JP7055977B2 - 柱梁仕口部材 - Google Patents

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Description

本発明は、柱梁仕口部材に関する。
鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁とを接合する接合構造が知られている(例えば、特許文献1,2)。特許文献1に開示された技術では、梁が貫通された柱梁仕口部材を柱の上端面に載置し、当該柱梁仕口部材内にコンクリートを打設することにより、柱と梁とを接合する。
特開平7-197523号公報 特開2007-023495号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、前述したように、梁が貫通された柱梁仕口部材が柱の上端面に載置される。そのため、柱梁仕口部材が柱の上端面から脱落し易く、施工性が低下する可能性がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、柱の上端面から柱梁仕口部材が脱落することを抑制することを目的とする。
第1態様に係る柱梁仕口部材は、外周面に梁が接合されるとともに、下端側の開口から柱の上端部が挿入される筒状部と、前記筒状部に設けられ、該筒状部内に挿入された前記柱の上端面に載置される載置部と、を備える。
第1態様に係る柱梁仕口部材は、筒状部と、載置部とを備える。筒状部の外周面には、梁が接合される。この筒状部の下端側の開口には、柱の上端部が挿入される。また、筒状部には、載置部が設けられる。
載置部は、筒状部内に挿入された柱の上端面に載置される。つまり、載置部は、筒状部内に柱の上端部を挿入した状態で、柱の上端面に載置される。これにより、柱の上端面に対して載置部がずれ、又はずれようとすると、柱の外周面に筒状部の内周面が干渉する。したがって、柱の上端面から柱梁仕口部材が脱落することが抑制される。
第2態様に係る柱梁仕口部材は、第1態様に係る柱梁仕口部材において、前記梁の下端部は、前記筒状部の下端部よりも上側に接合される。
第2態様に係る柱梁仕口部材によれば、梁の下端部は、筒状部の下端部よりも上側に接合される。
ここで、地震時には、梁の下端部から筒状部の外周面に引張力が作用する。そのため、地震時に、筒状部の外周面が面外変形する可能性がある。
これに対して本発明では、梁の下端部が筒状部の下端部よりも上側に接合される。これにより、本発明では、梁の下端部が筒状部の下端部に接合される場合と比較して、筒状部の外周面の面外変形が抑制される。
第3態様に係る柱梁仕口部材は、第1態様又は第2態様に係る柱梁仕口部材において、前記梁は、前記柱の前記外周面に接合されるとともに、該柱の幅よりも幅が狭い下側フランジ部を有し、前記下側フランジ部の幅方向の端部には、該下側フランジ部の幅を広げるとともに、前記柱の前記外周面に接合される水平ハンチ部が設けられる。
第3態様に係る柱梁仕口部材によれば、梁は、柱の外周面に接合される下側フランジ部を有する。この下側フランジ部の幅は、柱の幅よりも狭い。また、下側フランジ部の幅方向の端部には、水平ハンチ部が設けられる。水平ハンチ部は、下側フランジ部の幅を広げるとともに、柱の外周面に接合される。
これにより、地震時に、梁の下側フランジ部に作用する引張力が、下側フランジ部及び水平ハンチ部を介して柱の外周面に分散して伝達される。したがって、柱の外周面の面外変形が抑制される。
第4態様に係る柱梁仕口部材は、第1態様第3態様の何れか1つに係る柱梁仕口部材において、前記柱は、前記上端面から柱主筋が上方へ突出されたプレキャストコンクリート柱とされ、前記載置部には、前記柱主筋が貫通される貫通孔が形成される。
第4態様に係る柱梁仕口部材によれば、柱は、プレキャストコンクリート柱とされる。このプレキャストコンクリート柱の上端面からは、柱主筋が上方へ突出される。
また、柱梁仕口部材の載置部には、貫通孔が形成される。この貫通孔には、プレキャストコンクリート柱の上端面から上方へ突出する柱主筋が貫通される。
このように載置部に貫通孔を形成することにより、プレキャストコンクリート柱に、柱梁仕口部材を介して梁を容易に接合することができる。
以上説明したように、本発明に係る柱梁仕口部材によれば、柱の上端面から柱梁仕口部材が脱落することを抑制することができる。
