JP7077242B2 - 車両の前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車両の前部構造に関するものである。
車両の前方に車両駆動用のエンジンが配置されている自動車においては、かかるエンジンの車両前方側に、車両内部の空調機器の冷媒を冷却して凝縮させるコンデンサや、エンジン冷却水を冷却するためのラジエータ等の熱交換器が配置されている。それら熱交換器においては、そこで使用されている冷媒が、車両最前部に設けられた導風孔より導入された外気によって、効果的に冷却されるように構成されている。
そのような熱交換器は、冷媒として所定の液体を用いているものが一般的であり、大半のものにおいて、破損箇所が小さい場合でも全体の交換が要求される。熱交換器の交換は、車両の使用者に対して、特に費用面において大きな負担を強いることになるところから、近年では、軽衝突時にラジエータやコンデンサ等の熱交換器の損傷を効果的に防止することが可能な構造等が提案されている。
例えば、特許文献1(特開2013-166407号公報)や特許文献2(特開2013-203316号公報)においては、軽衝突時における熱交換器等の他部品の損傷を抑制する可変ダクト支持構造が提案されている。ここで、可変ダクトとは、可変グリルシャッタ装置とも称されるものであり、車両前端のフロントグリル等に設けられた開口部に取り付けられ、熱交換器における冷却負荷が大きい場合には、走行風を導入するために可変ダクトが開状態とされる一方で、冷却負荷が小さい場合には可変ダクトが閉状態とされるものである。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示されている技術は「可変ダクト支持構造」であり、可変ダクト(可変グリルシャッタ装置)を搭載している車両においては採用することが出来るものの、可変ダクト(可変グリルシャッタ装置)を搭載していない、例えば車両サイズが小さい自動車等には、採用することが出来ないという問題がある。
特開2013-166407号公報 特開2013-203316号公報
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決すべき課題とするところは、車両の軽衝突時に、熱交換器が、損傷することなく脱落せしめられ得る車両の前部構造を提供することにある。
そして、本発明は、かかる課題を解決するために、1)エンジン前方のスペースに、車幅方向の両端近傍の各々において一対のクラッシュボックスにて固定されているバンパリンフォースと、枠体にて支持された熱交換器とが、車両前方側より順に配置されており、2)前記熱交換器における車両上下方向の上部及び下部の各々に、差込ボスが設けられており、それら差込ボスが、前記枠体における車両上下方向の上部内面及び下部内面の各々に設けられた差込孔に差し込まれて、該熱交換器が該枠体に支持されており、3)複数のリブが平板上に立設せしめられ、かかる複数のリブの頂辺にて誘導面が形成されてなる誘導部と、支持部とを有する誘導部材が、該誘導部が前記熱交換器の車両前方側に位置し、且つ、該誘導部における前記複数のリブが該熱交換器を向くように、前記支持部において前記一対のクラッシュボックスのうちの少なくとも何れかに固定されており、4)縦壁部と板状の被誘導部とを有するサイドデフレクタが、該縦壁部において、前記熱交換器の車幅方向における両端のうちの少なくとも何れかに固定され、板状の前記被誘導部が、前記熱交換器と前記誘導部材における誘導部との間に延出するように配置せしめられており、5)車両の前方衝突時における衝突荷重により、前記誘導部材が車両後方に移動せしめられた際に、前記サイドデフレクタにおける被誘導部が、前記誘導部材における複数のリブの頂辺と接触して変形しながら前記誘導面上を沿うように移動し、且つ、前記衝突荷重が、前記熱交換器の車両上下方向における中央より下側の部位に、前記誘導部材における誘導部と前記サイドデフレクタにおける被誘導部とを介して伝達されるように、該誘導部材及び該サイドデフレクタが配置せしめられている、ことを特徴とする車両の前部構造を、その要旨とするものである。
なお、そのような本発明に従う車両の前部構造は、その好ましい第一の態様において、前記複数のリブが、その立設方向に垂直な断面の少なくとも一部がハニカム構造を呈するものである。
また、本発明に係る車両の前部構造は、その好ましい第二の態様において、前記バンパリンフォースが、車幅方向において全体に亘って延び、且つ車両前方側に凹んでいる凹部を少なくとも一つ以上、有しており、車両の非衝突時に、該凹部のうちの何れか一つと前記誘導部材における平板との間にダクトが形成されるように、該誘導部材が配置されている。
さらに、本発明の車両の前部構造は、その好ましい第三の態様において、前記誘導部材が、前記クラッシュボックスではなく前記バンパリンフォースに固定せしめられている。
