JP7061493B2 - 家庭用カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は家庭用カラオケシステムに関する。
パーソナルコンピュータ、スマートフォン、ゲーム機器、或いはスマートスピーカのような情報端末を用いて、家庭で手軽にカラオケ歌唱を楽しむことができる。
たとえば、特許文献1には、通信端末を用いてカラオケ演奏を行う際に、サーバ装置からカラオケ演奏用の楽曲データのストリーミング配信を受けることができるカラオケ用プログラムが開示されている。
特開2015-210326号公報
ところで、カラオケ歌唱の愛好者は、日常生活で生じる待ち時間にカラオケ歌唱を楽しみたいと考えることがある。たとえば、ある愛好者は、電子レンジで冷凍食品を解凍する際の待ち時間に、カラオケ歌唱を行いたいと考えることがある。
しかし、特許文献1に記載の技術では、カラオケ歌唱を行うにあたって通信端末の操作が必要であったり、楽曲を選曲する必要がある。すなわち、特許文献1に記載の技術では、冷凍食品を解凍する際の待ち時間のような短時間にカラオケ歌唱を楽しむことが困難である。
本発明の目的は、日常生活で生じる待ち時間において、カラオケ歌唱の愛好者が手軽にカラオケ歌唱を楽しむことを可能とする家庭用カラオケシステムを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、特定の機能を有する生活家電機器、及びカラオケ演奏が可能な情報端末がネットワークを介して通信可能に接続された家庭用カラオケシステムであって、前記生活家電機器は、前記特定の機能に関する動作情報を決定する決定部と、決定された前記動作情報を前記情報端末に送信する情報送信部と、を有し、前記情報端末は、利用者のカラオケ歌唱に関する履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、前記履歴情報、及び受信した前記動作情報に基づいて、楽曲を選択する選択部と、選択された前記楽曲のカラオケ演奏を行う演奏処理部と、を有する家庭用カラオケシステムである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、日常生活で生じる待ち時間において、カラオケ歌唱の愛好者が手軽にカラオケ歌唱を楽しむことができる。
第1実施形態に係る家庭用カラオケシステムの概略を示す図である。 第1実施形態に係る生活家電機器のハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係る情報端末のハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係る家庭用カラオケシステムの処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報端末のハードウェア構成例を示す図である。 第2実施形態に係る生活家電機器のハードウェア構成例を示す図である。 第2実施形態に係る家庭用カラオケシステムの処理を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
図1~図4を参照して、第1実施形態に係る家庭用カラオケシステム1について説明する。
==家庭用カラオケシステム==
図1に示すように、家庭用カラオケシステム1は、生活家電機器D、及び情報端末Tを備える。生活家電機器Dと情報端末Tとは、ネットワークNを介して通信可能となっている。ネットワークNは、たとえば有線あるいは無線によるローカルエリアネットワークやインターネット回線等の伝送路である。
生活家電機器Dは、家庭内で使用される機器であり、特定の機能を有する。生活家電機器Dは、たとえば、電子レンジやオーブンのような調理機器、洗濯機である。生活家電機器Dは、一の情報端末Tに対して複数設けられていてもよい。
情報端末Tは、利用者が操作可能な電子機器である。情報端末Tは、たとえば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、ゲーム機器、スマートスピーカである。本実施形態における情報端末Tは、カラオケ演奏が可能となっている(詳細は後述)。
==生活家電機器==
図2は生活家電機器Dのハードウェア構成例を示す図である。生活家電機器Dは、記憶部10、入力部11、通信部12、提示部13、機能部14、及び制御部15を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。以下、生活家電機器Dとして電子レンジを例に説明する。
