JP7080836B2 - 蓄電池用ハンドル - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電池が持ち上げられるときに把持される、蓄電池の蓋に取り付けられる蓄電池用ハンドルに関するものである。
従来、この種の蓄電池用ハンドルとしては、例えば、特許文献1に開示された蓄電池の取手がある。
取手が取り付けられる蓄電池の蓋は、対向する2つの端縁部の各々に、側方へ開いた2つの切欠きが形成され、2つの切欠きの間には下方に空間を形成する係合壁が形成されている。取手の両端部には、それぞれ、係合壁を受け入れ、かつ、2つの切欠きに受け入れられるループ状部分が形成されている。切欠きの幅は開口側において狭くされ、また、ループ状部分の両側部には、切欠きの開口の通過を許容するくびれが形成されている。取手の一方端に形成される一方のループ状部分には、くびれより端部側に、切欠きの周縁部に係合する突起が設けられている。
取手を蓄電池の蓋に取り付ける際、ループ状部分を係合壁に係合させるため、くびれの部分から切欠きにループ状部分が挿入される。その後、取手を引き上げることにより、ループ状部分が切欠き内でスライドし、ループ状部分の端部が係合壁に係合して、取手が蓄電池の蓋に取り付けられる。突起が設けられた一方のループ状部分は、取手が蓋に一旦取り付けられると、容易に蓋から取り外すことができなくなる。蓄電池は、その梱包時、突起が形成された取手の一方の端部が蓋に固定され、もう一方の端部が蓋から取り外された状態にされる。この梱包によれば、箱の梱包寸法を小さくしながら、蓄電池を箱から取り出す際、取り外された状態の取手の端部を容易に蓋に取り付けて、箱から容易に蓄電池を取り外すことができる。
実開平5-75962号公報
しかしながら、上記従来の蓄電池の取手では、梱包箱から蓄電池を容易に取り出せても、取り出した蓄電池の蓋に取り付けられた取手の一方の端部は、突起によって切欠きから簡単に取り外すことができない。また、取手を簡単に蓋から取り外せるようにするため、突起をループ状部分に設けないことにすると、梱包箱の輸送時、梱包箱外部から梱包箱内部の取手に外力が加わり、取手が押された場合には、取手の端部が切欠きから意図せず外れてしまうことがある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
蓄電池の蓋の対向する各側部に側面開口幅が切欠き幅より狭く設けられた切欠き部に引っ掛かって係止される、ハンドル両端に設けられた係止部と、蓄電池が持ち上げられるときに把持される、係止部間をつなぐ帯状の把持部とを備える蓄電池用ハンドルにおいて、
係止部は、ハンドル両端に二股に分かれて形成された各腕部の末端に切欠き部の切欠き幅より大きく腕部の幅方向に張り出して形成され、蓋の各側部に一対設けられた切欠き部の下方に形成された空間に嵌まって切欠き部に引っ掛かる幅寸法を有し、
各腕部は、係止部から二股の根元側へ所定距離離れた切欠き部挿入位置の幅寸法が切欠き部の側面開口幅より小さく、係止部が切欠き部に引っ掛かった際に切欠き部の周縁に露出する二股の外側の位置に突起が形成され、突起が形成された位置の幅寸法が切欠き部の切欠き幅より小さく、係止部が切欠き部に引っ掛かった際に切欠き部に位置する幅の寸法が、切欠き部の切欠き幅よりも突起の高さ分以上小さく、係止部が切欠き部に引っ掛かった際に切欠き部に位置する二股の外側部分が二股のその間隔を広げる付勢力により各切欠き部の互いに離れた内周に押圧される
ことを特徴とする。
本構成によれば、ハンドル両端に二股に分かれて形成された各腕部は、係止部から二股の根元側へ所定距離離れた、切欠き部の側面開口幅より幅寸法が小さい切欠き部挿入位置から、切欠き部へ挿入される。この挿入後、把持部等が把持されて持ち上げられると、各腕部は各切欠き部内をスライドする。この際、各腕部は、突起が形成された位置の幅寸法が切欠き部の切欠き幅より小さいため、突起が形成された位置の部分も、切欠き部内をスライドする。その後、各腕部の末端に切欠き部の切欠き幅より大きく張り出して形成された係止部が、切欠き部の下方に形成された空間に嵌まって、切欠き部に引っ掛かって係止される。蓄電池用ハンドルのこの取り付け状態では、係止部が切欠き部に引っ掛かって係止されることで、把持部を持ち上げたときに蓄電池の荷重は各腕の末端4箇所に設けられた係止部によって支えられる。
