JP6176721B2 - カラオケ用プログラム、情報処理装置及びホスト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末、パーソナルコンピュータ、カラオケ装置等、各種情報処理装置で実行可能なカラオケ用プログラム、情報処理装置、並びに、ホスト装置に関する。
従来、カラオケボックスやスナック等のナイト店では、演奏にあわせて歌唱を楽しむカラオケが行われている。現在、携帯端末やパーソナルコンピュータの普及、インターネットによる通信インフラの整備に伴い、カラオケボックス等に設置されているカラオケ装置のみならず、個人の所有する携帯端末(スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等)、パーソナルコンピュータ、家庭用ゲーム機等の各種情報処理装置を使用してカラオケを楽しむことが可能である。
このような対象となる情報処理装置にてカラオケ用プログラムを実行することで、カラオケを行うことが可能である。現在、スマートフォンやタブレット端末では、カラオケ業者によってカラオケ用プログラムが提供されており、通信回線を介してカラオケ用プログラムを取得し、対応する情報処理装置にインストールすることでカラオケを楽しむことが可能となっている。
特許文献1には、歌唱音声、及び、歌唱の様子を記録した動画情報を配信可能な動画情報配信システムが開示されている。この動画情報配信サービスでは、複数のユーザの動画情報を組み合わせることで、複数ユーザによる投稿の新たな楽しみ方を提供するものである。具体的には、カラオケ装置を利用して録画された動画情報をホスト装置にアップロードして公開し、公開された動画情報をコラボ相手となるユーザに配信し、さらなる録画情報を作成することで、1の楽曲によるコラボ動画を作成することを可能としている。
特開2012−209856号公報
特許文献1に開示される動画情報配信システムにみられるように、カラオケの分野では、歌唱するだけの楽しみ方だけに留まらず、自分の歌唱や歌う姿を他の人に公開する(歌唱投稿サービス)という新たな楽しみ方が行われるようになった。歌唱投稿サービスでは、1楽曲を通じて録音された歌唱音声が投稿されることが通常である。そのため、投稿された歌唱音声を聴取する場合、楽曲の冒頭から再生する必要があり、結果的には興味の無い歌唱音声であっても聴取するのに時間がかかっていた。そのため、多数投稿された歌唱音声の中から、自分好みのものを見つけることは時間と手間がかかっていた。
また、1楽曲を通じて録音された歌唱音声の投稿に必要な通信量は大きくなり、スマートフォン等の携帯通信網を利用して気軽に投稿(あるいは投稿された歌唱の聴取)を行うことはできなかった。また、1楽曲を通じて録音された録音情報の容量は大きく、投稿された歌唱音声を保存・公開するホスト装置に対する負荷も大きくなることが予想される。したがって、個人が所有する情報処理装置では、気軽に投稿、並びに、その聴取を楽しむことは容易ではなかった。
本発明は、このようなカラオケの歌唱投稿の事情を鑑み、スマートフォン等、個人が所
有する情報処理装置においても、歌唱の投稿、並びにその聴取に関するサービス向上を図ることを目的とする。
そのため本発明に係るカラオケ用プログラムは、以下の構成を採用することを特徴としている。
ネットワークを介してホスト装置と通信可能な情報処理装置にて実行可能なカラオケ用プログラムであって、
録音演奏処理と、編集処理と、区間種別割当処理と、投稿処理と、再生処理と、を実行可能とし、
前記録音演奏処理は、楽曲情報を再生するとともに、楽曲情報の再生と同期してマイクロホンから入力される歌唱音声を録音して録音情報を形成し、
前記編集処理は、前記録音演奏処理で形成された録音情報を、入力部から指定された切り出し区間で切り出し可能とし、
前記区間種別割当処理は、前記編集処理で切り出された録音情報に対して区間種別を割り当て、
前記投稿処理は、前記編集処理で切り出された録音情報を含む投稿情報をホスト装置に送信し、
前記再生処理は、前記ホスト装置から受信した投稿情報について、当該投稿情報に含まれる録音情報に割り当てられている区間種別の指定を受け付け、録音情報中、指定された区間種別に対応する箇所を再生する。
さらに本発明に係るカラオケ用プログラムにおいて、
前記区間種別割当処理は、再生する楽曲情報について、区間種別と時間情報を対応付けた区間情報に基づいて、形成した録音情報に区間種別を割り当てる。
さらに本発明に係るカラオケ用プログラムにおいて、
前記区間種別割当処理は、再生する楽曲情報について、テンポ情報の変更を受付け、受付けた前記テンポ情報に基づいて、前記区間種別に対応する前記時間情報を変更し、変更した前記時間情報に基づいて、形成した録音情報に区間種別を割り当てる。
さらに本発明に係るカラオケ用プログラムにおいて、
前記再生処理は、歌唱区間に対応する区間種別のみ指定を受け付け可能とする。
さらに本発明に係るカラオケ用プログラムにおいて、
前記録音演奏処理は、マイクロホンから歌唱音声が入力されたかを判定し、歌唱音声の入力が無いと判定した場合、録音情報に、無音声フラグを付与し、
前記再生処理は、歌唱区間に対応する区間種別のうち、前記無音声フラグが付与された前記録音情報を含む区間種別の受け付けの表示態様を変更する。
さらに本発明に係るカラオケ用プログラムにおいて、
前記録音演奏処理は、前記マイクロホンから入力される歌唱音声と楽曲情報の再生に基づく演奏音とをミキシングして録音し、録音情報を形成する。
また本発明に係る情報処理装置は、
ネットワークを介してホスト装置と通信可能な情報処理装置であって、
録音演奏処理と、編集処理と、区間種別割当処理と、投稿処理と、再生処理と、を実行可能とし、
前記録音演奏処理は、楽曲情報を再生するとともに、楽曲情報の再生と同期してマイクロホンから入力される歌唱音声を録音して録音情報を形成し、
前記編集処理は、前記録音演奏処理で形成された録音情報を、入力部から指定された切り出し区間で切り出し可能とし、
前記区間種別割当処理は、前記編集処理で切り出された録音情報に対して区間種別を割り当て、
前記投稿処理は、前記編集処理で切り出された録音情報を含む投稿情報をホスト装置に送信し、
前記再生処理は、前記ホスト装置から受信した投稿情報について、当該投稿情報に含まれる録音情報に割り当てられている区間種別の指定を受け付け、録音情報中、指定された区間種別に対応する箇所を再生する。
本発明に係るカラオケ用プログラム、情報処理装置によれば、楽曲情報の再生に同期して録音された録音情報に対して区間種別を割り当てることで、録音情報を再生する際、区間種別を指定することで、区間種別に対応する箇所の録音情報を再生することが可能となる。したがって楽曲中、歌唱が盛り上がるサビ区間などを指定して再生することが可能となる。聴取する側は、録音情報中の区間種別を指定して聴取を行うことが可能となり、多数の投稿情報において聴取したい箇所(区間種別箇所)を効率よく聴取することが可能となる。
さらに、本発明に係るカラオケ用プログラム、情報処理装置では、楽曲情報の再生に同期して録音された録音情報について、指定された区間箇所を投稿情報として送信(投稿)することで、投稿情報に含まれる録音情報の容量を削減し、ホスト装置並びに通信回線の負担を軽減することが可能となる。また、投稿するユーザにとっても、歌唱の聞き所を指定して投稿することが可能となる。また、投稿情報を聴取する側にとっても、多数アップロードされた投稿情報について、歌唱の聞き所を聴取することが可能であり、多数の投稿情報を効率よく聴取することが可能となる。
本発明の実施形態に係る歌唱投稿の様子を示す模式図 本発明の実施形態に係る携帯端末(情報処理装置)を示す図 本発明の実施形態に係る楽曲情報のデータ構成を示す図 本発明の実施形態に係る区間情報のデータ構成を示す図 本発明の実施形態に係る携帯端末での投稿処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係る楽曲選択画面を示す図 本発明の実施形態に係る楽曲詳細画面を示す図 本発明の実施形態に係る楽曲歌唱画面を示す図 本発明の実施形態に係る採点結果表示画面を示す図 本発明の実施形態に係る録音情報管理画面を示す図 本発明の実施形態に係る録音情報編集画面を示す図 本発明の実施形態に係る編集ウィンドウの各種形態を示す図 本発明の実施形態に係る投稿関連情報入力画面を示す図 本発明の実施形態に係る投稿情報のデータ構成を示す図 本発明の実施形態に係る採点ランキング画面を示す図 本発明の実施形態に係る録音情報再生画面を示す図
図1は、本発明の実施形態に係る歌唱投稿の様子を示す模式図であり、歌唱投稿システム全体の構成を示す図である。本発明に係る歌唱投稿システムは、カラオケ用ホスト5を中核として、カラオケ用プログラムがインストールされた各種情報処理装置(携帯端末、カラオケ装置、パーソナルコンピュータ等)を有して構成されている。カラオケ用ホスト装置5と各種情報処理装置は、インターネット等のネットワーク網を介して通信接続されている。携帯端末には、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話など各種形態を使用することが可能である。図では、便宜上、投稿を行う投稿端末と、投稿を聴取する聴取端末に分けて記載しているが、投稿機能と投稿聴取機能は、同じ端末(情報処理装置)に兼ね備えたものであってもよい。
携帯端末を使用した場合の歌唱投稿について説明する。携帯端末にはカラオケ用プログラムが事前にインストールされており、ユーザはこのカラオケ用プログラムを使用してカラオケ用ホスト装置5に歌唱する楽曲を要求する。携帯端末の場合、演奏する楽曲情報を記憶していないため、カラオケ用ホスト装置5に対して楽曲を要求し、受信した楽曲情報に基づいて演奏が行われる(非蓄積型)。一方、カラオケ装置の場合には、予めカラオケ用ホスト装置5から楽曲情報を受信して記憶した状態であり、記憶している楽曲情報に基づいて演奏が行われる(蓄積型)。このように歌唱する楽曲は、非蓄積型、蓄積型のどちらで取得してもよい。
携帯端末では、受信した楽曲情報に基づいて演奏を実行する。その際、演奏に同期して歌唱音声を録音して録音情報を形成し、録音情報を含む投稿情報をカラオケ用ホスト5に送信する。投稿情報を受信したカラオケ用ホスト装置5は、それを記憶部51に蓄積するとともに、Webサーバ52を通じて、曲名、投稿者など投稿情報に関する各種情報を聴取端末側に公開する。聴取端末側では、Webサーバ52を通じて公開された各種情報に基づいて聴取を希望する投稿情報を選択し、カラオケ用ホスト装置5に要求を行う。投稿情報の要求を受信したカラオケ用ホスト装置5は、要求のあった聴取端末5に対して、選択された投稿情報を送信する。聴取端末では受信した投稿情報を再生し、投稿された録音情報を聴取することが可能となる。
本発明の実施形態に係るカラオケ用プログラムを実行可能な情報処理装置の一例として携帯端末1の構成を説明する。図2は、本発明の実施形態に係る携帯端末1の構成を示す図である。この携帯端末1としては、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話などを採用することが可能である。この携帯端末1に、本発明に係るカラオケ用プログラムがインストールされることで、歌唱音声を投稿可能な投稿処理を実行させることが可能となる。
本実施形態の情報端末1は、CPU11、RAM12、記憶部13、画像処理部14、音響処理部16を含んで構成された制御手段を有している。記憶部13には、ハードディスク、SSD等の不揮発性の記憶手段を採用することが可能である。この記憶部53には、本実施形態のカラオケ用プログラム、そして、カラオケ用プログラムで使用する各種データが記憶される。
CPU51は、携帯端末1全体を統括して制御する手段であり、記憶部13に記憶されたプログラム、データに基づいて各種制御を実行する。RAM12には、CPU11の制御によって生成されたデータを一時的に格納する。
音響処理部16は、携帯端末1の音響関係の入出力を行う手段である。CPU11の制御によりスピーカ17aに放音させる手段である。また、音響処理部16は、マイクロホン17bと接続され、マイクロホン17bから歌唱音声など、周囲の音声を取り込み可能としている。
タッチパネル表示手段18は、画像を表示する表示部18bとその表面あるいは裏面に配設されるタッチパネル18aを有して構成されている。タッチパネル18aには、静電容量方式などユーザのタッチ位置を認識可能とする各種タイプを採用することが可能である。CPU11は、表示部18bに表示を行うとともに、タッチパネル18aからのタッチ入力にて、表示させている画像中のどの部分にタッチ入力されたかを判定することが可能である。
画像処理部14は、携帯端末1の画像関係の入出力を行う手段である。画像処理部14は、CPU11で形成された画像を表示部18bに表示出力する。そして、携帯端末1の前面(タッチパネル表示部18側)に配置されたフロントカメラ15F、もしくは、携帯端末1の背面に配置されたリアカメラ15Rから画像を取り込む機能を有する。
通信部19は、携帯無線網や、無線LANなどよる無線通信を行うことが可能であり、アクセスポイントと無線通信することで、携帯端末5をインターネットに通信接続させることが可能である。携帯端末1はインターネット上のサーバからカラオケ用プログラムを含む各種プログラム(「アプリ」とも呼ばれる)をダウンロードすることが可能である。なお、カラオケ用プログラムは、通信回線を利用した形態以外に、外部メモリ接続端子22に接続された外部メモリEXからインストールすることとしてもよい。通信部19には、赤外線通信部、Bluetooth(商標)などの近距離通信手段をさらに設けることとしてもよい。
本実施形態の携帯端末1は、入力手段としてタッチパネル18以外に入力スイッチ20を備えて構成されている。この入力スイッチ20には、電源スイッチ、音量調整スイッチ、プログラムに応じて入力用途が変更されるスイッチなど、各種スイッチを設けることが可能である。
本実施形態の携帯端末1では、カラオケ用プログラムをインストールすることで、歌唱にあわせて録音された録音情報をホスト装置にアップロードすることが可能となっている。
図3には、本発明の実施形態に係る楽曲情報のデータ構成が示されている。この楽曲情報は、カラオケ用ホスト装置5の記憶部51に蓄積され、携帯端末1からの要求に基づいて配信される情報である。楽曲情報を受信した携帯端末1では、楽曲情報に含まれる演奏情報を演奏する等、楽曲情報に基づいて各種処理を実行する。本実施形態の楽曲情報は、楽曲情報に関連する各種情報であるメタ情報と、演奏等、各種処理を実行する実情報に分けられる。メタ情報には、楽曲情報を識別するための楽曲識別情報、曲名、歌手名、作詞者名、作曲者名、そして区間情報を有している。
図4には、本発明の実施形態に係る区間情報のデータ構成例が示されている。区間情報は、演奏情報の時間進行に対応して区間種別を規定した情報である。図4の例では、演奏情報の時間進行上、メロディ、サビ、セリフ、前奏、間奏、後奏の区間種別に分けられて
いる。なお、メロディとサビは、それぞれ複数区間(A、B)を有している。各区間種別には、演奏時間の時間進行を規定する時間情報が規定されている。図の例では、時間情報を秒で規定したものとなっているが、MIDI規格における単位(ティック)等、適宜単位で規定することが可能である。
楽曲情報の実情報には、演奏情報、歌詞情報、ガイドボーカル情報、基準音程情報が含まれている。演奏情報は、MIDI規格に基づいて電子楽器用の制御情報、あるいは、実際の演奏を録音した圧縮音声情報等で構成され、カラオケの伴奏音を演奏するための情報である。歌詞情報は、歌唱補助のため、演奏情報に同期して表示される情報であり、演奏に同期して表示された歌詞の色替えを行うように構成してもよい。ガイドボーカル情報は、主旋律等、歌唱すべきパートに対応する音声情報であり、ユーザによってそのオン/オフを指定することが可能である。基準音程情報は、評価処理(採点)に使用される情報で有り、歌唱すべきパートの音程を規定した情報である。マイクロホン17bから入力される歌唱音声信号の音程と、この基準音程情報を比較することで、歌唱評価処理が行われる。
図5は、本発明の実施形態に係る投稿処理を示すフロー図である。ここでは携帯端末1を使用した場合の形態について説明を行う。携帯端末1においてカラオケ用プログラムを起動し、所定のメニューを選択することでこの投稿処理が開始される。本実施形態の投稿処理では、ユーザはタッチパネル表示部18上に表示される表示画面31にて各種指示を行うことが可能である。投稿処理が開始されると、ユーザは表示画面31に表示される楽曲選択画面を介して所望の楽曲を選択することが可能である(S101)。
図6には、本発明の実施形態に係る楽曲選択画面例が示されている。この楽曲選択画面は、カラオケ業者側の推奨する楽曲を選択可能とするものであって、「注目作品」、「いいね!!ランキング」、「似てる!!ランキング」といった項目毎に楽曲が表示されている。ユーザは、この楽曲選択画面を利用して歌唱したい楽曲を選択することが可能である。また、この楽曲選択画面では、表示されている楽曲に対して投稿された投稿情報を聴取することも可能である。聴取を希望する場合、各楽曲の右側に表示された再生ボタンを操作することで、当該楽曲の投稿情報を再生することが可能である。なお、楽曲の選択は、図6の楽曲選択画面に限らず、楽曲名、あるいは、歌手名を指定して検索することも可能である。
ユーザにより歌唱したい楽曲が決定されると、図7に示される楽曲詳細画面が表示画面31に表示される。この楽曲詳細画面では、曲名、歌手名等、楽曲に関する各種情報の他、演奏の際の各種設定を行うことが可能である。本実施形態では、ガイドボーカル(図3で説明したガイドボーカル情報)の放音設定、キー(演奏音程)の設定、テンポ(演奏速度)の設定を行うことが可能である。楽曲に関する各種情報の確認、並びに、演奏に関する各種設定を行ったユーザは、「歌う」と表記された再生開始ボタン311を操作することで、楽曲情報の演奏を開始させる。
この楽曲詳細画面には、「マイスコア」、「ランキング」、「連携サービス」といったタブが表示されており、ユーザは所望のタブを指定することで、関連した情報を参照することが可能である。このうち「マイスコア」を選択することで、表示している楽曲について、自分の歌唱得点について最高点あるいは履歴を閲覧することが可能である。「ランキング」は、表示している楽曲について、他のユーザも含めた採点情報のランキングを閲覧することが可能である。右側に表示されるランキング表示ボタン312を操作することで、詳細なランキングが閲覧可能となっている。
再生開始ボタン311を操作すること(S102:Yes)で、指定された楽曲につい
て演奏情報の演奏が開始される(S103)。本実施形態では、楽曲の演奏中、歌唱評価処理S104と、録音処理S105が行われる。歌唱評価処理S104は、楽曲情報に含まれる基準音程情報と、マイクロホン17bから入力される歌唱音声信号の音程とを比較することで、歌唱の評価を行う処理であり、本実施形態では歌唱評価を得点に換算する採点を行う形態としている。
録音処理S105は、マイクロホン17bから入力される歌唱音声信号を録音し、録音情報を形成する処理であり、本実施形態では、歌唱音声信号と演奏情報に基づく演奏音信号をミキシングして録音する形態となっている。このような形態に限らず、歌唱音声信号のみを録音することとしてもよい。その場合、録音情報を再生する際、対応する楽曲の演奏情報を同期して演奏することで、歌唱状態を再現することが可能である。
図8には、楽曲演奏中、表示画面31に表示される楽曲歌唱画面が示されている。本実施形態の楽曲歌唱画面には、楽曲情報に含まれる歌詞情報に基づいて同期表示される歌詞表示314の他、基準音程情報に基づく音程表示313が行われる。この音程表示313は、横軸軸を時間軸、縦軸を音高軸として有し、基準音程情報に基づく音高のバーが、演奏の進行に伴い左方向へとスクロールしていく。破線で示す位置が現在のタイミング、すなわち歌唱位置に相当する。なお、歌唱音声の音高が基準音程情報に適合する場合と、適合しない場合とで、歌唱済み箇所のバーの表示形態(色や形など)を変化させることとしてもよい。
さらに、楽曲歌唱画面の下方には、再生管理ツール315が表示されている。この再生管理ツールは、演奏情報の一時中止、演奏状況の進行を示すプログレスバーなどを含んで構成される。楽曲の演奏が終了した場合(S106:Yes)、歌唱評価処理の結果(この場合、採点情報)が表示画面31に表示される。図9には、採点結果表示画面の画面例を示したものである。その際、携帯端末1は、歌唱した楽曲の採点情報をカラオケ用ホスト装置5に送信し、当該楽曲に関する他の採点情報と比較して、当該楽曲に関する順位を取得して表示する(S107)。採点情報を確認したユーザは「次へ」と表示されたボタンを操作することで、録音処理S105で録音した録音情報の管理処理へと進む。
図10には、録音情報について各種管理を行う録音情報管理画面が示されている。この録音情報管理画面では、ユーザは、「歌唱音声を投稿する」、「歌唱音声を再生する」、「歌唱音声を保存する」、「終了する」等を選択することが可能である。「歌唱音声を再生する」を選択した場合、S105の録音処理で形成した録音情報の再生を実行する。ユーザは、自分の歌唱による録音情報を聴取して確認することが可能である。「保存する」を選択した場合(S108)、形成した録音情報を、携帯端末1内の記憶部13に保存する(S109)。保存した録音情報は、後から読み出して再生、あるいは、投稿することが可能である。「終了する」を選択した場合、形成した録音情報を破棄して、一連の投稿処理を終了する。
「歌唱音声を投稿する」を選択した場合(S110:Yes)、形成した音声情報をカラオケ用ホスト装置5に送信するための処理が開始する。本実施形態では、形成した録音情報中、ユーザが編集処理で指定した区間(所定時間内)のみ、投稿情報に含めて送信することとしている。したがって、録音情報の容量は削減されることとなり、通信回線、並びに、カラオケ用ホスト装置5の負担低減が図られるとともに、投稿するユーザにとっても、歌唱の聞き所を指定して投稿することが可能となる。また、投稿情報を聴取する側にとっても、多数アップロードされた投稿情報について、歌唱の聞き所を聴取することが可能であり、多数の投稿情報を効率よく聴取することが可能となる。なお、このような形態に代え、録音情報を全て送信(投稿)することとしてもよい。
形成した音声情報をカラオケ用ホスト装置5に送信する場合、まず、編集処理S111が実行される。この編集処理は、前述したように、録音情報を所定時間内(本実施形態では90秒以内)に収まるように、編集(切り出す)処理であり、切り出し区間の操作はユーザ(投稿者)自身によって行われる。図11には、本発明の実施形態に係る録音情報編集画面が示されている。この録音情報編集画面には、録音情報を編集するための編集ウィンドウ317と編集ツール318、そして、編集終了を指定する「決定」ボタンが表示されている。ユーザは、編集ウィンドウ317に表示される操作子、あるいは、編集ツール318を操作して切り出し区間を指定し、「決定」ボタンを操作することで、所定時間内の区間を指定することが可能である。編集ツール318には、切り出し区間の開始時間(開始位置)と、切り出し区間の終了時間(終了位置)を指定可能とする2つのホイールスイッチ、指定された区間の再生、並びに、指定区間の先頭と末尾にそれぞれ、フェードイン、フェードアウトをかけるか否かを指定することが可能である。本実施形態では、切り出し区間の指定(開始位置と終了位置の指定)について編集ウィドウ317内に表示される操作子、及び、編集ウィンドウ318内に表示されるホイールスイッチの利用が可能となっている。各ホイールスイッチの周囲をなぞることで、開始時間、終了時間を進退させることが可能である。
図12には、本発明の実施形態に係る編集ウィンドウの各種形態が示されている。図12(A)は、図11の表示画面31と同じ形態の編集ウィンドウ317である。この編集ウィンドウ317内には、録音処理で形成された録音情報の振幅値を示す波形情報が表示されている。波形情報は、サビなどの区間では振幅が大きくなることが予想される。また、間奏や前奏、後奏といった区間では振幅が小さくなることが予想される。ユーザは、波形情報の振幅を頼りに区間開始位置を指定する操作子317aと、区間終了位置を指定する操作子317bを操作(あるいは、図11の編集ツール318内のホイールスイッチ)して、切り出し区間を指定する。その際、両操作子317a、317bの間は、所定時間(90秒)以上とならないようになっている。ユーザは、このような編集ウィンドウ317のインターフェイスを使用して、切り出す区間を指定することが可能となる。
図12(B)は、編集ウィンドウ317内に区間種別を表示させた形態である。この区間種別は、録音処理を行う際、再生させた楽曲情報の区間情報に基づいて取得される。区間を限定した投稿を行う場合、区間種別の内、歌唱区間を投稿することが一般的である。そのため、本実施形態では、区間種別中、歌唱区間に相当する区間種別のみを編集ウィンドウ317内に表示させる形態を採用している。ユーザは、編集ウィンドウ317内に表示された区間を頼りに、操作子317aと操作子317bを操作して投稿する区間を指定する(あるいは、図11の編集ツール318内のホイールスイッチ)ことが可能となっている。また、本実施形態では、区間種別に応じて表示形態(本実施形態では、両端の矢印の形状)を変更しており、ユーザは区間種別を容易に把握することが可能となっている。このように、区間情報を使用した形態では、区間種別の区切り位置に容易に指定できるようにしてもよい。例えば、操作子317a、317bが、区間種別で指定された区間の先頭もしくは終端に吸着する形態とすることで、区間種別の区切り位置で正確かつ容易に録音情報の切り出しを行うことが可能となる。
図12(C)は、録音情報中、複数の区間を指定可能とするものである。ユーザはインターフェイス(図示せず)を利用して、区間数を指定することが可能であって、指定した区間数に応じて操作子317a〜317dが表示される。図12(C)の例では、2つの区間を切り出す場合であって、各区間に2つの操作子317a〜317d(合計4つ)が表示されている。このように複数区間を指定可能とした場合、各区間の合計が所定時間内に収まることが必要とされる。したがって、各操作子317a〜317dは、所定時間を超えないようにその移動範囲が制限される。
図12(A)では波形情報を表示する形態を、図12(B)では区間種別を表示する形態を、図12(C)では複数区間を指定可能とする形態について説明したが、これら各種形態は適宜組み合わせて行うことも可能である。また、録音情報の区間指定は、図12(D)のように簡易なインターフェイスを採用してもよい。図12(D)に示される区間指定は、区間開始時間を指定するインターフェイスとなっている。ユーザは開始分数を指定する回転ドラム317eと、開始秒数を指定する回転ドラム317fを開始位置317gにあわせることで、区間開始時間をしてすることが可能である。この場合、録音情報中、指定された区間開始時間から所定時間(本実施形態では90秒)の区間が指定されることとなる。
本実施形態では、投稿情報に含める録音情報に時間長の制限(90秒)を設けているが、本発明においては、この時間長の制限は必ずしも設ける必要はない。また、編集処理では、録音情報中、非歌唱区間に対応する区間種別箇所(前奏、間奏、後奏など)を自動的に削除することとしてもよい。投稿情報に含まれる録音情報を聴取する場合、ユーザが歌唱している箇所が主な聴取対象となることが考えられる。このような削除処理を行うことで、聴取に不要な箇所を削除し、アップロードする投稿情報の容量を削減することが可能となる。なお、この削除処理は、カラオケ用ホスト装置5において、アップロードされた投稿情報中の録音情報に対して行うこととしてもよい。
録音情報中の区間を指定する編集処理(S111)が完了すると、編集が完了した録音情報に対して、区間種別を割り当てる区間種別割当処理(S112)が実行される。この区間種別割当処理では、楽曲情報に含まれる区間情報を、録音情報に割り当てる処理である。特に、本実施形態のように指定された区間を切り出す編集処理を実行した場合、楽曲情報に含まれる区間情報は、そのまま録音情報に適用することができないため、編集処理において切り出し区間を示す編集位置情報を併用することで、録音情報に対して適切に区間種別を割り当てられる。また、本実施形態では、楽曲情報の再生に基づく演奏音と歌唱音声をミキシングして録音情報が形成される。このような録音情報は、それ自体で演奏音と歌唱音声を再生することが可能であるが、楽曲情報との対応関係は失われてしまう。したがってこのような形態の録音情報に区間情報を割り当てることは重要である。この区間種別割当処理で割り当てられた区間種別は、録音情報の時間進行と区間種別の関係を示す割当区間情報として記録される。なお、区間種別割当処理は、カラオケ用ホスト装置5側で行うこととしてもよい。編集処理を行った場合であっても、投稿情報に編集位置情報を含めておくことで、録音情報に区間情報を適切に割り当てることが可能である。この場合、カラオケ用ホスト装置5側の記憶部に楽曲識別情報を含む区間情報を記憶しておき、カラオケ用ホスト装置5に投稿された投稿情報に含まれる楽曲識別情報と、編集位置情報を基に、対応する区間情報を参照して、投稿情報に含まれる録音情報に区間種別を割り当てることになる。
ここで、ユーザが録音時に、テンポ(速度)情報を変更した場合、例えば、テンポ情報が早くなる場合(N倍)、参照する区間情報に含まれる時間情報は短くなる(1/N倍)ので、楽曲情報に対応した時間情報を、テンポ情報に応じて変更し、変更した時間情報に対応する区間種別を録音情報に割り当てることになる。
区間種別割当処理(S112)が完了すると、投稿するユーザの認証が行われる。ユーザが既にログインしている場合(S113:Yes)には、そのまま関連情報入力(S115)へと進むことになるが、ユーザがログインしていない場合(S113:No)には、ユーザをログインさせるログイン処理(S114)が実行される。その際、ユーザがアカウントを有していない場合には、アカウントを取得するための新規登録が行われる。ユーザのログインが完了すると、投稿情報に含める各種投稿関連情報の入力が行われる(S115)。この投稿関連情報は、録音情報を公開する際、あわせて公開される各種情報で
あって、本実施形態では投稿テキストと、投稿画像を使用することが可能である。
図13には、本発明の実施形態に係る投稿関連情報入力画面が示されている。この投稿関連情報入力画面には、ログインしたユーザのアカウントに登録されているユーザ名と、投稿テキスト記入欄319、投稿画像選択ボタン320、投稿ボタン321が表示されている。本実施形態ではアカウントに登録されているユーザ名をそのまま使用する形態となっているが、このユーザ名はユーザ入力により変更可能としてもよい。投稿テキスト記入欄319を指定すると、ソフトキーボードなどによるテキスト入力を行うことが可能である。投稿するユーザは、投稿に関して他のユーザに伝えたいコメントを入力する。投稿画像選択ボタン320には、画像選択ボタン320aと撮影ボタン320bがあり、画像選択ボタン320aを操作した場合には、携帯端末1の記憶部13に記憶している画像の中から投稿画像を選択することが可能である。一方、撮影ボタン320bを操作した場合には、携帯端末1のフロントカメラ15F、あるいは、リアカメラ15Rで撮影を行い、撮影された画像を投稿画像とすることが可能である。
投稿関連情報を入力し終えたユーザは「投稿する」と表記された投稿ボタン321を操作することで、編集された録音情報、入力された投稿関連情報等を含んだ投稿情報をカラオケ用ホスト5に送信する(S116)。図14には、本発明の実施形態に係る投稿情報のデータ構成が示されている。本実施形態の投稿情報は、メタ情報と実情報で構成されている。実情報は、編集処理で区間指定された箇所の録音情報であり、本実施形態では演奏音と歌唱音声がミキシングされた形態となっている。録音情報には、このような形態の他、歌唱音声だけを録音した形態を採用してもよい。
メタ情報には、楽曲識別情報、楽曲名、歌手名等の録音時に使用した楽曲に関する情報が含まれている。また、投稿情報がどのユーザによって投稿されたかを識別可能とするため、投稿者のアカウントに含まれるユーザ識別情報が含まれている。また、楽曲演奏時についての情報として、演奏開始前に設定されたキー(音程)情報、テンポ(速度)情報が含まれている。また、演奏終了時に算出された採点値などの評価情報が含まれており、投稿情報のランキング等に使用可能となっている。また、録音情報の切り出し区間を示す編集位置情報、区間種別割当処理(S112)で記録した割当区間情報、図13の投稿関連情報入力画面で入力した投稿関連情報が含まれている。
カラオケ用ホスト装置5に送信(投稿)された投稿情報は、カラオケ用ホスト装置5の記憶部41に記憶されるとともに、Webサーバ52上で公開される。なお、Webサーバ上52での公開に先立ち、不適切な音声が録音されていないか、あるいは、不適切な画像や言葉が投稿関連情報に含まれていないか等について審査を行い、審査をクリアした投稿情報のみを公開対象としてもよい。
本実施形態では、投稿処理を可能とするカラオケ用プログラムにおいて、投稿情報の聴取を可能としている。では、この投稿情報の聴取形態について、携帯端末1を使用した形態について説明を行う。なお、投稿情報の聴取は、携帯端末1に限られるものではなく、カラオケ装置やパーソナルコンピュータ、あるいは、ゲーム機等、各種情報処理装置において実行することとしてもよい。
図15には、聴取する投稿情報を選択可能とする採点ランキング画面が示されている。この採点ランキング画面は、図7で説明した楽曲詳細画面中、「ランキング」タブ内に表示されるランキング詳細表示ボタン312を操作することで表示される画面である。この採点ランキング画面には、楽曲詳細画面で指定されている楽曲について、投稿情報内の採点値(評価情報)の高い順に、採点値、ユーザ名、並びに、再生開始ボタン322a〜322cが表示される画面である。ユーザは、聴取したいユーザに対応する再生開始ボタン
322a〜322cを選択することで、当該ユーザの録音情報を聴取することが可能である。なお、再生開始ボタン322a〜322cが表示されていないユーザは、投稿を行っていないユーザであって、録音情報を聴取することはできない。
あるユーザについて再生開始ボタン322a〜322cを操作することで、録音情報の再生が開始される。図16には、録音情報再生画面の一例が示されている。図15の採点ランキング画面において、2位のBさんについて再生開始ボタン322bを操作した場合である。録音情報再生画面には、楽曲名、歌手名、投稿者のユーザ名、採点値(評価情報)、そして、投稿関連情報として入力された投稿画像325、投稿テキスト326、歌詞情報327が表示される。歌詞情報327は、投稿情報に含まれる楽曲識別情報に基づいて、対応する楽曲情報から取得することが可能である。その際、再生する楽曲について全ての歌詞情報を表示してもよいが、投稿情報中の編集位置情報に基づき、編集処理にて切り出された録音情報に対応する箇所の歌詞情報327を表示させることとしてもよい。
録音情報再生画面の画面下方には、区間種別指定ボタン、再生位置を指定可能なプログレスバー、一時停止ボタンを含む再生管理ツール323が表示されている。特に、本実施形態では、区間種別が記載されたボタンを操作することで、録音情報中、対応する区間の再生が実行される。対応する区間の判別、すなわち、録音情報中の位置は、投稿情報に含まれる割当区間情報に基づいて検出することが可能である。また、区間種別ボタンは、録音情報に含まれる区間種別のみ表示する、あるいは、録音情報に含まれる区間種別のみ操作可能な状態とすることが好ましい。さらに、図4で説明したように、区間情報は、歌唱区間と非歌唱区間に類別されるが、録音情報再生画面では、歌唱区間(Aメロ、Bメロ、Aサビ、Bサビ、セリフ)に対応する区間種別指定ボタンのみ表示し、非歌唱区間(前奏、間奏、後奏)については表示させないことが好ましい。ユーザは歌唱音声が存在する歌唱区間のみを指定することが可能となる。
また、歌唱区間であっても、ユーザが故意に、または誤って歌唱音声を入力していない場合が考えられる。この場合、録音時に、マイクロホンへの音声入力があるかどうかを判断し、音声入力が無いと判断した場合は、録音情報に無音声フラグを付与する処理を行い、録音情報再生画面において、歌唱区間でありながら、無音声フラグが付与されている区間種別に対応する区間種別指定ボタンは、表示しない、または、グレーアウトするなど表示態様を変更することが考えられる。なお、グレーアウトした場合は、指定できない制御を加えても良いし、指定できても良い。
さらに、非歌唱区間であっても、ユーザが語りやラップ、ハミング等、任意の歌唱音声を入力する場合が考えられる。この場合、録音時に、マイクロホンへの音声入力があるかどうかを判断し、非歌唱区間でありながら、音声入力が有ると判断した場合は、録音情報に有音声フラグを付与する処理を行い、録音情報再生画面において、非歌唱区間でありながら、有音声フラグが付与されている区間種別に対応する区間種別指定ボタンは、表示する、または、他の歌唱区間に対応するボタンと差別化を図るため、色を変更することが考えられる。
