JP7087428B2 - コイル部品 - Google Patents

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本発明はコイル部品に関し、特に、スパイラル状の平面導体を有するコイル部品に関する。
各種電子機器に用いられるコイル部品としては、磁性コアにワイヤ(被覆導線)を巻回したタイプのコイル部品の他、絶縁基板の表面にスパイラル状の平面導体を複数ターンに亘って形成したタイプのコイル部品が知られている。例えば、特許文献1には、4つの絶縁基板の表面にそれぞれスパイラル状のコイル部を形成し、第1層及び第2層のコイル部の外周端を短絡するとともに、第3層及び第4層のコイル部の外周端を短絡し、さらに、第1~第4層のコイル部の内周端を全て短絡した構成が開示されている(特許文献1の図2参照)。さらに、特許文献1には、第1層及び第3層のコイル部の外周端を短絡するとともに、第2層及び第4層のコイル部の外周端を短絡し、さらに、第1層及び第2層のコイル部の内周端を短絡するとともに、第3層及び第4層のコイル部の内周端を短絡した構成も開示されている(特許文献1の図6参照)。
特開2008-205215号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたコイル部品は、並列接続される2つのコイル部(例えば、図2では第1層及び第2の層のコイル部)の特性が一致しないことから、これに起因して交流抵抗が増加するという問題があった。例えば、特許文献1の図2の構成に着目すると、第1層のコイル部ついては片側にのみ他のコイル部が隣接する一方、第2層のコイル部については両側に他のコイル部が隣接するため、第1層のコイル部と第2の層のコイル部の容量成分にアンバランスが生じ、これが交流抵抗を悪化させる原因となっていた。
したがって、本発明は、スパイラル状のコイル部が複数積層されてなるコイル部品において、容量成分のアンバランスに起因する交流抵抗の増大を抑えることを目的とする。
本発明によるコイル部品は、第1及び第2の端子電極と、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、それぞれの外周端が第1の端子電極に共通に接続された第1及び第3のコイル部と、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、それぞれの外周端が第2の端子電極に共通に接続された第2及び第4のコイル部と、を備え、第1のコイル部の内周端は第2のコイル部の内周端に接続され、第3のコイル部の内周端は第4のコイル部の内周端に接続され、第1乃至第4のコイル部は、第1及び第3のコイル部が第2のコイル部と第4のコイル部によって挟まれるよう、互いに重ねて配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、並列接続される第1のコイル部と第3のコイル部に生じる容量成分がほぼ一致し、且つ、並列接続される第2のコイル部と第4のコイル部に生じる容量成分がほぼ一致することから、容量成分のアンバランスに起因した交流抵抗の増大が抑制される。これにより、交流抵抗の低いコイル部品を提供することが可能となる。
本発明によるコイル部品は、第1の表面及び第1の表面の反対側に位置する第2の表面を有する第1の絶縁基板と、第1の絶縁基板の第1の表面と向かい合う第3の表面及び第3の表面の反対側に位置する第4の表面を有する第2の絶縁基板をさらに備え、第1のコイル部は、第1の絶縁基板の第1の表面に形成され、第2のコイル部は、第1の絶縁基板の第2の表面に形成され、第3のコイル部は、第2の絶縁基板の第3の表面に形成され、第4のコイル部は、第2の絶縁基板の第4の表面に形成され、第1のコイル部の内周端と第2のコイル部の内周端は、第1の絶縁基板を貫通して設けられた第1の接続部を介して互いに接続され、第3のコイル部の内周端と第4のコイル部の内周端は、第2の絶縁基板を貫通して設けられた第2の接続部を介して互いに接続されても構わない。これによれば、2枚の絶縁基板を用いて第1~第4のコイル部を支持することが可能となる。
本発明において、第1乃至第4のコイル部は、いずれもスパイラル状のスリットによって径方向に分離された少なくとも第1及び第2の導体部分を含んでいても構わない。これによれば、電流密度の偏りが低減されるため、直流抵抗や交流抵抗をより低減することが可能となる。