一実施形態に係る柱梁仕口部材が適用される下側プレキャストコンクリート柱及び複数の鉄骨梁を示す斜視図である。 図1に示される下側プレキャストコンクリート柱に柱梁仕口部材を介して上側プレキャストコンクリート柱が接合された状態を示す縦断面図である。 図2の3-3線断面図である。 図1に示される柱梁仕口部材を示す平面図(上面図)である。 一実施形態に係る柱梁仕口部材が適用される上側プレキャストコンクリート柱を示す斜視図である。 一実施形態に係る下側プレキャストコンクリート柱及び上側プレキャストコンクリート柱の変形例を示す図2に対応する縦断面図である。 一実施形態に係る鉄骨梁の変形例を示す図2に対応する断面図である。 一実施形態に係る柱梁仕口部材の変形例が適用される下側プレキャストコンクリート柱及び複数の鉄骨梁を示す斜視図である。 一実施形態に係る柱梁仕口部材及び下側プレキャストコンクリート柱の変形例を示す図2に対応する縦断面図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係る柱梁仕口部材について説明する。
図1及び図2には、本実施形態に係る柱梁仕口部材20が適用される下側プレキャストコンクリート柱10、複数の鉄骨梁50、及び上側プレキャストコンクリート柱60(図2参照)が示されている。
(下側PCa柱及び上側PCa柱)
図1に示されるように、下側プレキャストコンクリート柱(以下、「下側PCa柱」という)10、及び上側プレキャストコンクリート柱(以下、「上側PCa柱」という)60は、例えば、工場等において形成される。また、下側PCa柱10及び上側PCa柱60は、例えば、設計用基準強度(Fc)が、60N/mm以上の高強度コンクリート(超高強度コンクリート)によって形成される。これらの下側PCa柱10及び上側PCa柱60は、角柱状に形成されており、各々の横断面形状が矩形状とされている。なお、下側PCa柱10及び上側PCa柱60は、柱の一例である。
図2に示されるように、下側PCa柱10の内部には、複数の柱主筋12及び複数の帯筋(せん断補強筋)14が埋設されている。複数の柱主筋12は、下側PCa柱10の材軸方向に延びており、下側PCa柱10の略全長に亘って埋設されている。
複数の帯筋14は、下側PCa柱10の材軸方向に間隔を空けて配置されており、複数の柱主筋12を囲んでいる。なお、後述する柱梁仕口部材20によって補剛される下側PCa柱10の上端部10Uには、帯筋14が埋設されていない。なお、下側PCa柱10の上端部10Uには、柱主筋12の仮固定を兼ねた帯筋があっても良い。
複数の柱主筋12の上端部は、下側PCa柱10の上端面10Aから上方へ突出している。これらの柱主筋12の上端部は、後述する上側PCa柱60の機械式継手66に接続される。この下側PCa柱10の上端部10Uには、柱梁仕口部材20を介して複数の鉄骨梁50が接合されている。
(柱梁仕口部材)
柱梁仕口部材20は、下側PCa柱10の上端部10Uに被せられるキャップ状に形成されている。具体的には、柱梁仕口部材20は、鋼製とされており、下側PCa柱10の上端部10Uが挿入される筒状部22と、下側PCa柱10の上端面10Aに載置される載置部40とを備えている。
(筒状部)
図3に示されるように、筒状部22は、例えば、鋼板等によって筒状に形成されている。また、筒状部22の横断面形状は、下側PCa柱10の横断面形状に応じた矩形状とされている。さらに、図2に示されるように、筒状部22は、軸方向を上下方向(下側PCa柱10の材軸方向)として配置される。この筒状部22の下端部には、開口24が形成されている。
開口24は、下側PCa柱10の横断面形状に応じた矩形状に形成されている。また、開口24は、下側PCa柱10よりも僅かに大きくされている。この開口24から、下側PCa柱10の上端部10Uが筒状部22内に挿入される。
筒状部22は、4つの側壁部22Sを有している。各側壁部22Sには、2つの取付孔26が形成されている。各取付孔26は、側壁部22Sを厚み方向に貫通する円形状の孔とされている。また、各取付孔26の内周面には、雌ネジが切られている。これらの取付孔26には、位置調整ボルト28がそれぞれ取り付けられる。
(位置調整ボルト)
位置調整ボルト28は、ボルトとされている。この位置調整ボルト28は、側壁部22Sの外面側から取付孔26に捻じ込まれている。また、位置調整ボルト28の先端部28Tは、側壁部22Sの内面から突出し、下側PCa柱10の側面10Sに接触されている。そして、取付孔26に対する位置調整ボルト28の捻じ込み量によって、下側PCa柱10の上端部10Uに対する筒状部22(柱梁仕口部材20)の水平位置が調整される。
