JP5659399B2 - カードキー装置 - Google Patents
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Description
図2に示す外部ケース3は、図3に示すケース3aと、図4で示されるカバー3bとの二部品を組み合わせて形成される。すなわち、カバー3bのビス孔3fに通したビス3g(図1参照)をケース3a側のビス孔3hにねじ込むことで図2に示される外部ケース3が形成される。外部ケース3の前面には、内部ユニット4の出し入れを行う開口部3cが形成される。
カバー3bには、図5(a)、(b)、図15(c)に示すようにスライド用レール部3eがスライド方向に沿って設けられる。スライド用レール部3eに変換用タンブラ15がカム接触的に係脱するようになっている。すなわち、図15(b)のように、通常のカードキー1を挿入したときは変換用タンブラ15がカードキー1により押し上げられるように揺動する。これにより、変換用タンブラ15がスライド用レール部3eにカム接触し、スライド可能な状態となる。この状態では内部ユニット4を自由にスライド動作させて施解錠操作できるが、内部ユニット4を取り出すことはできない。
内部ユニット4は内部ケース7と、内部ケース7に担持されるバネ部材としての板バネ10と、板バネ10に支持されて内部ケース7に組み込まれるタンブラ部材6とで成る。
内部ケース7は図9(a)および同図(b)に示すように、前面にカードキー1や変換用カードキー5を抜き挿しする抜き挿し口8(挿入口)が設けられる。抜き挿し口8の後方には、有底の箱部7aが形成される。箱部7aに穿った軸孔7bに、長手方向Lに指向する二本の二点鎖線で示す平行配置した円柱棒状のタンブラ軸11が軸支される。
板バネ10は図9(c)〜同図(e)のように、全体がほぼ肋骨形状に形成され、長手方向Lに沿う基部10aと、基部10aの両側を斜め上方に互い違いに伸ばした複数の枝部10bと、基部10aの両端に設けた端部10cとからなる。
次に、タンブラ部材6について説明する。タンブラ部材の種類には、図10(a)に示す1番タンブラ12,同図(b)の2番タンブラ13,同図(c)のダミータンブラ14,同図(d)に示される変換用タンブラ15、同図(e)の判別タンブラ20,および同図(f)に示すピッキング対策用タンブラ21がある。各タンブラ12〜15、20、21は上記したタンブラ軸11に揺動可能に枢支されるための孔12a〜15a、20a、21a、カードキー1や変換用カードキー5とカム接触するカム部12b〜15b、20b、21bが設けられる。
変換用タンブラ15は、そのカム部15b側に、補助カム部15dを設けている。補助カム部15dはスライド用レール部3eにカム接触をしながら係脱するように形成される。すなわち、施錠位置でカードキー1を挿入すると、変換用タンブラ15は図15(b)に示す状態に駆動制御される。これにより、補助カム部15dは該レール部3eに係合することとなり、その状態で内部ユニット4のスライドによる施解錠操作を許容するが、シャーラインがそろわないので内部ユニット4の抜脱は禁止される。
1点抜け制御手段18は図6〜図8に示すように、大穴判定部19aおよび小穴判定部19bよりなる判定凹部19と、判定タンブラ20とで構成される。図5(b)および図6に示すように、内部ユニット4が施錠位置にあるとき、カードキー1を一点鎖線に状態に挿し込むと、判定タンブラ20は図7に示すように、大穴判定部19aに対応する位置にあり、かつ、カードキー1に刻設した不図示の判定タンブラ20用のキー溝に弾接する。この状態でカードキー1を点線に示す解錠位置の方向へスライドさせると、図8に示す状態にすることができるようになっている。
