JP3225312B2 - 多目的釜 - Google Patents

多目的釜

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JP3225312B2 JP30190097A JP30190097A JP3225312B2 JP 3225312 B2 JP3225312 B2 JP 3225312B2 JP 30190097 A JP30190097 A JP 30190097A JP 30190097 A JP30190097 A JP 30190097A JP 3225312 B2 JP3225312 B2 JP 3225312B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は飲食店等で使用される
煮沸槽を備えた多目的釜に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲食店等の業務に大量の熱湯を製
造して、その熱湯で蒸かしや、冷凍食品の湯浴解凍、だ
し取り、煮沸等の調理に伴う各種加工作業が行われてい
た。このような熱湯製造器において、熱効率の良好な装
置として、過熱蒸気を水中に噴射して加熱する蒸気式熱
湯製造器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような蒸
気式熱湯製造器においては、蒸気の噴出による大きな騒
音や振動を発生するという問題があった。また熱湯製造
器は、熱湯の用途毎に、例えば、蒸し器や、解凍器、だ
し取り釜、煮沸釜等の、多種の専用化された装置が製造
されていた。
【0004】この発明は、上記にかんがみてなされたも
のであり、低騒音で高い熱効率を有するとともに、補機
との組合わせで、各種用途に使用できる多目的釜を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたものであり、第1の発明は、槽底
面が、平面視四角形に形成され4側壁の下端部内側に接
して設けられた周底部、および前記周底部の相対する内
縁にそれぞれ外立上部で連続して設けられ前記周底部よ
り高位にほぼ水平状に形成された1対の凸状底部、なら
びに前記凸状底部の相対する内側縁部にそれぞれ内立上
部で連続して設けられ前記凸状底部より低位でかつ前記
周底部より高位にほぼ水平状に形成され凹状底部からな
り、前記凹状底部に下向きに突設された複数の加熱突
起、を備えた煮沸槽と、バーナーを備え前記煮沸槽の凹
状底部下方に形成された燃焼室と、一端が前記燃焼室に
連通され前記内立上部、凸状底部、外立上部、周底部、
側壁のそれぞれに外接して他端が排気口に連通された煙
道と、を具備してなることを特徴とする多目的釜であ
る。
【0006】第2の発明は、請求項1記載の多目的釜に
おいて、前記煮沸槽の水位を前記凸状底部直上位に制御
して、前記煮沸槽内上部に前記水位と煮沸槽上部開口と
の間に蒸気室を形成するとともに、前記煮沸槽上部開口
にせいろを載置して前記蒸気室よりせいろへ過熱蒸気を
送給するように構成されてなる、ことを特徴とする多目
的釜である。
【0007】第3の発明は、請求項1記載の多目的釜に
おいて、前記煮沸槽内にだしかごを備え、前記だしかご
は、横断面が下方へ湾出したほぼ半円形に形成され、上
半部が板状部からなり下半部が網状部により形成され、
前記だしかごの網状部が前記凹状底部に沿って配設され
てなる、ことを特徴とする多目的釜である。
【0008】第4の発明は、請求項1記載の多目的釜に
おいて、前記煮沸槽の水面下方にほぼ水平に噴流板を備
え、前記噴流板は、複数個の噴流孔を有するとともに、
その各噴流孔が1対の前記凸状底部の相対する内側縁部
間の上方に穿設され、前記噴流孔の直上に解凍かごを着
脱自在に設けて、前記解凍かご内に投入された被加熱食
品を加熱するように構成されてなる、ことを特徴とする
多目的釜である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0010】図1〜4は、本発明の第1実施形態を示
し、この多目的釜1Aは、周底部12、1対の凸状底部
13,13、凹状底部14、加熱突起20を備えた煮沸
槽10と、燃焼室30と、煙道35と、せいろ50とを
備えて構成されている。
【0011】この煮沸槽10と、燃焼室30と、煙道3
5とが請求項1の多目的釜に対応する熱湯製造装置を構
成し、これに煮沸槽10内の蒸気室53形成と、せいろ
50とを組合わせて、請求項2の実施形態に対応する多
目的釜1A(蒸し器)を構成する。
【0012】煮沸槽10は、槽底面11と4個の側壁1
9とにより上方が開口した四角箱形に形成されている。
底面11は、最低位の周底部12と、高位の凸状底部1
3,13と、中間位の凹状底部14とにより3段状に形
成されている。そして、周底部12の所定位置には、煮
沸槽10内の湯取出し用のコック付湯取出口21が設け
られている。
