JP7053098B2 - テストモード設定回路 - Google Patents

テストモード設定回路 Download PDF

Info

Publication number
JP7053098B2
JP7053098B2 JP2017187037A JP2017187037A JP7053098B2 JP 7053098 B2 JP7053098 B2 JP 7053098B2 JP 2017187037 A JP2017187037 A JP 2017187037A JP 2017187037 A JP2017187037 A JP 2017187037A JP 7053098 B2 JP7053098 B2 JP 7053098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test mode
output
circuit
mode setting
setting circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017187037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019060784A (ja
Inventor
康幸 仁和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Information Systems Japan Corp
Original Assignee
Toshiba Information Systems Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Information Systems Japan Corp filed Critical Toshiba Information Systems Japan Corp
Priority to JP2017187037A priority Critical patent/JP7053098B2/ja
Publication of JP2019060784A publication Critical patent/JP2019060784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7053098B2 publication Critical patent/JP7053098B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

この発明は、LSIに対してテストを行うためのテストモード設定回路に関するものである。
近年、LSIが大規模化するに従って回路構成が複雑化し、必要とするIP(Intellectual property core)が増加傾向となっている。このようなLSIのテストには、数多くのテストモードが必要となり、テストモードが多くなると多くのテスト端子が必要となり、LSIの大型化を招来するため大きな問題となっている。
従来のテストモード設定回路は、16種のテストモードを実行するためには、例えば、図1に示すように、デコーダ100から図2の真理値表に示すように、16本の出力信号を得るためには、4ビットの入力が必要であり、これに伴って入力信号のテスト端子TEST0~TEST3が必要となる。また、デコーダ100を稼働状態とするために、イネーブル信号の端子TESTENが必要である。従って、合計で5個の端子が必要となり、LSIの大型化を招来する可能性がある。
上記に対し、特許文献1には、A/Dコンバータを用いたテストモード制御を行うモード設定回路が開示されている。このモード設定回路では、電源検知回路105によりユーザ保証電位を超える電圧を検知するようにし、マイコンの電源電圧を上昇させて、電源検知回路105が上記ユーザ保証電位を超える電圧を検知してテストモードに移行するようにしている。これによって、ユーザに特に規定を設けることなくモード専用ピンの削減を行っている。
また、特許文献2には、アナログ入力信号によりテストモードの設定を行うことが開示されている。この特許文献2の発明は、テストモードの設定用のアナログ信号に誤差があっても正しく所望のテストモードを設定できるようにするものである。具体的には、テストモードの設定用のアナログ信号の立上がり時間の違いに応じて複数のテストモードを設定するものである。
更に、特許文献3には、A/Dコンバータを備えたLSIにおいて、このA/Dコンバータの出力を用いてテストを行うテスト回路が開示されている。即ち、テストモードの際には、テストデコード回路7から所定のディジタル信号が出力されるようにし、A/Dコンバータの出力をROMやRAMに与えてディジタル信号処理を行わせ、この結果を出力端子4から出力するものである。
特開2007-155659号公報 特開2013-149026号公報 特開2002-5994号公報
上記の特許文献1のテストモード設定回路では、電源検知回路105が上記ユーザ保証電位を超える電圧を検知してテストモードに移行している間(時間)の入力信号を有効とするため、テストモードに移行している間(時間)の制御を正確に適切に行う必要があり、比較的詳細な制御が必要であるという問題がある。
また、特許文献2のテストモード設定回路では、アナログ信号に誤差があっても正しく所望のテストモードを設定できるように、A/Dコンバータの出力をCPUへ与え、CPUが必要な補正を行っており、処理と構成が複雑であるという問題がある。
更に、特許文献3のテスト回路は、A/Dコンバータの出力の上位3ビットをモード切り換えに用いているが、自らもテスト対象の回路であり、高精度なものである必要がある。
