JP2015148998A - 窓センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を低減することができる窓センサを提供する。
【解決手段】窓センサ1は、施解錠検知部13と窓開閉検知部14と動作制御部123とを備える。施解錠検知部13は、窓4の施解錠状態を検知する。窓開閉検知部14は、窓4の開閉状態を検知する。動作制御部123は、施解錠検知部13および窓開閉検知部14のそれぞれを動作または停止させる。そして、動作制御部123は、施解錠検知部13および窓開閉検知部14の各検知結果の組み合わせに基づいて、第1のモードと第2のモードとのいずれかのモードを実行する。第1のモードは、施解錠検知部13のみを動作させる。第2のモードは、窓開閉検知部14のみを動作させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、窓の開閉状態および施解錠状態を検知する窓センサに関するものである。
従来、窓の開閉状態および施解錠状態を検知する窓センサが提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の窓センサは、窓の開閉状態と施解錠状態とを検知し、検知結果を無線信号で親機に送信している。この種の窓センサは、取り付け箇所の制約や取り付けの利便性から電源として電池を用いている。
特開2013−44217号公報
電池は容量が決まっており、電池交換の手間および電池の交換費用を削減するために、窓センサの省電力化が望まれている。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費電力を低減することができる窓センサを提供することにある。
本発明の窓センサは、窓の施解錠状態を検知する施解錠検知部と、窓の開閉状態を検知する窓開閉検知部と、前記施解錠検知部および前記窓開閉検知部のそれぞれを動作または停止させる動作制御部とを備え、前記動作制御部は、前記施解錠検知部および前記窓開閉検知部の各検知結果の組み合わせに基づいて、前記施解錠検知部のみを動作させる第1のモードと、前記窓開閉検知部のみを動作させる第2のモードとのいずれかのモードを実行することを特徴とする。
この窓センサにおいて、前記動作制御部は、前記施解錠検知部の検知結果が施錠状態、かつ前記窓開閉検知部の検知結果が窓閉状態である場合、前記第1のモードを実行することが好ましい。
この窓センサにおいて、前記動作制御部は、前記施解錠検知部の検知結果が解錠状態、かつ前記窓開閉検知部の検知結果が窓開状態である場合、前記第2のモードを実行することが好ましい。
この窓センサにおいて、前記動作制御部は、前記施解錠検知部の検知結果が施錠状態、かつ前記窓開閉検知部の検知結果が窓開状態である場合、前記第1のモードを実行する
ことが好ましい。
この窓センサにおいて、前記動作制御部は、所定時間ごとに前記施解錠検知部および前記窓開閉検知部の両方を動作させる第3のモードを実行することが好ましい。
以上説明したように、本発明では、窓開閉検知部と施解錠検知部のいずれか一方のみを動作させるモードを有する。したがって、窓開閉検知部と施解錠検知部との両方を常に動作させる場合に比べて、消費電力を低減することができるという効果がある。
実施形態1の窓センサのブロック構成図である。 実施形態1の全体構成図である。 実施形態1の窓センサの概略構成図である。 実施形態1の状態遷移図である。 実施形態2の状態遷移図である。 実施形態3の状態遷移図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の窓センサ1は、施解錠検知部13と窓開閉検知部14と動作制御部123とを備える(図1参照)。施解錠検知部13は、窓4の施解錠状態を検知する。窓開閉検知部14は、窓4の開閉状態を検知する。動作制御部123は、施解錠検知部13および窓開閉検知部14のそれぞれを動作または停止させる。そして、動作制御部123は、施解錠検知部13および窓開閉検知部14の各検知結果の組み合わせに基づいて、第1のモードと第2のモードとのいずれかのモードを実行する。第1のモードは、施解錠検知部13のみを動作させる。第2のモードは、窓開閉検知部14のみを動作させる。
以下に、本実施形態の窓センサ1について詳細に説明する。
