JP7062897B2 - 化粧シート - Google Patents
化粧シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP7062897B2 JP7062897B2 JP2017170901A JP2017170901A JP7062897B2 JP 7062897 B2 JP7062897 B2 JP 7062897B2 JP 2017170901 A JP2017170901 A JP 2017170901A JP 2017170901 A JP2017170901 A JP 2017170901A JP 7062897 B2 JP7062897 B2 JP 7062897B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- linear uneven
- height
- uneven pattern
- decorative sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
このような微細な線状凹凸パターンは、平行線からなる線状凹凸の集合体とすることで、ある一定の角度から見た際の低艶効果を得られる。この線状凹凸の集合体を複数個組み合わせ、それぞれの線状パターンの粗さを調整することで、複数の艶差を表現することが可能であり、また、線状凹凸の集合体毎に線方向を変えることで、見る角度によって艶差が変わり、動きのある意匠を得ることができる。
このような微細な線状凹凸パターンでは、凹凸部において耐擦傷性を高めることが求められている。線状凹凸パターン上に力をかけてこすったりすると、線状凹凸パターンがつぶれてしまい、外観が変化してしまうおそれがあるからである。
耐擦傷性を改善するためには、例えば、線状凹凸パターンを粗い形状にすることが考えられるが、実用的な耐擦傷性を保持できるほど粗くすると、低艶効果が弱くなったり、線状凹凸が視認できてしまったりして、リアルな意匠表現が損なわれてしまうおそれがあった。
図1は、本発明による化粧シート1の第1実施形態を示す平面図である。
図2は、図1から突出パターン13を省略して、線状凹凸パターン11及び平滑パターン12のみを示した図である。
図3は、突出パターン13のみを示した図である。
図4は、化粧シート1を部分的に拡大した斜視図である。
図5は、化粧シート1をシート面に対して直交する切断面で切断した断面図である。
第1実施形態の化粧シート1は、基材2と、模様層3と、樹脂層4とを備えている。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の光学的機能を奏し、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
また、本明細書において、シートとの言葉を使用しているが、これは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
さらに、本明細書中において、シート面とは、各シートにおいて、そのシート全体として見たときにおける、シートの平面方向となる面を示すものであるとする。
突出パターン13は、図3に示すように線状凹凸パターン11の1つの閉領域、及び、平滑パターン12の1つの閉領域と比べると、非常に微細な梨地状のランダムに配置されたパターンとなっている。なお、突出パターン13の具体的な形態は、図3に示す物よりも若干大きなパターン(後述の図9参照)としてもよい。ここで、突出パターン13のランダムな配置とは、化粧シートのシート面における法線方向から見た平面視において、ランダムな配置となっていることを指している。
図6は、化粧シート1の製造過程を示す図である。
帯状の基材2の上に模様層3の印刷を行ったシートの模様層3側に、樹脂層4を構成する塩化ビニル樹脂製のシートを合せて搬送する。大径ローラ21において温調を行い、さらに、ヒータ22により温調を行って、樹脂層4を軟化させたまま、ダイローラ24と型ローラ23との間に送る。ダイローラ24と型ローラ23との間を通過するときに、基材2及び模様層3と樹脂層4とのラミネートが行われ、かつ、樹脂層4上に凹凸形状が賦型され、化粧シート1が完成する。
ここで、複数の化粧シートの組み合わせについて耐擦傷性及び擦過音の検証を行うために複数のパターンの組合せで化粧シートを作製した。
図7は、検証用に追加したパターンNo.3を示す図である。
このパターンNo.3は、図2に示したパターンNo.5の平滑パターン12の領域についても、線状凹凸パターン11とした形態である。
図8は、検証用に追加したパターンNo.4を示す図である。
このパターンNo.4は、図2に示したパターンNo.5の平滑パターン12の領域について、平滑面ではあるが、線状凹凸パターン11の溝部と同じ高さに構成した形態である。
図9は、検証用に追加したパターンNo.7を示す図である。
このパターンNo.7は、図3に示したパターンNo.6のランダムパターンについて、個々の面積を大きくした形態である。
また、説明と理解を容易にするために、パターンNo.3、4、5をまとめてパターンAと呼び、パターンNo.6、7をまとめてパターンBと呼ぶこととする。なお、このパターンBは、突出パターン13に相当する。組み合わせられるのは、このパターンAのいずれかと、パターンBのいずれかとの組み合わせとなる。
さらに、パターンの形状の組合せの他、パターンAについては、ピッチと高さとを複数種類用意し、パターンBについては、サイズ(面積)と高さとを複数種類用意した。
図11は、良好な結果が得られなかった組み合わせ、すなわち、比較例における検証結果をまとめた図である。
図10及び図11に示した検証結果において、グロスマット効果についての評価は、凹凸形状の賦型前後での低艶効果の有無を目視で確認した。耐擦傷性試験についての評価は、爪で10往復擦り、擦傷面の艶変化有無を目視で確認した。擦り時の不快音の評価は、爪で擦り、高周波の擦れ音の有無を確認した。
図10及び図11中の評価結果は、◎、○の順に良好な結果であって使用可能なレベルであることを示している。また、××、×の順に悪い結果であって使用不可なレベルであることを示している。さらに、結果中に+、-で、さらに若干結果が良好であったこと、劣っていたことを表現している。
・パターンAは、ピッチd≧300μmでは、目視にて平行線群パターンが確認できるほど粗くなり、実用上リアルな意匠表現ができない(人工的な意匠になってしまう)。実施例3と比較例3とを参照。
・パターンAは、高さhl≦5μmでは低艶効果が得られず、平行線群が無いものと同じレベルの艶であった。実施例4と比較例4とを参照。
・パターンBのサイズs≦0.01mm2では、パターンAの箇所の耐擦傷性を保護するのに十分な面積を付与できず、耐擦傷性が低下した。実施例6と比較例5とを参照。
・パターンBは、高さh2≦20μmでは、パターンAの箇所の耐擦傷性を保護するのに十分な凹凸が付与できず、耐擦傷性が低下した。
