JP7078788B1 - 床暖房装置 - Google Patents
床暖房装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7078788B1 JP7078788B1 JP2021156761A JP2021156761A JP7078788B1 JP 7078788 B1 JP7078788 B1 JP 7078788B1 JP 2021156761 A JP2021156761 A JP 2021156761A JP 2021156761 A JP2021156761 A JP 2021156761A JP 7078788 B1 JP7078788 B1 JP 7078788B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- room temperature
- floor
- unit
- determines
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 161
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 58
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 50
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 8
- 238000009408 flooring Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 54
- 238000000034 method Methods 0.000 description 39
- 230000008569 process Effects 0.000 description 19
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 7
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
Description
本実施形態に係る床暖房装置10の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る床暖房装置10の一例を示す概略図である。
図1に示される加温部20は、床材102を加温する構成部分である。本実施形態では、加温部20は、温水式の加温部であり、例えば、温水マット22と、加熱機24と、循環管26と、開閉弁28と、を有している。
図1に示される操作部30は、床暖房装置10の使用者(以下、ユーザという)が各種の操作を行う構成部分である。ユーザによる操作としては、例えば、床暖房装置10のオンオフ操作、モード選択操作、及び室温の設定操作などがある。
図1に示される室温センサ40は、検出部の一例であり、居室104の室温を検出するセンサである。室温センサ40は、例えば、操作部30に設けられている。したがって、室温センサ40は、床面106からの高さが、例えば、1100mm程度となる高さに設置される。
制御装置60は、運転状況判定部、断熱性能判定部、及び制御部の一例であり、加温部20の動作を制御する装置である。具体的には、制御装置60は、図2に示されるように、プロセッサ61と、メモリ62と、ストレージ63と、タイマー64と、を有している。なお、プロセッサ61を運転状況判定部、断熱性能判定部、及び制御部の一例と把握してもよい。
Tf=床温[℃](床材102の表面温度)
λ=床材102の熱伝導率[W/mK]
d=床材102の厚さ[m]
Th=加温部20の温水温度[℃]
h=床材102の表面熱伝達率[W/m2K]
Tr=室温[℃]
式(3) Q2=h(Tf-Tr)
次に、本実施形態に係る制御処理の一例について説明する。
プロセッサ61は、図6に示されるように、単独運転モード(ステップS300)の実行を開始すると、まず、ホットダッシュ運転を、加温部20に予め定められた第一時間(例えば、60分間)実行させる(ステップS302)。なお、本実施形態において、第一時間は、60分間に限られず、種々の時間に設定可能である。
プロセッサ61は、図7に示されるように、通常モード(ステップS200)の実行を開始すると、まず、ホットダッシュ運転を加温部20に予め定められた第二時間(例えば、30分間)実行させる(ステップS202)。本実施形態では、第二時間は、例えば、単独運転モードにおける第一時間よりも短い時間とされている。なお、本実施形態において、第二時間は、30分間に限られず、種々の時間に設定可能である。
プロセッサ61は、図8に示されるように、第一室温制御(ステップS400)を開始すると、まず、室温センサ40が検出した室温が、設定温度以上であるか否かを判定する(ステップS402)。なお、本実施形態では、通常モードにおいて、室温の初期設定温度は20℃であるため、設定温度の変更がなされていない場合には、設定温度(目標温度)は20℃である。
プロセッサ61は、図9に示されるように、床温制御(ステップS500)を開始すると、まず、加温部20において、基準低温(例えば、40℃)の温水の循環を予め定められた動作時間(例えば、20分間)行い(ステップS502)、ステップS504へ移行する。ステップS504では、プロセッサ61は、室温センサ40が検出した室温と、加温部20における温水温度と、に基づき床材102の床温(具体的には床材102の表面温度)を算出し、ステップS506へ移行する。
プロセッサ61は、図10に示されるように、断熱性能判定(ステップS600)を開始すると、まず、加温部20において、基準温度(例えば、60℃)の温水の循環を、予め定められた第二基準時間(例えば、30分間)行い(ステップS602)、ステップS606へ移行する。なお、第二基準時間は、前述の第一基準時間よりも長い時間である。
プロセッサ61は、図11に示されるように、第二室温制御(ステップS700)を開始すると、まず、室温センサ40が検出した室温が、設定温度以上であるか否かを判定する(ステップS702)。なお、本実施形態では、通常モードにおいて、室温の初期設定温度は20℃であるため、設定温度の変更がなされていない場合には、設定温度は20℃である。