なお、取付孔26の内周面に雌ネジを形成せずに、例えば、ナットによって筒状部22の側壁部22Sに位置調整ボルト28を取り付けることも可能である。また、取付孔26及び位置調整ボルト28の配置や数は、適宜変更可能である。また、取付孔26及び位置調整ボルト28は、省略可能である。さらに、位置調整ボルト28は、位置調整部材の一例である。
各側壁部22Sの内面と下側PCa柱10の側面10Sとの間には、位置調整ボルト28によって隙間がそれぞれ確保されている。これらの隙間には、モルタル又はグラウト等の充填材30が充填されている。換言すると、充填材30は、筒状部22の内周面と下側PCa柱10の上端部10Uの外周面との隙間に充填されている。これにより、筒状部22が下側PCa柱10の上端部10Uに密着した状態で接合されている。
(載置部)
筒状部22の上端部には、載置部40が設けられている。載置部40は、鋼板等によって板状に形成されている。また、載置部40は、筒状部22の横断面形状に応じた矩形状に形成されている。
載置部40は、筒状部22の上端部の上に載置されており、その外周部が筒状部22の上端部に溶接等によって接合されている。また、載置部40は、筒状部22の上端側の開口を覆っている。この載置部40は、筒状部22内に下側PCa柱10の上端部10Uが挿入された状態で、後述する高さ調整ボルト46を介して下側PCa柱10の上端面10Aに載置される。
図1及び図4に示されるように、載置部40には、複数の貫通孔42が形成されている。複数の貫通孔42は、載置部40を厚み方向に貫通する円形状の穴とされている。また、複数の貫通孔42は、下側PCa柱10の柱主筋12と一致する位置に形成されている。これにより、これらの貫通孔42には、下側PCa柱10の上端面10Aから突出する複数の柱主筋12をそれぞれ貫通させることができる。
載置部40の中央部には、取付孔44が形成されている。取付孔44は、載置部40を厚み方向に貫通する円形状の孔とされている。また、取付孔44の内周面には、雌ネジが切られている。この取付孔44には、高さ調整ボルト46(図2参照)が取り付けられる。
(高さ調整ボルト)
図2に示されるように、高さ調整ボルト46は、ボルトとされている。この高さ調整ボルト46は、載置部40の上面側から取付孔44に捻じ込まれている。また、高さ調整ボルト46の先端部46Tは、載置部40の下面から突出し、下側PCa柱10の上端面10Aに接触されている。
載置部40は、高さ調整ボルト46を介して、下側PCa柱10の上端面10Aに載置されている。換言すると、載置部40は、下側PCa柱10の上端面10Aから離れた状態(浮いた状態)で、高さ調整ボルト46に支持されている。そして、載置部40に対する高さ調整ボルト46の捻じ込み量によって、載置部40(柱梁仕口部材20)の高さが調整可能とされている。
なお、取付孔44の内周面に雌ネジを形成せずに、例えば、ナットによって高さ調整ボルト46を載置部40に取り付けることも可能である。また、取付孔44及び高さ調整ボルト46の配置や数は、適宜変更可能である。また、取付孔44及び高さ調整ボルト46は、省略可能である。さらに、高さ調整ボルト46は、高さ調整部材の一例である。
載置部40の下面と下側PCa柱10の上端面10Aとの間には、高さ調整ボルト46によって隙間が確保されている。この隙間には、モルタル、グラウト等の充填材30が充填されている。これにより、載置部40が、下側PCa柱10の上端面10Aに密着した状態で接合されている。
(鉄骨梁)
図1に示されるように、筒状部22の3つの側壁部22Sの外面(外周面)には、鉄骨梁50がそれぞれ接合されている。各鉄骨梁50は、例えば、ブラケット工法で用いられるブラケット(梁ブラケット)とされている。また、各鉄骨梁50は、H形鋼によって形成されている。
鉄骨梁50は、上側フランジ部52と、下側フランジ部54と、ウェブ部56とを有している。上側フランジ部52と下側フランジ部54とは、上下方向に互いに対向して配置されている。この上側フランジ部52と下側フランジ部54とは、ウェブ部56によって接続されている。
図3及び図4に示されるように、鉄骨梁50の幅、すなわち上側フランジ部52及び下側フランジ部54の幅W2は、柱梁仕口部材20(筒状部22)の幅W1と略同じとされている。また、上側フランジ部52及び下側フランジ部54の長手方向の端部52E,54Eは、柱梁仕口部材20の幅方向両側の角部に亘って配置されており、柱梁仕口部材20に溶接等によって接合されている。
