JP7074607B2 - 研磨装置用の治具 - Google Patents

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Description

本願は、研磨装置用の治具に関する。
半導体デバイスの製造に、基板の表面を平坦化するために化学機械研磨(CMP)装置が使用されている。半導体デバイスの製造に使用される基板は、多くの場合、円板形状である。また、半導体デバイスに限らず、CCL基板(Copper Clad Laminate基板)やPCB(Printed Circuit Board)基板、フォトマスク基板、ディスプレイパネルなどの四角形の基板の表面を平坦化する際の平坦度の要求も高まっている。また、PCB基板などの電子デバイスが配置されたパッケージ基板の表面を平坦化することへの要求も高まっている。
特開2008-110471号公報 特開2006-255851号公報 特開2009-131946号公報
近年、デバイスの製造効率の点から基板の寸法が大きくなる傾向にある。CMP装置においては、基板の寸法が大きくなると、基板を保持するためのトップリングも大きくなり、また重量も増加してきている。CMP装置をメンテナンスするときに、基板を保持するためのトップリングの一部または全部を取り外すことがある。トップリングの寸法や重量が大きくなってくると、トップリングの取り外し、取り付け作業が困難になってくる。そこで、本願は、トップリングの取り外し、取り付け作業を支援するための治具を提供することを1つの目的とする。
一実施形態によれば、基板を保持するためのトップリングの少なくとも一部の着脱を行うための治具が提供され、係る治具は、外された状態のトップリングの少なくとも一部を支持するための可動プレートと、トップリングに対して治具を所定位置に位置合わせするための、トップリングに係合するように構成された複数のポストと、前記可動プレートをトップリングに近づく方向に、および、トップリングから離れる方向に移動させるための駆動機構と、を有する。
一実施形態による、研磨装置を概略的に示す斜視図である。 一実施形態による、研磨対象物である基板を保持して研磨パッド上の研磨面に基板を押圧するトップリングの模式的な断面図である。 一実施形態による、トップリングの詳細な構造を示す断面図である。 図3に示される断面図のリテーナ部を拡大して示す断面図である。 図3に示される断面図のリテーナ部を拡大して示す断面斜視図である。 図5に示されるトップリングにおいて、下部材が分離した状態を示す図である。 一実施形態による、治具を示す斜視図である。 図7に示される治具の上面図である。 図7に示される治具の下面図である。 図8に示される矢印10の方向から見た治具の断面図である。 図8に示される矢印11の方向から見た治具の断面図である。 図11に示される領域12の部分を拡大して示す図である。 図8に示される矢印13の方向から見た治具の断面図である。 図8に示される矢印14の方向から見た治具の断面図である。 図8に示される可動プレートを取り外した状態の治具を示す上面図である。 一実施形態による、治具の圧力室に流体を供給するための流体供給機構を概略的に示す図である。 一実施形態による、治具を用いてトップリングの下部材を上部材および中間部材に取り付けるとき、または、下部材を上部材および中間部材から取り外すときの様子を示す上面図である。 一実施形態による、延長テーブルを概略的に示す斜視図である。 一実施形態による、下部材を保持する治具がトップリングの真下にあるときの様子を示す側面図である。 一実施形態による、治具を用いてトップリングから下部材を取り外すときの方法を示すフローチャートである。 一実施形態による、治具を用いてトップリングの下部材を、上部材および中間部材に取り付けるときの方法を示すフローチャートである。 一実施形態による、治具の可動プレートの上に、トップリングの下部材が載せられた状態を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る研磨装置および研磨装置に用いる治具の実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
図1は一実施形態による、研磨装置300を概略的に示す斜視図である。図1に示されるように、研磨装置300は、研磨テーブル350と、トップリング302と、を備える。研磨テーブル350は、図示していない駆動源によって回転駆動される。研磨テーブル350には、研磨パッド352が貼り付けられる。一実施形態において、研磨パッド352は、研磨テーブル350からの剥離を容易にするための層を介して貼り付けられてもよい。そのような層は、たとえばシリコーン層やフッ素系樹脂層などがあり、例えば特開2014-176950号公報などに記載されているものを使用してもよい。トップリング302は、基板WFを保持して研磨パッド352に押圧する。トップリング302は、図示していない駆動源によって回転駆動される。基板WFは、トップリング302に保持されて研磨パッド352に押圧されることによって研磨される。
一実施形態において、研磨パッド352の表面には溝が設けられる。かかる溝は、研磨パッド352の表面に供給された研磨液の流れを制御するためのものである。溝の大きさや深さ、断面形状、パターンは任意である。
図1に示されるように、研磨装置300は、研磨パッド352に研磨液又はドレッシング液を供給するための研磨液供給ノズル354を備える。研磨液は、例えば、スラリである。ドレッシング液は、例えば、純水である。また、図1に示されるように、研磨テーブル350およびテーブルシャフト351には、研磨液を供給するための通路353が設けられている。通路353は、研磨テーブル350の表面の開口部355に連通している。
