JP7125267B2 - サイドバイザー - Google Patents

サイドバイザー Download PDF

Info

Publication number
JP7125267B2
JP7125267B2 JP2018033624A JP2018033624A JP7125267B2 JP 7125267 B2 JP7125267 B2 JP 7125267B2 JP 2018033624 A JP2018033624 A JP 2018033624A JP 2018033624 A JP2018033624 A JP 2018033624A JP 7125267 B2 JP7125267 B2 JP 7125267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visor
rectifying
window frame
flow
rectifying member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018033624A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019147483A (ja
Inventor
正勝 大野
Original Assignee
Dnp田村プラスチック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dnp田村プラスチック株式会社 filed Critical Dnp田村プラスチック株式会社
Priority to JP2018033624A priority Critical patent/JP7125267B2/ja
Publication of JP2019147483A publication Critical patent/JP2019147483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7125267B2 publication Critical patent/JP7125267B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両走行時にサイドバイザーと窓ガラスとの間の隙間空間に流入する流れ又は隙間空間から流出する流れに起因して生じる風切音を低減する機能を有するサイドバイザーに関するものである。
従来より、車両走行時にサイドバイザーと窓ガラスとの間の隙間空間に走行風が流入し、または流入した走行風が外側へ流出することによってサイドバイザー近傍で乱流が発生し、この乱流によって風切音が発生することが知られている。この外側へ流出する流れは、前記隙間空間内の流れが乱れることにより発生する対向流(後方側から前方側へ向かって流れる流れ)と前記流入した走行風が衝突することが主な原因と考えられている。特に前下がりに傾斜したバイザー傾斜部においては、流入する走行風の流量が多いことから、流出する流量及びそれに伴い発生する乱流も大きくなり、乱流に起因する風切音の発生が顕著となる。
このようにして発生する乱流に対し、バイザーの下端縁に設けられた窓枠側へ突出するリブを延設し、リブの先端と窓ガラスとの隙間を狭くし、前記隙間空間に流入する走行風を減少させることで風切音の発生を低減する構造が知られている(特許文献1)。
特開2002-087057号公報
しかしながら、このような風切音の発生を低減する構造では、サイドバイザーの下端縁に設けられた窓枠側に突出するリブを延設して、リブの先端と窓ガラスとの隙間を狭くしても、サイドバイザーと窓ガラスとの間の隙間空間に流入する走行風の流れを抑制するには限度があることから、風切音の低減についても限度があった。
そこで、本発明の目的は、上記従来の風切音の発生を低減する構造の問題を解消し、走行風による風切音の発生を効果的に低減する機能を有するサイドバイザーを提供することにある。
自動車のフロントドア窓枠の後側の水平部分に沿って取り付けられる水平バイザー部と、前記窓枠の前側の傾斜部分に沿って取り付けられる傾斜バイザー部とを備え、前記水平バイザー部及び前記傾斜バイザー部には、前記窓枠に沿って固定される鍔体と、前記鍔体に沿って形成されて下方へ延び、前記窓枠への取付状態における下端縁に沿って窓枠方向に突出するリブを有する帯状の庇体とがそれぞれ連続状に設けられるサイドバイザーであって、
少なくとも前記傾斜バイザー部における前記庇体の内面で前記リブから離れた位置に、当該内面側を流れる空気の流れを整流するための1又は複数の整流部材が、前記庇体の内面から一体又は別体で突出して設けられ、
前記整流部材の少なくとも前方側は、前記庇体幅方向の幅、又は突出方向の高さが前方側へ向けて小さくなる傾斜状に形成されていることを特徴とする。
本発明のうち、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加え、前記整流部材は、前記庇体の幅方向に離れて複数配置されていることを特徴とするものである。