以上のように、本実施形態に係る床暖房装置10では、断熱性能判定部61Dが、室温センサ40が検出した室温に基づき居室104の断熱性能を判定するので、暖房対象である居室104の断熱性能についての情報を得ることができる。本実施形態では、室温によって居室104の断熱性能を判定するため、居室104の断熱性能を判定するために、別途検出部を設ける必要がなく、簡易な構成で居室104の断熱性能を判定できる。
プロセッサ61は、図7に示されるように、通常モード(ステップS200)において、断熱性能判定を行ったが、図12に示されるように、断熱性能判定を行わない手順を用いてもよい。図12に示されるフローでは、以下のように処理が行われる。
本実施形態では、操作部30は、室温の設定操作が可能とされたが、これに加えて、床温の設定操作が可能とされていてもよい。この場合では、ユーザによる床温の設定操作によって、ユーザが所望する床温が設定される。すなわち、ユーザは、操作部30を通じて、所望の床温として、設定温度を入力可能となっている。
断熱性能判定部61Dは、ホットダッシュ運転の実行後の定常運転における予め定められた時間の室温の温度上昇幅が、予め定められた基準上昇幅であるか否かによって断熱性能判定を行っていたが、これに限られない。例えば、ホットダッシュ運転における室温の温度上昇幅を用いてもよく、室温センサ40が検出した室温に基づき居室104の断熱性能を判定できればよい。
本実施形態では、制御装置60が、室温センサ40が検出した室温と、加温部20が床材102を加温する温度(具体的には加温部20における温水温度)と、に基づき床材102の床温(具体的には床材102の表面温度)を算出していたが、これに限られない。例えば、赤外線センサを用いて、床温を赤外線により検出する方法を採用してもよい。また、床材102に設けた温度センサにより、床温を検出する方法を採用してもよい。
本実施形態では、他の暖房装置の一例として、空調機100が居室104に設置されていたが、これに限られない。他の暖房装置の一例としては、パネルヒータ、ガスファンヒータ、及びオイルヒータ等であってもよく、種々の暖房装置を用いることができる。
本実施形態では、加温部20は、循環管26で循環する温水の加熱温度及び流量を変更することで、床材102の加温熱量を複数段階に調整可能とされていたが、これに限られない。例えば、加温部20は、循環管26で循環する温水の加熱温度及び流量の一方を変更することで、床材102の加温熱量を複数段階に調整する構成であってもよいし、温水の加熱温度及び流量に加えて又は替えて、その他の条件によって、床材102の加温熱量を複数段階に調整する構成であってもよい。
20 加温部
22 温水マット
24 加熱機
26 循環管
28 開閉弁
30 操作部
40 室温センサ
60 制御装置
61 プロセッサ
61A 取得部
61B 算出部
61C 運転状況判定部
61D 断熱性能判定部
61E 運転制御部
62 メモリ
63 ストレージ
63A 制御プログラム
64 タイマー
100 空調機
102 床材
104 居室
106 床面
108 天井
109 側壁
Claims (3)
- 居室の室温を検出する検出部と、
前記検出部が検出した室温に基づき前記居室の断熱性能を判定する断熱性能判定を行う断熱性能判定部と、
を備え、
前記断熱性能判定部は、
ホットダッシュ運転の実行後における予め定められた時間の室温の温度上昇幅が、予め定められた基準上昇幅であるか否かにより、断熱性能判定を行う
床暖房装置。 - 床材を加温する加温部と、
前記断熱性能判定部の前記断熱性能判定の結果に基づき、前記加温部が前記床材を加温する熱量を決定し、室温が目標温度となるように室温制御を前記加温部に対して行う制御部と、
を備える請求項1に記載の床暖房装置。 - 前記検出部が検出した室温の温度変化に基づき、他の暖房装置が運転しているか否かの運転状況判定を行う運転状況判定部、を備え、
前記断熱性能判定部は、前記運転状況判定部が前記他の暖房装置が運転していないと判定した場合に、断熱性能判定を行う
請求項1又は2に記載の床暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021156761A JP7078788B1 (ja) | 2021-09-27 | 2021-09-27 | 床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021156761A JP7078788B1 (ja) | 2021-09-27 | 2021-09-27 | 床暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7078788B1 true JP7078788B1 (ja) | 2022-05-31 |
JP2023047694A JP2023047694A (ja) | 2023-04-06 |
Family
ID=81824712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021156761A Active JP7078788B1 (ja) | 2021-09-27 | 2021-09-27 | 床暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7078788B1 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009014218A (ja) | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Corona Corp | 温水暖房装置 |
JP2010078447A (ja) | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | Q値解析システム、q値解析方法及びq値解析プログラム |
JP2010242487A (ja) | 2009-03-16 | 2010-10-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 断熱性能測定システム |
JP2011237124A (ja) | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Integral:Kk | 熱損失係数推定装置、熱損失係数推定方法、およびプログラム |
WO2014002382A1 (ja) | 2012-06-29 | 2014-01-03 | パナソニック株式会社 | 断熱性能推定装置 |