【0013】周底部12は、4個の側壁19の下端部内
側に接する4角枠状に形成され、周底部12の相対する
1対の内縁に、それぞれ垂直に設けられた外立上部1
5,15上縁に連続して、凸状底部13,13が形成さ
れ、さらに凸状底部13,13の相対する内側縁部13
a,13aに、それぞれ斜め下向きに設けられた内立上
部17,17の下縁間に連続して、で凹状底部14が形
成されている。なお、凸状底部13,13および凹状底
部14の両側面部分は、横立上部16,16で周底部1
2と連続形成され、凹状底部14には、6個の加熱突起
20が設けられている。
【0014】加熱突起20は、丸棒状のステンレス鋼材
からなり、本例では、く字状に屈曲して形成され、それ
ぞれ凹状底部14下面に固着されて、燃焼室30内に突
出して設けられている。
【0015】煮沸槽10の開口部外周には天板25が設
けられ、天板25には、煮沸槽10より溢れた湯排出用
の天板排出口26が設けられている。また煮沸槽10の
四側方は、後述する外煙道37により囲繞され、さらに
その外方に断熱壁27が配設されている。なお、煮沸槽
10は4個の脚部28により支持されている。
【0016】燃焼室30は、複数のバーナー31,パイ
ロットバーナー32を備え、燃焼筒33に側方を囲繞さ
れて、煮沸槽10の凹状底部14下方に形成されてい
る。そして、バーナー31は、ガスメインコック40を
介してガス供給管に接続されている。
【0017】燃焼筒33は、遠赤外線を放射可能なセラ
ミック材からなり、上部が外立上部15と内立上部17
との中間に突出して、内煙道36と外煙道37とが形成
されている。
【0018】煙道35は、連通した内煙道36、外煙道
37、周煙道38とからなり、周煙道38の外端部に排
気口39が設けられている。内煙道36は、内立上部1
7と燃焼筒33との間に形成され、下端側が燃焼室30
に連通されている。外煙道37は、外立上部15と燃焼
筒33との間に形成され、その上端側が凸状底部13下
方で、内煙道36上端側に連通されている。周煙道38
は、4側壁19とそれらを囲繞する断熱壁27との間に
形成され、周煙道38下部は、周底部12下方を介して
外煙道37下端側に連通されている。なお、煮沸槽10
背面側の周煙道38上部には、燃焼ガス排出用の排気口
39が設けられている。
【0019】煮沸槽10側方にはシスタンク45が設け
られ、給水切替弁48を介して給水されるように形成さ
れている。シスタンク45は、煮沸槽10の周底部12
に連通管47を介して連通され、煮沸槽10内の水位
を、フロート46により所定水準Hに保持するように形
成されている。この水位Hは、多目的釜1Aでは、煮沸
槽10の深さに対して比較的に低位に設定され、本例で
は、凸状底部13,13より約20mm上方に設定し
て、煮沸槽10の上半部に蒸気室53を形成している。
なお、符号49は給水栓である。
【0020】煮沸槽10の開口部上方には、断面L字状
部材からなる四角形の枠体51が定置され、その枠体5
1の上方に複数のせいろ50が積み重ねられている。
【0021】次にこのような構成された多目的釜1A
(蒸し器)の作用を説明する。
【0022】まず、所望の食品を各せいろ50内に装入
し、枠体51上に載置するとともに、煮沸槽10内へ水
を送給して水位を所定の水準Hとする。その後、バーナ
ー31に点火し煮沸槽10を加熱する。このとき、バー
ナー31は凹状底部14、および加熱突起20を直接加
熱し、突出した複数の加熱突起20を赤熱し、発生した
高温ガスは、煙道35を通って排気口39より排出され
る。
【0023】煙道35における高温ガスは、燃焼室30
に続く内煙道36において内立上部17,17と接触
し、さらに凸状底部13,13を経て外立上部15,1
5と接触する。この間、横立上部16,16とも接触し
て、周底部12下方を経て周煙道38を通り、4側壁1
9に接触して排気口39へ到達する。
【0024】煮沸槽10内で加熱された熱湯は、温度を
上昇させるとともに、水深の浅い凸状底部13,13上
方において空焚きに近い状態となり、蒸気発生を促進す
る。この蒸気は蒸気室53において、側壁19の高温ガ
スによる加熱接触によりさらに加熱され、蒸気温度を、
実験例では105℃に上昇し湿度を低下させて、煮沸槽
10上のせいろ50内に進入し、内部の食品を蒸し加工
して大気中へ放出される。なお、煮沸槽10による熱湯
の製造には、従来例の蒸気式熱湯製造器のような大きな
騒音や振動を伴うことがない。
【0025】この煮沸槽10において、槽底面11を周
底部12、凸状底部13,13、凹状底部14の3段状
にした構成により、煙道35との間に大きな熱交換面積
を得ることができる。例えば、幅40cm、奥行40c
mで内容積が40Lの煮沸槽において、周底部12の幅
を4cm、凸状底部13の幅を4cm、外立上部15の
高さを12cm、内立上部17の垂直方向の高さを8c
m、とした場合、底面11の総面積は約3200cm2
となり、扁平な底面構成の場合の面積1600cm2
