JP7419730B2 - コイル部品及びこれを備えるワイヤレス通信デバイス - Google Patents

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Description

本発明はコイル部品及びこれを備えるワイヤレス通信デバイスに関し、特に、機能の異なる2つのコイルパターンが同軸状に形成されてなるコイル部品及びこれを備えるワイヤレス通信デバイスに関する。
機能の異なる2つのコイルパターンが同軸状に形成されてなるコイル部品としては、特許文献1及び2に記載されたコイル部品が知られている。特許文献1及び2に記載されたコイル部品は、基板上に近距離無線通信(NFC)用のコイルパターンとワイヤレス電力伝送用のコイルパターンが同軸状に形成された構造を有している。
特開2018-060979号公報 特表2015-513276号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載されたコイル部品においては、NFC用のコイルパターンの内径部にワイヤレス電力伝送用のコイルパターンが配置されていることから、ワイヤレス電力伝送用のコイルパターンの外径サイズがNFC用のコイルパターンの内径サイズ未満に制限される。このため、ワイヤレス電力伝送用のコイルパターンの特性を十分に高めることができないという問題があった。このような問題は、NFC用のコイルパターンとワイヤレス電力伝送用のコイルパターンを同軸状に配置する場合に限られず、基板上に機能の異なる2つのコイルパターンを同軸状に形成する場合において広く生じる問題である。
したがって、本発明は、機能の異なる2つのコイルパターンが同軸状に形成されてなるコイル部品において、両方のコイルパターンの外径サイズを十分に確保することを目的とする。また、本発明は、このようなコイル部品を備えるワイヤレス通信デバイスを提供することを目的とする。
本発明によるコイル部品は、基板と、基板の一方の表面に同軸状に形成され、互いに電気的に分離された第1及び第2のコイルパターンとを備え、第1のコイルパターンは第1及び第2のターンを含む複数ターンを有し、第2のコイルパターンの所定のターンは第1のコイルパターンの第1のターンと第2のターンの間に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、第2のコイルパターンの外径サイズを第1のコイルパターンの内径サイズよりも大きくすることが可能となる。
本発明において、第1のコイルパターンと第2のコイルパターンは、ターン数が互いに異なっていても構わない。これによれば、第1及び第2のコイルパターンのコイル特性をそれぞれ最適化することが可能となる。この場合、第1のコイルパターンよりも第2のコイルパターンの方がターン数が多くても構わない。これによれば、第2のコイルパターンのインダクタンスを高めることが可能となる。
本発明において、第1のターンは第1のコイルパターンの最外周ターンであり、第2のターンは第1のコイルパターンの最外周から2番目のターンであり、所定のターンは第2のコイルパターンの最外周ターンであっても構わない。これによれば、第2のコイルパターンの外径サイズを第1のコイルパターンの外径サイズとほぼ同等とすることが可能となる。
本発明において、第2のコイルパターンの所定のターンのパターン幅は、第1のコイルパターンの第1のターンのパターン幅よりも大きくても構わない。これによれば、第2のコイルパターンの外径サイズと第1のコイルパターンの外径サイズの差をより小さくすることが可能となる。
本発明において、第2のコイルパターンを構成する各ターンは、スパイラル状のスリットによって複数のラインに径方向に分割されていても構わない。これによれば、第2のコイルパターンに流れる電流の密度分布が均一化されることから、直流抵抗や交流抵抗を低減することが可能となる。この場合、複数のラインは、最も内周側に位置する第1のラインと、最も外周側に位置する第2のラインと、第1のラインと第2のラインの間に位置する第3のラインを含み、第1及び第2のラインのパターン幅は、第3のラインのパターン幅よりも小さくても構わない。これによれば、渦電流による発熱を低減することが可能となる。さらにこの場合、第1のラインのパターン幅は、第2のラインのパターン幅よりも小さくても構わない。これによれば、渦電流による発熱をよりいっそう低減することが可能となる。
