JP7050387B2 - 音叉型圧電振動子の製造方法 - Google Patents

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本発明は、音叉型圧電振動子の製造方法に関する。
本発明は、時計の基準信号源として用いられる音叉型圧電振動子の製造方法に関する。詳しくは、音叉型圧電振動子の周波数温度特性曲線の調整に関する。
周波数温度依存性を有する水晶からなる音叉型圧電振動子は、励振電極膜の下地膜としてCrを用いており、このCr膜の膜厚を700~3000Åの範囲にすることで温度範囲が-40~25℃において、周波数温度特性曲線が略フラットになることが知られている。(特許文献1参照。)
図10は、周波数が約32768Hzで屈曲振動する、全長は約2280μm、振動脚長さは約1700μm、振動脚幅は約110μm、振動脚厚みは約100μmの音叉型圧電振動子において、振動脚の一対の主面及び一対の側面に形成される励振電極膜のCr膜の厚みを1500Å、2000Å、2400Åとして、振動脚の一対の主面及び一対の側面に形成されるCr膜の体積を変えたときの周波数温度特性曲線を示す図である。横軸に温度(℃)、縦軸に周波数(ppm)を表している。なお、Cr膜の表面に形成するAu膜の厚みは、900Åと固定した。
図10に示すように、温度範囲が25~100℃において、Cr膜の体積が変化しても、それぞれの周波数温度特性曲線は変わらないことが読み取れる。しかし、温度範囲が-50~25℃において、Cr膜の体積が変化すると、それぞれの周波数温度特性曲線は変わることが読み取れる。これは、Crのヤング率が温度に対して非線形であり、また、Cr膜の体積が大きくなるほど、周波数は高くなるためである。
特開2005-136499号公報
前述したように、音叉型圧電振動子の周波数温度特性曲線は、音叉型圧電振動子の振動脚に形成する励振電極膜の体積に依存している。このため、励振電極膜を形成する工程において、振動脚に形成する励振電極膜の体積が狙いの体積にならないと、狙いの周波数温度特性曲線が得られない課題があった。
本発明は、音叉型圧電振動子の製造方法において、狙いの周波数温度特性曲線にできる音叉型圧電振動子の製造方法を提供することにある。
基部と、基部から平行に延出する第1振動脚及び第2振動脚と、基部と、第1振動脚及び第2振動脚とは、互いに対向する一対の主面と、互いに対向する一対の側面とを備え、基部と、第1振動脚及び第2振動脚とは、一対の主面と、一対の側面とが、それぞれ接続される音叉型圧電振動子の製造方法であって、第1振動脚及び第2振動脚の、一対の主面及び一対の側面とに励振電極膜を形成する工程と、少なくとも第1振動脚の一方の側面に形成された励振電極膜の厚みを測定する工程と、第1振動脚の一方の側面に形成された励振電極膜の厚みから、音叉型圧電振動子の周波数温度特性曲線を推定する工程と、推定した音叉型圧電振動子の周波数温度特性曲線から、狙いの周波数温度特性曲線となるように、第1振動脚の一対の側面及び第2振動脚の一対の側面に形成された励振電極膜の少なくとも一部を除去する工程とを有する音叉型圧電振動子の製造方法とする。
これによれば、振動脚の側面に形成された励振電極膜の体積が小さくなることにより、狙いの周波数温度特性曲線にすることができる。
励振電極膜の少なくとも一部を除去する工程において、第1振動脚の側面に形成された励振電極膜の少なくとも一部、及び第2振動脚の側面に形成された励振電極膜の少なくとも一部を除去してもよく、第1振動脚の一対の側面及び第2振動脚の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜の一部を除去する音叉型圧電振動子の製造方法としてもよい
第1振動脚の一対の側面及び第2振動脚の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜の一部を除去すれば、それぞれの振動脚が振動するときのバランスがよくなり、CI値がよくなる。
励振電極膜は、少なくともCr膜からなる音叉型圧電振動子の製造方法とする。
励振電極膜に少なくともCr膜を用いることにより、周波数温度特性曲線を調整できる。
本発明の音叉型圧電振動子の製造方法によれば、振動脚に形成された励振電極膜の一部を除去して、振動脚に形成された励振電極膜の体積が小さくなることにより、狙いの周波数温度特性曲線にすることができる。