このように、本発明に従う車両の前部構造にあっては、熱交換器における車両上下方向の上部及び下部の各々に設けられた差込ボスが、枠体における車両上下方向の上部内面及び下部内面の各々に設けられた差込孔に差し込まれて、熱交換器が枠体に支持されていると共に、所定の構造を有するサイドデフレクタと誘導部材とが、各々、熱交換器の車両前方側に所定の位置関係にて配置せしめられている。即ち、本発明に従う前部構造を有する車両が前方にて軽衝突した際には、その衝撃荷重は、熱交換器の車両上下方向における中央より下側の部位に、誘導部材における誘導部とサイドデフレクタにおける板状の被誘導部とを介して、より詳細には、サイドデフレクタにおける板状の被誘導部からなる面により、伝達せしめられる。従って、衝突荷重は、点ではなく面により熱交換器に対して伝達せしめられるところから、熱交換器の損傷は有利に回避されるのであり、また、熱交換器の車両上下方向における中央より下側の部位に衝突荷重が負荷されることにより、熱交換器における車両上下方向下部の差込ボスと枠体の差込孔との係合が有利に解除されるところから、本発明の車両の前部構造においては、特に車両前方の軽衝突時において、熱交換器は、損傷することなく有利に脱落せしめられることとなるのである。
本発明たる前部構造の一実施形態を備えた車両フロント部の分解斜視図である。 (a)は本実施形態における誘導部材の斜視図であり、(b)は(a)の矢印方向から観察される説明図である。 本実施形態におけるサイドデフレクタの左側面図である。 本実施形態の前部構造の、図2(b)におけるA-A面で切断した断面図である。 本実施形態の前部構造の、図2(b)におけるB-B面で切断した断面図である。 図5の部分拡大図である。 図4に示される前部構造の軽衝突時の状態を示す断面図である。 図5に示される前部構造の軽衝突時の状態を示す断面図である。
以下、図面を適宜に参酌しながら、本発明を詳細に説明する。なお、図面は、本発明のの技術的特徴部分の理解を容易ならしめるべく、部分的に模式的に描かれていること、断面図においても一部の構成要素(構成部材)については断面が示されていないことに加えて、一部の構成要素(構成部材)については明記されていないことが、理解されるべきところである。また、各図面において、車両前後方向前方側を矢印FRにて、車幅方向右側を矢印RHにて、車幅方向左側を矢印LHにて、車両上下方向上側を矢印UPRにて、それぞれ示す。更に、以下の説明において、本発明の技術的特徴部分に直結しない構成要素(構成部材)については、詳細な説明を省略する。
図1は、本発明に従う車両の前部構造の一実施形態を備えた車両のフロント部が、分解された状態にて示されている斜視図である。そこにおいて、10は、車両内部の空調機器の冷媒を冷却して凝縮させるコンデンサと、エンジン冷却水を冷却するためのラジエータとが一つに組み合わされてなる熱交換器(コンデンサ・ラジエータASSY)であり、このコンデンサ・ラジエータASSY10には、車両上下方向の上部における車幅方向両端の近傍に、二つの上側差込ボス12、12が設けられていると共に、車両上下方向の下部における車幅方向両端の近傍に、二つの下側差込ボス14、14が設けられている。なお、本実施形態において、上側差込ボス12の高さ(差込長さ)は、下側差込ボス14の高さ(差込長さ)より高く(長く)されている。これにより、軽衝突時に前方から衝撃荷重が加えられた際に、下側差込ボス14の差込が容易に解除され、コンデンサ・ラジエータASSY10が損傷することなく、車両上下方向下方に有利に脱落することとなる。
また、16は、コンデンサ・ラジエータASSY10を支持するための枠体であり、車両上下方向の上部内面に、コンデンサ・ラジエータASSY10の上側差込ボス12、12に対応する二つの上側差込孔18、18が設けられており、車両上下方向の下側内面には、コンデンサ・ラジエータASSY10の下側差込ボス14、14に対応する二つの下側差込孔20、20が設けられている。なお、枠体16は、図示しない車体に固定されている。
そして、コンデンサ・ラジエータASSY10の上側差込ボス12、12が枠体16の上側差込孔18、18に、下側差込ボス14、14が下側差込孔20、20に、各々、差し込まれることにより、コンデンサ・ラジエータASSY10は枠体16にて支持されているのである。
一方、22はバンパアブソーバであり、24はバンパリンフォースであり、26aはクラッシュボックスLHであり、26bはクラッシュボックスRHである。バンパアブソーバ22はバンパリンフォース24に固定されており、バンパリンフォース24はクラッシュボックスLH26a及びクラッシュボックスRH26bに固定されており、クラッシュボックスLH26a及びクラッシュボックスRH26bは、各々、枠体16に固定されている。なお、本実施形態においては、バンパリンフォース24が、車幅方向において全体に亘って延び、且つ車両前方側に凹んでいる二つの凹部28a、28bを有している。
