JP7064249B1 - 視覚障害者誘導用標示セットおよび視覚障害者誘導用標示構造体 - Google Patents

視覚障害者誘導用標示セットおよび視覚障害者誘導用標示構造体 Download PDF

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Abstract

Figure 0007064249000001
【課題】構成部材相互間の密着性、被設置部に対する密着性、標示部材としての視認性を備え、誘導用線鋲として機能する視覚障害者誘導用標示セットおよび視覚障害者誘導用標示構造体を提供する。
【解決手段】視覚障害者誘導用標示セット1Sは、長手方向LDを有して被設置部に固定される基台部材10と、視覚障害者用の視認性を有して基台部材10に嵌め込まれる標示プレートと、を備えて誘導用線鋲として機能する。基台部材10は、長手方向LDに標示プレートが嵌め込まれる平坦凹部12を備え、平坦凹部12は、被設置部にねじ込まれるネジが挿入される複数のネジ挿入穴14と、標示プレートを固定する複数の嵌め込み穴16と、を長手方向LDの1列に備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、道路などの被設置部に設置される視覚障害者誘導用標示セット、このような視覚障害者誘導用標示セットを適用して被設置部に設置されて構造体となった視覚障害者誘導用標示構造体に関する。
視覚障害者誘導用標示として点字鋲が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。同一出願である。)。特許文献の技術に限らず、関連する技術は実社会で広く展開されている。
特許第3056975号公報 特開平9-21118号公報
しかし、被設置部への定着性、セット製品としての安定性、つまり設置の信頼性および製品としての信頼性に更なる向上が要請されているという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、構成部材相互間の密着性、被設置部に対する密着性、標示部材としての視認性を併せて備え、誘導用線鋲として有効な機能を実現する視覚障害者誘導用標示セットを提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る視覚障害者誘導用標示セットを用いることにより、同様の密着性と美観とを備え、誘導用線鋲として有効に機能する視覚障害者誘導用標示構造体を提供することを他の目的とする。
本発明に係る視覚障害者誘導用標示セットは、長手方向を有して被設置部に固定される基台部材と、視覚障害者用の視認性を有して前記基台部材に嵌め込まれる標示プレートと、を備えて誘導用線鋲として機能する視覚障害者誘導用標示セットであって、前記基台部材は、前記長手方向に前記標示プレートが嵌め込まれる平坦凹部を備え、前記平坦凹部は、前記被設置部にねじ込まれるネジが挿入される複数のネジ挿入穴と、前記標示プレートを固定する複数の嵌め込み穴と、を前記長手方向の1列に備え、前記ネジ挿入穴および前記嵌め込み穴は、前記被設置部の側へ貫通してあり、前記標示プレートは、前記嵌め込み穴に押し込まれる円筒状柱部を備え、前記嵌め込み穴は、縦方向の上側で穴の径を順次広げて前記平坦凹部に至る表側面取り縦方向の下側で穴の径を順次広げて前記基台部材の底に至る裏側面取りを有前記表側面取りの表側深さは、前記裏側面取りの裏側深さより大きく、前記円筒状柱部は、前記平坦凹部に接する根元から前記裏側面取りの上端に沿う先端までの長さを有し、前記表側面取りは、前記円筒状柱部が前記嵌め込み穴に嵌め込まれたときに生じる潰れカスを潰れカス溜まりとして収容し、前記裏側面取りは、前記基台部材と被設置部との間に接着剤が適用されたとき、余分な接着剤を接着剤溜りとして収容し、前記円筒状柱部は、前記長手方向と交差する幅方向の外側に前記根元から前記先端にかけて位置する楔状の凸部を備え、前記凸部は、前記根元の幅中央に根元側厚みを有する第1平面と、前記先端の側に前記第1平面から前記先端に向けて斜行する第2平面と、前記第1平面の半ばから前記先端に向けて前記第1平面および前記第2平面の両端を除いた楔面取りと、を備える、ことを特徴とする。
したがって、本発明に係る視覚障害者誘導用標示セットは、構成部材相互間(基台部材と標示プレートとの間)の密着性、被設置部に対する密着性、標示部材としての視認性を併せて備え、誘導用線鋲として有効な機能を実現できる
