JP7055091B2 - 作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、走行機体が目標走行経路に沿って走行するように、走行機体を自動操舵することが可能な作業車に関する。
上記のような作業車として、例えば、特許文献1に記載の作業車が既に知られている。
特許文献1に記載の作業車は、走行機体が目標走行経路に沿って走行するように、走行機体を自動操舵可能に構成されている。特許文献1に記載の作業車には、ステアリングシャフトを回転駆動するモータ(文献では「ステアリングモータ〔52〕」)が備えられている。特許文献1に記載の作業車では、モータがステアリングハンドル(文献では「操縦ハンドル〔20〕」)の基部に設けられている。
特開2016-23973号公報
特許文献1に記載の作業車において、ステアリングハンドルの基部の周辺は、スペースに限りがあるため、モータを配置するスペースを確保するのが容易ではない。
上記状況に鑑み、自動操舵用のモータを配置するスペースを容易に確保することが可能な作業車が要望されている。
本発明の特徴は、走行機体を操舵操作するためのステアリングハンドルと、前記ステアリングハンドルから下方に向かって延び出る状態で前記ステアリングハンドルに連結され、前記ステアリングハンドルによって回転操作されるステアリングシャフトと、前記ステアリングハンドル及び前記ステアリングシャフトを有する操縦塔と、前記走行機体が目標走行経路に沿って走行するように、前記走行機体を自動操舵する自動操舵機構と、前記自動操舵を行うか否かを切り替え操作するための自動操舵切り替えレバーと、前記走行機体の走行方向を前進又は後進に切り替え操作するための前後進切り替えレバーと、を備え、前記自動操舵機構は、前記ステアリングシャフトを回転駆動するモータと、前記モータの駆動力を前記ステアリングシャフトに伝達するギヤ機構と、を有し、かつ、前記操縦塔に設けられ、前記ギヤ機構は、前記モータの出力軸に設けられた出力ギヤと、前記出力ギヤと噛み合う第一中継ギヤと、前記第一中継ギヤと同軸に設けられ、かつ、前記第一中継ギヤと一体回転する第二中継ギヤと、前記ステアリングシャフトに設けられ、かつ、前記第二中継ギヤと噛み合う入力ギヤと、を備え、前記モータは、前記ステアリングハンドルの下方において、前記ステアリングシャフトの横隣りに配置され、前記第一中継ギヤの軸は、機体左右方向において前記モータの前記出力軸及び前記ステアリングシャフトの間、かつ、機体前後方向において前記モータの前記出力軸及び前記ステアリングシャフトよりも後方に位置するように配置され、前記自動操舵切り替えレバー及び前記前後進切り替えレバーは、前記操縦塔の上部において前記ステアリングハンドルの回転軸心に対して前記機体左右方向の一方側、且つ、前記機体前後方向の異なる位置に配置されていることにある。
ステアリングハンドルの下方において、ステアリングシャフトの横隣りには、比較的、余裕スペースが存在している。本特徴構成によれば、モータを配置するために、ステアリングハンドルの下方におけるステアリングシャフトの横隣りのスペースを利用することにより、モータを配置するスペースを容易に確保することができる。
ここで、モータがステアリングハンドルの下方において、ステアリングシャフトの前隣り又は後隣りに配置されている場合、操縦塔の前後長が長くなって、操縦塔が運転者の邪魔になることが懸念される。しかし、本特徴構成によれば、モータがステアリングハンドルの下方において、ステアリングシャフトの横隣りに配置されているため、操縦塔の前後長が長くなるのを抑えて、操縦塔が運転者の邪魔にならないようにすることができる。
さらに、本発明において、記ギヤ機構を収容するギヤケースを有し、前記モータと前記ギヤケースとは、上下に並ぶ状態で配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、モータとギヤケースとが上下方向で近付くことになるため、モータ及びギヤケースをコンパクトに配置することができる。
さらに、本発明において、前記モータは、前記ギヤケースに支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、モータを支持する部材としてギヤケースを利用することにより、モータを支持する専用の部材を省略することができる。
