つまり、加熱用空
間Sの下側を閉塞する底板8を、その一部分を膨出部7
の下端よりも下方に位置させ、残りの部分を膨出部7の
下端よりも上方に接続した状態で設けてある。
【0018】更に、燃焼室形成用角筒体9を、その上端
開口部を底壁6の頂部部分6cの下方近くに位置させた
状態で、底板8の略中央部に挿設してある。そして、加
熱手段Hを構成するバーナ10を、燃焼室形成用角筒体
9内を燃焼室とし、加熱用空間Sを燃焼ガス流路とする
ように、燃焼室形成用角筒体9内の下部に配設してあ
る。図中の14は、バーナ10への燃料ガス供給路であ
る。
【0019】燃焼ガスを加熱用空間Sから外部に排出す
るための排気筒11を、底板8が膨出部8の下端よりも
下方に位置する箇所を介して、加熱用空間Sに連通接続
してある。
【0020】貯留槽1について、更に説明を加える。膨
出部7において、底板8よりも下方に位置する部分に、
食品滓を沈積させるためのコールドゾーンCを形成して
ある。膨出部7において最下部に位置する箇所に、排水
口12を設けてある。底壁6の頂部部分6cは、中央側
ほど高い傾斜面に形成し、横向き部分6aは、排水口1
2側ほど低くなる傾斜面に形成してあり、食品滓が自然
流下で排水口12付近に集まるようにしてある。そし
て、排水口12付近には、金網製の食品滓回収用籠13
を配設してある。
【0021】次に、仕切り板4について、説明を加え
る。仕切り板4は、その平面形状が貯留槽1の横断面形
状よりもやや小さくなるように形成し、その中央部に、
噴出流形成用通流部2として機能させる5個の円孔を分
散配置して形成してある。そして、仕切り板4の下面に
取り付けた4個の支持部材15によって、仕切り板4
を、その全周にわたってその周縁部と貯留槽1の側壁5
との間に間隙を形成する状態で、貯留槽1の底壁6上に
載置できるように構成してある。仕切り板4の周縁部と
貯留槽1の側壁5とによって、貯留槽1の側端部に沿っ
て連なった状態で形成されるスリットを、下降流形成用
通流部3として機能させるように構成してある。
【0022】更に、仕切り板4の下面には、隔壁Wとし
て機能させる隔壁形成用角筒体16を、底壁6の縦向き
部分6bと側壁5との間に位置させた状態で、且つ、そ
の下端部を膨出部7の上下方向中間部に位置させた状態
で取り付けてある。つまり、隔壁Wを、下降流路Pdと
上昇流路Puとを、膨出部7内にわたって仕切るよう
に、且つ、仕切り板4の全周にわたって連続的に設けて
ある。
【0023】次に、上述のように構成した麺茹で装置を
用いて麺を茹でるときの作用について、説明する。図2
及び図3に示すように、冷凍麺Nを入れた金網製で箱状
の茹で籠17を、噴出流形成用通流部2の上方に位置さ
せた状態で、貯留槽1内の湯の中に配置する。下降流形
成用通流部3を通過した湯は、矢印Fdにて示すよう
に、下降流路Pdを流下し、隔壁Wの下端部で変向し
て、矢印Fuにて示すように、上昇流路Puを上昇す
る。更に、上昇流路Puにおいては、底壁6の縦向き部
分6bによって加熱されるので、湯の上昇流が更に助長
されて勢いが増す。そして、矢印Fsにて示すように、
噴出流形成用通流部2から湯が噴出する。従って、噴出
流形成用通流部2からの湯の噴出流によって、茹で籠1
7内の冷凍麺Nが効率よく加熱されるとともに、ほぐさ
れる。
【0024】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 貯留槽1の形状は、適宜変更可能である。例えば、
上記の実施形態では、貯留槽1を、その横断面形状が矩
形形状になるように形成する場合について例示したが、
これに代えて、横断面形状が円形状になるように形成し
てもよい。
【0025】又、上記の実施形態では、膨出部6を貯留
槽1の底部の全周にわたって設ける場合について例示し
たが、膨出部6を貯留槽1の底部の側端部に位置させて
部分的に設けてもよい。
【0026】又、膨出部6を設けない、例えば、図5に
示すような形状でもよい。
【0027】 噴出流形成用通流部2として機能させ
るために、仕切り板4に形成する孔の形状、大きさ、個
数及び配置形態は、適宜変更可能である。孔の形状は、
例えば、角孔や、スリットでもよい。
【0028】又、貯留槽1内に、複数個の茹で籠17を
設けることが可能なようにして、各茹で籠17の下方に
対応する位置に、複数個の噴出流形成用通流部2を設け
てもよい。
【0029】 上記の実施形態では、下降流形成用通
流部3を、貯留槽1の側端部に沿って連なった状態で形
成されるスリットにて構成する場合について例示した
が、下降流形成用通流部3の形状、大きさ、個数及び配
置形態は、適宜変更可能である。例えば、複数個の下降
流形成用通流部3を、貯留槽1の側端部に沿って分散配
置した状態で並設してもよい。
【0030】 上記の実施形態では、隔壁Wを仕切り
板4の全周にわたって連続的に設ける場合について例示
したが、隔壁Wを仕切り板4の周方向に間欠的に設けて