本発明において、第1のコイルパターンを構成する各ターンは、スパイラル状のスリットによって複数のラインに径方向に分割されていても構わない。これによれば、第1のコイルパターンに流れる電流の密度分布が均一化されることから、直流抵抗や交流抵抗を低減することが可能となる。
本発明によるコイル部品は、基板の他方の表面に同軸状に形成され、互いに電気的に分離された第3及び第4のコイルパターンをさらに備え、第3のコイルパターンの内周端は第1のコイルパターンの内周端に接続され、第4のコイルパターンの内周端は第2のコイルパターンの内周端に接続されていても構わない。これによれば、2つのコイルのターン数が増大するとともに、各コイルパターンの内周端を外部に引き出すための接続パターンが不要となる。
この場合、第1のコイルパターンと第3のコイルパターンは互いに同じパターン形状を有し、第2のコイルパターンと第4のコイルパターンは互いに同じパターン形状を有していても構わない。これによれば、同じマスクパターンを用いて基板の表裏にコイルパターンを形成することが可能となる。
本発明によるワイヤレス通信デバイスは、上記のコイル部品と、第1及び第2のコイルパターンの一方に接続されたワイヤレス通信回路と、第1及び第2のコイルパターンの他方に接続されたワイヤレス電力伝送回路とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、基板の平面サイズを拡大することなく、ワイヤレス通信特性とワイヤレス電力伝送回路を両立させることが可能となる。
このように、本発明によれば、機能の異なる2つのコイルパターンが同軸状に形成されてなるコイル部品において、両方のコイルパターンの外径サイズを十分に確保することが可能となる。また、本発明によれば、このようなコイル部品を備えるワイヤレス通信デバイスを提供することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態によるコイル部品の構成を示す略断面図である。 図2は、第1及び第2のコイルパターン100,200のパターン形状を説明するための平面図である。 図3は、第1及び第2のコイルパターン100,200の等価回路図である。 図4は、第3及び第4のコイルパターン300,400のパターン形状を説明するための平面図である。 図5は、第3及び第4のコイルパターン300,400の等価回路図である。 図6は、第1及び第2のコイルパターン100,200と第3及び第4のコイルパターン300,400を重ねた状態を示す透過平面図である。 図7は、本発明の一実施形態によるコイル部品の等価回路図である。 図8は、本発明の一実施形態によるコイル部品を備えるワイヤレス通信デバイスの構成を説明するためのブロック図である。 図9は、変形例によるコイル部品を備えるワイヤレス通信デバイスの構成を説明するためのブロック図である。 図10は、第2及び第4のコイルパターン200,400のパターン幅を径方向位置によって変化させた例を示す略断面図である。 図11は、変形例による第1及び第2のコイルパターン100,200のパターン形状を説明するための平面図である。 図12は、変形例による第3及び第4のコイルパターン300,400のパターン形状を説明するための平面図である。 図13は、変形例によるコイル部品の等価回路図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるコイル部品の構成を示す略断面図である。
図1に示すように、本実施形態によるコイル部品は、基板10と、基板10の一方の表面11に形成された第1及び第2のコイルパターン100,200と、基板10の他方の表面12に形成された第3及び第4のコイルパターン300,400とを備えている。詳細については後述するが、第1のコイルパターン100の内周端と第3のコイルパターン300の内周端は、基板10を貫通して設けられた接続部501を介して互いに接続され、第2のコイルパターン200の内周端と第4のコイルパターン400の内周端は、基板10を貫通して設けられた複数の接続部502~504(図1に示す断面には接続部503のみが現れている)を介して互いに接続されている。
基板10の材料については特に限定されないが、PET樹脂などの透明又は半透明なフレキシブル絶縁材料を用いることができる。また、基板10は、ガラスクロスにエポキシ系樹脂が含浸されたフレキシブル基板であっても構わない。
図2は、第1及び第2のコイルパターン100,200のパターン形状を説明するための平面図であり、基板10の一方の表面11側から見た状態を示している。