また、この取り付け状態では、切欠き部に位置する各腕部の二股の外側部分は、二股のその間隔を広げる付勢力により、各切欠き部の互いに離れた内周に押圧される。したがって、各腕部の二股の外側の位置に形成されている突起は、切欠き部の周縁における蓋上面の上方に位置させられる。このため、把持部等が上方から押されても、各腕部は、突起が切欠き部の周縁における蓋上面に衝突するため、下方に移動することができない。よって、各腕部の切欠き部挿入位置も下方に移動することができず、切欠き部挿入位置が切欠き部に達して各腕部が切欠き部から外れることはない。すなわち、蓄電池を収容した梱包箱の輸送時、梱包箱外部から梱包箱内部の把持部等に外力が加わり、蓄電池用ハンドルが上方から押された場合にも、各腕部が切欠き部から意図せず外れる事態は防止される。
また、各腕部を切欠き部から取り外す際には、二股になった各腕部の間隔を狭め、各切欠き部に位置する、切欠き幅よりも突起の高さ分以上小さな幅寸法部分の各腕部を、各切欠き部の内部で、各切欠き部の互いに近い位置の内周側へ突起の高さ分以上近づけることで、突起は、切欠き部の周縁における蓋上面の上方位置から外れる。その後、各腕部を下方へ押しやると、各腕部は、突起に邪魔されること無く各切欠き部内をスライドし、切欠き部挿入位置が切欠き部に達して、切欠き部から取り外される。このため、蓄電池の蓋に取り付けられた蓄電池用ハンドルは、二股になった各腕部の間隔を狭め、下方へ押しやることで、切欠き部から簡単に取り外すことができる。
また、本発明は、各腕部が、切欠き部挿入位置より二股の根元側に肉が削がれた中抜き部が形成されていることを特徴とする。
本構成によれば、中抜き部が形成された箇所の各腕部の剛性が低下して変形し易くなる。このため、各腕部を切欠き部から取り外す際、中抜き部が曲げやすくなるため、二股になった各腕部の間隔を軽い力で狭めて、各腕部を各切欠き部から容易に取り外すことができる。
また、本発明は、さらに、各腕部が、中抜き部によって削がれた肉の体積と略同じ体積分板厚が厚くされた厚肉部が中抜き部を挟む箇所に形成されていることを特徴とする。
蓄電池用ハンドルに蓄電池の荷重が掛かった際には中抜き部に引張り力がかかるが、本構成によれば、この引張り力に対する引っ張り強度を中抜き部に確保することが可能になる。
また、本発明は、各腕部が、中抜き部と切欠き部挿入位置との間における二股の外側に、板厚が厚くされて形成された指当て部が設けられていることを特徴とする。
本構成によれば、指先を安定して指当て部に当てて、二股になった各腕部の間隔を操作感良く狭めることができる。
また、本発明は、指当て部が、把持部の持ち上げ方向に略平行な方向に沿って形成されていることを特徴とする。
本構成によれば、二股に広がる腕部において指当て部が二股の外側に張り出す距離が抑制される。このため、蓄電池の蓋から柱状に突出して指当て部の近傍に位置することとなる電池端子と指当て部との間に距離が確保されるようになり、指当て部に指先を当てる際に指先が電池端子に邪魔されなくなる。
また、本発明は、指当て部が、二股の外側に凹凸が形成されていることを特徴とする。
本構成によれば、指当て部に当てた指先が凹凸によって滑り難くなる。このため、指当て部に指先を当てて、確実に、二股になった各腕部の間隔を狭めることができる。
また、本発明は、各係止部間が、各係止部と一体になって形成され、各係止部間に弾力を生じさせる連結部によって連結されていることを特徴とする。
本構成によれば、各係止部間の距離の大きな変化が連結部によって抑制される。このため、蓄電池用ハンドルを取り扱う際に腕部における二股の広がりの変化が抑制されて、ハンドル形状が安定化し、蓄電池用ハンドルの取り扱い性が向上する。
本発明によれば、蓄電池を収容した梱包箱の輸送時、梱包箱内部で意図せず外れることがなく、しかも、蓄電池の蓋から簡単に取り外すことができる蓄電池用ハンドルを提供することができる。