比し、約2倍の熱交換面積を得ることができる。
【0026】また、加熱突起20を設けたことにより、
本例では、燃焼室30における高温ガスを再燃焼させる
とともに、熱効率を約5%向上することができた。
【0027】図5は、この発明の第2実施形態を示し、
だしかごを備えた構成に特徴を有する。なお、以下の説
明では上述の実施形態と同一または同等な構成要素は同
一または同等な構成要素は同一符号を付して説明を省略
する。
【0028】この第2実施形態の多目的釜1Bは、煮沸
槽10と、燃焼室30と、煙道35とにより請求項1の
多目的釜に対応する熱湯製造装置を構成し、これにだし
かご55を組合わせて、請求項3の実施形態に対応する
多目的釜1B(だし取り釜)を構成する。
【0029】多目的釜1Bの煮沸槽10、燃焼室30、
煙道35は、第1実施形態のものとほぼ同様であり、煮
沸槽10内にだしかご55が出し入れ自在に装入されて
いる。また、煮沸槽10内の水位は、図5に示すように
水位Gを保持するように構成されている。
【0030】だしかご55は、煮沸槽10の開口部上縁
に係合する断面L字状部材からなる四角形の枠部56を
有し、枠部56の下方に横断面が半円形状に湾出した左
右対称状な板状部57,57と、板状部57,57の下
端部間に連続して設けられた網状部59とを備えて形成
されている。
【0031】網状部59は、図5に示す如く、1対の凸
状底部13,13の真上に位置する幅員を有し、網状部
59の最下部は凸状底部13よりも低位に位置して、凹
状底部14の延びる方向に沿って配設されている。ま
た、板状部57の上部には、網状部材で覆われた複数の
還流口58が形成されている。
【0032】この第2実施形態の多目的釜1Bにおいて
は、だしかご55内に、かつおぶし,昆布等のだし材が
収容される。そして、第1実施形態の煮沸槽10、燃焼
室30,煙道35とほぼ同様に、高い熱効率で煮沸槽1
0を加熱して、水位Gに満たされた熱湯を製造して、だ
し取りを行うことができる。
【0033】この煮沸槽10内、特に、凹状底部14で
加熱された熱湯は、上昇流となって網状部59よりだし
かご55内に入り、だしかご55内を上昇して対流す
る。このとき、熱湯はだしがご55内のだし材を随伴し
て対流し、だし材からだし成分を効率的に溶出させる。
即ち、熱湯に随伴してだしかご55内を上昇しただし材
は、水面G近傍で上昇力がなくなると、外周の湾曲面状
の板状部57,57上を滑るように降下し、中央の網状
部59上に寄り集まる。そして、更に後続する熱湯の上
昇流に随伴して、自動的な攪拌動作を行ってだし取りが
行われる。また、だしかご55の還流口58からは、熱
湯の一部がだしかご55外へ還流がされる。
【0034】図5,6は、この発明の第3実施形態を示
し、噴流板および解凍かごを備えた構成に特徴を有す
る。
【0035】この第3実施形態の多目的釜1Cは、煮沸
槽10と、燃焼室30と、煙道35とにより請求項1の
多目的釜に対応する熱湯製造装置を構成し、これに噴流
板60と、解凍かご65とを組合わせて、請求項4の実
施形態に対応する多目的釜1C(解凍ゆでめん釜)を構
成する。
【0036】多目的釜1Cの煮沸槽10、燃焼室30、
煙道35は、第1実施形態のものとほぼ同様であり、煮
沸槽10内に噴流板60が配設され、その上方に複数の
解凍かご65が着脱自在に配設されている。また、煮沸
槽10内の水位は、図6に示す水位Gを保持するように
構成されている。
【0037】噴流板60は、本例では、5個の噴流孔6
1を有して四角形状に形成され、その4外縁部が煮沸槽
10の4側壁19内面に接し、凸状底部13,13の若
干上方の所定高さ位置に、水平状に設けられている。
【0038】噴流孔61は、例えば、解凍かご65直径
の約1/2の直径を有し、孔周縁には上向きのリブが形
成されている。そして、噴流板60の中央に1個と、そ
の外周側の4個とにより対称状に設けられ、外周側の4
個の噴流孔61は、図6に示す如く、内立上部17,1
7の延長線上の内側にあって、内側縁部13a,13a
間の上方に位置するように穿設されている。
【0039】煮沸槽10の開口部上縁には、5個のかご
孔63を有する蓋体62が定置され、煮沸槽10開口部
を覆うとともに、5個の解凍かご65を挿入して支持す
るように形成されている。なお、かご孔63の中心位置
は、噴流板60の噴流孔61の中心位置に一致して設け
られている。
【0040】解凍かご65は、かご孔63に出し入れ自
在に形成された把手付のほぼ円筒状かごからなり、その
底面が噴流板60の噴流孔61の真上に位置するように
形成されている。
【0041】この第3実施形態の多目的釜1Cにおいて
は、解凍かご65内に、めん類等の冷凍食品が収容され
る。そして、第1実施形態の煮沸槽10、燃焼室30、
煙道35とほぼ同様に、高い熱効率で煮沸槽10を加熱
して、水位Gに満たされた熱湯を製造して、解凍ゆでめ
んを行うことができる。
