JP6789166B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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Description

本発明はカラオケ装置に関する。
複数の利用者でカラオケ歌唱を行う場合、各利用者はリモコン装置等を介してカラオケ歌唱したい楽曲を選曲する。カラオケ装置は、利用者が選曲した楽曲を予約待ち行列に登録し、順番にカラオケ演奏を行う。
一方、時間経過と共に、予約待ち行列に登録されている楽曲が無くなり、カラオケ演奏が行われない状況(カラオケ楽曲の予約が途切れる状況)が発生することがある。
このように、カラオケ楽曲の予約が途切れる状況になると、盛り上がった場の雰囲気が壊れてしまったり、利用者同士が遠慮し合って次の楽曲予約が行い難い雰囲気となることがある。
ここで、特許文献1には、一定時間以内に楽曲の予約がなされない場合、人気ランキング上位曲や、ジャンル又は歌手別曲目等の情報を利用者に提示する技術が開示されている。
特開2000−338983号公報
しかし、特許文献1の技術は、利用者に所定の楽曲を提示するものに過ぎず、利用者に対して楽曲の予約を積極的に促すものではない。また、特許文献1の技術によって提示される楽曲は利用者との関連性を考慮したものではないため、提示された楽曲の中に利用者が歌唱できる楽曲が無い場合や、今の気分や雰囲気で歌唱したいと思える楽曲が無い場合もありうる。
本発明の目的は、楽曲の予約が途切れる状況を防止するためのカラオケ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、予約楽曲が登録されていない場合にカラオケ演奏に用いる予備楽曲を登録する予備登録部と、登録されている前記予約楽曲の曲数を監視する監視部と、登録されている前記予約楽曲の曲数が所定数になった時点から経過時間を計測する計測部と、前記経過時間が所定時間となるまでに新たな予約楽曲の登録が無い場合、登録された前記予備楽曲を前記予約楽曲として登録する予約登録部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、楽曲の予約が途切れる状況を防止できる。
実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケ本体のソフトウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るリモコン装置の表示画面を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
後述する明細書及び図面の記載から、上記の主たる発明の他、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
すなわち、前記予約登録部が、前記経過時間が所定時間となるまでに新たな予約楽曲の登録があった場合、前記経過時間の計測を中止させるカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、予約楽曲の登録があった場合には、予備楽曲を予約楽曲として登録することを中止できる。
また、前記計測部が、前記予約楽曲のカラオケ演奏が終了した後、且つ登録されている前記予約楽曲の曲数が0になった時点から経過時間を計測するカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、予約楽曲が完全になくなった場合に予備楽曲を予約楽曲として登録することができる。
また、登録されている前記予備楽曲が複数ある場合、前記予約登録部が、当該予備楽曲を登録した利用者のうち、最も歌唱機会が少ない利用者が登録した予備楽曲を、前記予約楽曲として登録するカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、歌唱機会の少ない利用者であってもカラオケ歌唱を行う機会を得ることが可能となる。
また、登録されている前記予備楽曲が複数ある場合、前記予約登録部が、当該予備楽曲に基づくメドレー楽曲を編集し、当該メドレー楽曲を前記予約楽曲として登録するカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、登録されている予備楽曲全てを少しずつ歌唱する機会を得ることができる。
また、前記予備登録部が、前記カラオケ装置にログインしている利用者の歌唱履歴に基づいて、前記予備楽曲を登録するカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、予備楽曲の登録を自動化できる。