本発明のうち、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明に加え、前記整流部材は、前記庇体の長手方向に離れて複数配置されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明は、整流手段によって庇体内面と窓ガラスとの隙間空間内の流れを整流(分裂、細分化)することができる。当該隙間空間内の流れが整流(分裂、細分化)されることにより、整流部材より風下の流れが弱まり、対向流の発生を低減することができる。対向流が低減されることで当該隙間空間内での流れの衝突は低減され、外側へ流出される流れが小さくなる。外側へ流出される流れが小さくなることで、乱流の発生を小さくすることが可能となり、結果、サイドバイザー下端縁のリブを延設し、リブの先端と窓ガラスとの隙間を狭くするだけの場合に比べ、風切音を効果的に低減することが可能となる。
請求項2~5に記載された発明は、走行風の整流化をより一層効果的に行うことが可能であり、風切音の低減をより一層効果的に行うことが可能となる。
(a)は車両の窓枠にサイドバイザーが取り付けられた状態を示し、(b)は(a)のA-A線断面を示す説明図である。 (a)はサイドバイザーの内側を示し、(b)は(a)のB-B線断面を示す説明図である。 (a)は整流部材の平面を示し、(b)は(a)の側面を示す説明図である。 (a)は整流部材の変更例の平面を示し、(b)は(a)の側面を示す説明図である。 (a)は整流部材の変更例の平面を示し、(b)は(a)の側面を示す説明図である。 (a)は整流部材の変更例の平面を示し、(b)は(a)の側面を示す説明図である。 (a)は整流部材の変更例の平面を示し、(b)は(a)の側面を示す説明図である。 (a)は整流部材の変更例の平面を示し、(b)は(a)の側面を示す説明図である。 (a)は風切音低減構造の変更例を示し、(b)は(a)のC-C線断面を、(c)(d)は整流部材の配置や組み合わせの変更例を示す説明図である。 (a)(b)は整流部材の配置の変更例を示す説明図である。 整流部材の配置及び組み合わせの変更例を示す説明図である。 (a)~(c)は整流部材の変更例を示す説明図である。 (a)は整流手段の変更例を示し、(b)は(a)のD-D線断面を示す説明図である。
以下、本発明のサイドバイザーの一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、車両の窓枠にサイドバイザーが取り付けられた状態を示す説明図である。図2は、サイドバイザーの内側を示す説明図である。図3は、整流部材を示す説明図である。
図1(a)に示すように、サイドバイザー5は、傾斜バイザー部6と水平バイザー部15とからなり、自動車1の窓枠2に沿わせながら取り付け可能とするものである。
このうち、傾斜バイザー部6は、長尺な帯状部材の鍔体7と、この鍔体7に沿って長尺に形成された庇体8とで少なくとも構成され、窓枠2に取り付けた後は日除けや雨除けとして機能するものである。水平バイザー部15についても同様の構成で、鍔体7と連続する長尺な帯状部材の鍔体16と、この鍔体16に沿って長尺に形成され、庇体8と連続する庇体17とで少なくとも構成される。
次に、図2(a)(b)に示すように、傾斜バイザー部6の庇体8の内面には、傾斜方向に延びる突条に形成された整流部材10が一体に形成されている。この整流部材10は、窓ガラス3側に向かって膨出する横断面三角形状に形成されている。
図3(a)に示すように、この整流部材10は、全長L1に対し、最大幅W1が、0.14L1≦W1≦0.30L1となっており、最大高さH1は、サイドバイザー5を窓枠2に取り付けた時に窓ガラス3と庇体8の内面との間に形成される隙間空間4の高さHに対し、H/3≦H1≦Hとなっている。また、整流部材10の前方側には、幅方向の幅及び突出方向の高さが前方側へ向けて徐々に小さくなる先細り状の傾斜面11が形成されており、この傾斜面11の長さL2は、0.3L1<L2≦L1となっている。後方側には、傾斜面12が形成されており、この傾斜面12は、図3(b)に示すように、整流部材の底面(庇体設置面)と突出方向における垂直面とのなす角が0°≦θ≦30°の範囲で傾斜するように形成されている。この整流部材10が、本発明の整流手段である。
このようにして構成される整流手段により風切音の低減は、以下のようにして行われる。
先ず始めに、図1(a)に示すように、窓枠2にサイドバイザー5を取り付けた状態で自動車1が走行すると、サイドバイザー5の外側に沿って走行風18が流れる。この走行風18は、図1(b)に示すように、傾斜バイザー部6における下端縁から剥離した後、隙間空間4内に流入する。この流入した走行風18が隙間空間4内で乱れることにより乱流19が発生し、風切音が生じることとなる。
この時、図2(a)に示すように、傾斜バイザー部6の庇体8の内面には、傾斜方向に沿って整流部材10が設けられている。この整流部材10は、窓ガラス3側に向かって膨出する横断面三角形状に形成されていることから、走行風18が隙間空間4内を傾斜方向に沿って、前方から後方(下方から上方)に向かって流れると、図2(b),図3(a)に示すように、傾斜面11に接触して整流部材10を境にして細分化(分裂)されることとなる。
尚、本発明でいう整流とは、大きな流れ(勢いが強い流れ)を分裂及び細分化することで、小さな流れ(勢いが弱い流れ)にする作用のことをいい、幅方向とは、庇体8における上縁から下縁に亘る方向をいい、突出方向とは、庇体8の内面を基点に窓ガラス3側に向かう方向のことをいう。