具体的には、図4に示されるように、上側フランジ部52は、載置部40と連続して配置されている。また、上側フランジ部52は、載置部40の幅方向の一端側から他端側に亘って配置されている。この上側フランジ部52の端部52Eは、載置部40の端部に突き当てられた状態で、溶接等によって接合されている。
図2に示されるように、下側フランジ部54は、筒状部22の側壁部22Sの下端部22Lよりも上側に配置されている。また、図3に示されるように、下側フランジ部54は、筒状部22の幅方向両側の角部22Cに亘って配置されている。この下側フランジ部54の端部54Eは、筒状部22の側壁部22Sの外面に突き当てられた状態で、溶接等によって接合されている。
なお、柱梁仕口部材20には、少なくとも1本の鉄骨梁50を接合することができる。また、鉄骨梁50は、梁の一例である。
(上側PCa柱)
図2に示されるように、下側PCa柱10の上端面10Aには、柱梁仕口部材20の載置部40を介して上側PCa柱60が載置される。上側PCa柱60の内部には、複数の柱主筋62及び複数の帯筋64が埋設されている。
複数の柱主筋62は、上側PCa柱60の材軸方向に延びており、上側PCa柱60の略全長に亘って埋設されている。複数の帯筋64は、上側PCa柱60の材軸方向に間隔を空けて配置されており、複数の柱主筋62を囲んでいる。
上側PCa柱60の下端部60Lには、複数の機械式継手66が埋設されている。複数の機械式継手66は、例えば、スリーブ状に形成されている。これらの機械式継手66は、上側PCa柱60の下端部60Lの内部に、軸方向を上下方向として埋設されている。
各機械式継手66の上端側には、上側PCa柱60の柱主筋62の下端部が挿入されている。一方、各機械式継手66の下端側には、下側PCa柱10の柱主筋12の上端部が挿入される。そして、機械式継手66の下端側に下側PCa柱10の柱主筋12の上端部を挿入した状態で、機械式継手66内に図示しないモルタル、グラウト等の充填材を充填する。これにより、機械式継手66を介して、上側PCa柱60の柱主筋62と下側PCa柱10の柱主筋12とが接続される。
なお、上側PCa柱60は、図示しないスペーサを介して柱梁仕口部材20の載置部40の上に載置される。この上側PCa柱60と載置部40との隙間には、モルタルやグラウト等の充填材68が充填される。
(柱梁仕口部材の施工方法)
次に、柱梁仕口部材20の施工方法の一例について説明する。
図1には、下側PCa柱10が立てられた状態が示されている。また、柱梁仕口部材20には、工場等において複数の鉄骨梁50が予め接合されている。さらに、柱梁仕口部材20には、高さ調整ボルト46及び位置調整ボルト28が取り付けられている。
この状態から、先ず、図示しない揚重機によって柱梁仕口部材20を下側PCa柱10の上端部10Uの上方から下方へ降ろし、柱梁仕口部材20の下端側の開口24に下側PCa柱10の上端部10Uを挿入する。そして、図5に示されるように、柱梁仕口部材20の載置部40の各貫通孔42に、下側PCa柱10の柱主筋12の上端部を貫通させる。また、図2に示されるように、柱梁仕口部材20の載置部40を、高さ調整ボルト46を介して下側PCa柱10の上端面10Aに載置する。
次に、載置部40の取付孔44に対する高さ調整ボルト46の捻じ込み量を増減し、下側PCa柱10の上端面10Aに対する柱梁仕口部材20の高さを調整する。また、筒状部22の各側壁部22Sの取付孔26に対する位置調整ボルト28の捻じ込み量を増減し、下側PCa柱10の上端部10Uに対する柱梁仕口部材20の水平位置を調整する。
次に、筒状部22の下端部22Lと下側PCa柱10の側面10Sとの隙間をシール材32によって密閉する。この際、筒状部22の下端部22L又は載置部40には、充填材30を注入するための図示しない注入口を開けておく。
次に、上記の図示しない注入口から、筒状部22内に充填材30を注入する。これにより、筒状部22の内周面と下側PCa柱10の側面10Sとの隙間、及び載置部40と下側PCa柱10の上端面10Aとの隙間に充填材30を充填する。なお、各隙間に対する充填材30の充填確認は、例えば、載置部40に形成された貫通孔42又は取付孔44にて目視で行う。
次に、図5に示されるように、図示しない揚重機によって、上側PCa柱60を柱梁仕口部材20の載置部40の上方から下方へ降ろす。そして、図2に示されるように、上側PCa柱60の各機械式継手66に下側PCa柱10の柱主筋12の上端部を挿入する。また、上側PCa柱60を、図示しないスペーサを介して載置部40の上に載置する。