また、前記予備登録部が、前記予備楽曲を登録した利用者が前記カラオケ装置からログアウトした場合、前記予備楽曲の登録を削除するカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、利用者が歌唱できない楽曲のカラオケ演奏が行われることがない。
更に、楽曲のカラオケ演奏を行う演奏処理部を有し、前記演奏処理部が、前記予約楽曲として登録された予備楽曲のカラオケ演奏中に新たな予約楽曲の登録があった場合、前記予備楽曲のカラオケ演奏を中止させるカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、予約楽曲を優先的にカラオケ演奏することができる。
<実施形態>
図1〜図4を参照して、実施形態に係るカラオケ装置1について説明する。
==カラオケ装置==
カラオケ装置1は、カラオケ演奏及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。図1に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は利用者の歌唱音声(マイク40からの入力音声)をアナログの音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。利用者はリモコン装置50を用いてカラオケ歌唱を希望する楽曲の選曲(予約)等を行うことができる。リモコン装置50の表示画面には各種操作の指示入力を行うためのアイコン等が表示される。
カラオケ本体10は、選曲された楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図1に示すように、カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
制御部11は、CPU11aおよびメモリ11bを備える。CPU11aは、メモリ11bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ11bは、CPU11aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。
通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。
記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。記憶部13は、カラオケ装置1によりカラオケ演奏を行うための複数の楽曲データを記憶する。
楽曲データは、個々の楽曲を特定するための楽曲IDが付与されている。楽曲データは、伴奏データ、リファレンスデータ、ガイドメロディデータ等を含む。伴奏データは、カラオケ演奏音の元となるデータである。リファレンスデータは、利用者によるカラオケ歌唱を採点する際の基準として用いられるデータである。ガイドメロディデータは、利用者のカラオケ歌唱を支援するガイドメロディを構成するデータである。リファレンスデータ及びガイドメロディデータは、ある楽曲の歌唱旋律(メロディ)を示すデータであり、音高データ及び音長データを含んで構成される。
また、記憶部13は、各楽曲に対応する歌詞テロップを表示装置30等に表示させるための歌詞テロップデータ、カラオケ演奏時に表示装置30等に表示される背景画像等の背景画像データ、及び楽曲の属性情報(歌手名、作詞・作曲者名、ジャンル等の当該楽曲に関する情報)を記憶する。
音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、楽曲に対するカラオケ演奏の制御およびマイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理を行う。音響処理部14は、たとえばMIDI音源、ミキサ、アンプ(いずれも図示なし)を含む。MIDI音源は、楽曲データに基づいて楽音信号を生成する。ミキサは、当該音楽信号およびマイク40から出力される音声信号を適当な比率でミキシングしてアンプに出力する。アンプは、ミキサからのミキシング信号を増幅し、放音信号としてスピーカ20へ出力する。これにより、スピーカ20からは放音信号に基づくカラオケ演奏音およびマイク40からの歌唱音声が放音される。
表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30やリモコン装置50における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、カラオケ演奏時における背景映像に歌詞テロップや各種アイコンが重ねられた映像を表示装置30に表示させる制御を行う。或いは、表示処理部15は、リモコン装置50の表示画面に操作入力用の各種アイコンを表示させる。