励振電極膜5が形成される前の音叉型圧電振動子1を示す斜視図である。 励振電極膜5が形成された音叉型圧電振動子1を示す斜視図である。 第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の厚みを測定する音叉型圧電振動子1の斜視図である。 Cr膜の厚みが2300Å及び2400Åのときの周波数温度特性曲線を示す図である。 第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部が除去された音叉型圧電振動子1の斜視図である。 第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部を除去する前後の周波数温度特性曲線を示す図である。 第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜5の一部が除去された音叉型圧電振動子1の斜視図である。 第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜5の一部が除去された音叉型圧電振動子1の変形例1を示す斜視図である。 第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜5の一部が除去された音叉型圧電振動子1の変形例2を示す斜視図である。 Cr膜の厚みが1500Å、2000Å及び2400Åのときの周波数温度特性曲線を示す図である。
本実施例では、水晶からなる音叉型振動子の製造方法について説明する。なお本発明の範囲は以下の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。図1~3、5及び7~9は、説明を分かりやすくするために、音叉型圧電振動子の一方の主面の斜視図及び他方の主面の斜視図としている。
図1は、励振電極膜を形成する前の音叉型圧電振動子1を示す斜視図である。図1に示すように、音叉型圧電振動子1は、基部2と、この基部2から平行に延出する第1振動脚3及び第2振動脚4とを有している。基部2と、第1振動脚3及び第2振動脚4とは、互いに対向する一対の主面と、互いに対向する一対の側面とを備え、基部2と、第1振動脚3及び第2振動脚4とは、一対の主面と、一対の側面とが、それぞれ接続されている。音叉型圧電振動子1の周波数は、約32768Hzで屈曲振動し、全長は約2280μm、振動脚長さは約1700μm、振動脚幅は約110μm、振動脚厚みは約100μmである。音叉型圧電振動子1は、周知技術の機械加工又はフォトリソグラフィ技術を用いて形成されるため、詳細な説明は省略する。
音叉型圧電振動子1の第1振動脚3及び第2振動脚4との、一対の主面と、一対の側面とに励振電極膜を形成する工程では、図2に示すように、音叉型圧電振動子1の一方の主面と他方の主面とに、真空蒸着法等の手段により、Cr、Au等の電極材料を用いて、音叉型圧電振動子1の第1振動脚3及び第2振動脚4との、一対の主面と、一対の側面とに励振電極膜5を形成する。詳しくは、音叉型圧電振動子1の一方の主面と他方の主面とにCr膜を形成したあと、Cr膜の表面にAu膜を形成している。ここでは、Cr膜の狙いの厚みは、2300Å、Au膜の狙いの厚みは、900Åとしている。なお、音叉型圧電振動子1の一方の主面と他方の主面とに例えば、Ni膜またはTi膜を形成したあと、Ni膜またはTi膜の表面にCr膜を形成して、Cr膜の表面にAu膜を形成してもよい。また、音叉型圧電振動子1の一方の主面と他方の主面とにCr膜を形成したあと、Ni膜またはTi膜を形成して、Ni膜またはTi膜の表面にAu膜を形成してもよい。
図3は、第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の厚みを測定する音叉型圧電振動子1の斜視図である。図3に示すように、励振電極膜5の厚みを測定する工程では、音叉型圧電振動子1の第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5を周知技術の蛍光X線膜厚計を用いて励振電極膜5を測定する。この測定方法では、励振電極膜5を構成するCr膜とAu膜それぞれの厚みを測定することが出来る。このときのCr膜の厚みは、2400Åであり、Au膜の厚みは、1000Åであった。なお、ここでは、第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の厚みを測定したが、第2振動脚4の一方の側面に形成された励振電極膜5の厚みを測定してもよい。
第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の厚みから、音叉型圧電振動子1の周波数温度特性曲線を推定する工程では、Cr膜の厚みに基づいて周波数温度曲線を推定する。Cr膜の厚みに基づき周波数温度曲線を推定する理由は以下の通りである。周波数温度特性曲線は、水晶(励振電極膜が形成される前の音叉型圧電振動子)の弾性定数によって変わることが知られている。弾性定数を構成する要素のうち、温度の変化によって変動する要素は、ヤング率や熱膨張係数である。また、音叉型圧電振動子1の一方の主面と他方の主面とに形成する電極材料のヤング率によっても変わることが知られている。音叉型圧電振動子1の一方の主面と他方の主面とに形成されるCrのヤング率は温度に依存する。温度が約30℃より低くなるにつれて、ヤング率は大きくなる。更に、Cr膜の厚みが厚くなるにつれて、ヤング率は大きくなる。このため、音叉型圧電振動子1の一方の主面と他方の主面とにCr膜が厚く形成されると、音叉型圧電振動子1の弾性定数が大きくなる。また、温度が約30℃より低くなるにつれて、Crのヤング率は大きくなることにより、音叉型圧電振動子1の周波数は高くなる。なお、Auのヤング率は、温度への依存はCrに比べ少ない。また、Au膜の厚みの影響は、Cr膜に比べ少ない。すなわち、音叉型圧電振動子1の弾性定数への影響は少ないのでCr膜の厚みに基づいて周波数温度特性曲線を推定すればよい。