次に、各機械式継手66内に図示しない充填材を充填する。これにより、下側PCa柱10の柱主筋12と上側PCa柱60の柱主筋62とが機械式継手66を介して接続される。また、上側PCa柱60の下端面60Aと載置部40の上面との隙間に充填材68を充填する。これにより、上側PCa柱60が、柱梁仕口部材20を介して下側PCa柱10に接合される。なお、鉄骨梁50には、図示しない他の鉄骨梁を適宜接合する。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
図2に示されるように、本実施形態に係る柱梁仕口部材20は、筒状部22と、載置部40とを備えている。筒状部22の外周面には、複数の鉄骨梁50が接合される。この筒状部22の下端側の開口24には、下側PCa柱10の上端部10Uが挿入される。また、筒状部22には、載置部40が設けられる。
載置部40は、筒状部22内に挿入された下側PCa柱10の上端面10Aに高さ調整ボルト46を介して載置される。つまり、載置部40は、筒状部22内に下側PCa柱10の上端部10Uを挿入した状態で、下側PCa柱10の上端面10Aに載置される。これにより、下側PCa柱10の上端面10Aに対して載置部40がずれ、又はずれようとすると、下側PCa柱10の側面10Sに筒状部22の内周面が干渉する。したがって、下側PCa柱10の上端面10Aから柱梁仕口部材20が脱落することが抑制される。
また、柱梁仕口部材20の載置部40には、複数の貫通孔42が形成されている。これらの貫通孔42には、下側PCa柱10の上端面10Aから突出する複数の柱主筋12がそれぞれ貫通される。これにより、下側PCa柱10の上端部10Uに、柱梁仕口部材20を容易に被せることができる。
また、筒状部22の内周面と下側PCa柱10の側面10Sとの隙間、及び載置部40の下面と下側PCa柱10の上端面10Aとの隙間には、充填材30がそれぞれ充填される。これにより、下側PCa柱10の上端部10Uに柱梁仕口部材20が密着した状態で接合される。したがって、下側PCa柱10の上端部10Uに対する柱梁仕口部材20のずれが抑制される。
さらに、柱梁仕口部材20を下側PCa柱10の上端部10Uに密着させることにより、柱梁仕口部材20によって下側PCa柱10の上端部10Uが補剛される。つまり、柱梁仕口部材20は、下側PCa柱10の上端部10Uを補剛する補剛部材としても機能する。これにより、本実施形態では、下側PCa柱10の上端部10Uに埋設する帯筋14を省略することができる。したがって、上側PCa柱60の製作性が向上する。
また、下側PCa柱10の上端面10Aには、柱梁仕口部材20を介して上側PCa柱60が載置される。この際、下側PCa柱10の上端面10Aから上方へ突出する複数の柱主筋12が、上側PCa柱60の下端部60Lに埋設された複数の機械式継手66にそれぞれ挿入される。この状態で、各機械式継手66に図示しない充填材を充填することにより、下側PCa柱10の柱主筋12と上側PCa柱60の柱主筋62とが接続される。このように本実施形態では、下側PCa柱10の柱主筋12と上側PCa柱60の柱主筋62とを容易に接続することができる。
ここで、PCa柱と鉄骨梁との接合構造としては、例えば、PCa柱の上端面に鉄骨梁の端部を載せ、PCa柱と鉄骨梁との接合部に現場打ちコンクリートを打設することにより、PCa柱と鉄骨梁とを接合することが考えられる。しかしながら、PCa柱と鉄骨梁との接合部の強度を確保するには、現場打ちコンクリートの接合部に見合った高強度のコンクリートを用いる必要がある。
また、他の接合構造としては、例えば、工場等においてPCa柱における鉄骨梁との接合部に、梁ブラケット等を予め埋設することが考えられる。この場合、PCa柱と鉄骨梁との接合部を、高強度コンクリートで形成することができる。しかしながら、梁ブラケット等を予め埋設したPCa柱は、往々にして鉄骨梁の製造工場とPCaの製造工場が異なるためPCa柱の製作が繁雑となる可能性がある。
これに対して本実施形態では、プレキャストコンクリートで形成された下側PCa柱10の上端部10Uに柱梁仕口部材20が被せ、この柱梁仕口部材20を介して下側PCa柱10の上端部10Uに鉄骨梁50を接合する。これにより、本実施形態では、鉄骨梁50が接合される下側PCa柱10の上端部10Uを、工場等において高強度コンクリートによって形成することができる。したがって、下側PCa柱10における鉄骨梁50の接合部の高強度化を図ることができる。