図3,図18,図19に示すように、内部ユニット4、すなわち内部ケース7と、外部ケース3との間にワンウェイクラッチ機構23が設けられる。ワンウェイクラッチ機構23は外部ケース3の開口部3cの奥に設けられ、カードキー1の抜き挿しする方向に弾性変形が可能な2個の爪24と、内部ケース7の背面7aに切り欠いて設けられ、爪24を係脱させる係合部25とで形成される。図18で示すように、内部ケース7が施錠位置にあるとき、爪24は係合部25に係合しており、不用意に内部ケース7が解錠位置の方向へ移動(シフト)するのを拘束するストッパとしての機能を有する。内部ユニット7にカードキー1が矢印方向へ挿し込まれると、カードキー1の前端縁が内部ケース7の背面7a(図19参照)まで進入する。これにより、係合部25に臨んでいる爪24は係合部25から押し出されて解脱し、この状態を維持してカードキー1を内部ケース7と一体に解錠位置の方向へスライドできるようになる。なお、解錠位置から施錠位置へ復帰するときは、なんら抵抗なく爪24は係合部材25に係合し、自動的に内部ケース7の移動が拘束されるようになっている。
図23に示すカードキー1および変換用カードキー5を説明する。なお、図23(a)のカードキー1および同図(b)の変換用カードキー5には、図8に示す1点抜け制御用のキー溝1eの図示を省略している。
閂部材9は図5(f)および図7(a)に示すように、門型部9aと、門型部9aから伸びるL型部9bとで形成される。門型部9aは内部ケース7の箱部7aの両側を抱き込むように設けられる。L型部9bは外部ケース3のガイド溝3jを出没自在となるように設けられる。これにより、図7(a)のようにカードキー1、15が施錠位置にあるときは、L型部9bは外部ケース3から出っ張り、不図示の錠前を施錠する。逆に、カードキー1、15が左方の解錠位置へスライドされると、L型部9bは外部ケース3内に没し、錠前を解錠する。
次に、カードキー装置の作用を図8〜図11を参照して説明する。図12(a)の状態においてカードキー1を挿し込み路16に挿入すると、1番山用タンブラ12は図12(b)に示すように、カム部12bが1番山用のキー溝1aに乗りあがる。板バネ10の付勢力に抗してタンブラ12はタンブラ軸11を中心にして反時計回りの方向へ揺動駆動される。それまで、判別部3dに入り込んでいた爪12cが解脱する。補助爪12dは判別部3dに入り込まない。これにより、内部ケース7はカードキー1と一体に図1の長手方向Lへのスライドが可能な状態となり、施解錠操作が可能となる。
2 カードキー装置本体
3 外部ケース
3d 判別部
3e スライド用レール部
4 内部ユニット
5 変換用カードキー
6 タンブラ部材
7 内部ケース
7a 箱部
7b 仕切り壁
7c 段差
8 抜き挿し口(挿入口)
9 閂部材(デッドボルト)
10 板バネ
10a 基部
10b 枝部
11 タンブラ軸
12 1番山用タンブラ
13 2番山用タンブラ
14 0番タンブラ
15 変換用タンブラ
15d 補助カム部
16 挿し込み路
17 天井
18 1点抜け制御手段
19 判定凹部
19a 大穴判定部
19b 小穴判定部
20 判定タンブラ
21 ピッキング対策タンブラ
23 ワンウェイクラッチ機構
24 爪
25 係合部
H スライド距離
L 長手方向
Claims (13)
- 複数のタンブラ部材と、
前記タンブラ部材を揺動可能に並列配置して担持する内部ユニットと、
前記内部ユニットに形成されたキー開口へ抜き差しされるカードキーと、
前記内部ユニットを収容する外部ユニットと、
解錠状態と施錠状態との間で切り替え自在なキー機構と、
前記カードキーと前記タンブラ部材との作用によって、前記解錠状態と前記施錠状態との間で前記キー機構を切り替えるキー切替機構と、
前記キー機構が前記施錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを許容する一方、前記キー機構が前記解錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを禁止するカードキー挿抜制御構造と、を備え、
前記内部ユニットは、前記外部ユニットにおいて、前記キー開口に前記カードキーが挿入された状態のまま、解錠位置と施錠位置との間で移動自在であり、
前記キー切替機構は、前記内部ユニットが前記施錠位置にある場合に前記キー機構を施錠状態とするとともに、前記内部ユニットが前記解錠位置にある場合に、前記キー機構を解錠状態とし、
前記解錠位置及び前記施錠位置における前記内部ユニットの移動方向は、前記カードキーの抜き差し方向と直交または交差し、