さらに、本発明において、前記操縦塔は、機体左右方向に延びる揺動軸心周りで揺動可能に構成され、前記揺動軸心周りにおける前記操縦塔の位置を調節するチルト機構を備えていると好適である。
本特徴構成によれば、運転者の体格に合わせてステアリングハンドルの位置を調節することができる。また、自動操舵機構及びチルト機構の両方を備えた利便性の高い作業車を実現することができる。
トラクタを示す左側面図である。 トラクタを示す平面図である。 フロントパネルを示す背面図である。 フロントパネルを示す平面図である。 操縦塔の内部構造を示す背面図である。 フロントパネルの内部構造を示す背面図である。 図1におけるVII-VII断面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
〔トラクタの全体構成〕
図1及び図2には、トラクタ(作業車)を示している。本トラクタには、走行機体1が備えられている。走行機体1は、例えば、四輪駆動式の走行機体によって構成されている。走行機体1には、駆動可能かつ操舵可能な左右一対の前輪2Fと、駆動可能な左右一対の後輪2Bと、が備えられている。左右一対の後輪2Bを夫々覆う左右一対のフェンダー3が設けられている。
走行機体1の前半部には、原動部4が設けられている。原動部4には、エンジンEと、エンジンEを収容するボンネット5と、が備えられている。走行機体1の後半部には、運転者が搭乗する運転部6が設けられている。運転部6には、運転者が着座する運転座席7と、運転座席7の前方に位置するフロントパネル8と、が備えられている。運転座席7の周囲には、ロプス9が設けられている。走行機体1の後端部には、ロータリ耕耘装置等の作業装置(図示省略)が装着されるリンク機構10が設けられている。
本トラクタには、GPSアンテナユニット11と、慣性計測装置(図示省略)と、が備えられている。GPSアンテナユニット11は、GPS(Global Positioning System)衛星からの位置情報を受信して、当該受信した位置情報に基づいて走行機体1の位置を測定する装置である。GPSアンテナユニット11は、その左右中心が機体の左右中心と一致する状態でロプス9の上部に支持されている。前記慣性計測装置は、走行機体1の慣性情報(ヨー角、ピッチ角、ロール角等)を計測する装置である。本トラクタには、GPSアンテナユニット11によって測定された走行機体1の位置及び前記慣性計測装置によって計測された走行機体1の慣性情報に基づいて、走行機体1が目標走行経路に沿って走行するように、走行機体1を自動操舵する自動操舵機構12(図5から図7参照)が備えられている。
〔フロントパネル〕
図3から図6に示すように、フロントパネル8には、メータパネル13と、モニター14(表示装置)と、操縦塔15と、が備えられている。操縦塔15には、ステアリングハンドル16等が備えられている。メータパネル13は、ステアリングハンドル16の前下方に配置されている。メータパネル13には、燃料計やエンジン回転計、水温計、液晶表示部、各種のランプ等が備えられている。モニター14は、メータパネル13の上方において、ステアリングハンドル16の前方に配置されている。モニター14には、走行機体1の自動操舵に係る情報が表示される。モニター14は、走行機体1の自動操舵用のガイダンスモニターとして機能する。
〔操縦塔〕
操縦塔15は、運転座席7の前方に設けられている。操縦塔15には、ステアリングハンドル16と、ステアリングシャフト17と、ステアリングポスト18と、自動操舵切り替えレバー19と、前後進切り替えレバー20と、設定スイッチ21と、スイッチ22と、自動操舵機構12と、が備えられている。ステアリングポスト18や自動操舵機構12等は、ステアリングカバー23に覆われている。
操縦塔15は、機体左右方向に延びる揺動軸心X1周りで揺動可能なように、ステアリングポスト18を介して支持フレーム29に支持されている。揺動軸心X1周りにおける操縦塔15の位置を調節するチルト機構24が設けられている。フロントパネル8の下部には、チルト機構24を操作するためのチルトペダル25が設けられている。チルトペダル25を踏み込むことにより、チルト機構24が操縦塔15の位置を調節可能な状態となる。チルトペダル25の踏み込みを解除すると、操縦塔15の位置が位置決めされることになる。
ステアリングハンドル16は、走行機体1を操舵操作するためのハンドルである。ステアリングシャフト17は、ステアリングハンドル16から下方に向かって延び出る状態でステアリングハンドル16に連結されている。ステアリングシャフト17は、ステアリングハンドル16によって回転操作されるように、ステアリングシャフト17の軸心(ステアリングハンドル16の回転軸心)Z1周りで回転可能にステアリングポスト18に支持されている。ステアリングポスト18には、ステアリングシャフト17のうち上側部分を挿通支持する上挿通部26と、ステアリングシャフト17のうち下側部分を挿通支持する下挿通部27と、下挿通部27を支持する基部28と、が備えられている。基部28は、揺動軸心X1周りで揺動可能に支持フレーム29に支持されている。
自動操舵切り替えレバー19は、走行機体1の自動操舵を行うか否かを切り替え操作するためのレバーである。前後進切り替えレバー20は、走行機体1の走行方向を前進又は後進に切り替え操作するためのレバーである。自動操舵切り替えレバー19及び前後進切り替えレバー20は、操縦塔15の上部において、ステアリングハンドル16の下方に配置されている。自動操舵切り替えレバー19及び前後進切り替えレバー20は、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して機体左右方向の一方側(本実施形態では、左側)に配置されている。自動操舵切り替えレバー19と前後進切り替えレバー20とは、機体前後方向で異なる位置に配置されている。本実施形態では、自動操舵切り替えレバー19及び前後進切り替えレバー20は、自動操舵切り替えレバー19が前側に位置し、かつ、前後進切り替えレバー20が後側に位置する状態で配置されている。
前後進切り替えレバー20の操作位置に応じて、走行機体1の走行方向を前進又は後進に切り替える前後進切り替えスイッチ30が設けられている。前後進切り替えスイッチ30は、前後進切り替えレバー20の操作位置を検出可能に構成されている。前後進切り替えスイッチ30は、ギヤケース31のうちステアリングハンドル16の回転軸心Z1よりも左側に位置する部分の下方に配置されている。前後進切り替えスイッチ30は、ステー32を介してステアリングポスト18に支持されている。
前後進切り替えレバー20は、走行機体1を前進走行させる前進位置と、走行機体1を後進走行させる後進位置と、走行機体1を走行停止させる中立位置とに切り替え可能に構成されている。前後進切り替えレバー20は、ギヤケース31よりも下側の高さ位置から、ステアリングハンドル16の上下範囲と重複する高さ位置まで上方に向かって延び出ている。前後進切り替えレバー20には、運転者が握る把持部20aと、前後進切り替えスイッチ30に連結される連結部20bと、把持部20aと連結部20bとに亘るロッド部20cと、が備えられている。把持部20aは、ステアリングハンドル16の上下範囲と重複する高さ位置に配置されている。ロッド部20cは、ギヤケース31を迂回する形態で、連結部20bから上方に向かって延び出ている。
設定スイッチ21は、走行機体1の自動操舵に係る設定を行うためのスイッチである。
設定スイッチ21は、補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35によって構成されている。補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35は、操縦塔15の上部において、ステアリングハンドル16の下方に配置されている。補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35は、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して運転座席7が位置する側(後側)に配置されている。補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35は、左側からこの順で横並びに配置されている。
本トラクタでは、GPSアンテナユニット11によって測定された走行機体1の位置及び前記慣性計測装置によって計測された走行機体1の慣性情報に基づいて、走行機体1の位置が算出される。補正スイッチ33は、算出された走行機体1の位置を補正するためのスイッチである。補正スイッチ33には、算出された走行機体1の位置を左側に補正する左補正スイッチ部33aと、算出された走行機体1の位置を右側に補正する右補正スイッチ部33bと、が備えられている。
ダイヤルスイッチ34は、押し操作及び回転操作可能なスイッチによって構成されている。ダイヤルスイッチ34を短押し操作することにより、例えば、各種の決定を行うことができる。ダイヤルスイッチ34を長押し操作することにより、例えば、各種のメニューを呼び出すことができる。ダイヤルスイッチ34を左側又は右側に回転操作することにより、例えば、各種の選択を行うことができる。だたし、ダイヤルスイッチ34の各操作に対応する機能は、上述した機能(決定、メニューの呼び出し、選択)に限定されるものではない。
切り替えスイッチ35は、押し操作可能なスイッチによって構成されている。切り替えスイッチ35を短押し操作することにより、例えば、前画面に戻ることができる。切り替えスイッチ35を長押し操作することにより、例えば、ホーム画面に戻ることができる。
ただし、切り替えスイッチ35の各操作に対応する機能は、上述した機能(前画面に戻る、ホーム画面に戻る)に限定されるものではない。
スイッチ22は、ヘッドライト及びウインカを操作するためのスイッチである。スイッチ22は、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して右側に配置されている。
〔自動操舵機構〕
図5から図7に示すように、自動操舵機構12には、ステアリングシャフト17を回転駆動するモータMと、モータMの駆動力をステアリングシャフト17に伝達するギヤ機構Gと、ギヤ機構Gを収容するギヤケース31と、が備えられている。モータMとギヤケース31とは、上下に並ぶ状態で配置されている。具体的には、モータM及びギヤケース31は、モータMが上側に位置し、かつ、ギヤケース31が下側に位置する状態で配置されている。
ギヤ機構Gには、モータMの出力軸に設けられた出力ギヤ36と、出力ギヤ36と噛み合う第一中継ギヤ37と、第一中継ギヤ37と同軸に設けられ、かつ、第一中継ギヤ37と一体回転する第二中継ギヤ38と、ステアリングシャフト17に設けられ、かつ、第二中継ギヤ38と噛み合う入力ギヤ39と、が備えられている。ギヤケース31は、ステアリングハンドル16の下方において、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して左側に偏倚した位置に配置されている。ギヤケース31の上下方向の厚さT1は、モータMの上下方向の厚さT2と同一又は略同一である。ギヤケース31は、上ケース部31aと下ケース部31bとに上下に二分割された構造である。ギヤケース31は、ステアリングシャフト17がギヤケース31を上下方向に貫通する状態で、ステアリングポスト18に支持されている。上ケース部31aの上面部には、上挿通部26の下端部が固定(ボルト固定)されている。下ケース部31bの下面部には、下挿通部27の上端部が固定(ボルト固定)されている。
モータMは、ステアリングハンドル16の下方において、ステアリングシャフト17の左隣りに配置されている。モータMは、ギヤケース31に支持されている。具体的には、モータMは、ギヤケース31のうちステアリングハンドル16の回転軸心Z1よりも左側に位置する部分に支持(載置支持)されている。モータMは、上ケース部31aの上面部に固定(ネジ固定)されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、モータMは、ステアリングハンドル16の下方において、ステアリングシャフト17の左隣りに配置されている。しかし、モータMは、ステアリングハンドル16の下方において、ステアリングシャフト17の右隣りに配置されていてもよい。
(2)上記実施形態では、モータM及びギヤケース31は、モータMが上側に位置し、かつ、ギヤケース31が下側に位置する状態で配置されている。しかし、モータM及びギヤケース31は、ギヤケース31が上側に位置し、かつ、モータMが下側に位置する状態で配置されていてもよい。あるいは、モータMとギヤケース31とは、左右に並ぶ状態で配置されていてもよい。あるいは、モータMとギヤケース31とは、前後に並ぶ状態で配置されていてもよい。
(3)上記実施形態では、モータMは、ギヤケース31のうちステアリングハンドル16の回転軸心Z1よりも左側に位置する部分に支持されている。しかし、モータMは、ギヤケース31のうちステアリングハンドル16の回転軸心Z1よりも右側に位置する部分に支持されていてもよい。あるいは、モータMは、ギヤケース31とは別の部材に支持されていてもよい。
(4)上記実施形態では、ギヤケース31は、ステアリングハンドル16の下方において、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して左側に偏倚した位置に配置されている。しかし、ギヤケース31は、ステアリングハンドル16の下方において、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して右側に偏倚した位置に配置されていてもよい。
(5)上記実施形態では、ギヤケース31の上下方向の厚さT1は、モータMの上下方向の厚さT2と同一又は略同一である。しかし、ギヤケース31の上下方向の厚さT1は、モータMの上下方向の厚さT2と同一又は略同一に限定されるものではない。例えば、ギヤケース31の上下方向の厚さT1は、モータMの上下方向の厚さT2よりも厚くてもよい。
(6)上記実施形態では、前後進切り替えレバー20は、ギヤケース31よりも下側の高さ位置から、ステアリングハンドル16の上下範囲と重複する高さ位置まで上方に向かって延び出ている。しかし、前後進切り替えレバー20の構成は、上記実施形態に係る構成に限定されるものではない。例えば、前後進切り替えレバー20の上端部(把持部20a)は、ステアリングハンドル16の下端よりも下側に位置していてもよい。
(7)上記実施形態では、設定スイッチ21は、補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35によって構成されている。しかし、設定スイッチ21の構成は、上記実施形態に係る構成に限定されるものではない。例えば、補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35に加えて、補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35以外のスイッチが設けられていてもよい。あるいは、補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35のうち少なくとも何れか一つに代えて、補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35以外のスイッチが設けられていてもよい。また、設定スイッチ21は、一つの「操作スイッチ」によって構成されていてもよい。
(8)上記実施形態では、設定スイッチ21は、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して運転座席7が位置する側(後側)に配置されている。しかし、設定スイッチ21は、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して機体左右方向の一方側に配置されていてもよい。
(9)上記実施形態では、補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35は、横並びに配置されている。しかし、補正スイッチ33、ダイヤルスイッチ34及び切り替えスイッチ35は、前後並びに配置されていてもよい。
(10)上記実施形態では、自動操舵切り替えレバー19及び前記前後進切り替えレバー20は、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して左側に配置されている。しかし、自動操舵切り替えレバー19及び前後進切り替えレバー20は、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して右側に配置されていてもよい。あるいは、自動操舵切り替えレバー19及び前記前後進切り替えレバー20は、ステアリングハンドル16の回転軸心Z1に対して機体左右方向で一方側と他方側とに配置(振り分け配置)されていてもよい。
(11)上記実施形態では、自動操舵切り替えレバー19及び前後進切り替えレバー20は、自動操舵切り替えレバー19が前側に位置し、かつ、前後進切り替えレバー20が後側に位置する状態で配置されている。しかし、自動操舵切り替えレバー19及び前後進切り替えレバー20は、前後進切り替えレバー20が前側に位置し、かつ、自動操舵切り替えレバー19が後側に位置する状態で配置されていてもよい。あるいは、自動操舵切り替えレバー19と前後進切り替えレバー20とは、機体前後方向で同じ位置に配置されていてもよい。