研磨テーブル350の開口部355に対応する位置において研磨パッド352は貫通孔357が形成されており、通路353を通る研磨液は、研磨テーブル350の開口部355および研磨パッド352の貫通孔357から研磨パッド352の表面に供給される。なお、研磨テーブル350の開口部355および研磨パッド352の貫通孔357は、1つであっても複数でもよい。また、研磨テーブル350の開口部355および研磨パッド352の貫通孔357の位置は任意であるが、一実施形態においては研磨テーブル350の中心付近に配置される。また、研磨装置300は、研磨パッド352のコンディショニングを行うためのドレッサ356を備える。また、研磨装置300は、液体、又は、液体と気体との混合流体、を研磨パッド352に向けて噴射するためのアトマイザ358を備える。アトマイザ358から噴射される液体は、例えば、純水であり、気体は、例えば、窒素ガスである。
トップリング302は、トップリングシャフト18によって支持される。トップリング302は、図示していない駆動部によって、一例として矢印ABで示すように、トップリングシャフト18の軸心周りに回転するようになっている。また、トップリングシャフト18は、図示しない駆動機構により、上下方向に移動可能である。研磨テーブル350は、テーブルシャフト351に支持される。研磨テーブル350は、図示していない駆動部によって、一例として矢印ACで示すように、テーブルシャフト351の軸心周りに回転するようになっている。
基板WFは、トップリング302の研磨パッド352と対向する面に真空吸着によって保持されて搬送される。研磨時には、研磨液供給ノズル354から、および/または研磨パッド352の貫通孔357から研磨パッド352の研磨面に研磨液が供給される。また、研磨時には、研磨テーブル350及びトップリング302が回転駆動される。基板WFは、トップリング302によって研磨パッド352の研磨面に押圧されることによって研磨される。
図1に示されるように、トップリングシャフト18は、アーム360に連結されており、アーム360は、回転軸362を中心に揺動可能である。基板WFの研磨中に、トップリング302が研磨パッド352の中心を通過するように、アーム360を固定あるいは揺動させてもよい。また、基板WFの研磨中に、基板WFが研磨パッド352の貫通孔357を覆うようにアーム360を固定または揺動させてもよい。
次に、一実施形態による研磨装置300におけるトップリング302について説明する。図2は、一実施形態による、研磨対象物である基板を保持して研磨パッド上の研磨面に基板を押圧するトップリング302の模式的な断面図である。図2おいては、トップリング302を構成する主要構成要素だけを模式的に図示している。
図2に示されるように、トップリング302は、基板WFを研磨面352aに対して押圧するトップリング本体2と、研磨面352aを直接押圧するリテーナ部材3とを有する。トップリング本体2は概略四角形の平板状の部材からなり、リテーナ部材3はトップリング本体2の外周部に取り付けられている。一実施形態において、リテーナ部材3は細長い長方形の板状の部材である。一実施形態においては、リテーナ部材3は、4本の板状の部材が四角形のトップリング本体2の各辺の外側に設けられている。トップリング本体2の下面には、基板の裏面に接触する弾性膜(メンブレン)4が取り付けられている。一実施形態において、弾性膜(メンブレン)4は、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ポリウレタンゴム、シリコンゴム等の強度および耐久性に優れたゴム材によって形成される。一実施形態において、弾性膜(メンブレン)4は、金型を使用してゴム材から形成することができる。
弾性膜(メンブレン)4は同心状の複数の隔壁4aを有し、これら隔壁4aによって、弾性膜4の上面とトップリング本体2の下面との間に円形状のセンター室5、センター室5を囲う四角の環状のリプル室6、リプル室6を囲う四角の環状の中間室7、中間室7を囲う四角の環状のアウター室8、アウター室8を囲う四角の環状のエッジ室9が形成されている。すなわち、トップリング本体2の中心部にセンター室5が形成され、中心から外周方向に向かって、順次、同心状に、リプル室6、中間室7、アウター室8、エッジ室9が形成されている。図2に示されるように、トップリング本体2内には、センター室5に連通する流路11、リプル室6に連通する流路12、中間室7に連通する流路13、アウター室8に連通する流路14、エッジ室9に連通する流路15がそれぞれ形成されている。そして、センター室5に連通する流路11、リプル室6に連通する流路12、中間室7に連通する流路13、アウター室8に連通する流路14、エッジ室9に連通する流路15は、ロータリージョイント323を介して各種の流体源や真空源に接続されている。
一実施形態において、弾性膜4には、リプル室6に連通し基板WFをトップリング302に真空吸着させるための真空吸着孔が形成されている。真空吸着孔は図示しない通路に連通し、真空源に連結される。真空吸着孔を介して、基板WFをトップリング302の弾性膜4に対して真空吸着させることができる。
また、リテーナ部材3の上にも弾性膜からなるリテーナ部材加圧室10が形成されており、リテーナ部材加圧室10は、トップリング本体2内に形成された流路16に接続されている。
図2に示すように構成されたトップリング302においては、上述したように、トップリング本体2の中心部にセンター室5が形成され、中心から外周方向に向かって、順次、同心状に、リプル室6、中間室7、アウター室8、エッジ室9が形成されており、それぞれの圧力を独立に調整することができる。このような構造により、基板WFを研磨パッド352に押圧する押圧力を基板WFの領域毎に調整でき、かつリテーナ部材3が研磨パッド352を押圧する押圧力を調整できる。
図3は、一実施形態によるトップリング302の詳細な構造を示す断面図である。図3は、図1に示されるトップリング302を矢印3-3に沿って切り出した断面図に相当する。図3に示される実施形態において、トップリング302は、トップリング本体2およびリテーナ部380を有する。トップリング本体2は、四角形の板状の上部材303と、上部材303の下面に取り付けられた中間部材304と、中間部材304の下面に取り付けられた下部材306とを備えている。リテーナ部380は、上部材303の外周部に取り付けられている。上部材303は、ボルト308などによりトップリングシャフト18に連結される。また、中間部材304は、ボルト309などにより上部材303に連結される。下部材306は、ボルト310などにより上部材303に連結される。上部材303、中間部材304、および下部材306は、金属材料やプラスチック材料から形成することができる。一実施形態において、上部材303は、ステンレス鋼(SUS)から形成され、中間部材304および下部材306はプラスチック材料から形成される。