本発明は、上記のような従来のテストモード設定回路の現状に鑑みてなされたもので、その目的は、構成が簡単であり、かつ高精度な構成を備えなくとも、テストモード設定が可能であり、端子の増加を抑制することが可能なテストモード設定回路を提供することである。
本発明に係るテストモード設定回路は、LSIに対しテストを行うために、複数種Nのテストモードに対応してN本のテストモード信号をLSIに与えるテストモード設定回路において、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換装置を備え、
前記A/D変換装置には、アナログ信号をディジタル信号に変換してシリアル出力するシリアルA/D変換回路と、前記シリアルA/D変換回路の出力を入力し、パラレル信号として出力するシフトレジスタと、が備えられ、前記A/D変換装置以外に、前記シフトレジスタの出力信号からN本のテストモード信号を作成するデコーダが備えられており、前記A/D変換装置にアナログテストモード信号を入力し、出力されたディジタル信号に基づきN本のテストモード信号を作成してLSIに与えると共に、前記デコーダの前段の回路の全出力ビットを前記デコーダに入力し、これに対応して得られる所定出力信号をまとめてNの論理演算回路に入力し、前記論理演算回路の出力をN本のテストモード信号とすることを特徴とする。
本発明に係るテストモード設定回路では、前記シリアルA/D変換回路は、複数のアナログ信号を入力する入力端子を有し、シフトレジスタは、前記入力端子の数に対応した数が設けられていることを特徴とする。
本発明に係るテストモード設定回路では、LSIの入力バッファを前記A/D変換装置として用いたことを特徴とする。
本発明に係るテストモード設定回路では、LSIの入力バッファと、前記入力バッファの出力側に設けられたA/D変換回路と、前記A/D変換回路の出力に基づきディジタル値を作成する論理回路とを具備した構成を、前記A/D変換装置として用い、前記A/D変換回路の出力と、前記論理回路の出力によりN本のテストモード信号を作成することを特徴とする。
本発明に係るテストモード設定回路では、前記LSIの動作電源電圧と前記A/D変換装置を含むテストモード設定回路の動作電源電圧とを異ならせて、テストモードを実行する際にのみ前記テストモード設定回路に所定動作電源電圧を与えることを特徴とする。
本発明に係るテストモード設定回路は、LSIに対しテストを行うために、複数種Nのテストモードに対応してN本のテストモード信号をLSIに与えるテストモード設定回路において、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換装置を備え、前記A/D変換装置には、アナログ信号をパラレルなディジタル信号に変換して出力するパラレルA/D変換回路と、前記パラレルA/D変換回路の出力信号からN本のテストモード信号を作成するデコーダとが備えられており、前記A/D変換装置にアナログテストモード信号を入力し、出力されたディジタル信号に基づきN本のテストモード信号を作成してLSIに与えると共に、前記デコーダの前段の回路の全出力ビットを前記デコーダに入力し、これに対応して得られる所定出力信号をまとめてNの論理演算回路に入力し、前記論理演算回路の出力をN本のテストモード信号とすることを特徴とする。
本発明に係るテストモード設定回路では、LSIの入力バッファを前記A/D変換装置として用いたことを特徴とする。
本発明に係るテストモード設定回路では、LSIの入力バッファと、前記入力バッファの出力側に設けられたA/D変換回路と、前記A/D変換回路の出力に基づきディジタル値を作成する論理回路とを具備した構成を、前記A/D変換装置として用い、前記A/D変換回路の出力と、前記論理回路の出力によりN本のテストモード信号を作成することを特徴とする。
本発明に係るテストモード設定回路では、前記LSIの動作電源電圧と前記A/D変換装置を含むテストモード設定回路の動作電源電圧とを異ならせて、テストモードを実行する際にのみ前記テストモード設定回路に所定動作電源電圧を与えることを特徴とする。
本発明に係るテストモード設定回路は、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換装置を備え、前記A/D変換装置にアナログテストモード信号を入力し、出力されたディジタル信号に基づきN本のテストモード信号を作成してLSIに与えるので、構成が簡単であり、A/D変換装置をテストモード設定専用とすることができるため、高精度な構成を備えなくとも、テストモード設定が可能であり、端子の増加を抑制することが可能である。
従来のテストモード設定回路の構成を示すブロック図。 図1のテストモード設定回路に用いられているデコーダの真理値表を示す図。 第1の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示すブロック図。 第5の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示すブロック図。 入力バッファの構成を示すブロック図。 第6の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示すブロック図。 誤動作防止の構成を備えるLSIの構成を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明に係るテストモード設定回路の実施形態を説明する。図3には、本発明に係るテストモード設定回路の第1の実施形態の構成が示されている。このテストモード設定回路では、A/D変換装置10が、シリアルA/D変換回路11、シフトレジスタ12、コントローラ13を備えている。A/D変換装置10は、アナログ信号をディジタル信号に変換するものであり、テストモード設定回路には上記A/D変換装置10以外に、デコーダ18が備えられている。