また、本実施形態では、下側PCa柱10の上端部10Uに梁ブラケット等を埋設しないため、下側PCa柱10用の型枠等が単純化される。したがって、下側PCa柱10の製作性が向上する。
さらに、下側PCa柱10を高強度コンクリートで形成することにより、例えば、下側PCa柱10を普通コンクリートで形成する場合と比較して、下側PCa柱10の横断面積を小さくすることができる。換言すると、下側PCa柱10を細くすることができる。したがって、例えば、構造物の室内空間を広げることができる。
また、載置部40には、高さ調整ボルト46が設けられている。これにより、柱梁仕口部材20の高さ調整を容易に行うことができる。さらに、筒状部22の各側壁部22Sには、位置調整ボルト28が設けられている。これにより、柱梁仕口部材20の水平方向の位置調整を容易に行うことができる。
ここで、図3に示されるように、地震時には、鉄骨梁50の下側フランジ部54の端部54Eから、筒状部22の側壁部22S1(側壁部22S)に引張力Fが作用する。そのため、地震時に、筒状部22の側壁部22S1が面外変形する可能性がある。
これに対して本実施形態では、図2に示されるように、鉄骨梁50の下側フランジ部54の端部54Eが、筒状部22の下端部22Lよりも上側で側壁部22S1に接合されている。これにより、本実施形態では、下側フランジ部54の端部54Eが、筒状部22の下端部22Lで側壁部22S1に接合される場合と比較して、筒状部22の側壁部22S1の面外変形が抑制される。
さらに、図3に示されるように、下側フランジ部54の幅W2は、筒状部22の幅W1と略同じとされている。この下側フランジ部54の端部54Eは、筒状部22の幅方向両側の角部22Cに亘って接合されている。これにより、地震時に、下側フランジ部54の端部54Eから筒状部22に作用する引張力Fは、筒状部22の幅方向両側の角部22Cにそれぞれ伝達される。
したがって、本実施形態では、下側フランジ部54の幅W2が筒状部22の幅W1よりも狭く(W2<W1)、下側フランジ部54の端部54Eが筒状部22の両側の角部22Cに亘らない場合と比較して、筒状部22の側壁部22S1の面外変形が抑制される。
また、図4に示されるように、本実施形態では、上側フランジ部52の端部52Eが、載置部40に接合されている。そのため、地震時には、上側フランジ部52の端部52Eから、載置部40に圧縮力Pが作用する。この圧縮力Pは、載置部40を介して他の鉄骨梁50の上側フランジ部52に伝達される。つまり、載置部40は、筒状部22を補強するダイアフラムとして機能する。したがって、本実施形態では、筒状部22の側壁部22Sの面外変形がさらに抑制される。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、下側PCa柱10の上端面10Aから柱主筋12が上方へ突出されるが、上記実施形態はこれに限らない。例えば、図6に示される変形例では、下側PCa柱10の上端部10Uに複数の機械式継手70が埋設されている。複数の機械式継手70には、上側PCa柱60の下端面60Aから突出する柱主筋62の下端部がそれぞれ挿入される。
具体的には、複数の機械式継手70は、例えば、スリーブ状に形成されている。これらの機械式継手70は、下側PCa柱10の上端部10Uの内部に、軸方向を上下方向として埋設されている。なお、下側PCa柱10の上端部10Uには、上記実施形態と同様に、帯筋14が埋設されていない。
機械式継手70の下端側には、下側PCa柱10の柱主筋12の上端部が挿入されている。一方、機械式継手70の上端側には、上側PCa柱60の下端面60Aから突出する柱主筋62の下端部が挿入される。そして、機械式継手70の上端側に上側PCa柱60の柱主筋62の下端部を挿入した状態で、機械式継手70内に図示しないモルタル、グラウト等の充填材を充填する。これにより、機械式継手70を介して上側PCa柱60の柱主筋62と下側PCa柱10の柱主筋12とが接続される。
ここで、下側PCa柱10の上端部10Uに帯筋14を埋設する場合、帯筋14は、柱主筋12より太い機械式継手70の外側に配筋される。そのため、下側PCa柱10の上端部10Uでは、下側PCa柱10の他の部位と比較して、帯筋14が下側PCa柱10の外周側に配置される。この場合、帯筋14を覆うコンクリートのかぶり厚さを確保するために、下側PCa柱10の横断面積が大きくなる可能性がある。