そして、走行風18は細分化(分裂)されるので、その流れの大きさ(流れの勢い)は小さくなり、発生する乱流19,19も小さくなる。乱流19に起因して発生する風切音はその乱流19の大きさに比例するので、乱流19が小さくなることで、乱流19によって生じる風切音も低減されることとなる。
上記の如く構成されるサイドバイザー5では、少なくとも傾斜バイザー部6における庇体8の内面に、この内面側を流れる空気の流れを整流する整流手段が備えられているので、整流手段によって庇体8内面と窓ガラス3との隙間空間4内の流れを整流(分裂、細分化)することができる。この隙間空間4内の流れが整流(分裂、細分化)されることにより、整流部材10より風下の流れが弱まり、対向流の発生を低減することができる。対向流が低減されることで隙間空間4内での流れの衝突は低減され、外側へ流出される流れが小さくなる。外側へ流出される流れが小さくなることで、乱流19の発生を小さくすることが可能となり、結果、サイドバイザー5下端縁のリブを延設し、リブの先端と窓ガラス3との隙間を狭くするだけの場合に比べ、風切音を効果的に低減することが可能となる。
更に、整流手段は、庇体8の内面から一体で突出する整流部材10であるので、風切音の低減をより一層効果的に行うことが可能となる。
また、整流部材10は、幅方向の幅W1、又は突出方向の高さH1が前方側へ向け小さくなる傾斜状に形成されているので、走行風18の細分化が可能となる。
なお、本発明にかかるサイドバイザーは、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、整流部材やサイドバイザーの形状や大きさ等を適宜変更することができる。
例えば、図4(a)(b)に示すように、整流部材20の後方部分にも、幅方向の幅、又は突出方向の高さが後方側へ向け、徐々に小さくなる傾斜面22を形成しても良い。これにより、前方側の傾斜面により整流(分裂)された走行風18は、整流部材20から剥離する流れと後方側の傾斜面22に沿って流れる流れとに分裂されるので、走行風18の細分化が可能となる。
具体的には、後方側の幅W2は、前方側の最大幅W1以下となるように形成され、前方側の傾斜面21はL2の長さに形成される。この前方側の傾斜面21の長さL2は、0.3L1<L2≦L1となっている。
更に、この前方側の傾斜面21は、後方側の傾斜面22より短く形成されているが、その逆であっても良い。他にも、前方側の傾斜面21は頂点の高さH1に対し、後方側の傾斜面22の端部の高さH2は、0<H2≦H1であれば良く、適宜変更可能である。高さH1は、サイドバイザー5を窓枠2に取り付けた時に窓ガラス3と庇体8の内面との間に形成される隙間空間4の高さHに対し、H/3≦H1≦Hとなっている。
他にも、図5(a)(b)に示すように、整流部材30は、前方側の端部の最大幅W1が、後方側の端部の幅W2より広い平面視台形状に形成されても良い。具体的には、前方側の傾斜面31の長さL2は、0.3L1<L2≦L1となっており、前方側から後方側に向かって高さH1となるように形成されている。更に、両側面には、傾斜面33,33が形成されている。
この傾斜面33,33は、非対称に形成しても良く、また、いずれか一方のみを形成するようにしても良く、適宜変更可能である。
また、図6(a)(b)に示すように、整流部材40は、平面視流線状に形成すると共に、高さH1が長手方向に等しくなる板状に形成しても良い。この場合、後方側の幅W2は、前方側の最大幅W1以下となるように形成され、前方側の傾斜面41,41はL2の長さに形成される。傾斜面41の長さL2は、0.3L1<L2≦L1となっている。この高さH1は、サイドバイザー5を窓枠2に取り付けた時に窓ガラス3と庇体8との間に形成される隙間空間4の高さHに対し、H/3≦H1≦Hとなっている。
他にも、図7(a)(b)に示すように、整流部材50は、後方側の端部に凹部52,52を設けても良い。この場合、後方側の端部で庇体幅方向に所定の間隔で凹部52,52を形成する。端部に凹部52,52を設けることにより、整流部材50の表面に沿って流れる走行風18は、後方側の端部から剥離する際、これら凹部52,52によってより細かな渦を発生させることになるので、走行風18が細分化され、結果として風切音の発生を抑制することが可能となる。凹部52の形状や幅、数は、風切音の低減に好適なものであれば適宜変更可能である。
また、図8(a)に示すように、整流部材60を、平面視三角状に形成しても良い。これにより、走行風の細分化が可能である。この場合、前方側から後方側へ向かって裾広がりに形成されると共に、図8(b)に示すように、稜線62が前方側から後方側に向かって高さH1となるように形成され、この稜線62の上下方向には、それぞれ傾斜面61,61が形成される。
他にも、図9(a)(b)に示すように、庇体8の内面側に設けられる整流部材10は、一つのみである必要はなく、複数個設けても良い。庇体8の内面側に一定の間隔を置いて整流部材10,10を並設した場合では、整流部材10が一つの場合に比べて走行風18がより細分化されることから、乱流19が更に細分化され、乱流19によって生じる風切音も更に低減されることとなる。他にも、整流部材10を並設するだけでなく、図9(c)に示すように、前後方向に位置をずらして配置しても良いし、他に互いの高さが異なっていても良い。
