JP7067285B2 - 印刷装置および文章入力プログラム - Google Patents
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Description
例えば、
「佐藤一郎様(改行)
佐藤次郎様」
となる。
連名数が多くなると固定領域の幅では足らず、デフォルトのフォントサイズ(文字サイズ)では入りきれなくなる。このため、固定領域に入る文字サイズを計算し、一律にフォントサイズを小さくすることもある。
フォントデータは、文字サイズに対応する基準枠の内側に描画の有無を表すデータを備えている。描画される領域の最外枠は基準枠と一致し、これよりも外側には発生しない。最も外側の描画位置は基準枠の位置となる。なお、文字サイズは、基準枠サイズを指すものとしている。
例えば、行間を無し(行間=0)とすると、隣接する行で文字がピッタリと隙間のないように配置されるように思われがちである。しかし、実際にはフォント描画の仕様で基準枠の外側に設定される仮想ボディーにより文字の周りに若干の領域が確保され、そのまま印刷すれば、連名として隣接する文字の間に若干の隙間ができてしまう。
また、改行して隣接する横方向のみならず、文字同士が連なる縦方向でも、同様に、姓・名・敬称が長くなると、文字サイズを小さくしていく。このため、隙間が残ったままフォントサイズだけが小さくなってしまう。
図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷装置をブロック図により示している。
図1において、印刷装置10は、本体20と、液晶パネル30と、キーボード40とを備えている。本体20は、さらに制御部21と、入力制御部22と、印刷機構23と、宛名データベース24とを備えている。
図2は、印刷装置10のメイン処理のフローチャートである。
一例として、制御部21は、ステップS101にて電源オンを待機し、電源がオンとされると、ステップS102でメニューを液晶パネル30に表示する。一つの機能として宛名入力が用意されており、宛名入力を選択する操作がなされると、制御部21は、ステップS103にて前記操作を取得して判断し、続くステップS104では、宛名データベース24を参照して入力済みの宛名を取得するのか、新規に宛名を追加入力する操作なのかを判断する。後者であれば、ステップS105でキーボード40からの操作入力を受け付け、ステップS106にて宛名データベース24に反映させる。制御部21は、宛名データベース24に反映させつつ、ステップS108にて、前記入力を受け付けた宛名をプレビュー表示させるか否かを問い合わせ、ユーザーがプレビュー表示を希望すれば、ステップS109にてプレビュー表示を行う。その後、制御部21は、ステップS110にて宛名入力を終了するか否かをユーザーに問い合わせ、宛名入力を終了しないことを希望する場合は、ステップS105に戻って宛名の操作入力を受け付ける。宛名入力を終了することを希望する場合は、ステップS102に戻ってメニューの表示を行う。
制御部21は、宛名データベース24を参照して入力済みの宛名を取得することを選択した場合、ステップS107にて宛名データベース24を参照して所定の宛名データを取得する。一例として、検索メニューを表示して該当するものをリストアップし、リストアップされた宛名データの中からユーザーに選択させるようにすることが可能である。そして、選択された宛名データはステップS108以降において、上述したような入力済みの宛名データと同様にプレビュー表示の対象となる。なお、選択された宛名データを修正する処理をするために、ステップS105にて宛名データを編集させるようにしてもよい。
以上の処理は、一例に過ぎず、各種の変更が可能である。例えば、宛名の入力と、プレビューと、印刷は、互いに行き来できるようにしてもよい。制御部21は、ステップS105にて宛名を入力し、ステップS109にてプレビューをした後、修正するためにステップS105の宛名入力に戻るが、再度、ステップS109にてプレビューをし、その状態でユーザーが印刷開始を選択すれば、ステップS115の印刷を実行するようにしてもよい。また、ステップS112にてプレビューをしたとき、印刷を開始せずにステップS105にて宛名データを編集し、その後、プレビューを経て印刷させるようにしてもよい。
ステップS115の印刷処理、あるいはステップS109,S112のプレビューにおいては、制御部21は、印刷イメージを作成する必要がある。両者において共通するのは、はがきの宛名面に用意されている印刷領域に宛名データに対応するフォントデータを用いて印刷イメージを描画する処理である。表示用の処理と印刷用の処理は完全な一致ではないものの概ね一致しているので、以下において、便宜上、共通の処理として説明する。