Cr膜の厚みに基づいて周波数温度特性曲線を推定する方法は、予め、Cr膜の厚みを変えたサンプルを作成し、そのサンプルの周波数温度特性曲線を求めておく。そして、第1の振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の厚みを測定する工程において、測定されたCr膜の厚みと同じサンプルの周波数温度特性曲線が、推定される周波数温度特性曲線になる。
図4は、Cr膜の厚みが2300Å及び2400Åのときの周波数温度特性曲線を示す図である。前述したように、Cr膜の厚み2300Åは狙いの膜厚であり、Cr膜の厚み2400Åは前述した工程で成膜した音叉型圧電振動片1の一サンプルのCr膜の厚みである。図4に示すように、温度範囲が25~100℃において、Cr膜の厚みに違いがある、Cr膜の体積に違いがあっても、それぞれの周波数温度特性曲線は変わらないことが読み取れる。しかし、温度範囲が-50~25℃において、Cr膜の厚みに違いがある、Cr膜の体積に違いがあると、それぞれの周波数温度特性曲線が変わることが読み取れる。
図5は、推定した音叉型圧電振動子1の周波数温度特性曲線から、狙いの周波数温度特性曲線となるように、第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面に形成された励振電極膜5の少なくとも一部が除去された音叉型圧電振動子1の斜視図である。図5に示すように、第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部を例えばレーザ加工によって除去することにより、第1振動脚3の一方の側面に形成されたCr膜及びAu膜が除去される。除去する量については、実験値から得られたデータに基づいて除去する量を決めて除去する。このときの励振電極膜5の除去する面積は0.03mmであり、除去したCr膜の体積は7.2×10-6mmになる。振動脚の側面に形成された励振電極膜5を除去する理由は、振動脚が屈曲振動する方向、すなわち、振動脚の側面に形成された励振電極膜5を除去する方が、振動脚の主面に形成された励振電極膜5を除去するより効率よく周波数温度特性曲線を調整できるためである。なお、第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部を除去したが、第2振動脚4の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部を除去してもよい。また、第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部と、第2振動脚4の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部とを除去してもよい。
図6は、音叉型圧電振動子1の第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部を除去する前後の周波数温度特性曲線を示す図である。図6に示すように、第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部を除去して、Cr膜の体積が小さくなることによって、狙いの周波数温度特性曲線と同じになる。
実施例1では、第1振動脚3の一方の側面に形成された励振電極膜5の一部を除去する例を示したが、以下に示すように、第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜5の一部を除去してもよい。なお、振動脚の側面に形成された励振電極膜5の厚みから、音叉型圧電振動子1の周波数温度特性曲線を推定する工程と、励振電極膜5の除去する量(体積)については、実施例1と同じため説明を省略する。