JP2014135015A (ja) | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Panasonic Corp | 部屋の熱特性推定装置、プログラム |
JP2016142501A (ja) | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 東京瓦斯株式会社 | 室内用輻射式冷暖房システム |
JP2017096522A (ja) | 2015-11-19 | 2017-06-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 断熱性能推定装置、及び、断熱性能推定方法 |
JP2019174097A (ja) | 2018-03-30 | 2019-10-10 | 積水化学工業株式会社 | 暖房システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6905172B2 (ja) * | 2016-10-04 | 2021-07-21 | 三菱ケミカルインフラテック株式会社 | 床暖房システム |
JP2018146206A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | 大阪瓦斯株式会社 | 床暖房の温度制御システム |
-
2021
- 2021-09-27 JP JP2021156761A patent/JP7078788B1/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009014218A (ja) | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Corona Corp | 温水暖房装置 |
JP2010078447A (ja) | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | Q値解析システム、q値解析方法及びq値解析プログラム |
JP2010242487A (ja) | 2009-03-16 | 2010-10-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 断熱性能測定システム |
JP2011237124A (ja) | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Integral:Kk | 熱損失係数推定装置、熱損失係数推定方法、およびプログラム |
WO2014002382A1 (ja) | 2012-06-29 | 2014-01-03 | パナソニック株式会社 | 断熱性能推定装置 |
JP2014135015A (ja) | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Panasonic Corp | 部屋の熱特性推定装置、プログラム |
JP2016142501A (ja) | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 東京瓦斯株式会社 | 室内用輻射式冷暖房システム |
JP2017096522A (ja) | 2015-11-19 | 2017-06-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 断熱性能推定装置、及び、断熱性能推定方法 |
JP2019174097A (ja) | 2018-03-30 | 2019-10-10 | 積水化学工業株式会社 | 暖房システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023047694A (ja) | 2023-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6917777B2 (ja) | 浴室空調・風呂システム | |
JP7078788B1 (ja) | 床暖房装置 | |
JP7066033B1 (ja) | 床暖房装置 | |
JP6516838B2 (ja) | 温水暖房システム、制御装置および制御方法 | |
JP7066034B1 (ja) | 床暖房装置 | |
JP2019158263A (ja) | 床暖房システム | |
JP3638859B2 (ja) | 床暖房装置 | |
JP5829236B2 (ja) | 床暖房装置 | |
JP2006329529A (ja) | 熱媒循環式暖房装置 | |
JP5375214B2 (ja) | 浴室暖房装置 | |
JPH0719563A (ja) | 空調制御システム | |
JP3961752B2 (ja) | 床暖房装置 | |
JP7094430B1 (ja) | 床暖房装置 | |
JP7267873B2 (ja) | 空調システム | |
JP7094429B1 (ja) | 床暖房装置 | |
JP2000161685A (ja) | 温風式床暖房システム | |
JP7094428B1 (ja) | 床暖房装置 | |
JPH10103683A (ja) | 熱供給システム | |
JP7426453B1 (ja) | 制御装置、暖房システム、及び制御プログラム | |
KR100851670B1 (ko) | 난방장치 및 그 제어방법 | |
JP6971426B1 (ja) | 床暖房装置 | |
JP2002267187A (ja) | 床下型暖房装置 | |
JP3636249B2 (ja) | 温水循環式の床暖房システム | |
KR102062393B1 (ko) | 고내식성 온돌용 열전도판을 통한 바닥 난방 시스템 및 그 제어방법 | |
JP2940744B2 (ja) | 空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210927 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20210927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220519 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7078788 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |