JP2000319832A - セラミック蓄光部材及びセラミック蓄光部材を備えた鋲 - Google Patents

セラミック蓄光部材及びセラミック蓄光部材を備えた鋲

Info

Publication number
JP2000319832A
JP2000319832A JP11135147A JP13514799A JP2000319832A JP 2000319832 A JP2000319832 A JP 2000319832A JP 11135147 A JP11135147 A JP 11135147A JP 13514799 A JP13514799 A JP 13514799A JP 2000319832 A JP2000319832 A JP 2000319832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
ceramic
borosilicate frit
thinner
liquid material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11135147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3713657B2 (ja
Inventor
Koichi Hirobe
耕一 廣部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIROBE KOKI KK
Original Assignee
HIROBE KOKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIROBE KOKI KK filed Critical HIROBE KOKI KK
Priority to JP13514799A priority Critical patent/JP3713657B2/ja
Publication of JP2000319832A publication Critical patent/JP2000319832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3713657B2 publication Critical patent/JP3713657B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚障害者が歩道を歩く際の助けとなる歩道
板に取り付けられる鋲であって、この鋲が健常者にとっ
ても役に立つように頭部に蓄光部材を取り付け、しかも
この蓄光部材が長期間にわたって磨耗することなく、濡
れた状態で踏み付けても滑ることなく、さらには車の運
転者に認識されやすい鋲の提供。 【解決手段】 鋲の頭部1に形成した凹部にセラミック
蓄光部材4を取付けしたものであり、このセラミック蓄
光部材4は蓄光粉末にホウケイ酸フリットとオイルを混
合した粘土状のものを型に入れて成形し、この上面に乱
反射層13や凹凸部を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は視覚障害者(盲人)が
歩道を歩く際の助けとなる歩道板を構成する鋲及び該鋲
に取り付けるセラミック蓄光部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歩道や駅のプラットホーム、地下道等に
は表面に多数の点状突起を設けている視覚障害者用歩道
板が敷設されている。この視覚障害者用歩道板は盲人や
弱視者が安全に歩くことが出来るように、その進行方向
や停止位置が分かるようになっている。しかし、これら
従来の視覚障害者用歩道板はあくまでも視覚障害者を対
象としたものであり、一般の健常者には何の役にも立た
ないのが実状である。
【0003】そこで、上記点状突起を蛍光部材にて構成
することで災害時の誘導標識として機能させることが出
来る。特開平8−338009号に係る盲人用歩道板は
視覚障害者ばかりでなく、健常者であっても暗闇の中で
安全な歩行が確保出来るようにした歩道板である。この