本発明において、第1の導体部分は、第2の導体部分よりも外周側に位置し、第1のコイル部の第1の導体部分の内周端は、第2のコイル部の第2の導体部分の内周端に接続され、第1のコイル部の第2の導体部分の内周端は、第2のコイル部の第1の導体部分の内周端に接続され、第3のコイル部の第1の導体部分の内周端は、第4のコイル部の第2の導体部分の内周端に接続され、第3のコイル部の第2の導体部分の内周端は、第4のコイル部の第1の導体部分の内周端に接続されても構わない。これによれば、内周側に位置する導体部分と外周側に位置する導体部分の電流密度分布が均一化されるため、直流抵抗や交流抵抗をよりいっそう低減することが可能となる。
本発明によるコイル部品は、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、外周端が第1の端子電極に接続された第5のコイル部と、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、外周端が第2の端子電極に接続された第6のコイル部と、をさらに備え、第5及び第6のコイル部は、第1乃至第4のコイル部と重なり、第5のコイル部の内周端は第6のコイル部の内周端に接続されても構わない。これによれば、直流抵抗および交流抵抗をより低減することができるとともに、より大きなインダクタンスを得ることが可能となる。
本発明において、第1のコイル部と第3のコイル部は平面視で同じパターン形状を有し、第2のコイル部と第4のコイル部は平面視で同じパターン形状を有していても構わない。これによれば、第1のコイル部と第3のコイル部の容量成分がほぼ完全に一致し、且つ、第2のコイル部と第4のコイル部の容量成分がほぼ完全に一致することから、より交流抵抗の低いコイル部品を提供することが可能となる。
本発明において、第1乃至第4のコイル部は、径方向における位置が変化しない円周領域と、径方向における位置が遷移する遷移領域を有していても構わない。これによれば、導体パターンの径方向位置が徐々に変化する渦巻形状とする場合に比べ、パターン設計やパターン変更が容易となる。
本発明において、第1及び第2のコイル部の円周領域は平面位置が互いに一致し、第3及び第4のコイル部の円周領域は平面位置が互いに一致していても構わない。これによれば、第1及び第2の絶縁基板が透明又は半透明である場合に、外観検査が容易となる。
このように、本発明によれば、スパイラル状のコイル部が複数積層されてなるコイル部品において、並列接続される2つのコイル部間における容量成分のアンバランスが低減されることから、交流抵抗の増大を抑えることが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるコイル部品10の構成を示す断面図である。 図2は、第1のコイル部100のパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の表面S1側から見た状態を示している。 図3は、第2のコイル部200のパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の表面S2側から見た状態を示している。 図4は、第1~第4のコイル部100,200,300,400の略斜視図である。 図5は、接続部TH1~TH4のレイアウトを説明するための拡大透視図である。 図6は、コイル部品10の等価回路図である。 図7は、コイル部品10に生じる容量成分を説明するための回路図である。 図8は、比較例によるコイル部品に生じる容量成分を説明するための回路図である。 図9は、コイル部品10の周波数特性を示すグラフである。 図10は、本発明の第2の実施形態によるコイル部品20の構成を説明するための模式的な断面図である。 図11は、本発明の第3の実施形態によるコイル部品30の構成を説明するための模式的な断面図である。 図12は、本発明の第4の実施形態によるコイル部品40の構成を説明するための模式的な断面図である。 図13は、本発明の第5の実施形態によるコイル部品50の構成を説明するための模式的な断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態によるコイル部品10の構成を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態によるコイル部品10は、第1及び第2の絶縁基板11,12と、絶縁基板11の一方の表面S1に形成された第1のコイル部100と、絶縁基板11の他方の表面S2に形成された第2のコイル部200と、絶縁基板12の一方の表面S3に形成された第3のコイル部300と、絶縁基板12の他方の表面S4に形成された第4のコイル部400とを備えている。第1の絶縁基板11と第2の絶縁基板12は、絶縁基板11の表面S1と絶縁基板12の表面S3が互いに向かい合うよう配置されている。詳細については後述するが、第1のコイル部100の内周端と第2のコイル部200の内周端は、絶縁基板11を貫通して設けられた複数の接続部THを介して互いに接続され、第3のコイル部300の内周端と第4のコイル部400の内周端は、絶縁基板12を貫通して設けられた複数の接続部THを介して互いに接続されている。