(12)上記実施形態では、前後進切り替えスイッチ30は、ギヤケース31のうちステアリングハンドル16の回転軸心Z1よりも左側に位置する部分の下方に配置されている。しかし、前後進切り替えスイッチ30の位置は、上記実施形態に係る位置に限定されるものではない。例えば、前後進切り替えスイッチ30は、ギヤケース31のうちステアリングハンドル16の回転軸心Z1よりも右側に位置する部分の下方に配置されていてもよい。あるいは、前後進切り替えスイッチ30は、ギヤケース31の下方とは別の場所に配置されていてもよい。
(13)上記実施形態では、「自動操舵切り替え操作具」は、自動操舵切り替えレバー19によって構成されている。しかし、「自動操舵切り替え操作具」は、スイッチによって構成されていてもよい。
(14)上記実施形態では、「前後進切り替え操作具」は、前後進切り替えレバー20によって構成されている。しかし、「前後進切り替え操作具」は、スイッチによって構成されていてもよい。
(15)上記実施形態では、「設定操作具」は、設定スイッチ21によって構成されている。しかし、「設定操作具」は、レバーによって構成されていてもよい。
(16)上記実施形態では、トラクタに、チルト機構24が備えられている。しかし、トラクタに、チルト機構24が備えられていなくてもよい。
(17)上記実施形態では、トラクタに、運転部6を覆うキャビンが備えられていない。
しかし、トラクタに、ロプス9に代えて前記キャビンが備えられていてもよい。
本発明は、走行機体が目標走行経路に沿って走行するように、走行機体を自動操舵することが可能な作業車(例えば、トラクタ)に利用可能である。
1 走行機体
12 自動操舵機構
15 操縦塔
16 ステアリングハンドル
17 ステアリングシャフト
24 チルト機構
31 ギヤケース
G ギヤ機構
M モータ
X1 揺動軸心

Claims (4)

  1. 走行機体を操舵操作するためのステアリングハンドルと、
    前記ステアリングハンドルから下方に向かって延び出る状態で前記ステアリングハンドルに連結され、前記ステアリングハンドルによって回転操作されるステアリングシャフトと、
    前記ステアリングハンドル及び前記ステアリングシャフトを有する操縦塔と、
    前記走行機体が目標走行経路に沿って走行するように、前記走行機体を自動操舵する自動操舵機構と、
    前記自動操舵を行うか否かを切り替え操作するための自動操舵切り替えレバーと、
    前記走行機体の走行方向を前進又は後進に切り替え操作するための前後進切り替えレバーと、を備え、
    前記自動操舵機構は、前記ステアリングシャフトを回転駆動するモータと、前記モータの駆動力を前記ステアリングシャフトに伝達するギヤ機構と、を有し、かつ、前記操縦塔に設けられ、
    前記ギヤ機構は、前記モータの出力軸に設けられた出力ギヤと、前記出力ギヤと噛み合う第一中継ギヤと、前記第一中継ギヤと同軸に設けられ、かつ、前記第一中継ギヤと一体回転する第二中継ギヤと、前記ステアリングシャフトに設けられ、かつ、前記第二中継ギヤと噛み合う入力ギヤと、を備え、
    前記モータは、前記ステアリングハンドルの下方において、前記ステアリングシャフトの横隣りに配置され、前記第一中継ギヤの軸は、機体左右方向において前記モータの前記出力軸及び前記ステアリングシャフトの間、かつ、機体前後方向において前記モータの前記出力軸及び前記ステアリングシャフトよりも後方に位置するように配置され
    前記自動操舵切り替えレバー及び前記前後進切り替えレバーは、前記操縦塔の上部において前記ステアリングハンドルの回転軸心に対して前記機体左右方向の一方側、且つ、前記機体前後方向の異なる位置に配置されている作業車。
  2. 記ギヤ機構を収容するギヤケースを有し、
    前記モータと前記ギヤケースとは、上下に並ぶ状態で配置されている請求項1に記載の作業車。
  3. 前記モータは、前記ギヤケースに支持されている請求項2に記載の作業車。
  4. 前記操縦塔は、機体左右方向に延びる揺動軸心周りで揺動可能に構成され、
    前記揺動軸心周りにおける前記操縦塔の位置を調節するチルト機構を備えている請求項1から3の何れか一項に記載の作業車。
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