前記カードキーの抜き差し方向において前記内部ユニットが前記外部ユニットに対して係止された係止状態と、前記外部ユニットに対する前記内部ユニットの係止が解除された係止解除状態と、の間で切り替え自在なユニット間係止機構と、
前記キー機構が前記解錠状態の場合には前記ユニット間係止手段を前記係止解除状態にするとともに、前記キー機構が前記施錠状態の場合には前記ユニット間係止手段を前記係止状態にするユニット間係止制御機構と、を備えたことを特徴とする、
カードキー装置。 - 複数のタンブラ部材と、
前記タンブラ部材を揺動可能に並列配置して担持する内部ユニットと、
前記内部ユニットに形成されたキー開口へ抜き差しされるカードキーと、
前記内部ユニットを収容する外部ユニットと、
解錠状態と施錠状態との間で切り替え自在なキー機構と、
前記カードキーと前記タンブラ部材との作用によって、前記解錠状態と前記施錠状態との間で前記キー機構を切り替えるキー切替機構と、
前記カードキーの抜き差し方向において前記内部ユニットが前記外部ユニットに対して係止された係止状態と、前記外部ユニットに対する前記内部ユニットの係止が解除された係止解除状態と、の間で切り替え自在なユニット間係止機構と、
前記キー機構が前記解錠状態の場合には前記ユニット間係止手段を前記係止解除状態にするとともに、前記キー機構が前記施錠状態の場合には前記ユニット間係止手段を前記係止状態にするユニット間係止制御機構と、を備えたことを特徴とする、
カードキー装置。 - 前記ユニット間係止制御機構は、
前記タンブラ部材に形成された第1ユニット間係止制御構造と、
前記外部ユニットに形成され、前記第1ユニット間係止制御構造に係合する第2ユニット間係止制御構造と、を備えたことを特徴とする、
請求項1または2記載のカードキー装置。 - 前記キー機構が前記施錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを許容する一方、前記キー機構が前記解錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを禁止するカードキー挿抜制御機構を、さらに備えたことを特徴とする請求項2または3記載のカードキー装置。
- 前記カードキー挿抜制御機構は、
前記タンブラ部材に形成された第1カードキー挿抜制御機構と、
前記カードキーに形成され、前記第1カードキー挿抜制御機構に係合する第1カードキー挿抜制御機構と、を有することを特徴とする、
請求項4記載のカードキー装置。 - 複数のタンブラ部材と、
前記タンブラ部材を揺動可能に並列配置して担持する内部ユニットと、
前記内部ユニットに形成されたキー開口へ抜き差しされるカードキーと、
前記内部ユニットを収容する外部ユニットと、
解錠状態と施錠状態との間で切り替え自在なキー機構と、
前記カードキーと前記タンブラ部材との作用によって、前記解錠状態と前記施錠状態との間で前記キー機構を切り替えるキー切替機構と、
前記キー機構が前記施錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを許容する一方、前記キー機構が前記解錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを禁止するカードキー挿抜制御構造と、を備え、
前記内部ユニットは、前記外部ユニットにおいて、前記キー開口に前記カードキーが挿入された状態のまま、解錠位置と施錠位置との間で移動自在であり、
前記キー切替機構は、前記内部ユニットが前記施錠位置にある場合に前記キー機構を施錠状態とするとともに、前記内部ユニットが前記解錠位置にある場合に、前記キー機構を解錠状態とし、
前記解錠位置及び前記施錠位置における前記内部ユニットの移動方向は、前記カードキーの抜き差し方向と直交または交差し、
前記カードキー挿抜制御機構は、
前記タンブラ部材に形成された第1カードキー挿抜制御機構と、
前記カードキーに形成され、前記第1カードキー挿抜制御機構に係合する第1カードキー挿抜制御機構と、を有することを特徴とする、