・パターンAのフラット形状部が最下段にあるもの(パターンNo.4)と最上段にあるもの(パターンNo.5)では、最上段にあるものの方が耐擦傷性が向上した。
・パターンBの形状は梨地状(パターンNo.6)とランダム形状(パターンNo.7)で性能に大きな差異はなかった。
また、突出パターン13の1つの面積が0.02mm2以上であることが望ましい。
また、パターンAは、高さ5μm以上あることが望ましい。
さらに、突出パターン13の高さは、20μm以上あることが望ましい。
手で触ったときの損傷を防止することを主な目的とする場合には、例えば、2mm以上、10mm以下の範囲に最大最短距離を設定するとよい。
図12は、第2実施形態の化粧シート1Bを部分的に拡大した斜視図である。
図13は、化粧シート1Bをシート面に対して直交する切断面で切断した断面図である。
第1実施形態では、平滑パターン12は、線状凹凸パターン11の凸部の高さと同一の高さに構成されていた。これに対して、第2実施形態の化粧シート1Bでは、平滑パターン12の高さは、線状凹凸パターン11の溝部の底面と同じ高さとなっている。このように構成しても、突出パターン13が線状凹凸パターン11を補強する効果を十分に得ることができる。
図14は、第3実施形態の化粧シート1Cを部分的に拡大した斜視図である。
図15は、化粧シート1Cをシート面に対して直交する切断面で切断した断面図である。
第1実施形態では、平滑パターン12は、線状凹凸パターン11の凸部の高さと同一の高さに構成されていた。これに対して、第3実施形態の化粧シート1Cでは、平滑パターン12は、線状凹凸パターン11の凸部の高さよりも高く構成されている。また、第3実施形態の化粧シート1Cでは、突出パターン13の高さは、平滑パターン12の高さと同一とした。このように構成しても、突出パターン13が線状凹凸パターン11を補強する効果を十分に得ることができる。
図16は、第4実施形態の化粧シート1Dを部分的に拡大した斜視図である。
図17は、化粧シート1Dをシート面に対して直交する切断面で切断した断面図である。
第1実施形態では、平滑パターン12は、線状凹凸パターン11の凸部の高さと同一の高さに構成されていた。これに対して、第3実施形態の化粧シート1Cでは、平滑パターン12は、第3実施形態と同様に、線状凹凸パターン11の凸部の高さよりも高く構成されている。さらに、第4実施形態の化粧シート1Cでは、突出パターン13の高さは、平滑パターン12の高さよりも高く構成した。このように構成しても、突出パターン13が線状凹凸パターン11を補強する効果を十分に得ることができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
図18は、突出パターン13の先端形状の変形形態を示す図である。
突出パターン13の先端の形状は、例えば、図18に示す化粧シート1Eのように、線状凹凸パターン11と対応する凹凸形状が形成されていてもよい。成形型の作製工程にエッチング処理を宰予する場合には、図18のように構成すると、成形型の作製を容易に行える場合がある。
図19は、化粧シートの裏面側にも凹凸形状が形成されている例を示す図である。
図19に示す化粧シート1Fのように、表側に大きく突出する部分と対応する裏側(図19中における下側)に、凹形状を構成してもよいし、全ての凹凸形状が表裏の両面に形成されていてもよい。
2 基材
3 模様層
4 樹脂層
11 線状凹凸パターン
12 平滑パターン
13 突出パターン
21 大径ローラ
22 ヒータ
23 型ローラ
24 ダイローラ
Claims (4)
- 基材と、
前記基材上に積層された模様層と、
前記模様層上にさらに積層された樹脂層と、
を備え、
前記模様層は、石材の切断面を模した模様を備え、
前記樹脂層は、線状凹凸パターン、平滑パターン及び突出パターンを備え、
前記線状凹凸パターンは、複数の溝部及び複数の凸部が交互に並んで形成され、前記溝部の配列ピッチが240μm以下であり、前記溝部からの前記凸部の高さが5μm以上であり、
前記平滑パターンは、前記線状凹凸パターンよりも平滑な複数の平滑面を有し、前記線状凹凸パターン内に混在し、前記線状凹凸パターン及び前記突出パターンとは異なるパターンであり、
前記突出パターンは、シート面の法線方向から見た平面視において、前記線状凹凸パターン内に混在し、かつ、前記線状凹凸パターンに対して規則性を持たずにランダムに配置されており、少なくとも前記線状凹凸パターンの前記凸部の高さ以上の高さ及び前記平滑パターンの前記平滑面の高さ以上の高さに突出して形成された複数の突出部を有し、前記突出部の1つの面積が0.02mm2以上であり、前記線状凹凸パターンの前記凸部の高さからの前記突出部の高さが20μm以上である、
化粧シート。 - 請求項1に記載の化粧シートにおいて、
前記線状凹凸パターンは、閉鎖領域で区画されており、隣接する閉領域間で前記溝部の形態が異なっていること、
を特徴とする化粧シート。 - 請求項1又は2に記載の化粧シートにおいて、
前記突出パターンが、前記線状凹凸パターンに対して規則性を持たずに梨地状にランダムに配置されていること、
を特徴とする化粧シート。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の化粧シートにおいて、
前記平滑パターンの前記平滑面の高さが、前記線状凹凸パターンの前記凸部の高さ以上であること、
を特徴とする化粧シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017170901A JP7062897B2 (ja) | 2017-09-06 | 2017-09-06 | 化粧シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017170901A JP7062897B2 (ja) | 2017-09-06 | 2017-09-06 | 化粧シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019043086A JP2019043086A (ja) | 2019-03-22 |
JP7062897B2 true JP7062897B2 (ja) | 2022-05-09 |
Family
ID=65813447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017170901A Active JP7062897B2 (ja) | 2017-09-06 | 2017-09-06 | 化粧シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7062897B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020183713A1 (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シート |
