JP7056447B2 - 熱転写受像シート - Google Patents

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Description

本発明は、熱転写受像シートに関する。
従来、種々の印字方法が知られているが、その中でも昇華型熱転写方式は、濃度階調を自由に調整でき、中間色や階調の再現性にも優れ、銀塩写真に匹敵する高品質の画像形成が可能である。
この昇華型熱転写方式は、昇華性染料を含有する染料層を備える熱転写シートと、受容層を備える熱転写受像シートとを重ね合わせ、次いで、熱転写プリンタが備えるサーマルヘッドにより、熱転写シートを加熱することで、染料層中の昇華性染料を熱転写受像シートが備える受容層に移行させ、画像形成を行い、印画物を得るものである。
熱転写受像シートとして、シール型のものも広く知られており、例えば、受容層と、プライマー層と、基材と、粘着層と、剥離基材とをこの順に備える(特許文献1参照)。
ところで、近年、カードゲーム等、その用途によっては、熱転写受像シートから剥離後の剥離基材にも一定以上の価値を付与するため、剥離基材側への装飾、例えば、画像形成が求められ、剥離基材上に受容層等を設け、剥離積層体とする場合がある。
しかしながら、このような熱転写受像シートを用いて作製した印画物は、カールが発生してしまう可能性が高く、その品位を損なってしまっていた。さらに、剥離後の剥離積層体自体にもカールが発生してしまう可能性が高く、これらの改善が求められていた。
特開2017-136748号公報
本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、その解決しようとする課題は、カール防止性の高い熱転写受像シートであって、剥離後の剥離積層体におけるカールの発生も防止できる、熱転写受像シートを提供することである。
本発明の熱転写受像シートは、
受容層と、第1の基材と、第2の基材と、粘着層とをこの順に備えるシール型積層体と、
第1の剥離基材と、第2の剥離基材と、受容層とをこの順に備える剥離積層体とを、備え、
第1の基材の厚さ及び第2の基材の厚さの和と、第1の剥離基材の厚さ及び第2の剥離基材の厚さの和との差の絶対値が、10μm以下であり、
剥離積層体の剛軟度が、100mg以上であることを特徴とする。
一実施形態において、第1の基材の厚さと、第2の剥離基材の厚さとの差の絶対値は、5μm以下である。
一実施形態において、第2の基材の厚さと、第1の剥離基材の厚さとの差の絶対値は、5μm以下である。
一実施形態において、本発明の熱転写受像シートの剛軟度は、1000mg以上3000mg以下である。
一実施形態において、剥離積層体の厚さ、100μm以上150μm以下である。
一実施形態において、本発明の熱転写受像シートの厚さは、180μm以上300μm以下である。
一実施形態において、第1の基材及び第2の基材の少なくとも一方、並びに第1の剥離基材及び第2の剥離基材の少なくとも一方は、多孔質樹脂フィルムから構成される。
本発明によれば、カール防止性の高い熱転写受像シートであって、剥離後の剥離積層体におけるカールの発生も防止できる、熱転写受像シートを提供できる。
一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。 一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。 一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。 一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。
(熱転写受像シート)
本発明の熱転写受像シート10は、図1に示すように、受容層11と、第1の基材12と、第2の基材13と、粘着層14とをこの順に備えるシール型積層体15と、第1の剥離基材16と、第2の剥離基材17と、受容層18とをこの順に備える剥離積層体19とを、備える。
また、一実施形態において、図2に示すように、本発明の熱転写受像シート10が備える剥離基材19は、第1の剥離基材16上に、離型層20を備える。
また、一実施形態において、図3に示すように、本発明の熱転写受像シート10が備えるシール型積層体15は、第1の基材12と、第2の基材13との間に、接着層21を備える。また、該接着層21は、剥離積層体19が備える第1の剥離基材16と、第2の剥離基材17との間にも設けられていてもよい。
また、一実施形態において、図4に示すように、本発明の熱転写受像シート10が備えるシール型積層体15は、受容層11と、第1の基材12との間に、プライマー層22を備える。また、該プライマー層22は、剥離積層体19が備える第2の剥離基材17と、受容層18との間にも設けられていてもよい。
本発明の熱転写受像シートにおいて、第1の基材の厚さ及び第2の基材の厚さの和と、第1の剥離基材の厚さ及び第2の剥離基材の厚さの和との差の絶対値は、10μm以下である。これにより、熱転写受像シートのカール防止性を向上できる。
より好ましくは、第1の剥離基材の厚さ及び第2の剥離基材の厚さの和との差の絶対値は、5μm以下であり、さらに好ましくは3μm以下である。
また、本発明の熱転写受像シートにおいて、第1の基材の厚さと、第2の剥離基材の厚さとの差の絶対値は、5μm以下であることが好ましく、3μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性をより向上できる。