操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、利用者によるカラオケ装置1のパネルスイッチあるいはリモコン装置50の操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
(ソフトウェア構成)
図2はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、予備登録部100、監視部200、計測部300、予約登録部400、及び演奏処理部500を備える。予備登録部100、監視部200、計測部300、予約登録部400、及び演奏処理部500は、CPU11aがメモリ11bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
[予備登録部]
予備登録部100は、予約楽曲が登録されていない場合にカラオケ演奏に用いる予備楽曲を登録する。
予約楽曲は、利用者がカラオケ歌唱を希望する楽曲である。予約楽曲は、利用者がリモコン装置50を用いて選曲する。リモコン装置50は、選曲された楽曲に対応する楽曲ID等をカラオケ本体10に送信する。カラオケ本体10は、受信した楽曲IDを予約待ち行列に登録する。予約待ち行列は、たとえば、記憶部13の記憶領域の一部として提供される。予約待ち行列に登録される楽曲IDには、当該楽曲を選曲した利用者を識別するための利用者IDが関連付けられていてもよい。利用者IDは、利用者がリモコン装置50を介してカラオケ装置1にログインすることにより得られる。
予備楽曲は、予約楽曲が登録されていない場合にカラオケ演奏に用いる楽曲である。具体的には、予備楽曲は、利用者が現時点で歌唱する意思はないものの、楽曲の予約が途切れた場合にはカラオケ歌唱してもよいと考える楽曲である。
予備楽曲は、予約楽曲と同様、利用者がリモコン装置50等を用いて選曲することができる。たとえば、利用者は、リモコン装置50で楽曲を選曲する。選曲した結果は、リモコン装置50の表示画面に表示される(図3参照)。ここで、利用者が当該楽曲を予備楽曲として登録したいと考えた場合、「予備登録」アイコン(図3参照)を選択する。
この場合、予備登録部100は、当該楽曲の楽曲ID及び利用者IDを関連付けて、予備登録メモリに登録する。予備登録メモリは、たとえば記憶部13の記憶領域の一部として提供される。
なお、図3に示された「予約登録」アイコンが選択された場合、予約登録部400は、当該楽曲を予約楽曲として予約待ち行列に登録する。
或いは、予備楽曲の登録を自動で行ってもよい。具体的には、予備登録部100は、カラオケ装置1にログインしている利用者の歌唱履歴に基づいて、予備楽曲を登録することも可能である。
歌唱履歴は、利用者が過去に歌唱した楽曲を示す情報(楽曲ID等)を含む。利用者の歌唱履歴は、サーバ装置(図示無し)に記憶されている。カラオケ装置1は、たとえば、利用者Aがログインした場合、利用者Aの利用者IDをサーバ装置に送信する。サーバ装置は、当該利用者IDに対応する利用者Aの歌唱履歴をカラオケ装置1に送信する。
予約登録部100は、歌唱履歴に基づいて利用者Aが過去に歌唱した楽曲の中から最も歌唱頻度が高い楽曲を選び、当該楽曲を予備楽曲として予備登録メモリに登録する。歌唱履歴から選ばれる楽曲は、歌唱頻度が最も高い楽曲に限られない。たとえば、最も直近で歌唱した楽曲や最も歌唱頻度が少ない楽曲が選曲されてもよいし、歌唱履歴の中から当日歌唱されていない楽曲や採点結果の良い楽曲等を選曲してもよい。
予備楽曲の登録は、予約楽曲を選曲する場合と同様、カラオケ装置1を使用中の任意のタイミングで行うことができる。たとえば、カラオケ歌唱を開始する前に利用者それぞれが予備楽曲となる楽曲を予め選曲しておくことが可能である。或いは、カラオケ歌唱を行っている最中にリモコン装置50を介して予備楽曲となる楽曲を選曲することでもよい。また、予備楽曲は、少なくとも一つ登録されていればよい。
なお、予備登録部100は、選曲された予備楽曲を予備登録メモリに登録する代わりに、予約待ち行列に登録することでもよい。この場合、予備楽曲は常に予約待ち行列の最後になるよう管理される。たとえば、新たな予約楽曲の登録があった場合、予約登録部400は、当該新たな予約楽曲を予備楽曲の前に割り込み登録する。
[監視部]
監視部200は、登録されている予約楽曲の曲数を監視する。
具体的に、監視部200は、予約待ち行列に登録されている予約楽曲の曲数を所定のタイミングで定期的に監視する。
所定のタイミングは、たとえば、予約楽曲の演奏が終了する毎である。予約楽曲の数が多い場合等には、所定のタイミングは2曲演奏される毎等であってもよい。
監視部200は、監視を行った都度、その結果(曲数)を計測部300に出力する。
[計測部]
計測部300は、登録されている予約楽曲の曲数が所定数になった時点から経過時間を計測する。
所定数は、経過時間の計測開始タイミングを決定するために設定される任意の数である。