た、本発明の一実施の形態に係る視覚障害者誘導用標示セットでは、前記ネジ挿入穴は、前記長手方向の中央および両端の3カ所に分散して位置し、前記嵌め込み穴は、両端の前記ネジ挿入穴の外側および中央の前記ネジ挿入穴の両側の4か所に位置している、ことを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る視覚障害者誘導用標示セットでは、前記基台部材は、金属製であり、前記標示プレートは、金属製または合成樹脂製である、ことを特徴とする。
また、本発明に係る視覚障害者誘導用標示構造体は、被設置部に固定された基台部材と、視覚障害者用の視認性を有して前記基台部材に嵌め込まれた標示プレートと、を備えて誘導用線鋲として機能する視覚障害者誘導用標示構造体であって、前記基台部材および前記標示プレートは、視覚障害者誘導用標示セットとして構成され、前記基台部材は、前記被設置部に予め設置されたインサートに皿ネジで固定されてあり、前記視覚障害者誘導用標示セットは、本発明のいずれか一つに記載の視覚障害者用誘導セットであることを特徴とする。
したがって、本発明に係る視覚障害者誘導用標示構造体は、密着性と美観を備え、誘導用線鋲として有効に機能する。
本発明に係る視覚障害者誘導用標示セットは、構成部材相互間の密着性、被設置部に対する密着性、標示部材としての視認性を併せて備え、誘導用線鋲として有効な機能を実現するという効果を奏する。
また、本発明に係る視覚障害者誘導用標示構造体は、本発明に係る視覚障害者誘導用標示セットを用いることにより、同様の密着性と美観とを備え、誘導用線鋲として有効に機能するという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る視覚障害者誘導用標示セットを構成する基台部材を示す形状図であり、(a)は平面図、(b)は基台部材の長手方向に位置する平坦凹部、ネジ挿入穴、および嵌め込み穴の長手方向での断面状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る視覚障害者誘導用標示セットを構成する標示プレートを示す形状図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 本発明の実施の形態1に係る標示プレートの裏側に位置する円筒状柱部を拡大して示す拡大背面図である。 図3Aに示した矢印SF3Bにおける円筒状柱部の側面と標示プレートの断面を拡大して示す拡大一部断面図である。 図3Aに示した矢印SF3Cにおける円筒状柱部の断面と標示プレートの断面を拡大して示す拡大断面図である。 本発明の実施の形態1に係る基台部材が備える平坦凹部および嵌め込み穴の幅方向での断面を拡大して示す拡大断面図である。 図4Aに示す嵌め込み穴16に標示プレート30が備える円筒状柱部34を嵌め込んだ断面状態を拡大して示す拡大断面図である。 本発明の実施の形態1に係る標示プレートの円筒状柱部凸部を説明する形状説明図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)に対する正面図、(d)は(b)に対する側面図である。 は、本発明の実施の形態2に係る視覚障害者誘導用標示構造体の構成部材を分離した状態で模式的に示す模式分離構成図である。
以下、図面(図1ないし図6)を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施の形態1(図1~図5)]
図1ないし図5を参照して、本発明の実施の形態1に係る視覚障害者誘導用標示セット1Sについて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る視覚障害者誘導用標示セット1Sを構成する基台部材10を示す形状図であり、(a)は平面図、(b)は基台部材10の長手方向LDに位置する平坦凹部12、ネジ挿入穴14、および嵌め込み穴16の長手方向LDでの断面状態を示す断面図である。なお、(b)の断面図においては、ネジ挿入穴14に挿入された皿ネジ27を参考に併記している。
図2は、本発明の実施の形態1に係る視覚障害者誘導用標示セット1Sを構成する標示プレート30を示す形状図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
本実施の形態に係る視覚障害者誘導用標示セット1Sは、長手方向LDを有して被設置部45(図6参照)に固定される基台部材10と、視覚障害者用の視認性を有して基台部材10に嵌め込まれる標示プレート30と、を備えて誘導用線鋲として機能する。
基台部材10は、長手方向LDに標示プレート30が嵌め込まれる平坦凹部12を備え、平坦凹部12は、被設置部45にねじ込まれるネジが挿入される複数のネジ挿入穴14と、標示プレート30を固定する複数の嵌め込み穴16と、を長手方向LDの1列に備える。