また、本発明の熱転写受像シートにおいて、第2の基材の厚さと、第1の剥離基材の厚さとの差の絶対値は、5μm以下であることが好ましく、3μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性をより向上できる。
熱転写受像シートの剛軟度は、1000mg以上3000mg以下であることが好ましく、1000mg以上2000mg以下であることがより好ましく、1100mg以上1580mg以下であることがさらに好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性をより向上できる。また、印画物の作製において、受容層上への画像形成後、熱転写受像シートは、プリンタが備えるカッター機構により、所望の大きさにカットされるが、熱転写受像シートの剛軟度を上記数値範囲内とすることにより、該カットにより、印画物の端面に毛羽立ち等が発生し、その品位を損なってしまうことを防止できる(以下、カット容易性という。)。
なお、本発明において、剛軟度は、JIS L 1085に記載の方法に準拠して、温度25℃、湿度50%の環境において、東洋精機(株)製のガーレー柔軟度試験機を用いて測定する。
熱転写受像シートの厚さは、180μm以上300μm以下であることが好ましく、200μm以上280μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性をより向上できると共に、カット容易性をより向上できる。さらに、プリンタ内における搬送容易性を向上できる。
(シール型積層体)
シール型積層体は、受容層と、第1の基材と、第2の基材と、粘着層とをこの順に備える。また、シール型積層体は、受容層と、第1の基材との間に、プライマー層を、第1の基材と、第2の基材との間に接着層を備えていてもよい。
以下、本発明のシール型積層体が備える各層について説明する。
(受容層)
受容層は、熱転写シートが備える染料層から移行してくる昇華性染料を受容し、形成された画像を維持する層である。
受容層は、少なくとも1種の樹脂材料を含み、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)及びポリメチルペンテン等のポリオレフィン、ビニル樹脂、(メタ)アクリル樹脂、セルロース樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、1,4-ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート、テレフタル酸-シクロヘキサンジメタノール-エチレングリコール共重合体等のポリエステル、ナイロン6及びナイロン6,6等のポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール及びポリビニルピロリドン(PVP)等のビニル樹脂、ポリイミド及びポリエーテルイミド等のイミド樹脂、セロファン、セルロースアセテート、ニトロセルロース、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)及びセルロースアセテートブチレート(CAB)等のセルロース樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン等のスチレン樹脂、(メタ)アクリル樹脂、ポリウレタン、並びにアイオノマー樹脂等を挙げることができる。
なお、本発明において、「(メタ)アクリル」とは「アクリル」と「メタアクリル」の両方を包含することを意味する。
受容層における上記樹脂材料の含有量は、特に限定されず、例えば、80質量%以上98質量%以下とすることができる。
一実施形態において、受容層は、1種又は2種以上の離型材を含む。これにより、画像形成後における熱転写シートとの離型性を向上できる。
離型材としては、例えば、ポリエチレンワックス、アミドワックス、テフロン(登録商標)パウダー等の固形ワックス類、フッ素系又はリン酸エステル系界面活性材、シリコーンオイル、反応性シリコーンオイル、硬化型シリコーンオイル等の各種変性シリコーンオイル、及び各種シリコーン樹脂等が挙げられる。
受容層における離型材の含有量は、0.5質量%以上20質量%以下であることが好ましく、0.5質量%以上10質量%以下であることがより好ましい。これにより、画像形成後における熱転写シートとの離型性をより向上できる。
また、受容層は、本発明の特性を損なわない範囲において、離型材、可塑材、充填材、紫外線安定化材、着色防止材、界面活性材、蛍光増白材、艶消し材、消臭材、難燃材、耐候材、帯電防止材、糸摩擦低減材、スリップ材、抗酸化材、イオン交換材、分散材、紫外線吸収材、並びに顔料及び染料等の着色材等の添加材を含むことができる。
受容層の厚さは、0.5μm以上20μm以下であることが好ましく、1μm以上10μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性をより向上できると共に、受容層上に形成される画像の濃度を向上できる。
受容層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、第1の基材等の上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(第1の基材)
第1の基材としては、例えば、上質紙、アート紙、コート紙、レジンコート紙、キャストコート紙、板紙、合成紙及び含浸紙等の紙基材や、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ビニル樹脂、(メタ)アクリル樹脂、イミド樹脂及びセルロース樹脂等の樹脂材料を含む樹脂フィルムを使用できる。
熱転写受像シートのカール防止性という観点から、第1の基材は、樹脂フィルムであることが好ましく、ポリエステル又はポリオレフィンを含む樹脂フィルムであることがより好ましい。
また、第1の基材は、内部に微細空隙を有する多孔質の樹脂フィルムであることがより好ましい。これにより、画像形成時における熱損失を低減できると共に、熱転写受像シートにクッション性を付与できるため、受容層上により良好な画像を形成できる。
また、多孔質樹脂フィルムの表面には、隣接する層との密着性向上のため、上記表面処理が施されていることが好ましい。
多孔質樹脂フィルムは、公知の方法により製造することができ、例えば、上記した樹脂材料に対し、非相溶な有機粒子又は無機粒子を混練した混合物をフィルム化することにより作製できる。また、一実施態様において、多孔質樹脂フィルムは、第1の樹脂材料と、第1の樹脂材料より高い融点を有する第2の樹脂材料を含む混合物をフィルム化することにより作製できる。この場合において、第2の樹脂材料は、微細空隙を形成する核材として機能する。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、第1の基材は、上記添加材を含むことができる。
第1の基材の厚さは、10μm以上100μm以下であることが好ましく、25μm以上80μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性をより向上できる。
(第2の基材)
第2の基材としては、上記した紙基材、樹脂フィルム及び多孔質樹脂フィルムを使用でき、熱転写受像シートのカール防止性という観点からは、樹脂フィルム及び多孔質樹脂フィルムが好ましい。また、画像形成性及びカール防止性という観点からは、多孔質樹脂フィルムが好ましい。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、第2の基材は、上記添加材を含むことができる。
第2の基材の厚さは、10μm以上120μm以下であることが好ましく、25μm以上100μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性をより向上できる。
(粘着層)
粘着層は、少なくとも1種の粘着材を含み、例えば、(メタ)アクリル系粘着材、エポキシ系粘着材、ポリアミド系粘着材、ポリスチレン系粘着材、シリコーン系粘着材及びウレタン系粘着材等が挙げられる。これらの中でも、シール型積層体の密着力という観点から、(メタ)アクリル系粘着材が好ましい。
粘着層における粘着材の含有量は、50質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることがより好ましい。これにより、シール型積層体の密着力を向上できる。
また、一実施形態において、粘着層は、少なくとも1種の硬化材を含む。これにより、熱転写受像シートの粘着力、カール防止性及び粘着材のはみ出し防止性をより向上できる。
硬化材としては、例えば、エポキシ硬化材、イソシアネート硬化材、メラミン硬化材、オキサゾリン硬化材、アジリジン硬化材、金属キレート硬化材及びアミン硬化材等が挙げられる。これらの中でも、シール型積層体の密着力の観点から、エポキシ硬化材及びイソシアネート硬化材が好ましい。
エポキシ硬化材としては、例えば、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6-ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、テトラグリシジルキシレンジアミン、1,3-ビス(N,N-ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル及びソルビトールポリグリシジルエーテル等が挙げられる。
イソシアネート硬化材としては、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、ブチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、シクロペンチレンジイソシアネート、シクロへキシレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソシアネ-ト、水素添加キシレンジイソシアネ-ト、水素添加キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、トリメチロールプロパン-トリレンジイソシアネート付加物及びトリメチロールプロパン-ヘキサメチレンジイソシアネート付加物等が挙げられる。
粘着層における硬化材の含有量は、粘着材100質量部に対し、0.3質量部以上1.2質量部以下であることが好ましく、0.5質量部以上1質量部以下であることがより好ましい。これにより、シール型積層体の密着力をより向上できる。
粘着層は、本発明の特性を損なわない範囲において、上記添加材を含むことができる。
粘着層の厚さは、6μm以上12μm以下であることが好ましく、8μm以上10μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性及びシール型積層体の密着力をより向上できる。
粘着層は、上記材料を、水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、第2の基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(プライマー層)
一実施形態において、シール型積層体は、受容層と、第1の基材との間に、プライマー層を備える。これにより、層間の密着力を向上できる。
一実施形態において、プライマー層は、1種又は2種以上の樹脂材料を含み、例えば、ポリエステル、ポリウレタン、ポリカーボネート、(メタ)アクリル樹脂、スチレン樹脂、ビニル樹脂及びセルロース樹脂等を挙げることができる。
一実施形態において、プライマー層は、層状ケイ酸塩を含む。これにより、プライマー層に導電性を付与でき、印画物のさばき性を向上できる。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、プライマー層は、上記添加材を含むことができる。
プライマー層の厚さは、0.5μm以上3μm以下であることが好ましく、1μm以上2μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性をより向上できる。
プライマー層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、第1の基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(接着層)
一実施形態において、シール型積層体は、第1の基材と、第2の基材との間に、接着層を備える。
一実施形態において、接着層は、1種又は2種以上の樹脂材料を含み、例えば、ポリエステル、ポリウレタン、ポリカーボネート、(メタ)アクリル樹脂、スチレン樹脂、ビニル樹脂及びセルロース樹脂等を挙げることができる。
一実施形態において、接着層は、上記硬化材を含む。
接着層の厚さは、2μm以上6μm以下であることが好ましく、3μm以上5μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートのカール防止性をより向上できる。
接着層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、第1の基材又は第2の基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(剥離積層体)
剥離積層体は、第1の剥離基材と、第2の剥離基材と、受容層とをこの順に備える。また、剥離積層体は、第1の剥離基材上に、離型層を、第1の剥離基材と、第2の剥離基材との間に、接着層を、第2の剥離基材と、受容層との間に、プライマー層を備えていてもよい。
剥離積層体の剛軟度は、100mg以上である。これにより、熱転写受像シート及び剥離積層体のカール防止性を向上できる。
より好ましくは、剥離積層体の剛軟度は、110mg以上250mg以下であり、さらに好ましくは115mg以上230mg以下、最も好ましくは120mg以上180mg以下である。これにより、剥離積層体のカール防止性をより向上できる。
剥離積層体の厚さは、100μm以上150μm以下であることが好ましく、105μm以上130μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シート及び剥離積層体のカール防止性をより向上できる。
以下、剥離積層体が備える各層について説明する。なお、受容層、接着層及びプライマー層の好ましい構成や厚さ等については、シール型積層体が備える受容層、接着層及びプライマー層と同様であるため、ここでは記載を省略する。
(第1の剥離基材)
第1の剥離基材としては、上記した紙基材、樹脂フィルム及び多孔質樹脂フィルムを使用でき、熱転写受像シート及び剥離積層体のカール防止性という観点からは、樹脂フィルム及び多孔質樹脂フィルムが好ましい。また、カール防止性という観点からは、多孔質樹脂フィルムが特に好ましい。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、第1の剥離基材は、上記添加材を含むことができる。
第1の剥離基材の厚さは、10μm以上120μm以下であることが好ましく、25μm以上00μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シート及び剥離積層体のカール防止性をより向上できる。
(第2の剥離基材)
第2の剥離基材としては、上記した紙基材、樹脂フィルム及び多孔質樹脂フィルムを使用でき、熱転写受像シート及び剥離積層体のカール防止性という観点からは、樹脂フィルム及び多孔質樹脂フィルムが好ましい。
また、熱転写受像シート及び剥離積層体のカール防止性という観点から、第2の剥離基材は、ポリエステルを含む、樹脂フィルム又は多孔質樹脂フィルムであることが好ましい。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、第2の剥離基材は、上記添加材を含むことができる。
