JP7066886B2 - ロック装置 - Google Patents
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Description
通常位置と操作位置との間で変位可能に設けられ、ロック解除操作により通常位置から操作位置へ変位する第1連係部材と、
ロック位置とロック解除位置との間で変位可能に設けられ、係止部をロック位置でロック対象へ係止する一方、係止部をロック解除位置でロック対象から退避する第2連係部材と、
前記第1連係部材または第2連係部材の一方に設けられた係合部と、
前記第1連係部材または前記第2連係部材の他方に設けられ、該第1連係部材の通常位置から操作位置への変位に伴って該第2連係部材がロック位置からロック解除位置へ変位するように前記係合部を案内するガイド部とを備え、
前記ガイド部は、前記第1連係部材が通常位置から操作位置へ向けて所定距離変位した途中位置で前記係合部に当たることで該第1連係部材の操作位置へ向けた変位に抵抗を加えるように隆起した抵抗部を有していることを要旨とする。
本願発明によれば、使用者の操作によって第1連係部材が通常位置から操作位置へ向けて変位すると、ガイド部の抵抗部に係合部が当たって第1連係部材の変位に抵抗を加えることができる。この加わった抵抗を超えて使用者がロック装置をロック解除操作することで、適度な手応えを与えることができる。
ロック位置とロック解除位置との間で変位可能に設けられ、係止部をロック位置でロック対象へ係止する一方、係止部をロック解除位置でロック対象から退避する第2連係部材と、
前記第1連係部材または第2連係部材の一方に設けられた係合部と、
前記第1連係部材または前記第2連係部材の他方に設けられ、該第1連係部材の通常位置から操作位置への変位に伴って該第2連係部材がロック位置からロック解除位置へ変位するように前記係合部を案内するガイド部とを備え、
前記ガイド部は、
前記第1連係部材の変位方向および前記第2連係部材の変位方向と交差する方向へ直線的に延在し、該第1連係部材の通常位置から操作位置への変位に応じて、該第1連係部材の通常位置側で前記係合部をロック位置からロック解除位置へ向けて案内する初期案内部と、
前記第1連係部材が通常位置にあるときの前記係合部から離れるように操作位置側に偏倚する位置に、前記初期案内部に連ねて設けられ、前記第1連係部材の通常位置から操作位置へ向けた変位途中で前記係合部に当たる抵抗部と、
前記抵抗部に連なると共に前記初期案内部と平行に延在し、前記第1連係部材の操作位置側で前記係合部を案内する後期案内部とを備え、
前記初期案内部と前記後期案内部とが、前記抵抗部を介して階段状に配置され、
前記抵抗部は、前記第1連係部材が通常位置から操作位置へ向けて変位する途中で前記係合部に当たることで該第1連係部材の操作位置へ向けた変位に抵抗を加えることが記載されている。
上記記載内容によれば、使用者の操作によって第1連係部材が通常位置から操作位置へ向けて変位すると、ガイド部の抵抗部に係合部が当たって第1連係部材の変位に抵抗を加えることができる。この加わった抵抗を超えて使用者がロック装置をロック解除操作することで、適度な手応えを与えることができる。
抵抗部に連ねて直線的に延在する後期案内部を設けることで、抵抗部を乗り越えた際に連係部材が傾くなどの不具合の発生を防止することができる。また、第1連係部材が操作位置から通常位置に変位する際に、係合部に対して抵抗が発生せず、第1連係部材および第2連係部材を円滑に変位させることができる。
本開示には、前記抵抗部は、前記ガイド部において前記第1連係部材の通常位置側で前記係合部を案内する初期案内部よりも、該第1連係部材の変位方向に対して直交に近い角度で延在するように設けられていることが記載されている。
上記記載内容によれば、ガイド部において第1連係部材の通常位置側で係合部を案内する初期案内部と角度が変わるだけの簡単な構成の抵抗部によって、使用者がロック装置をロック解除操作した際に、適度な手応えを与えることができる。
前記第1連係部材の操作位置で前記当接部と当たり、該第1連係部材の操作位置を越えた変位を規制する当接受部とを備えていることが記載されている。
上記記載内容によれば、当接部と当接受部とが当たることで発生する打音や衝撃等により、使用者がロック装置をロック解除操作した際に、適当な操作感を得ることができる。
次に、実施例に係るロック装置20の作用について説明する。ロック装置20は、使用者によって操作されていない状態において、ガイド部42の初期案内部42bおよび第2開口縁48がなす角部に係合部40が引っ掛かって(図6(a))、操作部材22が通常位置で保持されると共に、両ロック部材24,24がロック位置に保持される(図1)。このとき、蓋部材14が閉じ姿勢にあると、ロック部材24の係止部24aが箱状本体12に設けられた係止受部(ロック対象)16に挿入され、ロック装置20によって蓋部材14の開放が規制される。
前述した構成に限定されず、例えば以下のようにも変更することができる。
(3)実施例では、第1連係部材としての操作部材にガイド部を設け、第2連係部材としてのロック部材に係合部を設けたが、これに限らず、第1連係部材に係合部を設け、第2連係部材にガイド部を設ける構成であってもよい。