そして、本実施形態においては、誘導部材30が、クラッシュボックスLH26aに接続、固定されている。図2(a)は、誘導部材30の斜視図であり、図2(b)は、図2(a)の矢印方向から観察される誘導部材30を示している説明図であるところ、それら図面より明らかなように、誘導部材30は、誘導部32と支持部34とを有している。
より詳細には、誘導部32は、矩形平板上に、その端縁に沿って立設しているリブ36aと、立設方向に垂直な断面がハニカム構造を呈するリブ36bとからなるリブ38が形成されている。また、リブ38の頂辺により、車幅方向における左側から右側に向かって、なだらかに傾斜する誘導面が形成されている(図4参照)。このような誘導部32は、一方の長辺側に屈折部を有する矩形平板からなる支持部34にて支持されており、かかる支持部34の屈折部上に設けられた二つの係合凸部40、40と、クラッシュボックスLH26aに設けられた二つの係合凹部(42:図4参照)との係合により、誘導部材30は、クラッシュボックスLH26aに固定されている。なお、誘導部材30は、リブ38が軽衝突程度の衝突荷重により破損しないものである限り、その構成材料は特に限定されるものではない。
また、44はサイドデフレクタLHである。その左側面図が示されている図3より明らかなように、サイドデフレクタLH44は、板状の縦壁部46と、屈曲部48と、板状の被誘導部50とから構成されている。より具体的には、縦壁部46の車両後方側に、先端が車両内側に向くように屈曲部48が形成されている一方、縦壁部46の車両前方側に、その端部(縦壁部46と反対側の端部)が車両内側に向かうように僅かに弧状とされた、板状の被誘導部50が形成されている(図4及び図7参照)。このようなサイドデフレクタLH44は、そこに設けられた係合凸部52a、52bと、枠体16に設けられた係合凹部(図示せず)との係合により、枠体16に固定されている。
以上、詳述した各構成部材より、本発明に従う車両の前部構造が構成される。図4は、車体に組み付けられた状態(以下、非衝突時ともいう)にある本発明の車両の前部構造を、図2(b)におけるA-A面で切断した際に現われる断面を示す説明図である。なお、図4、図5、図7及び図8において、コンデンサ・ラジエータASSY10のハッチングは省略されている。
図4及び図5に示されているように、誘導部材30は、リブ30がコンデンサ・ラジエータASSY10に向いた状態でクラッシュボックスLH26aに固定されている。また、サイドデフレクタLH44は、その被誘導部50の先端が、コンデンサ・ラジエータASSY10と誘導部材30における誘導部32(リブ38)との間に延出する状態にて、コンデンサ・ラジエータASSY10に固定されている。なお、54はバンパである。
また、誘導部材30及びサイドデフレクタLH44は、前方衝突時の衝突荷重によって車両後方に移動せしめられた(後退せしめられた)際に、その衝突荷重が、誘導部材30の誘導部32(リブ38)及びサイドデフレクタLH44の被誘導部50を介して、コンデンサ・ラジエータASSY10の車両上下方向における中央より下側の部位に伝達可能な位置に配設されている。
なお、本実施形態において、バンパリンフォース24は、車幅方向において全体に亘って延び、且つ車両前方側に凹んでいる二つの凹部28a、28bを有しており、それら凹部のうちの車両上下方向下側に位置する凹部28aの開口部近傍に、誘導部材30における誘導部32の平面部が位置するように、誘導部材30は配設されている(図6参照)。これにより、凹部28aと誘導部32とに囲まれた部分がダクトとして機能し、例えば、エンジンルーム内の熱風が、コンデンサ・ラジエータASSY10の車両前面側に流入することを抑制することが出来る。
非衝突時に上述した前部構造を有する車両が、例えば、その前方にて軽衝突を起こすと、その衝突荷重により、バンパ54、バンパアブソーバ22、バンパリンフォース24,クラッシュボックス(LH26a、RH26b)、誘導部材30及びサイドデフレクタLH44が、車両後方に移動せしめられる。誘導部材30が車両後方に移動せしめられると、サイドデフレクタLH44の被誘導部50は、誘導部材30におけるリブ38の頂辺と接触して変形しながら、かかる頂辺にて形成されている誘導面上を沿うように移動する。なお、サイドデフレクタLH44は、そこに設けられている係合凸部52aと52bとを結ぶ線(図3において破線で示されている線)を中心に、全体が折れ曲がるように変形する。