再生管理ツール323の下方には、「似てる!!」と表記された投票ボタン324a、「いいね!!」と表記された投票ボタン324bが表示されている。録音情報を聴取したユーザは、これら投票ボタン324a、324bを操作することで、聴取した録音情報に対する評価を行うことが可能である。なお、これら投票ボタン324a、324bは、録音情報の聴取が一定時間以上行われた場合、あるいは、聴取が完了した時点で表示、あるいは操作可能としてもよい。録音情報を聴取することなく投票を行う不正を抑制することが可能となる。
投票ボタン324a、324bによる投票操作は、聴取している投稿情報に関する投票情報として、カラオケ用ホスト装置5に送信される。カラオケ用ホスト装置5では、投票項目毎に投票情報を集計し、図6で説明した各項目(「いいね!!」、「似てる!!」)のランキングに使用し、投稿情報を紹介することが可能となる。
以上、携帯端末1を例として、投稿処理、並びに、投稿された投稿情報の聴取処理について説明を行ったが、投稿処理、聴取処理については、携帯端末1のみならず、カラオケ装置、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器等、各種情報処理装置において行うことが可能であり、幅広いユーザに対して歌唱録音による投稿を提供することが可能である。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…携帯端末(情報処理装置)、11…CPU、12…RAM、13…記憶部、14…画像制御部、15F…フロントカメラ、15R…リアカメラ、16…音響処理部、17a…スピーカ、17b…マイクロホン、18…タッチパネル表示部、18a…タッチパネル、18b…表示部、19…通信部、20…入力スイッチ、21…外部入力端子、22…外部メモリ接続端子

Claims (7)

  1. ネットワークを介してホスト装置と通信可能な情報処理装置にて実行可能なカラオケ用プログラムであって、
    録音演奏処理と、編集処理と、区間種別割当処理と、投稿処理と、再生処理と、を実行可能とし、
    前記録音演奏処理は、楽曲情報を再生するとともに、楽曲情報の再生と同期してマイクロホンから入力される歌唱音声を録音して録音情報を形成し、
    前記編集処理は、前記録音演奏処理で形成された録音情報を、入力部から指定された切り出し区間で切り出し可能とし、
    前記区間種別割当処理は、前記編集処理で切り出された録音情報に対して区間種別を割り当て、
    前記投稿処理は、前記編集処理で切り出された録音情報を含む投稿情報をホスト装置に送信し、
    前記再生処理は、前記ホスト装置から受信した投稿情報について、当該投稿情報に含まれる録音情報に割り当てられている区間種別の指定を受け付け、録音情報中、指定された区間種別に対応する箇所を再生する
    カラオケ用プログラム。
  2. 前記区間種別割当処理は、再生する楽曲情報について、区間種別と時間情報を対応付けた区間情報に基づいて、形成した録音情報に区間種別を割り当てる
    請求項1に記載のカラオケ用プログラム。
  3. 前記区間種別割当処理は、再生する楽曲情報について、テンポ情報の変更を受付け、受付けた前記テンポ情報に基づいて、前記区間種別に対応する前記時間情報を変更し、変更した前記時間情報に基づいて、形成した録音情報に区間種別を割り当てる
    求項2に記載のカラオケ用プログラム。
  4. 前記再生処理は、歌唱区間に対応する区間種別のみ指定を受け付け可能とする
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のカラオケ用プログラム。
  5. 前記録音演奏処理は、マイクロホンから歌唱音声が入力されたかを判定し、歌唱音声の入力が無いと判定した場合、録音情報に、無音声フラグを付与し、
    前記再生処理は、歌唱区間に対応する区間種別のうち、前記無音声フラグが付与された前記録音情報を含む区間種別の受け付けの表示態様を変更する
    請求項4に記載のカラオケ用プログラム。
  6. 前記録音演奏処理は、前記マイクロホンから入力される歌唱音声と楽曲情報の再生に基づく演奏音とをミキシングして録音し、録音情報を形成する
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のカラオケ用プログラム。
  7. ネットワークを介してホスト装置と通信可能な情報処理装置であって、
    録音演奏処理と、編集処理と、区間種別割当処理と、投稿処理と、再生処理と、を実行可能とし、
    前記録音演奏処理は、楽曲情報を再生するとともに、楽曲情報の再生と同期してマイクロホンから入力される歌唱音声を録音して録音情報を形成し、
    前記編集処理は、前記録音演奏処理で形成された録音情報を、入力部から指定された切り出し区間で切り出し可能とし、
    前記区間種別割当処理は、前記編集処理で切り出された録音情報に対して区間種別を割り当て、
    前記投稿処理は、前記編集処理で切り出された録音情報を含む投稿情報をホスト装置に送信し、
    前記再生処理は、前記ホスト装置から受信した投稿情報について、当該投稿情報に含まれる録音情報に割り当てられている区間種別の指定を受け付け、録音情報中、指定された区間種別に対応する箇所を再生する
    情報処理装置。
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