図7は、第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜5の一部が除去された音叉型圧電振動子1の斜視図である。図7に示すように、第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜5の一部を除去している。それぞれの振動脚のそれぞれの側面に形成された励振電極膜5を除去する面積は(0.03÷4=)0.0075mmであり、除去したCr膜の体積は(7.2×10-6÷4=)1.8×10-6mmになる。それぞれの振動脚のそれぞれの側面に形成された励振電極膜5の除去する量(除去するCr膜の体積)を等しくすることにより、振動脚が屈曲振動するときのバランスがよくなり、CI値がよくなる。なお、励振電極膜5を除去する量の合計は、実施例1と同じため、それぞれの振動脚のそれぞれの側面に形成された励振電極膜5を除去した後の周波数温度特性曲線は、前述した図6と同じになる。
図8は、第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜5の一部が除去された音叉型圧電振動子1の変形例1を示す斜視図である。図8に示すように、第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面の、それぞれの一端部と他端部との励振電極膜5を除去している。なお、変形例1の第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面の一端部と他端部とは、振動脚の厚み方向のそれぞれの端部である。それぞれの振動脚の一端部と他端部との励振電極膜5を除去する量(除去するCr膜の体積)と部位とを等しくすることにより、振動脚が屈曲振動するときのバランスが更によくなり、CI値がよくなる。励振電極膜5の除去する量の合計は、実施例1と同じため、それぞれの振動脚のそれぞれの側面に形成された励振電極膜5を除去した後の周波数温度特性曲線は、前述した図6と同じになる。
図9は、第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面に形成されたそれぞれの励振電極膜5の一部が除去された音叉型圧電振動子1の変形例2を示す斜視図である。図9に示すように、第1振動脚3の一対の側面及び第2振動脚4の一対の側面の、それぞれの一端部と他端部との励振電極膜5を、それぞれの振動脚の一対の側面に形成された励振電極5が断線しないように除去する。なお、変形例2の第1振動脚の一対の側面及び第2振動脚の一対の側面の一端部と他端部とは、振動脚の長手方向のそれぞれの端部である。それぞれの振動脚の一端部と他端部との励振電極膜を除去する量(除去するCr膜の体積)と部位とを等しくすることにより、振動脚が屈曲振動するときのバランスが更によくなり、CI値がよくなる。励振電極膜5の除去する量の合計は、実施例1と同じため、それぞれの振動脚のそれぞれの側面に形成された励振電極膜5を除去した後の周波数温度特性曲線は、前述した図6と同じになる。
本発明の音叉型圧電振動子の製造方法によれば、振動脚の側面に形成された励振電極膜の一部を除去して、振動脚の側面に形成された励振電極膜の体積を小さくすることによって、狙いの周波数温度特性曲線にすることができる。
1 音叉型圧電振動子
2 基部
3 第1振動脚
4 第2振動脚
5 励振電極膜

Claims (4)

  1. 基部と、
    前記基部から平行に延出する第1振動脚及び第2振動脚と、
    前記基部と、前記第1振動脚及び前記第2振動脚とは、互いに対向する一対の主面と、互いに対向する一対の側面とを備え、
    前記基部と、前記第1振動脚及び前記第2振動脚とは、前記一対の主面と、前記一対の側面とが、それぞれ接続される音叉型圧電振動子の製造方法であって、
    前記第1振動脚及び前記第2振動脚の、前記一対の主面及び前記一対の側面とに励振電極膜を形成する工程と、
    少なくとも前記第1振動脚の一方の前記側面に形成された前記励振電極膜の厚みを測定する工程と、
    前記第1振動脚の一方の前記側面に形成された前記励振電極膜の厚みから、前記音叉型圧電振動子の周波数温度特性曲線を推定する工程と、
    前記推定した音叉型圧電振動子の周波数温度特性曲線から、狙いの周波数温度特性曲線となるように、前記第1振動脚の一対の側面及び前記第2振動脚の一対の側面に形成された前記励振電極膜の少なくとも一部を除去する工程とを、有する音叉型圧電振動子の製造方法。
  2. 前記励振電極膜の少なくとも一部を除去する工程において、
    前記第1振動脚の側面に形成された前記励振電極膜の少なくとも一部、及び前記第2振動脚の側面に形成された前記励振電極膜の少なくとも一部を除去することを特徴とする請求項1に記載の音叉型圧電振動子の製造方法。
  3. 前記励振電極膜の少なくとも一部を除去する工程において、
    前記第1振動脚の前記一対の側面及び前記第2振動脚の前記一対の側面に形成されたそれぞれの前記励振電極膜の一部を除去することを特徴とする請求項2に記載の音叉型圧電振動子の製造方法。
  4. 前記励振電極膜は、少なくともCr膜からなることを、特徴とする請求項1~3の何れか一つに記載の音叉型圧電振動子の製造方法。
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