【0042】この煮沸槽10の槽底面11で加熱された
熱湯は上昇流となり、噴流板60で流れの方向を変え、
噴流孔61より煮沸槽10上半部へ噴出する。特に凹状
底部14、内立上部17,17で加熱された熱湯は、直
線的に噴流孔61へ到達して噴出流を加速する。噴流孔
61より上方へ噴出した噴出流は、解凍かご65内の被
加熱食品に集中的に接触し、加熱による解凍と同時に、
めん類の場合には、噴出流による攪拌作用によってめん
類が解きほぐされる。
【0043】なお、この発明は上述の説明および図例に
限定されることなく、この発明の技術的思想から逸脱し
ない範囲で、その実施形態を変更することができる。
【0044】例えば、煮沸槽内に出し入れ可能な煮沸消
毒かごを設けて、食器等の煮沸消毒釜を構成してもよ
い。また、煮沸槽の開口部に着脱可能な蓋体を設けて、
給湯・給茶器を構成してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の多目的釜に
よれば、小形の煮沸槽において大きな熱交換面積をとる
ことができ、低騒音で高い熱効率を得ることができる。
【0046】また、捕機との簡単な組合せにより、各種
用途に使用することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の多目的釜の平面図。
【図2】図1のA−A線矢視断面図。
【図3】図1のB−B線矢視断面図。
【図4】煮沸槽の底面形状を示す一部破断斜視図。
【図5】第2実施形態の多目的釜の正面断面図。
【図6】第3実施形態の多目的釜の正面断面図。
【図7】同じく平面図。
【符号の説明】
1A,1B,1C 多目的釜 10 煮沸槽 11 槽底面 12 周底部 13a 内側縁部 13 凸状底部 14 凹状底部 15 外立上部 17 内立上部 19 側壁 20 加熱突起 30 燃焼室 35 煙道 50 せいろ 53 蒸気室 55 だしかご 57 板状部 59 網状部 60 噴流板 61 噴流孔 65 解凍かご
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A47J 27/14 A47J 27/14 N Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 101 A47J 27/05 A47J 27/14 A47J 27/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽底面が、平面視四角形に形成され4側
    壁の下端部内側に接して設けられた周底部、および前記
    周底部の相対する内縁にそれぞれ外立上部で連続して設
    けられ前記周底部より高位にほぼ水平状に形成された1
    対の凸状底部、ならびに前記凸状底部の相対する内側縁
    部にそれぞれ内立上部で連続して設けられ前記凸状底部
    より低位でかつ前記周底部より高位にほぼ水平状に形成
    され凹状底部からなり、前記凹状底部に下向きに突設さ
    れた複数の加熱突起、を備えた煮沸槽と、 バーナーを備え前記煮沸槽の凹状底部下方に形成された
    燃焼室と、 一端が前記燃焼室に連通され前記内立上部、凸状底部、
    外立上部、周底部、側壁のそれぞれに外接して他端が排
    気口に連通された煙道と、を具備してなることを特徴と
    する多目的釜。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多目的釜において、 前記煮沸槽の水位を前記凸状底部直上位に制御して、前
    記煮沸槽内上部に前記水位と煮沸槽上部開口との間に蒸
    気室を形成するとともに、 前記煮沸槽上部開口にせいろを載置して前記蒸気室より
    せいろへ過熱蒸気を送給するように構成されてなる、 ことを特徴とする多目的釜。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の多目的釜において、 前記煮沸槽内にだしかごを備え、 前記だしかごは、横断面が下方へ湾出したほぼ半円形に
    形成され、上半部が板状部からなり下半部が網状部によ
    り形成され、 前記だしかごの網状部が前記凹状底部に沿って配設され
    てなる、 ことを特徴とする多目的釜。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の多目的釜において、 前記煮沸槽の水面下方にほぼ水平に噴流板を備え、 前記噴流板は、複数個の噴流孔を有するとともに、その
    各噴流孔が1対の前記凸状底部の相対する内側縁部間の
    上方に穿設され、 前記噴流孔の直上に解凍かごを着脱自在に設けて、前記
    解凍かご内に投入された被加熱食品を加熱するように構
    成されてなる、 ことを特徴とする多目的釜。
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