図2に示すように、第1のコイルパターン100は、最外周に位置するターン110と、最外周から2番目に位置するターン120からなる。つまり、第1のコイルパターン100は2ターン構成である。第1のコイルパターン100の外周端101は、パターン幅が拡大されて径方向に引き出される。また、第1のコイルパターン100の内周端102は、接続部501に接続される。
第2のコイルパターン200は、ターン210~ターン260からなる6ターン構成であり、ターン210が最外周に位置し、ターン260が最内周に位置する。このうち、最外周に位置するターン210は、第1のコイルパターン100のターン110とターン120の間に配置されている。その他のターン220~260は、第1のコイルパターン100に囲まれた内径領域に配置されている。このように、第1のコイルパターン100と第2のコイルパターン200は、同軸状に巻回されたスパイラル状の平面導体によって構成される。第1のコイルパターン100と第2のコイルパターン200は互いに接続されておらず、電気的に分離されている。ここで、「同軸状」とは、2つのコイルパターンの中心点が完全に一致している場合のみならず、一方のコイルパターンの中心点が他方のコイルパターンの内径領域と重なりを有している場合を含む。
また、各ターン210~260は、スパイラル状の2本のスリットによって径方向に3分割されている。つまり、ターン210はライン211~213に3分割され、ターン220はライン221~223に3分割され、ターン230はライン231~233に3分割され、ターン240はライン241~243に3分割され、ターン250はライン251~253に3分割され、ターン260はライン261~263に3分割される。ここで、ライン211,221,231,241,251,261は、それぞれライン212,222,232,242,252,262よりも外周側に位置し、ライン213,223,233,243,253,263は、それぞれライン212,222,232,242,252,262よりも内周側に位置する。このように、第2のコイルパターン200を構成する各ターン210~260は、径方向に3分割されているため、各ターンのパターン幅は、第1のコイルパターン100の各ターンのパターン幅よりも大きい。ここで、「パターン幅」とは、平面導体の径方向における幅を指し、第2のコイルパターン200のように各ターンが複数のラインに分割されている場合には、複数のラインの合計幅によって定義される。
第2のコイルパターン200の外周端201は、パターン幅が拡大されて径方向に引き出される。また、第2のコイルパターン200の内周端は3つ存在する。つまり、ライン261の端部である内周端202と、ライン262の端部である内周端203と、ライン263の端部である内周端204が存在する。これらの内周端202~204は、それぞれ接続部502~504に接続される。
これにより、図3に示すように、最も外周側に位置するライン211,221,231,241,251,261は、外周端201と内周端202との間に直列に接続された分割パターンA1を構成し、中央に位置するライン212,222,232,242,252,262は、外周端201と内周端203との間に直列に接続された分割パターンA2を構成し、最も内周側に位置するライン213,223,233,243,253,263は、外周端201と内周端204との間に直列に接続された分割パターンA3を構成する。また、図3には、第1のコイルパターン100も示されており、第1のコイルパターン100のターン110とターン120の間に第2のコイルパターン200のターン210が配置されていることが模式的に示されている。
図2に示すように、第1及び第2のコイルパターン100,200の中心点C1から放射状に延在する仮想線L1を引いた場合、接続部501,503はいずれも仮想線L1上に配置されている。また、接続部502と接続部504は、仮想線L1を基準として互いに対称となる位置に配置されている。
図4は、第3及び第4のコイルパターン300,400のパターン形状を説明するための平面図であり、基板10の他方の表面12側から見た状態を示している。
図4に示すように、第3及び第4のコイルパターン300,400のパターン形状は、第1及び第2のコイルパターン100,200のパターン形状とそれぞれ同一である。したがって、第1及び第2のコイルパターン100,200と第3及び第4のコイルパターン300,400は、同一のマスクを用いて作製することが可能であり、これによって製造コストを大幅に削減することが可能となる。