これに対して本変形例では、下側PCa柱10の上端部10Uが、柱梁仕口部材20によって補剛される。そのため、下側PCa柱10の上端部10Uに埋設する帯筋14を省略することができる。したがって、下側PCa柱10の横断面積を大きくせずに、下側PCa柱10の上端部10Uに機械式継手70を埋設することができる。
次に、上記実施形態では、鉄骨梁50の上側フランジ部52及び下側フランジ部54の幅W2が、筒状部22(柱梁仕口部材20)の幅W1と略同じとされているが、上記実施形態はこれに限らない。例えば、図7に示される変形例のように、鉄骨梁80下側フランジ部54の幅W2は、筒状部22の幅W1よりも狭くても良い。
また、図7に示される変形例のように、下側フランジ部54には、当該下側フランジ部54の幅を広げる2つの水平ハンチ部82を設けても良い。具体的には、水平ハンチ部82は、平面視にて、三角形状に形成されている。また、水平ハンチ部82は、下側フランジ部54の幅方向両側の端部54Aに沿ってそれぞれ配置されている。この水平ハンチ部82は、溶接等によって下側フランジ部54の端部54A及び筒状部22の側壁部22S1(側壁部22S)の外面にそれぞれ接合されている。
また、水平ハンチ部82の斜辺部82Aは、柱梁仕口部材20の角部22Cから下側フランジ部54の端部54Aへ向かっている。この水平ハンチ部82によって、下側フランジ部54の幅W2が柱梁仕口部材20に向かうに従って広くされている。これにより、地震時に、下側フランジ部54から筒状部22の側壁部22S1に作用する引張力Fが、水平ハンチ部82を介して筒状部22の角部22Cにそれぞれ伝達される。したがって、筒状部22の側壁部22S1に面外変形が抑制される。
なお、図示を省略するが、水平ハンチ部82は、鉄骨梁50の上側フランジ部に設けることも可能である。
次に、図8に示される変形例では、柱梁仕口部材90に、4本の下側PCa柱10の上端部10Uが挿入可能とされており、これらの下側PCa柱10によって組柱94が形成されている。
具体的には、柱梁仕口部材90内は、仕切プレート92が設けられている。仕切プレート92は、平面視にて、十字状に形成されている。この仕切プレート92によって、柱梁仕口部材90内が4つの挿入領域90Rに仕切られている。各挿入領域90Rには、下側PCa柱10の上端部10Uが挿入された状態で、図示しない充填材が充填される。これにより、4本の下側PCa柱10が柱梁仕口部材90を介して接合され、組柱94が形成されている。
なお、仕切プレート92には、下側PCa柱10の上端部10Uを位置決めするリブ等の位置決めガイドを設けても良い。また、下側PCa柱10の上端面10Aに図示しないナット部材を埋設し、このナット部材に、柱梁仕口部材90の載置部40に取り付けられた高さ調整ボルト46を捻じ込むことにより、柱梁仕口部材90に対して下側PCa柱10の上端部10Uを位置決めしても良い。この場合、下側PCa柱10の上端部10Uは、高さ調整ボルト46を中心として回転可能となるが、この下側PCa柱10の上端部10Uの回転は、柱梁仕口部材90の側壁部22Sに取り付けられた位置調整ボルト28によって制限することができる。
このように複数の下側PCa柱10によって組柱94を形成することにより、組柱94の剛性等を容易に高めることができる。さらに、仕切プレート92によって、柱梁仕口部材90が補剛される。これにより、例えば、地震時における柱梁仕口部材90の筒状部22の各側壁部22Sの面外変形を抑制することができる。
次に、図9に示される変形例では、例えば、構造物の最上階のPCa柱10の上端部10Uに、柱梁仕口部材100を介して鉄骨梁50が接合されている。このPCa柱10では、その上端面10Aから柱主筋12が上方へ突出していない。そのため、柱梁仕口部材100の載置部40には、柱主筋12を通すための貫通孔が形成されていない。このように載置部40の貫通孔は、省略することも可能である。
次に、上記実施形態では、工場等において、柱梁仕口部材20に鉄骨梁50が接合されるが、上記実施形態はこれに限らない。鉄骨梁50は、現場において柱梁仕口部材20に溶接等によって接合しても良い。この際、例えば、下側PCa柱10の上端部10Uと柱梁仕口部材20との隙間に充填材30を充填した後に、柱梁仕口部材20に鉄骨梁50を溶接することにより、充填材30によって下側PCa柱10の上端部10Uに伝達される溶接熱が低減される。したがって、下側PCa柱10の上端部の熱劣化等を抑制することができる。
また、上記実施形態では、位置調整ボルト28によって下側PCa柱10の上端部10Uに対する柱梁仕口部材20の水平位置が調整されるが、上記実施形態はこれに限らない。例えば、柱梁仕口部材20の筒状部22の下端部22Lと下側PCa柱10の上端部10Uの側面10Sとの隙間に楔状部材を打ち込むことにより、下側PCa柱10の上端部10Uに対する柱梁仕口部材20の水平位置を調整しても良い。
また、上記実施形態では、柱梁仕口部材20と下側PCa柱10の上端部10Uとの隙間に充填材30が充填されるが、充填材30は省略可能である。
また、上記実施形態では、鉄骨梁50の上側フランジ部52が柱梁仕口部材20の載置部40に接合されるが、上記実施形態はこれに限らない。上側フランジ部52は、例えば、筒状部22の側壁部22Sに対して、載置部40の上面よりも下方の位置に接合させても良い。
また、上記実施形態では、鉄骨梁50の下側フランジ部54が、筒状部22の下端部22Lよりも上側で側壁部22Sに接合されるが、上記実施形態はこれに限らない。下側フランジ部54は、例えば、筒状部22の下端部22Lの位置で側壁部22Sに接合されても良い。
また、上記実施形態では、下側PCa柱10及び上側PCa柱60の横断面形状が矩形状とされるが、上記実施形態はこれに限らない。上側PCa柱及び下側PCa柱の横断面形状は、多角形状でも良いし、円形状でも良い。
また、上記実施形態では、下側PCa柱10及び上側PCa柱60が、高強度コンクリートによって形成されるが、下側PCa柱及び上側PCa柱は、普通コンクリートによって形成されても良い。
また、上記実施形態では、プレキャストコンクリートで形成された下側PCa柱10に柱梁仕口部材20が適用されるが、上記実施形態はこれに限らない。柱梁仕口部材は、現場打ちコンクリートで形成された柱や、鉄骨造の柱にも適宜適用可能である。
また、上記実施形態では、柱梁仕口部材20が鋼製とされるが、柱梁仕口部材は、例えば、プレキャストコンクリートで形成されても良い。また、柱梁仕口部材には、鉄骨梁に限らず、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造等の梁(コンクリート梁)を公知の接合手段を用いて、接合しても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 下側プレキャストコンクリート柱(柱、プレキャストコンクリート柱)
10A 上端面(柱の上端面)
10S 側面(柱の外周面)
10U 上端部(柱の上端部)
12 柱主筋(プレキャストコンクリート柱の柱主筋)
20 柱梁仕口部材
22 筒状部
22L 下端部(筒状部の下端部)
24 開口(筒状部の下端側の開口)
40 載置部
42 貫通孔
50 鉄骨梁(梁)
54 下側フランジ部(梁の下端部)
80 鉄骨梁(梁)
82 水平ハンチ部
90 柱梁仕口部材
100 柱梁仕口部材
W1 幅(柱の幅)
W2 幅(梁の下側フランジ部の幅)

Claims (5)

  1. 外周面に梁が接合されるとともに、下端側の開口から柱の上端部が挿入される筒状部と、
    前記筒状部に設けられ、該筒状部内に挿入された前記柱の上端面に載置される載置部と、
    を備え
    前記筒状部の内周面と前記柱の前記上端部の外周面との隙間には、充填材が充填される、
    柱梁仕口部材。
  2. 前記梁の下端部は、前記筒状部の下端部よりも上側に接合される、
    請求項1に記載の柱梁仕口部材。
  3. 前記梁は、前記筒状部の前記外周面に接合されるとともに、該筒状部の幅よりも幅が狭い下側フランジ部を有し、
    前記下側フランジ部の幅方向の端部には、該下側フランジ部の幅を広げるとともに、前記筒状部の前記外周面に接合される水平ハンチ部が設けられる、
    請求項1又は請求項2に記載の柱梁仕口部材。
  4. 前記柱は、前記上端面から柱主筋が上方へ突出されたプレキャストコンクリート柱とされ、
    前記載置部には、前記柱主筋が貫通される貫通孔が形成される、
    請求項1~請求項3の何れか1項に記載の柱梁仕口部材。
  5. 前記筒状部に設けられ、前記柱の前記上端部の前記外周面に接触し、該上端部に対する前記筒状部の水平位置を調整する位置調整部材を備える、
    請求項1~請求項4の何れか1項に記載の柱梁仕口部材。
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