図3に示されるように、下部材306の下面には、基板WFの裏面に接触する弾性膜4が取り付けられている。この弾性膜4は、図示のように同心の3つのホルダ316(中心部は薄い円柱状部材、その周囲の2個は四角の環状部材)により下部材306の下面に取り付けられる。ホルダ316は、ボルト311などにより下部材306に固定され、ホルダ316と下部材306とにより弾性膜4を挟むことで弾性膜4を下部材306の下面に取り付けることができる。
図3に示されるように、弾性膜4および下部材306の下面により、センター室5、リ
プル室6、中間室7、アウター室8、およびエッジ室9が画定されている。図2に示されるように、センター室5、リプル室6、中間室7、アウター室8、およびエッジ室9には、それぞれ流路11、12、13、14、15が連絡しており、これらの流路を介して流体をセンター室5、リプル室6、中間室7、アウター室8、およびエッジ室9に供給して、各室5,6,7,8,9の内部圧力を独立して制御することができる。そのため、基板WFを研磨するときに、基板WFのエリア領域ごとに、研磨パッド352への接触圧力を制御することができる。
図4は、図3に示される断面図のリテーナ部380を拡大して示す断面図である。図5は、図3に示される断面図のリテーナ部380を拡大して示す断面斜視図である。図示のように、上部材303の外周部には、リテーナ部380が設けられている。図示のように、上部材303の外周部の下面には上部ハウジング402が連結されている。一実施形態において、上部ハウジング402は、シールパッキンなどを介して上部材303にボルトなどで固定することができる。上部ハウジング402の下面には、下部ハウジング404が備えられている。一実施形態においては、上部ハウジング402および下部ハウジング404は、全体として四角の環状の部材であり、一例としてポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂から形成することができる。下部ハウジング404の内部には、円筒形のシリンダ406が画定されている。シリンダ406内には、ダイアフラム408が配置されている。一実施形態において、ダイアフラム408はゴム材から形成される。ダイアフラム408は、上部ハウジング402と下部ハウジング404とにより挟むことで固定される。シリンダ406の内部空間は、ダイアフラム408により上部空間と下部空間とに仕切られている。下部ハウジング404のダイアフラム408内には、ピストン410が配置されている。ピストン410の一端は、ダイアフラム408の下面に接触している。また、ピストン410の他端は、下部ハウジング404の下側から出て、リテーナ支持ガイド412に接触している。一実施形態において、ピストン410は、PPS樹脂から形成することができる。
上部ハウジング402には、通路403(図2では流路16として示されている)が設けられている。通路403は図示しない流体源に接続されている。通路403を通って、流体源から流体(たとえば空気または窒素)を下部ハウジング404のシリンダ406の上部空間内に供給することができる。シリンダ406の上部空間内に流体が供給されると、ダイアフラム408が下方向に膨らんでピストン410を下方向に移動させる。ピストン410が下方向に移動することで、リテーナ支持ガイド412を下方向に移動させることができる。
一実施形態において、図4、図5に示されるように、上部ハウジング402の外側側面からリテーナ支持ガイド412の外側側面に渡ってバンド414が取り付けられている。バンド414は、リテーナ支持ガイド412の下部ハウジング404に対する変位を許容するとともに、下部ハウジング404とリテーナ支持ガイド412との間の空間に研磨液などを浸入するのを防止する。
図示のように、リテーナ支持ガイド412の下面には、リテーナガイド416が取り付けられている。一実施形態において、図示のように、リテーナ支持ガイド412とリテーナガイド416との間にはゴム材などからなるシールパッキン415が配置されている。図示のようにリテーナガイド416の下面には、リテーナ部材3が取り付けられる。図5に示されるように、リテーナ支持ガイド412、リテーナガイド416、およびリテーナ部材3は、ボルトにより固定することができる。リテーナ支持ガイド412およびリテーナガイド416は、全体として四角の環状の部材である。一実施形態において、リテーナ支持ガイド412およびリテーナガイド416は、ステンレス鋼(SUS)から形成され、リテーナ部材3は、PPS樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などから形成される。上述のよう
に、下部ハウジング404内のピストン410によりリテーナ支持ガイド412が下方向に移動されることで、リテーナ部材3が下方向に移動される。
一実施形態において、トップリング302は、リテーナ部材3を上下方向に変位可能に案内し、且つ、リテーナ部材3の横方向に変位することを禁止するように支持する、リテーナ案内装置を備える。一実施形態において、図4、図5に示されるように、リテーナ支持ガイド412、リテーナガイド416、およびリテーナ部材3は、支持ローラ450により支持および案内されて、上下方向に移動可能である。図示のように、リテーナ支持ガイド412の内側側面には、支持パッド418が固定されている。図示のように、リテーナ支持ガイド412に固定された支持パッド418が支持ローラ450に接触および支持された状態で、リテーナ支持ガイド412、リテーナガイド416、およびリテーナ部材3が上下方向に移動する。なお、一実施形態において、リテーナ支持ガイド412に固定された支持パッド418と支持ローラ450との間にはわずかに隙間ができるように構成してもよい。一実施形態において、支持パッド418は、PPS樹脂や塩化ビニル樹脂、PEEK樹脂などから形成することができる。