第2の剥離基材は、その加熱収縮率が2.5%以下であることが好ましく、2.3%以下であることがより好ましく、2%以下であることがさらに好ましい。これにより、剥離積層体のカール防止性を向上できる。
なお、本発明において、第2の剥離基材の加熱収縮率は、JIS C 2151に準拠して測定された第2の剥離基材のMD方向への寸法変化率を意味する。
具体的には、以下のようにして、第2の剥離基材の加熱収縮率を測定する。
まず、第2の剥離基材をカットし、10mm×100mmの試験片を作製する。
次いで、該試験片を、150℃の熱風循環式の恒温槽内に30分間、荷重1gで懸垂させた。
次いで、試験片を室温まで冷却し、試験片のMD方向の長さを測定し、下記式に基づいて、加熱収縮率を算出する。

加熱収縮率(%)=(L-L)/L

上記式中、Lは、試験前の試験片のMD方向の長さを表し、Lは、試験後の試験片のMD方向の長さを表す。
第2の剥離基材の厚さは、10μm以上100μm以下であることが好ましく、25μm以上80μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シート及び剥離積層体のカール防止性をより向上できる。
(離型層)
一実施形態において、剥離積層体は、第1の剥離基材上に離型層を備える。該層は、シール型積層体の粘着層に隣接して設けられ、該層を備えることにより、シール型積層体と、剥離積層体との密着力を調整できる。
また、一実施形態において、離型層は、1種又は2種以上の離型材を含み、例えば、シリコーンオイル、リン酸エステル系可塑剤、フッ素系化合物、ワックス、金属石鹸及びフィラー等が挙げられる。
離型層は、本発明の特性を損なわない範囲において、上記添加材を含むことができる。
離型層の厚さは、0.05μm以上1μm以下であることが好ましく、0.1μm以上0.4μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シート及び剥離積層体のカール防止性をより向上できる。
離型層は、上記材料を、水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、第1の剥離基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
次に実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。また、以下、別途説明している場合を除いて、含有量、配合比等は、質量基準である。
実施例1
第1の基材として、厚さ25μmのPETフィルム(東レ(株)社製、ルミラー(登録商標))を準備し、この一方の面に、下記組成の接着層形成用塗工液を塗布し、乾燥し、厚さ4μmの接着層を形成すると共に、該接着層を介して、第2の基材として、厚さ75μmの多孔質PETフィルム(東洋紡(株)製、クリスパー(登録商標))を積層した。
(接着層形成用塗工液)
・ポリウレタン 30質量部
(三井化学(株)製、タケラック(登録商標)A-969V)
・イソシアネート化合物 10質量部
(三井化学(株)製、タケネート(登録商標)A-5)
・酢酸エチル 60質量部
第1の基材の他方の面に、下記組成のプライマー層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ1μmのプライマー層を形成した。
(プライマー層形成用塗工液)
・ポリウレタン 5質量部
(日本ポリウレタン工業(株)製、N-5199)
・アナターゼ型酸化チタン 10質量部
(堺化学工業(株)製、TCA-888)
・イソシアネート化合物 2質量部
(三井化学(株)製、タケネート(登録商標)A-14)
・トルエン 8質量部
・メチルエチルケトン(MEK) 8質量部
・イソプロパノール(IPA) 4質量部
プライマー層上に下記組成の受容層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ4μmの受容層を形成し、シール型積層体を作製した。
(受容層形成用塗工液)
・塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体 12質量部
(日信化学工業(株)製、ソルバイン(登録商標)C)
・エポキシ変性シリコーン 0.8質量部
(信越化学工業(株)製、X-22-3000T)
・アミノ変性シリコーン 0.24質量部
(信越化学工業(株)製、X-22-1660B-3)
・トルエン 30質量部
・MEK 30質量部
第1の剥離基材として、厚さ75μmの多孔質PETフィルム(東洋紡(株)製、クリスパー(登録商標))を準備し、この一方の面に、下記組成の接着層形成用塗工液を塗布し、乾燥し、厚さ4μmの接着層を形成すると共に、該接着層を介して、第2の剥離基材として、厚さ25μmのPETフィルム(東レ(株)社製、ルミラー(登録商標)、加熱収縮率1%)を積層した。
(接着層形成用塗工液)
・ポリウレタン 30質量部
(三井化学(株)製、タケラック(登録商標)A-969V)
・イソシアネート化合物 10質量部
(三井化学(株)製、タケネート(登録商標)A-5)
・酢酸エチル 60質量部
第2の剥離基材上に、下記組成のプライマー層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ1μmのプライマー層を形成した。
(プライマー層形成用塗工液)
・ポリウレタン 5質量部
(日本ポリウレタン工業(株)製、N-5199)
・アナターゼ型酸化チタン 10質量部
(堺化学工業(株)製、TCA-888)
・イソシアネート化合物 2質量部
(三井化学(株)製、タケネート(登録商標)A-14)
・トルエン 8質量部
・MEK 8質量部
・IPA 4質量部
プライマー層上に下記組成の受容層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ4μmの受容層を形成した。
(受容層形成用塗工液)
・塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体 12質量部
(日信化学工業(株)製、ソルバイン(登録商標)C)
・エポキシ変性シリコーン 0.8質量部
(信越化学工業(株)製、X-22-3000T)
・アミノ変性シリコーン 0.24質量部
(信越化学工業(株)製、X-22-1660B-3)
・トルエン 30質量部
・MEK 30質量部
第1の剥離基材の他方の面に、下記組成の離型層形成用塗工液を塗布乾燥し、厚さ0.3μmの離型層を形成させ、剥離積層体を作製した。
(離型層形成用塗工液)
・シリコーン樹脂 100質量部
(信越化学工業(株)製、KS-847H)
・トルエン 200質量部
シール型積層体が備える第2の基材上に、下記組成の粘着層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ8μmの粘着層を形成させると共に、該粘着層を介して、剥離積層体を、離型層が粘着層と接するように積層し、受容層と、プライマー層と、第1の基材と、接着層と、第2の基材と、粘着層と、離型層と、第1の剥離基材と、接着層と、第2の剥離基材と、プライマー層と、受容層とをこの順に備える熱転写受像シートを得た。
(粘着層形成用塗工液)
・アクリル共重合体 48質量部
(綜研化学(株)製、SKダイン1310L)
・エポキシ樹脂 0.36質量部
(綜研化学(株)製、硬化剤E-AX)
・酢酸エチル 51.64質量部
実施例2
第1の基材及び第2の剥離基材を、厚さ35μmの多孔質PETフィルム(東レ(株)製、ルミラー(登録商標)、加熱収縮率1.5%)に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例3
第1の基材及び第2の剥離基材を、厚さ75μmの多孔質PETフィルム(東洋紡(株)製、クリスパー(登録商標)、加熱収縮率1.2%)に、第2の基材及び第1の剥離基材を、厚さ30μmのPPフィルム(フタムラ化学(株)製、FOS-BT)に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例4
第1の基材及び第2の剥離基材を、厚さ75μmの多孔質PETフィルム(東洋紡(株)製、クリスパー(登録商標)、加熱収縮率1.2%)に、第2の基材及び第1の剥離基材を、厚さ35μmの多孔質PPフィルム(三井化学東セロ(株)製、エコネージュ(登録商標))に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例5
第1の基材及び第2の剥離基材を、厚さ35μmの多孔質PETフィルム(東レ(株)製、ルミラー(登録商標)、加熱収縮率1.5%)に、第2の基材及び第1の剥離基材を、厚さ75μmのPETフィルム(三菱ケミカル(株)製、ダイアホイル(登録商標))に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例6
第1の基材及び第2の剥離基材を、厚さ35μmの多孔質PETフィルム(東レ(株)製、ルミラー(登録商標)、加熱収縮率1.5%)に、第2の基材及び第1の剥離基材を、厚さ100μmのPETフィルム(三菱ケミカル(株)製、ダイアホイル(登録商標))に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例7
第1の基材及び第2の剥離基材を、厚さ75μmの多孔質PETフィルム(東洋紡(株)製、クリスパー(登録商標)、加熱収縮率1.2%)に、第2の基材及び第1の剥離基材を、厚さ30μmのPPフィルム(フタムラ化学(株)製、FOS-BT)に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
比較例1
第2の基材を、厚さ75μmの多孔質PETフィルム(東洋紡(株)製、クリスパー(登録商標))に、第1の剥離基材を、厚さ35μmの多孔質PETフィルム(東レ(株)製、ルミラー(登録商標))に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
比較例2
第2の基材及び第1の剥離基材を、厚さ35μmの多孔質PETフィルム(東レ(株)製、ルミラー(登録商標))に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
比較例3
剥離積層体の作製において、第1の剥離基材を、厚さ100μmのPETフィルム(東洋紡(株)製、クリスパー(登録商標))に変更すると共に、接着層、第2の剥離基材、プライマー層及び受容層を設けなかった以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
各実施例及び各比較例において作製した熱転写受像シートについて以下の試験を行い、評価した。
<<剛軟度測定>>
上記実施例及び比較例の熱転写受像シート及び該熱転写受像シートが備える剥離積層体の剛軟度を、JIS L 1085に記載の方法に準拠して、温度25℃、湿度50%の環境において、東洋精機(株)製のガーレー柔軟度試験機を用いて測定した。測定結果を表1にまとめた。
<<熱転写受像シートのカール防止性評価試験>>
上記実施例及び比較例で得られた各熱転写受像シートが備える両面の受容層上に、昇華型熱転写プリンタ(シチズンシステムズ(株)製、DP-DS80DX)及び当該プリンタの純正熱転写シートを用いて、ハーフグレー画像(128/255階調画像)を形成し、印画物を作製した。このようにして得られた印画物は、該昇華型熱転写プリンタが備えるカッター機構により前後端の余白部分をカットされており、そのサイズは、幅203mm×長さ305mmであった。
なお、比較例3の熱転写受像シートについては、シール型積層体が備える受容層にのみ画像を形成した。
作製した印画物を、50℃、相対湿度20%の環境下において48時間静置した後、平坦な台の上に置き、角4点の浮き上がり高さを測定した。具体的には、受容層面側が凹となるカールの場合は、受容層面が上になるように平面な台の上に置き、受容層面側が凸となるカールの場合は、受容層面が下になるように平面な台の上に置いて測定を行った。角4点の最大浮き上がり高さをカール量(シール型積層体の受容層側への凸カールを正の値、シール型積層体の受容層側への凹カールを負の値)とし、下記評価基準に基づいて、熱転写受像シートのカール防止性を評価した。評価結果を表1にまとめた。
(評価基準)
A:カール量の絶対値が5mm未満であった。
B:カール量の絶対値が5mm以上10mm未満であった。
NG:カール量の絶対値が10mm以上であった。
<<剥離積層体のカール防止性評価試験>>
上記のようにして作製した印画物から剥離積層体を剥離し、該剥離積層体を50℃、相対湿度20%の環境下において48時間静置した後、平坦な台の上に置き、角4点の浮き上がり高さを測定した。具体的には、受容層面側が凹となるカールの場合は、受容層面が上になるように平面な台の上に置き、受容層面側が凸となるカールの場合は、受容層面が下になるように平面な台の上に置いて測定を行った。角4点の最大浮き上がり高さをカール量(受容層側への凸カールを正の値、受容層側への凹カールを負の値)とし、下記評価基準に基づいて、剥離積層体のカール防止性を評価した。評価結果を表1にまとめた。
(評価基準)
A:カール量の絶対値が5mm未満であった。
B:カール量の絶対値が5mm以上10mm未満であった。
NG:カール量の絶対値が10mm以上であった。
<<カット容易性評価試験>>
熱転写受像シートのカール防止性評価試験と同様にして、上記実施例及び比較例で得られた各熱転写受像シートを用いて印画物を1万枚ずつ作製した。作製後の印画物におけるカット端面を目視により観察し、下記評価基準に基づいて、熱転写受像シートのカット容易性を評価した。評価結果を表1にまとめた。
(評価基準)
A:カット端面において、毛羽立ち等が観察されなかった。
B:カット端面において、多少の毛羽立ちが観察されたが、実用上問題のない程度であった。
C:カッター不良により、印画物を1万枚作製できなかった。
Figure 0007056447000001
符合の説明
10:熱転写受像シート、11、18:受容層、12:第1の基材、13:第2の基材、14:粘着層、15:シール型積層体、16:第1の剥離基材、17:第2の剥離基材、19:剥離積層体、20:離型層、21:接着層、22:プライマー層

Claims (7)

  1. 受容層と、第1の基材と、第2の基材と、粘着層とをこの順に備えるシール型積層体と、
    第1の剥離基材と、第2の剥離基材と、受容層とをこの順に備える剥離積層体とを、備える熱転写受像シートであって、
    前記第1の基材の厚さ及び前記第2の基材の厚さの和と、前記第1の剥離基材の厚さ及び前記第2の剥離基材の厚さの和との差の絶対値が、10μm以下であり、
    前記剥離積層体の剛軟度が、100mg以上であることを特徴とする、熱転写受像シート。
  2. 前記第1の基材の厚さと、前記第2の剥離基材の厚さとの差の絶対値が、5μm以下である、請求項1に記載の熱転写受像シート。
  3. 前記第2の基材の厚さと、前記第1の剥離基材の厚さとの差の絶対値が、5μm以下である、請求項1又は2に記載の熱転写受像シート。
  4. 剛軟度が、1000mg以上3000mg以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  5. 前記剥離積層体の厚さが、100μm以上150μm以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  6. 厚さが、180μm以上300μm以下である、請求項1~5のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  7. 前記第1の基材及び前記第2の基材の少なくとも一方、並びに前記第1の剥離基材及び前記第2の剥離基材の少なくとも一方が、多孔質樹脂フィルムから構成される、請求項1~6のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
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