[記憶部]
記憶部10は、生活家電機器Dで利用する各種のプログラムやデータを記憶する記憶装置である。本実施形態に係る記憶部10は、たとえば、食品毎に設定された加熱プログラム(食品解凍用、あたため用等)を記憶する。
[入力部]
入力部11は、生活家電機器Dに対する各種操作入力を行うためのインターフェースである。入力部11は、たとえば、パネルスイッチやリモコン受信回路などから構成される。或いは、入力部11は、提示部13(ディスプレイ13a)に表示されたGUIであってもよい。入力部11は、利用者からの操作信号を制御部15に対して出力する。制御部15は、入力部11からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
[通信部]
通信部12は、生活家電機器Dと情報端末Tとを接続するためのインターフェースを提供する。
[提示部]
提示部13は、生活家電機器Dにおける各種情報を利用者に対して提示する。提示部13は、たとえばディスプレイ13aやスピーカ13bである。
[機能部]
機能部14は、生活家電機器Dが備える特定の機能を実行するための構成である。電子レンジの場合、食品等の加熱機能が「特定の機能」に相当する。機能部14は、加熱機能を実行するために使用する構成であり、たとえば真空管装置や食品等を載せ置くテーブル等である。
[制御部]
制御部15は、生活家電機器Dにおける各種の制御を行う。制御部15はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。本実施形態において、CPUがメモリに記憶されるプログラムを実行することにより、制御部15は、決定部15a及び情報送信部15bとして機能する。
(決定部)
決定部15aは、動作情報を決定する。動作情報は、生活家電機器Dにおける特定の機能の動作に関する各種情報である。本実施形態において動作情報は、実行時間情報、及び機能開始情報を含む。
実行時間情報は、特定の機能を実行させる時間を示す情報である。機能開始情報は、特定の機能の実行を開始したことを示す情報である。電子レンジの場合、実行時間情報は、入力部11を介して利用者が入力した、食品等を加熱する加熱時間(加熱機能を実行する時間)や、食品毎に設定された加熱プログラムが示す時間である。機能開始情報は、入力部11を介して利用者が入力した、加熱開始の指示に基づく情報である。
具体的に、利用者Xは入力部11を介して任意の加熱時間を入力する。この場合、決定部15aは、入力された加熱時間(たとえば、5分00秒)を、実行時間情報として決定し、情報送信部15bに出力する。
その後、利用者Xは入力部11を介して加熱開始を指示する。この場合、決定部15aは、当該指示に基づいて、機能開始情報を決定し、情報送信部15bに出力する。
加熱開始の指示に伴い、制御部15は、機能部14を制御して、食品等の加熱を開始する。また、制御部15は、加熱時間の計測を開始する。この際、制御部15は、ディスプレイ13aに加熱終了までの残り時間をカウントダウン表示させる。そして、設定された加熱時間が経過した場合、制御部15は、機能部14を制御して、加熱を終了する。この際、制御部15は、スピーカ13bから加熱終了の告知音を放音させる。
(情報送信部)
情報送信部15bは、決定された動作情報を情報端末Tに送信する。本実施形態に係る情報送信部15bは、実行時間情報及び機能開始情報それぞれが入力されたタイミングで、通信部12を介して当該情報を情報端末Tに送信する。
==情報端末==
図3は情報端末Tのハードウェア構成例を示す図である。情報端末Tは、記憶部20、入力部21、通信部22、提示部23、及び制御部24を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[記憶部]
記憶部20は、情報端末Tで利用する各種のプログラムやデータを記憶する記憶装置である。本実施形態に係る記憶部20は、楽曲データ記憶部20a及び履歴情報記憶部20bを含んで構成されている。
(楽曲データ記憶部)
楽曲データ記憶部20aは、情報端末Tにおいてカラオケ演奏を行うための複数の楽曲(楽曲データ)を記憶する。楽曲データは、個々の楽曲を特定するための楽曲ID(識別情報)が付与されている。楽曲データは、少なくともカラオケ演奏を行うための伴奏データを含む。なお、楽曲データは、リファレンスデータ、ガイドメロディデータ、歌詞テロップデータ、背景画像データ、及び楽曲の属性情報(楽曲名、歌手名、作詞・作曲者名、ジャンル等の楽曲に関する情報)を含んでいてもよい。