歩道板は蓄光性蛍光体を透明の樹脂またはガラスに混入
してなる蛍光部材を突起の部分に表面化するように取り
付けたものである。
【0004】したがって、大地震が発生して暗闇になっ
てもこの歩道板に沿って安全に歩行することが出来る。
またこの蛍光部材で矢印を形成したり、文字を描いたり
してより分かり易く案内することも可能である。しか
し、この蓄光部材は歩道板に埋着していて、あくまでも
歩道板と一体化して構成している。そして点状突起はコ
ンクリート製であることから、磨耗したり縁が掛けると
いった場合が発生し、このような時には歩道板全体を交
換しなくてはならない。
【0005】一方、歩道板は歩道に敷設されることで常
に人が踏み付けて歩き、その為に靴底との接触圧に耐え
る強度が必要なことは勿論であるが、雨に濡れた場合に
滑り易い状態ではいけない。また蛍光が一定方向へ反射
するような鏡面に近い表面状態では問題がある。さらに
常に靴底で踏まれることから靴底の汚れが付着するが、
比較的汚れにくく、汚れが付着しても雨水などで簡単に
洗い流されてしまうことも必要となる。しかし従来の上
記蓄光部材はこの問題が解決されていない。
【0006】ところで、この蓄光部材は点状突起に取り
付けられる訳であり、蓄光部材を備えた点状突起(点字
鋲)は歩道板に固定される。又は直接コンクリート面に
埋め込まれるが、歩道板が割れた場合には点字鋲も同時
に廃棄され、また点字鋲の頭部が磨耗した場合には歩道
板全体を交換しなくてはならなくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の蓄光
部材には上記のごとき問題がある。本発明が解決しよう
とする課題はこれら問題点であり、長期間にわたって磨
耗することなく、濡れた状態で踏み付けても滑ることな
く、また汚れにくく、さらに放射される蛍光が車の運転
者に分かり易くするセラミック蓄光部材及び該セラミッ
ク蓄光部材を備えた鋲を提供する。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明の鋲は点字鋲または
線状鋲を形成し、点字鋲は基本的に小さくてその頭部に
1個のセラミック蓄光部材を備えている鋲であり、線状
鋲とは細長い線状の頭部に複数個のセラミック蓄光部材
を備えている。そして点字鋲の頭部にはセラミック蓄光
部材が嵌る凹部を形成し、線状鋲の頭部にはセラミック
蓄光部材が嵌る凹部を複数箇所に形成しており、該頭部
には下方へ延びる脚が設けられている。脚を供えない鋲
もあるが、脚は歩道板に埋着されて鋲が外れないように
固定される。
【0009】そして、本発明のセラミック蓄光部材は鋲
の頭部に取付けされる訳であるが、セラミック蓄光部材
は蓄光粉末にホウケイ酸フリットとオイルを混合して出
来る粘土状の物を型に入れて加圧・成形される。本発明
ではこのままの状態で焼成することなく、表面処理が施
される。その1つは汚れが付着しにくく、しかも付着し
た汚れは雨水などで簡単に洗い流されるようにした処理
であり、これはホウケイ酸フリットにオイルとシンナー
を加えた液状物を上面に均一に塗布し、この状態で焼成
される。すなわち、上面にホウケイ酸フリット層を形成
する。
【0010】2つ目は、セラミック蓄光部材が車のライ
トに当ってキラキラ輝くようにする表面処理であって、
セラミック蓄光部材の表面(上面)には乱反射層を設け
る。型に入れて成形した成形板の上面にはホウケイ酸フ
リットにオイルとシンナーを加えた液状物を塗布し、こ
の上に乱反射層を形成し、さらに乱反射層の上にはホウ
ケイ酸フリットにオイルとシンナーを加えた液状物を塗
布している。すなわち、乱反射層を内部に有したホウケ
イ酸フリット層を形成している。そしてこの状態で焼成
される。
【0011】3つ目はセラミック蓄光部材の表面を滑り
にくくした処理であり、型に入れて加圧成形した板の上
面には無機質骨材を点在し、この上にはホウケイ酸フリ
ットにオイルとシンナーを加えた液状物を塗布したもの
であり、上記無機質骨材によって上面は凹凸化する。す
なわち、無機質骨材を内部に有したホウケイ酸フリット
層を形成している。
【0012】上記セラミック蓄光部材は蓄光粉末にホウ
ケイ酸フリットを混ぜ合わせ、これにオイルを加えて粘
土状にしたものを型に入れて加圧することで固形化する
が、上記オイルは蓄光粉末とホウケイ酸フリットを固化
する為の繋ぎとして機能する。本発明はこの成形したセ
ラミック蓄光部材の上面を表面処理した後で焼成され
る。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の点字鋲を示す実施例であり、
該点字鋲は頭部1と脚からなり、脚2は頭部1の中心に
て下方へ延びている。頭部1は円盤型をなし、上面外周
部は緩やかな傾斜を持ったテーパー面と成っていて、中
央にはセラミック蓄光部材4が取り付けされている。こ
のテーパー面3は従来の点字鋲より緩やかに成っている
為に、歩いていてこの部分を踏み付けても滑りにくくな
っている。そしてこのセラミック蓄光部材4は頭部1に
形成した凹部に嵌って接着固定され、蛍光を放つことが
出来る。
【0014】脚2は六角柱をなし、その下端部にはリン
グ溝を形成し、中心軸部はネジ穴と成っている。そして
このネジ穴に頭部1の凹部底から貫通して設けた穴を挿
通したネジ5が螺合している。このネジ頭部6は頭部1
の凹部底に形成した上記穴に嵌って入る。したがって、
ネジ5に脚2が螺合することで上端は頭部底面7に密着
して該脚2は頭部1と連結する。この場合、ネジ頭6は
セラミック蓄光部材4にて被覆されている為に外部に露
出することはない。
【0015】図2は線状鋲を示している実施例である。
この線状鋲の頭部8は細長い長円形をなし、上面には5
箇所に凹部10,10…を形成すると共に、これら凹部
10,10…にはセラミック蓄光部材4,4…が嵌る。
そして頭部外周は点字鋲と同じくテーパー面9と成って
いて、底面11には2本の脚12,12が取り付られて
いる。該脚12は前記実施例の場合と同じく、凹部底か
ら貫通して形成した穴を挿通して延びるネジに螺合して
いる。
【0016】ここで、点字鋲や線状鋲の頭部材質は特に
限定しないが、ステンレスなどの耐磨耗性の高い金属質
が適している。そしてセラミック蓄光部材は他の材質よ
りもセラミックを使用したことで放出する光は強く、燃
えることはなく、耐磨耗性も比較的高く、それに収縮性
のない耐久性に優れた部材である。しかし、本発明では
このセラミック蓄光部材に車のライトが当ることでキラ
キラ光って目立つように乱反射層を上面に形成してい
る。
【0017】図3は乱反射層13をセラミック蓄光部材
上面に形成している断面図を示しているが、この乱反射
層13は細かいガラスビーズを上面に敷いた状態で固着
したものであり、固着手段としてはホウケイ酸フリット
層が使用される。上記ガラスビーズの量を多くして完全
に敷き詰めるならば光が蓄光部材に届きにくくなり、蛍
光の強さは低下する。したがってガラスビーズの量並び
に敷かれる部位は用途によって適当に定める。
【0018】ホウケイ酸フリットにオイルとシンナーを
加えて混ぜ合わせた液を、セラミック蓄光部材4の上面
に均一に塗布し、この上に上記ガラスビーズを敷き、さ
らに上記ホウケイ酸フリットにオイルとシンナーを加え
て混ぜ合わせた液を再び塗布する。すなわち、乱反射層
13はホウケイ酸フリット層14に埋着された状態にあ
る。
【0019】液を塗布する手段は特に限定しないことに
するが、一般にはスプレーガンが使用される。そして、
このように上面に形成された乱反射層13は、該セラミ
ック蓄光部材4から放出される蛍光をあらゆる方向へ屈
曲させて乱反射し、車のライトが当った場合にキラキラ
輝き、歩道の位置を運転者に認識させることが出来る。
そしてセラミック蓄光部材4に乱反射層13とホウケイ
酸フリット層14を形成したところで焼成して硬化させ
る。
【0020】一方、図4はセラミック蓄光部材4の上面
を滑り防止処理を施した場合の断面図であり、セラミッ
ク蓄光部材4の上面には無機質骨材15,15…を点在
して固着している。すなわち、ホウケイ酸フリットにオ
イルとシンナーを混合した液をスプレーガンなどを使用
して均一に塗布し、その上に上記無機質骨材15,15
…を点在し、さらに同じ液を塗布して無機質骨材15,
15…を被覆する。したがってホウケイ酸フリット層1