ここで宛名領域とは、宛名入力欄に相当し、はがきや封筒を印刷媒体としたときに、宛名を記載するのに適した領域であって上述した印刷領域を設定してある部位を指す。この印刷領域には、一つまたは複数のテキストボックスを用意しておく。テキストボックスは印刷領域からはみ出ていてもよい。本実施形態の場合、仮想ボディーが基準枠よりも大きい分だけ、テキストボックは印刷領域に対して仮想ボディーと基準枠との差の分だけ大きくしてある。仮想ボディーも枠であることから、仮想ボディーを仮想ボディー枠と表記してもよい。基準枠は、文字の内枠に該当し、仮想ボディーは、文字の外枠に該当する。
連名数×仮想ボディーサイズ…(1)
である。
宛名データにおいて、送り先として連名とすべき複数の姓名が登録されている場合は、連名数だけ改行されて印刷されるため、必要枠サイズは(1)式のようになる。連名数が6つであれば、必要枠サイズは、
6(連名数)×22mm(仮想ボディーサイズ)=132mm
となる。上述したように、テキストボックスの幅は、仮想ボディーと基準枠との差の分だけ大きいので、宛名の印刷領域の幅が120mmであると仮定すると、122mmである。
(仮想ボディーサイズ)=(印刷領域の枠サイズ÷連名数)+(仮想ボディーサイズ-基準枠サイズ)…(2)
とする。ステップS206で計算した仮想ボディーサイズを、計算後仮想ボディーサイズとも呼ぶ。上の例を適用すれば、計算後仮想ボディーサイズは、
120mm(印刷領域の枠サイズ)÷6(連名数)+(22mm-20mm)=22mm
となる。計算後仮想ボディーサイズが22mmであるときの文字サイズは20mmとなる。無論、このままでは印刷領域の横幅長さを超えることになってしまう。このため、制御部21は、ステップS208では、連名の宛名データを用いて奇数行と偶数行とに分けて別々のテキストボックスに挿入する。
(仮想ボディーサイズ)=(印刷領域の枠サイズ÷文字数)×((仮想ボディーサイズ)/(基準枠サイズ))…(3)
前記(3)式の右辺における比である(仮想ボディーサイズ)/(基準枠サイズ)は、本実施形態では、例えば1.1である。また、前記(3)式における(文字数)は、図3のフローチャートにて求めるべき文字サイズおよび文字間サイズが対応する方向(横方向)における、印刷領域に収めるべき文字数であり、これまでの説明によれば連名数が該当する。
なお、割り算が割り切れないときは小数点以下を切り捨ててもよい。
図4Aに示すように、宛名データの宛名が6名の連名であるとする。姓は「いしかわ」で共通であり、1行目にのみ描画するが、姓の表示のルールについては適宜変更可能である。名については、「太郎」が1行目、「花子」が2行目、「次郎」が3行目、「三郎」が4行目、「長女」が5行目、「次女」が6行目となっている。奇数行と偶数行とに分けるということは、制御部21はステップS208において、奇数行である1行目と3行目と5行目の「太郎」と、「次郎」と、「長女」の行を取り出して3行として1つめのテキストボックスに挿入し、偶数行である2行目と4行目と6行目の「花子」と、「三郎」と、「次女」の行を取り出して3行として2つめのテキストボックスに挿入する。
(文字サイズ)=(計算後仮想ボディーサイズ)-(仮想ボディーサイズ-基準枠サイズ)…(4)
(行間サイズ)=(計算後仮想ボディーサイズ)-(仮想ボディーサイズ-基準枠サイズ)…(5)
となる。
なお、行間サイズは、文字と文字との間の隙間であるが、この例では基準枠サイズを基準としており、1つのキストボックス内の隣接する行間において、ある行の文字の基準枠と、隣接する行の文字の基準枠との間隔を指している。
=22-(22-20)
=20
となるから、行間サイズも20mmである。
横方向の調整のため、行間と読んでいるが、行間は文字間サイズの一例にすぎない。なお、(4)式および(5)式は、文字サイズおよび行間サイズを決定するための計算式の例に過ぎない。例えば、制御部21は、単に印刷領域の枠サイズを連名数で除算した値を、文字サイズおよび行間サイズとしてもよい。
制御部21は、文字サイズと文字間サイズ(行間サイズ)とを各テキストボックスのプロパティーに反映させる。各テキストボックスのプロパティーに反映させておけば、以後、そのテキストボックスに文字を挿入すれば、指定された文字サイズおよび文字間サイズでフォントが展開される。
