JP3936916B2 - 視覚障害者誘導用マーカー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行路面に敷設される視覚障害者誘導用マーカーに関する。
【0002】
【従来の技術】
視覚障害者誘導用マーカーは、図10に示すように、円形,長円形等に形成されたマーカー本体aを、屋外の歩道や屋内の通路等の歩行路面b上に、所定の配列状態で敷設することにより、視覚障害者の誘導に使用されている。
【0003】
かかる視覚障害者誘導用マーカーは、マーカー本体aと該マーカー本体aを歩行路面b上に固定するための連結杆とを備えており、該マーカー本体aと連結杆とを金属で形成したもの(例えば特許文献1,特許文献2参照)や、金属製のマーカー本体aの頭部をさらに着色ゴムで被覆したもの(例えば特許文献3参照)等が種々提案されている。
【0004】
この種の視覚障害者誘導用マーカーにあって、歩行路面bに対するマーカー本体aの従来の固定手段としては、図9に示すように、マーカー本体aの下底面から下方突成された連結杆cより径大な取付孔dを歩行路面bに穿設して、該取付孔dにエポキシ樹脂系接着剤eを充填した後、マーカー本体aの連結杆cを前記取付孔dに挿入して、該連結杆cを接着剤eで取付孔dに固着することにより、マーカー本体aを固定するようにしていた。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−294764号公報
【特許文献2】
特開平8−60626号公報
【特許文献3】
特開平11−338341号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の固定手段にあっては、歩行路面bに連結杆cの径より大きい取付孔dを穿設しているため、接着剤eを充填した取付孔dに連結杆cを挿入した状態において、取付孔d内での連結杆cの移動が自由であるため、マーカー本体aの位置決めができないという問題点があった。また、目測でマーカー本体aを整然と並べておいても接着剤dが硬化する前にマーカー本体aを誤って踏んだりすると位置ずれを生じるという問題点があった。さらに、接着剤eが完全に硬化するまでかなりの時間がかかるため、施工完了まで長い時間を要するという問題点があった。
【0007】
一方、視覚障害者誘導用マーカーは、弱視者または晴眼者にとっての識別性の観点から黄色等の視認性に優れた色に彩色されていることが望ましいが、金属製のマーカー本体aに通常の金属用塗料を用いて塗装を施しても、日光や雨に晒され、かつ頻繁に歩行者の靴で踏まれる使用条件下では、変褪色や剥落が発生するため、長期間に亘ってその彩色状態を維持することはできない。従って、金属製のマーカー本体aを彩色する場合には、着色したセラミック粉末をプラズマ溶射する所謂セラミック溶射による彩色手段が用いられている。このセラミック溶射にあっては、変褪色や剥落が生じ難く、耐久性に優れており、同時に防滑性も得られるのであるが、コスト高となるという問題点があった。また、金属製のマーカー本体aの頭部を着色ゴムで被覆してなる構成の特許文献3に開示されているものにあっては、着色ゴムの耐褪色性、並びに荷重負荷後の復元性及び耐摩耗性に優れてはいるものの、未加硫の着色ゴムを加硫することによって、金属面に接合するものであるため、その接合力が弱く、歩行者が踏む等の荷重負荷や衝撃が繰り返されることにより、金属面からの剥離や脱落が生じ易いという問題点があった。
【0008】
本発明は、かかる従来の問題点を解消し得る視覚障害者誘導用マーカーを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、マーカー本体と該マーカー本体の下底面から下方突成された連結杆とを備えてなり、歩行路面に穿設した取付孔に連結杆を固定することにより、マーカー本体が歩行路面上に所定配列で敷設される視覚障害者誘導用マーカーにおいて、耐腐蝕性金属からなるマーカー本体の上面に凹溝を形成し、さらに該凹溝の内底に上下方向の連通孔を形成して、連通孔の周囲を内方へ突出する係止段縁とし、弾性合成樹脂の射出成形により、係止段縁の上部側に設けられる顕色部と、係止段縁に保持されて連通孔から下方へ延出する連結杆とを連成してなるものであり、
さらに、前記連結杆が、取付孔への嵌入状態で該取付孔の内周面に圧接して連結杆の嵌入状態を保持する複数の弾性舌片からなる弾性保持手段を備えていることを特徴とする視覚障害者誘導用マーカーである。
【0010】
