JP7063384B2 - 施解錠装置、施解錠方法及び施解錠システム - Google Patents

施解錠装置、施解錠方法及び施解錠システム Download PDF

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Description

本開示は、施解錠装置、施解錠方法及び施解錠システムに関する。
従来、ユーザ端末がドアに接近するとドアを自動的に解錠する解錠装置が開発されている。例えば、特許文献1には、ユーザのドアへの接近を検出し、ドアを自動的に解錠する技術が開示されている。
特開2016-223212号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ドアの開閉状態については判定しておらず、ドアの開閉を正確に検知し、施解錠のタイミングを最適化することが困難であった。
そこで、ドアの開閉を正確に検知し、施解錠のタイミングを最適化する施解錠装置を提供することが求められていた。
本開示によれば、開閉装置のロック機構を駆動する駆動部と、上記開閉装置の可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化を検出する磁気検出部と、上記磁気検出部が検出した磁場の変化に基づいて上記開閉装置の開閉状態を判定し、上記開閉状態に基づいて上記駆動部を作動させ上記ロック機構を施解錠させる制御部とを有する、施解錠装置が提供される。
また、本開示によれば、磁気検出部により検出された、開閉装置の有する可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化に基づいて、上記開閉装置の開閉状態を判定すること、上記開閉装置の上記開閉状態に基づいて駆動部を作動させ、上記開閉装置のロック機構を駆動させること、とを含む、施解錠方法が提供される。
また、本開示によれば、開閉装置のロック機構を駆動する駆動部、上記開閉装置の可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化を検出する磁気検出部、上記磁気検出部が検出した磁場の変化に基づいて上記開閉装置の開閉状態を判定し、上記開閉装置の開閉状態に基づいて上記駆動部を作動させ、上記ロック機構を施解錠させる、制御部、および、通信部を有する施解錠装置と、通信端末と、を有し、上記施解錠装置は、上記通信部が上記通信端末からの信号を受信した場合に、上記磁気検出部を作動させる、施解錠システムが提供される。
本開示によれば、磁気検出部により開閉装置の可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化を検出する。制御部は、磁場の変化に基づいて開閉状態を判定し、開閉状態に基づいて施解錠動作を行うかを判定する。その判定結果に応じて、制御部は駆動部を作動させてロック機構を施解錠させる。
以上説明したように本開示によれば、開閉装置の開閉状態を判定して、適切な施解錠動作を実現できる施解錠装置が提供される。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の第1の実施形態に係る施解錠装置の構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態に係る開閉装置の一例であるドアの開いた角度と磁場の変化量との関係を示す図である。 同実施形態に係る施解錠装置の外観の斜視図である。 同実施形態に係る施解錠装置の外観の正面図である。 同実施形態に係る施解錠装置の外観の側面図である。 同実施形態に係る施解錠装置の取り付け状態の一例を示す図である。 同実施形態に係る施解錠装置の取り付け状態の一例を示す図である。 同実施形態に係る施解錠装置の取り付け状態の一例を示す図である。 同実施形態に係る施解錠装置の制御の一例を示すシーケンス図である。 同実施形態の変形例に係る施解錠装置の制御の一例を示すシーケンス図である。 本開示の第2の実施形態に係る施解錠装置の制御の一例を示すシーケンス図である。 本開示の第3の実施形態に係る施解錠装置の制御の一例を示すシーケンス図である。 本開示の第4及び第5の実施形態に係る施解錠装置の構成の一例を示すブロック図である。 本開示の第4の実施形態に係る施解錠装置の制御の一例を示すシーケンス図である。 本開示の第5の実施形態に係る施解錠装置の制御の一例を示すシーケンス図である。 同実施形態に係る施解錠が行われる際の施解錠装置と通信端末の位置関係の例を示した図である。 同実施形態の変形例に係るフローチャートを示した図である。 同実施形態の変形例に係るビーコン信号の送信タイミングを示す図である。 同実施形態の変形例に係るビーコン信号の送信タイミングを示す図である。 本開示の第6の実施形態に係る施解錠装置の構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態に係る施解錠装置の取り付け状態の一例を示す図である。 同実施形態に係る施解錠装置の取り付け状態の一例を示す図である。 同実施形態に係る施解錠装置の取り付け状態の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(磁場変化を検出する施解錠装置)
1.1.施解錠装置システムの全体構成
1.2.施解錠装置の各部の説明
1.3.制御の説明
2.第2の実施の形態(出力周期の変更)
3.第3の実施の形態(オートロック停止機能)
4.第4の実施の形態(通信端末からの解錠)
4.1.施解錠装置の全体構成
4.2.制御の説明
5.第5の実施の形態(ビーコン送信による解錠)
6.第6の実施の形態(固定部永久磁石)
<1.第1の実施形態>
[1.1.施解錠装置システム1の全体構成]
図1を参照して、本開示の第1の実施形態に係る施解錠装置システム1の概略構成について説明する。図1に示したように、本実施形態に係る施解錠装置システム1は、施解錠装置100と開閉装置200を含む。
開閉装置200は、固定部210と可動部220を含む。また、可動部220は、ロック機構230を含む。可動部220は、固定部210に対して移動可能に構成される。開閉装置200は、固定部210に対して可動部220を移動させることにより、区画された一の領域と他の領域との間の連通を確保し得る。固定部210もしくは可動部220のいずれか一方または両方が、少なくとも一部が磁性材料から構成されていてもよい。開閉装置200の一例としては、ドア、窓である。固定部210の一例としては、ドア枠、窓枠である。可動部220の一例としては、ドア本体、窓本体である。なお、ロック機構230は、固定部210に設けられてもよい。また、開閉装置200は把持部250を備えてもよい。
施解錠装置100は、開閉装置200に取り付けられて、開閉装置200のロック機構230を操作する。開閉装置200のロック機構230の一例としては、サムターンを有するシリンダ錠である。施解錠装置100の取り付け方の一例として、ロック機構230の外方側からロック機構230を覆うように取り付けるようにしてもよい。施解錠装置100は、開閉装置200に着脱可能に取り付けるようにしてもよい。着脱可能とは、粘着テープや機械的なロックにより容易に取り外しができる態様で取り付けられる場合を含み、また、工具などを用いて取り外すことが必要な態様も含む。施解錠装置100は、開閉装置200のうち、固定部210または可動部220のいずれにも取り付けられてもよい。
[1.2.施解錠装置100の各部の説明]
施解錠装置100は、磁気検出部110と、施解錠検出部120と、駆動部130と、制御部140を含む。また、施解錠装置100は、開閉装置200のロック機構230を操作するためのロック機構操作部150を含んでもよい。
磁気検出部110は、開閉装置200の開閉に伴う磁場(磁界)の変化を検出する。例えば、固定部210が磁性材料で構成されている場合、開閉装置200の開閉によって、固定部210と可動部220との相対的な位置関係、例えば角度や距離が変化する。磁気検出部110は、開閉装置200の固定部210と可動部220との相対的な位置関係に応じて変化する磁場の変化を検出する。磁場の強さは、磁性材料からの距離に応じて大きく変化する。すなわち、磁場の強さは、磁性材料からの距離の2乗に反比例して減衰する。このため、固定部210と可動部220との相対的な位置関係の変化に伴って磁気検出部110の周辺の磁場も変化する。磁気検出部110の一例としては、3軸磁気センサが挙げられる。3軸磁気センサとしては、例えば、ホールセンサ、MR(Magnetro Resistance)センサ、MI(Magnetro Impedance)センサ等がある。
ここで、図2を参照して、本実施形態に係る磁気検出部110の検出精度について説明する。上述したように、固定部210が鉄などの磁性材料から構成される場合に、可動部220の一例としてのドアを開いた角度に応じて可動部220周辺の磁場が変化する。磁場の変化量は、可動部220の開き角度に伴って変化する。例えば図2から、可動部220を2°開くと磁場の変化量は4uT程度の値を示し、可動部220を4°開くと磁場の変化量は8uT程度の値を示すことが分かる。
本実施形態に係る磁気検出部110は、かかる磁場の変化を検出することで、固定部210と可動部220との相対的な位置の変化、すなわち開閉装置200の開閉を高精度に検出しうる。すなわち、本実施形態に係る磁気検出部110では、可動部220を開く角度が10°以下のわずかな角度の場合にも、固定部210と可動部220との相対的な位置変化に起因する大きな磁場の変化を検出しうる。このため、開閉装置200の開閉を高精度に検出することができる。一方、従来の磁気センサでは、ドアの開閉角度が10°以上変化したときに開閉装置200の開閉を検出できる程度であり、本開示の磁気検出部110のような高精度の検出はできない。
具体的には、本実施形態に係る磁気検出部110の検出精度は、0.5uT/LSB以下の高感度としてもよい。さらに、本実施形態に係る磁気検出部110の検出精度は、0.15uT/LSB以下であってもよい。このように、高感度の磁気検出部110を用いることで、開閉装置200の開閉に伴う小さな周辺磁場の変化を検出することが可能になる。また、後述する磁性体部190の磁力を上げたり、後述する磁性体部190を磁気検出部110に近接させたりする必要がなくなり、小型、軽量かつ安価な、施解錠装置100を提供し得る。
施解錠検出部120は、開閉装置200のロック機構230が施錠されているか、解錠されているかを検出する。施解錠検出部120は、例えばロック機構230の移動に伴って押圧されるスイッチにより構成してもよい。この場合、当該スイッチのオンオフ状態に応じて、ロック機構230が施錠状態にあるか解錠状態にあるかを検出し得る。また、ロック機構230がサムターンを有する場合には、施解錠検出部120は、サムターンの回転角度を検出する機構(センサ)により構成してもよい。この場合、施解錠検出部120の検出結果に基づき、ロック機構230が施錠状態にあるか、解錠状態にあるかを検出し得る。その他に、施解錠検出部120の一例としては、近接センサを用いてもよい。
駆動部130は、開閉装置200のロック機構230を駆動する。駆動部130の一例としては、駆動源131としてのモータと、モータの回転力を伝達するドライブシャフトと、モータの回転力を調整するギアと、ロック機構230と係合する係合部133を有してもよい。ロック機構230がサムターンを有する場合には、係合部133は、例えばサムターンを保持するサムターンホルダである。また、駆動源131は、例えばアクチュエータ等であってもよい。
制御部140は、磁気検出部110が検出した磁場の変化に基づいて、開閉装置200の開閉状態を判定する。また、制御部140は、開閉装置200の開閉状態に基づいて駆動部130を作動させるかを判定する。さらに、制御部140は、駆動部130を作動させることにより、ロック機構230を施錠状態または解錠状態とする。制御部140の一例としては、CPU(Central Processing Unit)とRAM(Random Access Memory)とROM(Read Only Memory)を含む構成が挙げられる。また、制御部140は、施解錠検出部120からの検出結果に基づいて、磁気検出部110を起動させるか、または停止させるかの判定を行うようにしてもよい。
ロック機構操作部150は、開閉装置200のロック機構230をユーザが直接操作することを可能にする。例えば、ロック機構230がサムターンを有する場合には、ロック機構操作部150は、サムターンホルダに設けられ、サムターンホルダを回動自在に操作するためのツマミであってもよい。
このような施解錠装置100は、例えば図3A~図3Cに示すような機構として構成し得る。図3A~図3Cを参照して、本実施形態に係る施解錠装置100の一構成例を説明する。
図3Aに示すように、本実施形態に係る施解錠装置100は、筐体部180を有し、筐体部180の内部に磁気検出部110、施解錠検出部120、駆動部130、制御部140を収容している。筐体部180の形状の一例としては、図3Bに示すように正面視で長円形を有し、図3Cに示すように側面視でL字型の形状を有している。筐体部180は、第1の部位181と第2の部位183とを有する。第1の部位181は、開閉装置200において施解錠装置100が取り付けられる面(以下「施解錠装置被取付面」ともいう。図4Aの「施解錠装置被取付面240」に対応する。)に対して垂直方向に延在する。第2の部位183は、第1の部位181の端部から屈曲して、施解錠装置被取付面対して平行な方向に延在する。
駆動源131は、第1の部位181に収容されている。ロック機構操作部150は、第2の部位183に設けられている。ユーザは、ロック機構操作部150を操作することで、開閉装置200のロック機構230を直接操作し得る。また、第2の部位183が施解錠装置被取付面から離隔していることで、第2の部位183と施解錠装置被取付面との間に空間ができる。従って、その空間にロック機構230を位置させることができる。
磁気検出部110は、本実施形態に係る施解錠装置100において、第2の部位183に設けられている。特に、磁気検出部110は、第2の部位183のうち、第1の部位181からなるべく離れた位置、例えば第1の部位181と反対側の端部側に設けられているのがよい。さらに、磁気検出部110は、第2の部位183において、筐体部180の長円形状の円弧部分の外周側部分に設けられてもよい。
また、ロック機構操作部150がツマミでロック機構230を回転させる方式の場合に、磁気検出部110は、ロック機構操作部150の回転中心軸に対して駆動源131とは反対側に設けられてもよい。すなわち、ロック機構230がサムターンを有し、係合部133がサムターンホルダである場合には、磁気検出部110は、サムターンホルダの回転中心軸に対して駆動源131とは反対側に設けられてもよい。
このような位置に磁気検出部110を設けることで、駆動源131と磁気検出部110との距離を十分離すことができ、磁気検出部110への振動、磁気に起因するノイズなどの影響を少なくできる。駆動源131として使用し得るモータには多くの磁性材料が用いられているため、駆動源131と磁気検出部110との距離を十分離すことで、磁性材料による磁気検出部110への磁気の影響を低減できる。
本実施形態に係る施解錠装置100には、筐体部180をはじめ、施解錠装置100を構成するためのビスなどの各種部品に非磁性材料が用いられてもよい。また、ロック機構操作部150、係合部133などの可動部分には、各部品に非磁性材料が用いられてもよい。これにより、施解錠装置100を構成する磁気検出部110以外の部品による磁気検出部110への磁気の影響を少なくできる。
本実施形態に係る施解錠装置100は、例えば図4A~図4Cに示すようにドア(可動部220)とドア枠(固定部210)とからなる開閉装置200に取り付けてもよい。例えば図4Aに示すように、本実施形態に係る施解錠装置100は、その筐体部180の長円形状が、取り付け後の正面視において横になるように、開閉装置200に取り付けてもよい。すなわち、固定部210であるドア枠に対して、筐体部180の第2の部位183が、第1の部位181よりも近い位置になるように取り付けてもよい。磁気検出部110は、筐体部180の第2の部位183のうち、第1の部位181と反対側の端部側に設けられている。このように施解錠装置100を取り付けることで、磁気検出部110と固定部210との距離が最も近くなる。従って、磁気検出部110による磁場の変化の検出精度を高めることができる。
また、本実施形態に係る施解錠装置100は、例えば図4Bおよび図4Cに示すようにその筐体部180の長円形状が、正面視において縦になるように、開閉装置200の可動部220に対して取り付けてもよい。すなわち、施解錠装置100は、固定部210であるドア枠に対して、筐体部180の第2の部位183が、第1の部位181と同じ距離だけ離れた状態で可動部220に設けられている。このように、施解錠装置100は、その長手方向が固定部210の鉛直方向に延びる部分と略平行となるように取り付けてもよい。この場合も、第2の部位183の位置を固定部210に近い位置にできるから、磁気検出部110と固定部210との距離を近くすることができる。
また、図4Bと図4Cでは、施解錠装置100を取り付ける方向が180°反対となっている。すなわち、図4Bと図4Cでは、施解錠装置100を取り付けた状態で、第1の部位181の位置が、第2の部位183に対して対称の位置となっている。しかし、筐体部180の第2の部位183と固定部210の距離は変化しない。従って、施解錠装置100の取り付け向きを変更しても、磁気検出部110が、固定部210に近い位置に来るので、取り付け状態に依らず、磁気検出部110の検出精度を高めることができる。
[1.3.制御の説明]
図5を参照して、本実施形態に係る施解錠装置100の開閉装置200の施解錠動作の制御について説明する。まず、開閉装置200が閉じた状態となっているとする。磁気検出部110は、制御部140に対して検出した磁場の値の検出結果(出力)を通知する(S101)。この際、通知は、所定の出力周期で行われる。出力周期は、数秒に1回程度の頻度としてもよく、例えば1~3秒に1回程度の頻度としてもよい。制御部140は、ステップS101での通知を受けて、開閉装置200の開閉状態について判定する(S102)。
開閉装置200が開いた状態になると(S103)、磁気検出部110は、開閉装置200が開いたことに起因する磁場の変化を検出する(S105)。開閉装置200が開いた状態になると、例えば、磁気検出部110により検出した磁場の値と初期値との差(磁場の変化)が閾値以上となる。磁気検出部110によりかかる磁場の値の検出結果が制御部140に対して通知されると(S107)、制御部140は、ステップS107での通知を受けて、開閉装置200が開いている状態であると判定する(S108)。
開閉装置200を開ける動作が完了し、再び開閉装置200が閉じた状態になる(S109)と、磁気検出部110は、開閉装置200が閉じたことに起因する磁場の変化を検出する(S111)。磁気検出部110は、所定の出力周期で、制御部140に対して検出した磁場の値の検出結果を通知する(S113)。制御部140は、ステップS113での通知を受けて、開閉装置200の開閉状態について判定する(S114)。
制御部140は、開閉装置200が閉じた状態であると判定した後に、駆動部130を作動させる(S115)。この際、制御部140は、開閉装置200が開いた状態となった後、閉じた状態となった場合に、駆動部130を作動させてロック機構230を施錠状態まで駆動させてもよい。あるいは、制御部140は、開閉装置200の開閉状態が順に、閉じた状態、開いた状態、閉じた状態となった場合に、駆動部130を作動させてロック機構230を施錠状態まで駆動させてもよい。
ステップS115の制御部140からの指示を受けて、駆動部130は、ロック機構230を施錠状態まで駆動する(S117)。これにより、開閉装置200は施錠状態となる(S119)。
施解錠検出部120は、ロック機構230が施錠状態となったことを検出すると(S121)、ロック機構230が施錠状態となったことを制御部140へ通知する(S123)。
ステップS102、S108およびS114において、制御部140の行う開閉装置200の開閉状態の判定の一例としては、検出した磁場の値と初期値との差(磁場の変化)が閾値未満である場合に、開閉装置200が閉じている状態であると判定してもよい。また、制御部140は、検出した磁場の値と初期値との差が閾値以上である場合に、開閉装置200が開いている状態であると判定するようにしてもよい。その他の判定としては、検出した磁場の値の絶対値から開いた状態または閉じた状態を判定するようにしてもよい。また、その他の判定としては、検出した磁場の値と直前の値との比較から開いた状態または閉じた状態を判定するようにしてもよい。
(作用効果)
以上、本実施形態に係る施解錠装置100の構成及び制御について説明した。本実施形態に係る施解錠装置100は、開閉装置200の固定部210と可動部220との相対位置変化に起因する磁場の変化を検出する磁気検出部110を有する。これにより、開閉装置200の開閉状態を高精度に検出でき、施解錠動作の制御を確実に行うことができる。特に、開閉装置200の開閉角度が10°以下の状態でも、磁場の変化を検出できるので、開閉状態を開閉作業の開始直後から終了後まで終始検出できる。従って、制御部140による開閉状態に基づく施解錠動作の制御を迅速かつ確実に行うことができる。
また、磁気検出部110の位置を筐体部180の内部で固定部210に対して近い位置とすることで、開閉装置200の開閉状態の検出精度をより高めることができる。さらに、磁気検出部110の位置を駆動源131としてのモータから筐体部180内で遠い位置とすることで、磁気検出部110がノイズを検出することを低減でき、高精度に磁場の値を検出し得る。
また、本実施形態に係る施解錠装置100は、上記のように制御されることで、開閉装置200の開閉状態に応じて、ドアの開閉を正確に検知し、施解錠のタイミングを最適化できる。特に、開閉装置200が開いた状態であると判定した後、開閉装置200が閉じた状態であると判定した場合に、ロック機構230を施錠状態とすることで、施錠のタイミングを最適化できる。
また、本実施形態に係る施解錠装置100において、制御部140は、検出した磁場の値と初期値との差(磁場の変化)が閾値未満である場合に、開閉装置200が閉じている状態であると判定し、制御部140は、検出した磁場の変化が閾値以上である場合に、開閉装置200が開いている状態であると判定し得る。これにより、ノイズなどに起因する僅かな磁場の変化を、開閉状態の変化と誤認することがなく、施解錠動作の制御を確実に行うことができる。また、磁場の変化を閾値に基づいて判定するようにしたので、施解錠装置100を取り付けた当初の周辺の磁場に影響されず、磁場の変化を確実に検出することができる。
また、本実施形態に係る施解錠装置100において、磁気検出部110は、所定の出力周期で、制御部140に対して検出した磁場の値の検出結果を通知し得る。これにより、磁気検出部110の検出結果を、確実に制御部140へ通知することができる。また、磁気検出部110の検出結果に変化があった際も、迅速に制御部140へ通知することができる。さらに、磁気検出部110の検出結果を定期的に制御部140へ通知するから、制御部140で検出結果の時系列変化を把握しやすくなり、開閉装置200の開閉状態に基づく制御を確実に行うことができる。
(変形例)
図6を参照して、本実施形態の変形例について説明する。本変形例では、磁気検出部110の出力周期を開閉装置200の開閉状態に応じて変更する。なお、第1の実施形態と共通する構成、制御については同じ符号を付して説明を省略する。
まず、開閉装置200が閉じた状態となっている。開閉装置200が閉じた状態で磁気検出部110は、制御部140に対して検出した磁場の値の検出結果を通知する(S201)。この際、通知は、所定の出力周期で行うようにしてもよい。出力周期の一例としては、1~3秒に1回程度の頻度としてもよい。制御部140は、ステップS201での通知を受けて、開閉装置200の開閉状態について判定する(S202)。
その後、開閉装置200が開いた状態になるとき(S203)、磁気検出部110は、開閉装置が開いたことに起因する磁場の変化を検出する(S205)。磁気検出部110は、所定の出力周期で、開閉装置200が開いた状態で検出した磁場の値の検出結果を制御部140に対して通知する(S207)。制御部140は、ステップS207での通知を受けて、開閉装置200の開閉状態について判定する(S208)。さらに、制御部140は、ステップS207での通知を受けて、磁気検出部110に対して、開閉装置200が開いた状態となった以降の通知の出力周期を変更するように指示する(S209)。この際、所定の出力周期であって、閉じた状態の通知の出力周期よりも短い周期に変更してもよい。すなわち、磁気検出部110から制御部140への通知の頻度を多くしてもよい。出力周期の一例としては、1秒に1回程度の頻度としてもよく、特に、1秒未満に1回程度の頻度としてもよい。磁気検出部110は、変更後の所定の出力周期で、磁場の値の検出結果を制御部140に対して通知する(S211)。
開閉装置200を開ける動作が完了し、開閉装置200が再び閉じた状態になるとき(S213)、磁気検出部110は、開閉装置200が閉じたことに起因する磁場の変化を検出する(S215)。磁気検出部110は、所定の出力周期で、制御部140に対して検出した磁場の値の検出結果を通知する(S217)。制御部140は、ステップS217での通知を受けて、開閉装置200の開閉状態について判定する(S218)。さらに、制御部140は、ステップS217での通知を受けて、磁気検出部110に対して、通知の出力周期を変更するように指示する(S219)。出力周期の一例としては、1~3秒に1回程度の頻度としてもよい。以降のステップS221~S229までの処理は、図5のステップS115~S123の処理と同様である。また、ステップS202、S208およびS218において、制御部140の行う開閉装置200の開閉状態の判定の仕方は、第1の実施形態のステップS102、S108およびS114と同様である。
上記のように本変形例では、開閉装置200の開閉状態に応じて、磁気検出部110からの検出結果の通知の周期を変更することで、開閉装置200の開閉状態を高精度に検出可能としてもよい。特に、開閉装置200の開閉に要する時間は、一般に数秒~数十秒であり、開閉装置200が開いた状態から閉まる状態までの磁気検出部110の検出結果の通知の出力周期を1秒未満として、開閉装置200の開閉状態を高精度に検出可能としてもよい。すなわち、開閉装置200が開いた状態以降の通知頻度を多くすることで、開閉装置200の開閉状態を高精度に検出可能にしてもよい。また、開閉装置200が閉じている状態では、通知の頻度を減らすことで、施解錠装置100の消費電力を抑えることができ、電池寿命を長くすることができる。
<2.第2の実施の形態>
図7を参照して、本実施形態に係る施解錠装置100の施解錠動作の制御について説明する。なお、第1の実施形態と共通する構成、制御については同じ符号を付して説明を省略する。
まず、例えばユーザにより開閉装置200のロック機構230が操作され、開閉装置200が解錠される(S301)。施解錠検出部120が、解錠状態を検出すると(S302)、施解錠検出部120は制御部140へ解錠状態を通知する(S303)。この時、磁気検出部110は、電力消費を抑えるために、スタンバイ状態(停止状態)となっている(S304)。スタンバイ状態(停止状態)とは、磁気検出部110が、作動していない状態を含み、また、作動してはいるが、消費電力が起動状態よりも小さい状態も含む。ステップS303の通知を受けて、制御部140は、磁気検出部110を起動する(S305)。起動された磁気検出部110は、制御部140に対して検出した磁場の値の検出結果を通知する(S309)。この際、通知は、所定の出力周期で行うようにしてもよい。出力周期の一例としては、1秒以下に1回程度の頻度としてもよい。制御部140は、ステップS309での通知を受けて、開閉装置200の開閉状態について判定する(S310)。
その後、開閉装置200が開いた状態になるとき(S311)、磁気検出部110は、開閉装置200が開いたことに起因する磁場の変化を検出する(S313)。磁気検出部110は、所定の出力周期で、開閉装置200が開いた状態で検出した磁場の値の検出結果を制御部140に対して通知する(S315)。制御部140は、ステップS315での通知を受けて、開閉装置200の開閉状態について判定する(S316)。
開閉装置200を開ける動作が完了し、再び開閉装置200が閉じた状態になるとき(S317)、磁気検出部110は、開閉装置200が閉じたことに起因する磁場の変化を検出する(S319)。磁気検出部110は、所定の出力周期で、制御部140に対して検出した磁場の値の検出結果を通知する(S321)。制御部140は、ステップS321での通知を受けて、開閉装置200の開閉状態について判定する(S322)。
制御部140は、開閉装置200が閉じた状態であると判定した場合に、磁気検出部110を停止する(S323)。その後、磁気検出部110は、スタンバイ状態となる(S325)。ステップS327~S335の処理については、図5のステップS115~S123の処理と同様である。
ステップS310、S316およびS322において、制御部140の行う開閉装置200の開閉状態の判定の仕方は、第1の実施形態のステップS102、S108およびS114と同様である。
(作用効果)
以上、本実施形態に係る施解錠装置100の制御について説明した。本実施形態に係る施解錠装置100は、上記制御を行うことにより、磁気検出部110の消費電力を抑えることが可能である。一例として、通常の磁気検出部110の消費電流は、ポーリング間隔が1秒に1回として、50uA程度であるのに対し、スタンバイ状態での消費電流は、1uA以下とし得る。このように、開閉装置200が解錠状態の時のみ磁気検出部110を作動させ、開閉装置200が開くことのない施錠時に磁気検出部110をスタンバイ状態とすることで、磁気検出部110の消費電力を抑制し、電池寿命を長くすることができる。
また、本実施形態に係る施解錠装置100は、開閉装置200が順に、閉じた状態、開いた状態、閉じた状態となったと判定した場合に、磁気検出部110をスタンバイ状態(停止状態)とする。これにより、開閉装置200の開閉作業の確実な完了を判定した後に、磁気検出部110をスタンバイ状態とすることができる。本実施形態に係る施解錠装置100の磁気検出部110は、可動部220と固定部210の相対的な位置変化に伴う磁場の変化を検出するので、開閉装置200の開閉状態の変化を正確に検出できる。また、次の開閉作業が行われるまでは、磁気検出部110をスタンバイ状態とすることで、磁気検出部110の消費電力を抑制し、電池寿命を長くすることができる。
また、本実施形態に係る施解錠装置100は、磁気検出部110をスタンバイ状態(停止状態)としてから、駆動部130を作動させて、ロック機構230を施錠状態まで駆動させる。これにより、駆動部が作動している間、磁気検出部110は、スタンバイ状態とするため、駆動部130に起因する振動や磁気のノイズを検出することがない。特に、駆動部130の駆動源131がモータである場合には、磁気ノイズの影響が大きいため、かかる手法は有効である。
(変形例1)
第2の実施形態の変形例として、例えば、開閉装置200が閉まっている状態を初期状態として、制御部140により磁気検出部110が起動された後、磁気検出部110は、開閉装置200が閉まっている状態の検出結果を制御部140へ通知してもよい。これにより、制御部140は、初期状態での磁場の検出結果を取得し得る。磁気検出部110は、起動した直後は、磁場の変化の値の検出結果にバラつきが多い。そこで、閉まっている状態での磁場の値を取得しておくことで、制御部140は、その後の開閉装置200の開閉状態の判定を正確に行い得る。
(変形例2)
第2の実施形態のその他の変形例として、磁気検出部110だけでなく、制御部140もスタンバイ状態(停止状態)とし得る。すなわち、例えばユーザにより開閉装置200のロック機構230が操作され、開閉装置200が解錠される。施解錠検出部120が、解錠状態を検出すると、施解錠検出部120は制御部140へ解錠状態を通知する。この時、制御部140は、電力消費を抑えるために、スタンバイ状態(停止状態)となっている。解錠状態の通知を受けて、制御部140は、スタンバイ状態から起動する。起動状態となった制御部140は、スタンバイ状態となっている磁気検出部110を起動する。以降の処理については、図7のステップS309以降の処理と同様である。
本変形例では、上記制御を行うことにより、磁気検出部110だけでなく、制御部140の消費電力も抑えることが可能である。開閉装置200が解錠状態の時のみ磁気検出部110および制御部140を作動させ、開閉装置200が開くことのない施錠時に磁気検出部110および制御部140をスタンバイ状態とすることで、磁気検出部110および制御部140の消費電力を抑制し、電池寿命を長くすることができる。
(変形例3)
第2の実施形態のその他の変形例として、施錠状態において磁気検出部110を常にスタンバイ状態とせず、一時的に起動して、磁気検出部110から制御部140へ出力結果を通知させるようにし得る。すなわち、本変形例では、磁気検出部110からの出力の周期を開閉装置200の施解錠状態に応じて変更し得る。
まず、開閉装置200が、施錠状態にあるとき、磁気検出部110は、所定の周期で一時的に起動されて出力結果を制御部140に通知する。周期の一例としては、数分に1回程度である。次に、ユーザにより開閉装置200のロック機構230が操作され、開閉装置200が解錠される。施解錠検出部120が、解錠状態を検出すると、施解錠検出部120は制御部140へ解錠状態を通知する。
上記通知を受けて、制御部140は、磁気検出部110を起動する。起動された磁気検出部110は、制御部140に対して検出した磁場の値の検出結果を通知する。この際、通知は、所定の出力周期で行うようにしてもよい。出力周期は、施錠状態で磁気検出部110が一時的に起動され、検出結果を通知する周期より短い。出力周期の一例としては、1秒以下に1回程度の頻度としてもよい。
開閉装置200が施錠状態になると、施解錠検出部120が施錠状態を検出し、制御部140へ通知する。制御部140は、当該通知を受けて、磁気検出部110を停止する。磁気検出部110は、スタンバイ状態となるが、磁気検出部110はスタンバイ状態にあっても、所定の周期で一時的に起動され、検出結果を制御部140へ通知する。
本変形例では、開閉装置200が開くことのない施錠時に磁気検出部110をスタンバイ状態とすることで、磁気検出部110および制御部140の消費電力を抑制し、電池寿命を長くすることができる。さらに、スタンバイ状態であっても一時的に磁気検出部110を起動し、磁場の変化を検出するようにしたので、周辺磁場の変動を予め検出でき、開閉装置200が開閉されるときの磁場の変化の検出精度を高めることができる。
<3.第3の実施の形態>
続いて、図8を参照しながら、第3の実施形態について説明する。なお、他の実施形態と共通する構成、制御については同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る施解錠装置100は、所定の操作をトリガとして、オートロック制御を一時的に停止し得る。すなわち、図8に示すように、例えばユーザがロック機構230を操作することで、開閉装置200を解錠状態とし得る(S401)。解錠状態が施解錠検出部120により検出されると(S403)、施解錠検出部120は、制御部140へ通知する(S405)。この時、磁気検出部110は、スタンバイ状態となっている(S404)。ステップS405の通知を受けて、制御部140は、磁気検出部110を起動させ(S407)、磁気検出部110を起動状態とする(S409)。
その後、例えばユーザがロック機構230を再び操作し、開閉装置200を施錠状態とすると(S411)、ロック機構230が施錠状態となったことが施解錠検出部120により検出され(S413)、制御部140に通知される(S415)。さらに、例えばユーザがロック機構230を操作し、開閉装置200を解錠状態とすると(S417)、ロック機構230が解錠状態となったことが施解錠検出部120により検出され(S419)、制御部140へ通知される(S421)。
このように、制御部140は、所定時間内にロック機構230が複数回解錠状態になったと判定すると、最後に開閉装置200が解錠状態となったと判定した後、オートロック制御を停止する(S423)。また、制御部140は、磁気検出部110に、磁気検出部110を停止する信号を送信し(S425)、磁気検出部110はスタンバイ状態となる(S427)。オートロック制御を一時的に停止することで、短時間の外出等の場合に解錠動作が不要になる。この後、ロック機構230が操作されると、開閉装置200は、再び施錠状態となる(S429)。施錠状態が施解錠検出部120により検出されると(S431)、施解錠検出部120は、制御部140へ通知する(S433)。制御部140は、オートロック停止を解除し(S435)、通常のオートロック制御を行う。
(作用効果)
以上、本実施形態に係る施解錠装置100の制御について説明した。本実施形態に係る施解錠装置100は、上記制御を行うことにより、オートロック制御を一時的に停止し得る。この結果、短時間の外出などの場合には、解錠操作が不要になる。また、ロック機構230を複数回操作すればオートロック制御が自動的に停止されるため、別途、オートロック停止ボタンなどを取り付ける必要がなく、施解錠装置100を小型化、安価に構成することができる。
本実施形態では、オートロック制御を停止するトリガとして、解錠操作を所定時間内に2回行うことを設定したが、本開示はかかる例に限定されない。例えば、解錠操作を所定時間内に2回より多い複数回行った場合にオートロック制御を停止するよう設定してもよい。また、解錠操作のみではなく、施錠動作、施錠動作と解錠動作との組み合わせなどをトリガとして、オートロック制御を停止するように構成してもよい。
<4.第4の実施の形態>
本開示の第4の実施形態に係る施解錠装置100の構成について説明する。まず、本実施形態に係る施解錠装置100が適用される状況を説明すると、本実施形態では、ユーザは、開閉装置200に近づくと、従来の手動ではなく、通信端末300を使用して解錠動作を行う。従って、ユーザは、鍵を取り出してロック機構230を操作するという作業をせずに、解錠が可能となる。このような状況で、本実施形態に係る施解錠装置100は、開閉装置200の開閉を正確に検知し、施解錠のタイミングを最適化し得る。
図9を参照して、本開示の第4の実施形態に係る施解錠装置100の概略構成について説明する。なお、他の実施形態と共通する構成、制御については同じ符号を付して説明を省略する。図9に示したように、第4の実施形態に係る施解錠装置100は、図1に示した施解錠装置100と比較して、さらに通信部160を含む。
[4.1.施解錠装置100の全体構成]
通信部160は、施解錠装置100の外部に存在する通信端末300との間で無線通信により情報の送受信を行う。無線通信方式の一例としては、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi、NFCなどが挙げられる。通信部160は、通信端末300から送信された信号を受信する受信部を含む。また、通信部160は、通信端末300へ信号を送信する送信部を含む。
通信端末300は、施解錠装置100と無線通信を行う。通信端末300の一例としては、スマートフォン、タブレット、施解錠用電子機器などの携帯型端末や、インターネットやWi-Fiに接続可能な室内据置型端末が挙げられる。
[4.2.制御の説明]
図10を参照して、本開示の第4の実施形態に係る施解錠装置100の施解錠動作の制御について説明する。なお、他の実施形態と共通する制御については同じ符号を付して説明を省略する。
例えばユーザが開閉装置200を解錠するため通信端末300を操作すると、通信端末300から開閉装置200の解錠の信号が送信される(S501)。通信部160は、解錠信号を受信すると、制御部140に解錠の通知を行う(S503)。この時、磁気検出部110は、電力消費を抑えるために、スタンバイ状態(停止状態)となっている(S504)。制御部140は、ステップS503の通知を受けて、磁気検出部110を起動すし(S505)、磁気検出部110は起動状態となる(S507)。さらに、制御部140は、駆動部130を作動させ(S509)、駆動部130がロック機構230を駆動して(S511)、開閉装置200を解錠状態にする(S513)。制御部140は、磁気検出部110からの出力に基づいて、開閉状態を判定する(S512)。施解錠検出部120は、解錠状態を検出し(S515)、制御部140に解錠状態を通知する(S517)。以降のステップS519~S543の処理は、図7のステップS311~S335までの処理と同様に行われる。
(作用効果)
以上、本実施形態に係る施解錠装置100の制御について説明した。本実施形態に係る施解錠装置100は、通信端末300と無線通信が可能な通信部160を有している。これにより、鍵等の操作をせずに、通信端末300から直接解錠の信号を施解錠装置100に送信し得る。また、解錠の信号を受けて磁気検出部110が起動され、その後、開閉装置200が解錠状態となり、開閉装置200が開閉される。従って、磁気検出部110が起動されてから、一定時間経過後に開閉動作が行われるので、磁気検出部110の検出結果が安定した状態で、開閉装置200の開閉状態を検出し得る。
<5.第5の実施の形態>
本開示の第5の実施形態に係る施解錠装置100の施解錠動作の構成および制御について説明する。なお、他の実施形態と共通する制御については同じ符号を付して説明を省略する。図9に示したように、第5の実施形態に係る施解錠装置100は、図1に示した施解錠装置100と比較して、さらに通信部160と、ビーコン送信部170を含む。
ビーコン送信部170は、施解錠装置100の外部へ向かってビーコン信号を送信する。ビーコン信号が通信端末300で受信されると、通信端末300がアプリケーションを起動し、施解錠装置100からの無線通信接続を開始するための接続開始信号(アドバタイズ信号)をスキャンし始める。アプリケーションは、バックグラウンドで起動するようにしてもよい。なお、ビーコン信号とは、所定周期で送信される位置情報信号に限定されるものではなく、通信端末300によって受信されると、通信端末300においてアドバタイズ信号のスキャンを開始する信号であればよい。
なお、通信部160から送信されるアドバタイズ信号とビーコン送信部170から送信されるビーコン信号は、両者の違いを通信端末300で認識し得るものであればよい。また、通信部160とビーコン送信部170は、別体として施解錠装置100の内部に設けられる必要はなく、共通の部品や回路素子であってもよい。また、アドバタイズ信号とビーコン信号は、それぞれ独立した周期で送信することができる。
図11を参照して、本開示の第5の実施形態に係る施解錠装置100の施解錠動作の制御について説明する。施解錠装置100の通信部160は、接続開始信号(アドバタイズ信号)を送信する(S601)。また、ビーコン送信部170は、ビーコン信号を送信する(S603)。通信端末300は、ビーコン送信部170からビーコン信号を受信すると(S605)、アプリケーションを起動し(S607)、施解錠装置100の通信部160から送信されるアドバタイズ信号のスキャンを開始する(S609)。通信端末300が、アドバタイズ信号を受信すると(S611)、通信端末300と施解錠装置100の通信部160との間で無線通信接続が行われ(S613)、通信端末300から解錠の信号が送信される(S615)。
解錠信号を受信した通信部160は、制御部140へ解錠の通知をする(S617)。この時、解錠の信号が、一定の強度以上になったときに解錠の通知をするようにしてもよい。制御部140は、駆動部130を作動させ(S619)、駆動部130は開閉装置200を解錠する(S621)。開閉装置200は、解錠状態となる(S623)。施解錠検出部120は、ロック機構230が解錠状態となったことを検出すると(S625)、ロック機構230が解錠状態となったことを制御部140へ通知する(S627)。以降の処理は、図10のステップS519~S541の処理と同様に行うことができる。また、制御部140は、ステップS617において、解錠の通知を受けた後、ステップS619で駆動部130を作動させる前に、磁気検出部110がスタンバイ状態である場合には、磁気検出部110を起動させるようにしてもよい。
本実施形態に係る施解錠装置100の施解錠動作は、例えば図12に示すように、ユーザが帰宅する等して家に入る際に作動する。まず、ユーザが保持する通信端末300が、施解錠装置100から所定範囲内の領域である領域Sに入ると、通信端末300はビーコン送信部170から出力されているビーコン信号を検知可能となる(図12のA地点)。通信端末300がビーコン信号を検知すると、図11のシーケンス図に従って制御が行われ、最終的に施解錠装置100が解錠される。
制御部140は、上記制御を行った後、通信端末300からの信号(アドバタイズ信号)の強度が一定以上になったと判定した場合(図12の地点B)、「在宅状態」と判定する。「在宅状態」では、制御部140による上記制御は行われない。また、制御部140は、ユーザが出かける等して(図12の地点C)、通信端末300からの信号の強度が低いまたは検出されない場合、通信端末300と施解錠装置100との距離が一定以上離れたとして、ユーザが外出している「外出」と判定する。「外出」となった状態で、通信端末300がビーコン信号を検知すると、上記制御が開始される。
(作用効果)
以上、本実施形態に係る施解錠装置100の制御について説明した。本実施形態に係る施解錠装置100は、ビーコン送信部170からビーコン信号を送信し、ビーコン信号を検知した通信端末300との間で、無線通信を行って、開閉装置200を解錠する。従って、ユーザは、通信端末300を一切操作せずに開閉装置200を解錠し得る。また、ビーコン信号によって、通信端末300との通信を開始するようにしたので、通信端末300が確実に施解錠装置100の付近にいる状態で、制御を開始し得る。例えば、GPS(Global Positioning System)の位置情報を利用した場合に比べて、本実施形態に係る施解錠装置100では、ビーコン信号の利用によって通信端末300の接近が確実に把握し得る。すなわち、GPSの位置情報では、その精度が悪いまたは安定しない場合に、解錠の制御が上手くいかず、意図しない解錠が発生し得るが、本実施形態に係る施解錠装置100では、このような意図しない解錠を防ぐことができる。
(変形例1)
続いて、図13を参照しながら本実施形態の変形例について説明する。上記したように、本実施形態に係る施解錠装置100では、施解錠装置100が解錠され、ユーザが入室などすると、「在宅状態」として判定される。しかし、通信端末300の位置情報として、GPSを利用している場合、例えば、GPSの位置情報が何らかの原因で遠方にあるとされた後、正しい情報に戻ることが発生すると、ユーザが外出後帰宅したと認識され、ユーザは在宅のままであるが、施解錠装置100が勝手に解錠されるという不具合が生じる。本変形例では、こうした事態を防ぐために、外出判定を正確に行う制御を行う。
図13に示すように、在宅状態から、通信端末300の位置情報が所定範囲内にあるかが判定される(S701)。位置情報が、所定範囲内にあれば、在宅状態と判定され、ステップS701の処理が繰り返し実行される。一方、例えばステップS701により通信端末300の位置情報が所定範囲外と判定された場合、続いて、通信端末300がWi-Fiなどの無線通信接続をしているかが判定される(S702)。無線通信接続があれば、在宅状態と判定され、ステップS701の処理が繰り返し実行される。一方、無線通信接続がない場合は、続いて、施解錠装置100のビーコン送信部170から送信されるビーコン信号の受信可能圏外かどうかが判定される(S703)。通信端末300がビーコン信号の受信可能圏内にあれば、在宅状態と判定され、ステップS701の処理が繰り返し実行される。一方、通信端末300がビーコン信号の受信可能圏外であれば、続いて、通信端末300が、所定時間継続して所定範囲を超えていたかが判定される(S704)。通信端末300が、所定時間継続して所定範囲を超えていない場合は、在宅状態と判定され、ステップS701の処理が繰り返し実行される。一方、所定時間継続して所定範囲を超えていた場合には、外出と判定される(S705)。
上記したフローチャートに沿って外出判定を行うことで、正確に外出判定をすることができる。特に、GPSによる位置情報の誤認があったとしても、勝手に施解錠装置100が作動し、開閉装置200が解錠状態になることが防止できる。
(変形例2)
続いて、図14を参照しながら本実施形態の変形例について説明する。本変形例では、施解錠装置100のビーコン送信部170から送信されるビーコン信号の送信タイミングを、アドバタイズ信号の前後に1回送信していた態様から、ビーコン信号を複数回送信する態様に変更する。例えば、図14に示すように、アドバタイズ信号Aを1回送信した後、ビーコン信号Bを2回送信するようにしてもよい。これにより、ビーコン信号Bが通信端末300で検知される可能性が高まり、その後の施解錠動作の制御をより早く開始することができる。従って、ユーザが施解錠装置100の作動を待っている時間を無くす、または減らすことができる。また、本変形例に係るビーコン信号Bの送信回数は、2回に限定されるものではなく、2回以上であってもよい。またさらに、本変形例では、アドバタイズ信号Aを送信した後に、ビーコン信号Bを送信するように構成したが、ビーコン信号Bの送信回数を増やすことができればよく、アドバタイズ信号Aの送信前後のタイミングに限定されず、各々独立した周期で送信できる。
(変形例3)
また、本実施形態のその他の変形例として、例えば、施解錠装置100のビーコン送信部170から送信されるビーコン信号の送信タイミングを、アドバタイズ信号の前後に1回送信していた態様から、ビーコン信号を集中的に送信する態様に変更する。すなわち、ビーコン信号Bを所定の周期で集中的に送信するようにしてもよい。例えば、ビーコン送信部170は、通信端末300でのスキャン間隔よりも長い間隔で、ビーコン信号Bを集中的に送信する一方、ビーコン信号Bを一定の周期で均等に送信する。通信端末300のビーコン信号Bの周期が、スキャン間隔Cの周期と一致していないと、通信端末300でのビーコン信号Bの検知が遅れる場合がある。そこで、図15に示すように、スキャン間隔Cに応じて集中的にビーコン信号Bを送信することで、通信端末300でのスキャンで確実にビーコン信号Bが検知され、その後の施解錠動作の制御をより早く開始することができる。従って、ユーザが施解錠装置100の作動を待っている時間を無くす、または減らすことができる。また、ビーコン信号Bを送信するタイミングを限定したので、電力消費が抑えられ、電池寿命を長くすることができる。
(変形例4)
また、その他の本実施形態の変形例としては、所定の条件を満たした場合に、ビーコン信号の送信間隔を短くするようにしてもよい。所定条件の一例としては、ビーコン信号の送信間隔を短くする指示が、通信端末300から、施解錠装置100に対して行われた場合としてもよい。その他の条件として、例えば、通信端末300が開閉装置200に接近した場合に、通信端末300からビーコン信号の送信間隔を短くするように指示があった場合としてもよい。また、その他の条件として、例えば、移動型通信端末の位置情報を取得して、移動型通信端末が開閉装置200に接近している場合に、移動型通信端末からインターネットを経由し、据置型通信端末から施解錠装置100へビーコン信号の送信間隔を短くするように指示がされた場合としてもよい。
本変形例では、ビーコン信号の送信間隔を短くすることで、ビーコン信号が通信端末300によって検知される可能性を高め、その後の制御をより早く開始し得るようにする。従って、ユーザが施解錠装置100の作動を待っている時間を無くす、または減らすことができる。また、所定の条件を満たした場合のみ、ビーコン信号を送信する間隔を短くするので、電力消費が抑えられ、電池寿命を長くすることができる。
<6.第6の実施の形態>
図16を参照して、本開示の第6の実施形態に係る施解錠装置100の概略構成について説明する。なお、他の実施形態と共通する構成、制御については同じ符号を付して説明を省略する。図16に示したように、本実施形態に係る施解錠装置100が取り付けられる開閉装置200において、固定部210には、磁性体部190が取り付けられる。他の構成については、図9と同様である。
磁性体部190は、少なくとも一部が磁性材料から構成され、開閉装置200の固定部210に取り付けられる。磁性体部190としては、例えば、表面磁束密度で200mT以下の値を有する永久磁石としてもよい。表面磁束密度の値を高くすると、磁気検出部110で磁場の変化を検出しやすくなるが、一方、表面磁束密度の値が高くなりすぎると、磁気検出部110での検出できる値の上限を超えてしまう場合がある。従って、磁性体部190の表面磁束密度の値を上記の値に設定し得る。
磁性体部190を開閉装置200に取り付けることにより、磁気検出部110が検出する磁場の変化を、より精度よく検出できる。また、開閉装置200の固定部210が木製、ガラス製などの非磁性材料製の場合にも、磁気検出部110が磁場の変化を検出できるようになる。
本実施形態に係る施解錠装置100は、例えば図17A~図17Cに示すようにドア(可動部220)とドア枠(固定部210)とからなる開閉装置200に取り付けてもよい。例えば図17Aに示すように、本実施形態に係る施解錠装置100は、その筐体部180の長円形状が、取り付け後の正面視において横になるように、開閉装置200に取り付けてもよい。すなわち、磁性体部190に対して、筐体部180の第2の部位183が、第1の部位181よりも近い位置になるように取り付けてもよい。磁気検出部110は、筐体部180の第2の部位183のうち、第1の部位181と反対側の端部側に設けられている。このように施解錠装置100を取り付けることで、磁気検出部110と磁性体部190との距離が最も近くなる。従って、磁気検出部110による磁場の変化の検出精度を高めることができる。
また、本実施形態に係る施解錠装置100は、例えば図17Bおよび図17Cに示すようにその筐体部180の長円形状が、正面視において縦になるように、開閉装置200の可動部220に対して取り付けてもよい。すなわち、施解錠装置100は、磁性体部190に対して、筐体部180の第2の部位183が、第1の部位181と同じ距離だけ離れた状態で可動部220に設けられている。このように、施解錠装置100は、その長手方向が固定部210の鉛直方向に延びる部分と略平行となるように取り付けてもよい。この場合も、第2の部位183の位置を磁性体部190に近い位置にできるから、磁気検出部110と磁性体部190との距離を近くすることができる。
また、図17Bと図17Cでは、施解錠装置100を取り付ける方向が180°反対となっている。すなわち、図17Bと図17Cでは、施解錠装置100を取り付けた状態で、第1の部位181の位置が、第2の部位183に対して対称の位置となっている。しかし、筐体部180の第2の部位183と磁性体部190との距離は変化しない。従って、施解錠装置100の取り付け向きを変更しても、磁気検出部110が、磁性体部190に近い位置に来るので、取り付け状態に依らず、磁気検出部110の検出精度を高めることができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
開閉装置のロック機構を駆動する駆動部と、
前記開閉装置の可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化を検出する磁気検出部と、
前記磁気検出部が検出した磁場の変化に基づいて前記開閉装置の開閉状態を判定し、前記開閉状態に基づいて前記駆動部を作動させ前記ロック機構を施解錠させる制御部と、
を有する、施解錠装置。
(2)
前記制御部は、
前記開閉装置が開いた状態であると判定した後、前記開閉装置が閉じた状態であると判定した場合に、前記駆動部を作動させ前記ロック機構を施錠状態まで駆動させる、
前記(1)に記載の施解錠装置。
(3)
前記制御部は、
前記磁気検出部が検出した磁場の変化が閾値未満である場合に、前記開閉装置が閉じた状態であると判定し、閾値以上である場合に前記開閉装置が開いた状態であると判定する、
前記(1)又は前記(2)に記載の施解錠装置。
(4)
前記磁気検出部は、検出結果を前記制御部に所定の出力周期で通知する、
前記(1)~前記(3)のいずれかに記載の施解錠装置。
(5)
前記制御部は、前記開閉装置の前記開閉状態に基づき、前記磁気検出部の出力周期を変更する、
前記(4)に記載の施解錠装置。
(6)
前記開閉装置が閉じた状態から開いた状態となった以降の前記磁気検出部の出力周期は、前記開閉装置が閉じた状態であるときの前記磁気検出部の出力周期よりも短い、
前記(4)または前記(5)に記載の施解錠装置。
(7)
前記開閉装置の施解錠状態を検出する施解錠検出部をさらに有し、
前記制御部は、
前記施解錠検出部の検出結果に基づいて、前記開閉装置の施解錠状態を判定し、
前記開閉装置が解錠状態である場合に、前記磁気検出部を作動させる、
前記(1)~前記(6)のいずれかに記載の施解錠装置。
(8)
前記制御部は、前記開閉装置が解錠状態である場合に、前記磁気検出部を作動させ、前記磁気検出部からの検出結果を取得する、
前記(7)に記載の施解錠装置。
(9)
前記磁気検出部は、検出結果を前記制御部に所定の出力周期で通知し、
前記開閉装置が解錠状態である場合の出力周期は、前記開閉装置が施錠状態である場合の出力周期よりも短い、
前記(7)または前記(8)に記載の施解錠装置。
(10)
前記制御部は、前記磁気検出部による検出結果から、前記開閉装置が順に、閉じた状態、開いた状態、閉じた状態となったと判定した場合に、前記磁気検出部を停止する、
前記(1)~前記(9)のいずれかに記載の施解錠装置。
(11)
前記制御部は、前記磁気検出部が停止状態である場合に、前記駆動部を作動させ、前記ロック機構を施錠状態まで駆動させる、
前記(10)に記載の施解錠装置。
(12)
通信端末からの信号を受信する通信部をさらに有し、
前記制御部は、前記通信部が前記通信端末からの信号を受信した場合に前記磁気検出部を作動させる、
前記(1)~前記(11)のいずれかに記載の施解錠装置。
(13)
前記通信端末が検知可能なビーコン信号を送信するビーコン送信部をさらに有し、
前記通信部は、前記通信端末との間で無線通信接続を行うための接続開始信号を送信する送信部と、前記通信端末からの信号を受信する受信部とを含む、
前記(12)に記載の施解錠装置。
(14)
前記ビーコン送信部は、前記通信端末での前記ビーコン信号のスキャン間隔よりも長い間隔で前記ビーコン信号を送信する、
前記(13)に記載の施解錠装置。
(15)
前記開閉装置の施解錠状態を検出する施解錠検出部をさらに有し、
前記制御部は、オートロック制御を行い、前記施解錠検出部が、前記ロック機構が所定時間内に複数回、解錠状態にあることを検出した場合に、前記オートロック制御を停止する、
前記(1)~前記(14)のいずれかに記載の施解錠装置。
(16)
前記駆動部と、前記磁気検出部と、前記制御部とを収容する筐体部を有し、
前記筐体部において、前記磁気検出部は、前記駆動部とは反対側に設けられている、
前記(1)~前記(15)のいずれかに記載の施解錠装置。
(17)
前記ロック機構は、サムターンを有し、
前記駆動部は、前記サムターンを保持するサムターンホルダと、前記サムターンホルダを回動させる駆動源とを有し、
前記筐体部において、前記磁気検出部は、前記サムターンホルダの回転中心軸に対して、前記駆動源とは、反対側に設けられている、
前記(16)に記載の施解錠装置。
(18)
前記固定部に取り付けられる磁性体部をさらに有し、
前記磁気検出部は、前記可動部と前記磁性体部が取り付けられた前記固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化を検出する、
前記(1)~前記(17)のいずれかに記載の施解錠装置。
(19)
前記施解錠装置は、前記開閉装置に着脱可能に取り付けられている、前記(1)~前記(18)のいずれかに記載の施解錠装置。
(20)
磁気検出部により検出された、開閉装置の有する可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化に基づいて、前記開閉装置の開閉状態を判定すること、
前記開閉装置の前記開閉状態に基づいて駆動部を作動させ、前記開閉装置のロック機構を駆動させること、
とを含む、施解錠方法。
(21)
開閉装置のロック機構を駆動する駆動部、
前記開閉装置の可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化を検出する磁気検出部、
前記磁気検出部が検出した磁場の変化に基づいて前記開閉装置の開閉状態を判定し、前記開閉装置の開閉状態に基づいて前記駆動部を作動させ、前記ロック機構を施解錠させる、制御部、および、
通信部を有する施解錠装置と、
通信端末と、
を有し、
前記施解錠装置は、前記通信部が前記通信端末からの信号を受信した場合に、前記磁気検出部を作動させる、
施解錠システム。
1 施解錠システム
100 施解錠装置
110 磁気検出部
120 施解錠検出部
130 駆動部
131 駆動源
133 係合部
140 制御部
150 ロック機構操作部
160 通信部
170 ビーコン送信部
180 筐体部
190 磁性体部
200 開閉装置
210 固定部(ドア枠)
220 可動部(ドア)
230 ロック機構
300 通信端末

Claims (18)

  1. 開閉装置のロック機構を駆動する駆動部と、
    前記開閉装置の可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化を検出する磁気検出部と、
    前記磁気検出部が検出した磁場の変化に基づいて前記開閉装置の開閉状態を判定し、前記開閉状態に基づいて前記駆動部を作動させ前記ロック機構を施解錠させる制御部と、
    を有
    前記磁気検出部は、検出結果を前記制御部に所定の出力周期で通知し、
    前記制御部は、前記開閉装置の前記開閉状態に基づき、前記磁気検出部の出力周期を変更し、
    前記開閉装置が閉じた状態から開いた状態となった以降の前記磁気検出部の出力周期は、前記開閉装置が閉じた状態であるときの前記磁気検出部の出力周期よりも短い、
    施解錠装置。
  2. 前記制御部は、
    前記開閉装置が開いた状態であると判定した後、前記開閉装置が閉じた状態であると判定した場合に、前記駆動部を作動させ前記ロック機構を施錠状態まで駆動させる、
    請求項1に記載の施解錠装置。
  3. 前記制御部は、
    前記磁気検出部が検出した磁場の変化が閾値未満である場合に、前記開閉装置が閉じた状態であると判定し、閾値以上である場合に前記開閉装置が開いた状態であると判定する、
    請求項1に記載の施解錠装置。
  4. 前記開閉装置の施解錠状態を検出する施解錠検出部をさらに有し、
    前記制御部は、
    前記施解錠検出部の検出結果に基づいて、前記開閉装置の施解錠状態を判定し、
    前記開閉装置が解錠状態である場合に、前記磁気検出部を作動させる、
    請求項1に記載の施解錠装置。
  5. 前記制御部は、前記開閉装置が解錠状態である場合に、前記磁気検出部を作動させ、前記磁気検出部からの検出結果を取得する、
    請求項に記載の、施解錠装置。
  6. 前記磁気検出部は、検出結果を前記制御部に所定の出力周期で通知し、
    前記開閉装置が解錠状態である場合の出力周期は、前記開閉装置が施錠状態である場合の出力周期よりも短い、
    請求項に記載の施解錠装置。
  7. 前記制御部は、前記磁気検出部による検出結果から、前記開閉装置が順に、閉じた状態、開いた状態、閉じた状態となったと判定した場合に、前記磁気検出部を停止する、
    請求項1に記載の施解錠装置。
  8. 前記制御部は、前記磁気検出部が停止状態である場合に、前記駆動部を作動させ、前記ロック機構を施錠状態まで駆動させる、
    請求項に記載の施解錠装置。
  9. 通信端末からの信号を受信する通信部をさらに有し、
    前記制御部は、前記通信部が前記通信端末からの信号を受信した場合に前記磁気検出部を作動させる、
    請求項1に記載の施解錠装置。
  10. 前記通信端末が検知可能なビーコン信号を送信するビーコン送信部をさらに有し、
    前記通信部は、前記通信端末との間で無線通信接続を行うための接続開始信号を送信する送信部と、前記通信端末からの信号を受信する受信部とを含む、
    請求項に記載の施解錠装置。
  11. 前記ビーコン送信部は、前記通信端末での前記ビーコン信号のスキャン間隔よりも長い間隔で前記ビーコン信号を送信する、
    請求項10に記載の施解錠装置。
  12. 前記開閉装置の施解錠状態を検出する施解錠検出部をさらに有し、
    前記制御部は、オートロック制御を行い、前記施解錠検出部が、前記ロック機構が所定時間内に複数回、解錠状態にあることを検出した場合に、前記オートロック制御を停止する、
    請求項1に記載の施解錠装置。
  13. 前記駆動部と、前記磁気検出部と、前記制御部とを収容する筐体部を有し、
    前記筐体部において、前記磁気検出部は、前記駆動部とは反対側に設けられている、
    請求項1に記載の施解錠装置。
  14. 前記ロック機構は、サムターンを有し、
    前記駆動部は、前記サムターンを保持するサムターンホルダと、前記サムターンホルダを回動させる駆動源とを有し、
    前記筐体部において、前記磁気検出部は、前記サムターンホルダの回転中心軸に対して、前記駆動源とは、反対側に設けられている、
    請求項13に記載の施解錠装置。
  15. 前記固定部に取り付けられる磁性体部をさらに有し、
    前記磁気検出部は、前記可動部と前記磁性体部が取り付けられた前記固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化を検出する、
    請求項1に記載の施解錠装置。
  16. 前記施解錠装置は、前記開閉装置に着脱可能に取り付けられている、請求項1に記載の施解錠装置。
  17. 磁気検出部により検出された、開閉装置の有する可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化に基づいて、前記開閉装置の開閉状態を判定すること、
    前記開閉装置の前記開閉状態に基づいて駆動部を作動させ、前記開閉装置のロック機構を駆動させること、
    とを含
    前記磁気検出部は、検出結果を前記制御部に所定の出力周期で通知し、
    前記駆動部を作動させる制御部は、前記開閉装置の前記開閉状態に基づき、前記磁気検出部の出力周期を変更し、
    前記開閉装置が閉じた状態から開いた状態となった以降の前記磁気検出部の出力周期は、前記開閉装置が閉じた状態であるときの前記磁気検出部の出力周期よりも短い、
    施解錠方法。
  18. 開閉装置のロック機構を駆動する駆動部、
    前記開閉装置の可動部と固定部との相対位置変化に基づく磁場の変化を検出する磁気検出部、
    前記磁気検出部が検出した磁場の変化に基づいて前記開閉装置の開閉状態を判定し、前記開閉装置の開閉状態に基づいて前記駆動部を作動させ、前記ロック機構を施解錠させる、制御部、および、
    通信部を有する請求項1ないし16のいずれか1項に記載の施解錠装置と、
    通信端末と、
    を有し、
    前記施解錠装置は、前記通信部が前記通信端末からの信号を受信した場合に、前記磁気検出部を作動させる、
    施解錠システム。
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