第3のコイルパターン300は、最外周に位置するターン310と、最外周から2番目に位置するターン320からなる。つまり、第3のコイルパターン300は2ターン構成である。第3のコイルパターン300の外周端301は、パターン幅が拡大されて径方向に引き出される。また、第3のコイルパターン300の内周端302は、接続部501に接続される。
第4のコイルパターン400は、ターン410~ターン460からなる6ターン構成であり、ターン410が最外周に位置し、ターン460が最内周に位置する。このうち、最外周に位置するターン410は、第3のコイルパターン300のターン310とターン320の間に配置されている。その他のターン320~360は、第3のコイルパターン300に囲まれた内径領域に配置されている。このように、第3のコイルパターン300と第4のコイルパターン400は、同軸状に巻回されたスパイラル状の平面導体によって構成される。第3のコイルパターン300と第4のコイルパターン400は互いに接続されておらず、電気的に分離されている。
また、各ターン410~460は、スパイラル状の2本のスリットによって径方向に3分割されている。つまり、ターン410はライン411~413に3分割され、ターン420はライン421~423に3分割され、ターン430はライン431~433に3分割され、ターン440はライン441~443に3分割され、ターン450はライン451~453に3分割され、ターン460はライン461~463に3分割される。ここで、ライン411,421,431,441,451,461は、それぞれライン412,422,432,442,452,462よりも外周側に位置し、ライン413,423,433,443,453,463は、それぞれライン412,422,432,442,452,462よりも内周側に位置する。このように、第4のコイルパターン400を構成する各ターン410~460は、径方向に3分割されているため、各ターンのパターン幅は、第3のコイルパターン300の各ターンのパターン幅よりも大きい。
第4のコイルパターン400の外周端401は、パターン幅が拡大されて径方向に引き出される。また、第4のコイルパターン400の内周端は3つ存在する。つまり、ライン461の端部である内周端402と、ライン462の端部である内周端403と、ライン463の端部である内周端404が存在する。これらの内周端402~404は、それぞれ接続部504,503,502に接続される。
これにより、図5に示すように、最も外周側に位置するライン411,421,431,441,451,461は、外周端401と内周端402との間に直列に接続された分割パターンB1を構成し、中央に位置するライン412,422,432,442,452,462は、外周端401と内周端403との間に直列に接続された分割パターンB2を構成し、最も内周側に位置するライン413,423,433,443,453,463は、外周端401と内周端404との間に直列に接続された分割パターンB3を構成する。また、図5には、第3のコイルパターン300も示されており、第3のコイルパターン300のターン310とターン320の間に第4のコイルパターン400のターン410が配置されていることが模式的に示されている。
図4に示すように、第3及び第4のコイルパターン300,400の中心点C2から放射状に延在する仮想線L2を引いた場合、接続部501,503はいずれも仮想線L1上に配置されている。また、接続部502と接続部504は、仮想線L1を基準として互いに対称となる位置に配置されている。
このような構成を有する第1及び第2のコイルパターン100,200と第3及び第4のコイルパターン300,400は、図6に示すように、中心点C1とC2が重なり、且つ、仮想線L1とL2が重なるよう、基板10の表裏に形成される。これにより、図7に示すように、第1のコイルパターン100と第3のコイルパターン300は接続部501を介して直列に接続され、合計で4ターンのスパイラルコイルが構成されることになる。また、第2のコイルパターン200と第4のコイルパターン400は接続部502~504を介して直列に接続され、合計で12ターンのスパイラルコイルが構成されることになる。ここで、分割パターンA1,A2,A3は、それぞれ分割パターンB3,B2,B1に接続される。つまり、最も外周側に位置する分割パターンA1は最も内周側に位置する分割パターンB3に接続され、最も内周側に位置する分割パターンA3は最も外周側に位置する分割パターンB1に接続される。