もよい。
【0031】 加熱手段Hの具体構成は、種々変更可
能である。例えば、加熱用空間Sに、バーナの燃焼ガス
以外の蒸気等の熱媒用流体を通流させるように構成して
もよい。
【0032】又、貯留槽1内に、バーナの燃焼ガスが通
流する管を設けて構成してもよい。
【0033】 上記の実施形態では、本発明を麺茹で
装置に適用する場合について例示したが、本発明は、麺
茹で装置以外にも、種々の流体加熱装置に適用すること
ができる。例えば、貯留槽1に食品加熱用流体として食
用油を貯留するフライヤにも適用することができる。
【0034】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した麺茹で装置の横断平面図
【図2】図1におけるイ−イ矢視図
【図3】図1におけるロ−ロ矢視図
【図4】図3におけるハ−ハ矢視図
【図5】従来の流体加熱装置の縦断面図
【符号の説明】
1 貯留槽 2 噴出流形成用通流部 3 下降流形成用通流部 4 仕切り板 7 膨出部 8 底板 10 バーナ H 加熱手段 Pd 下降流路 Pu 上昇流路 S 加熱用空間 W 隔壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品加熱用の流体を貯留する貯留槽
    (1)と、 その貯留槽(1)内の流体を加熱する加熱手段(H)
    と、 前記貯留槽(1)内に貯留されている流体を上下に仕切
    るとともに、中央部に噴出流形成用通流部(2)を備え
    且つ前記貯留槽(1)の側壁近傍に下降流形成用通流部
    (3)を備えた仕切り板(4)が設けられ、 前記加熱手段(H)が、前記貯留槽(1)内の流体を、
    前記噴出流形成用通流部(2)を通過させて前記仕切り
    板(4)の下側から上側に噴出させるとともに、前記下
    降流形成用通流部(3)を通過させて前記仕切り板
    (4)の上側から下側へ前記側壁に沿って流動させて対
    流させるべく、加熱するように構成された流体加熱装置
    であって、 前記下降流形成用通流部(3)を通過する下降流体の下
    降流路(Pd)と、その下降流路(Pd)よりも前記貯
    留槽(1)内方側の上昇流体の上昇流路(Pu)とを、
    前記貯留槽(1)の底部側で連通させる状態で仕切る隔
    壁(W)が設けられている流体加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記貯留槽(1)の底部に、その側端部
    に位置させて、下方に膨出する膨出部(7)が設けら
    れ、 前記加熱手段(H)が、前記貯留槽(1)の底部のうち
    の、前記膨出部(7)よりも内方側部分に、貯留槽外部
    側から加熱作用するように構成され、 前記隔壁(W)が、前記下降流路(Pd)と前記上昇流
    路(Pu)とを、前記膨出部(7)内にわたって仕切る
    ように設けられている請求項1記載の流体加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記膨出部(7)が、前記底部の全周に
    わたって設けられている請求項2記載の流体加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記貯留槽(1)の底部における前記貯
    留槽外部側に、前記膨出部(7)によって側方が仕切ら
    れた状態で、前記加熱手段(H)によって前記底部を加
    熱するための加熱用空間(S)が形成され、 その加熱用空間(S)の下側を閉塞する底板(8)が、
    前記膨出部(7)の下端よりも上方に接続された状態で
    設けられている請求項2又は3記載の流体加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段(H)が、前記加熱用空間
    (S)を燃焼ガス流路とするバーナ(10)にて構成さ
    れ、 燃焼ガスを前記加熱用空間(S)の外部に排出すべく、
    前記底板(8)の一部分が、前記膨出部(7)の下端よ
    りも下方に位置するように構成されている請求項4記載
    の流体加熱装置。
  6. 【請求項6】 前記隔壁(W)が、前記仕切り板(4)
    の全周にわたって、連続的に設けられている請求項1、
    2、3、4又は5記載の流体加熱装置。
JP7347896A 1996-03-28 1996-03-28 流体加熱装置 Pending JPH09262181A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019195416A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 株式会社メイトー 食材茹で機

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