4の上面は無機質骨材15,15…によって凸部16,
16…が形成され、この凸部16,16…は滑り防止機
能を発揮する。勿論、前記実施例の場合と同じく、焼成
して硬化する。
【0021】さらに、鋲の頭部に取り付けられたセラミ
ック蓄光部材が靴で踏み付けられても上面に汚れが付着
しにくくするには、上記セラミック蓄光部材の上面にホ
ウケイ酸フリット層を形成する。このホウケイ酸フリッ
ト層はホウケイ酸フリットにオイルとシンナーを加えた
液状物をスプレーガンなどを用いて均一に塗布すること
で形成される。勿論、ホウケイ酸フリット層を形成した
後で焼成される。
【0022】図5は点字鋲を歩道板17に取付けした場
合を示しているが、歩道板17の表面18には穴19が
設けられ、この穴19に脚2が嵌って取着される。穴1
9には接着剤が満たされていて、穴19に嵌った脚2は
この接着剤20に埋着され、接着剤20が硬化すること
で固定される。しかし、点字鋲の頭部1が磨耗した際に
は新たな頭部と交換することが出来る。
【0023】この頭部交換はセラミック蓄光部材4を取
り外したところで、ネジ5を緩めるならば、脚2はその
ままの状態で頭部1を取り外し出来る。この際、セラミ
ック蓄光部材4は接着されているが、金具で割るなどし
てネジ5の頭6を露出する。これは前記図2に示した線
状鋲の場合であっても同じであり、2本の脚12,12
は歩道板に形成した穴に接着剤にて固定され、頭部8を
交換する場合であれば脚12,12が位置する2枚のセ
ラミック蓄光部材4,4を除去したところでネジを緩め
る。
【0024】以上述べたように、本発明のセラミック蓄
光部材は蓄光粉末にホウケイ酸フリットとオイルを混合
した粘土状の物を型に入れて加圧成形し、この上面にホ
ウケイ酸フリット層又は乱反射層を形成したものであ
り、さらに上面を凹凸化したものであり、次のような効
果を得ることが出来る。
【0025】
【発明の効果】本発明の鋲はその頭部にセラミック蓄光
部材を備えている為に、歩道や駅のホーム等に敷設して
いる歩道板に取着するならば該歩道板は蛍光を放ち、災
害時に暗闇になっても歩く道が分かり、安全上大きな効
果がある。そしてセラミック蓄光部材の形状を工夫した
り、複数個のセラミック蓄光部材の配列を工夫するなど
して歩く方向を指示することが出来る。
【0026】そして本発明の鋲に使用されるセラミック
蓄光部材は蓄光粉末を単に固めて焼成しただけでなく、
ホウケイ酸フリットにオイルとシンナーを混合した液を
塗布して焼成することでセラミック蓄光部材表面に汚れ
が付着しにくくなると同時に、付着した汚れは雨水など
と共に流れ落ちてしまう。またセラミック蓄光部材上面
にガラスビーズ等の乱反射材を敷いて焼成した乱反射層
を形成するならば、該セラミック蓄光部材に車のライト
が当った場合にキラキラ輝き、歩道の位置を運転者が正
しく認識することが出来る。一方、セラミック蓄光部材
上面に無機質骨材を点在して焼成するならば上面は凹凸
化し、鋲の上に足がかかっても滑ることは無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点字鋲。
【図2】本発明の線状鋲。
【図3】セラミック蓄光部材上面に乱反射層を形成した
場合。
【図4】セラミック蓄光部材上面を凹凸化した場合。
【図5】点字鋲を歩道板に取付けした具体例。
【符号の説明】
1 頭部 2 脚 3 テーパー面 4 セラミック蓄光部材 5 ネジ 6 頭 7 底面 8 頭部 9 テーパー面 10 凹部 11 底面 12 脚 13 乱反射層 14 ホウケイ酸フリット層 15 無機質骨材 16 凸部 17 歩道板 18 表面 19 穴 20 接着剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄光粉末にホウケイ酸フリットとオイル
    を混合して粘土状にしたものを型に入れて加圧・成形
    し、その上面にはホウケイ酸フリットにオイルとシンナ
    ーを加えた液状物をスプレーガンなどを用いて均一に塗
    布し、これを焼成したことを特徴とするセラミック蓄光
    部材。