(a)は、本発明の一実施の形態による蓄電池用ハンドルの平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 (a)は図1(a)に示す蓄電池用ハンドルの一部拡大平面図、(b)は図1(b)に示す蓄電池用ハンドルの一部拡大側面図、(c)は(a)におけるc-c線破断矢視断面図である。 一実施の形態による蓄電池用ハンドルが取り付けられる鉛蓄電池の一部拡大斜視図である。 一実施の形態による蓄電池用ハンドルが鉛蓄電池に取り付けられた状態の斜視図である。 一実施の形態による蓄電池用ハンドルの鉛蓄電池への取り付けの仕方を説明するための蓄電池用ハンドルおよび鉛蓄電池の第1の一部拡大側面図である。 一実施の形態による蓄電池用ハンドルの鉛蓄電池への取り付けの仕方を説明するための蓄電池用ハンドルおよび鉛蓄電池の第2の一部拡大側面図である。 一実施の形態による蓄電池用ハンドルの鉛蓄電池への取り付けの仕方を説明するための蓄電池用ハンドルおよび鉛蓄電池の第3の一部拡大側面図である。 一実施の形態による蓄電池用ハンドルが鉛蓄電池に取り付けられた状態における蓄電池用ハンドルおよび鉛蓄電池の一部拡大側面図である。 一実施の形態による蓄電池用ハンドルの鉛蓄電池からの取り外しの仕方を説明するための蓄電池用ハンドルおよび鉛蓄電池の一部拡大側面図である。 一実施の形態による蓄電池用ハンドルと比較される比較例による蓄電池用ハンドルの部分平面図である。 図10に示す比較例による蓄電池用ハンドルが鉛蓄電池に取り付けられた状態の斜視図である。
次に、本発明の一実施の形態による蓄電池用ハンドルについて説明する。なお、以下の説明において同一部分には同一符号を付して説明する。
図1(a)は、この一実施の形態による蓄電池用ハンドル1の平面図、同図(b)は側面図、同図(c)は正面図である。また、図2(a)は図1(a)に示す蓄電池用ハンドル1の一部拡大平面図、図2(b)は図1(b)に示す蓄電池用ハンドル1の一部拡大側面図、図2(c)は同図(a)におけるc-c線破断矢視断面図である。また、図3は蓄電池用ハンドル1が取り付けられる鉛蓄電池2の一部拡大斜視図である。
蓄電池用ハンドル1は、柔軟性のある樹脂、例えば、PP(ポリプロピレン)を材質として一体成型され、図1に示すように、ハンドル両端にそれぞれ一対設けられた係止部1aと、ハンドル両端の各係止部1a間をつなぐ帯状の把持部1bとを備えている。一方、鉛蓄電池2は、図3に示すように、電槽本体3の開口部がz方向から蓋4で閉じられて構成されている。蓋4には液口を塞ぐ液口栓5がx方向に一列に並んで設けられ、両端の液口栓5の近傍には一対の電池端子6が液口栓5に対してy方向に並んで設けられている。各電池端子6は、蓋4を貫通して蓋4の表面から柱状にz方向に突出している。蓋4のx方向で対向する各側部には切欠き部4aがy方向に一対設けられている。切欠き部4aは側面開口幅Aが切欠き幅Bより狭く形成され、切欠き部4aの下方には空間4bが設けられている。蓄電池用ハンドル1の各係止部1aは、蓋4に設けられた各切欠き部4aに引っ掛かって係止される。蓄電池2は、各係止部1aが各切欠き部4aに引っ掛かって係止された状態で、把持部1bが把持されて、持ち上げられる。
係止部1aは、ハンドル両端に二股に分かれて形成された各腕部1cの末端に、切欠き部4aの切欠き幅Bより大きく腕部1cの幅方向に張り出して形成されている。係止部1aは、蓋4の各側部に形成された空間4bに図4に示すように嵌まって、切欠き部4aに引っ掛かる幅寸法C(図2(a)参照)を有する。図4は、蓄電池用ハンドル1が鉛蓄電池2に取り付けられた状態を示す斜視図である。