制御部21は、ステップS301では、各テキストボックスの位置と大きさを設定する。仮想ボディーは基準枠を持つフォントデータに対して必然的に設定されているため、基準枠の印刷位置を調整するために、仮想ボディーの影響を考慮した上でテキストボックスの位置と大きさを設定する必要がある。具体的には、基準枠が印刷領域の角部に配置されるように、仮想ボディーと基準枠の差の分だけ印刷領域よりも大きくなるように、テキストボックスの位置と大きさを設定する。
テキストボックス間で文字が重ならないようにする手法として、生じさせる行間を各テキストボックスで文字の左に生じさせるか右に生じさせるかによる方法のほか、テキストボックス自体をオフセットさせてもよい。各テキストボックスで生じさせる行間を文字の左にした場合、偶数行の文字を挿入するテキストボックスを、奇数行の文字を挿入したテキストボックスに対して行間サイズ分だけ左にオフセットさせればよい。これによっても、「テキストボックス間で文字が重ならないように」することが可能である。
図6Aは、従来通りの手法で行間を無し(行間=0)としたときに、隣接する行で文字の間に生じる隙間により、文字サイズを小さくして印刷される結果を示している。これに対して、図6Bは、本実施形態の手法で限られた印刷領域内で文字を大きくして印刷できたときの結果を示している。このようにすれば仮想ボディーと基準枠の間に生じる隙間の影響を受けることなく、隣り合う文字と文字とが最大限に近づく状態の文字サイズを設定できる。
以下に、本実施形態に含まれる幾つかの変形例について説明する。各変形例に関しては、既に説明した実施形態と共通する内容については説明を適宜省略する。
上述した例では横幅の長さを基準として二つのテキストボックスに分けて挿入している。しかし、所定の印刷領域に入るか否かの問題は、縦方向についても生じる。すなわち、通常の文字の並び方向である。上述した行の並び方向と、宛名の文字の並び方向とは、直交する方向である。
従って、横幅の長さについての同様の判断を、縦方向の長さについても適用することができる。具体的には、ステップS202にて行う「必要枠サイズを計算する」処理は、文字の並び方向である縦方向について計算し、ステップS204にて行う判断を「縦方向の必要枠サイズが印刷領域の縦枠サイズよりも大きい」か否かの判断とし、必要枠サイズが縦枠サイズよりも大きいときに、ステップS206では縦方向を基準としたときに仮想ボディーサイズを計算する。具体的には、
(仮想ボディーサイズ)=(印刷領域の枠サイズ÷縦方向の桁数)+(仮想ボディーサイズ-基準枠サイズ)…(6)
となる。すなわち、(2)式との差は、行数に相当する連名数が、縦方向の桁数に入れ替わっただけである。
図7Aに示すように、宛名データの縦方向の文字数(桁数)が9桁であり、図7Bは奇数桁の文字を1つめのテキストボックスTB3に挿入した状態を示し、図7Cは文字が重ならないように偶数桁の文字を2つめのテキストボックスTB4に挿入した状態を示している。図7Bに示すテキストボックスTB3と、図7Cに示すテキストボックスTB4は同じ位置に重ね合わされているから、印刷するときには図7Dに示すように隣り合う奇数桁と偶数桁の文字の基準枠同士が接した状態で、テキストボックスTB3,TB4が重畳されて印刷される。
上述した例においては、制御部21は、必要枠サイズが、印刷領域に対応するテキストボックスの横枠サイズよりも大きいか否かを判断している。必要枠サイズの方がテキストボックスの横枠サイズよりも大きい場合、上述した処理が実行される場合を除き、原則的には文字サイズを小さくすることになる。従って、必要枠サイズの方がテキストボックスの横枠サイズよりも大きいケースでは、宛名を1つのテキストボックスに入れた場合の文字サイズが小さくなるケースである。このため、予め宛名を1つのテキストボックスに入れた場合の文字サイズに着目し、制御部21は、宛名を1つのテキストボックスに入れた場合の文字サイズが閾値未満になるか、閾値以上になるかを判断してもよい。上の例であれば、制御部21は、宛名を1つのテキストボックスに入れた場合の文字サイズが20mm未満になるようであれば、宛名の文字を少なくとも2つのテキストボックスに振り分ける処理を行えばよい。一方、制御部21は、宛名を1つのテキストボックスに入れた場合の文字サイズが20mm以上になるようであれば、宛名を1つのテキストボックスに入れる。
これまでは、制御部21が印刷領域へ描画し印刷させる文字列が日本語である場合を例にして説明を行った。しかし、文字列として英文字等が印刷されることも想定される。