ネジ挿入穴14および嵌め込み穴16は、被設置部45の側へ貫通してあり、標示プレート30は、嵌め込み穴16に押し込まれる円筒状柱部34を備え、嵌め込み穴16は、標示プレート30の側に表側面取り18(図4A参照)、被設置部45の側に裏側面取り20(同前)を有する。なお、嵌め込み穴16および円筒状柱部34については、図3A~図4Bで更に説明する。
視覚障害者誘導用標示セット1Sは、標示プレート30がはめ込まれる平坦凹部12に複数のネジ挿入穴14および複数の嵌め込み穴16を長手方向LDの1列に有する基台部材10と、嵌め込み穴16に嵌め込まれる円筒状柱部34を有して基台部材10の平坦凹部12に嵌め込まれる標示プレート30と、を備える。
標示プレート30は、嵌め込み穴16に押し込まれる円筒状柱部34を有する。円筒状柱部34は、挿入部材としての強度と位置決め性とを確保し、嵌め込み穴16(基台部材10)に嵌め込まれたとき、標示プレート30と基台部材10との間の密着性、連結性を向上しやすい。円筒状柱部34が有する凸部36については、図3A~図3Cで更に説明する。
ネジ挿入穴14は、長手方向LDの中央および両端の3カ所に分散して位置し、嵌め込み穴16は、両端のネジ挿入穴14の外側および中央のネジ挿入穴14の両側の4か所に位置している。
ネジ挿入穴14は、基台部材10と被設置部45との間の連結強度を高い強度で維持できるので、長手方向LDでの相対的な均衡を取れる最少個数として3個に設定されている。また、嵌め込み穴16は、基台部材10と標示プレート30との間の連結強度を確保する必要があるので、ネジ挿入穴14に対して数を増やした4個で連結強度を確保している。
標示プレート30は、長手方向LDで視覚障害者用の視認性を有するので、視覚障害者誘導用標示セット1Sを誘導用線鋲として機能させる。また、標示プレート30は、表面に視認用装飾面32を有するので視認性を向上できる。
基台部材10は、金属製であり、標示プレート30は、金属製または合成樹脂製である。基台部材10は金属製であるので基礎部分の強度を確保しやすい。また、標示プレート30は、金属製または合成樹脂製であるので、基台部材10への嵌めこみが容易となり、嵌め込み強度の維持に加えて視認性を向上しやすい。
基台部材10は、例えばステンレス、標示プレート30は、好ましくは合成樹脂製であり、例えばポリカーボネートである。なお、標示プレート30は、金属製であっても良い。
図3Aは、本発明の実施の形態1に係る標示プレート30の裏側に位置する円筒状柱部34を拡大して示す拡大背面図である。
図3Bは、図3Aに示した矢印SF3Bにおける円筒状柱部34の側面と標示プレート30の断面を拡大して示す拡大一部断面図である。
図3Cは、図3Aに示した矢印SF3Cにおける円筒状柱部34の断面と標示プレート30の断面を拡大して示す拡大断面図である。
標示プレート30において、円筒状柱部34は、長手方向LDと交差する幅方向WDの外側に根元36rから先端36tにかけて位置する楔状の凸部36を備える。凸部36は、根元36rの幅中央に根元側厚みT36を有する第1平面37と、先端36tの側に第1平面37から先端36tに向けて斜行する第2平面38と、を備える。
標示プレート30は、嵌め込み穴16に円筒状柱部34が嵌め込まれるとき、凸部36(第2平面38)が有する傾斜により挿入が容易になる。また、嵌め込みは、楔状の凸部36(第1平面37)を潰してされるので、円筒状柱部34と嵌め込み穴16との相互間の連結強度を向上しやすく、また、離脱しにくくできる。つまり、標示プレート30は、基台部材10に高い精度で連結固定される。
図4Aは、本発明の実施の形態1に係る基台部材10が備える平坦凹部12および嵌め込み穴16の幅方向WDでの断面を拡大して示す拡大断面図である。なお、断面位置は、幅方向WDにおいて嵌め込み穴16の中心を通る位置(凸部36が重なる位置)である。
図4Bは、図4Aに示す嵌め込み穴16に標示プレート30が備える円筒状柱部34(および凸部36)を嵌め込んだ断面状態を拡大して示す拡大断面図である。
基台部材10において、平坦凹部12に位置する嵌め込み穴16は、標示プレート30の側に表側面取り18、被設置部45の側に裏側面取り20を有する。なお、被設置部45の側の底面には接着剤25が位置し、基台部材10の被設置部45に対する固定性を向上している。