各腕部1cは、係止部1aから二股の根元側へ所定距離離れた切欠き部挿入位置1dの幅寸法Dが切欠き部4aの側面開口幅Aより小さい(D<A)。また、各腕部1cは、係止部1aが図4に示すように切欠き部4aに引っ掛かった際に切欠き部4aの周縁に露出する二股の外側の位置に、爪状突起1eが形成されている。爪状突起1eは、二股の外側部分上方が、二股の根元側に近づくに連れて薄く形成されている(図2(c)参照)。また、爪状突起1eが形成された位置の腕部1cの幅寸法Eは、切欠き部4aの切欠き幅Bより小さい(E<B)。また、各腕部1cは、係止部1aが切欠き部4aに引っ掛かった際に切欠き部4aに位置する幅の寸法Fが、切欠き部4aの切欠き幅Bよりも爪状突起1eの高さh分以上小さい(F<B-h)。また、各腕部1cは、係止部1aが切欠き部4aに引っ掛かった際に切欠き部4aに位置する二股の外側部分が、その材質が持つ弾性に起因して発する、二股のその間隔を広げる付勢力により、各切欠き部4aの互いに離れた内周4a1(図3参照)に押圧される。
また、各腕部1cは、切欠き部挿入位置1dより二股の根元側に、肉が削がれた中抜き部1fが形成されている。この中抜き部1fを挟む箇所の腕部1cには、中抜き部1fによって削がれた肉の体積と略同じ体積分、板厚t1が厚くされた一対の厚肉部1g(図2(b)参照)が形成されている。また、中抜き部1fと切欠き部挿入位置1dとの間における二股の外側の腕部1cには、板厚t1が厚くされて形成された指当て部1hが設けられている。本実施形態では、指当て部1hの板厚と厚肉部1gの板厚とが同じ寸法の板厚t2に形成されており、指当て部1hと二股外側の厚肉部1gとは連続して形成されている。また、本実施形態では、指当て部1hにおける二股外側の側面に凹凸が形成されている。また、本実施形態では、指当て部1hは、把持部1bの持ち上げ方向z(図2(a)参照)に略平行な方向に沿って形成されている。また、本実施形態では、各係止部1a間は、各係止部1aと一体になって形成された連結部1iによって連結されている。連結部1iは平面視波形をしたバネ状に形成されており、材質が持つ弾性によって各係止部1a間に弾力を生じさせる。
次に、蓄電池用ハンドル1の蓋2への取り付けの仕方および蓋2からの取り外しの仕方について、図5~図9を参照して説明する。
蓄電池用ハンドル1の蓋2への取り付けに際し、蓄電池用ハンドル1は、図5に示す鉛蓄電池2のy方向から見た一部拡大側面図に示すように、蓋2の側面において、腕部1cの切欠き部挿入位置1dが切欠き部4aの側面開口位置に合せられる。そして、図6に示す鉛蓄電池2のx方向から見た一部拡大側面図に示すように、ハンドル両端に二股に分かれて形成された各腕部1cが、切欠き部4aの側面開口幅Aより幅寸法が小さい切欠き部挿入位置1dから、切欠き部4aへ挿入される。
この挿入後、蓄電池用ハンドル1は、把持部1b等が把持されて持ち上げられて、各腕部1cが各切欠き部4a内をスライドする。この際、各腕部1cは、爪状突起1eが形成された位置の幅寸法Eが切欠き部4aの切欠き幅Bより小さいため、爪状突起1eが形成された位置の腕部1cの部分も、切欠き部4a内をスライドして通過する。また、この際、爪状突起1eの二股外側上部が図2(c)に示すよう薄く形成されているため、腕部1cの爪状突起1eの部分はスムーズに切欠き部4a内に導かれる。図7に示す鉛蓄電池2のx方向から見た一部拡大側面図は、爪状突起1eが形成された位置の腕部1cの部分が、切欠き部4a内をスライドして通過した直後の状態を示している。その後、蓄電池用ハンドル1は、切欠き部4aに位置する各腕部1cの二股の外側部分が、二股のその間隔を広げる付勢力により、各切欠き部4aの互いに離れた内周4a1に押圧される。
その結果、蓄電池用ハンドル1は、図8に示す鉛蓄電池2のx方向から見た一部拡大側面図に示すように、各腕部1cの末端に切欠き部4aの切欠き幅Bより大きく張り出して形成された係止部1aが、切欠き部4aの下方に形成された空間4bに嵌まって、切欠き部4aに引っ掛かって係止される。このとき、各腕部1cの二股の外側の位置に形成されている爪状突起1eは、切欠き部4aの周縁における蓋4の上面の上方に位置させられ、蓄電池用ハンドル1は蓋4への取り付け状態になる。