(4)実施例では、第1連係部材としての操作部材を使用者が直接操作する構成を挙げたが、これに限らず、第1連係部材と別の部材とを繋げて、別の部材を介して間接的に第1連係部材を変位させる構成であってもよい。
(5)実施例では、第2連係部材としてのロック部材に、ロック対象である係止受部に係合する係止部を一体的に設けたが、これに限らず、第2連係部材と別体の係止部が第2連係部材と接続されている構成や、第2連係部材と係止部とが別の部材を介して繋がっている構成などを採用できる。
(6)ガイド開口は、実施例に示した略台形状に限るものではなく、「I字形」、「く字形」および「楕円形」等、その他の形状であってもよい。
(7)付勢手段は、実施例の構成に限らず、トーションばねやその他の弾性付与手段を用いることができる。
(8)実施例では、第1連係部材の変位方向と第2連係部材の変位方向とが直交する形態を例示したが、両連係部材の交差角度はこれ以外であってもよい。
(9)実施例では、第1連係部材および第2連係部材がスライド変位する形態のロック装置を例示したが、第1連係部材および第2連係部材は、回動変位する形態や揺動変位する形態であってもよい。
(10)ロック装置は、収納ボックスの蓋部材に取り付けられるものに限定されず、箱状本体に取り付けられるものであってもよい。また、ロック装置は、収納ボックスに限らず、フロアコンソールやインストルメントパネルに設けられるグローブボックス等、各種の構造体に適用可能である。
24a 係止部,40,70 係合部,42,72 ガイド部,42a,72a 抵抗部,
42b,72b 初期案内部,42c,72c 後期案内部,52,74 当接部,
54,76 当接受部
Claims (3)
- 通常位置と操作位置との間で変位可能に設けられ、ロック解除操作により通常位置から操作位置へ変位する第1連係部材と、
ロック位置とロック解除位置との間で変位可能に設けられ、係止部をロック位置でロック対象へ係止する一方、係止部をロック解除位置でロック対象から退避する第2連係部材と、
前記第1連係部材または第2連係部材の一方に設けられた係合部と、
前記第1連係部材または前記第2連係部材の他方に設けられ、該第1連係部材の通常位置から操作位置への変位に伴って該第2連係部材がロック位置からロック解除位置へ変位するように前記係合部を案内するガイド部とを備え、
前記ガイド部は、前記第1連係部材が通常位置から操作位置へ向けて所定距離変位した途中位置で前記係合部に当たることで該第1連係部材の操作位置へ向けた変位に抵抗を加えるように隆起した抵抗部を有している
ことを特徴とするロック装置。 - 前記抵抗部の隆起寸法は、円柱形状の前記係合部の半径よりも短い請求項1記載のロック装置。
- 前記第2連係部材を前記ロック位置へ向けて付勢する付勢手段を備えている請求項1または2記載のロック装置。
Priority Applications (1)
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JP2021014697A JP7066886B2 (ja) | 2021-02-02 | 2021-02-02 | ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021014697A JP7066886B2 (ja) | 2021-02-02 | 2021-02-02 | ロック装置 |
Related Parent Applications (1)
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JP2016242089A Division JP6832691B2 (ja) | 2016-12-14 | 2016-12-14 | ロック装置 |
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ID=75897469
Family Applications (1)
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Citations (3)
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JP2016176228A (ja) | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社東芝 | 扉施錠装置 |
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JP6128873B2 (ja) | 2013-02-06 | 2017-05-17 | オリンパス株式会社 | レーザ治療装置 |
JP2016176228A (ja) | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社東芝 | 扉施錠装置 |
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