JP7340810B2 (ja) * | 2019-06-20 | 2023-09-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 線状凹凸構造体 |
JP7395917B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-12-12 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シート |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001009907A (ja) | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 万線状凹凸模様を有する化粧材、及びその製造方法 |
JP2003251753A (ja) | 2002-02-26 | 2003-09-09 | Three M Innovative Properties Co | 装飾シート |
JP2004050827A (ja) | 2002-05-30 | 2004-02-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シートとその製造方法、及び化粧材 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2542338Y2 (ja) * | 1991-04-04 | 1997-07-23 | 大日本印刷株式会社 | 表面化粧用ラベル |
JPH05318992A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-12-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 木目調エンボス版、木目調エンボス版の製造方法及び木目調化粧材 |
JP3306457B2 (ja) * | 1993-09-21 | 2002-07-24 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材 |
JPH0852849A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-02-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート及びその製造方法 |
JP3953538B2 (ja) * | 1994-11-02 | 2007-08-08 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シートの製造方法 |
-
2017
- 2017-09-06 JP JP2017170901A patent/JP7062897B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001009907A (ja) | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 万線状凹凸模様を有する化粧材、及びその製造方法 |
JP2003251753A (ja) | 2002-02-26 | 2003-09-09 | Three M Innovative Properties Co | 装飾シート |
JP2004050827A (ja) | 2002-05-30 | 2004-02-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シートとその製造方法、及び化粧材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019043086A (ja) | 2019-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7062897B2 (ja) | 化粧シート | |
ES2900499T3 (es) | Lámina de resina que tiene cuerpos capilares y producto moldeado a partir de la misma | |
JP5443130B2 (ja) | 包装容器及び加飾プラスチックシート | |
WO2019189407A1 (ja) | 化粧材 | |
WO2019066026A1 (ja) | 化粧材、及び該化粧材のための型 | |
WO2020183713A1 (ja) | 化粧シート | |
JP6939921B2 (ja) | 加飾シート | |
JP6711173B2 (ja) | 離型シート及び樹脂皮革 | |
TWI793270B (zh) | 表面凹凸片、螢幕、圖像顯示系統及轉印輥 | |
JP7471351B2 (ja) | 化粧シート、及び該シートを用いた化粧金属板 | |
WO2019189933A1 (ja) | 化粧材、化粧材の製造方法 | |
JP2007224523A (ja) | 連結組立用化粧材 | |
JP2018197818A (ja) | エンボスシート及び化粧シート | |
JP7230405B2 (ja) | 化粧材、賦形シート | |
JP7386594B2 (ja) | 化粧材、化粧材の製造方法 | |
JP2021053996A (ja) | 化粧シート | |
JP3217494U (ja) | 樹脂シート | |
JP7230406B2 (ja) | 化粧材、賦形シート | |
JP7363222B2 (ja) | 離型シートおよび物品 | |
JP2016107563A (ja) | 透明多層反射フィルムとその製造方法およびデザインシートとその製造方法 | |
JP7402600B2 (ja) | 化粧材 | |
JP4426634B1 (ja) | 加飾プラスチックシート | |
JP2006336452A (ja) | 床面施工方法 | |
JP2023033801A (ja) | フィルム | |
KR101688027B1 (ko) | 패턴을 구비하는 라미네이팅 필름 및 이의 용도 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210608 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210716 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220303 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220404 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7062897 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |