JP7063177B2 - 電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機に関する。
特許文献1には、シャフトに設けられた円環状のロータコアを有するロータと、ロータコアに対して径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコアを有するステータと、ロータ及びステータを内包した円筒状の界磁ヨークと、を備えた電動機が開示されている。この電動機では、界磁ヨークの内周部にステータコアの外周部を圧入して、界磁ヨークにステータコアを固設している。
特開2012-182945号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電動機では、電動機の作動時に、ステータコアの外周部から界磁ヨークの内周部にトルク反力などの力が直接作用されることによって、界磁ヨークが変形するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、界磁ヨークが変形するのを抑制することができる電動機を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電動機は、軸線を中心に回転可能な回転軸部材と、前記回転軸部材に設けられた円環状のロータコア、及び、該ロータコアに設けられた磁石を有するロータと、前記ロータコアに対して前記回転軸部材の軸線方向と直交する方向である径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコア、及び、該ステータコアに巻き付けられたステータコイルを有するステータと、前記ロータ及び前記ステータを内包し、前記ステータコアに対して相対的な位置関係が定まった円筒状の界磁ヨークと、前記界磁ヨークの外周面と対向して前記軸線方向に延在した側壁部を有し、前記界磁ヨークが固定されたケース部材と、を備えたことを特徴とするものである。
また、上記において、前記側壁部は円筒状であり、前記界磁ヨークが前記側壁部に圧入されていても良い。
これにより、ケース部材の側壁部によって界磁ヨークを補強して、界磁ヨークの変形を抑制することができる。
また、上記において、前記ケース部材は、前記軸線方向にて前記界磁ヨークを挟んで対向する、前記径方向に延在した一対の端壁部を有しており、前記界磁ヨークが前記一対の端壁部に固定されていても良い。
これにより、ケース部材の一対の端壁部によって界磁ヨークを補強して、界磁ヨークの変形を抑制することができる。
また、上記において、前記界磁ヨークと前記一対の端壁部とを締結する締結部材を有しても良い。
これにより、界磁ヨークと一対の端壁部とを締結部材によって締結し、ケース部材の端壁部によって界磁ヨークを補強して、界磁ヨークの変形を抑制することができる。
また、上記において、前記ケース部材が、軸受を介して前記回転軸部材に支持されていても良い。
これにより、軸受からの径方向の力が界磁ヨークに直接作用されるのを抑えて、界磁ヨークが変形するのを抑制することができる。
また、上記において、前記ステータコアが前記ケース部材に固定されていても良い。
これにより、前記ステータコアからの力が界磁ヨークに直接作用するのを抑えて、界磁ヨークが変形するのを抑制することができる。
また、上記において、前記界磁ヨークの外周面の一部に開口が形成されており、前記ステータコアと前記ケース部材とを前記開口に対応した位置にて固定しても良い。
これにより、ステータコアからの力が界磁ヨークに直接作用するのを抑えて、界磁ヨークが変形することを抑制することができる。
また、上記において、前記ケース部材は、前記界磁ヨークの前記外周面及び軸線方向両端面を覆っても良い。
これにより、ケース部材によって界磁ヨークを効果的に保護することができる。
本発明に係る電動機においては、界磁ヨークの外周面と対向して軸線方向に延在した側壁部を有するケース部材に、前記界磁ヨークを固定し、ケース部材によって界磁ヨークを補強している。これにより、本発明に係る電動機は、ステータコアの径方向外側にてステータコアから界磁ヨークに力が直接作用されたとしても、界磁ヨークが変形するのを抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る電動機の断面図である。 図2は、界磁ヨークを軸線方向から見た図である。 図3は、実施の形態2に係る電動機の断面図である。
以下に、本発明に係る電動機の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る電動機1の断面図である。図1に示すように、実施の形態1に係る電動機1は、シャフト2、ロータ3、ステータ4、界磁ヨーク5、界磁コイル6、及び、ケース7などを備えている。
シャフト2は、軸線方向に長尺な金属製の回転軸部材である。なお、以下の説明において、「軸線方向」とは、シャフト2の軸線方向(長手方向)と定義する。ロータ3は、ロータコア31、磁石32及び界磁コア33などを有している。ロータコア31は、複数の電磁鋼板をシャフト2の軸線方向に積層して円筒状に形成されている。ロータコア31は、軸線方向にて電磁鋼板間に隙間があるため、軸線方向の磁気抵抗が、ロータコア31の軸線方向と直交する方向である径方向及び周方向の磁気抵抗よりも大きい。そのため、ロータコア31内では、磁束が軸線方向に流れ難く、径方向及び周方向に磁束が流れやすくなっている。
磁石32は、ロータコア31の内部に埋設されており、ロータコア31の軸線方向にわたって延在している。磁石32の軸線方向両端面は、それぞれロータコア31の軸線方向両端面と略面一になっている。また、磁石32は、ロータコア31の周方向に90[°]間隔にて4つ配置されている。
界磁コア33は、磁性材によって円筒状に形成されており、ロータコア31の内周に設けられ、シャフト2と共に回転可能にシャフト2に固設されている。界磁コア33の軸線方向両端面は、それぞれロータコア31の軸線方向両端面と略面一になっている。なお、界磁コア33の軸線方向の磁気抵抗は、ロータコア31の軸線方向の磁気抵抗よりも小さくなっている。そのため、界磁コア33では、ロータコア31内よりも軸線方向に磁束が流れやすくなっている。
ステータ4は、ロータコア31の径方向外方に所定間隔をあけて配置された円筒状のステータコア41と、ステータコア41に巻き付けられたステータコイル42とを有している。ステータコア41は、複数枚の電磁鋼板を軸線方向に積層して構成されている。ステータコア41は、軸線方向にて電磁鋼板間に隙間があるため、軸線方向の磁気抵抗が、径方向及び周方向の磁気抵抗よりも大きい。そのため、ステータコア41内では、磁束が軸線方向に流れ難く、径方向及び周方向に磁束が流れやすくなっている。
界磁ヨーク5は、磁性材からなり、図1に示すように、一対の端壁部51A,51Bと、外側壁部52と、一対の内側壁部53A,53Bとによって構成されており、ロータ3及びステータ4を内包している。一対の端壁部51A,51Bは、円環状であり、それぞれ軸線方向にてロータ3及びステータ4の両端部から離れた位置に配置されている。外側壁部52は、ステータ4のコイルエンド421よりも軸線方向外側まで延在しており、各端壁部51A,51Bの径方向外周縁部に連なって円筒状に形成されている。一対の内側壁部53A,53Bは、各端壁部51A,51Bの径方向内周縁部に連なって円筒状に形成されており、軸線方向にてロータ3の両端部から所定間隔をあけて配置されている。また、各内側壁部53A,53Bは、径方向にてシャフト2から所定間隔をあけて配置されている。
図2は、界磁ヨーク5を軸線方向から見た図である。界磁ヨーク5の各端壁部51A,51Bの径方向外周縁部には、周方向に120[°]間隔にて凹形状の切り欠き部511が3つ形成されている。一対の端壁部51A,51Bにおいて、端壁部51Aに形成された3つの切り欠き部511と、端壁部51Bに形成された3つの切り欠き部511とは、軸線方向から見て周方向にて重なる位置に位置している。そして、一対の端壁部51A,51Bの互いの切り欠き部511が軸線方向にて繋がるように、外側壁部52には軸線方向に延在する開口521(図1参照)が形成されている。また、各端壁部51A,51Bには、各切り欠き部511に対して周方向に180[°]ずれた位置に、それぞれ貫通孔512が開けられている。
また、各端壁部51A,51Bの軸線方向におけるロータ3側の面には、界磁コイル6が設けられている。界磁コイル6は、界磁ヨーク5とロータコア31との間に磁気回路を形成することによって、ロータコア31とステータコア41との間での磁束量を制御可能である。
ケース7は、図1に示すように、一対の端壁部71A,71Bと、外側壁部72と、一対の内側壁部73A,73Bとによって構成され、内部にロータ3、ステータ4及び界磁ヨーク5を収納している。また、ケース7には、界磁ヨーク5が固定されている。なお、ケース7は、界磁ヨーク5の外周面及び軸線方向両端面を覆っており、ケース7によって界磁ヨーク5を効果的に保護することができるが、ケース7の一部に界磁ヨーク5が外部に露出するような開口を設けても良い。一対の端壁部71A,71Bは、円環状であり、それぞれ軸線方向にて界磁ヨーク5の一対の端壁部51A,51Bを挟むように対向して配置されている。また、各端壁部71A,71Bにおける、界磁ヨーク5の各端壁部51A,51Bに開けられた貫通孔512に対応した位置には、締結部材であるボルト10A,10Bが挿入されるボルト穴711が開けられている。
そして、実施の形態1に係る電動機1においては、ケース7の外側壁部72の内周に界磁ヨーク5の外側壁部52が圧入されて、ケース7の外側壁部72に界磁ヨーク5の外側壁部52が固定されている。これにより、ケース7の外側壁部72によって界磁ヨーク5の外側壁部52が支持されて補強される。また、実施の形態1に係る電動機1においては、ケース7の各端壁部71A,71Bに開けられたボルト穴711と、界磁ヨーク5の各端壁部51A,51Bに開けられた貫通孔512とに、ボルト10A,10Bを挿入し、ケース7の端壁部71A,71Bと界磁ヨーク5の端壁部51A,51Bとをボルト締結によって固定している。これにより、ケース7の端壁部71A,71Bによって界磁ヨーク5の端壁部51A,51Bが支持されて補強される。
なお、ケース7に対する界磁ヨーク5の固定方法としては、圧入、ボルト締結、焼嵌め、及び、かしめなど、いずれの機械的な固定方法を用いても良い。また、ケース7に対して界磁ヨーク5を固定する際には、ノックピンなどによるケース7に対する界磁ヨーク5の位置決め構造を併用するのが好ましい。
外側壁部72は、各端壁部71A,71Bの外周縁部に連なって円筒状に形成されている。外側壁部72の内周面における、界磁ヨーク5の外側壁部52に形成された開口521に対応した位置には、径方向内側に突出し、軸線方向にて一端側が端壁部71A,71Bと連続し他端側がステータコア41と接触可能なボス部721が設けられている。このボス部721には、ステータコア41に開けられた軸線方向に貫通する貫通孔411と連通する位置に、ボルト11が嵌め込まれるボルト穴722が軸線方向に開けられている。
実施の形態1に係る電動機1においては、ステータコア41が界磁ヨーク5に非固定であり、ステータコア41がケース7に固定されている。実施の形態1に係る電動機1では、ステータコア41に開けられた貫通孔411と、ケース7のボス部721に開けられたボルト穴722とに、ボルト11を挿入して、ステータコア41とケース7の外側壁部72とをボルト締結により固定している。これにより、ステータコア41が界磁ヨーク5を介さずにケース7に直接固定されるため、電動機1の作動時におけるステータ4からのトルク反力が界磁ヨーク5に直接入ることがない。よって、前記トルク反力が界磁ヨーク5に直接作用されることに起因した界磁ヨーク5の変形を防ぐことができる。また、ステータコア41が界磁ヨーク5を介さずにケース7に直接固定されるため、界磁ヨーク5とステータ4とを圧入などによって直接固設した場合に生じ得る、結合時の応力に起因した界磁ヨーク5の変形を防ぐことができる。
ケース7の一対の内側壁部73A,73Bは、それぞれ各端壁部71A,71Bの径方向内周縁部に連なって円筒状に形成されており、軸線方向にてロータ3の両端部からそれぞれ所定間隔をあけて配置されている。また、各内側壁部73A,73Bは、界磁ヨーク5の内側壁部53A,53B及びシャフト2に対して、それぞれ径方向にて所定間隔をあけて配置されている。なお、この際、内側壁部73A,73Bとシャフト2との間における所定間隔のほうが、内側壁部73A,73Bと界磁ヨーク5の内側壁部53A,53Bとの間における所定間隔よりも広くなっている。各内側壁部73A,73Bの内周には、それぞれ玉軸受8A,8Bが設けられており、各玉軸受8A,8Bに挿通されたシャフト2とケース7とは、各玉軸受8A,8Bによって相対回転可能となっている。また、各玉軸受8A,8Bよりも軸線方向外側には、各内側壁部73A,73Bとシャフト2との間をシールする、シャフト2が挿通された環状のシール部材9A,9Bがそれぞれ設けられている。
実施の形態1に係る電動機1においては、ケース7が玉軸受8A,8Bを介してシャフト2に支持されるため、電動機1の作動時における玉軸受8A,8Bからの径方向の力が界磁ヨーク5に直接入ることがない。よって、玉軸受8A,8Bからの径方向の力が界磁ヨーク5に直接入ることに起因した界磁ヨーク5の変形を防ぐことができる。
以上のように、実施の形態1に係る電動機1においては、力が界磁ヨーク5に直接作用して、界磁ヨーク5が破損したり変形したりするのを防ぐことができる。これにより、界磁ヨーク5の信頼性が保たれ、界磁ヨーク5の歪による損失悪化を抑制することができる。また、力によって界磁ヨーク5が変形するのを防ぐことができるため、絶縁性能を保つことができる。ロータコア31と界磁ヨーク5との間のギャップ寸法が安定し、界磁効果を安定させることができる。また、ケース7によってステータ4とロータ3との芯が出るため、ステータ4とロータ3との間のギャップ寸法が安定し、電動機1から出力されるトルクを安定させることができる。また、ステータ4が界磁ヨーク5とは別体にてケース7に固定されるため、ステータ4のケース7への組み付けが容易になる。
なお、本実施の形態1においては、ステータ4の径方向内側にロータ3が配置されたインナーロータ式の電動機1を用いて説明したが、ステータ4の径方向外側にロータ3が配置されたアウターロータ式の電動機1であっても良い。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る電動機1について説明する。なお、実施の形態2に係る電動機1において、実施の形態1に係る電動機1と共通する部分については、その説明を適宜省略する。
図3は、実施の形態2に係る電動機の断面図である。なお、図3は、シャフト2の軸線を境に、電動機1における径方向の半分を示している。実施の形態2に係る電動機1においては、ロータ3、ステータ4及び界磁ヨーク5を収納するケース7が、一対の円環状の端壁部71A,71Bと円筒状の外側壁部72とによって構成されており、実施の形態1に係る電動機1のケース7が有する内側壁部73A,73Bを有していない。そして、実施の形態2に係る電動機1では、図3に示すように、界磁ヨーク5の各内側壁部53A,53Bの内周に玉軸受8A,8Bがそれぞれ設けられており、界磁ヨーク5によって玉軸受8A,8Bが支持されている。そのため、電動機1の作動時には、玉軸受8A,8Bからの径方向の力が界磁ヨーク5に直接作用される。
一方、実施の形態2に係る電動機1においては、実施の形態1に係る電動機1と同様に、ケース7の各端壁部71A,71Bに開けられたボルト穴711と、界磁ヨーク5の各端壁部51A,51Bに開けられた貫通孔512とに、ボルト10A,10Bを挿通して、ケース7の端壁部71A,71Bと界磁ヨーク5の端壁部51A,51Bとをボルト締結によって固定している。これにより、ケース7の端壁部71A,71Bによって界磁ヨーク5の端壁部51A,51Bが支持されて、界磁ヨークがケース7によって補強される。よって、電動機1の作動時に、玉軸受8A,8Bからの径方向の力が界磁ヨーク5に直接作用されても、界磁ヨーク5が変形するのを抑制することができる。
1 電動機
2 シャフト
3 ロータ
4 ステータ
5 界磁ヨーク
6 界磁コイル
7 ケース
8A,8B 玉軸受
9A,9B シール部材
10A,10B ボルト
11 ボルト
31 ロータコア
32 磁石
33 界磁コア
41 ステータコア
42 ステータコイル
52 外側壁部
51A,51B 端壁部
53A,53B 内側壁部
72 外側壁部
71A,71B 端壁部
73A,73B 内側壁部
411 貫通孔
421 コイルエンド
511 切り欠き部
512 貫通孔
711 ボルト穴
722 ボルト穴

Claims (6)

  1. 軸線を中心に回転可能な回転軸部材と、
    前記回転軸部材に設けられた円環状のロータコア、及び、該ロータコアに設けられた磁石を有するロータと、
    前記ロータコアに対して前記回転軸部材の軸線方向と直交する方向である径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコア、及び、該ステータコアに巻き付けられたステータコイルを有するステータと、
    前記ロータ及び前記ステータを内包し、前記ステータコアに対して相対的な位置関係が定まった円筒状の界磁ヨークと、
    前記界磁ヨークの外周面と対向して前記軸線方向に延在した側壁部を有し、前記界磁ヨークが固定されたケース部材と、
    を備えた電動機であって、
    前記ステータコアが前記ケース部材に固定されており、
    前記界磁ヨークの外周面の一部に開口が形成されており、
    前記ステータコアと前記ケース部材とを前記開口に対応した位置にて固定したことを特徴とする電動機。
  2. 前記側壁部は円筒状であり、
    前記界磁ヨークが前記側壁部に圧入されていることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 前記ケース部材は、前記軸線方向にて前記界磁ヨークを挟んで対向する、前記径方向に延在した一対の端壁部を有しており、
    前記界磁ヨークが前記一対の端壁部に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動機。
  4. 前記界磁ヨークと前記一対の端壁部とを締結する締結部材を有することを特徴とする請求項3に記載の電動機。
  5. 前記ケース部材が、軸受を介して前記回転軸部材に支持されていることを特徴とする請求項3または4に記載の電動機。
  6. 前記ケース部材は、前記界磁ヨークの前記外周面及び軸線方向両端面を覆うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電動機。
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