図8は、本実施形態によるコイル部品を備えるワイヤレス通信デバイスの構成を説明するためのブロック図である。
図8に示すワイヤレス通信デバイスは、例えばスマートフォンなどの携帯型情報端末であり、第1及び第3のコイルパターン100,300からなるNFCアンテナ21と、第2及び第4のコイルパターン200,400からなるワイヤレス受電コイル22を備えている。NFCアンテナ21はNFC回路31に接続され、ワイヤレス受電コイル22はバッテリー制御回路32に接続されている。NFC回路31は、NFCアンテナ21を介してデータの送受信を行うためのワイヤレス通信回路である。また、バッテリー制御回路32は、ワイヤレス受電コイル22を介して受けた電力をバッテリー33に充電するためのワイヤレス電力伝送回路である。バッテリー33に充電された電力は、ワイヤレス通信デバイスに含まれるCPU34、メモリ35、I/Oデバイス36などに供給される。
図8に示すように、NFCアンテナ21とNFC回路31の接続は、第1のコイルパターン100の外周端101と第3のコイルパターン300の外周端301を介して行われる。同様に、ワイヤレス受電コイル22とバッテリー制御回路32の接続は、第2のコイルパターン200の外周端201と第4のコイルパターン400の外周端401を介して行われる。このため、各コイルパターンの内周端とNFC回路31又はバッテリー制御回路32とを接続するための接続パターンなどは不要である。
或いは、図9に示すワイヤレス通信デバイスのように、第2及び第4のコイルパターン200,400をNFCアンテナ21として用い、第1及び第3のコイルパターン100,300をワイヤレス受電コイル22として用いても構わない。この場合、NFCアンテナ21とNFC回路31の接続は、第2のコイルパターン200の外周端201と第4のコイルパターン400の外周端401を介して行われ、ワイヤレス受電コイル22とバッテリー制御回路32の接続は、第1のコイルパターン100の外周端101と第3のコイルパターン300の外周端301を介して行われる。
以上説明したように、本実施形態によるコイル部品は、第1のコイルパターン100のターン110とターン120の間に第2のコイルパターン200の最外周ターンであるターン210が配置され、第3のコイルパターン300のターン310とターン320の間に第4のコイルパターン400の最外周ターンであるターン410が配置されている。このため、第2及び第4のコイルパターン200,400をそれぞれ第1及び第3のコイルパターン100,300の内径領域に配置する場合と比べ、第2及び第4のコイルパターン200,400の外径サイズをより拡大することが可能となる。これにより、第2及び第4のコイルパターン200,400のインダクタンスをより高めることが可能となる。しかも、パターン幅の小さい第1及び第3のコイルパターン100,300の最外周ターン(110,310)の内側にパターン幅の大きい第2及び第4のコイルパターン200,400の最外周ターン(210,410)を配置していることから、第1及び第3のコイルパターン100,300の外径サイズを最大化しつつ、第2及び第4のコイルパターン200,400を第1及び第3のコイルパターン100,300の内側に配置することによる外径サイズの縮小を最小限に抑えることが可能となる。
しかも、本実施形態によるコイル部品は、第2及び第4のコイルパターン200,400の各ターンがスパイラル状のスリットによって径方向に3分割されていることから、このようなスリットを設けない場合と比べて、電流密度の偏りが低減される。その結果、第2及び第4のコイルパターン200,400が例えばワイヤレス受電コイル22を構成し、このため電流量が大きい場合であっても、直流抵抗や交流抵抗を低減することができる。さらに、第2のコイルパターン200において外周側に位置する分割パターンA1が第4のコイルパターン400において内周側に位置する分割パターンB3に接続され、第2のコイルパターン200において内周側に位置する分割パターンA3が第4のコイルパターン400において外周側に位置する分割パターンB1に接続されることから、内外周差が相殺される。これにより、直流抵抗や交流抵抗をよりいっそう低減することが可能となる。
尚、第2及び第4のコイルパターン200,400のパターン幅については一定である必要はなく、内周側及び外周側においてパターン幅を狭く設計し、中心側においてパターン幅を広く設計しても構わない。
例えば、図10に示す例では、最内周ターンを構成するライン263,463のパターン幅をW1、最外周ターンを構成するライン211,411のパターン幅をW2、最内周ターン又は最外周ターンから数えてターン数が全体の中間である中間ターンを構成するライン233,433(又は241,441)のパターン幅をW3,ラインに沿ったコイルパターンの線路長の中心位置となるライン223,423のパターン幅をW4とした場合、
W1<W2<W3<W4
を満たしている。
最内周ターン及び最外周ターンのパターン幅W1,W2を縮小しているのは、この部分における磁界が強く、渦電流による発熱によって大きな損失が発生するからである。つまり、最内周ターン及び最外周ターンのパターン幅W1,W2を縮小することにより、最内周ターン及び最外周ターンと干渉する磁束が減少することから、発生する渦電流を低減することができる。最内周ターンのパターン幅W1は、第2及び第4のコイルパターン200,400のパターン厚よりも大きいことが好ましい。これによれば、第2及び第4のコイルパターン200,400に流れる渦電流は導体パターンの径方向における両側に集中することから、第2及び第4のコイルパターン200,400のパターン幅を狭くすることによる損失の低減効果を顕著に得ることが可能となる。
また、図10に示す例では、最内周ターンのパターン幅W1が最も小さく、最内周ターンから線路長の中心位置に向かってパターン幅が徐々にまたは段階的に拡大し、線路長の中心位置におけるパターン幅W4が最大となる。そして、線路長の中心位置から最外周ターンに向かってパターン幅が徐々にまたは段階的に縮小し、最外周ターンにおいてパターン幅がW2となる。最内周ターンのパターン幅W1が最外周ターンのパターン幅W2よりも小さいのは、最内周ターンの方が最外周ターンよりも磁界が強いためである。また、線路長の中心位置におけるパターン幅W4を最大としているのは、線路長の中心の方が中間ターンよりも磁界が弱いためである。
さらに、導体パターンのパターン厚は、最外周ターンよりも最内周ターンの方が薄くても構わない。特に、最外周ターンから最内周ターンに向かって、パターン厚が徐々に又は段階的に薄くなる構成とすることが好ましい。これによれば、渦電流の影響をより強く受ける内周側において、パターン幅を狭くすることによる損失の低減効果が顕著となる。
第1及び第3のコイルパターン100,300のパターン幅については、これをNFCアンテナ21として利用する場合、ワイヤレス受電コイル22のように大電流が流れないことから、パターン幅はW1のまま一定であっても構わない。つまり、第1及び第3のコイルパターン100,300のパターン幅は、第2及び第4のコイルパターン200,400の最内周ターンのパターン幅と同じであっても構わない。
さらに、図11及び図12に示すように、第1及び第3のコイルパターン100,300を構成する各ターン110,120,310,320は、スパイラル状のスリットによって径方向に分割されていても構わない。図11及び図12に示す例では、ターン110はライン111,112に2分割され、ターン120はライン121,122に2分割され、ターン310はライン311,312に2分割され、ターン320はライン321,322に2分割されている。このように、第1及び第3のコイルパターン100,300の各ターンをスパイラル状のスリットによって径方向に分割すれば、第1及び第3のコイルパターン100,300についても電流密度の偏りを低減することができる。
この場合、第1のコイルパターン100の内周端は、ライン121の端部である内周端103と、ライン122の端部である内周端104によって構成される。同様に、第3のコイルパターン300の内周端は、ライン321の端部である内周端303と、ライン322の端部である内周端304によって構成される。そして、内周端103,304は、基板10を貫通して設けられた接続部505を介して互いに接続され、内周端104,303は、基板10を貫通して設けられた接続部506を介して互いに接続される。