ここで、計測部300は、予約楽曲のカラオケ演奏が終了した後、且つ登録されている予約楽曲の曲数が0になった時点からの経過時間を計測することが可能である。具体的に、まず計測部300は、予約楽曲のカラオケ演奏の終了タイミングを確認する。予約楽曲のカラオケ演奏が終了した後、計測部300は、監視部200から出力された監視結果(予約待ち行列に登録されている予約楽曲の曲数)を確認する。そして、計測部300は、予約楽曲の曲数が0である場合、その時点から経過時間の計測を開始する。この例において、所定数は「0」となる。
或いは、予め予約楽曲が無くなる可能性を考慮して経過時間の計測を開始することでもよい。たとえば、計測部300は、予約待ち行列に登録されている楽曲数が2曲以下になった時点から経過時間の計測を開始してもよい。この例において、所定数は「2」となる。
計測部300は、計測した経過時間を順次、予約登録部400に出力する。
[予約登録部]
予約登録部400は、楽曲予約に関する各種処理を行う。
上述の通り、図3に示された「予約登録」アイコンが選択された場合、予約登録部400は、当該楽曲を予約楽曲として予約待ち行列に登録する。予約登録部400は、予約待ち行列に登録された順番に、楽曲IDを読み出して演奏処理部500に出力する。そして、予約登録部400は、演奏処理部500に出力した予約楽曲の楽曲IDを予約待ち行列から消去する。
また、本実施形態に係る予約登録部400は、経過時間が所定時間となるまでに新たな予約楽曲の登録が無い場合、登録された予備楽曲を予約楽曲として登録する。
所定時間は、予備楽曲を予約楽曲として登録するタイミングを決定するための時間である。所定時間は、予め設定されている値を用いてもよいし、所望の時間を都度設定してもよい。たとえば、楽曲の予約に消極的な利用者ばかりでカラオケ歌唱を行う場合、所定時間を長めに設定することが可能である。所定時間の設定は、たとえばリモコン装置50を介して行うことができる。
予約登録部400は、計測部300から入力された経過時間と所定時間とを比較する。併せて、予約登録部400は、経過時間の計測開始から所定時間になるまで新たな予約楽曲の登録が無いか(リモコン装置50等から予約登録の指示が無いか)を確認する。
新たな予約楽曲の登録が無いまま、所定時間になった場合、予約登録部400は、予備登録メモリから予備楽曲の楽曲IDを読み出して、予約待ち行列に当該楽曲IDを登録する。このように、予備楽曲が予約待ち行列に登録されることにより、予備楽曲は予約楽曲として処理される。なお、予約登録部400は、予約待ち行列に予備楽曲の楽曲IDを登録する際、当該楽曲IDが予備楽曲として登録されたことを示す識別子を関連付けて登録してもよい。
[演奏処理部]
演奏処理部500は、楽曲のカラオケ演奏を行う。
具体的に、演奏処理部500は、予約登録部400から予約楽曲の楽曲IDの入力を受けると、当該楽曲IDに対応する楽曲データを記憶部13から読み出し、予約楽曲のカラオケ演奏を行う。
==カラオケ装置1の動作について==
次に、図4を参照して本実施形態におけるカラオケ装置1の動作の具体例について述べる。図4は、カラオケ装置1の動作例を示すフローチャートである。
複数の利用者のうち、ある利用者がカラオケ歌唱を行うにあたり予備楽曲の登録を行うとする。この場合、ある利用者は、任意の楽曲を選曲し、予備楽曲として登録する指示を行う。
予備登録部100は、当該指示に基づいて、予備楽曲を予備登録メモリに登録する(予備楽曲の登録。ステップ10)。
その後、各利用者は、所望の楽曲を選曲し、カラオケ歌唱を行う。選曲された楽曲は、予約待ち行列に登録される。
監視部200は、予約待ち行列に登録されている予約楽曲の曲数を監視する(予約楽曲の曲数を監視。ステップ11)。監視部200は、監視結果を計測部300に出力する。
計測部300は、ステップ11で得られる監視結果と所定数を比較する。
登録されている予約楽曲の曲数が所定数になった場合(ステップ12でYの場合)、計測部300は、その時点から経過時間を計測する(経過時間の計測。ステップ13)。計測部300は、経過時間を予約登録部400に出力する。
予約登録部400は、ステップ13で得られる経過時間と所定時間を比較する。
経過時間が所定時間となり(ステップ14でYの場合)、且つ経過時間の計測開始から所定時間までに新たな予約楽曲の登録が無い場合(ステップ15でYの場合)、予約登録部400は、ステップ10で登録された予備楽曲を予約楽曲として予約待ち行列に登録する(予備楽曲を予約楽曲として登録。ステップ16)。
演奏処理部500は、ステップ16で登録された楽曲のカラオケ演奏を行う(カラオケ演奏。ステップ17)。