図4、図5に示されるように、トップリング本体2の下部材306には、リテーナ支持フレーム420が固定されている。図5に示されるように、リテーナ支持フレーム420は、ボルト422により下部材306に固定される。図4、図5に示されるように、下部材306とリテーナ支持フレーム420との間には、シールパッキン415が挟まれている。図示のように、シールパッキン415は、下部材306とリテーナ支持フレーム420との間の領域から、リテーナ支持ガイド412とリテーナガイド416との間の領域まで延びている。また、シールパッキン415は、トップリング本体2からリテーナ部380に渡って延びるともいえる。そのため、シールパッキン415は、トップリング本体2とリテーナ部380との間から研磨液などがトップリング302の内部に浸入することを防止することができる。
図5に示されるように、リテーナ支持フレーム420にはシャフト424が固定されている。一実施形態において、シャフト424は、ボルトなどによりリテーナ支持フレーム420に固定されている。シャフト424は、トップリング本体2が基板WFを保持する面に平行に延びる。また、シャフト424は、略四角形のトップリング本体2の四角形の辺に平行な方向に延びるともいえる。一実施形態において、低摺動軸受を介して、シャフト424の周囲に支持ローラ450が取り付けられている。そのため、支持ローラ450は、シャフト424を中心に自由に回転可能である。一実施形態において、シャフト424および支持ローラ450は、SUSなどの金属から形成される。一実施形態において、低摺動軸受は、含油ポリアセタールから形成される。一実施形態において、低摺動軸受は、円筒ころ軸受であってもよい。一実施形態において、支持ローラ450は、四角の環状のリテーナ部380の各辺に沿って複数設けられる。
また、上述の実施形態において、トップリングシャフト18の回転力は、上部材303、中間部材304、および下部材306に伝達される。さらに、回転力は下部材306に固定されたリテーナ支持フレーム420から支持ローラ450に伝達され、支持ローラ450から支持パッド418を通じてリテーナ部380に伝達される。そのため、トップリング302のトップリング本体2の回転力は支持ローラ450を通じてリテーナ部380へ伝達される。
また、上述の実施形態において、通路403を通じてシリンダ406に流体を供給して、ダイアフラム408によりピストン410を駆動することで、リテーナ部材3を上下方向に移動させて研磨パッド352に対して押し付けることができる。また、シリンダ406に供給する流体の圧力により、リテーナ部材3の研磨パッド352への押しつけ圧力を
制御することができる。上述の実施形態においては、リテーナ部材3が上下方向に移動するとき、支持ローラ450により案内されて移動する。そのため、支持ローラ450と支持パッド418との間の抵抗を小さくすることができる。
上述の実施形態によるトップリング302は、ボルト310により下部材306を上部材303および中間部材304から取り外すことができる。たとえば、研磨装置300のメンテナンスを行うときに、下部材306をトップリング302から取り外して、弾性膜4、リテーナ部材3、および支持ローラ450などを交換することができる。図6は、図3に示されるトップリング302において、下部材306が分離した状態を示す図である。なお、図6に示される実施形態においては、下部材306および下部材306に固定されるリテーナ支持フレーム420、支持ローラ450、リテーナ支持ガイド412、リテーナガイド416、リテーナ部材3なども一緒に分離される。
研磨装置において、トップリングから一部を取り外すために治具を用いることがある。以下において、トップリング302の下部材306を、上部材303および中間部材304から取り外すとき、および、下部材306を上部材303および中間部材304に取り付けるときに使用することができる治具について説明する。一実施形態において、治具は、下部材306を保持することができるように構成される。一実施形態において、治具は、保持している下部材306を昇降させることができるように構成される。一実施形態において、治具は、下部材306を保持した状態で、研磨テーブル350上を移動することができるように構成される。
図7は、一実施形態による治具500を示す斜視図である。図8は、図7に示される治具500の上面図である。図9は、図7に示される治具500の下面図である。図10は、図8に示される矢印10の方向から見た治具500の断面図である。図11は、図8に示される矢印11の方向から見た治具500の断面図である。図12は、図11に示される領域12の部分を拡大して示す図である。図13は、図8に示される矢印13の方向から見た治具500の断面図である。図14は、図8に示される矢印14の方向から見た治具500の断面図である。図22は、一実施形態による、治具500の可動プレート504の上に、トップリング302の下部材306が載せられた状態を示す斜視図である。
図示の実施形態による治具500は、ベースプレート502を備える。ベースプレート502の上には、可動プレート504が搭載されている。可動プレート504は、後述のように、トップリング302の下部材306を支持することができるように構成される。また、後述するように、可動プレート504は高さ方向(可動プレート504の面に垂直な方向)に移動可能に構成される。可動プレート504は、平面視した場合に下部材306と同様の形状であり、また、下部材306と同程度の面積を備えるように形成される。図示の実施形態においては、トップリング302は四角形であるので、可動プレート504も四角形である。他の実施形態として、トップリング302および下部材306が円形であるならば、可動プレート504も下部材306と同程度の寸法の円形の可動プレート504とすることができる。
図示の実施形態において、治具500はハンドル550を備える。図示の実施形態において、2つのハンドル550がベースプレート502に連結されている。作業者は、ハンドル550により治具500を持ち運びすることができる。
図示の実施形態において、治具500はローラ552を備える。図示の実施形態においては、4つのローラ552がベースプレート502に取り付けられている。ローラ552は回転可能に構成されており、ローラ552により治具500を研磨テーブル350上で移動させることができる。図示の実施形態において、4つのローラ552はいずれも同一
方向に取り付けられている。そのため、治具500は、基本的には直線方向にのみ移動可能である。図示の実施形態において、治具500は、ローラ552の回転を防止するためのブレーキパッド556およびブレーキパッド556をローラ552に押し付けるためのブレーキボルト558を備える(図10)。図示の実施形態においては、図8の下側(「メンテナンス側」ともいう)の2つのローラ552にだけブレーキパッド556およびブレーキボルト558が備えられている。ブレーキボルト558を回して前進させることでブレーキパッド556をローラ552に押し付けて、ローラ552の回転を防止することができる。なお、本明細書で開示される治具500は、研磨パッド352が配置されていない状態の研磨テーブル350の上に配置させてもよく、また、研磨テーブル350の上に配置された研磨パッド352の上に配置させてもよい。そのため、本明細書および図面においては、研磨テーブル350上、あるいは研磨テーブル350の表面などという場合、研磨パッド352が無い状態における研磨テーブル350の上または表面と、研磨テーブル350に配置された研磨パッド352の上または表面との両方を含む。たとえば、研磨テーブル350上に治具500が配置される、などという場合、研磨パッド352が無い状態で研磨テーブル350の上に直接に治具500が配置される場合と、研磨テーブル350に配置された研磨パッド352の上に治具500が配置される場合との両方の場合を含む。
図示の実施形態において、治具500は、複数のポスト554A、554Bを備える。図示の実施形態においては、対向する2辺にそれぞれ2つのポスト554Aが設けられ、他の辺に1つのポスト554Bが配置されている。図示の実施形態においては、メンテナンス側のポスト554Bが配置されている。これらのポスト554A、554Bは、治具500を研磨テーブル350上でトップリング302の下に移動させるときに、治具500をトップリング302の真下に案内するためのものである。治具500を研磨テーブル350上でトップリング302の真下に移動させるとき、4つのポスト554Aがトップリング302の上部材303に係合することで治具500をトップリング302に向かって直線的に案内し、ポスト554Bが上部材303に係合することで、治具500のトップリング302の真下の位置で停止させる。なお、ポスト554A、554Bは、トップリング302の上部材303に直接に係合せずに、上部材303に固定されている他の部材、たとえば上部ハウジング402または下部ハウジング404に係合するように構成されてもよい。
図11、12、14に示されるように、一実施形態による治具500において、ベースプレート502と可動プレート504との間に弾性膜506が配置されている。図示のように、ベースプレート502と弾性膜506の間には圧力室508が形成されている。図15は、図8に示される可動プレート504を取り外した状態の治具500を示す上面図である。なお、図15において、可動プレート504が配置される位置は破線で示されている。図示の実施形態において、弾性膜506は環状のシートの形態である。弾性膜506は、ホルダ510によりベースプレート502に固定される。図示の実施形態おいて、環状の弾性膜506は外周部において、環状のホルダ510Aとベースプレート502とにより挟まれてベースプレート502に固定され、内周部において、環状のホルダ510Bとベースプレート502との間に挟まれてベースプレート502に固定される。図示のように、ホルダ510A、510Bは、ネジ511A、511Bによりベースプレート502に固定することができる。
一実施形態において、治具500は、ベースプレート502と弾性膜506との間に形成される圧力室508に流体を供給するための通路512を備える。図14に示されるように、ベースプレート502には、通路512aが形成されている。通路512aの一端は、ベースプレート502と弾性膜506との間に形成される圧力室508に開口している。図9、14に示されるように、ベースプレート502の下面には、ベースプレート5
02の通路512aからポスト554Bの下面まで延びるカバープレート513が取り付けられている。図14に示されるように、カバープレート513は、パッキン515を介してベースプレート502に取付られている。図14に示されるように、カバープレート513にはベースプレート502の通路512aに連通する通路512bが形成されている。カバープレート513の通路512bは、ポスト554B内に形成された通路512cに連通している。ポスト554Bの通路512cの端部は、後述のように流体源に接続可能である。一実施形態において、図14に示されるように通路512は、ベースプレート502からポスト554Bの内部に延びている。図示の実施形態において、ポスト554Bには切換弁514を介してチューブ516に接続されている。チューブ516における切換弁514の反対側の端部にはカプラ518が接続されている。カプラ518には、たとえば空気または窒素などの流体源または流体供給回路が接続される。図示の実施形態において、チューブ516および通路512から空気または窒素などの流体を圧力室508に供給することができる。圧力室508の圧力が大きくなると弾性膜506が上方に膨張して、その上にある可動プレート504を上方に移動させる。