カードキー装置。 - 前記内部ユニットは、前記外部ユニットにおいて、前記キー開口に前記カードキーが挿入された状態のまま、解錠位置と施錠位置との間で移動自在であり、
前記キー切替機構は、前記内部ユニットが前記施錠位置にある場合に前記キー機構を施錠状態とするとともに、前記内部ユニットが前記解錠位置にある場合に、前記キー機構を解錠状態とすることを特徴とする、
請求項2ないし6のうちいずれか1項記載のカードキー装置。 - 前記内部ケースと前記外部ケースとの間に設けられたワンウェイクラッチ機構をさらに備え、
前記ワンウェイクラッチ機構は、
前記解錠位置と前記施錠位置との間における前記内部ユニットの移動を規制する内部ユニット移動規制状態と、前記解錠位置と前記施錠位置との間における前記内部ユニットの移動を許容する内部ユニット移動許容状態と、の間で切り替え可能な内部ユニット移動制御構造を有し、
前記内部ユニット移動制御構造は、前記内部ユニット移動規制状態に付勢されるとともに、前記キー開口に挿入された前記カードキーとの係合により、前記カードキー移動許容状態へ遷移することを特徴とする、
請求項7記載のカードキー装置。 - 複数のタンブラ部材と、
前記タンブラ部材を揺動可能に並列配置して担持する内部ユニットと、
前記内部ユニットに形成されたキー開口へ抜き差しされるカードキーと、
前記内部ユニットを収容する外部ユニットと、
解錠状態と施錠状態との間で切り替え自在なキー機構と、
前記カードキーと前記タンブラ部材との作用によって、前記解錠状態と前記施錠状態との間で前記キー機構を切り替えるキー切替機構と、
前記キー機構が前記施錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを許容する一方、前記キー機構が前記解錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを禁止するカードキー挿抜制御構造と、を備え、
前記内部ユニットは、前記外部ユニットにおいて、前記キー開口に前記カードキーが挿入された状態のまま、解錠位置と施錠位置との間で移動自在であり、
前記キー切替機構は、前記内部ユニットが前記施錠位置にある場合に前記キー機構を施錠状態とするとともに、前記内部ユニットが前記解錠位置にある場合に、前記キー機構を解錠状態とし、
前記解錠位置及び前記施錠位置における前記内部ユニットの移動方向は、前記カードキーの抜き差し方向と直交または交差し、
前記内部ケースと前記外部ケースとの間に設けられたワンウェイクラッチ機構をさらに備え、
前記ワンウェイクラッチ機構は、
前記解錠位置と前記施錠位置との間における前記内部ユニットの移動を規制する内部ユニット移動規制状態と、前記解錠位置と前記施錠位置との間における前記内部ユニットの移動を許容する内部ユニット移動許容状態と、の間で切り替え可能な内部ユニット移動制御構造を有し、
前記内部ユニット移動制御構造は、前記内部ユニット移動規制状態に付勢されるとともに、前記キー開口に挿入された前記カードキーとの係合により、前記カードキー移動許容状態へ遷移し、
前記内部ユニット移動制御構造は、
前記外部ユニットに設けられた爪と、
前記内部ユニットに設けられた係合部とを有し、
前記爪は、前記キー開口に挿入された前記カードキーと当接する当接状態と、前記当接状態から退避した退避状態との間で遷移可能であるとともに、前記当接状態に付勢され、
前記当接状態の前記爪は、前記係合部と係合し、
前記退避状態の前記爪は、前記係合部から離れ、
前記爪と前記係合部との係合により、前記外部ユニットにおける前記内部ユニットの移動が規制され、
前記爪と前記係合部とが離れることにより、前記外部ユニットにおける前記内部ユニットの移動が許容されることを特徴とする、
カードキー装置。 - 前記内部ケースにおいて、前記タンブラ部材に並列配置されるとともに揺動するように担持されたピッキング対策タンブラと、
前記外部ケースに設けられ前記ピッキング対策タンブラに係脱するピッキング対策凹部と、をさらに備え、
ピッキング時には、揺動する前記ピッキング対策タンブラが前記ピッキング対策凹部に入り込むことにより、前記内部ユニットが前記解錠位置へスライドするのを拘束されることを特徴とする、
