JP7364708B2 - フロントグリル - Google Patents

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Description

本発明は、車両のフロントグリルを形成する車幅方向に延びる板状部材を、上下に複数段配置して成るフロントグリルに関する。
車両のフロントグリルは、車幅方向に延び上下に複数段隙間を介して配置された複数の板状部材を備える。板状部材は、断面視で車両前方側(前方側ともいう)が湾曲した凸状を成し、凸状の後端面が上から車両後方側(後方側ともいう)に向かって下まで傾斜する傾斜状を成す。このフロントグリルは、車両の走行中に空気(風)を通過させ、ラジエータやエアコンのコンデンサ、エンジンルーム等を冷却するために配備されている。この種のフロントグリルとして特許文献1に記載のものがある。
特許第6160912号公報
上述したフロントグリルは、各板状部材の断面凸状の後端面が傾斜状となっているので、後端面側にカルマン渦が発生する。このため、風切り異音が発生する。
そこで、板状部材の断面凸状における車両前後方向の後半側の高さを低くして前半側との間に段差を設け、段差から後方側に薄く延びる部分を5mm以上延ばした板状部材がある。この板状部材では、前半側でカルマン渦を乱し、後半側に薄く延びる部分で板状部材上側の風との合流を避けることで風切り異音の抑制を図っている。しかし、この板状部材の構造では風が強くなった際に変形が生じ、風切り異音が発生してしまう問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、フロントグリルにおいて車幅方向に延び、上下に複数段隙間を介して配置された板状部材において、カルマン渦による風切り異音を抑制できるフロントグリルを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明のフロントグリルは、車両のフロントグリルを形成する車幅方向に延びる板状部材を上下方向に複数段配置してなる車両のフロントグリルであって、前記板状部材の下面及び上面の何れか一方の車両後方側に、上下方向に凹む所定幅の凹部と、上下方向に突出する所定幅の凸部とを、車幅方向に交互に形成し、前記凹部が形成された部分の断面形状は、前面が上下に湾曲し、この湾曲から続く上面が、後方側に向かって上り傾斜し、中間位置から後方側に向かって下り傾斜する形状を成し、前記前面の湾曲から続く下面が、後方側に向かって下り傾斜し、中間位置で段差を介して前記凹部が形成された形状を成し、前記板状部材の前記凹部が形成された後面は、上から下に向かって後方側に傾斜する形状を成すことを特徴とする。
本発明では、フロントグリルにおいて車幅方向に延び、上下に複数段隙間を介して配置された板状部材において、カルマン渦による風切り異音を抑制できる。
自動車のフロントグリルの正面右半分の構成を示す正面図である。 フロントグリルにおいて図1に楕円形枠F1で囲んだ複数の板状部材の部分の斜視図である。 フロントグリルにおいて図2に示す楕円形枠F2で囲んだ1つの板状部材12を後方側から見た斜視図である。 図3に示す板状部材の凹部のIV-IV断面図である。 図4に示す板状部材の凸部のV-V断面図である。
<実施形態の構成>
本発明の実施形態について、図1~図5を参照して詳細に説明する。説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、各図中において、矢印で示す「前後」は自動車(図示せず)の前後方向、「左右」は自動車の幅方向、「上下」は鉛直上下方向をそれぞれ示している。
図1は自動車のフロントグリルの正面右半分の構成を示す正面図である。図1に示すフロントグリル10は、上方側のメッシュ状部材11と、この下方側に車幅方向に水平に延在し、上下方向に複数段隙間を介して配置された複数の板状部材12とを備える。更に、フロントグリル10は、メッシュ状部材11と板状部材12との裏側に前後方向に隙間を介して配設された1枚のスクリーン13を備えて構成されている。
フロントグリル10において、楕円形枠F1で囲んだ複数の板状部材12の部分を、矢印Y1で示すように下方側から斜め上方の視線で見た斜視図を図2に示す。図2に示す楕円形枠F2で囲んだ1つの板状部材12を後方側から見た斜視図を図3に示す。図3に示す板状部材12の凹部12aのIV-IV断面図を図4に示し、凸部12bのV-V断面図を図5に示す。
図2に示すように、フロントグリル10の下方側は、車幅方向に延在する梁部材14が上下に所定間隔で配設され、この梁部材14が上下方向に柱部材15で接続されて構造の強化が図られている。梁部材14及び柱部材15は、板状部材12よりも厚い板状となっており、柱部材15の後方側に切り欠かれた切欠き部15aに板状部材12が差し込まれて固定されている。
図3に示すように、板状部材12には、下面側の車両後方側で上方向に凹む所定幅W1の凹部12aと、下方向に突出する所定幅W2の凸部12bとが、車幅方向に交互に形成されている。凹部12aの幅W1は、凸部12bの幅W2よりも広い寸法に形成されている。なお、凹部12aの幅W1を、凸部12bの幅W2よりも狭く又は同じ寸法に形成してもよい。凹部12aは、下方側から見た形状が前方側よりも後方側の幅が広い台形となっている。この台形は、板状部材12を樹脂成型する際の金型を抜き易くする抜き勾配を形成するための形状である。なお、凹部12a及び凸部12bは、板状部材12の上面側の後方側に設けてもよい。
図4に示すように、板状部材12の凹部12aが形成された部分の断面形状は、前面12fが上下に湾曲し、この湾曲から続く上面12hが、後方側に向かって僅かに上り傾斜し、略中間位置から後方側に向かって僅かに下り傾斜する形状を成す。更に、前面12fの湾曲から続く下面が、後方側に向かって僅かに下り傾斜し、略中間位置で段差12eを介して凹部12aが形成された形状を成す。板状部材12の凹部12aが形成された後面12g1は、上から下に向かって後方側に僅かに傾斜する形状を成す。
図5に示すように、板状部材12の凸部12bが形成された部分の断面形状は、上述した前面12fと上面12hを備え、前面12fの湾曲から続く下面が、後方側に向かって僅かに下り傾斜し、略中間位置で後方側に向かって僅かに下り傾斜する形状の凸部12bが形成された形状を成す。板状部材12の凸部12bが形成された後面12g2は、上から下に向かって後方側に僅かに傾斜する形状を成す。
このような凹部12a及び凸部12bが車幅方向に交互に形成された板状部材12では、車両走行時に、前方から後方へ向かって流れる風が、凹部12a及び凸部12bで様々な方向に乱される。このため、板状部材12において、カルマン渦のような定在的な渦の発生が抑制される。
<実施形態の効果>
次に、上述した本実施形態のフロントグリル10の特徴構成及びその効果について説明する。
(1)フロントグリル10は、車両のフロントグリル10を形成する車幅方向に延びる板状部材12を上下方向に複数段配置してなる。このフロントグリル10は、板状部材12の下面及び上面の何れか一方の車両後方側に、上下方向に凹む所定幅の凹部12aと、上下方向に突出する所定幅の凸部12bとを、車幅方向に交互に形成した構成となっている。
この構成によれば、車両走行時に、フロントグリル10に前方から後方へ向かって流れる風が、車幅方向に延びる板状部材12の下面又は上面に、同方向に交互に形成された凹部12a及び凸部12bで様々な方向に乱される。このため、板状部材12において、カルマン渦のような定在的な渦の発生が抑制されるので、カルマン渦による風切り異音を抑制できる。従って、乗員の快適性を効果的に向上できる。
(2)凹部12aの車幅方向の幅は、凸部12bの幅よりも広い寸法である構成とした。
この構成によれば、凸部12bよりも凹部12aが面積が広いので、樹脂成型される板状部材12の材料が少量で済み、その分、樹脂成型時のコストを抑制できる。
(3)凹部12a及び凸部12bは、板状部材12の下面に設けられている構成とした。
この構成によれば、次のような作用効果を得ることができる。板状部材12の上面に凹部12a及び凸部12bが有ると、車両の正面視で凹部12a及び凸部12bが見えるので見栄えが悪くなる。しかし、本発明のように、板状部材12の下面に凹部12a及び凸部12bが有れば、正面視で凹部12a及び凸部12bが見えないので見栄えを損なうことが無くなる。このため、意匠的なデザインが向上する。
以上、本実施形態に係る車体構造について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
10 フロントグリル
11 メッシュ状部材
12 板状部材
12a 凹部
12b 凸部
13 スクリーン
14 梁部材
15 柱部材
15a 切欠き部