そして、軽衝突の衝突荷重により、誘導部材30(誘導部32)及びサイドデフレクタLH44(被誘導部50)が図7及び図8に示される位置まで移動せしめられると、衝突荷重は、誘導部材30の誘導部32(リブ38)及びサイドデフレクタLH44の板状の被誘導部50を介して、コンデンサ・ラジエータASSY10に伝達せしめられる。コンデンサ・ラジエータASSY10に接触する被誘導部50は板状であることから、衝突荷重は、コンデンサ・ラジエータASSY10に対して面によって負荷されることとなり、コンデンサ・ラジエータASSY10の損傷は有利に回避されることとなる。また、誘導部材30の誘導部32(リブ38)及びサイドデフレクタLH44の被誘導部50を介して伝達される衝突荷重は、コンデンサ・ラジエータASSY10の車両上下方向における中央より下側の部位に加えられるところから、コンデンサ・ラジエータASSY10における下側差込ボス14、14の枠体16における下側差込孔20、20への差込が有利に解除され、コンデンサ・ラジエータASSY10が効果的に脱落せしめられることとなるのである。
以上、本発明の代表的な実施形態の一つについて詳述してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、誘導部材(30)が車両左側のクラッシュボックス(26a)に固定せしめられているが、車両右側のクラッシュボックス(26b)に固定せしめることも可能である。
また、本発明における誘導部材は、クラッシュボックスではなくバンパリンフォースに固定せしめることも可能である。
その他、一々列挙しないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等が加えられ得るものであることが、理解されるべきである。
このように、本発明に従う車両の前部構造にあっては、所定の構造を有するサイドデフレクタと誘導部材とが、各々、熱交換器の車両前方側に所定の位置関係にて配置せしめられており、また、熱交換器の上部及び下部の各々に設けられた差込ボスが、枠体上部内面及び下部内面の各々に設けられた差込孔に差し込まれて、熱交換器が枠体に支持されているいる。このような構成が採用されていることにより、例えば、本発明の前部構造を備えた車両が前方にて軽衝突しても、熱交換器は、衝突荷重によって損傷することなく、枠体から有利に脱落せしめられることとなるのである。
10 コンデンサ・ラジエータASSY
22 バンパアブソーバ
24 バンパリンフォース
26a クラッシュボックスLH
26b クラッシュボックスRH
30 誘導部材
44 サイドデフレクタLH

Claims (4)

  1. エンジン前方のスペースに、車幅方向の両端近傍の各々において一対のクラッシュボックスにて固定されているバンパリンフォースと、枠体にて支持された熱交換器とが、車両前方側より順に配置されており、
    前記熱交換器における車両上下方向の上部及び下部の各々に、差込ボスが設けられており、それら差込ボスが、前記枠体における車両上下方向の上部内面及び下部内面の各々に設けられた差込孔に差し込まれて、該熱交換器が該枠体に支持されており、
    複数のリブが平板上に立設せしめられ、かかる複数のリブの頂辺にて誘導面が形成されてなる誘導部と、支持部とを有する誘導部材が、該誘導部が前記熱交換器の車両前方側に位置し、且つ、該誘導部における前記複数のリブが該熱交換器を向くように、前記支持部において前記一対のクラッシュボックスのうちの少なくとも何れかに固定されており、
    縦壁部と板状の被誘導部とを有するサイドデフレクタが、該縦壁部において、前記熱交換器の車幅方向における両端のうちの少なくとも何れかに固定され、板状の前記被誘導部が、前記熱交換器と前記誘導部材における誘導部との間に延出するように配置せしめられており、
    車両の前方衝突時における衝突荷重により、前記誘導部材が車両後方に移動せしめられた際に、前記サイドデフレクタにおける被誘導部が、前記誘導部材における複数のリブの頂辺と接触して変形しながら前記誘導面上を沿うように移動し、且つ、前記衝突荷重が、前記熱交換器の車両上下方向における中央より下側の部位に、前記誘導部材における誘導部と前記サイドデフレクタにおける被誘導部とを介して伝達されるように、該誘導部材及び該サイドデフレクタが配置せしめられている、
    ことを特徴とする車両の前部構造。
  2. 前記複数のリブが、その立設方向に垂直な断面の少なくとも一部がハニカム構造を呈するものである請求項1に記載の車両の前部構造。
  3. 前記バンパリンフォースが、車幅方向において全体に亘って延び、且つ車両前方側に凹んでいる凹部を少なくとも一つ以上、有しており、車両の非衝突時に、該凹部のうちの何れか一つと前記誘導部材における平板との間にダクトが形成されるように、該誘導部材が配置されている請求項1又は請求項2に記載の車両の前部構造。
  4. 前記誘導部材が、前記クラッシュボックスではなく前記バンパリンフォースに固定せしめられている請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両の前部構造。
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