このように、本実施形態に係るカラオケ装置1は、予備楽曲を登録する予備登録部100と、登録されている予約楽曲の曲数を監視する監視部200と、登録されている予約楽曲の曲数が所定数になった時点から経過時間を計測する計測部300と、経過時間が所定時間となるまでに新たな予約楽曲の登録が無い場合、登録された予備楽曲を予約楽曲として登録する予約登録部400を有する。
従って、新たな予約楽曲の登録が無い場合には、予備楽曲を予約楽曲として登録できるため、予約待ち行列に登録されている予約楽曲が無くなったとしても、楽曲の予約が途切れることが無い。従って、カラオケ演奏が行われないような状況が回避できるため、盛り上がった場の雰囲気が壊れるといった事態を招くことがない。
また、本実施形態に係る計測部300は、予約楽曲のカラオケ演奏が終了した後、且つ登録されている予約楽曲の曲数が0になった時点から経過時間を計測することができる。従って、予約楽曲が完全になくなった場合に予備楽曲を予約楽曲として登録することができる。
また、本実施形態に係る予備登録部400は、カラオケ装置1にログインしている利用者の歌唱履歴に基づいて、予備楽曲を登録することができる。つまり、予備楽曲の登録を自動化できる。従って、利用者はカラオケ装置1にログインするだけでよく、自ら予備楽曲の選曲を行う必要が無いため簡便である。
なお、演算処理部500は必須の構成ではない。本実施形態に係るカラオケ装置1が予備登録部100、監視部200、計測部300、及び予約登録部400を備えることにより、楽曲の予約が途切れる状況を防止できる。
<その他>
予備楽曲の登録を行った利用者が途中でカラオケ歌唱の場から離れる可能性(急用で先に帰宅する等)がありうる。このような場合、仮に登録された予備楽曲のカラオケ演奏が行われたとしても、他の利用者は歌唱できない可能性がありうる。
そこで、予備登録部100は、予備楽曲を登録した利用者がカラオケ装置1からログアウトした場合、予備楽曲の登録を削除することでもよい。具体的には、予備登録部100は、ログアウト信号を受信した場合、当該ログアウトの指示を行った利用者の利用者IDと同じ利用者IDが関連付けられている予備楽曲が無いか、予備登録メモリを検索する。もし、同じ利用者IDが関連付けられている予備楽曲があった場合、予備登録部100は、当該予備楽曲を予備登録メモリから削除する。この場合、当該予備楽曲が予約楽曲として登録されることがないため、他の利用者が歌唱できない楽曲のカラオケ演奏が開始されるといった事態が生じえない。
また、予約楽曲の登録されるタイミングは様々である。たとえば、経過時間の計測が開始された後に新たな予約楽曲の登録がなされる場合もありうる。この場合、当該予約楽曲のカラオケ演奏を行えばよいため、予備楽曲を予約楽曲として登録する必要は無い。
そこで、予約登録部400は、経過時間が所定時間となるまでに新たな予約楽曲の登録があった場合、経過時間の計測を中止させることが可能である。
具体的に、経過時間が所定時間となるまでに新たな予約楽曲の登録があった場合、予約登録部400は、計測部300に対して計測の中止信号を出力する。計測部300は、中止信号に基づいて経過時間の計測を中止(リセット)する。その後、計測部300は、登録されている予約楽曲の曲数が所定数になった時点から改めて経過時間の計測を開始する。このようなカラオケ装置1によれば、新たな予約楽曲の登録があった場合には、予備楽曲を予約楽曲として登録することを中止できる。
或いは、予約楽曲として登録された予備楽曲のカラオケ演奏中に新たな予約楽曲の登録がなされる場合もありうる。この場合、カラオケ歌唱を望む利用者が予約した予約楽曲を極力早くカラオケ演奏することが好ましい。
そこで、演奏処理部500は、予約楽曲として登録された予備楽曲のカラオケ演奏中に新たな予約楽曲の登録があった場合、予備楽曲のカラオケ演奏を中止させることが可能である。
具体的に、予約登録部400は、新たな予約楽曲の登録を行った場合、その旨の信号を演奏処理部500に出力する。演奏処理部500は、当該信号の入力を受けた場合、現在カラオケ演奏を行っているかどうかを判断する。現在カラオケ演奏を行っている場合、演奏処理部500は、現在カラオケ演奏を行っている楽曲が予備楽曲であるかどうかを判断する。予備楽曲であるかどうかの判断は、たとえば、予備楽曲の楽曲IDに関連付けられた識別子に基づいて行う。
現在カラオケ演奏を行っている楽曲が予備楽曲である場合、演奏処理部500は、予備楽曲のカラオケ演奏を中止させる。中止の処理は、現在カラオケ演奏を行っている楽曲が予備楽曲と判断した場合にすぐカラオケ演奏を停止する処理でもよいし、カラオケ演奏を徐々にフェードアウトする処理でもよい。このようなカラオケ装置1によれば、予備楽曲のカラオケ演奏中に新たな予約楽曲の登録があった場合、当該予約楽曲を優先的にカラオケ演奏することができる。
また、ある利用者が予備楽曲を複数選曲した場合や、複数の利用者それぞれが予備楽曲を選曲した場合、予備登録メモリには、複数の予備楽曲が登録されることになる。
