JP7072013B2 - サイドバイザー - Google Patents
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Description
このようにして発生する乱流に対し、バイザーの下端縁に設けられた窓枠側へ突出するリブを延設し、リブの先端と窓ガラスとの隙間を狭くし、前記隙間空間に流入する走行風を減少させることで風切音の発生を低減する構造が知られている(特許文献1)。
少なくとも前記傾斜バイザー部における前記庇体の内面に、前記傾斜バイザー部の傾斜方向に延びて、前記庇体内面と前記窓枠内のガラス外面との間に形成される空間を仕切る突条が備えられていることを特徴とするものである。
本発明のうち、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加え、前記突条は、前記庇体の長手方向に離れて複数配置されていることを特徴とするものである。
本発明のうち、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加え、前記突条は、前記庇体の幅方向に離れて複数配置されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、隙間空間内をより効果的に仕切ることが可能となるため、風切音の低減をより一層効果的に行うことが可能である。
請求項3に記載された発明は、隙間空間が長手方向に仕切られるので、流入した走行風が大きな塊となることが抑制される。又、対向流が発生した場合であっても、仕切部材により流れが仕切られるので、空間内での衝突を抑制又は低減することが可能となる。結果、流出する流れも小さくなり、乱流及び乱流に起因する風切音も低減することが可能となる。
請求項4に記載された発明は、隙間空間が幅の狭い複数の流路に区画され、流入した流れは、前記流路を流れるので乱れにくくなり、対向流が発生しにくくなる。結果、流出する流れが抑制され、風切音の発生を低減することが可能となる。
このうち、傾斜バイザー部6は、長尺な帯状部材の鍔体7と、この鍔体7に沿って長尺に形成された庇体8とで少なくとも構成され、窓枠2に取り付けた後は日除けや雨除けとして機能するものである。水平バイザー部15についても同様の構成で、鍔体7と連続する長尺な帯状部材の鍔体16と、この鍔体16に沿って長尺に形成され、庇体8と連続する庇体17とで少なくとも構成される。
先ず始めに、図1(a)に示すように、窓枠2にサイドバイザー5を取り付けた状態で自動車1が走行すると、サイドバイザー5の外側に沿って走行風18が流れる。そして、図1(b),図3(a)に示すように、この傾斜バイザー部6の内面側の隙間空間4内に流入した走行風18は、隙間空間内の流れが乱れることにより発生する対向流19(後方側から前方側へ流れる流れ)と衝突し、サイドバイザー5の外側に排出され、乱流20が発生する。この乱流20に起因して、風切音が生じることとなる。
この時、隙間空間11,12は、隙間空間4に比べて隙間が狭く、各走行風18a,18bはその隙間空間11,12内を流れるため、乱れにくくなる。各走行風18a,18bが乱れにくくなることで、対向流19の発生は低減され、空間内での衝突が低減される。その結果、外側へ排出される流れ、及び乱流も小さくなり、乱流20が原因で発生する風切音の低減が可能となる。
これにより、図6に示すように、各隙間空間31a,31b・・で走行風18の流れが区画化されるので、対向流19が発生しにくくなる。たとえ対向流19が発生したとしても、前方側から流れる走行風18との衝突は仕切部材30a,30b・・で緩和され、乱流20の発生が低減される。図5(c)に示すように、仕切部材30a,30b・・の幅W2は、庇体8の板厚t≦W2≦10・tである。
また、仕切部材30の設置数を1つとし、隙間空間31を二分割する構造であっても、隙間空間31内での衝突を回避、又は緩和し、流出する流れを小さくするものであれば良く、適宜変更可能である。
他にも、リブ41の突出高さは、庇体8における他の下端縁のリブより高く、仕切壁42と同等の高さで形成することが好ましい。
また、各位置の断面は、図8(a)~(e)に示すように形成されている。この中でも、図8(a)に示すように、リブ41の傾斜角度は、庇体8に対して90°≦θ≦110°の範囲である。他にも、図8(b)に示すように、仕切壁42の高さH2は、窓ガラス3と庇体8との間に形成される隙間空間4の高さH以下である。図8(e)に示すように、仕切壁42の幅W3は、庇体8の板厚t≦W3≦10・tである。
この場合、両側面を断面湾曲状に形成しても、片側面のみを断面湾曲状に形成しても良く、適宜変更可能である。
更に、図10(b)に示すように、仕切壁42と同等の高さに形成されるリブ41を仕切壁42より後方側に形成してもよく、適宜変更可能である。
他にも、仕切部材を格子状に形成したり、仕切部材10の前端側に仕切部材30aを、後端側に仕切部材30bを組み合わせた形状としても良い。
Claims (3)
- 自動車のフロントドア窓枠の後側の水平部分に沿って取り付けられる水平バイザー部と、前記窓枠の前側の傾斜部分に沿って取り付けられる傾斜バイザー部とを備え、前記水平バイザー部及び前記傾斜バイザー部には、前記窓枠に沿って固定される鍔体と、前記鍔体に沿って形成されて下方へ延びる帯状の庇体とがそれぞれ連続状に設けられると共に、前記傾斜バイザー部における前記庇体の下端縁に、前記窓枠内のガラス側に突出するリブが設けられるサイドバイザーであって、
少なくとも前記傾斜バイザー部における前記庇体の内面に、前記傾斜バイザー部の傾斜方向に延びて、前記庇体内面と前記窓枠内のガラス外面との間に形成される空間を仕切る突条が備えられていることを特徴とするサイドバイザー。 - 前記突条は、前記庇体の長手方向に離れて複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサイドバイザー。
- 前記突条は、前記庇体の幅方向に離れて複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサイドバイザー
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JP2020038088A JP7072013B2 (ja) | 2020-03-05 | 2020-03-05 | サイドバイザー |
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JP2020038088A JP7072013B2 (ja) | 2020-03-05 | 2020-03-05 | サイドバイザー |
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Family
ID=70801417
Family Applications (1)
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JP2020038088A Active JP7072013B2 (ja) | 2020-03-05 | 2020-03-05 | サイドバイザー |
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- 2020-03-05 JP JP2020038088A patent/JP7072013B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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