請求項1ないし9のうちいずれか1項記載のカードキー装置。 - 複数のタンブラ部材と、
前記タンブラ部材を揺動可能に並列配置して担持する内部ユニットと、
前記内部ユニットに形成されたキー開口へ抜き差しされるカードキーと、
前記内部ユニットを収容する外部ユニットと、
解錠状態と施錠状態との間で切り替え自在なキー機構と、
前記カードキーと前記タンブラ部材との作用によって、前記解錠状態と前記施錠状態との間で前記キー機構を切り替えるキー切替機構と、
前記キー機構が前記施錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを許容する一方、前記キー機構が前記解錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを禁止するカードキー挿抜制御構造と、を備え、
前記内部ユニットは、前記外部ユニットにおいて、前記キー開口に前記カードキーが挿入された状態のまま、解錠位置と施錠位置との間で移動自在であり、
前記キー切替機構は、前記内部ユニットが前記施錠位置にある場合に前記キー機構を施錠状態とするとともに、前記内部ユニットが前記解錠位置にある場合に、前記キー機構を解錠状態とし、
前記解錠位置及び前記施錠位置における前記内部ユニットの移動方向は、前記カードキーの抜き差し方向と直交または交差し、
前記内部ケースにおいて、前記タンブラ部材に並列配置されるとともに揺動するように担持されたピッキング対策タンブラと、
前記外部ケースに設けられ前記ピッキング対策タンブラに係脱するピッキング対策凹部と、をさらに備え、
ピッキング時には、揺動する前記ピッキング対策タンブラが前記ピッキング対策凹部に入り込むことにより、前記内部ユニットが前記解錠位置へスライドするのを拘束されることを特徴とする、
カードキー装置。 - 前記内部ケースに設けられ、互いに隣り合う前記タンブラ部材を仕切る仕切り壁と、
前記該仕切り壁に設けられた段差と、を備え、
前記キー機構が前記施錠状態である場合、前記内部ユニットに対しピッキング強制力が作用したときに、前記タンブラ部材は前記段差に干渉し、
前記段差に干渉した状態の前記ダンブラ部材は、前記外部ケースに係合した状態が維持されていることを特徴とする、
請求項1ないし11のうちいずれか1項記載のカードキー装置。 - 複数のタンブラ部材と、
前記タンブラ部材を揺動可能に並列配置して担持する内部ユニットと、
前記内部ユニットに形成されたキー開口へ抜き差しされるカードキーと、
前記内部ユニットを収容する外部ユニットと、
解錠状態と施錠状態との間で切り替え自在なキー機構と、
前記カードキーと前記タンブラ部材との作用によって、前記解錠状態と前記施錠状態との間で前記キー機構を切り替えるキー切替機構と、
前記キー機構が前記施錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを許容する一方、前記キー機構が前記解錠状態の場合には、前記キー開口における前記カードキーの抜き差しを禁止するカードキー挿抜制御構造と、を備え、
前記内部ユニットは、前記外部ユニットにおいて、前記キー開口に前記カードキーが挿入された状態のまま、解錠位置と施錠位置との間で移動自在であり、
前記キー切替機構は、前記内部ユニットが前記施錠位置にある場合に前記キー機構を施錠状態とするとともに、前記内部ユニットが前記解錠位置にある場合に、前記キー機構を解錠状態とし、
前記解錠位置及び前記施錠位置における前記内部ユニットの移動方向は、前記カードキーの抜き差し方向と直交または交差し、
前記内部ケースに設けられ、互いに隣り合う前記タンブラ部材を仕切る仕切り壁と、
前記該仕切り壁に設けられた段差と、を備え、
前記キー機構が前記施錠状態である場合、前記内部ユニットに対しピッキング強制力が作用したときに、前記タンブラ部材は前記段差に干渉し、
前記段差に干渉した状態の前記ダンブラ部材は、前記外部ケースに係合した状態が維持されていることを特徴とする、
カードキー装置。
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