シリアルA/D変換回路11は、TEST0端子から入力されるアナログ信号をディジタル信号に変換してシリアル出力するものである。シフトレジスタ12は、シリアルA/D変換回路11から出力信号を受けて、パラレル信号として出力するものである。本実施形態において、シフトレジスタ12は、4ビット(Q[3:0])のパラレル信号を出力する。
コントローラ13は、TESTEN端子からのイネーブル信号と、システムのクロックCLKを受けて、シリアルA/D変換回路11、シフトレジスタ12へ制御信号を与える。具体的には、CSB信号とSDIN信号によりシリアルA/D変換回路11を稼働状態とし、CSB信号によりシフトレジスタ12を稼働状態とする。出力クロックCLK0をシリアルA/D変換回路11とシフトレジスタ12のクロックとして与えて動作を行わせる。
以上のコントローラ13の制御によって4個のクロックが出力されると、シフトレジスタ12には、シリアルA/D変換回路11による4ビットの出力データが蓄積される。コントローラ13は、デコーダ18へイネーブル信号EN0を出力して、シフトレジスタ12から出力される4ビットのパラレル信号をデコードさせて最大で16本のテストモード信号を出力させる。この最大で16本のテストモード信号をLSI中のテスト対象回路に与えることができる。この構成によれば、シリアルA/D変換回路11は1クロック毎に1または0を出力すればよいので、高精度な分解能のものでなくともよい。
上記の第1の実施形態では、シリアルA/D変換回路11、シフトレジスタ12を用いたが、シリアルA/D変換回路11をパラレルA/D変換回路とし、シフトレジスタ12をパラレルデータを保持するレジスタに代えた構成としてもよい。この場合でも、パラレルA/D変換回路は、LSIのシステムのものを転用するものではないので、高精度なものとしなくともよい。
図4に、第2の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示す。本実施形態では、シリアルA/D変換回路11の出力信号を受けるシフトレジスタ12Aを、6ビット(Q[5:0])として出力するものである。シフトレジスタ12Aの出力中の上位4ビットをデコーダ18が取り込んで、デコードして最大で16本のテストモード信号を出力する。本実施形態では、6ビットの出力中の上位4ビットを用いるので、A/D変換回路の分解能の低い側(上位ビット側)に依拠した構成することができ、高精度な分解能のものでなくともよい。この実施形態においても、シリアルA/D変換回路11をパラレルA/D変換回路とし、シフトレジスタ12Aをパラレルデータを保持するレジスタに代えた構成としてもよい。
図5に、第3の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示す。この実施形態では、図4に示したシリアルA/D変換回路11、シフトレジスタ12Aを用い、シフトレジスタ12Aの6ビット(T[5:0])をデコーダ18Aにより受け取る構成を備えている。デコーダ18Aは、6ビット入力を48本の出力信号にデコードする。48本の出力信号の隣接する3本づつをORゲート17-0~17-15に与える。ORゲート17-0~17-15から1本づつの合計16本の出力信号を得て、これをLSI中のテスト対象回路に与えることができる。本実施形態では、デコーダ18Aの出力において分解能を低くしている。この実施形態においても、シリアルA/D変換回路11をパラレルA/D変換回路とし、シフトレジスタ12Aをパラレルデータを保持するレジスタに代えた構成としてもよい。
図6に、第4の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示す。この実施形態では、2つのアナログ信号入力端子を有するシリアルA/D変換回路11Aを用いている。2つのアナログ信号入力端子には、TEST0端子とTEST1端子とからアナログ信号が与えられる。シリアルA/D変換回路11Aの出力を2つのシフトレジスタ12B-1、12B-2へ与える。
コントローラ13Aは、2つのイネーブル端子EN1O、EN2Oを備えており、イネーブル端子EN1Oからイネーブル信号をシフトレジスタ12B-1へ与え、イネーブル端子EN2Oからイネーブル信号をシフトレジスタ12B-2へ与える。イネーブル端子EN1Oからのイネーブル信号がアクティブのときに、TEST0端子へアナログ信号を与える。また、イネーブル端子EN2Oからのイネーブル信号がアクティブのときに、TEST1端子へアナログ信号を与える。コントローラ13Aは、出力クロックCLK0をとシフトレジスタ12B-1、12B-2のクロックとして与えて動作を行わせる。
イネーブル端子EN1Oからのイネーブル信号がアクティブのときに動作するシフトレジスタ12B-1も、イネーブル端子EN2Oからのイネーブル信号がアクティブのときに動作するシフトレジスタ12B-2も、3ビット(Q[2:0])のパラレル信号を出力する。
デコーダ18Bは2入力であり、下位2ビット(D[1:0])の入力をシフトレジスタ12B-1からの上位2ビットにより取り込み、上位2ビット(D[3:2])の入力をシフトレジスタ12B-2からの上位2ビットにより取り込む。デコーダ18Bは全体で4ビット入力であり、最大で16本のテストモード信号を出力させることができる。
以上の構成によりシリアルA/D変換回路11Aは3ビットという低分解能であり、しかもデコーダ18Bによって上位2ビットを取り込むので、更に分解能を低くすることが可能である。本実施形態のシリアルA/D変換回路11AをパラレルA/D変換回路に代え、シフトレジスタ12B-1、12B-2を2つのパラレル入力レジスタに代えてもよい。
図7に、第5の実施形態に係るテストモード設定回路の構成を示す。この実施形態では、基本的に第2の実施形態の構成を採用する。但し、デコーダ18Aでは、シフトレジスタ12Aの6ビットの出力(Q[5:0])中の上位1ビットと下位1ビットを捨てて、6ビット中における中央の4ビットを入力(D[3:0])としている。
この構成において、コントローラ13からデコーダ18へイネーブル信号EN0を出力してデコーダ18を動作させるだけでは、フェイルセーフという理由で不十分となるため、NANDゲート21とORゲート22を用いている。NANDゲート21には、シフトレジスタ12Aからデコーダ18Aが入力している4ビットの信号を入力し、ORゲート22に、このNANDゲート21の出力信号とコントローラ13からのイネーブル信号EN0を入力させ、ORゲート22の出力をデコーダ18のイネーブル端子ENへ与える。この構成によって、誤動作という事態を防ぐことができる。
本実施形態では、シフトレジスタ12Aの6ビットの出力(Q[5:0])中の上位1ビットと下位1ビットを捨てて、6ビット中における中央の4ビットを採用するため、分解能を低くすることができる。この実施形態においても、シリアルA/D変換回路11をパラレルA/D変換回路とし、シフトレジスタ12Aをパラレルデータを保持するレジスタに代えた構成としてもよい。
図8に、入力バッファの構成を示す。この入力バッファでは、入力を保持するバッファ31と、上記バッファの出力を変更したディジタル値とする論理回路であるNANDゲート32とによりA/D変換装置が作成されている。入力バッファ31の役割は、LSIに直接信号を取り込むとLSI内部のトランジスタがサージ電圧やノイズ等によるゲート破壊を防ぐことであり、入力バッファ31は保護回路を含んだ正転バッファを意味するものである。
上記バッファ31には、入力端子Aから入力信号が入力される。NANDゲート32の一方の入力には、バッファ31の出力が与えられ、NANDゲート32の他方の入力には、信号PIが入力される。この入力バッファは、「0」または「1」の2ステート出力である。従って、各実施形態のA/D装置10として2ビットの出力のものを採用する場合には、この入力バッファをそのままA/D装置10に代えて構成することができる。即ち、この実施形態では、LSIの入力バッファをA/D変換装置として用いたことを特徴とするものである。
上記の入力バッファにADC(A/D変換回路)33を組み込んで3ビットのA/D変換回路とする。図9に、第5の実施形態に係るテストモード設定回路の要部構成を示す。この実施形態では、2ビット出力のADC33をバッファ31の出力側に接続する。つまり、多値化(本実施形態では4値)のため、図8の入力バッファにADCを内蔵したものである。ADC33に対しテストモード設定回路とするイネーブル信号ENを与える。バッファ31に入力端子Aからアナログ信号が入力される。
ADC33のクロックは、イネーブル信号ENに基づき内部で発生させるか、図示しないが外部からADC33へ与える。NANDゲート34は、3入力とし、ADC33の2出力と、入力バッファとして用いる場合の信号PIが入力される。ADC33の出力信号Z0、Z1及びNANDゲート34の出力信号POをデコーダに与えてテストモード設定信号を与える。この構成により2~3ビット程度の低分解能のA/D変換回路によるテストモード設定回路を実現することができる。NAND32やNAND34は、出力POを次のIOバッファの入力PIに接続しLSIの全IO端子にツリー状にすることで簡易的にIOバッファの入力が正常に機能するかをテストすることができる。ADC33は入力信号をサンプリングするので、図9のADC33はサンプリングクロックの発振器を内蔵することになり、またADC33の出力を保持する機能(イネーブル信号ENが、オンで更新し、オフで保持する等)も備えている。
即ち、この実施形態では、LSIの入力バッファと、前記入力バッファの出力側に設けられたAD変換回路と、前記AD変換回路の出力に基づきディジタル値作成する論理回路とを具備した構成を、前記A/D変換装置として用いたものである。そして、前記AD変換回路の出力と、前記論理回路の出力によりN本のテストモード信号を作成することを特徴とする。
図10は、上述の各実施形態に係るテストモード設定回路を誤動作させない構成を示す。各実施形態に係るテストモード設定回路(A/D変換装置10とデコーダを含む)40、LSI中のテスト対象回路50が、LSI60に含まれている。
上記LSI中のテスト対象回路50の動作電源電圧VLと上記テストモード設定回路40の動作電源電圧VTとを異ならせて、テストモードを実行する際にのみ上記テスト対象回路50に所定動作電源電圧VTを与える。一般的に、VL<VTとする。これによって、A/D変換装置に動作電源電圧VTが与えられたときのみにテストモード設定動作が実行され、通常の電源電圧によって誤ってテストモードへ移行することはない。
10 A/D変換装置
11、11A A/D変換回路
12、12A、12B シフトレジスタ
13、13A コントローラ
18、18A、18B デコータ
40 テストモード設定回路
50 テスト対象回路
60 LSI