本実施形態の変形例の一つとして、図8は、印刷領域における英文字等の文字サイズと文字間サイズの決定処理をフローチャートにより示している。図8の処理も文章入力プログラム26によって実現される。図8に関する説明においても、印刷領域は宛名領域であり、宛名領域に宛名が連名で描画される場合を想定する。
必要枠サイズ=連名数×ボディーサイズ…(7)
(7)式を(1)式と比較すると、仮想ボディーサイズがボディーサイズに替わっただけである。
(ボディーサイズ)=(印刷領域の枠サイズ÷連名数)…(8)
変形例3においても上述の実施形態と同様に、印刷領域の枠サイズ、つまり印刷領域の横幅を120mm、連名数を6と仮定すると、ステップS408で算出されるボディーサイズは20mmとなる。ステップS408で算出されるボディーサイズを、便宜上、計算後ボディーサイズ、と呼ぶ。計算後ボディーサイズは、(7)式に用いるボディーサイズ(ボディーサイズのデフォルト値)よりも小さい。一例であるが、ボディーサイズのデフォルト値は25mmと仮定する。また、ボディーサイズのデフォルト値において、キャップハイトは20mm、キャップラインL2からアセンダーラインL1までの高さは1mm、ディセンダーラインL5からベースラインL4までの高さは4mm、と仮定する。
図10Aに示すように、宛名データの宛名が6名の連名であるとする。具体的な宛名としては、「Braian Ace」が1行目、「Luwis Senna」が2行目、「Aran Ness」が3行目、「Nico Lovin」が4行目、「Bon Jovi」が5行目、「Lauren Panis」が6行目である。図10では、文字の並び方向(行の長手方向)を横方向にして描いているが、上述したように文字の並び方向に直交する方向が、宛名領域(印刷領域)の横方向に対応することになる。奇数行と偶数行とに分けるということは、制御部21はステップS418において、奇数行である1行目と3行目と5行目の「Braian Ace」と、「Aran Ness」と、「Bon Jovi」の行を取り出して3行として1つめのテキストボックスに挿入し、偶数行である2行目と4行目と6行目の「Luwis Senna」と、「Nico Lovin」と、「Lauren Panis」の行を取り出して3行として2つめのテキストボックスに挿入する。
(文字サイズ)=(基本文字サイズ+加算文字サイズ)…(9)
とする。制御部21は、さらに、
(行間サイズ)=2×(計算後ボディーサイズ)-(文字サイズ)…(10)
として、行間サイズを求める。
従って、文字サイズ=基本文字サイズ+第1加算サイズ+第2加算サイズ、であった場合は、文字サイズおよび行間サイズはいずれも計算後ボディーサイズと等しくなる。
また、文字サイズ=基本文字サイズ+第2加算サイズ、であった場合も、行間サイズは、文字サイズよりも大きくなり、計算後ボディーサイズに第1加算サイズを加えた値となる。
文字サイズ=基本文字サイズ、であった場合も、行間サイズは、文字サイズよりも大きくなり、計算後ボディーサイズに第1加算サイズおよび第2加算サイズを加えた値となる。ちなみに、文字サイズ=基本文字サイズ、であった場合は、後述するような内枠の拡大が実現されない場合に該当する。
変形例4は、変形例3を前提とした変形例である。
図11は、変形例4に関する文字サイズと文字間サイズの決定処理のフローチャートの一部分であって、図8のフローチャートとの相違点を主に示している。変形例4については、図8,9,11を参照しながら、変形例3と異なる点を説明する。変形例4では、図9に破線で示す基準線L0を想定する。基準線L0は、アセンダーラインL1よりも文字の高さ方向上方に位置する基準線であり、アルファベット等の文字の上方に付加される、例えばハットやキャレット等と呼ばれる発音記号やアクセント記号の、最上部の位置を示している。文字の上方に付加される記号を、変形例4では特定記号と呼ぶ。言い換えると、特定記号は、アセンダーラインL1から基準線L0までの領域を描画に必要とする記号である。
・前記実施例の中で開示された文字ではないが、任意の言語で用いられる文字(数字を含む)に適用すること
・前記実施例の中で開示した複数の部材を一つの部材で実現したり、一つの部材を複数の部材で実現したり、複数の装置の連携で実現したり、すること
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・宛名以外での文字の配置に適用すること
・各変形例を適宜組み合わせること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
Claims (12)
- ユーザーの入力を受け付ける入力部と、
印刷機構と、
プロセッサーと、を備えた印刷装置であって、