また、図9(d)に示すように、異なる形状の整流部材10,30を組み合わせても良く、適宜変更可能である。
異なる形状の整流部材を組み合わせる場合、各整流部材10,20,30,40,50,60,70をどのように組み合わせても良く、庇体8の形状や隙間空間4内の大きさ等にあわせて適宜変更可能である。
このように、整流部材10,10・・は、庇体8の幅方向に離れて複数配置されていることにより、風切音の低減をより一層効果的に行うことが可能である。
他にも、図10(a)に示すように、整流部材10,10を異なる方向に設けても良い。傾斜バイザー部6の後方側(水平バイザー部15近傍)においては、整流部材の前後方向を逆向きに配置することで、対向流を効果的に整流化することが可能となる。また、図10(b)に示すように、整流部材10,10同士が庇体8の長手方向に対して一直線上に配置される必要はなく、更に上記と同様に異なる形状の整流部材を組み合わせても良い。
このように、整流部材10,10・・は、庇体8の長手方向に離れて複数配置されていることにより、風切音の低減をより一層効果的に行うことが可能である。
更に、図11に示すように、傾斜バイザー部6の前方側に整流部材10を1つ又は複数配置し、一定の間隔を隔てた後方側に整流部材10を1つ又は複数配置しても良い。この場合、前方側の整流部材10,10と、後方側の整流部材10との間隔は、風切音の低減に好適なものであれば適宜変更可能である。この場合も、傾斜バイザー部6の後方側に設置される整流部材を、前後方向を逆向きに設けることで、整流の効果がより一層高くなり、風切音の低減効果がより一層高くなる。整流部材10の高さについても、窓ガラス3の昇降に支障を来さない範囲内であれば、それぞれ異なる高さに変更しても良い。
また、整流部材は、表面が平滑である必要はなく、走行風の細分化を可能とし、風切音を低減するものであれば、表面を凹凸状や波線状、曲線状としても良いし、図12(a)~(c)に示すように、トンネル状に隆起した形等の整流部材70に変更しても良い。この場合、トンネル内に走行風を導入させて細分化する構造にしても良く、トンネル内の形状や大きさ等は、風切音の低減に好適な形状であれば適宜変更可能である。
他にも、整流手段は、庇体8の内面において窓ガラス3側に膨出するように設けるものだけでなく、走行風の細分化を可能とするものであれば、例えば図13(a)(b)に示すように、庇体8の内面に凹部9を形成しても良い。この凹部9の形状や数、方向、深さ、幅等については、整流効果を発現し、風切音の低減に好適な形状であれば、整流部材と同様に適宜変更可能である。
また、整流部材の形状は、幅方向(W1の方向)の中心を通る直線に対し、対称に形成するものだけでなく、例えば、傾斜面11,21,22,33,41,42,51,61をいずれか一方のみに形成する、または、傾斜面の大きさを異なるものにするなど非対称に形成してもよい。
また、整流手段は、庇体8,17の下端にリブを形成したものに一緒に設けても良く、庇体8,17の内面側を流れる走行風18の細分化を可能とし、風切音を低減するものであれば適宜変更可能である。
他にも、整流部材を、庇体8と一体に形成する構造の他に、別体成形された整流部材を庇体8の内面に窓ガラス3側へ突出するように貼着したり、接着や溶着する構造に変更しても良い。
また、整流部材は、庇体8の内面側に設けることに加え、水平バイザー部15の庇体17の内面側に設けても良い。これにより、隙間空間4からサイドバイザー5の外側に流出する走行風18を減少させることで、風切音の発生を低減することが可能となる。
1・・自動車、2・・窓枠、3・・窓ガラス、4・・隙間空間、5・・サイドバイザー、6・・傾斜バイザー部、7・・鍔体、8・・庇体、9・・凹部、10・・整流部材、11・・傾斜面(前方側)、12・・傾斜面(後方側)、15・・水平バイザー部、16・・鍔体、17・・庇体、18・・走行風、19・・乱流、20・・整流部材、21・・傾斜面(前方側)、22・・傾斜面(後方側)、30・・整流部材、31・・傾斜面(前方側)、32・・傾斜面(後方側)、33・・傾斜面(側面側)、40・・整流部材、41・・傾斜面(前方側)、42・・傾斜面(後方側)、50・・整流部材、51・・傾斜面(前方側)、52・・凹部、60・・整流部材、61・・傾斜面、62・・稜線。

Claims (3)

  1. 自動車のフロントドア窓枠の後側の水平部分に沿って取り付けられる水平バイザー部と、前記窓枠の前側の傾斜部分に沿って取り付けられる傾斜バイザー部とを備え、前記水平バイザー部及び前記傾斜バイザー部には、前記窓枠に沿って固定される鍔体と、前記鍔体に沿って形成されて下方へ延び、前記窓枠への取付状態における下端縁に沿って窓枠方向に突出するリブを有する帯状の庇体とがそれぞれ連続状に設けられるサイドバイザーであって、
    少なくとも前記傾斜バイザー部における前記庇体の内面で前記リブから離れた位置に、当該内面側を流れる空気の流れを整流するための1又は複数の整流部材が、前記庇体の内面から一体又は別体で突出して設けられ、
    前記整流部材の少なくとも前方側は、前記庇体幅方向の幅、又は突出方向の高さが前方側へ向けて小さくなる傾斜状に形成されていることを特徴とするサイドバイザー。