Claims (9)

  1. LSIに対しテストを行うために、複数種Nのテストモードに対応してN本のテストモード信号をLSIに与えるテストモード設定回路において、
    アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換装置を備え、
    前記A/D変換装置には、
    アナログ信号をディジタル信号に変換してシリアル出力するシリアルA/D変換回路と、
    前記シリアルA/D変換回路の出力を入力し、パラレル信号として出力するシフトレジスタと、
    が備えられ、
    前記A/D変換装置以外に、前記シフトレジスタの出力信号からN本のテストモード信号を作成するデコーダ
    が備えられており、
    前記A/D変換装置にアナログテストモード信号を入力し、出力されたディジタル信号に基づきN本のテストモード信号を作成してLSIに与えると共に、
    前記デコーダの前段の回路の全出力ビットを前記デコーダに入力し、これに対応して得られる所定出力信号をまとめてNの論理演算回路に入力し、前記論理演算回路の出力をN本のテストモード信号とすることを特徴とするテストモード設定回路。
  2. 前記シリアルA/D変換回路は、複数のアナログ信号を入力する入力端子を有し、
    シフトレジスタは、前記入力端子の数に対応した数が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のテストモード設定回路。
  3. LSIの入力バッファを前記A/D変換装置として用いたことを特徴とする請求項1または2に記載のテストモード設定回路。
  4. LSIの入力バッファと、
    前記入力バッファの出力側に設けられたA/D変換回路と、
    前記A/D変換回路の出力に基づきディジタル値を作成する論理回路と
    を具備した構成を、前記A/D変換装置として用い、
    前記A/D変換回路の出力と、前記論理回路の出力によりN本のテストモード信号を作成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のテストモード設定回路。
  5. 前記LSIの動作電源電圧と前記A/D変換装置を含むテストモード設定回路の動作電源電圧とを異ならせて、テストモードを実行する際にのみ前記テストモード設定回路に所定動作電源電圧を与えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のテストモード設定回路。
  6. LSIに対しテストを行うために、複数種Nのテストモードに対応してN本のテストモード信号をLSIに与えるテストモード設定回路において、
    アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換装置を備え、
    前記A/D変換装置には、
    アナログ信号をパラレルなディジタル信号に変換して出力するパラレルA/D変換回路と、
    前記パラレルA/D変換回路の出力信号からN本のテストモード信号を作成するデコーダと
    が備えられており、
    前記A/D変換装置にアナログテストモード信号を入力し、出力されたディジタル信号に基づきN本のテストモード信号を作成してLSIに与えると共に、
    前記デコーダの前段の回路の全出力ビットを前記デコーダに入力し、これに対応して得られる所定出力信号をまとめてNの論理演算回路に入力し、前記論理演算回路の出力をN本のテストモード信号とすることを特徴とするテストモード設定回路。
  7. LSIの入力バッファを前記A/D変換装置として用いたことを特徴とする請求項6に記載のテストモード設定回路。
  8. LSIの入力バッファと、
    前記入力バッファの出力側に設けられたA/D変換回路と、
    前記A/D変換回路の出力に基づきディジタル値を作成する論理回路と
    を具備した構成を、前記A/D変換装置として用い、
    前記A/D変換回路の出力と、前記論理回路の出力によりN本のテストモード信号を作成することを特徴とする請求項6または7に記載のテストモード設定回路。
  9. 前記LSIの動作電源電圧と前記A/D変換装置を含むテストモード設定回路の動作電源電圧とを異ならせて、テストモードを実行する際にのみ前記テストモード設定回路に所定動作電源電圧を与えることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のテストモード設定回路。
JP2017187037A 2017-09-27 2017-09-27 テストモード設定回路 Active JP7053098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017187037A JP7053098B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 テストモード設定回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017187037A JP7053098B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 テストモード設定回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019060784A JP2019060784A (ja) 2019-04-18
JP7053098B2 true JP7053098B2 (ja) 2022-04-12

Family

ID=66178387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017187037A Active JP7053098B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 テストモード設定回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7053098B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000224047A (ja) 1999-02-03 2000-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル信号処理回路
JP2001201537A (ja) 2000-01-21 2001-07-27 Seiko Epson Corp 半導体集積回路装置
JP2001228220A (ja) 2000-02-21 2001-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置のテスト回路
JP2002005994A (ja) 2000-06-19 2002-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置のテスト回路

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158640A (ja) * 1984-01-27 1985-08-20 Sharp Corp 集積回路
JPH0273113A (ja) * 1988-09-07 1990-03-13 Fuji Facom Corp アナログ入力回路のデジタル補正方法
JPH03115873A (ja) * 1989-09-28 1991-05-16 Nec Corp 半導体集積回路
JPH04132976A (ja) * 1990-09-26 1992-05-07 Yamaha Corp テストモード発生回路
JPH05273314A (ja) * 1992-03-30 1993-10-22 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体論理集積回路
US5726995A (en) * 1994-12-15 1998-03-10 Intel Corporation Method and apparatus for selecting modes of an intergrated circuit

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000224047A (ja) 1999-02-03 2000-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル信号処理回路
JP2001201537A (ja) 2000-01-21 2001-07-27 Seiko Epson Corp 半導体集積回路装置
JP2001228220A (ja) 2000-02-21 2001-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置のテスト回路
JP2002005994A (ja) 2000-06-19 2002-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置のテスト回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019060784A (ja) 2019-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7667633B2 (en) Time-to-digital converter with high resolution and wide measurement range
US7864093B2 (en) Pulse phase difference detecting circuit and A/D converter using the same
US9083365B1 (en) Thermometer-code-to-binary encoders
US9966960B2 (en) Configurable logic circuit including dynamic lookup table
US7426254B2 (en) Shift register comprising electrical fuse and related method
US20150270846A1 (en) Ad converter
US7456657B2 (en) Common input/output terminal control circuit
US8918706B1 (en) Methods and circuitry for performing parallel error checking
US20160126955A1 (en) Apparatus for Mixed Signal Interface Circuitry and Associated Methods
JP7053098B2 (ja) テストモード設定回路
US7788565B2 (en) Semiconductor integrated circuit
CN109768786B (zh) 时钟信号占空比调节电路及其调节方法
US8294487B2 (en) Configuration setting device of integrated circuit and the configuration setting method thereof
KR101024676B1 (ko) 파워 온 리셋 회로
JP6098342B2 (ja) コンパレータ
US8073996B2 (en) Programmable modular circuit for testing and controlling a system-on-a-chip integrated circuit, and applications thereof
JP6211971B2 (ja) 半導体テスト回路及びicチップ
JP2008205976A (ja) 多値検出回路
US20120249179A1 (en) Programmable logic device
JP5442522B2 (ja) 半導体集積回路のテスト回路
US8525557B1 (en) Merged tristate multiplexer
KR100646932B1 (ko) 오프 칩 드라이버 제어용 카운터 회로
JP2008198773A (ja) 半導体装置
KR950004365Y1 (ko) 디지탈 비교 회로
JP2002353811A (ja) A/d変換回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7053098

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150