これにより、図13に示すように、第1のコイルパターン100のうち外周側に位置するライン111,121からなる分割パターンa1は、接続部505を介して、第3のコイルパターン300のうち内周側に位置するライン312,322からなる分割パターンb2に接続される。一方、第1のコイルパターン100のうち内周側に位置するライン112,122からなる分割パターンa2は、接続部506を介して、第3のコイルパターン300のうち外周側に位置するライン311,321からなる分割パターンb1に接続される。これにより、第1及び第3のコイルパターン100,300についても内外周差が相殺されることから、直流抵抗や交流抵抗が低減される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、第2及び第4のコイルパターン200,400の各ターンをスパイラル状のスリットによって3つのラインに分割しているが、本発明においてこのような分割を行うことは必須でない。また、分割を行う場合であっても、分割数が3に限定されるものではない。
10 基板
11 基板の一方の表面
12 基板の他方の表面
21 NFCアンテナ
22 ワイヤレス受電コイル
31 NFC回路
32 バッテリー制御回路
33 バッテリー
34 CPU
35 メモリ
36 I/Oデバイス
100 第1のコイルパターン
200 第2のコイルパターン
300 第3のコイルパターン
400 第4のコイルパターン
101,201,301,401 外周端
102~104,202~204,302~304,402~404 内周端
110,120,210~260,310,320,410~460 ターン
111,112,121,122,211~213,221~223,231~233,241~243,251~253,261~263,311,312,321,322,411~413,421~423,431~433,441~443,451~453,461~463 ライン
501~506 接続部
A1,A2,A3,B1,B2,B3,a1,a2,b1,b2 分割パターン
C1,C2 中心点
L1,L2 仮想線
W1~W4 パターン幅

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板の一方の表面に同軸状に形成され、互いに電気的に分離された第1及び第2のコイルパターンと、を備え、
    前記第1のコイルパターンは、第1及び第2のターンを含む複数ターンを有し、
    前記第2のコイルパターンの所定のターンは、前記第1のコイルパターンの前記第1のターンと前記第2のターンの間に配置されており、
    前記第1のターンは、前記第1のコイルパターンの最外周ターンであり、
    前記第2のターンは、前記第1のコイルパターンの前記最外周から2番目のターンであり、
    前記所定のターンは、前記第2のコイルパターンの最外周ターンであることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記第2のコイルパターンの前記所定のターンのパターン幅は、前記第1のコイルパターンの前記第1のターンのパターン幅よりも大きいことを特徴とする請求項に記載のコイル部品。
  3. 前記第2のコイルパターンを構成する各ターンは、スパイラル状のスリットによって複数のラインに径方向に分割されていることを特徴とする請求項に記載のコイル部品。
  4. 前記第1のコイルパターンを構成する各ターンは、スパイラル状のスリットによって複数のラインに径方向に分割されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のコイル部品。
  5. 前記基板の他方の表面に同軸状に形成され、互いに電気的に分離された第3及び第4のコイルパターンをさらに備え、
    前記第3のコイルパターンの内周端は、前記第1のコイルパターンの内周端に接続され、
    前記第4のコイルパターンの内周端は、前記第2のコイルパターンの内周端に接続されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のコイル部品。
  6. 前記第1のコイルパターンと前記第3のコイルパターンは互いに同じパターン形状を有し、
    前記第2のコイルパターンと前記第4のコイルパターンは互いに同じパターン形状を有することを特徴とする請求項に記載のコイル部品。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のコイル部品と、
    前記第1及び第2のコイルパターンの一方に接続されたワイヤレス通信回路と、
    前記第1及び第2のコイルパターンの他方に接続されたワイヤレス電力伝送回路と、を備えることを特徴とするワイヤレス通信デバイス。
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