前記プロセッサーは、
ユーザーから文字列の入力を受け付け、隣の文字が別のテキストボックスに入るように前記文字列の文字を少なくとも2つのテキストボックスに振り分け、文字の外枠の内側に隣の文字の外枠の一部が位置するようにテキストボックス内の文字サイズと文字間サイズを設定し、前記外枠の内側に隣の文字の前記外枠の一部が位置するように前記テキストボックスを重畳して印刷するように前記印刷機構を制御することを特徴とする印刷装置。 - 前記プロセッサーは、隣り合う文字の内枠が接するように前記テキストボックスを重畳して印刷するように前記印刷機構を制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記外枠は仮想ボディーであり、文字の内枠は基準枠であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
- 前記プロセッサーは、次式により計算した仮想ボディーサイズに基づいて前記文字サイズを決定することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
(仮想ボディーサイズ)=(印刷領域の枠サイズ÷文字数)×((仮想ボディーサイズ)/(基準枠サイズ)) - 前記プロセッサーは、前記文字間サイズを、次式に基づいて決定することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
(文字間サイズ)=(計算された仮想ボディーサイズ)-((仮想ボディーサイズ)-(基準枠サイズ)) - 前記外枠は、アセンダーラインおよびディセンダーラインであり、文字の内枠は、キャップラインおよびベースラインであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
- 前記外枠は、アセンダーラインよりも文字高さ上方に位置する基準線、およびディセンダーラインであり、文字の内枠は、キャップラインおよびベースラインであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
- 前記プロセッサーは、前記文字列における、文字の内枠と前記外枠との間の領域を必要とする文字または記号の有無に応じて、前記内枠を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
- 前記プロセッサーは、前記文字列を1つのテキストボックスに入れた場合の文字サイズが閾値以上になるのであれば1つのテキストボックスにすべての前記文字列を入れ、前記文字列を1つのテキストボックスに入れた場合の文字サイズが閾値未満になるのであれば前記文字列の文字を少なくとも2つのテキストボックスに振り分けることを特徴とする請求項1~請求項8のいずれかに記載の印刷装置。
- 前記プロセッサーは、少なくとも2つのテキストボックスに振り分けるときに、前記文字列の文字の並び方向と、前記文字列の文字の並び方向と直交する方向とにおける4つの並び方向に振り分けることを特徴とする請求項1~請求項9のいずれかに記載の印刷装置。
- ユーザーの入力を受け付ける機能と、
印刷機構を制御する機能と、
プロセッサー機能とをコンピューターに実現させる文章入力プログラムであって、
前記プロセッサー機能は、
ユーザーから文字列の入力を受け付け、隣の文字が別のテキストボックスに入るように前記文字列の文字を少なくとも2つのテキストボックスに振り分け、文字の外枠の内側に隣の文字の外枠の一部が位置するようにテキストボックス内の文字サイズと文字間サイズを設定し、前記外枠の内側に隣の文字の前記外枠の一部が位置するように前記テキストボックスを重畳して印刷するように前記印刷機構を制御することを特徴とする文章入力プログラム。 - 文字列の入力を受け付ける入力部と、
所定のテキストボックス内に前記文字列を印刷する印刷機構と、
前記入力部と前記印刷機構を制御するプロセッサーと、を備えた印刷装置であって、
前記プロセッサーは、
前記文字列の入力を受け付け、前記文字列を構成する隣接する文字が別のテキストボックスに入るように前記文字列の文字を少なくとも2つのテキストボックスに振り分け、文字の外枠の内側に隣の文字の外枠の一部が位置するように各テキストボックス内の文字サイズと文字間サイズを設定し、前記外枠の内側に隣の文字の前記外枠の一部が位置するように前記テキストボックスを重畳して印刷するように前記印刷機構を制御することを特徴とする印刷装置。
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