蓄電池用ハンドル1の蓋2からの取り外しは、指で指当て部1hを両側から押して、二股になった各腕部1cの間隔を狭めることで、行われる。各腕部1cの間隔を狭めると、各切欠き部4aに位置する、切欠き幅Bよりも突起1dの高さh分以上小さな幅寸法Fの部分の各腕部1cが、各切欠き部4aの内部で、各切欠き部4aの互いに近い位置の内周4a2(図3参照)側へ移動する。この移動により、各切欠き部4aの内部で爪状突起1eの高さh分以上各腕部1cが近づけられることで、爪状突起1eは、切欠き部4aの周縁における蓋4の上面の上方位置から外れる。その後、指で指当て部1hを両側から押したまま、各腕部1cが下方へ押しやられることで、各腕部1cは、爪状突起1eに邪魔されること無く、各切欠き部4a内をスライドし、図9に示す鉛蓄電池2のx方向から見た一部拡大側面図に示すように、切欠き部挿入位置1dが切欠き部4aに達する。この状態で、各腕部1cを蓋4の側面からx方向に遠ざけて蓋4の横へ引き抜き、指当て部1hから指を離すことで、各腕部1cは各切欠き部4aから、つまり蓋4から取り外される。
このような本実施形態による蓄電池用ハンドル1によれば、蓄電池用ハンドルの図8に示す取り付け状態では、係止部1aが切欠き部4aに引っ掛かって係止されることで、把持部1bを持ち上げたときに蓄電池4の荷重は各腕1cの末端4箇所に設けられた係止部1aによって支えられる。
また、この取り付け状態では、切欠き部4aに位置する各腕部1cの二股の外側部分が、上記のように、二股のその間隔を広げる付勢力により、各切欠き部4aの互いに離れた内周41a1に押圧されて、爪状突起1eは、切欠き部4aの周縁における蓋4の上面の上方に位置させられる。このため、把持部1b等が上方から押されても、各腕部1cは、爪状突起1eが切欠き部4aの周縁における蓋4の上面に衝突するため、下方に移動することができない。よって、各腕部1cの切欠き部挿入位置1dも下方に移動することができず、切欠き部挿入位置1dが切欠き部4aに達して各腕部1cが切欠き部4aから外れることはない。すなわち、鉛蓄電池2を収容した梱包箱の輸送時、梱包箱外部から梱包箱内部の把持部1b等に外力が加わり、蓄電池用ハンドル1が上方から押された場合にも、各腕部1cが切欠き部4aから意図せず外れる事態は防止される。
また、各腕部1cを切欠き部4aから取り外す際には、上記のように、二股になった各腕部1cの間隔を狭め、各切欠き部4aに位置する幅寸法Fの部分の各腕部1cを、各切欠き部4aの内部で、各切欠き部4aの互いに近い位置の内周4a2側へ爪状突起1eの高さh分以上近づけることで、爪状突起1eは、切欠き部4aの周縁における蓋4の上面の上方位置から外れる。このため、鉛蓄電池2の蓋4に取り付けられた蓄電池用ハンドル1は、二股になった各腕部1cの間隔を狭め、下方へ押しやることで、切欠き部4aから簡単に取り外すことができる。
また、本実施形態による蓄電池用ハンドル1によれば、中抜き部1fが形成された箇所の各腕部1cの剛性が低下して変形し易くなる。このため、各腕部1cを切欠き部4aから取り外す際、中抜き部1fが曲げやすくなるため、二股になった各腕部1cの間隔を軽い力で狭めて、各腕部1cを各切欠き部4aから容易に取り外すことができる。
また、蓄電池用ハンドル1に鉛蓄電池2の荷重が掛かった際には中抜き部1fに引張り力がかかるが、本実施形態による蓄電池用ハンドル1によれば、中抜き部1fを挟む箇所の腕部1cに板厚t1が厚くされた厚肉部1gが形成されているため、この引張り力に対する引っ張り強度を中抜き部1fに確保することが可能になる。
また、本実施形態による蓄電池用ハンドル1によれば、腕部1cに板厚t1が厚くされて形成された指当て部1hが設けられているため、指先を安定して指当て部1hに当てて、二股になった各腕部1cの間隔を操作感良く狭めることができる。
また、鉛蓄電池2の蓋4からは、図4に示すように、電池端子6が柱状に突出して指当て部1hの近傍に位置する。本実施形態による蓄電池用ハンドル1によれば、指当て部1hが、把持部1bの持ち上げ方向zに略平行な方向に沿って形成されているため、二股に広がる腕部1cにおいて指当て部1hが二股の外側に張り出す距離が抑制される。このため、指当て部1hの近傍に位置することとなる電池端子6と指当て部1hとの間に距離L(図4参照)が確保されるようになり、指当て部1hに指先を当てる際に指先が電池端子6に邪魔されなくなる。