図2に示すように、窓センサ1は、クレセント錠3を備えた引違い式の窓4に取り付けられ、窓4の開閉状態およびクレセント錠3の施解錠状態を検知し、電波を伝送媒体に用いた無線信号で検知結果を親機2に送信する。親機2は、モニター21を備えており、窓センサ1が検知した窓4の開閉状態および施解錠状態を表示してユーザに報知する。なお、1台の親機2に対して複数個の窓センサ1を対応付けることができる。窓センサ1が送信する無線信号には窓センサ11の識別情報が付加されており、親機2は、窓センサ1が取り付けられた窓4毎の開閉状態、施解錠状態を表示することができる。また、図2に示すように、窓センサ1は、取り付けられている場所を名称(例えば、居間1、居間2、寝室1など)として親機2に設定されている。これにより、ユーザは、親機2のモニター21に表示される窓4の開閉状態、施解錠状態が、どの場所の窓4を示しているかを容易に認識することができる。なお、親機2は、窓センサ1専用のものを用いてもよいし、HEMS(Home Energy Management System)のコントローラを用いてもよい。
クレセント錠3は、窓4の一方の窓枠41に固定された錠本体31と、他方の窓枠41に固定されたクレセント受け32とで構成されている。錠本体31は、直方体形状の台座33と、台座33に対して回転自在に設けられた半月形状のクレセント部34と、クレセント部34の一端に連結された直方体形状の操作レバー35とを備える。そして、操作レバー35を持ってクレセント部34を回転させることにより、操作レバー35がクレセント部34の上に位置するときは、クレセント部34がクレセント受け32と結合してクレセント錠3が施錠状態となる。一方、操作レバー35がクレセント部34の下に位置するときは、クレセント部34とクレセント受け32との結合が外れてクレセント錠3が解錠状態となる。なお、クレセント錠3が施錠状態であるときの操作レバー35の位置を施錠位置、クレセント錠3が解錠状態であるときの操作レバー35の位置を解錠位置という。
窓センサ1は、窓枠41における錠本体31の上方に取り付けられるセンサ本体10と、操作レバー35に取り付けられる第1の磁石131と、窓ガラス42に取り付けられる第2の磁石141とを備える。図3に、窓センサ1の概略構成図を示す。センサ本体10の内部には、電池11と、施解錠検知部13と、窓開閉検知部14と、マイクロコントローラ12(以降、マイコン12と略称する)とが設けられている。
電池11は、コイン型リチウム電池で構成されており、窓センサ1の電源として機能する。
施解錠検知部13は、磁気抵抗素子(MR(Magneto Resistance)素子)、ホール素子等で構成されており、電池11から給電されることによって、受けた磁界の強さに応じた電気信号を検知信号としてマイコン12に出力する。第1の磁石131は、操作レバー35に取り付けられており、クレセント錠3が施錠位置にあるときに施解錠検知部13との距離が短くなり、クレセント錠3が解錠位置にあるときに施解錠検知部13との距離が長くなる。
マイコン12は、施解錠検知部13が出力する検知信号に基づいて、クレセント錠3の施解錠状態を判断する施解錠判断部121を備えている。施解錠判断部121は、施解錠検知部13が出力する検知信号と所定の閾値とを比較し、クレセント錠3の施解錠状態を判断する。クレセント錠3が施錠位置にある場合、第1の磁石131は施解錠検知部13に近い位置にあるので検知信号が閾値を上回り、施解錠判断部121は、クレセント錠3が施錠状態であると判断する。一方、クレセント錠3が解錠位置にある場合、第1の磁石131は施解錠検知部13から離れた位置にあるので検知信号が閾値を下回り、施解錠判断部121は、クレセント錠3が解錠状態であると判断する。また、施解錠検知部13を図3における左右方向から挟み込むように一対の第1のヨーク132が設けられている。一対の第1のヨーク132によって、クレセント錠3が施錠位置にあるときに第1の磁石131から放出される磁束が施解錠検知部13に効率よく伝えられ、クレセント錠3の施解錠状態の検知精度を向上させることができる。
窓開閉検知部14は、磁気抵抗素子(MR(Magneto Resistance)素子)、ホール素子等で構成されており、電池11から給電されることによって、受けた磁界の強さに応じた電気信号を検知信号としてマイコン12に出力する。第2の磁石141は、窓ガラス42に取り付けられており、窓4が閉位置にあるときに窓開閉検知部14との距離が短くなり、窓4が開位置にあるときに窓開閉検知部14との距離が長くなる位置に配置されている。
マイコン12は、窓開閉検知部14が出力する検知信号に基づいて、窓4の開閉状態を判断する開閉判断部122を備えている。開閉判断部122は、窓開閉検知部14が出力する検知信号と所定の閾値とを比較し、窓4の開閉状態を判断する。窓4が閉位置にある場合、第2の磁石141は窓開閉検知部14に近い位置にあるので検知信号が閾値を上回り、開閉判断部122は、窓4が閉状態であると判断する。一方、窓4が開位置にある場合、第2の磁石141は窓開閉検知部14から離れた位置にあるので検知信号が閾値を下回り、開閉判断部122は、窓4が開状態であると判断する。また、窓開閉検知部14を図3における上下方向から挟み込むように一対の第2のヨーク142が設けられている。一対の第2のヨーク142によって、窓4が閉位置にあるときに第2の磁石141から放出される磁束が窓開閉検知部14に効率よく伝えられ、窓4の開閉状態の検知精度を向上させることができる。
次に、図1に示すブロック構成図を用いて、窓センサ1の具体的な構成について説明する。
窓センサ1は、上述した電池11、施解錠検知部13、窓開閉検知部14、マイコン12に加えて、送信部15、第1のスイッチ16、第2のスイッチ17がセンサ本体10に設けられている。
送信部15は、無線信号を送信する通信インターフェースで構成されており、親機2に無線信号を送信する。マイコン12は、窓4の開閉状態または施解錠状態が変化した際に、送信部15を介して、窓4の開閉状態、施解錠状態を親機2に通知する。親機2は、窓センサ1から送信された無線信号を受信し、窓4の開閉状態、施解錠状態をモニター21に表示する(図2参照)。
第1のスイッチ16は、電池11から施解錠検知部13への電源供給経路に設けられており、電池11から施解錠検知部13への電源供給をオン・オフする。第2のスイッチ17がオン状態である場合、電池11から施解錠検知部13に給電されることで施解錠検知部13が起動(動作)し、検知信号が出力されクレセント錠3の施解錠状態が検知可能となる。一方、第2のスイッチ17がオフ状態である場合、電池11から施解錠検知部13への給電が遮断されることで施解錠検知部13が休止(停止)し、検知信号が出力されずクレセント錠3の施解錠状態が検知不可となる。
第2のスイッチ17は、電池11から窓開閉検知部14への電源供給経路に設けられており、電池11から窓開閉検知部14への電源供給をオン・オフする。第2のスイッチ17がオン状態である場合、電池11から窓開閉検知部14に給電されることで窓開閉検知部14が起動(動作)し、検知信号が出力され窓4の開閉状態が検知可能となる。一方、第2のスイッチ17がオフ状態である場合、電池11から窓開閉検知部14への給電が遮断されることで窓開閉検知部14が休止(停止)し、検知信号が出力されず窓4の開閉状態が検知不可となる。
また、マイコン12は、第1のスイッチ16および第2のスイッチ17それぞれをオン・オフすることで、施解錠検知部13および窓開閉検知部14を動作または停止させる動作制御部123を備える。動作制御部123は、第1のスイッチ16、第2のスイッチ17のオン・オフを制御することで、施解錠検知部13および窓開閉検知部14のそれぞれを動作または停止させる。動作制御部123が、第1のスイッチ16をオン、第2のスイッチ17をオフする第1のモードを実行した場合、施解錠検知部13のみが動作し、窓開閉検知部14は停止する。また、動作制御部123が、第1のスイッチ16をオフし、第2のスイッチ17をオンする第2のモードを実行した場合、窓開閉検知部14のみが動作し、施解錠検知部13は停止する。また、動作制御部123が、第1のスイッチ16および第2のスイッチ17の両方をオンする第3のモードを実行した場合、施解錠検知部13および窓開閉検知部14の両方がともに動作する。
また、動作制御部123は、施解錠検知部13および窓開閉検知部14の各検知結果の組み合わせに基づいて、第1〜第3のモードからモード選択する。施解錠検知部13および窓開閉検知部14の各検知結果の組み合わせとして、「施錠・窓閉」、「解錠・窓閉」、「解錠・窓開」、「施錠・窓開」の4パターンがあり、窓4の開閉状態、施解錠状態は、上記4パターンのいずれかに分類される。
ここで、窓4の開閉とクレセント錠3の施解錠とを同時に行うことは考えられず、いずれか一方の動作のみ行われる。例えば、窓4を「施錠・窓閉」状態から「解錠・窓開」状態に遷移させる場合、「施錠・窓閉」→「解錠・窓閉」→「解錠・窓開」の順に窓4の状態が遷移する。
また、通常の動作では、「施錠・窓閉」状態の窓4を解錠せずに開けることは考えられず、窓4は「施錠・窓閉」状態からは「解錠・窓閉」状態にのみ遷移する。そこで、本実施形態では、動作制御部123のモード選択によって、窓4が「施錠・窓閉」状態である場合、クレセント錠3の施解錠状態のみを検知するように構成する。図4に示す状態遷移図を用いて、動作制御部123のモード選択について説明する。
電源が投入されマイコン12が起動されると、動作制御部123は、まず第3のモードを実行し、施解錠検知部13と窓開閉検知部14の両方を起動させる(S1)。そして、動作制御部123は、施解錠検知部13および窓開閉検知部14によって検知された窓4の状態に基づいてモードを選択する。動作制御部123は、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態であると判断された場合、第3のモードから第1のモードに切り替える(S2)。また、動作制御部123は、窓4の状態が「解錠・窓閉」状態、「解錠・窓開」状態、「施錠・窓開」状態のいずれかであると判断された場合、第3のモードを継続する(S3)
窓4の状態が「施錠・窓閉」状態であると判断された場合、第1のモードが実行されることによって、施解錠検知部13のみが動作し、窓開閉検知部14が停止する(S2)。すなわち、窓センサ1は、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態である場合、クレセント錠3の施解錠状態のみを検知する。そして、動作制御部123は、クレセント錠3が解錠されるまで第1のモードを継続する。このとき、窓4の開閉状態の検知動作が停止しているが、施錠状態で窓4が開けられることは考えられないので、窓4は「施錠・窓閉」状態であると判断される。そして、クレセント錠3が解錠されると、窓4が「解錠・窓閉」状態となり、動作制御部123は、第1のモードから第3のモードに切り替える(S3)。
第3のモードが実行されることによって、施解錠検知部13と窓開閉検知部14の両方が動作する(S3)。すなわち、窓センサ1は、窓4の状態が「施錠・窓閉」以外の状態であると判断された場合、窓4の開閉状態、施解錠状態の両方を検知する。そして、動作制御部123は、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態となるまで第3のモードを継続する。窓4の状態が「施錠・窓閉」状態であると判断されると、動作制御部123は、第3のモードから第1のモードに切り替える(S2)。
このように、本実施形態では、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態である場合、施解錠検知部13のみが動作し窓開閉検知部14が停止する。したがって、施解錠検知部13と窓開閉検知部14との両方を動作させる場合に比べて消費電力を低減させることができる。また、一般的に窓4は「施錠・窓閉」状態の時間が比較的長く、この「施錠・窓閉」状態において窓開閉検知部14を休止させることによる消費電力の低減効果は大きなものとなる。さらに、本実施形態では、施解錠検知部13および窓開閉検知部14のセンシング間隔を長く設定することなく消費電力を低減することができ、施解錠検知部13および窓開閉検知部14の検知応答性、信頼性が低減することを防止することができる。
(実施形態2)
本実施形態の窓センサ1は、実施形態1の窓センサ1と動作制御部123のモード選択のみが異なり、実施形態1の窓センサ1と同一構成には、同一符号を付して説明を省略する。
一般的に、窓4の状態が「施錠・窓開」状態である場合、クレセント錠3が施錠位置のままでは窓4を閉めることができず、窓4を閉めるためにはクレセント錠3を一旦解錠する必要がある。したがって、窓4の状態が「解錠・窓開」状態から「施錠・窓開」状態に遷移する必要性が低く、「施錠・窓閉」状態にのみ遷移すると考えられる。そこで、本実施形態では、動作制御部123のモード選択によって、窓4の状態が「解錠・窓開」状態である場合、窓4の開閉状態のみを検知するように構成する。図5に示す状態遷移図を用いて、本実施形態の動作制御部123のモード選択について説明する。
電源が投入されマイコン12が起動されると、動作制御部123は、まず第3のモードを実行し、施解錠検知部13と窓開閉検知部14の両方を起動させる(S11)。そして、動作制御部123は、施解錠検知部13および窓開閉検知部14によって検知された窓4の状態に基づいて、モードを選択する。動作制御部123は、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態であると判断された場合、第3のモードから第1のモードに切り替える(S12)。また、動作制御部123は、窓4の状態が「解錠・窓開」状態であると判断された場合、第3のモードから第2のモードに切り替える(S13)。また、動作制御部123は、窓4の状態が「解錠・窓閉」状態、「施錠・窓開」状態のいずれかであると判断された場合、第3のモードを継続する(S14)。
窓4の状態が「施錠・窓閉」状態であると判断された場合、第1のモードが実行されることによって、施解錠検知部13のみが動作し、窓開閉検知部14が停止する(S12)。すなわち、窓センサ1は、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態である場合、クレセント錠3の施解錠状態のみを検知する。そして、動作制御部123は、クレセント錠3が解錠されるまで第1のモードを継続する。このとき、窓4の開閉状態の検知動作が停止しているが、施錠状態で窓4が開けられることは考えられないので、窓4は「施錠・窓閉」状態であると判断される。そして、クレセント錠3が解錠されると、窓4が「解錠・窓閉」状態となり、動作制御部123は、第1のモードから第3のモードに切り替える(S14)。
また、窓4の状態が「解錠・窓開」状態であると判断された場合、第2のモードが実行されることによって、窓開閉検知部14のみが動作し、施解錠検知部13が停止する(S13)。すなわち、窓センサ1は、窓4の状態が「解錠・窓開」状態であると判断された場合、窓4の開閉状態のみを検知する。そして、動作制御部123は、窓4が閉じられるまで第2のモードを継続する。このとき、施解錠状態の検知動作が停止しているが、上述したように窓開状態において施解錠状態を検知することの必要性が低い。さらに、窓4を閉じるためには必ず解錠する必要があるので、窓4が閉じられた場合、窓4は「解錠・窓閉」状態であると判断することができる。そして、窓4が閉じられると、動作制御部123は、第2のモードから第3のモードに切り替える(S14)。
また、窓4の状態が「解錠・窓閉」状態、「施錠・窓開」状態のいずれかであると判断された場合、第3のモードが実行されることによって、施解錠検知部13と窓開閉検知部14の両方が動作する(S14)。すなわち、窓センサ1は、窓4の状態が「解錠・窓閉」状態、「施錠・窓開」状態のいずれかである場合、窓4の開閉状態、施解錠状態の両方を検知する。そして、動作制御部123は、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態になると、第3のモードから第1のモードに切り替える(S12)。また、動作制御部123は、窓4の状態が「解錠・窓閉」状態になると、第3のモードから第2のモードに切り替える(S13)。
このように、本実施形態では、実施形態1の動作に加えて、窓4の状態が「解錠・窓開」状態である場合、窓開閉検知部14のみが動作し施解錠検知部13が停止する。したがって、施解錠検知部13と窓開閉検知部14との両方を動作させる場合に比べて消費電力をより低減させることができる。
(実施形態3)
本実施形態の窓センサ1は、実施形態1の窓センサ1と動作制御部123のモード選択のみが異なり、実施形態1の窓センサ1と同一構成には、同一符号を付して説明を省略する。
一般的に、窓4の状態が「施錠・窓開」状態である場合、クレセント錠3が施錠位置のままでは窓4を閉めることができず、窓4を閉めるためにはクレセント錠3を一旦解錠する必要がある。したがって、窓4の状態が「施錠・窓開」状態からは「解錠・窓開」状態にのみ遷移する。そこで、本実施形態では、動作制御部123のモード選択によって、窓4の状態が「施錠・窓開」状態である場合、クレセント錠3の施解錠状態のみを検知するように構成する。図6に示す状態遷移図を用いて、動作制御部123のモード選択について説明する。
電源が投入されマイコン12が起動されると、動作制御部123は、まず第3のモードを実行し、施解錠検知部13と窓開閉検知部14の両方を起動させる(S21)。そして、動作制御部123は、施解錠検知部13および窓開閉検知部14によって検知された窓4の状態に基づいて、モードを選択する。動作制御部123は、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態であると判断された場合、第3のモードから第1のモードに切り替える(S22)。また、動作制御部123は、窓4の状態が「施錠・窓開」状態であると判断された場合、第3のモードから第1のモードに切り替える(S23)。また、動作制御部123は、窓4の状態が「解錠・窓閉」状態、「解錠・窓開」状態のいずれかであると判断された場合、第3のモードを継続する(S24)。
窓4の状態が「施錠・窓閉」状態であると判断された場合、第1のモードが実行されることによって、施解錠検知部13のみが動作し、窓開閉検知部14が停止する(S22)。すなわち、窓センサ1は、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態である場合、クレセント錠3の施解錠状態のみを検知する。そして、動作制御部123は、クレセント錠3が解錠されるまで第1のモードを継続する。このとき、窓4の開閉状態の検知動作が停止しているが、施錠された状態で窓4が開けられることは考えられないので、窓4は「施錠・窓閉」状態であると判断される。そして、クレセント錠3が解錠されると、窓4が「解錠・窓閉」状態となり、動作制御部123は、第1のモードから第3のモードに切り替える(S24)。
また、窓4の状態が「施錠・窓開」状態であると判断された場合、第1のモードが実行されることによって、施解錠検知部13のみが動作し、窓開閉検知部14が停止する(S23)。すなわち、窓センサ1は、窓4の状態が「施錠・窓開」状態である場合、クレセント錠3の施解錠状態のみを検知する。そして、動作制御部123は、クレセント錠3が解錠されるまで第1のモードを継続する。このとき、窓4の開閉状態の検知動作が停止しているが、施錠状態で窓4が閉じられることは考えられないので、窓4は「施錠・窓開」状態であると判断される。そして、クレセント錠3が解錠されると、窓4が「解錠・窓開」状態となり、動作制御部123は、第1のモードから第3のモードに切り替える(S24)。
また、窓4の状態が「解錠・窓閉」状態、「解錠・窓開」状態のいずれかであると判断された場合、第3のモードが実行されることによって、施解錠検知部13と窓開閉検知部14の両方が動作する(S24)。すなわち、窓センサ1は、窓4の状態が「解錠・窓閉」状態、「解錠・窓開」状態のいずれかである場合、窓4の開閉状態、施解錠状態の両方を検知する。そして、動作制御部123は、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態または「施錠・窓開」状態になると、第3のモードから第1のモードに切り替える(S22、S23)。
このように、本実施形態では、実施形態1の動作に加えて、窓4が「施錠・窓開」状態である場合,施解錠検知部13のみが動作し窓開閉検知部14が停止する。したがって、施解錠検知部13と窓開閉検知部14との両方を動作させる場合に比べて消費電力をより低減させることができる。
ここで、上述したように、窓4の状態が「施錠・窓閉」状態または「施錠・窓開」状態である場合、窓開閉検知部14が停止する。そのため、特殊な要因によって、窓4が「施錠・窓閉」状態から「施錠・窓開」状態、または「施錠・窓開」状態から「施錠・窓閉」状態に遷移した場合、窓開閉検知部14が停止しているので窓4の開閉状態を検知することができない。例えば、施錠された状態で窓4がこじ開けられた場合、「施錠・窓閉」状態から「施錠・窓開」状態に遷移したことを検知することができず、セキュリティを確保できなくなる。
そこで、動作制御部123は、第1のモードを実行中であっても、所定時間ごとに第3のモードを実行するように構成する。これにより、第1のモードの実行中に窓4が開閉されたとしても、所定時間ごとに第3のモードが実行され、施解錠検知部13と窓開閉検知部14の両方が動作するので、窓4の開閉状態、施解錠状態を正確に検知することができセキュリティを確保できる。
1 窓センサ
11 電池
12 マイコン
123 動作制御部
13 施解錠検知部
14 窓開閉検知部

Claims (5)

  1. 窓の施解錠状態を検知する施解錠検知部と、
    窓の開閉状態を検知する窓開閉検知部と、
    前記施解錠検知部および前記窓開閉検知部のそれぞれを動作または停止させる動作制御部とを備え、
    前記動作制御部は、前記施解錠検知部および前記窓開閉検知部の各検知結果の組み合わせに基づいて、前記施解錠検知部のみを動作させる第1のモードと、前記窓開閉検知部のみを動作させる第2のモードとのいずれかのモードを実行する
    ことを特徴とする窓センサ。
  2. 前記動作制御部は、前記施解錠検知部の検知結果が施錠状態、かつ前記窓開閉検知部の検知結果が窓閉状態である場合、前記第1のモードを実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の窓センサ。
  3. 前記動作制御部は、前記施解錠検知部の検知結果が解錠状態、かつ前記窓開閉検知部の検知結果が窓開状態である場合、前記第2のモードを実行する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の窓センサ。
  4. 前記動作制御部は、前記施解錠検知部の検知結果が施錠状態、かつ前記窓開閉検知部の検知結果が窓開状態である場合、前記第1のモードを実行する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の窓センサ。
  5. 前記動作制御部は、所定時間ごとに前記施解錠検知部および前記窓開閉検知部の両方を動作させる第3のモードを実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の窓センサ。
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