JP7085947B2 - 吐出容器 - Google Patents
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Description
このように、規制部材が規制位置にある場合には非対象者の操作による内容物の吐出を抑制できる一方で、対象者が規制部材を解除位置に移動させた場合には内容物を吐出可能となり、CR機能を実現することができる。
また、規制部材が解除位置に位置する場合には、キャップ周壁が規制部材と干渉するため、キャップ体を吐出容器に取り付けることができない。したがって、吐出容器を保管する際に、対象者が規制部材を規制位置に戻し忘れることを抑制できる。
あるいは、前記解除位置は、前記規制位置よりも上方に位置し、前記キャップ周壁の内径は、上方に向かうに従い小さくなっていてもよい。
以下、第1実施形態の吐出容器について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、吐出容器1Aは、有底筒状の容器本体2と、装着キャップ10と、吐出器20と、吐出孔35aが設けられたノズル部材30と、規制部材40と、キャップ体50と、を備えている。キャップ体50は、有頂筒状に形成されており、装着キャップ10、ノズル部材30、および規制部材40を覆っている。本実施形態のキャップ体50は容器本体2に取り付けられているが、キャップ体50は装着キャップ10などに取り付けられていてもよい。
容器本体2および吐出器20は、それぞれの中心軸線が共通軸上に配置されている。本実施形態では、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿う方向を上下方向(容器軸方向)という。また、上下方向に沿って、キャップ体50側を上方といい、その反対側(容器本体2の底部側)を下方という。また、上下方向から見た平面視で、容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
径方向のうち、一方向を前後方向といい、前後方向に直交する方向を左右方向という。図示は省略するが、容器本体2およびキャップ体50は、平面視において、前後方向が短軸で左右方向が長軸となる略楕円形状に形成されている。
装着キャップ10は、容器本体2の口部2aに装着されている。装着キャップ10は、装着筒部11と、環状部12と、上筒部13と、を有している。装着筒部11の内周面には、口部2aの雄ネジ部に螺着された雌ネジ部が形成されている。装着筒部11の雌ネジ部が口部2aの雄ネジ部に螺着することで、装着キャップ10が口部2aに装着されている。なお、螺着に限らず、アンダーカット嵌合などによって装着キャップ10が口部2aに装着されていてもよい。
上筒部13は、環状部12の内周縁から上方に向けて延びている。上筒部13の外周面には、径方向内側に向けて窪み、上下方向に延びる縦溝13aが形成されている。なお、上下方向に延びる2つのリブ同士の間を、縦溝13aとして用いてもよい。
吐出器20は、ステム21と、シリンダ22と、付勢部材23と、弁体24と、パイプ25と、を有している。ステム21は、上方付勢状態で下方移動可能に配設されている。ステム21は、全体として、上下方向に延びる筒状に形成されている。ステム21は、第1部材21a、第2部材21b、および第3部材21cを組み合わせて構成されている。なお、ステム21は単一の部材により形成されていてもよい。ステム21は、シリンダ22に対して上下動可能に設けられている。シリンダ22は、ステム21の下部を囲う筒状に形成されている。シリンダ22の上端部には、径方向外側に向けて延びる環状のフランジ部が形成されている。
ノズル部材30は、吐出筒部31と、テーパ筒部32と、下筒部33と、を有している。吐出筒部31は上下方向に延びる筒状に形成されている。吐出筒部31内には、ステム21の上端部(第3部材21cの上端部)が嵌合されている。これにより、ノズル部材30はステム21の上端部に装着されている。このため、ノズル部材30はステム21とともに上下動する。テーパ筒部32は、吐出筒部31と下筒部33とを接続している。テーパ筒部32は、吐出筒部31の上下方向における中央部から径方向外側に向けて延びており、下方に向かうに従って漸次拡径している。
ここで本実施形態では、下筒部33に案内溝34が形成されている。案内溝34は、下筒部33の外周面から径方向内側に向けて窪んでいる。そして案内溝34内には、規制部材40の突起43が配置されており、突起43は案内溝34に沿って移動可能となっている。本実施形態では、案内溝34および突起43は2つずつ形成されている。なお、案内溝34および突起43の数は適宜変更可能である。
以下、案内溝34および規制部材40について、より詳しく説明する。
縦溝部34aは上下方向に沿って延びている。第1横溝部34bは、縦溝部34aの下端部から周方向に延びている。傾斜溝部34cは、縦溝部34aの上下方向における中間部から周方向に延びている。
次に、規制部材40をノズル部材30に対して上方に移動させて、突起43を、縦溝部34aと傾斜溝部34cとの接続部に位置させる。
次に、突起43を傾斜溝部34c内に沿って斜めに移動させる。このとき、規制部材40を回転移動させながら上方移動させる。そして、突起43を第2横溝部34d内に導入させる。これにより、規制部材40が解除位置に位置することになる。
これらのように、規制部材40を規制位置から解除位置に移動させる際の操作を若干複雑にすることで、対象者による操作を許容しつつ、非対象者による操作をより確実に抑制することができる。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、装着キャップ、ノズル部材、および規制部材の形状が第1実施形態と異なっている。
以下、案内溝14および規制部材60について、より詳しく説明する。
Claims (5)
- 内容物が収容される有底筒状の容器本体と、
前記容器本体の口部に装着された装着キャップと、
上方付勢状態で下方移動可能に配設されたステムを有し、前記ステムの前記容器本体に対する下方移動に伴って、前記内容物を吐出孔から吐出させる吐出器と、
前記吐出孔が設けられ、前記ステムに装着されたノズル部材と、
規制位置と解除位置との間で上下動可能に設けられた規制部材と、
前記ノズル部材を覆う有頂筒状のキャップ体と、を備え、
前記規制部材が前記規制位置に位置するとき、前記ノズル部材および前記ステムの前記装着キャップに対する下方移動が規制され、
前記規制部材が前記解除位置に位置するとき、前記ノズル部材および前記ステムの前記装着キャップに対する下方移動が許容され、
前記規制部材は、前記規制位置に位置するとき前記キャップ体のキャップ周壁に干渉せず、前記解除位置に位置するとき前記キャップ周壁に干渉する、吐出容器。 - 前記ノズル部材または前記装着キャップには案内溝が形成され、
前記規制部材には、径方向内側に向けて突出し、かつ前記案内溝の内側に配置された突起が設けられ、
前記案内溝に沿って前記突起が移動することで、前記規制部材が前記規制位置と前記解除位置との間を移動する、請求項1に記載の吐出容器。 - 前記規制部材の一部および前記キャップ周壁は、平面視で非円形状に形成され、
前記規制位置と前記解除位置とでは、前記装着キャップに対する前記規制部材の周方向における位置が異なっている、請求項1または2に記載の吐出容器。 - 前記解除位置は、前記規制位置よりも上方に位置し、
前記キャップ周壁の内径は、上方に向かうに従い小さくなっている、請求項3に記載の吐出容器。 - 前記規制部材には、径方向外側に向けて突出する操作部が形成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の吐出容器。
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