また、本実施形態による蓄電池用ハンドル1によれば、指当て部1hにおける二股外側の側面に凹凸が形成されているため、指当て部1hに当てた指先が凹凸によって滑り難くなる。このため、指当て部1hに指先を当てて、確実に、二股になった各腕部1cの間隔を狭めることができる。
また、本実施形態による蓄電池用ハンドル1によれば、各係止部1a間が連結部1iによって連結されているため、各係止部1a間の距離の大きな変化が連結部1iによって抑制される。このため、蓄電池用ハンドル1を取り扱う際に腕部1cにおける二股の広がりの変化が抑制されて、ハンドル形状が安定化し、蓄電池用ハンドル1の取り扱い性が向上する。
図10は、本実施形態による蓄電池用ハンドル1と比較される比較例による蓄電池用ハンドル11の端部の部分平面図である。また、図11は、図10に示す蓄電池用ハンドル11が鉛蓄電池2の蓋4に取り付けられた状態の斜視図である。なお、図10および図11において図2および図4と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明は省略する。
この比較例による蓄電池用ハンドル11は、腕部1cに中抜き部1hおよび指当て部1hが無く、各腕部1cの二股がその根元から「ハ」の字状に広がっている点が、上記実施例による蓄電池用ハンドル1と相違する。また、係止部1aの上部における腕部1cの形状が長方形状に形成され、爪状突起1eに代えて蒲鉾状突起1jが形成されている点も、上記実施例による蓄電池用ハンドル1と相違する。蒲鉾状突起1jは、腕部1cの表裏に約1mm以下の高さに突出して蒲鉾状に形成されている。また、連結部1iが平板状に形成されて、バネ性を持たない点も、上記実施例による蓄電池用ハンドル1と相違する。
このような比較例による蓄電池用ハンドル11においては、蒲鉾状突起1jが鉛蓄電池2の蓋4に形成された切欠き部4aの周縁に引っ掛かることで、係止部1aが切欠き部4aの下方の空間4bから下方へ抜けるのが防止される。しかし、蒲鉾状突起1jの高さが上記のように約1mm以下の高さに形成されて低いため、鉛蓄電池2を収納した梱包箱の輸送時に、梱包箱外部から梱包箱内部の把持部1b等に外力が加わり、蓄電池用ハンドル11が上方から押された場合には、蒲鉾状突起1jが切欠き部4aをすり抜けて、各腕部1cが切欠き部4aから意図せず外れてしまうことがある。一方、これを防ぐため、蒲鉾状突起1jの高さをこれ以上高くすることは、蓄電池用ハンドル11をユーザが蓋4から取り外す際の外し易さを考慮すると、難しい。
これに対し、本実施形態による蓄電池用ハンドル1は、上記のように、鉛蓄電池2を収納した梱包箱の輸送時に、梱包箱外部から梱包箱内部の把持部1b等に外力が加わり、蓄電池用ハンドル1が上方から押された場合にも、爪状突起1eによって各腕部1cが切欠き部4aから意図せず外れてしまうことは無い。したがって、蓄電池用ハンドル1の鉛蓄電池2への固定を確実に行える。このため、梱包箱への鉛蓄電池2の収容時、蓄電池用ハンドル1の一方の端部の各腕部1cに設けられた各係止部1aを各切欠き部4aへ係止させておき、他方の端部の各腕部1cに設けられた各係止部1aを各切欠き部4aから外しておくことで、蓋4の上面に把持部1bを近付けて梱包箱内に鉛蓄電池2を収容させることができる。よって、輸送時に蓄電池用ハンドル1の一方の端部が意図せず外れる恐れなく、梱包箱の大きさを抑制することができる。また、鉛蓄電池2を梱包箱から取り出す際には、容易に蓄電池用ハンドル1の外れた端部を蓋4に取り付けられると共に、車両に鉛蓄電池2を設置した後には、二股になった各腕部1cの間隔を狭め、各腕部1cを下方に押し下げることで、簡単に蓋4から蓄電池用ハンドル1を取り外すことができる。
また、比較例による蓄電池用ハンドル11を工場で鉛蓄電池2に取り付ける際には、蒲鉾状突起1jの高さが低いため、蓄電池用ハンドル11の鉛蓄電池2への確実な取り付けおよび固定を作業員が目視で確認することが難しい。これに対し、本実施形態による蓄電池用ハンドル1は、蓋4への取り付け時、切欠き部4aの周縁における蓋4の上面に爪状突起1eが張り出すため、作業員は容易にその張り出しを目視できると共に、爪状突起1eが蓋4の上面に張り出す際にパチッという音がして広がるため、作業員はその音を聞くことができる。このため、本実施形態による蓄電池用ハンドル1は、目視と音との双方により、蓄電池用ハンドル1の蓋4への取り付けおよび固定を確実に確認することができる。