(履歴情報記憶部)
履歴情報記憶部20bは、情報端末Tを所有する利用者のカラオケ歌唱に関する履歴情報を記憶する。履歴情報は、利用者が過去に行ったカラオケ歌唱や情報端末Tにおいて実行されたカラオケ演奏に関する各種データであり、楽曲ID、歌唱日時(演奏日時)、及び演奏に要する時間を含む。或いは、履歴情報として、所定期間における歌唱回数(演奏回数)を楽曲毎に集計し、記憶してもよい。
[入力部]
入力部21は、情報端末Tに対する各種操作入力を行うためのインターフェースである。入力部21は、たとえば、キーボードや、提示部23(ディスプレイ23a)に表示されたGUIである。入力部21は、利用者からの操作信号を制御部24に対して出力する。制御部24は、入力部21からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
[通信部]
通信部22は、情報端末Tと生活家電機器Dとを接続するためのインターフェースを提供する。
[提示部]
提示部23は、情報端末Tにおける各種情報を利用者に対して提示する。提示部23は、たとえばディスプレイ23aやスピーカ23bである。
[制御部]
制御部24は、情報端末Tにおける各種の制御を行う。制御部24はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。本実施形態において、CPUがメモリに記憶されるプログラムを実行することにより、制御部24は、選択部24a及び演奏処理部24bとして機能する。
(選択部)
選択部24aは、履歴情報、及び受信した動作情報に基づいて、楽曲を選択する。本実施形態に係る選択部24aは、実行時間情報が示す時間内でカラオケ演奏が可能な楽曲を選択する。
たとえば、情報送信部15bから利用者Xが入力した実行時間情報(5分00秒)を受信したとする。この場合、選択部24aは、利用者Xの履歴情報に含まれる楽曲のうち、演奏時間が「5分00秒」以内の楽曲を選択する。ここで、「5分00秒」以内の演奏時間の楽曲が複数ある場合、選択部24aは、演奏時間が「5分00秒」に最も近い一の楽曲を選択する。選択部24aは、選択した楽曲の楽曲IDを演奏処理部24bに出力する。
なお、楽曲の選択は上記例に限られない。たとえば、履歴情報に含まれる楽曲のうち、所定期間(たとえば、直近1か月以内)にカラオケ演奏された楽曲や、歌唱回数(演奏回数)が所定数(たとえば、20回以上)の楽曲の中から、演奏時間が実行時間情報に最も近い一の楽曲を選択することができる。また、選択される楽曲は一曲でなくてもよい。選択部24aは、実行時間情報が示す時間内に演奏時間が収まれば、複数の楽曲を選択してもよい。
(演奏処理部)
演奏処理部24bは、選択された楽曲のカラオケ演奏を行う。本実施形態に係る演奏処理部24bは、機能開始情報を受信したタイミングで、選択された楽曲のカラオケ演奏を行う。
たとえば、選択部24aにより楽曲Aが選択された後、情報送信部15bから機能開始情報を受信したとする。この場合、演奏処理部24bは、楽曲データ記憶部20aから楽曲Aの伴奏データを読み出し、当該伴奏データに基づくカラオケ演奏音をスピーカ23bから放音させる。従って、電子レンジにおいて食品等の加熱が開始されるのとほぼ同時に情報端末Tによりカラオケ演奏が実行される。また、選択された楽曲Aの演奏時間は、電子レンジにおいて入力された実行時間情報が示す加熱時間より短い。従って、演奏処理部24bは、加熱終了前にカラオケ演奏を終了できる。
なお、演奏処理部24bは、楽曲データ記憶部20aから伴奏データを読み出す代わりに、サーバ装置(図示なし)から伴奏データのストリーミング配信を受け、カラオケ演奏を行うことも可能である。この場合、楽曲データ記憶部20aは不要である。或いは、演奏処理部24bは、楽曲データ記憶部20aに記憶されている歌詞テロップデータ、背景画像データ、及び楽曲の属性情報を利用して、ディスプレイ23aに楽曲の歌詞や背景映像を表示させたり、カラオケ演奏されている楽曲に関する情報(曲名、歌手名等)を表示させてもよい。
==家庭用カラオケシステムにおける処理について==
次に、図4を参照して本実施形態に係る家庭用カラオケシステム1における処理の具体例について述べる。図4は、家庭用カラオケシステム1における処理例を示すフローチャートである。