Claims (3)

  1. 車両のフロントグリルを形成する車幅方向に延びる板状部材を上下方向に複数段配置してなる車両のフロントグリルであって、
    前記板状部材の下面及び上面の何れか一方の車両後方側に、上下方向に凹む所定幅の凹部と、上下方向に突出する所定幅の凸部とを、車幅方向に交互に形成し
    前記凹部が形成された部分の断面形状は、前面が上下に湾曲し、この湾曲から続く上面が、後方側に向かって上り傾斜し、中間位置から後方側に向かって下り傾斜する形状を成し、
    前記前面の湾曲から続く下面が、後方側に向かって下り傾斜し、中間位置で段差を介して前記凹部が形成された形状を成し、
    前記板状部材の前記凹部が形成された後面は、上から下に向かって後方側に傾斜する形状を成す
    ことを特徴とするフロントグリル。
  2. 前記凸部が形成された部分の断面形状は、前面と上面を備え、前記前面の湾曲から続く下面が、後方側に向かって下り傾斜し、中間位置で後方側に向かってに下り傾斜する形状を成し、
    前記凸部が形成された後面は、上から下に向かって後方側に傾斜する形状を成す
    ことを特徴とする請求項1に記載のフロントグリル。
  3. 前記凹部及び前記凸部は、前記板状部材の下面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフロントグリル。
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