図示の実施形態において、ベースプレート502には中心付近に貫通孔520が形成されている。また、可動プレート504も同様に中心付近に貫通孔522が形成されている。ベースプレート502の貫通孔520と、可動プレート504の貫通孔522は、同心状に形成されている。図11、12の実施形態において、可動プレート504の貫通孔522と同心になるように可動プレート504の下にストッパ524が取り付けられている。図示の実施形態において、ストッパ524は円筒形の部材である。ストッパ524は、図示のようにネジ528により可動プレート504に固定される。円筒形のストッパ524は、ベースプレート502の貫通孔520の中を延びるように構成される。図11、12に示されるように円筒形のストッパ524における可動プレート504の反対側の端部は半径方向外側に広がるフランジ526を備える。ストッパ524は可動プレート504に固定されているので、ストッパ524は可動プレート504とともに移動する。フランジ526の直径は、ベースプレート502の貫通孔520の直径よりも大きい。あるいは、フランジ526の直径は、ベースプレート502に固定されていて、貫通孔520より内側に張り出している部材の直径よりも大きい。図11、12に示される実施形態において、ベースプレート502の貫通孔520付近には、ホルダ510Bが取り付けられており、ホルダ510Bは、一部が貫通孔520より内側に張り出している。そのため、可動プレート504が上方に移動すると、ストッパ524のフランジ526が、ベースプレート502に固定されたホルダ510Bに接触する。そのため、ストッパ524は、可動プレート504の移動を所定の範囲内に制限することができる。他の実施形態において、ストッパ524のフランジ526が、ベースプレート502に接触するように構成してもよい。
一実施形態において、図7、8、13に示されるように、ベースプレート502には、複数のガイドピン530が取り付けられている。ガイドピン530は、ベースプレート502から上方向に突出している。また、図示のようにガイドピン530は、ネジ532によりベースプレート502に固定されている。ガイドピン530は2つ以上設けられることが好ましい。図示の実施形態においては、ガイドピン530は2つ設けられている。図13に示されるように、可動プレート504において、ガイドピン530の対応する位置に貫通孔534が設けられている。図示のようにガイドピン530は、可動プレート504が下降した位置にあるときに、貫通孔534内に配置される。そのため、ガイドピン530は、可動プレート504が下降するときに可動プレート504を位置決めする機能を持つ。
図示の実施形態による治具500において、ベースプレート502の下面には、複数の足パッド540が設けられている。図示の実施形態による治具500においては、図9に
示されるように、4個の足パッド540が設けられている。足パッド540の最下面は、ローラ552の最下面よりもわずかに高い位置になるように構成される。足パッド540は、治具500が、可動プレート504上に下部材306を保持して下部材306を上昇させるときの反力によりベースプレート502が下方向に押された時に、足パッド540が研磨テーブル350に接触して、反力を支える機能を持つ。一方で、可動プレート504を駆動していないときは、足パッド540の最下面は、ローラ552の最下面よりもわずかに高い位置になるように構成されるので、ローラ552により治具500を研磨テーブル350上で移動可能である。尚、ローラ552と足パッド540の材質は研磨パッド352に影響を与えないプラスチックなど樹脂製が好ましい。
図16は、一実施形態による、治具500の圧力室508に流体を供給するための流体供給機構を概略的に示す図である。図16に示されるように、流体供給機構は、流体源560に連結された管路562を備える。供給される流体は、たとえば圧縮空気や窒素とすることができる。また、流体源560は、研磨装置300内に設けてもよく、研磨装置300の外部に設けられた流体源としてもよい。図16に示されるように、管路562には減圧弁564が設けられる。減圧弁564は、管路562内の圧力を低下させ、排気させるためのものである。また、管路562には、可変絞り弁566が設けられ。可変絞り弁566は、562内の流量を制御するための弁である。さらに、管路562には三方弁568が設けられる。三方弁568の一方は排気側であり、もう一方は、カプラ570側の管路562に連結されている。カプラ570は、治具500のカプラ518に連結可能である。カプラ570と三方弁568の間にはリリーフ弁572が設けられており、治具500の弾性膜506に過剰な圧力がかからないようにすることができる。リリーフ弁572は無くてもよい。
図17は、一実施形態による、治具500を用いてトップリング302の下部材306を上部材303および中間部材304に取り付けるとき、または、下部材306を上部材303および中間部材304から取り外すときの様子を示す上面図である。図17において、アーム360を旋回させてトップリング302がメンテナンス位置になるように配置されている。
図17に示されるように、治具500は、研磨テーブル350上の研磨パッド352の表面(研磨面352a)に配置される。図17に示される実施形態において、治具500および下部材306は、研磨テーブル350に対して大きいので、治具500の一部が研磨テーブル350からはみ出す。そのため、延長テーブル580が配置される。図18は、延長テーブル580を概略的に示す斜視図である。延長テーブル580は、治具500が研磨テーブル350からはみ出した部分を、研磨テーブル350上の研磨パッド352の表面(研磨面352a)と同じ高さで支持するためのものである。図18において、研磨テーブル350の外形が破線で示されている。図18に示されるように、延長テーブル580の一端部は研磨テーブル350上に配置される。延長テーブル580は、高さ調整機構などを備えるものとすることができる。
図17に示されるように、治具500を研磨テーブル350上の研磨パッド352の表面(研磨面352a)に配置したら、治具500を移動させて、トップリング302の真下に移動させることができる。図19は、下部材306を保持する治具500がトップリング302の真下にあるときの様子を示す側面図である。図19に示される状態で、治具500の圧力室508に流体を供給して可動プレート504を上昇させることで、可動プレート504の上に保持されている下部材306を、上部材303および中間部材304に向けて移動させることができる。
図20は、一実施形態による、治具500を用いてトップリング302から下部材30
6を取り外すときの方法を示すフローチャートである。図20に示されるように、まず研磨装置300の各構成物、たとえばトップリング302、研磨液供給ノズル354、アトマイザ358、ドレッサ356などをそれぞれメンテナンス位置へ移動させる(S102)。次に、トップリング302からバンド414(図4、5)を取り外す(S104)。次に、治具500を研磨テーブル350上の研磨パッド352の表面(研磨面352a)の上に載せる(S106)。このとき、必要であれば延長テーブル580を使用してもよい。次に、治具500のカプラ518を、流体供給機構のカプラ570に接続する(S108)。次に、治具500をトップリング302の真下に移動させる(S110)。次に、治具500が動かないように治具500を固定する(S112)。具体的には、ブレーキボルト558を回してブレーキパッド556をローラ552に押し当ててローラ552を固定する。
次に、流体供給機構(図16)の三方弁568の流路を切り替えて、流体源560から流体を管路562に流して治具500の方へ導く(S114)。次に、治具500の切換弁514を開いて、圧力調整された状態の流体を通路512を通じて治具500の圧力室508に供給する(S116)。圧力室508に流体が供給されると弾性膜506が上に押し上げられ、可動プレート504が上方向に移動して、トップリング302の下部材306を支持する。この状態において、ボルト310を緩めて、下部材306を上部材303および中間部材304から取り外す(S118)。取り外された下部材306は、治具500の可動プレート504に支持される。次に、治具500の切換弁514を閉じて治具500の圧力室508から流体を排出する(S120)。圧力室508から流体が排出されると、弾性膜506が下がり、可動プレート504が下降する。次に、治具500の固定を解除する(S122)。具体的には、ブレーキボルト558を回してブレーキパッド556をローラ552から引き離して、ローラ552の固定を解除する。次に、下部材306を保持した治具500を研磨テーブル350上でメンテナンス側に移動させる(S124)。次に、治具500から下部材306を取り外す(S126)。下部材306を取り外したら、下部材306に取り付けられている弾性膜4、リテーナ部材3、および支持ローラ450などを交換することができる。下部材306を治具500から取り外したら、流体供給機構の三方弁568の流路を切り替える(S128)。より具体的には、三方弁568を切り替えて、切換弁514から三方弁568までの残留圧力を開放する。次に、治具500のカプラ518を流体供給機構のカプラ570から取り外す(S130)。最後に、治具500を研磨テーブル350上の研磨パッド352の表面(研磨面352a)から取り外す(S132)。
図21は、一実施形態による、治具500を用いてトップリング302の下部材306を、上部材303および中間部材304に取り付けるときの方法を示すフローチャートである。図21に示されるように、まず研磨装置300の各構成物、たとえばトップリング302、研磨液供給ノズル354、アトマイザ358、ドレッサ356などをそれぞれメンテナンス位置へ移動させる(S202)。次に、治具500を研磨テーブル350上の研磨パッド352の表面(研磨面352a)の上に載せる(S204)。このとき、必要であれば延長テーブル580を使用してもよい。次に、治具500のカプラ518を、流体供給機構のカプラ570に接続する(S206)。次に、治具500が動かないように治具500を固定する(S208)。具体的には、ブレーキボルト558を回してブレーキパッド556をローラ552に押し当ててローラ552を固定する。次に、下部材306を治具500の可動プレート504の上に載せる(S210)。次に、治具500の固定を解除する(S212)。具体的には、ブレーキボルト558を回してブレーキパッド556をローラ552から引き離して、ローラ552の固定を解除する。次に、治具500をトップリング302の真下に移動させる(S214)。次に、治具500が動かないように治具500を固定する(S216)。次に、流体供給機構(図16)の三方弁568の流路を切り替えて、流体源560から流体を管路562に流して治具500の方へ導
く(S218)。次に、治具500の切換弁514を開いて、圧力調整された状態の流体を通路512を通じて治具500の圧力室508に供給する(S220)。圧力室508に流体が供給されると弾性膜506が上に押し上げられ、可動プレート504が上方向に移動して、下部材306をトップリング302の上部材303および中間部材304に向けて押し付ける。この状態において、ボルト310を締めて、下部材306を上部材303および中間部材304に固定する(S222)。次に、治具500の切換弁514を閉じて治具500の圧力室508から流体を排出する(S224)。圧力室508から流体が排出されると、弾性膜506が下がり、可動プレート504が下降する。次に、治具500の固定を解除する(S226)。次に、治具500を研磨テーブル350上でメンテナンス側に移動させる(S228)。次に、流体供給機構の三方弁568の流路を切り替える(S230)。より具体的には、三方弁568を切り替えて、切換弁514から三方弁568までの残留圧力を開放する。次に、治具500のカプラ518を流体供給機構のカプラ570から取り外す(S232)。最後に、治具500を研磨テーブル350上の研磨パッド352の表面(研磨面352a)から取り外す(S234)。
上述の実施形態から少なくとも以下の技術的思想が把握される。
[形態1]形態1によれば、基板を保持するためのトップリングの少なくとも一部の着脱を行うための治具が提供され、かかる治具は、外された状態のトップリングの少なくとも一部を支持するための可動プレートと、トップリングに対して治具を所定位置に位置合わせするための、トップリングに係合するように構成された複数のポストと、前記可動プレートをトップリングに近づく方向に、および、トップリングから離れる方向に移動させるための駆動機構と、を有する。
[形態2]形態2によれば、形態1による治具において、さらに、前記治具を移動させるための移動機構を備える。
[形態3]形態3によれば、形態1または形態2による治具において、さらに、前記治具が移動しないように治具の位置を固定するための停止機構を備える。
[形態4]形態1から形態3のいずれか1つの形態による治具において、前記治具は、研磨パッドを支持するための研磨テーブル上に配置されるように構成される。
[形態5]形態5によれば、形態4による治具において、さらに、研磨テーブルの表面または前記研磨テーブルに配置される研磨パッドの研磨面と同一の高さの表面を備える、研磨テーブルに着脱可能な延長テーブルを有し、前記治具は、研磨テーブルおよび前記延長テーブル上に配置されるように構成される。
[形態6]形態6によれば、基板を保持するためのトップリングの少なくとも一部を取り外す方法が提供され、かかる方法は、形態1から形態5のいずれか1つの形態による治具を研磨テーブル上または前記研磨テーブルに配置される研磨パッドの研磨面に配置するステップと、前記治具を前記トップリングの真下に移動させるステップと、前記治具の可動プレートを上昇させて、前記可動プレートに前記トップリングの前記一部を支持させるステップと、前記トップリングの前記一部をトップリング本体から切り離すステップと、
前記可動プレートを下降させるステップと、を有する。
[形態7]形態7によれば、基板を保持するためのトップリングの少なくとも一部をトップリング本体取り付ける方法が提供され、かかる方法は、形態1から形態5のいずれか1つの形態による治具を研磨テーブル上または前記研磨テーブルに配置される研磨パッドの研磨面に配置するステップと、前記治具の可動プレートに前記トップリングの前記一部を載せるステップと、前記治具を前記トップリング本体の真下に移動させるステップと、
前記治具の可動プレートを上昇させて、前記可動プレート上の前記トップリングの前記一部をトップリング本体に接触させるステップと、前記トップリングの前記一部をトップリング本体へ連結させるステップと、前記可動プレートを下降させるステップと、を有する。
2…トップリング本体
18…トップリングシャフト
300…研磨装置
302…トップリング
303…上部材
304…中間部材
306…下部材
310…ボルト
350…研磨テーブル
352…研磨パッド
500…治具
502…ベースプレート
504…可動プレート
506…弾性膜
508…圧力室
512…通路
513…カバープレート
514…切換弁
516…チューブ
518…カプラ
524…ストッパ
526…フランジ
530…ガイドピン
550…ハンドル
552…ローラ
554A…ポスト
554B…ポスト
WF…基板

Claims (7)

  1. 基板を保持するためのトップリングの少なくとも一部の着脱を行うための治具であって、
    外された状態のトップリングの少なくとも一部を支持するための可動プレートと、
    トップリングに対して治具を所定位置に位置合わせするための、トップリングに係合するように構成された複数のポストと、
    前記可動プレートをトップリングに近づく方向に、および、トップリングから離れる方向に移動させるための駆動機構と、を有する、
    治具
  2. 請求項1に記載の治具であって、さらに、
    前記治具を移動させるための移動機構を備える、
    治具。
  3. 請求項に記載の治具であって、さらに、
    前記治具が移動しないように前記移動機構の動作を禁止させるための停止機構を備える、
    治具。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の治具であって、
    前記治具は、研磨パッドを支持するための研磨テーブル上に配置されるように構成される、
    治具。
  5. 請求項4に記載の治具であって、さらに、
    研磨テーブルの表面または前記研磨テーブルに配置される研磨パッドの研磨面と同一の高さの表面を備える、研磨テーブルに着脱可能な延長テーブルを有し、
    前記治具は、研磨テーブルおよび前記延長テーブル上に配置されるように構成される、治具。
  6. 基板を保持するためのトップリングの少なくとも一部を取り外す方法であって、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の治具を研磨テーブル上または前記研磨テーブルに配置される研磨パッドの研磨面に配置するステップと、
    前記治具を前記トップリングの真下に移動させるステップと、
    前記治具の可動プレートを上昇させて、前記可動プレートに前記トップリングの前記一部を支持させるステップと、
    前記トップリングの前記一部をトップリング本体から切り離すステップと、
    前記可動プレートを下降させるステップと、を有する、
    方法。
  7. 基板を保持するためのトップリングの少なくとも一部をトップリング本体取り付ける方法であって、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の治具を研磨テーブル上または前記研磨テーブルに配置される研磨パッドの研磨面に配置するステップと、
    前記治具の可動プレートに前記トップリングの前記一部を載せるステップと、
    前記治具を前記トップリング本体の真下に移動させるステップと、
    前記治具の可動プレートを上昇させて、前記可動プレート上の前記トップリングの前記一部をトップリング本体に接触させるステップと、
    前記トップリングの前記一部をトップリング本体へ連結させるステップと、
    前記可動プレートを下降させるステップと、を有する、
    方法。
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