利用者Xは、生活家電機器D(電子レンジ)の入力部11を介し、加熱時間を入力する。決定部15aは、入力された加熱時間を実行時間情報として決定する(実行時間情報の決定。ステップ10)。
情報送信部15bは、ステップ10で決定された実行時間情報を情報端末Tに送信する(実行時間情報の送信。ステップ11)。
選択部24aは、ステップ11で送信された実行時間情報が示す時間内でカラオケ演奏が可能な楽曲を選択する(楽曲の選択。ステップ12)。
その後、利用者Xは、生活家電機器D(電子レンジ)の入力部11を介し、加熱の開始を指示する。決定部15aは、加熱機能の実行を開始したことを示す機能開始情報を決定する(機能開始情報の決定。ステップ13)。
情報送信部15bは、ステップ13で決定された機能開始情報を情報端末Tに送信する(機能開始情報の送信。ステップ14)。なお、加熱の開始の指示に伴って、制御部15は、機能部14を制御し、加熱を開始する(加熱開始。ステップ15)。
演奏処理部24bは、ステップ14で送信された機能開始情報を受信した場合に、ステップ12で選択された楽曲の伴奏データを読み出し、カラオケ演奏を開始する(カラオケ演奏の開始。ステップ16)。
加熱時間経過後、制御部15は、機能部14を制御し、加熱を終了する(加熱終了。ステップ17)。一方、演奏処理部24bは、ステップ12で選択された楽曲のカラオケ演奏を最後まで行う(カラオケ演奏の終了。ステップ18)。
このように、本実施形態に係る家庭用カラオケシステム1は、特定の機能を有する生活家電機器D、及びカラオケ演奏が可能な情報端末TがネットワークNを介して通信可能に接続されている。生活家電機器Dは、特定の機能に関する動作情報を決定する決定部15aと、決定された動作情報を情報端末Tに送信する情報送信部15bと、を有する。情報端末Tは、利用者のカラオケ歌唱に関する履歴情報を記憶する履歴情報記憶部20bと、履歴情報、及び受信した動作情報に基づいて、楽曲を選択する選択部24aと、選択された楽曲のカラオケ演奏を行う演奏処理部24bと、を有する。具体的に、動作情報は、特定の機能を実行させる時間を示す実行時間情報を含み、選択部24aは、実行時間情報が示す時間内でカラオケ演奏が可能な楽曲を選択する。また、動作情報は、特定の機能の実行を開始したことを示す機能開始情報を含み、演奏処理部24bは、機能開始情報を受信した場合に、選択された楽曲のカラオケ演奏を行う。
生活家電機器Dで特定の機能を実行する時間内でカラオケ演奏が可能な楽曲を選択し、特定の機能の実行開始に伴って当該楽曲のカラオケ演奏を開始することにより、利用者は、特定の機能が実行されている間(待ち時間)にカラオケ歌唱を行うことができる。また、利用者は、特定の機能を実行させる時間及び特定の機能の実行開始を入力するだけでよいため、楽曲を選択する手間を省くことができる。すなわち、本実施形態に係る家庭用カラオケシステム1によれば、日常生活で生じる待ち時間において、カラオケ歌唱の愛好者が手軽にカラオケ歌唱を楽しむことができる。
<第1実施形態の変形例>
生活家電機器Dとして、加熱時間の設定及び計測を行う機能(タイマー機能)のみを有するタイマー装置を用いることも可能である。この場合、タイマー機能が「特定の機能」に相当する。
具体例として、利用者Xは入力部11を介してタイマーの稼働時間を入力する。この場合、決定部15aは、入力された稼働時間を、実行時間情報として決定し、情報送信部15bに出力する。
その後、利用者Xは入力部11を介してタイマーの稼働開始を指示する。この場合、決定部15aは、当該指示に基づいて、機能開始情報を決定し、情報送信部15bに出力する。
稼働開始の指示に伴い、制御部15は、機能部14を制御して、稼働時間の計測を開始する。この際、制御部15は、ディスプレイ13aに稼働終了までの残り時間をカウントダウン表示させる。そして、設定された稼働時間が経過した場合、制御部15は、機能部14を制御して、タイマーの稼働を終了する。この際、制御部15は、スピーカ13bから稼働終了の告知音を放音させる。
<第2実施形態>
次に、図5~図7を参照して、第2実施形態に係る家庭用カラオケシステム1について説明する。第1実施形態では、生活家電機器D側で動作情報を決定する例について述べた。一方、本実施形態では、情報端末T側で動作情報を決定する例について述べる。本実施形態においても、生活家電機器Dの例として電子レンジを用いて説明する。なお、第1実施形態と同様の構成等については詳細な説明を省略する。
==情報端末==
図5は情報端末Tのハードウェア構成例を示す図である。情報端末Tは、記憶部20、入力部21、通信部22、提示部23、及び制御部24を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[制御部]
制御部24は、情報端末Tにおける各種の制御を行う。制御部24はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。本実施形態において、CPUがメモリに記憶されるプログラムを実行することにより、制御部24は、決定部24c、情報送信部24d、選択部24e、及び演奏処理部24fとして機能する。
(決定部)
決定部24cは、動作情報を決定する。動作情報は、生活家電機器Dにおける特定の機能の動作に関する各種情報である。本実施形態において動作情報は、実行時間情報、及び機能実行情報を含む。
実行時間情報は、特定の機能を実行させる時間を示す情報である。機能実行情報は、特定の機能の実行を開始させる情報である。実行時間情報は、入力部21を介して利用者が入力した、食品等を加熱する加熱時間(加熱機能を実行する時間)である。機能実行情報は、入力部21を介して利用者が入力した、生活家電機器D(電子レンジ)に対する加熱開始の指示である。
具体的に、利用者Xは入力部21を介して任意の加熱時間を入力する。この場合、決定部24cは、入力された加熱時間(たとえば、5分00秒)を、実行時間情報として決定し、情報送信部24dに出力する。
その後、利用者Xは入力部21を介して加熱開始を指示する。この場合、決定部24cは、当該指示に基づいて、機能実行情報を決定し、情報送信部24dに出力する。
(情報送信部)
情報送信部24dは、決定された動作情報を生活家電機器Dに送信する。本実施形態に係る情報送信部24dは、たとえば、実行時間情報及び機能実行情報の両方が入力された後、通信部22を介して当該情報を生活家電機器Dに送信する。また、情報送信部24dは、実行時間情報を選択部24eに出力し、機能実行情報を演奏処理部24fに出力する。
(選択部)
選択部24eは、履歴情報、及び動作情報に基づいて、楽曲を選択する。本実施形態に係る選択部24eは、実行時間情報が示す時間内でカラオケ演奏が可能な楽曲を選択する。
たとえば、選択部24eは、情報送信部24dから利用者Xが入力した実行時間情報(5分00秒)の入力を受け付けたとする。この場合、選択部24eは、利用者Xの履歴情報に含まれる楽曲のうち、演奏時間が「5分00秒」以内の楽曲を選択する。なお、楽曲の選択については、第1実施形態と同様の方法を用いることができる。
(演奏処理部)
演奏処理部24fは、選択された楽曲のカラオケ演奏を行う。本実施形態に係る演奏処理部24fは、情報送信部24dから機能実行情報の入力を受け付けたタイミング(或いは、情報送信部24dが生活家電機器Dに機能実行情報を送信したタイミング)で、選択された楽曲のカラオケ演奏を行う。
たとえば、演奏処理部24fは、選択部24eにより楽曲Aが選択された後、情報送信部24dから機能実行情報の入力を受け付けたとする。この場合、演奏処理部24fは、楽曲データ記憶部20aから楽曲Aの伴奏データを読み出し、当該伴奏データに基づくカラオケ演奏音をスピーカ23bから放音させる。
==生活家電機器==
図6は生活家電機器Dのハードウェア構成例を示す図である。生活家電機器Dは、記憶部10、入力部11、通信部12、提示部13、機能部14、及び制御部15を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[制御部]
制御部15は、生活家電機器Dにおける各種の制御を行う。制御部15はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。本実施形態において、CPUがメモリに記憶されるプログラムを実行することにより、制御部15は、動作制御部15cとして機能する。
(動作制御部)
動作制御部15cは、受信した動作情報に基づいて、特定の機能を実行させる。本実施形態に係る動作制御部15cは、機能実行情報に基づいて特定の機能の実行を開始させ、実行時間情報に対応する時間、特定の機能を実行させる。
具体例として、情報端末Tから機能実行情報を受信した場合、動作制御部15cは、機能部14を制御して、食品等の加熱を開始する。また、動作制御部15cは、加熱時間の計測を開始する。この際、動作制御部15cは、ディスプレイ13aに加熱終了までの残り時間をカウントダウン表示させる。そして、実行時間情報が示す加熱時間が経過した場合、動作制御部15cは、機能部14を制御して、加熱を終了する。この際、動作制御部15cは、スピーカ13bから加熱終了の告知音を放音させる。
==家庭用カラオケシステムにおける処理について==
次に、図7を参照して本実施形態に係る家庭用カラオケシステム1における処理の具体例について述べる。図7は、家庭用カラオケシステム1における処理例を示すフローチャートである。
利用者Xは、情報端末Tの入力部21を介し、加熱時間を入力する。決定部24cは、入力された加熱時間を実行時間情報として決定する(実行時間情報の決定。ステップ20)。
情報送信部24dは、ステップ20で決定された実行時間情報を選択部24eに出力する(実行時間情報の出力。ステップ21)。
選択部24eは、ステップ21で出力された実行時間情報が示す時間内でカラオケ演奏が可能な楽曲を選択する(楽曲の選択。ステップ22)。
その後、利用者Xは、情報端末Tの入力部21を介し、加熱の開始を指示する。決定部24cは、加熱機能の実行を開始させる機能実行情報を決定する(機能実行情報の決定。ステップ23)。
情報送信部24dは、ステップ20で決定された実行時間情報、及びステップ23で決定された機能実行情報を生活家電機器Dに送信する(実行時間情報及び機能実行情報の送信。ステップ24)。
演奏処理部24fは、ステップ24で各情報が送信されたタイミングで、ステップ22で選択された楽曲の伴奏データを読み出し、カラオケ演奏を開始する(カラオケ演奏の開始。ステップ25)。演奏処理部24fは、ステップ22で選択された楽曲のカラオケ演奏を最後まで行う(カラオケ演奏の終了。ステップ26)。
一方、生活家電機器Dの動作制御部15cは、機能実行情報に基づいて機能部14を制御し、加熱を開始する(加熱開始。ステップ27)。動作制御部15cは、実行時間情報に基づいて加熱時間を計測する。決定された加熱時間経過後、動作制御部15cは、機能部14を制御し、加熱を終了する(加熱終了。ステップ28)。
このように、本実施形態に係る家庭用カラオケシステム1は、特定の機能を有する生活家電機器D、及びカラオケ演奏が可能な情報端末TがネットワークNを介して通信可能に接続されている。情報端末Tは、生活家電機器Dの特定の機能に関する動作情報を決定する決定部24cと、決定された動作情報を生活家電機器Dに送信する情報送信部24dと、利用者のカラオケ歌唱に関する履歴情報を記憶する履歴情報記憶部20bと、履歴情報、及び動作情報に基づいて、楽曲を選択する選択部24eと、選択された楽曲のカラオケ演奏を行う演奏処理部24fと、を有する。生活家電機器Dは、受信した動作情報に基づいて、特定の機能を実行させる動作制御部15cを有する。また、動作情報は、特定の機能を実行させる時間を示す実行時間情報、及び特定の機能の実行を開始させる機能実行情報を含む。選択部24eは、履歴情報、及び実行時間情報に基づいて、楽曲を選択する。動作制御部15cは、機能実行情報に基づいて特定の機能の実行を開始させ、実行時間情報に対応する時間、特定の機能を実行させる。
本実施形態のように、生活家電機器Dが有する特定の機能を実行させる時間を情報端末T側で入力した場合であっても、利用者は、特定の機能が実行されている間(待ち時間)にカラオケ歌唱を行うことができる。また、利用者は、特定の機能を実行させる時間及び特定の機能の実行開始を入力するだけでよいため、楽曲を選択する手間を省くことができる。すなわち、本実施形態に係る家庭用カラオケシステム1によれば、日常生活で生じる待ち時間において、カラオケ歌唱の愛好者が手軽にカラオケ歌唱を楽しむことができる。
なお、生活家電機器Dが特定の機能を実行するタイミングと情報端末Tでカラオケ演奏が開始されるタイミングは極力近い方が好ましい。そこで、情報端末Tは、生活家電機器Dで特定の機能の実行が開始されたことを受けてカラオケ演奏を開始することも可能である。具体的に、情報端末Tは、生活家電機器Dに機能実行情報を送信した段階ではカラオケ演奏を開始しない。一方、生活家電機器Dは、機能実行情報を受信し、機能部14を制御して加熱を開始した場合にその旨の信号を情報端末Tに送信する。情報端末Tは、当該信号を受信した場合にカラオケ演奏を開始する。
<第2実施形態の変形例>
第2実施形態の構成において、生活家電機器Dにおける特定の機能の実行開始及び終了のタイミングを情報端末T側で制御することも可能である。
この場合、決定部24cが決定する動作情報は、特定の機能を実行させる時間を示す実行時間情報、特定の機能の実行を開始させる機能実行情報、及び特定の機能の実行を終了させる機能終了情報を含む。選択部24eは、履歴情報、及び実行時間情報に基づいて、楽曲を選択する。動作制御部15cは、機能実行情報に基づいて特定の機能の実行を開始させ、機能終了情報に基づいて特定の機能の実行を終了させる。
たとえば、利用者Xは入力部21を介して任意の加熱時間を入力する。この場合、決定部24cは、入力された加熱時間(たとえば、5分00秒)を、実行時間情報として決定し、情報送信部24dに出力する。その後、利用者Xは入力部21を介して加熱開始を指示する。この場合、決定部24cは、当該指示に基づいて、機能実行情報を決定し、情報送信部24dに出力する。
情報送信部24dは、実行時間情報を選択部24eに出力する。選択部24eは、利用者Xの履歴情報に含まれる楽曲のうち、演奏時間が加熱時間以内の楽曲を選択する。
一方、情報送信部24dは、機能実行情報が入力されたタイミングで、通信部22を介して当該情報を生活家電機器Dに送信する。生活家電機器Dの動作制御部15cは、機能実行情報を受信した場合、機能部14を制御し、加熱を開始する。
機能実行情報を生活家電機器Dに送信する際、情報端末Tの制御部24は、加熱時間の計測を開始する。そして、実行時間情報が示す加熱時間が経過した場合、決定部24cは、機能終了情報を決定し、情報送信部24dに出力する。情報送信部24dは、機能終了情報を生活家電機器Dに送信する。
生活家電機器Dの動作制御部15cは、機能終了情報を受信した場合、機能部14を制御し、加熱を終了する。
このように、情報端末T側で生活家電機器Dにおける特定の機能の実行開始及び終了を制御することにより、生活家電機器Dにおいて加熱時間の計測が不要となる。よって、生活家電機器Dの機能をより簡素化できる。
<その他>
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 家庭用カラオケシステム
15a、24c 決定部
15b、24d 情報送信部
20b 履歴情報記憶部
24a、24e 選択部
24b、24f 演奏処理部
D 生活家電機器
T 情報端末

Claims (3)

  1. 特定の機能を有する生活家電機器、及びカラオケ演奏が可能な情報端末がネットワークを介して通信可能に接続された家庭用カラオケシステムであって、
    前記情報端末は、
    前記特定の機能に関する動作情報を決定する決定部と、
    決定された前記動作情報を前記生活家電機器に送信する情報送信部と、
    利用者のカラオケ歌唱に関する履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、
    前記履歴情報、及び前記動作情報に基づいて、前記履歴情報に含まれる楽曲のうち、少なくとも一の楽曲を選択する選択部と、
    選択された前記楽曲のカラオケ演奏を行う演奏処理部と、
    を有し、
    前記生活家電機器は、
    受信した前記動作情報に基づいて、前記特定の機能を実行させる動作制御部を有し、
    前記特定の機能の実行を開始した場合に、その旨の信号を前記情報端末に送信し、
    前記演奏処理部は、前記信号を受信した場合に、前記選択された楽曲のカラオケ演奏を開始する家庭用カラオケシステム。
  2. 前記動作情報は、前記特定の機能を実行させる時間を示す実行時間情報、及び前記特定の機能の実行を開始させる機能実行情報を含み、
    前記選択部は、前記履歴情報、及び前記実行時間情報に基づいて、前記履歴情報に含まれる楽曲のうち、少なくとも一の楽曲を選択し、
    前記動作制御部は、前記機能実行情報に基づいて前記特定の機能の実行を開始させ、前記実行時間情報に対応する時間、前記特定の機能を実行させることを特徴とする請求項記載の家庭用カラオケシステム。
  3. 前記動作情報は、前記特定の機能を実行させる時間を示す実行時間情報、前記特定の機能の実行を開始させる機能実行情報、及び前記特定の機能の実行を終了させる機能終了情報を含み、
    前記選択部は、前記履歴情報、及び前記実行時間情報に基づいて、前記履歴情報に含まれる楽曲のうち、少なくとも一の楽曲を選択し、
    前記動作制御部は、前記機能実行情報に基づいて前記特定の機能の実行を開始させ、前記機能終了情報に基づいて前記特定の機能の実行を終了させることを特徴とする請求項記載の家庭用カラオケシステム。
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