この場合、予約登録部400は、経過時間が所定時間となるまでに新たな予約楽曲の登録が無い場合、登録された予備楽曲を登録された順番に予約楽曲として登録することが可能である。
一方、複数の利用者でカラオケ歌唱を行う場合、利用者によって歌唱する機会にばらつきが生じることがある。
そこで、予約登録部400は、登録されている予備楽曲が複数ある場合、当該予備楽曲を登録した利用者のうち、最も歌唱機会が少ない利用者が登録した予備楽曲を、予約楽曲として登録することが可能である。
各利用者の歌唱機会は、予約楽曲に関連付けられている利用者IDに基づいて判断することが可能である。予約登録部400は、予約楽曲の利用者IDを利用者毎にカウントし、最も数の少ない利用者IDに対応する利用者を最も歌唱機会が少ない利用者と判断する。予約登録部400は、当該利用者の利用者IDが関連付けられている予備楽曲を予備登録メモリから読み出し、予約楽曲として登録する。このようなカラオケ装置1によれば、歌唱機会の少ない利用者であってもカラオケ歌唱を行う機会を得ることが可能となる。
或いは、予約登録部400は、登録されている予備楽曲が複数ある場合、当該予備楽曲に基づくメドレー楽曲を編集し、当該メドレー楽曲を予約楽曲として登録することが可能である。
メドレー楽曲の編集は、様々な手法で行うことが可能である。たとえば、予備楽曲として楽曲X1〜X4の4曲が登録されている場合、予約登録部400は、それぞれの楽曲に設定されている演奏区間(たとえば、サビ、Aメロ)を指定し、各演奏区間を所定の順番で組み合わせることによりメドレー楽曲を編集する。演奏区間の指定は、予め設定された条件(たとえば、サビ)に基づいて行われてもよいし、楽曲毎にランダムに行われることでもよい。
予約登録部400は、編集したメドレー楽曲を予約楽曲として登録する。このようなカラオケ装置1によれば、登録されている予備楽曲全てを少しずつ歌唱する機会を得ることができる。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケ装置
10 カラオケ本体
11 制御部
100 予備登録部
200 監視部
300 計測部
400 予約登録部

Claims (8)

  1. 予約楽曲が登録されていない場合にカラオケ演奏に用いる予備楽曲を登録する予備登録部と、
    登録されている前記予約楽曲の曲数を監視する監視部と、
    登録されている前記予約楽曲の曲数が所定数になった時点から経過時間を計測する計測部と、
    前記経過時間が所定時間となるまでに新たな予約楽曲の登録が無い場合、登録された前記予備楽曲を前記予約楽曲として登録する予約登録部と、
    を有するカラオケ装置。
  2. 前記予約登録部は、前記経過時間が所定時間となるまでに新たな予約楽曲の登録があった場合、前記経過時間の計測を中止させることを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記計測部は、前記予約楽曲のカラオケ演奏が終了した後、且つ登録されている前記予約楽曲の曲数が0になった時点から経過時間を計測することを特徴とする請求項1または2記載のカラオケ装置。
  4. 登録されている前記予備楽曲が複数ある場合、前記予約登録部は、当該予備楽曲を登録した利用者のうち、最も歌唱機会が少ない利用者が登録した予備楽曲を、前記予約楽曲として登録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
  5. 登録されている前記予備楽曲が複数ある場合、前記予約登録部は、当該予備楽曲に基づくメドレー楽曲を編集し、当該メドレー楽曲を前記予約楽曲として登録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
  6. 前記予備登録部は、前記カラオケ装置にログインしている利用者の歌唱履歴に基づいて、前記予備楽曲を登録することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
  7. 前記予備登録部は、前記予備楽曲を登録した利用者が前記カラオケ装置からログアウトした場合、前記予備楽曲の登録を削除することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
  8. 楽曲のカラオケ演奏を行う演奏処理部を有し、
    前記演奏処理部は、前記予約楽曲として登録された予備楽曲のカラオケ演奏中に新たな予約楽曲の登録があった場合、前記予備楽曲のカラオケ演奏を中止させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
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