表側面取り18の表側深さD18は、裏側面取り20の裏側深さD20より大きい。つまり、表側面取り18が囲む内側範囲の中央は円筒状柱部34が占有するから、潰れカス溜まり42を表側面取り18で収容する領域を確保するためである。また、裏側面取り20が囲む範囲の中央は、円筒状柱部34が及ばないことから、接着剤溜まり43を広い範囲で収容できるためである。なお、基台部材10の底面は、接着剤25を介して被設置部45に接着固定される。
円筒状柱部34は、表側面取り18と裏側面取り20との間に及ぶ長さを有する。円筒状柱部34は、表側面取り18と裏側面取り20との間で嵌め込み穴16に正確に差し込まれた状態になるので、固定強度を確保しやすい。なお、円筒状柱部34の長さは、根元36rから先端36tまでとして規定できる。
嵌め込み穴16が有する表側面取り18は、円筒状柱部34が基台部材10に嵌め込まれるときに生ずる潰れカスを潰れカス溜まり42として収容し、標示プレート30と平坦凹部12の間に接着剤23が適用されたとき、接着剤23を収容するので、基台部材10に対する標示プレート30の密着性を向上しやすい。
嵌め込み穴16が有する裏側面取り20は、基台部材10と被設置部45との間に接着剤25が適用されたとき、余分に供給された接着剤25を裏側面取り20で収容しやすいので基台部材10と被設置部45(図6参照)との間の密着性を向上し、基台部材10の周囲への接着剤25のはみ出しを抑制して美観を向上しやすい。
なお、ネジ挿入穴14は、嵌め込み穴16と同様に、標示プレート30の側および被設置部45の側にそれぞれ面取りを有する。ネジ挿入穴14は、嵌め込み穴16と同等の形状でも良いが、これに限るものではない。
視覚障害者誘導用標示セット1Sは、密着性と視認性を併せて備えるので、誘導用線鋲として有効に機能するという効果を奏する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る標示プレート30の円筒状柱部34の凸部36を説明する形状説明図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)に対する正面図、(d)は(b)に対する側面図である。
図3Aおよび図3Bで示した凸部36は、根元36rの幅中央に根元側厚みT36を有する第1平面37と、先端36tの側に第1平面37から先端36tに向けて斜行する第2平面38と、を備える。
図5に示す凸部36は、根元36rの幅中央に根元側厚みT36を有する第1平面37と、先端36tの側に第1平面37から先端36tに向けて斜行する第2平面38と、を備える点で図3A等と共通するが、次の点を改良した変形例である。
つまり、図5に示す凸部36は、更に、第1平面37の半ばから先端36tに向けて第1平面37および第2平面38の両端を除いた楔面取り39を備える。
このため、楔面取り39は、凸部36の潰れにより表側面取り18に収容される潰れカスの発生量を抑制しやすくなり、基台部材10と標示プレート30との密着性を更に向上しやすい。
なお、根元側厚みT36は、凸部36の根元36r側の幅中央における半径方向で円筒状柱部34に追加された厚さである。第1平面37は、凸部36の幅中央において、円筒状柱部34に平行である。楔面取り39は、第1平面37、第2平面38の両端を削除して先端36tに向けて斜行する斜面である。
[実施の形態2(図6)]
図6を参照して、本発明の実施の形態2に係る視覚障害者誘導用標示構造体5Sについて説明する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る視覚障害者誘導用標示構造体5Sの構成部材を分離した状態で模式的に示す模式分離構成図である。
なお、構成部材の理解を容易にするため、標示プレート30は側面図(図2(b))で、基台部材10は断面図(図1(b))で、被設置部45は断面図で示す。
本実施の形態に係る視覚障害者誘導用標示構造体5Sは、被設置部45に固定された基台部材10と、視覚障害者用の視認性を有して基台部材10に嵌め込まれた標示プレート30と、を備えて誘導用線鋲として機能する。
基台部材10および標示プレート30は、視覚障害者誘導用標示セット1Sとして構成され、基台部材10は、被設置部45に予め設置されたインサート46に皿ネジ27で固定されてあり、視覚障害者誘導用標示セット1Sは、実施の形態1に係る視覚障害者用誘導セットである。
視覚障害者誘導用標示構造体5Sは、被設置部45に固定される基台部材10と、基台部材10に嵌め込まれる標示プレート30と、を備える視覚障害者誘導用標示セット1Sが適用されてあり、基台部材10は、予め設置されたインサート46に皿ネジ27を介して固定され、視覚障害者誘導用標示セット1Sは、実施の形態1に係るセットである。
したがって、本発明に係る視覚障害者誘導用標示構造体5Sは、本発明に係る視覚障害者誘導用標示セット1Sと同様の作用を奏する。また、予め設置されたインサート46に皿ネジ27を介して固定されるので確実で信頼性の高い構造体となる。
すなわち、視覚障害者誘導用標示構造体5Sは、密着性と美観を備えて、誘導用線鋲として機能するという効果を奏する。
なお、基台部材10は、インサート46(アンカーナット)で予め嵌め込み位置を画定され、そこへ皿ネジ27で固定されるので強く確実に固定される。基台部材10は、皿ネジ27に加えて、被設置部45との間に位置する接着剤25によってより確実に被設置部45に固定(設置)される。
本発明に係る視覚障害者誘導用標示セットおよび視覚障害者誘導用標示構造体は、視覚障害者用の視認性を有する誘導用線鋲として有効に利用できる。
1S 視覚障害者誘導用標示セット
5S 視覚障害者誘導用標示構造体
10 基台部材
12 平坦凹部
14 ネジ挿入穴
16 嵌め込み穴
18 表側面取り
20 裏側面取り
23、25 接着剤
27 皿ネジ
30 標示プレート
32 視認用装飾面
34 円筒状柱部
36 凸部
36r 根元
36t 先端
37 第1平面
38 第2平面
39 楔面取り
42 潰れカス溜まり
43 接着剤溜まり
45 被設置部
46 インサート
D18 表側深さ
D20 裏側深さ
LD 長手方向
T36 根元側厚み
WD 幅方向

Claims (4)

  1. 長手方向を有して被設置部に固定される基台部材と、視覚障害者用の視認性を有して前記基台部材に嵌め込まれる標示プレートと、を備えて誘導用線鋲として機能する視覚障害者誘導用標示セットであって、
    前記基台部材は、前記長手方向に前記標示プレートが嵌め込まれる平坦凹部を備え、前記平坦凹部は、前記被設置部にねじ込まれるネジが挿入される複数のネジ挿入穴と、前記標示プレートを固定する複数の嵌め込み穴と、を前記長手方向の1列に備え、
    前記ネジ挿入穴および前記嵌め込み穴は、前記被設置部の側へ貫通してあり、
    前記標示プレートは、前記嵌め込み穴に押し込まれる円筒状柱部を備え、
    前記嵌め込み穴は、縦方向の上側で穴の径を順次広げて前記平坦凹部に至る表側面取り縦方向の下側で穴の径を順次広げて前記基台部材の底に至る裏側面取りを有前記表側面取りの表側深さは、前記裏側面取りの裏側深さより大きく、
    前記円筒状柱部は、前記平坦凹部に接する根元から前記裏側面取りの上端に沿う先端までの長さを有し、
    前記表側面取りは、前記円筒状柱部が前記嵌め込み穴に嵌め込まれたときに生じる潰れカスを潰れカス溜まりとして収容し、前記裏側面取りは、前記基台部材と被設置部との間に接着剤が適用されたとき、余分な接着剤を接着剤溜りとして収容し、
    前記円筒状柱部は、前記長手方向と交差する幅方向の外側に前記根元から前記先端にかけて位置する楔状の凸部を備え、
    前記凸部は、前記根元の幅中央に根元側厚みを有する第1平面と、前記先端の側に前記第1平面から前記先端に向けて斜行する第2平面と、前記第1平面の半ばから前記先端に向けて前記第1平面および前記第2平面の両端を除いた楔面取りと、を備える、
    ことを特徴とする視覚障害者誘導用標示セット。
  2. 請求項1に記載の視覚障害者誘導用標示セットであって、
    前記ネジ挿入穴は、前記長手方向の中央および両端の3カ所に分散して位置し、前記嵌め込み穴は、両端の前記ネジ挿入穴の外側および中央の前記ネジ挿入穴の両側の4か所に位置している、
    ことを特徴とする視覚障害者誘導用標示セット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の視覚障害者誘導用標示セットであって、
    前記基台部材は、金属製であり、前記標示プレートは、金属製または合成樹脂製である、
    ことを特徴とする視覚障害者誘導用標示セット。
  4. 被設置部に固定された基台部材と、視覚障害者用の視認性を有して前記基台部材に嵌め込まれた標示プレートと、を備えて誘導用線鋲として機能する視覚障害者誘導用標示構造体であって、
    前記基台部材および前記標示プレートは、視覚障害者誘導用標示セットとして構成され、
    前記基台部材は、前記被設置部に予め設置されたインサートに皿ネジで固定されてあり、
    前記視覚障害者誘導用標示セットは、請求項1から請求項3までのいずれか一つに記載の視覚障害者用誘導セットであることを特徴とする視覚障害者誘導用標示構造体。
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