  2. 前記整流部材は、前記庇体の幅方向に離れて複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサイドバイザー。
  3. 前記整流部材は、前記庇体の長手方向に離れて複数配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサイドバイザー。
JP2018033624A 2018-02-27 2018-02-27 サイドバイザー Active JP7125267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018033624A JP7125267B2 (ja) 2018-02-27 2018-02-27 サイドバイザー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018033624A JP7125267B2 (ja) 2018-02-27 2018-02-27 サイドバイザー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019147483A JP2019147483A (ja) 2019-09-05
JP7125267B2 true JP7125267B2 (ja) 2022-08-24

Family

ID=67849041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018033624A Active JP7125267B2 (ja) 2018-02-27 2018-02-27 サイドバイザー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7125267B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008001300A (ja) 2006-06-26 2008-01-10 Toyota Motor Corp 車輪用走行風整流装置
JP3169556U (ja) 2011-05-25 2011-08-04 エーモン工業株式会社 自動車用風切音低減構造体及びその部材

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54140357U (ja) * 1978-03-23 1979-09-29
JPH03129517U (ja) * 1990-04-12 1991-12-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008001300A (ja) 2006-06-26 2008-01-10 Toyota Motor Corp 車輪用走行風整流装置
JP3169556U (ja) 2011-05-25 2011-08-04 エーモン工業株式会社 自動車用風切音低減構造体及びその部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019147483A (ja) 2019-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8366178B2 (en) Vehicle and vehicle substructure
JP4902395B2 (ja) ルーフパネルの排水構造
EP2969715B1 (en) Improvements in the fuel efficiency of road vehicles
JP6066973B2 (ja) 車体側部構造
JP6331798B2 (ja) 車両用スポイラ装置
JP5233927B2 (ja) 車両下部構造
CN110300696A (zh) 车辆的空气阻力降低装置
JP5446853B2 (ja) 車体上部構造
JP7125267B2 (ja) サイドバイザー
JP7072013B2 (ja) サイドバイザー
JP2008247146A (ja) 車両用インナーフェンダ
JP6692843B2 (ja) サイドバイザー
JP4183675B2 (ja) 鉄道車両の連結部用外幌
JP6766760B2 (ja) 車両下部構造
JP6004182B2 (ja) フロントピラーの空気騒音低減構造
JP2017132304A (ja) 車両の空気抵抗低減構造
JP6734214B2 (ja) 車両前部構造
JP5569338B2 (ja) 車両用空力装置
JP2023004365A (ja) サイドバイザー
JP6252218B2 (ja) 車両用レインガター構造
JP5629741B2 (ja) 車両の後部構造
JP2017024446A (ja) 車両用スパッツ及び車両下部構造
JP2017081487A (ja) リヤスポイラ
JP2023069384A (ja) 車両用アンダーカバー
JP5169646B2 (ja) 空気抵抗低減装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7125267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150