かかる構成にあって、歩行路面に連結杆の弾性保持手段より若干小径の取付孔を穿設して、該取付孔に連結杆を嵌入することにより、弾性保持手段の複数の弾性舌片がその弾性変形を介して取付孔の内周面に圧接することとなり、連結杆の嵌入状態が保持される。これにより、連結杆を取付孔に嵌入するだけでマーカー本体を位置決めすることができ、予め取付孔に充填される接着剤が硬化する前にマーカー本体を踏んでも位置ずれを生じることがない。また、接着剤の硬化を待つ必要がないため、施工が短時間で完了する。
【0011】
上記弾性保持手段としては、断面鋸歯状を呈する複数の環状弾性舌片を連結杆の軸線方向に沿って設けてなる構成が提案される。かかる構成にあっては、取付孔への嵌入時に複数の環状弾性舌片が弾性変形するため、その嵌入を容易に行うことができるとともに、嵌入状態においては、弾性変形した環状弾性舌片の弾性によって、取付孔の内周面に対する圧接作用を生じさせることができる。ここで、断面鋸歯状を呈する複数の環状弾性舌片を、取付孔への嵌入方向に対して逆方向に傾斜させて設けるようにすれば、さらに嵌入を容易に行うことができるとともに、嵌入方向に対する逆方向への摺動抵抗力が増大し、抜け止め作用を向上させることができる。
【0012】
また、上記弾性保持手段を、外方向に放射状に突出する複数の弾性舌片を連結杆の軸線方向に沿って設けてなるものとしてもよい。かかる構成にあっても、取付孔への嵌入時に複数の弾性舌片が弾性変形するため、その嵌入を容易に行うことができるとともに、嵌入状態においては、弾性変形した弾性舌片の弾性によって、取付孔の内周面に対する圧接作用を生じさせることができる。
【0013】
さらに、耐腐蝕性金属からなるマーカー本体に係止段縁を備えた上下方向の連通孔を形成し、弾性合成樹脂の射出成形により、係止段縁の上部側に設けられる顕色部と、係止段縁に保持されて連通孔から下方へ延出する、弾性保持手段を備えた連結杆とを連成してなる構成としている。このため、顕色部と連結杆とからなる弾性合成樹脂の成形体に、係止段縁を食い込ませる状態とすることにより、該成形体とマーカー本体とを容易に一体化することができる。これにより、複数の弾性舌片からなる弾性保持手段を備えた連結杆を簡単に形成することができるとともに、該連結杆をマーカー本体に簡単に下方突成することができる。また、黄色等の視認性に優れた色に着色される顕色部をマーカー本体の上部に簡単に配設することができるとともに、歩行者が踏む等の荷重負荷や衝撃が繰り返されても、該顕色部が脱落する虞のない強固な固定状態が得られる。さらに、連結杆を備えたマーカー本体と、複数の弾性舌片からなる弾性保持手段と、顕色部とを個別に形成し、これらを接着剤を用いて組み付ける場合に比して、製作工程数が少なくなる利点もある。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の第一実施例を、図1〜図5について説明する。
【0015】
視覚障害者誘導用マーカー1は、JIS規格に基づいて円形(図1参照)或いは長方形(図2参照)等の所定形状に形成されるマーカー本体2と、その形状に応じて下底面から下方突成される単一若しくは複数の連結杆3とを備えている。マーカー本体2は、耐腐蝕性金属からなり、この耐腐蝕性金属としては、ステンレス,アルミニウム,真鍮等が挙げられるが、中でも強度,耐久性に優れ、かつ高級感を備えたステンレスが好適に用いられ得る。
【0016】
前記マーカー本体2の上面には、図3に示すように、所定深さの凹溝4が形成されており、さらに該凹溝4の内底に係止段縁5を備えた上下方向の連通孔6が形成されている。そして、係止段縁5の上部側には、図1(ロ),図2(ロ)に示すように、凹溝4内に充填された弾性合成樹脂により、マーカー本体2の上面から視認可能な顕色部7が設けられる一方、係止段縁5の下部側には、顕色部7に連成された弾性合成樹脂からなる連結杆3が、係止段縁5に保持されて連通孔6から下方へ延出する状態で設けられている。ここで、顕色部7と連結杆3は、マーカー本体2を配置した所定形状の金型内に溶融状態の弾性合成樹脂を射出することにより成形され、この顕色部7と連結杆3とからなる成形体に係止段縁5を食い込ませる状態とすることにより、該成形体とマーカー本体2とを一体化させるようにしている。また、顕色部7の上面には、所定パターンの凹凸からなる防滑面8が同時に形成される。
【0017】
前記成形体の素材となる弾性合成樹脂としては、適度の弾性と耐衝撃性及び剛性に優れたASA樹脂,ABS樹脂,AES樹脂等の熱可塑性合成樹脂が用いられ得るが、中でも優れた耐候性を兼備するASA樹脂が好適である。また、これらの弾性合成樹脂は、顔料により黄色等の視認性に優れた色に着色されたものが使用される。尚、混入する顔料を選択することにより黄色以外の色に着色することも可能である。
【0018】
前記連結杆3の外周部には、図1(ロ),図2(ロ)に示すように、断面鋸歯状を呈する複数の環状弾性舌片9が軸線方向に沿って設けられている。該環状弾性舌片9は上述した弾性合成樹脂の射出成形時に、金型によって連結杆3と一体成形される。ここで、断面鋸歯状を呈する複数の環状弾性舌片9は、後述する取付孔11(図4参照)への嵌入方向に対して逆方向に傾斜させて設けられており、これにより、取付孔11への嵌入を容易に行うことができるとともに、嵌入方向に対する逆方向への摺動抵抗力を増大させて、抜け止め作用を向上させるようにしている。そして、この第一実施例では、該環状弾性舌片9によって、取付孔11への嵌入状態で該取付孔11の内周面に圧接して連結杆3の嵌入状態を保持する複数の弾性舌片からなる弾性保持手段が構成されている。
【0019】
かかる構成にあって、マーカー本体2を、屋外の歩道や屋内の通路等の歩行路面10に固定するには、図4に示すように、歩行路面10に弾性保持手段を構成する環状弾性舌片9の外径より若干小径の取付孔11を穿設し、該取付孔11内に適量のエポキシ樹脂系接着剤12を充填した後、図5に示すように、連結杆3を取付孔11に嵌入する。このように連結杆3を取付孔11に嵌入することにより、環状弾性舌片9がその弾性変形を介して取付孔11の内周面に圧接することとなり、連結杆3の嵌入状態が保持される。これにより、連結杆3を取付孔11に嵌入するだけでマーカー本体2を位置決めすることができ、予め取付孔11に充填された接着剤12が硬化する前にマーカー本体2を踏んでも位置ずれを生じることがない。また、接着剤12の硬化を待つ必要がないため、施工を短時間で完了させることができる。そして、この状態で接着剤12が硬化すれば、連結杆3が取付孔11に固着されることとなり、マーカー本体2を歩行路面10に固定することができる。また、このようにマーカー本体2を歩行路面10に固定した状態にあっては、上部に配設されている顕色部7によってマーカー本体2を容易に視認することができるとともに、該顕色部7が連結杆3と一体に連成されていることにより、歩行者が踏む等の荷重負荷や衝撃が繰り返されても、該顕色部7が脱落することはない。
【0020】
図6,図7は第二実施例を示し、この実施例は、連結杆3の嵌入状態を保持する複数の弾性舌片からなる弾性保持手段を、図7に示すように、外方向に放射状に突出する複数の弾性舌片13を連結杆3の軸線方向に沿って設けることによって構成したものである。この弾性舌片13は、第一実施例における環状弾性舌片9と同様に、上述した弾性合成樹脂の射出成形時に、金型によって連結杆3と一体成形される。その他の構成は、第一実施例と同じであり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0021】
かかる構成にあっても、取付孔11へ連結杆3の嵌入時に複数の弾性舌片13が弾性変形するため、その嵌入を容易に行うことができるとともに、連結杆3の嵌入状態においては、弾性変形した弾性舌片13の弾性によって、取付孔11の内周面に対する圧接作用が生じ、連結杆3を保持させることができる。
【0022】
図8は第三実施例を示し、この実施例は、マーカー本体2と該マーカー本体2の下底面から下方突成された連結杆3とがステンレス等の耐腐蝕性金属で形成されており、この連結杆3に、弾性合成樹脂の射出成形によって複数の弾性舌片からなる弾性保持手段を一体化させたものである。該弾性保持手段としては、図示したように、断面鋸歯状を呈する複数の環状弾性舌片9を連結杆3の軸線方向に沿って設けてなるものや、第二実施例のように、外方向に放射状に突出する複数の弾性舌片13(図6,図7参照)を連結杆3の軸線方向に沿って設けてなるものとすることができる。
【0023】
かかる構成にあっても、取付孔11への連結杆3の嵌入時に複数の環状弾性舌片9または弾性舌片13が弾性変形するため、その嵌入を容易に行うことができるとともに、連結杆3の嵌入状態においては、弾性変形した環状弾性舌片9または弾性舌片13の弾性によって、取付孔11の内周面に対する圧接作用が生じ、連結杆3を保持させることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、上述したように、連結杆に、取付孔への嵌入状態で該取付孔の内周面に圧接して連結杆の嵌入状態を保持する複数の弾性舌片からなる弾性保持手段を具備させたから、歩行路面に連結杆の弾性保持手段より若干小径の取付孔を穿設して、該取付孔に連結杆を嵌入することにより、弾性保持手段の複数の弾性舌片がその弾性変形を介して取付孔の内周面に圧接することとなり、連結杆の嵌入状態を保持させることができる。これにより、連結杆を取付孔に嵌入するだけでマーカー本体を位置決めすることができ、予め取付孔に充填される接着剤が硬化する前にマーカー本体を踏んでも位置ずれを生じることがない。また、接着剤の硬化を待つ必要がないため、施工が短時間で完了する。
【0025】
上記弾性保持手段として、断面鋸歯状を呈する複数の環状弾性舌片を連結杆の軸線方向に沿って設けた構成にあっては、取付孔への嵌入時に複数の環状弾性舌片が弾性変形するため、その嵌入を容易に行うことができるとともに、嵌入状態においては、弾性変形した環状弾性舌片の弾性によって、取付孔の内周面に対する圧接作用を生じさせることができる。
【0026】
また、上記弾性保持手段として、外方向に放射状に突出する複数の弾性舌片を連結杆の軸線方向に沿って設けた構成にあっても、取付孔への嵌入時に複数の弾性舌片が弾性変形するため、その嵌入を容易に行うことができるとともに、嵌入状態においては、弾性変形した弾性舌片の弾性によって、取付孔の内周面に対する圧接作用を生じさせることができる。
【0027】
さらに、耐腐蝕性金属からなるマーカー本体に係止段縁を備えた上下方向の連通孔を形成し、弾性合成樹脂の射出成形により、係止段縁の上部側に設けられる顕色部と、係止段縁に保持されて連通孔から下方へ延出する、弾性保持手段を備えた連結杆とを連成するようにすれば、顕色部と連結杆とからなる弾性合成樹脂の成形体と、マーカー本体とを容易に一体化することができ、複数の弾性舌片からなる弾性保持手段を備えた連結杆を簡単に形成することができるとともに、該連結杆をマーカー本体に簡単に下方突成することができる。また、黄色等の視認性に優れた色に着色される顕色部をマーカー本体の上部に簡単に配設することができるとともに、歩行者が踏む等の荷重負荷や衝撃が繰り返されても、該顕色部が脱落する虞のない強固な固定状態が得られる。さらに、弾性合成樹脂の射出成形によって、顕色部と連結杆とからなる成形体を一体成形するので、個別に形成したものを接着剤を用いて組み付ける場合に比して、製作工程数を減らし得る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】円形のマーカー本体を備えた第一実施例にかかる視覚障害者誘導用マーカーを示し、(イ)は平面図、(ロ)は縦断面図である。
【図2】長方形のマーカー本体を備えた第一実施例にかかる視覚障害者誘導用マーカーを示し、(イ)は一部切欠平面図、(ロ)はその縦断面図である。
【図3】第一実施例にかかるマーカー本体の縦断面図である。
【図4】第一実施例にかかる視覚障害者誘導用マーカーの施工過程を示す縦断面図である。
【図5】同上の施工完了状態を示す縦断面図である。
【図6】第二実施例にかかる視覚障害者誘導用マーカーの施工過程を示す縦断面図である。
【図7】同上の視覚障害者誘導用マーカーの底面図である。
【図8】第三実施例にかかる視覚障害者誘導用マーカーの縦断面図である。
【図9】従来のマーカー本体の固定手段を示す縦断面図である。
【図10】視覚障害者誘導用マーカーの敷設例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 視覚障害者誘導用マーカー
2 マーカー本体
3 連結杆
5 係止段縁
6 連通孔
7 顕色部
9 環状弾性舌片(弾性保持手段)
10 歩行路面
11 取付孔
13 弾性舌片(弾性保持手段)
Claims (3)
- マーカー本体と該マーカー本体の下底面から下方突成された連結杆とを備えてなり、歩行路面に穿設した取付孔に連結杆を固定することにより、マーカー本体が歩行路面上に所定配列で敷設される視覚障害者誘導用マーカーにおいて、
耐腐蝕性金属からなるマーカー本体の上面に凹溝を形成し、さらに該凹溝の内底に上下方向の連通孔を形成して、連通孔の周囲を内方へ突出する係止段縁とし、
弾性合成樹脂の射出成形により、係止段縁の上部側に設けられる顕色部と、係止段縁に保持されて連通孔から下方へ延出する連結杆とを連成してなるものであり、
さらに、前記連結杆が、取付孔への嵌入状態で該取付孔の内周面に圧接して連結杆の嵌入状態を保持する複数の弾性舌片からなる弾性保持手段を備えていることを特徴とする視覚障害者誘導用マーカー。 - 弾性保持手段が、断面鋸歯状を呈する複数の環状弾性舌片を連結杆の軸線方向に沿って設けてなるものであることを特徴とする請求項1に記載した視覚障害者誘導用マーカー。
- 弾性保持手段が、外方向に放射状に突出する複数の弾性舌片を連結杆の軸線方向に沿って設けてなるものであることを特徴とする請求項1に記載した視覚障害者誘導用マーカー。
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