JP7061898B2 - ワーク搭載装置、ワーク搭載装置ユニットおよびユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ワーク搭載装置、ワーク搭載装置ユニットおよびユニットに関するものである。
あるワークを反転させて別のワークへ搭載する装置が、種々の組立ラインにおいて広く用いられている。例えば、特開2014-136277号公報(特許文献1)に記載のワーク反転装置においては、ワーク自重の反転中心からの偏心と、ワーク把持反転機構を構成する把持部材自重の反転中心からの偏心を活用して、反転用アクチュエータを用いることなく、ワークが反転される。当該装置をスプリングバランサーで宙吊りにすることで、シール材が塗布されたエンドカバーがトランスミッションケースの開口部に搭載される。
特開2014-136277号公報
あるワークを反転させて別のワークへ搭載するワーク反転装置にあっては、全自動の装置だけであっても人手だけであっても扱いが難しいという技術面の課題がある。またワーク反転装置を全自動とすると価格が高くなりすぎるし、人手だけで当該作業を行う場合には作業者が多数必要になり、コスト面の課題もある。そのため、作業者が介在する上記宙吊り型の作業補助装置が選択されることがある。
しかしながら、特許文献1に代表されるような宙吊り型のワーク搭載装置にあっては、搭載するワークの待機エリアは搭載エリアとは離れて設けられている。また搭載するワークを上空から吊り下げる必要があるため、作業エリアも含めた装置全体のサイズが大きくなってしまう。さらにワークを搭載するに至るまでのワーク搬送距離が長く、しかも搭載経路が作業者任せである。そのため、あるワークを別のワークへ搭載するという単純な工程にも関わらず、作業工数が増大し、迅速なワーク動作を実現することが困難であるという課題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、小型化が可能であり、かつ迅速なワーク搭載動作を実現可能なワーク搭載装置、ワーク搭載装置ユニットおよびユニットを提供することを目的とする。
本発明に係るワーク搭載装置は、ベース部と、受け機構と、チャック機構と、反転機構と、昇降機構と、搬送機構とを備えている。受け機構は、ベース部に設けられ、かつ第1ワークを載置可能である。チャック機構は、第1ワークを把持可能である。反転機構は、第1ワークがチャック機構によって把持された状態で、第1ワークを反転可能である。昇降機構は、第1ワークがチャック機構によって把持された状態で、第1ワークを昇降可能である。搬送機構は、ベース部に設けられ、かつ第1ワークに対向する位置に第2ワークを搬送可能である。受け機構は、チャック機構によって第1ワークが把持された状態で、第1ワークから離れるように構成されている。昇降機構によって第1ワークを、搬送機構により搬送された第2ワークに向けて移動させることにより、第1ワークが第2ワーク上に搭載可能に構成されている。
本発明に係るワーク搭載装置によれば、搭載する第1ワークの待機エリアである受け機構と、第1ワークが第2ワークに搭載されるエリアである搬送機構とが、共にベース部に設けられている。そのため、第1ワークの待機エリアが搭載エリアから離れて設けられている従来装置と比べて、装置サイズを小さくすることが可能である。また昇降機構によって第1ワークを第2ワークに向けて移動させることにより、第1ワークが第2ワーク上に搭載可能に構成されている。このように、昇降機構の動作(搭載動作)の方向が一方向に限定されることにより、作業者があらゆる方向へ自在に搭載するワークを移動させることができる従来装置と比べて、搭載経路に無駄がなくなり、ワーク搭載に係る作業工数を必要最低限に抑制することができる。結果として、小型化が可能であり、かつ迅速なワーク搭載動作を実現可能なワーク搭載装置、ワーク搭載装置ユニットおよびユニットを提供することができる。
実施の形態1に係るワーク搭載装置の構成を示す斜視模式図である。 ワーク搭載装置によって組み立てられる第1ワークおよび第2ワークの好適な一例の構成を示す斜視模式図である。 電気制御ユニットの製造方法を概略的に示すフローチャートである。 電気制御ユニットの製造方法の第1工程を示す斜視模式図である。 電気制御ユニットの製造方法の第2工程を示す斜視模式図である。 電気制御ユニットの製造方法の第3工程を示す斜視模式図である。 電気制御ユニットの製造方法の第4工程を示す斜視模式図である。 電気制御ユニットの製造方法の第5工程を示す斜視模式図である。 電気制御ユニットの製造方法の第6工程を示す斜視模式図である。 実施の形態2に係るワーク搭載装置の入力装置周辺の構成を示す斜視模式図である。 実施の形態2に係るワーク搭載装置の切り替えスイッチの構成を示す上面模式図である。 実施の形態3に係るワーク搭載装置ユニットの構成を示す上面模式図である。 実施の形態4に係るワーク搭載装置ユニットの構成を示す上面模式図である。
