JP7073858B2 - コイル部品及びこれを備えたワイヤレス電力伝送回路 - Google Patents
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図1及び図2は、それぞれ本発明の第1の実施形態によるコイル部品1に含まれる第1のコイルパターン100及び第2のコイルパターン200のパターン形状を説明するための略平面図である。また、図3は、図1及び図2に示すD-D線に沿った略断面図である。
W1,W2<W3,W4
を満たしている。
W1<W2<W3<W4
を満たしている。比較例では全てのターンにおいて導体パターンのパターン幅がW0である。
W1=W2
であっても構わない。
W3=W4
であっても構わない。
図17及び図18は、それぞれ本発明の第2の実施形態によるコイル部品2に含まれる第1のコイルパターン300及び第2のコイルパターン400のパターン形状を説明するための略平面図である。
10 基板
11 基板の一方の表面
12 基板の他方の表面
21 送電コイル
22 送電回路
23 磁性シート
31 受電コイル
32 受電回路
33 磁性シート
40 空間
100,300 第1のコイルパターン
200,400 第2のコイルパターン
110~150、210~250 ターン
111~114,121~124,131~134,141~144,151~154,211~214,221~224,231~234,241~244,251~254,361,362,461,642 導体パターン
161,162,261,262 引き出しパターン
A1,A2 円周領域
B1,B2 遷移領域
C1,C2 中心点
E1,E1a,E1b,E2,E2a,E2b 端子電極
F1,F2 領域
H1~H8 スルーホール導体
L1,L2 仮想線
P ピッチ
RX ワイヤレス受電装置
S スペース
T コイルパターン
TX ワイヤレス送電装置
Ti 最内周ターン
To 最外周ターン
W1~W4 パターン幅
Claims (12)
- 基板と、
前記基板の一方の表面に形成され、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された第1のコイルパターンと、を備え、
前記第1のコイルパターンは、最も内周に位置する最内周ターンと、最も外周に位置する最外周ターンと、前記最内周ターン又は前記最外周ターンから数えたターン数が全体の中間である中間ターンと、線路長の中心位置とを有し、
前記最内周ターンのパターン幅、前記最外周ターンのパターン幅及び前記中間ターンのパターン幅よりも、前記中心位置におけるパターン幅の方が大きく、
前記最内周ターンから前記中間ターンまでの各ターンのパターン幅の合計値又は平均値よりも、前記最外周ターンから前記中間ターンまでの各ターンのパターン幅の合計値又は平均値の方が大きいことを特徴とするコイル部品。 - 前記最外周ターンのパターン幅よりも前記最内周ターンのパターン幅の方が小さいことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
- 径方向に隣接するターン間のスペースが一定幅であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル部品。
- 前記複数ターンの径方向におけるピッチが一定であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル部品。
- 前記最内周ターンのパターン幅は、前記第1のコイルパターンのパターン厚よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコイル部品。
- 前記最内周ターンのパターン厚は、前記最外周ターンのパターン厚よりも薄いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコイル部品。
- 前記第1のコイルパターンを構成する各ターンは、スパイラル状のスリットによって径方向に分離された第1及び第2の導体パターンを含む複数の導体パターンからなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のコイル部品。
- 前記基板の他方の表面に形成され、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された第2のコイルパターンをさらに備え、
前記第1のコイルパターンの内周端と前記第2のコイルパターンの内周端が互いに接続され、
前記第2のコイルパターンは、最も内周に位置する最内周ターンと、最も外周に位置する最外周ターンと、前記最内周ターン又は前記最外周ターンから数えたターン数が全体の中間である中間ターンと、線路長の中心位置とを有し、
前記第2のコイルパターンは、前記最内周ターンのパターン幅及び前記最外周ターンのパターン幅よりも、前記中心位置におけるパターン幅の方が大きく、且つ、前記最内周ターンから前記中間ターンまでの各ターンのパターン幅の合計値又は平均値よりも、前記最外周ターンから前記中間ターンまでの各ターンのパターン幅の合計値又は平均値の方が大きいことを特徴とする請求項7に記載のコイル部品。 - 前記第2のコイルパターンを構成する各ターンは、スパイラル状のスリットによって径方向に分離された第3及び第4の導体パターンを含む複数の導体パターンからなり、
前記第1の導体パターンは、前記第2の導体パターンよりも外周側に位置し、
前記第3の導体パターンは、前記第4の導体パターンよりも外周側に位置し、
前記第1の導体パターンの内周端と前記第4の導体パターンの内周端が互いに接続され、
前記第2の導体パターンの内周端と前記第3の導体パターンの内周端が互いに接続されることを特徴とする請求項8に記載のコイル部品。 - 平面視で前記第1のコイルパターンと重なる磁性シートをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のコイル部品。
- 基板と、
前記基板の一方の表面に形成され、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された第1のコイルパターンと、を備え、
前記第1のコイルパターンは、最も内周に位置する最内周ターンと、最も外周に位置する最外周ターンと、前記最内周ターン又は前記最外周ターンから数えたターン数が全体の中間である中間ターンと、線路長の中心位置とを有し、
前記最内周ターンのパターン幅及び前記最外周ターンのパターン幅よりも、前記中心位置におけるパターン幅の方が大きく、
前記最内周ターンから前記中間ターンまでの各ターンのパターン幅の合計値又は平均値よりも、前記最外周ターンから前記中間ターンまでの各ターンのパターン幅の合計値又は平均値の方が大きく、
前記第1のコイルパターンを構成する各ターンは、スパイラル状のスリットによって径方向に分離された第1及び第2の導体パターンを含む複数の導体パターンからなり、
前記第2の導体パターンは、前記第1の導体パターンよりも内周側に位置し、
前記最内周ターンを構成する前記第2の導体パターンのパターン幅は、前記最内周ターンを構成する前記第1の導体パターンのパターン幅よりも狭いことを特徴とするコイル部品。 - 請求項1乃至11のいずれか一項に記載のコイル部品と、前記コイル部品に接続された共振回路とを備え、
前記第1のコイルパターンのパターン厚は、前記第1のコイルパターンに流れる電流の共振周波数における表皮深さよりも小さいことを特徴とするワイヤレス電力伝送回路。
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