  2. 【請求項2】 歩道等の表面、または歩道板の表面に取
    付けられる鋲において、鋲は頭部と脚からなり、頭部の
    上面外周はなだらかなテーパー面を有すと共に中央には
    凹部を形成し、そして凹部にはセラミック蓄光部材を嵌
    めたものであり、このセラミック蓄光部材は蓄光粉末に
    ホウケイ酸フリットとオイルを混合して粘土状にしたも
    のを型に入れて加圧・成形し、その上面にはホウケイ酸
    フリットにオイルとシンナーを加えた液状物をスプレー
    ガンなどを用いて均一に塗布し、これを焼成したことを
    特徴とするセラミック蓄光部材を備えた鋲。
  3. 【請求項3】 セラミック蓄光粉末にホウケイ酸フリッ
    トとオイルを混合して粘土状にしたものを型に入れて加
    圧・成形し、その上面にはホウケイ酸フリットにオイル
    とシンナーを加えた液状物をスプレーガンなどを用いて
    均一に塗布し、そしてガラスビーズ等の乱反射材にて乱
    反射層を形成し、この上に同じくホウケイ酸フリットに
    オイルとシンナーを加えた液状物を塗布し、これを焼成
    したことを特徴とするセラミック蓄光部材。
  4. 【請求項4】 歩道等の表面、または歩道板の表面に取
    付けられる鋲において、鋲は頭部と脚からなり、頭部の
    上面外周はなだらかなテーパー面を有すと共に中央には
    凹部を形成し、そして凹部にはセラミック蓄光部材を嵌
    めたものであり、このセラミック蓄光部材は蓄光粉末に
    ホウケイ酸フリットとオイルを混合して粘土状にしたも
    のを型に入れて加圧・成形し、その上面にはホウケイ酸
    フリットにオイルとシンナーを加えた液状物をスプレー
    ガンなどを用いて均一に塗布し、そしてガラスビーズ等
    の乱反射材にて乱反射層を形成し、さらにこの上に同じ
    くホウケイ酸フリットにオイルとシンナーを加えた液状
    物を塗布し、これを焼成したことを特徴とするセラミッ
    ク蓄光部材を備えた鋲。
  5. 【請求項5】 蓄光粉末にホウケイ酸フリットとオイル
    を混合して粘土状にしたものを型に入れて加圧・成形
    し、その上面にはホウケイ酸フリットにオイルとシンナ
    ーを加えた液状物をスプレーガンなどを用いて均一に塗
    布し、そしてこの上に無機質骨材を点在すると共に、同
    じくホウケイ酸フリットにオイルとシンナーを加えた液
    状物を塗布して表面を凹凸化し、これを焼成したことを
    特徴とするセラミック蓄光部材。
  6. 【請求項6】 歩道等の表面、または歩道板の表面に取
    付けられる鋲において、鋲は頭部と脚からなり、頭部の
    上面外周はなだらかなテーパー面を有すと共に中央には
    凹部を形成し、そして凹部にはセラミック蓄光部材を嵌
    めたものであり、このセラミック蓄光部材は蓄光粉末に
    ホウケイ酸フリットとオイルを混合して粘土状にしたも
    のを型に入れて加圧・成形し、その上面にはホウケイ酸
    フリットにオイルとシンナーを加えた液状物をスプレー
    ガンなどを用いて均一に塗布し、そしてこの上に無機質
    骨材を点在すると共に、同じくホウケイ酸フリットにオ
    イルとシンナーを加えた液状物を塗布して表面を凹凸化
    し、これを焼成したことを特徴とするセラミック蓄光部
    材を備えた鋲。
  7. 【請求項7】上記頭部の凹部底に設けた穴にネジを挿通
    して下方へ延ばし、このネジに脚を螺合した請求項2、
    請求項4、又は請求項6記載のセラミック蓄光部材を備
    えた鋲。
JP13514799A 1999-05-17 1999-05-17 セラミック蓄光部材及びセラミック蓄光部材を備えた鋲 Expired - Lifetime JP3713657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13514799A JP3713657B2 (ja) 1999-05-17 1999-05-17 セラミック蓄光部材及びセラミック蓄光部材を備えた鋲

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13514799A JP3713657B2 (ja) 1999-05-17 1999-05-17 セラミック蓄光部材及びセラミック蓄光部材を備えた鋲

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000319832A true JP2000319832A (ja) 2000-11-21
JP3713657B2 JP3713657B2 (ja) 2005-11-09

Family

ID=15144918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13514799A Expired - Lifetime JP3713657B2 (ja) 1999-05-17 1999-05-17 セラミック蓄光部材及びセラミック蓄光部材を備えた鋲

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3713657B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085072A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Naoto Tanaka 視覚障害者誘導ブロック
JP2016520739A (ja) * 2013-04-24 2016-07-14 ハイマンス エヌ.ブイ. 路面標識
JP7064249B1 (ja) 2020-10-30 2022-05-10 ケージーパルテック株式会社 視覚障害者誘導用標示セットおよび視覚障害者誘導用標示構造体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101292528B1 (ko) * 2012-08-21 2013-08-09 (주) 로드테크 시인성이 향상된 세라믹 도로표지병

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085072A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Naoto Tanaka 視覚障害者誘導ブロック
JP4676853B2 (ja) * 2005-09-22 2011-04-27 直人 田中 視覚障害者誘導ブロック群
JP2016520739A (ja) * 2013-04-24 2016-07-14 ハイマンス エヌ.ブイ. 路面標識
JP7064249B1 (ja) 2020-10-30 2022-05-10 ケージーパルテック株式会社 視覚障害者誘導用標示セットおよび視覚障害者誘導用標示構造体
JP2022072532A (ja) * 2020-10-30 2022-05-17 ケージーパルテック株式会社 視覚障害者誘導用標示セットおよび視覚障害者誘導用標示構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3713657B2 (ja) 2005-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5395673A (en) Non-slip surface
US20030087074A1 (en) Artificial stone and formation therefor
US20070086859A1 (en) Method for producing detectable warnings on surfaces and products thereof
JP2000319832A (ja) セラミック蓄光部材及びセラミック蓄光部材を備えた鋲
JP2003039582A (ja) 湿潤防滑性シート及び湿潤防滑構造体
JP2001089057A (ja) エスカレータステップ
KR101482588B1 (ko) 탄성ㆍ축광 특성을 갖는 탄성 포장재와 이의 제조 방법 및 시공 방법
JP3099431U (ja) セラミック部材及びセラミック部材を備えた鋲
KR101007707B1 (ko) 재귀반사형 미끄럼방지 포장재 및 그 시공방법
JPH10102436A (ja) 無機質セラミックス発光体による視線誘導シート
BE1019179A3 (nl) Podo-tactiele nop.
JP5463535B2 (ja) 視覚障害者用床材
JP2003027431A (ja) 視覚障害者誘導用ブロック
JPH11292597A (ja) 人造石成形体
KR100978291B1 (ko) 미끄럼방지 바닥 시공방법
JP3936916B2 (ja) 視覚障害者誘導用マーカー
KR101145812B1 (ko) 재귀반사형 탄성 포장재 및 그 시공방법
JP2000110125A (ja) 鋲及び誘導標識
NL1031990C1 (nl) Werkwijze voor het beïnvloeden van optische eigenschappen van in geslepen oppervlakken verwerkte fotoluminescerend granulaat.
JP2007277883A (ja) 発光部材およびこれを用いた建築用内装部材
JP2004197518A (ja) 誘導用舗装板
KR200195724Y1 (ko) 보행 안내 우레탄 블록
KR101176780B1 (ko) 미끄럼방지 바닥재
RU40350U1 (ru) Накладной уголок для ступеней
JP3036050U (ja) 階段の踏板夜光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120902

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120902

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130902

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term