本発明による蓄電池用ハンドルは、ユーザが自動車用鉛蓄電池等を車両に取り付ける際に、重さのある蓄電池を手で持ち上げ易いように、蓄電池の蓋に取り付けられて使用される。蓄電池が車両に固定される際には蓄電池用ハンドルが車両側の蓄電池固定治具と干渉するため、蓄電池が車両の所定の位置に設置された後、蓄電池用ハンドルは蓄電池から取り外される。本発明による蓄電池用ハンドルは、重量物である蓄電池に確実に固定できる機能と、ユーザが工具無しで簡易に蓄電池から取り外せる機構を上記のように併せ持っている。
1…蓄電池用ハンドル、1a…係止部、1b…把持部、1c…腕部、1d…切欠き部挿入位置、1e…爪状突起、1f…中抜き部、1g…厚肉部、1h…指当て部、1i…連結部、2…鉛蓄電池、3…電槽本体、4…蓋、4a…切欠き部、4a1…切欠き部4aの互いに離れた内周、4a2…切欠き部4aの互いに近い内周

Claims (7)

  1. 蓄電池の蓋の対向する各側部に側面開口幅が切欠き幅より狭く設けられた切欠き部に引っ掛かって係止される、ハンドル両端に設けられた係止部と、蓄電池が持ち上げられるときに把持される、前記係止部間をつなぐ帯状の把持部とを備える蓄電池用ハンドルにおいて、
    前記係止部は、ハンドル両端に二股に分かれて形成された各腕部の末端に前記切欠き部の切欠き幅より大きく前記腕部の幅方向に張り出して形成され、各前記側部に一対設けられた前記切欠き部の下方に形成された空間に嵌まって前記切欠き部に引っ掛かる幅寸法を有し、
    各前記腕部は、前記係止部から前記二股の根元側へ所定距離離れた切欠き部挿入位置の幅寸法が前記切欠き部の側面開口幅より小さく、前記係止部が前記切欠き部に引っ掛かった際に前記切欠き部の周縁に露出する前記二股の外側の位置に突起が形成され、前記突起が形成された位置の幅寸法が前記切欠き部の切欠き幅より小さく、前記係止部が前記切欠き部に引っ掛かった際に前記切欠き部に位置する幅の寸法が、前記切欠き部の切欠き幅よりも前記突起の高さ分以上小さく、前記係止部が前記切欠き部に引っ掛かった際に前記切欠き部に位置する前記二股の外側部分が前記二股のその間隔を広げる付勢力により各前記切欠き部の互いに離れた内周に押圧される
    ことを特徴とする蓄電池用ハンドル。
  2. 各前記腕部は、前記切欠き部挿入位置より前記二股の根元側に肉が削がれた中抜き部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電池用ハンドル。
  3. 各前記腕部は、前記中抜き部によって削がれた肉の体積と略同じ体積分板厚が厚くされた厚肉部が前記中抜き部を挟む箇所に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の蓄電池用ハンドル。
  4. 各前記腕部は、前記中抜き部と前記切欠き部挿入位置との間における前記二股の外側に、板厚が厚くされて形成された指当て部が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の蓄電池用ハンドル。
  5. 前記指当て部は、前記把持部の持ち上げ方向に略平行な方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項4に記載の蓄電池用ハンドル。
  6. 前記指当て部は、前記二股の外側に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の蓄電池用ハンドル。
  7. 各前記係止部間は、各前記係止部と一体になって形成され、各前記係止部間に弾力を生じさせる連結部によって連結されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の蓄電池用ハンドル。
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