絶縁基板11,12の材料については特に限定されないが、PET樹脂などの透明又は半透明なフレキシブル材料を用いることができる。また、絶縁基板11,12は、ガラスクロスにエポキシ系樹脂が含浸されたフレキシブル基板であっても構わない。絶縁基板11,12が透明又は半透明である場合、平面視で第1のコイル部100と第2のコイル部200や、第3のコイル部300と第4のコイル部400が重なって見えることから、これらの重なり方によっては検査装置を用いた外観検査が困難となる。詳細については後述するが、本実施形態によるコイル部品10は、検査装置を用いた外観検査を正しく実行できるよう、第1のコイル部100と第2のコイル部200の大部分や、第3のコイル部300と第4のコイル部400の大部分が平面視で重なる位置に配置されている。
図2は、第1のコイル部100のパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の表面S1側から見た状態を示している。
図2に示すように、第1のコイル部100は、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された平面導体によって構成される。図2に示す例では、第1のコイル部100がターン110~ターン150からなる5ターン構成であり、ターン110が最外周に位置し、ターン150が最内周に位置する。また、各ターン110~150は、スパイラル状の3本のスリットによって径方向に4分割されている。これにより、ターン110~150は、最も外周側に位置する導体部分111~151と、2番目に外周側に位置する導体部分112~152と、2番目に内周側に位置する導体部分113~153と、最も内周側に位置する導体部分115~154に分離される。
最外周に位置するターン110の導体部分111~114は、端子電極E1aに共通に接続される。一方、最内周に位置するターン150の導体部分151~154は、それぞれ接続部TH1~TH4に接続される。第1のコイル部100を構成する各ターン110~150は、径方向における位置が変化しない円周領域A1と、径方向における位置が遷移する遷移領域B1を有しており、この遷移領域B1を境界としてターン110~ターン150からなる5ターンが定義される。
図示しないが、絶縁基板12の表面S3側から見た第3のコイル部300のパターン形状は、絶縁基板11の表面S1側から見た第1のコイル部100のパターン形状を裏返した形状を有している。このため、積層方向から見た平面視では、第1のコイル部100と第3のコイル部300のパターン形状は互いに同一となる。
図3は、第2のコイル部200のパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の表面S2側から見た状態を示している。
図3に示すように、第2のコイル部200は、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された平面導体によって構成される。図3に示す例では、第2のコイル部200がターン210~ターン250からなる5ターン構成であり、ターン210が最外周に位置し、ターン250が最内周に位置する。また、各ターン210~250は、スパイラル状の3本のスリットによって径方向に4分割されている。これにより、ターン210~250は、最も外周側に位置する導体部分211~251と、2番目に外周側に位置する導体部分212~252と、2番目に内周側に位置する導体部分213~253と、最も内周側に位置する導体部分214~254に分離される。
最外周に位置するターン210の導体部分211~214は、端子電極E2aに共通に接続される。一方、最内周に位置するターン250の導体部分251~254は、それぞれ接続部TH4~TH1に接続される。第2のコイル部200を構成する各ターン210~250は、径方向における位置が変化しない円周領域A2と、径方向における位置が遷移する遷移領域B2を有しており、この遷移領域B2を境界としてターン210~ターン250からなる5ターンが定義される。