本発明の各実施の形態に関し、図面を参照しながら以下に詳細を記載する。各実施の形態の説明は、本発明を適用するのに好ましい形状のワークを例としている。これは、本発明の適用範囲を制限するものではなく、本発明の理解を助けるための好例として記載するものである。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1に係るワーク搭載装置の構成について説明する。
実施の形態1に係るワーク搭載装置1は、ケース100(搭載するワーク:第1ワーク100)を反転させてヒートシンク110(搭載されるワーク:第2ワーク110)へ搭載する装置である。図1に示されるように、実施の形態1に係るワーク搭載装置1は、ベースマシン80(ベース部80)と、受け機構2と、チャック機構3と、反転機構4と、昇降機構5と、搬送機構7と、入力装置6を主に有している。ベースマシン80は、作業面83と、第1側面84と、第2側面85とを有している。作業面83は、例えば長方形である。第1側面84は、例えば作業面83の短辺に連なっている。第2側面85は、例えば作業面83の長辺に連なっている。第1側面84は、第2側面85に連なっている。ベースマシン80の形状は、例えば直方体である。
受け機構2は、ベースマシン80に設けられている。受け機構2は、ケース100を載置可能である。別の観点から言えば、受け機構2は、ケース100を待機させることができる。また受け機構2は、チャック機構3によってケース100が把持された状態で、ケース100から離れるように構成されている。具体的には、受け機構2は、チャック機構3によってケース100が把持された後、作業面83に対して垂直な第3方向Zに沿って下降するように構成されている。受け機構2は、複数の柱部により構成されている。柱部の本数は、例えば4本である。複数の柱部は、2本の第1柱部2aと、2本の第2柱部2bとを有している。第1柱部2aと、第2柱部2bとの間には、搬送機構7の搬送駆動軸72が設けられている。作業面83の短辺に沿った方向(第1方向X)において、第1柱部2aと第2柱部2bとは、搬送駆動軸72の両側に配置されている。つまり、受け機構2は、搬送駆動軸72を避ける形でベースマシン80に設置されている。
作業面83には、例えば第1貫通孔82aと、第2貫通孔82bとが設けられていてもよい。第1柱部2aの一部は、第1貫通孔82aに挿入されている。同様に、第2柱部2bの一部は、第2貫通孔82bに挿入されている。別の観点から言えば、第1柱部2aおよび第2柱部2bの各々の一部は、ベースマシン80の内部に配置されるように構成されている。ベースマシン80の内部に、板状部90が設けられていてもよい。第1柱部2aおよび第2柱部2bの各々は、板状部90により支持されていてもよい。ベースマシン80の内部には、受け機構2を第3方向Zに沿って移動させるための駆動部(図示せず)が設けられていてもよい。
受け機構2には、ケース100の平面方向の位置を受け機構2に対して固定するための位置決め機構(図示せず)があってもよい。位置決め機構は、ケース100の形状に合わせて自在に構成すればよい。本実施形態における位置決め機構は、例えば受け機構2の4本の柱の内2本に設けられた位置決めピン(図示せず)から構成することができる。位置決めピンは、ケース100の位置決め穴(図示せず)に嵌め合わされることにより、ケース100の平面方向の位置を受け機構2に対して固定することができる。
チャック機構3は、ケース100を把持可能に構成されている。チャック機構3は、受け機構2よりケース100を受け取ることができる。チャック機構3は、例えば直線駆動軸(図示せず)と、第1ハンド3aと、第2ハンド3bとを有している。ケース100は、第1ハンド3aと第2ハンド3bとにより把持される。第1ハンド3aの数は、例えば1本である。第2ハンド3bの数は、例えば2本である。作業面83に対して垂直な方向から見て、搬送駆動軸72は、第1ハンド3aと第2ハンド3bとの間に配置されている。別の観点から言えば、第1ハンド3aおよび第2ハンド3bは、第1方向Xにおいて、それぞれ搬送駆動軸72の一方側および他方側に配置されている。
直線駆動軸(図示せず)は、例えばエアシリンダ等で構成すればよい。第1ハンド3aおよび第2ハンド3bの各々の形状は、ケース100の形状に合わせて自在に構成され得る。第1ハンド3aおよび第2ハンド3bの各々は、例えば差し込み式のハンドであってもよい。具体的には、2つの第2ハンド3bの各々には位置決めピン(図示せず)が設けられており、当該位置決めピンは、ケース100に設けられた第1位置決め穴100c(図2参照)と第2位置決め穴100d(図2参照)とに、それぞれ嵌め合わされるように構成されていてもよい。同様に、第1ハンド3aには位置決めピン(図示せず)が設けられており、当該位置決めピンは、ケース100に設けられた第3位置決め穴(図示せず)に嵌め合わされるように構成されていてもよい。以上のようにして、ケース100は、チャック機構3により把持される。
反転機構4は、ケース100がチャック機構3によって把持された状態で、ケース100を反転可能に構成されている。別の観点から言えば、反転機構4は、チャック機構3ごとケース100を反転させることができる。反転機構4は、第1反転機構部4aと、第2反転機構部4bとを有している。第2反転機構部4bには、ケース100の反転を行う回転駆動軸41が設けられている。回転駆動軸41の回転軸は、例えば第1方向Xに平行である。
本実施形態においては、回転駆動軸41は、例えばサーボモータと軸受等で構成することができる。回転駆動軸41は、直線駆動軸(図示せず)のようにケース100の両側に設ける必要はない。本実施形態においては、第2ハンド3b側に反転の動力源となる回転駆動軸41を設け、かつ第1ハンド3a側には軸受のみを設ける構成とすることができる。第1ハンド3aは、第1反転機構部4aに取り付けられている。第2ハンド3bは、第2反転機構部4bに取り付けられている。図1に示されるように、第1方向Xに平行な方向において、第2ハンド3bおよび回転駆動軸41は、それぞれ第2反転機構部4bの一方側および他方側に取り付けられている。
昇降機構5は、ケース100がチャック機構3によって把持された状態で、ケース100を昇降可能に構成されている。別の観点から言えば、昇降機構5は、反転機構4と共にケース100を昇降させることができる。昇降機構5によってケース100を、搬送機構7により搬送されたヒートシンク110に向けて移動させることにより、ケース100がヒートシンク110上に搭載可能に構成されている。昇降機構5は、ケース100の昇降を行う昇降駆動軸(図示せず)を有している。本実施形態において、入力装置6で作業者がケース100の昇降動作を操作する関係上、昇降駆動軸は位置制御が可能な機能を有している。位置制御が可能な機能の構成は、例えば駆動源となるサーボモータ(図示せず)と、昇降駆動軸にサーボモータの回転を伝えるタイミングベルト(図示せず)と、回転運動を直線運動に変換するボールねじ(図示せず)と、直線運動を保証するリニアブッシュ(図示せず)とにより構成されていてもよい。
昇降機構5は、例えば第1昇降機構部5aと、第2昇降機構部5bとを有している。第1反転機構部4aは、第1昇降機構部5aに取り付けられている。同様に、第2反転機構部4bは、第2昇降機構部5bに取り付けられている。作業面83には、例えば第3貫通孔81aと、第4貫通孔81bとが設けられている。第1昇降機構部5aの一部は、第3貫通孔81aに挿入されている。同様に、第2昇降機構部5bの一部は、第4貫通孔81bに挿入されている。別の観点から言えば、第1昇降機構部5aおよび第2昇降機構部5bの各々の一部は、ベースマシン80の内部に配置されるように構成されている。ベースマシン80の内部に、接続部5cが設けられていてもよい。第1昇降機構部5aおよび第2昇降機構部5bの各々は、接続部5cに固定されていてもよい。ベースマシン80の内部には、昇降機構5を第3方向Zに沿って移動させるための駆動部(図示せず)が設けられていてもよい。
搬送機構7は、パレット71と、搬送駆動軸72と、複数の支持部74とを主に有している。搬送機構7は、ベースマシン80に設けられている。具体的には、搬送駆動軸72は、ベースマシン80に固定されている。搬送駆動軸72は、ベースマシン80の作業面83上に設けられている。搬送駆動軸72は、細長の形状を有しており、作業面83の長手方向(第2方向Y)に沿って延在している。搬送駆動軸72は、パレット71を搬送可能である。具体的には、パレット71は、第2方向Yに沿って搬送駆動軸72上を移動可能である。パレット71には、複数の支持部74が設けられている。複数の支持部74は、2本の第1支持部74aと、2本の第2支持部74bとを有している。作業面83に対して垂直な方向から見て、搬送駆動軸72は、第1支持部74aと第2支持部74bとの間に配置されている。ヒートシンク110(第2ワーク110)は、パレット71の第1支持部74aおよび第2支持部74bの上に搭載される。ヒートシンク110とパレット71とは、例えば位置決め機構(図示せず)により、搬送中に位置ずれが発生しないように固定されている。
具体的には、パレット71の支持部74に設けられた位置決めピン(図示せず)が、ヒートシンク110に設けられた位置決め穴(図示せず)に嵌め合わされることにより、ヒートシンク110がパレット71の支持部74に固定されていてもよい。搬送駆動軸72は、例えば電動シリンダ(図示せず)で構成されている。搬送駆動軸72は、第1側面84側にいる作業者に向かってヒートシンク110を引き込むように構成されている。別の観点から言えば、搬送機構7は、ケース100に対向する位置に第2ワーク110を搬送可能である。つまり、搬送機構7は、ヒートシンク110を、ケース100の直下にある搭載エリアへ引き込むことができる。
ヒートシンク110が搭載されたパレット71が搭載エリアへ引き込まれる際、パレット71と受け機構2とが干渉しないように、受け機構2を退避させる機構を設けることが望ましい。具体的には、受け機構2は、チャック機構3によってケース100が把持された状態で、ベースマシン80の内部に退避可能に構成されている。受け機構2をベースマシン80内に退避させるため、受け機構2を昇降させるための機構が設けられている。受け機構2を昇降させるための機構は、例えば安価なエアシリンダ(図示せず)などで構成することができる。
入力装置6は、受け機構2と、チャック機構3と、反転機構4と、搬送機構7とを制御可能に構成されている。入力装置6は、例えばベースマシン80の第1側面84に設けられている。入力装置6は、第1側面84と作業面83との境界に接して設けられていてもよい。本実施形態においては、入力装置6は、作業者が介在する装置で一般的に用いられる両手押し釦である。入力装置6は、第1手押し釦6aと、第2手押し釦6bとを有する。第1手押し釦6aと第2手押し釦6bとは、第1方向Xにおいて互いに離間して設けられている。作業者から見て、第1手押し釦6aおよび第2手押し釦6bは、それぞれ左側および右側に位置している。第1手押し釦6aおよび第2手押し釦6bの各々は、例えば単純な押し動作と長押し動作とを区別することが可能である。
具体的には、ワーク搭載装置1の制御システム上で、ケース100をヒートシンク110へ搭載する際に必要となる装置動作を、それぞれの釦動作に以下の順で割り付けることができる。まず、ケース100が受け機構2にセットされた状態で第1手押し釦6aおよび第2手押し釦6bを押すと、チャック機構3がケース100を把持する。その後、反転機構4によりケース100が反転する。受け機構2は、チャック機構3がケース100を把持した時点で、ベースマシン80内へ退避する。反転されたケース100の直下へヒートシンク110が搬送機構7によりセットされた状態で、第1手押し釦6aおよび第2手押し釦6bを長押しすると、長押しした分だけ、昇降機構5によりケース100がヒートシンク110に向かって降下する。ケース100がヒートシンク110上へ搭載された後、第1手押し釦6aおよび第2手押し釦6bを押すと、チャック機構3がケース100を開放することにより、ヒートシンク110上へのケース100の搭載が完了する。
なお、上記の動作を実現するには、ケース100およびヒートシンク110の各々の位置が把握される必要がある。そのため、ワーク搭載装置1には位置検出センサ(図示せず)が設けられている。作業者が、入力装置6を用いて、ケース100の反転動作および昇降動作を適宜制御することで、ケース100のヒートシンク110への搭載を迅速に実施することができる。本実施の形態においては、入力装置6は、第1側面84に取り付けられているが、入力装置6の取付位置は、第1側面84に限定されない。また入力装置6は、例えばペンダント型のコントローラのような構成等であっても構わない。
次に、本発明の実施の形態1に係るワーク搭載装置1によって製造されるユニットの一例としての電気制御ユニット120の構成について説明する。電気制御ユニット120は、例えば電気自動車またはハイブリッド自動車に使用される。本発明に係るユニットは、第1ワークと、第1ワークが搭載された第2ワークとを有していればよく、電気制御ユニット120に限定されない。
図2に示されるように、電気制御ユニット120は、ケース100と、ヒートシンク110とにより構成されている。ケース100は、第1アルミダイカスト筐体102と、ハーネス101と、オスコネクタ101aとを主に有している。オスコネクタ101aは、ハーネス101の先端に取り付けられている。第1アルミダイカスト筐体102は、例えば升状である。第1アルミダイカスト筐体102には、ワーク搭載装置1との位置決めのために用いられる第1位置決め穴100cおよび第2位置決め穴100dが設けられている。具体的には、第1アルミダイカスト筐体102に設けられた第1位置決め穴100cおよび第2位置決め穴100dは、ワーク搭載装置1の第2ハンド3b(図1参照)に嵌め合わされるように構成されている。第1アルミダイカスト筐体102には、第1位置決め穴100cおよび第2位置決め穴100dが設けられた側面とは反対側の側面において、第1ハンド3a(図1参照)に嵌め合わされるように構成された第3位置決め穴(図示せず)が設けられていてもよい。ヒートシンク110は、第2アルミダイカスト筐体112と、基板ユニット111と、メスコネクタ101bとを有している。メスコネクタ101bは、基板ユニット111に取り付けられている。基板ユニット111は、第2アルミダイカスト筐体112上に設けられている。第2アルミダイカスト筐体112は、例えば板状である。第2アルミダイカスト筐体112には、ワーク搭載装置1との位置決めのために用いられる位置決め穴(図示せず)が設けられている。
図2に示した車載用電気制御ユニット120は、一般的に防水性能が必要となる。そのため、第2アルミダイカスト筐体112の外周部に、シール材110aを塗布することが多い。第1アルミダイカスト筐体102の開口部が基板ユニット111に対向するように、ケース100がヒートシンク110上に配置される。オスコネクタ101aは、例えば作業者によってメスコネクタ101bに接続される。次に、第1アルミダイカスト筐体102と、第2アルミダイカスト筐体112とがシール材110aを介して組み合わされる。つまり、ケース100をヒートシンク110に搭載する前に、オスコネクタ101aをメスコネクタ101bへ接続し、可撓性を有するハーネス101を噛み込まないようにしながらケース100がヒートシンク110へ搭載される。以上のように、人手だけでは扱いが難しい上記搭載工程が、実施の形態1に係るワーク搭載装置を使用することによって迅速に行われる。基板ユニット111の周囲が第1アルミダイカスト筐体102によって取り囲まれるようにケース100とヒートシンク110とが組み合わさることで、電気制御ユニット120は中空の箱形状を形成する。当該中空となるところには、電気制御のためのセンサ、基板またはコンデンサ等が設けられている。
次に、本発明の実施の形態1に係るワーク搭載装置1を用いて電気制御ユニット120を製造する方法(別の観点から言えば、ワーク搭載装置1の駆動方法)について説明する。
図3は、電気制御ユニット120の製造方法の概略を示すフローチャートである。図3に示されるように、電気制御ユニット120の製造方法は、ケースを受け機構にセットする工程(S10)と、入力装置を操作する工程(S20)と、チャック機構がケースを把持する工程(S30)と、受け機構がベースマシン内へ退避する工程(S40)と、反転機構がケースを反転する工程(S50)と、搬送機構でヒートシンクをケースの直下へ引き込む工程(S60)と、入力装置を操作しながら、ケースが寸動動作で降下する工程(S70)と、ケースとヒートシンクが当接したかを判断する工程(S75)と、チャック機構が退避する工程(S80)を主に有している。
まず、ケースを受け機構にセットする工程(S10)が実行される。この工程(S10)においては、ケース100(第1ワーク100)およびヒートシンク110(第2ワーク110)は、それぞれ受け機構2および搬送機構7に載置される(図4参照)。具体的には、作業者によってケース100が受け機構2にセットされる。ケース100は、受け機構2によって支持される。受け機構2は、複数の柱部により構成されている。柱部の本数は、例えば4本である。複数の柱部は、2本の第1柱部2aと、2本の第2柱部2bとを有している。この際、位置決め機構(図示せず)によってケース100は受け機構2に固定される。同様に、作業者によってヒートシンク110が搬送機構7のパレット71上にセットされる。具体的には、ヒートシンク110は、パレット71の4本の支持部74上に搭載される。この際、位置決め機構(図示せず)によってヒートシンク110は搬送機構7に固定される。
次に、入力装置を操作する工程(S20)が実行される。具体的には、作業者が入力装置6を操作する。作業者は、第1手押し釦6aと第2手押し釦6bとを同時に押すことにより、以下の工程が順次実行されて、ケース100が待機状態とされる。具体的には、チャック機構がケースを把持する工程(S30)が実行される。この工程(S30)においては、チャック機構3によりケース100が把持される。具体的には、第1ハンド3aがケース100に向かって移動し、ケース100に設けられた位置決め穴(図示せず)に第1ハンド3aが嵌め合わさる。同様に、第2ハンド3bがケース100に向かって移動し、ケース100に設けられた第1位置決め穴および第2位置決め穴に第2ハンド3bが嵌め合わされる。これにより、ケース100がチャック機構3によって把持される。
次に、受け機構がベースマシン内へ退避する工程(S40)が実行される。この工程(S40)においては、チャック機構3によってケース100が把持された状態で、ケース100から受け機構2が退避する(図5参照)。具体的には、ケース100がチャック機構3によって把持された状態で、受け機構2はケース100から離れるように下降する。別の観点から言えば、受け機構2は、作業面83に対して垂直な第3方向Zに沿って移動する。受け機構2は、ベースマシン80の内部に退避する。これにより、ケース100と作業面83との間に空間が形成される。
次に、反転機構がケースを反転する工程(S50)が実行される。この工程(S50)においては、ケース100がチャック機構3によって把持された状態で、ケース100が反転する。具体的には、ケース100がチャック機構3によって把持された状態で、反転機構4の回転駆動軸41によってケース100を反転させる。反転機構4は、チャック機構3ごとケース100を反転させる。これにより、ケース100が反転状態となる(図6参照)。別の観点から言えば、ケース100の開口部は作業面83に対向する。
なお、チャック機構3が、作業者がケース100を受け機構2にセットする際の障害となる場合は、作業者が第1手押し釦6aと第2手押し釦6bを押すまでチャック機構3を受け機構2の下方へ退避させておくのがよい。また、本動作の後に、ヒートシンク110をケース100の下方へと引き込むことになるので、把持したケース100を必要となる距離の分だけ上方へ退避させるのがよい。つまり、必要に応じて昇降機構5によりケース100を上昇させてもよい。
次に、搬送機構でヒートシンクをケースの直下へ引き込む工程(S60)が実行される。この工程(S60)においては、搬送機構7により、ケース100に対向する位置にヒートシンク110が搬送される(図7参照)。具体的には、搬送機構7の搬送駆動軸72によって、ヒートシンク110が第2方向Yに沿ってケース100の下方へと引き込まれる。この動作のトリガーは、ケース100が待機状態となっていることにすればよい。
次に、ケースが寸動動作で降下する工程(S70)が実行される。この工程(S70)においては、ケース100をヒートシンク110に向けて移動させることにより、ケース100がヒートシンク110に搭載される。この工程(S70)を開始するために、入力装置6の操作が再度行われる。具体的には、作業者が第1手押し釦6aと第2手押し釦6bを長押しする。この入力動作によって、昇降機構5は、ケース100がチャック機構3によって把持された状態で、ケース100がヒートシンク110に向かって下降する(図8参照)。昇降機構5は、反転機構4と共にケース100を降下させる。昇降機構5によってケース100をヒートシンク110に向けて移動させることにより、ケース100がヒートシンク110に搭載される。昇降機構5は、作業面83に垂直な第3方向Zに沿って移動する。昇降機構5の一部は、ベースマシン80の内部に退避する。
作業者が第1手押し釦6aと第2手押し釦6bを押している間、昇降機構5は下降を続ける。昇降機構5の動作方向を一方向に限定し、かつ寸動動作により昇降することにより、搭載途中の適切な位置でハーネス101のオスコネクタ101aをメスコネクタ101bへ嵌合させることができる。また、ケース100の降下位置と、ケース100の内部状態との確認を繰り返しながら、可撓性を有するハーネス101を噛み込まないようにケース100がヒートシンク110に搭載される。
次に、ケースとヒートシンクが当接したかを判断する工程(S75)が実施される。この工程(S75)においては、例えばセンサ(図示せず)を用いて、ケース100とヒートシンク110が当接したかどうかが判断される。ケース100とヒートシンク110が当接したと判断された場合には、チャック機構が退避する工程(S80)が実行される。ケース100とヒートシンク110が当接していないと判断された場合には、再度、ケースが寸動動作で降下する工程(S70)が実行される。工程(S75)および工程(S70)は、ケース100とヒートシンク110が当接したと判断されるまで繰り返される。ヒートシンク110の外周部には、シール材110a(図2参照)が塗布されている。ケース100がヒートシンク110上に搭載されることにより、ケース100によってヒートシンク110上のシール材110aが押し潰される。
次に、チャック機構が退避する工程(S80)が実行される。この工程(S80)においては、チャック機構3がケース100から離れるように移動する(図9参照)。具体的には、作業者が第1手押し釦6aと第2手押し釦6bを押すことにより、チャック機構3が解放される。チャック機構3は、例えば第2方向Yに平行な方向に沿って移動する。以上により、ケース100をヒートシンク110に搭載する工程が完了する。
なお、搭載完了後は、例えばケース100とヒートシンク110を固定するためのねじ締め作業といった所定作業を作業者が実施することが可能である。また、作業者が第1手押し釦6aと第2手押し釦6bを押すことにより搬送駆動軸72を駆動させることにより、組立後のケース100およびヒートシンク110を作業者から見て奥方向へと排出してもよい。
また上記においては、搭載動作方向を第3方向Zとして説明したが、搭載動作方向は、第3方向Zに限定されない。搭載動作方向は、ワーク形状に合わせて最適に構成することが望ましい。そのため、ワーク形状に適合するように、搭載動作方向を例えば第1方向Xまたは第2方向Yとしても構わない。
さらに上記においては、ワーク搭載装置により製造されるユニットが電気制御ユニットである場合について説明したが、当該ユニットは電気制御ユニットに限定されない。
次に、実施の形態1に係るワーク搭載装置1の作用効果について説明する。
実施の形態1に係るワーク搭載装置1は、ベース部80と、受け機構2と、チャック機構3と、反転機構4と、昇降機構5と、搬送機構7とを有している。受け機構2は、ベース部80に設けられ、かつ第1ワーク100を載置可能である。昇降機構5は、第1ワーク100がチャック機構3によって把持された状態で、第1ワーク100を昇降可能である。搬送機構7は、ベース部80に設けられ、かつ第1ワーク100に対向する位置に第2ワーク110を搬送可能である。以上のように、搭載する第1ワーク100の待機エリアである受け機構2と、第1ワーク100が第2ワーク110に搭載されるエリアである搬送機構7とが、共にベース部80に設けられている。そのため、第1ワーク100の待機エリアが搭載エリアから離れて設けられている従来装置と比べて、装置サイズを小さくすることが可能である。
また実施の形態1に係るワーク搭載装置1においては、昇降機構5によって第1ワーク100を第2ワーク110に向けて移動させることにより、第1ワーク100が第2ワーク110上に搭載可能に構成されている。このように、昇降機構5の動作(搭載動作)の方向が一方向に限定されることにより、作業者があらゆる方向へ自在に搭載するワークを移動させることができる従来装置と比べて、搭載経路に無駄がなくなり、ワーク搭載に係る作業工数を必要最低限に抑制することができる。そのため、実施の形態1に係るワーク搭載装置1によれば、小型化が可能であり、かつ迅速なワーク搭載動作を実現可能なワーク搭載装置1を提供することができる。
さらに実施の形態1に係るワーク搭載装置1は、受け機構2と、チャック機構3と、反転機構4と、搬送機構7とを制御可能な入力装置6をさらに有している。これにより、作業者が入力装置6を操作することにより、簡易に第1ワーク100を第2ワーク110に搭載することができる。
さらに実施の形態1に係るワーク搭載装置1においては、受け機構2は、チャック機構3によって第1ワーク100が把持された状態で、ベース部80の内部に退避可能に構成されている。これにより、装置サイズをさらに小さくすることが可能である。
さらに実施の形態1に係るワーク搭載装置1においては、チャック機構3は、ハンドを有している。第1ワーク100には、ハンドと嵌め合わされる位置決め穴が設けられている。これにより、チャック機構3によって第1ワーク100をより精度良く把持することができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係るワーク搭載装置1の構成について説明する。実施の形態2に係るワーク搭載装置1においては、主に、セレクタスイッチが設けられている構成において実施の形態1に係るワーク搭載装置1と異なっており、他の構成については実施の形態1に係るワーク搭載装置1と同様である。以下、実施の形態1に係るワーク搭載装置1と異なる構成を中心に説明する。
図10および図11に示されるように、ワーク搭載装置1に、セレクタスイッチ9を設けてもよい。セレクタスイッチ9は、昇降機構5の上昇と下降を切り替える機能を有している。昇降機構5の上昇および下降の各々は、例えば寸動動作により行われる。セレクタスイッチ9は、例えば入力装置6の第1手押し釦6aの隣りに配置される。セレクタスイッチ9は、例えばベースマシン80の第1側面84に固定されているが、セレクタスイッチ9の固定箇所は、第1側面84に限定されない。
実施の形態2に係るワーク搭載装置1においては、昇降機構5の上昇と下降を切り替えるセレクタスイッチ9が設けられている。そのため、可撓性を有するハーネス101が、ケース100とヒートシンク110の間に噛み込まれた場合であっても、セレクタスイッチ9を切り替えてケース100を上昇させることにより、搭載動作をやり直すことができる。したがって、搭載を失敗したワークを取り出す必要がなくなるため、搭載工程起因の不良を抑制することが可能である。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3に係るワーク搭載装置ユニット200の構成について説明する。実施の形態3に係るワーク搭載装置ユニット200においては、主に、ワーク搭載装置1が複数並んで配置されている構成において実施の形態1に係るワーク搭載装置1と異なっており、他の構成については実施の形態1に係るワーク搭載装置1と同様である。以下、実施の形態1に係るワーク搭載装置1と異なる構成を中心に説明する。
図12に示されるように、ワーク搭載装置1を複数横並びに配置してもよい。例えば作業面83の短辺方向に平行な第1方向Xにおいて、ワーク搭載装置1は複数配置されている。別の観点から言えば、作業面83の長手方向の辺を共有するように2つのワーク搭載装置1は並べられていてもよい。図12は、ワーク搭載装置1を2個横並びにした構成を示しているが、横並びにするワーク搭載装置1の数は、2個に限定されるものではなく、3個以上であってもよい。なお、横並びにした各ワーク搭載装置1のベースマシン80上の空間は、各装置毎に独立していることが望ましい。
実施の形態3に係るワーク搭載装置ユニット200においては、ケース100を把持および反転する際、またはヒートシンク110をケース100の直下へ引き込む際といった自動運転中に、作業者が隣接する設備で作業を実施することが可能である。別の作業とは、例えば、ケース100のセット、ケース100のヒートシンク110への搭載、搭載後に実施するねじ締め等の所定作業である。
したがって、実施の形態3に係るワーク搭載装置ユニット200においては、ワーク搭載装置1の自動運転中に作業者が手待ち状態となることがない。そのため、ワーク搭載装置1が属する生産ラインのタクト内における作業者の正味作業率を向上することができる。結果として、作業者人員を必要最低限とすることができる。
実施の形態4.
次に、本発明の実施の形態4に係るワーク搭載装置ユニット200の構成について説明する。実施の形態4に係るワーク搭載装置ユニット200においては、主に、塗布装置10と通信機器11とが設けられている構成において実施の形態1に係るワーク搭載装置1と異なっており、他の構成については実施の形態1に係るワーク搭載装置1と同様である。以下、実施の形態1に係るワーク搭載装置1と異なる構成を中心に説明する。
図13に示されるように、ワーク搭載装置1の隣りに塗布装置10が設けられていてもよい。塗布装置10は、ヒートシンク110(第2ワーク110)に対してシール材110a(図2参照)を塗布可能に構成されている。ヒートシンク110の外周部にシール材110aが塗布された後、ケース100によってヒートシンク110上のシール材110aが押し潰される。
ワーク搭載装置1には、通信機器11が設けられていてもよい。通信機器11は、第1ワーク100の待機完了信号を塗布装置10へ伝達可能である。具体的には、第1ワーク100が受け機構2に搭載された後に反転し、第1ワーク100の待機が完了したことが、例えばセンサによって検知される。第1ワーク100の待機が完了したことを示す信号がワーク搭載装置1に設けられた通信機器11から塗布装置10に送られる。塗布装置10が当該信号を受信した後、塗布装置10は、第2部材に対してシール材110aの塗布を開始する。つまり、塗布装置10は、通信機器11から発せられるケース100の待機完了信号をトリガーとして、ヒートシンク110の外周部への塗布を開始する。
実施の形態4に係るワーク搭載装置ユニット200においては、塗布装置10と、ケース100の待機完了信号を塗布装置10へと伝える通信機器11を有している。この場合、シール材110aの塗布が完了したヒートシンク110を、ケース100のセットが終わるまで待機させる必要がない。そのため、搬送に必要な最短時間でヒートシンク110をケース100の直下へ引き込むことができる。したがって、シール材110aがケース100に押し潰されるまでの時間を最短にすることが可能である。このことにより、タックフリー時間が短いシール材110aが適用された車載用電気制御ユニット120であっても、防水機能不良が発生することを抑制することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ワーク搭載装置、2 受け機構、2a 第1柱部、2b 第2柱部、3 チャック機構、3a 第1ハンド、3b 第2ハンド、4 反転機構、4a 第1反転機構部、4b 第2反転機構部、5 昇降機構、5a 第1昇降機構部、5b 第2昇降機構部、5c 接続部、6 入力装置、6a 第1手押し釦、6b 第2手押し釦、7 搬送機構、9 セレクタスイッチ、10 塗布装置、11 通信機器、41 回転駆動軸、71 パレット、72 搬送駆動軸、74 支持部、74a 第1支持部、74b 第2支持部、80 ベース部(ベースマシン)、81a 第3貫通孔、81b 第4貫通孔、82a 第1貫通孔、82b 第2貫通孔、83 作業面、84 第1側面、85 第2側面、90 板状部、100 第1ワーク(ケース)、100c 第1位置決め穴、100d 第2位置決め穴、101 ハーネス、101a オスコネクタ、101b メスコネクタ、102 第1アルミダイカスト筐体、110 第2ワーク(ヒートシンク)、110a シール材、111 基板ユニット、112 第2アルミダイカスト筐体、120 電気制御ユニット、200 ワーク搭載装置ユニット、X 第1方向、Y 第2方向、Z 第3方向。

Claims (8)

  1. ベース部と、
    前記ベース部に設けられ、かつ第1ワークを載置可能な受け機構と、
    前記第1ワークを把持可能なチャック機構と、
    前記第1ワークが前記チャック機構によって把持された状態で、前記第1ワークを反転可能な反転機構と、
    前記第1ワークが前記チャック機構によって把持された状態で、前記第1ワークを昇降可能な昇降機構と、
    前記ベース部に設けられ、かつ前記反転機構によって前記第1ワークを反転した後であって前記昇降機構によって前記第1ワークを昇降する前において、昇降前の前記第1ワークに対向する位置に第2ワークを搬送可能な搬送機構とを備え、
    前記昇降機構は、第1昇降機構部と、第2昇降機構部とを含み、
    前記受け機構は、前記チャック機構によって前記第1ワークが把持された状態で、前記第1ワークから離れるように構成されており、
    前記昇降機構によって前記第1ワークを、前記搬送機構により搬送された前記第2ワークに向けて移動させることにより、前記第1昇降機構部と前記第2昇降機構部との間に配置された前記第1ワークが前記第2ワーク上に搭載可能に構成されている、ワーク搭載装置。
  2. 前記受け機構と、前記チャック機構と、前記反転機構と、前記搬送機構とを制御可能な入力装置をさらに備えた、請求項1に記載のワーク搭載装置。
  3. 前記昇降機構の動作の方向を切り替えるスイッチをさらに備えた、請求項1または請求項2に記載のワーク搭載装置。
  4. 前記受け機構は、前記チャック機構によって前記第1ワークが把持された状態で、前記ベース部の内部に退避可能に構成されている、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のワーク搭載装置。
  5. 前記チャック機構は、ハンドを有しており、
    前記第1ワークには、前記ハンドと嵌め合わされる位置決め穴が設けられている、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のワーク搭載装置。
  6. 請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のワーク搭載装置が複数並んで配置された、ワーク搭載装置ユニット。
  7. 請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のワーク搭載装置と、
    前記ワーク搭載装置の隣りに配置され、かつ前記第2ワークに対してシール材を塗布可能な塗布装置と、
    前記第1ワークが反転したことを示す信号を前記塗布装置へ伝達可能な通信機器とをさらに備え、
    前記第1ワークが、前記シール材を介して前記第2ワーク上に搭載される、ワーク搭載装置ユニット。
  8. 請求項5に記載のワーク搭載装置の前記ハンドと嵌め合わされるように構成された前記位置決め穴が設けられている前記第1ワークと、
    前記第1ワークが搭載された前記第2ワークとを備えた、ユニット。
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