図示しないが、絶縁基板12の表面S4側から見た第4のコイル部400のパターン形状は、絶縁基板11の表面S2側から見た第2のコイル部200のパターン形状を裏返した形状を有している。このため、積層方向から見た平面視では、第2のコイル部200と第4のコイル部400のパターン形状は互いに同一となる。
図4は、第1~第4のコイル部100,200,300,400の略斜視図である。
図4に示すように、第1のコイル部100と第2のコイル部200は、円周領域A1と円周領域A2の平面位置がほぼ一致するようにレイアウトされる。具体的には、第1のコイル部100を構成するターン110~150の円周領域A1は、第2のコイル部200を構成するターン210~250の円周領域A2とそれぞれ重なるようにレイアウトされる。第3のコイル部300と第4のコイル部400についても同様である。
また、第1のコイル部100の端子電極E1aと第3のコイル部300の端子電極E1bは、平面視で互いに重なる位置に配置され、両者は短絡される。同様に、第2のコイル部200の端子電極E2aと第4のコイル部400の端子電極E2bは、平面視で互いに重なる位置に配置され、両者は短絡される。
図5は、接続部TH1~TH4のレイアウトを説明するための拡大透視図である。
図5に示すように、第1のコイル部100のターン150を構成する導体部分151,152,153,154の内周端は、それぞれ接続部TH1,TH2,TH3,TH4を介して、第2のコイル部200のターン250を構成する導体部分254,253,252,251の内周端に接続される。つまり、最も外周側に位置する導体部分151が最も内周側に位置する導体部分254に接続され、2番目に外周側に位置する導体部分152が2番目に内周側に位置する導体部分253に接続され、2番目に内周側に位置する導体部分153が2番目に外周側に位置する導体部分252に接続され、最も内周側に位置する導体部分154が最も外周側に位置する導体部分251に接続される。その結果、第1のコイル部100の導体部分111~151が第2のコイル部200の導体部分214~254に接続され、第1のコイル部100の導体部分112~152が第2のコイル部200の導体部分213~253に接続され、第1のコイル部100の導体部分113~153が第2のコイル部200の導体部分212~252に接続され、第1のコイル部100の導体部分114~154が第2のコイル部200の導体部分211~251に接続されることになる。
図示しないが、第3のコイル部300の最内周ターンと第4のコイル部400の最内周ターンについても、第1及び第2のコイル部100,200と同様、4つの接続部を介して相互に接続される。これにより、第1のコイル部100と第2のコイル部200との間で内外周差が相殺され、第3のコイル部300と第4のコイル部400との間で内外周差が相殺される。その結果、電流密度分布がより均一化されることから、直流抵抗や交流抵抗を低減することが可能となる。
かかる構成により、図6に示すように、第1のコイル部100と第2のコイル部200が直列接続され、第3のコイル部300と第4のコイル部400が直列接続され、且つ、第1及び第2のコイル部100,200と第3及び第4のコイル部300,400が並列に接続されることになる。端子電極E1a,E1bは短絡されて端子電極E1を構成し、端子電極E2a,E2bは短絡されて端子電極E2を構成する。
本実施形態においては、第2のコイル部200、第1のコイル部100、第3のコイル部300及び第4のコイル部400がこの順に積層されていることから、各コイル部には、図7に示す容量成分Cp1~Cp3が生じる。ここで、容量成分Cp1は第1のコイル部100と第2のコイル部200によって形成される容量成分であり、容量成分Cp2は第3のコイル部300と第4のコイル部400によって形成される容量成分であり、容量成分Cp3は第1のコイル部100と第3のコイル部300によって形成される容量成分である。容量成分Cp1と容量成分Cp2の値は同じである。
そして、本実施形態においては、最も外側に位置する第2のコイル部200と第4のコイル部400が同じ端子電極E2に接続され、第2のコイル部200と第4のコイル部400に挟まれた第1のコイル部100と第3のコイル部300が同じ端子電極E1に接続されていることから、第1のコイル部100に生じる容量成分(Cp1+Cp3)と第3のコイル部300に生じる容量成分(Cp2+Cp3)が一致し、且つ、第2のコイル部200に生じる容量成分(Cp1)と第4のコイル部400に生じる容量成分(Cp2)が一致する。その結果、第1及び第2のコイル部100,200を経由する電流パスと、第3及び第4のコイル部300,400を経由する電流パスの条件が一致することから、交流抵抗を低減することが可能となる。
これに対し、第1~第4のコイル部100,200,300,400を図8に示すように接続すると、第1のコイル部100と第3のコイル部300の容量成分が不一致となり、且つ、第2のコイル部200と第4のコイル部400の容量成分が不一致となるため、容量成分のアンバランスに起因して交流抵抗が増大してしまう。本実施形態によるコイル部品10は、このような問題が解消されていることから、より低い交流抵抗を得ることが可能となる。
図9は、コイル部品の周波数特性を示すグラフであり、実線は図7に示す接続を行った場合のインピーダンスを示し、破線は図8に示す接続を行った場合のインピーダンスを示している。図9に示すように、図7に示す接続を行った場合、図8に示す接続を行った場合と比べて、共振周波数がより高くなることが分かる。その結果、共振周波数よりも十分に低い所定の周波数、例えば、100kHzの交流電流を流した場合に、より低い交流抵抗を得ることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によるコイル部品10は、第1及び第2のコイル部100,200を経由する電流パスと、第3及び第4のコイル部300,400を経由する電流パスの条件が一致することから、容量成分のアンバランスに起因する交流抵抗の増大を防止することができる。また、絶縁基板11,12の表裏に各コイル部を形成していることから、2枚の絶縁基板11,12によって4つのコイル部100,200,300,400を支持することができ、部品点数を最小限に抑えることが可能となる。しかも、絶縁基板11を貫通して設けられた接続部を介して第1及び第2のコイル部100,200の内周端同士を接続し、絶縁基板12を貫通して設けられた接続部を介して第3及び第4のコイル部300,400の内周端同士を接続していることから、異なる絶縁基板に形成されたコイル部の内周端同士を接続する必要がなく、構造を簡素化することができる。
さらに、本実施形態によるコイル部品10は、各ターンがスパイラル状のスリットによって径方向に4分割されていることから、このようなスリットを設けない場合と比べて、電流密度の偏りが低減される。その結果、直流抵抗や交流抵抗をさらに低減することができる。しかも、第1のコイル部100と第2のコイル部200との間で導体部分の径方向位置が完全に入れ替えられ、且つ、第3のコイル部300と第4のコイル部400との間で導体部分の径方向位置が完全に入れ替えられていることから、内外周差が相殺される。これにより、電流密度分布が均一化されることから、直流抵抗や交流抵抗を低減することが可能となる。
しかも、遷移領域B1,B2を除き、第1のコイル部100と第2のコイル部200の大部分が平面視で重なることから、絶縁基板11が透明又は半透明である場合であっても、第1のコイル部100と第2のコイル部200の視覚的な干渉を最小限に抑えることができる。つまり、第1のコイル部100を外観検査する際に第2のコイル部200が視覚的な障害とならず、逆に、第2のコイル部200を外観検査する際に第1のコイル部100が視覚的な障害とならない。これにより、検査装置を用いた外観検査を正しく実行することが可能となる。第3のコイル部300と第4のコイル部400についても同様であり、検査装置を用いた外観検査を正しく実行することが可能となる。
尚、本実施形態においては、第1~第4のコイル部100,200,300,400を構成する各ターンを径方向に4分割しているが、本発明において、各ターンを径方向に分割することは必須でなく、また、分割する場合であっても分割数については特に限定されない。分割数については、多いほど電流密度分布が均一化する一方、分割数が多いと、その分、スリットの専有面積が増大するため、1ターン当たりの導体面積が減少し、直流抵抗が増大する傾向がある。この点を考慮すれば、分割数を4~8に設定することが好ましい。実際の分割数は、当該コイル部品に流れる電流の周波数によって決定すればよく、周波数帯が低いほど分割数を小さくし、周波数帯が高いほど分割数を大きくすることが好ましい。特に、本発明によるコイル部品をワイヤレス電力伝送システムの受電コイルとして使用する場合、受信する交流電力の周波数は30~150kHzであり、この場合、分割数は4が最適である。
<第2の実施形態>
図10は、本発明の第2の実施形態によるコイル部品20の構成を説明するための模式的な断面図である。
図10に示すように、本実施形態によるコイル部品20は、第1のコイル部100の内周端が配線21を介して第4のコイル部400の内周端に接続され、第2のコイル部200の内周端が配線22を介して第3のコイル部300の内周端に接続される点において、第1の実施形態によるコイル部品10と相違している。その他の構成は、第1の実施形態によるコイル部品10と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態によるコイル部品20においても、第1及び第2のコイル部100,200を経由する電流パスと、第3及び第4のコイル部300,400を経由する電流パスの条件が一致することから、交流抵抗を低減することが可能となる。また、本実施形態においては、絶縁基板11,12の表裏に形成するコイル部の内周端同士を接続する必要がないことから、絶縁基板11,12の表裏に形成するコイル部同士のアライメントを厳密に調整する必要がない。
<第3の実施形態>
図11は、本発明の第3の実施形態によるコイル部品30の構成を説明するための模式的な断面図である。
図11に示すように、本実施形態によるコイル部品30は、絶縁基板31の表面S11に第1のコイル部100が形成され、絶縁基板31の表面S12に第3のコイル部300が形成され、絶縁基板32の表面S13に第2のコイル部200が形成され、絶縁基板33の表面S14に第4のコイル部400が形成されている。そして、第1のコイル部100の内周端が配線34を介して第2のコイル部200の内周端に接続され、第3のコイル部300の内周端が配線35を介して第4のコイル部400の内周端に接続されている。その他の構成は、第1の実施形態によるコイル部品10と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態によるコイル部品30においても、第1及び第2のコイル部100,200を経由する電流パスと、第3及び第4のコイル部300,400を経由する電流パスの条件が一致することから、交流抵抗を低減することが可能となる。また、本実施形態においては、積層方向に隣接する2つのコイル部間に必ず絶縁基板31~33が介在することから、積層方向に隣接する2つのコイル部同士の接触を防止することができる。
<第4の実施形態>
図12は、本発明の第4の実施形態によるコイル部品40の構成を説明するための模式的な断面図である。
図12に示すように、本実施形態によるコイル部品40は、絶縁基板41の表面S5に形成された第5のコイル部500と、絶縁基板42の表面S6に形成された第6のコイル部600が追加されている点において、第1の実施形態によるコイル部品10と相違する。絶縁基板41と絶縁基板42は、第1の実施形態によるコイル部品10を挟むよう、上下に配置されている。そして、第5のコイル部500の外周端は端子電極E1に接続され、第6のコイル部600の外周端は端子電極E2に接続され、第5のコイル部500の内周端と第6のコイル部600の内周端は、配線43を介して相互に接続されている。その他の構成は、第1の実施形態によるコイル部品10と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態によるコイル部品40においては、第1及び第2のコイル部100,200を経由する電流パスと、第3及び第4のコイル部300,400を経由する電流パスに加え、第5及び第6のコイル部500,600を経由する電流パスが追加されることから、直流抵抗及び交流抵抗をさらに低減することができる。また、積層方向における中心面Pを対称とした対称性も確保されるため、方向性を持たないコイル部品として使用することが可能である。
<第5の実施形態>
図13は、本発明の第5の実施形態によるコイル部品50の構成を説明するための模式的な断面図である。
図13に示すように、本実施形態によるコイル部品50は、絶縁基板51の一方の表面S5に形成された第5のコイル部500と、絶縁基板51の他方の表面S6に形成された第6のコイル部600が追加されている点において、第1の実施形態によるコイル部品10と相違する。そして、第5のコイル部500の外周端は端子電極E1に接続され、第6のコイル部600の外周端は端子電極E2に接続され、第5のコイル部500の内周端と第6のコイル部600の内周端は、絶縁基板51を貫通して設けられた接続部THを介して相互に接続されている。その他の構成は、第1の実施形態によるコイル部品10と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態によるコイル部品50においても、第5及び第6のコイル部500,600を経由する電流パスが追加されることから、直流抵抗及び交流抵抗をさらに低減することができる。また、本実施形態によるコイル部品50は方向性を有していることから、ワイヤレス電力伝送システムの受電コイルとして使用する場合、磁路を構成する磁性体52側に第2のコイル部200が位置し、送電コイル53側に第6のコイル部600が位置するよう、本実施形態によるコイル部品50を配置することにより、高い電力伝送効率を得ることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
10,20,30,40,50 コイル部品
11,12 絶縁基板
12 第2の絶縁基板
21,22 配線
31~33 絶縁基板
34,35 配線
41,42 絶縁基板
43 配線
51 絶縁基板
52 磁性体
53 送電コイル
100 第1のコイル部
200 第2のコイル部
300 第3のコイル部
400 第4のコイル部
500 第5のコイル部
600 第6のコイル部
110~150,210~250 ターン
111~114,121~124,131~134,141~144,151~154,211~214,221~224,231~234,241~244,251~254 導体部分
A1,A2 円周領域
B1,B2 遷移領域
Cp1~Cp3 容量成分
E1,E1a,E1b 端子電極
E2,E2a,E2b 端子電極
P 中心面
S1~S6,S11~S14 表面
TH,TH1~TH4 接続部

Claims (10)

  1. 第1及び第2の端子電極と、
    複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、それぞれの外周端が前記第1の端子電極に共通に接続された第1、第3及び第5のコイル部と、
    複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、それぞれの外周端が前記第2の端子電極に共通に接続された第2、第4及び第6のコイル部と、を備え、
    前記第1のコイル部の内周端は前記第2のコイル部の内周端に接続され、
    前記第3のコイル部の内周端は前記第4のコイル部の内周端に接続され、
    前記第5のコイル部の内周端は前記第6のコイル部の内周端に接続され、
    前記第1乃至第4のコイル部は、前記第1及び第3のコイル部が前記第2のコイル部と前記第4のコイル部によって挟まれるよう、互いに重ねて配置され
    前記第5及び第6のコイル部は、前記第1乃至第4のコイル部と重なることを特徴とするコイル部品。
  2. 第1の表面及び前記第1の表面の反対側に位置する第2の表面を有する第1の絶縁基板と、
    前記第1の絶縁基板の前記第1の表面と向かい合う第3の表面及び前記第3の表面の反対側に位置する第4の表面を有する第2の絶縁基板をさらに備え、
    前記第1のコイル部は、前記第1の絶縁基板の前記第1の表面に形成され、
    前記第2のコイル部は、前記第1の絶縁基板の前記第2の表面に形成され、
    前記第3のコイル部は、前記第2の絶縁基板の前記第3の表面に形成され、
    前記第4のコイル部は、前記第2の絶縁基板の前記第4の表面に形成され、
    前記第1のコイル部の内周端と前記第2のコイル部の内周端は、前記第1の絶縁基板を貫通して設けられた第1の接続部を介して互いに接続され、
    前記第3のコイル部の内周端と前記第4のコイル部の内周端は、前記第2の絶縁基板を貫通して設けられた第2の接続部を介して互いに接続されることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 第1及び第2の端子電極と、
    複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、それぞれの外周端が前記第1の端子電極に共通に接続された第1及び第3のコイル部と、
    複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、それぞれの外周端が前記第2の端子電極に共通に接続された第2及び第4のコイル部と、
    第1の表面及び前記第1の表面の反対側に位置する第2の表面を有する第1の絶縁基板と、
    前記第1の絶縁基板の前記第1の表面と向かい合う第3の表面及び前記第3の表面の反対側に位置する第4の表面を有する第2の絶縁基板と、を備え、
    前記第1のコイル部は、前記第1の絶縁基板の前記第1の表面に形成され、
    前記第2のコイル部は、前記第2の絶縁基板の前記第4の表面に形成され、
    前記第3のコイル部は、前記第2の絶縁基板の前記第3の表面に形成され、
    前記第4のコイル部は、前記第1の絶縁基板の前記第2の表面に形成され、
    前記第1のコイル部の内周端は前記第2のコイル部の内周端に接続され、
    前記第3のコイル部の内周端は前記第4のコイル部の内周端に接続されることを特徴とするコイル部品。
  4. 第1及び第2の端子電極と、
    複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、それぞれの外周端が前記第1の端子電極に共通に接続された第1及び第3のコイル部と、
    複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回され、それぞれの外周端が前記第2の端子電極に共通に接続された第2及び第4のコイル部と、
    第1の表面及び前記第1の表面の反対側に位置する第2の表面を有する第1の絶縁基板と、
    前記第1の絶縁基板の前記第1の表面と向かい合う第3の表面及び前記第3の表面の反対側に位置する第4の表面を有する第2の絶縁基板と、
    前記第1の絶縁基板の前記第2の表面と向かい合う第5の表面及び前記第5の表面の反対側に位置する第6の表面を有する第3の絶縁基板と、を備え、
    前記第1のコイル部は、前記第1の絶縁基板の前記第1の表面に形成され、
    前記第2のコイル部は、前記第2の絶縁基板の前記第4の表面に形成され、
    前記第3のコイル部は、前記第1の絶縁基板の前記第2の表面に形成され、
    前記第4のコイル部は、前記第3の絶縁基板の前記第6の表面に形成され、
    前記第1のコイル部の内周端は前記第2のコイル部の内周端に接続され、
    前記第3のコイル部の内周端は前記第4のコイル部の内周端に接続されることを特徴とするコイル部品。
  5. 前記第1乃至第4のコイル部は、いずれもスパイラル状のスリットによって径方向に分離された少なくとも第1及び第2の導体部分を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコイル部品。
  6. 前記第1の導体部分は、前記第2の導体部分よりも外周側に位置し、
    前記第1のコイル部の前記第1の導体部分の内周端は、前記第2のコイル部の前記第2の導体部分の内周端に接続され、
    前記第1のコイル部の前記第2の導体部分の内周端は、前記第2のコイル部の前記第1の導体部分の内周端に接続され、
    前記第3のコイル部の前記第1の導体部分の内周端は、前記第4のコイル部の前記第2の導体部分の内周端に接続され、
    前記第3のコイル部の前記第2の導体部分の内周端は、前記第4のコイル部の前記第1の導体部分の内周端に接続されることを特徴とする請求項に記載のコイル部品。
  7. 前記第1のコイル部と前記第3のコイル部は平面視で同じパターン形状を有し、前記第2のコイル部と前記第4のコイル部は平面視で同じパターン形状を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のコイル部品。
  8. 前記第1乃至第4のコイル部は、径方向における位置が変化しない円周領域と、径方向における位置が遷移する遷移領域を有していることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載のコイル部品。
  9. 前記第1及び第2のコイル部の前記円周領域は平面位置が互いに一致し、前記第3及び第4のコイル部の前記円周領域は平面位置が互いに一致していることを特徴とする請求項に記載のコイル部品。
  10. 前記第1及び第2の絶縁基板は、透明又は半透明であることを特徴とする請求項に記載のコイル部品。
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