JP7048466B2 - 全固体電池 - Google Patents
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Description
本発明は、全固体電池に関する。
電極層が活物質のみからなる全固体型薄膜電池が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この電池においては、電極層内に占める活物質の割合が100%である。そのため、電極層のみに着目すると容量密度が非常に高くなる。しかしながら、この電極層は、スパッタリング法、蒸着法、CVD法などを用いて形成されるため、薄く形成されることになる。その結果、実容量は小さくなる。
全固体電池で実容量をより多く発現させようとした場合、電極層の厚膜化が望まれる。しかしながら、厚膜化された電極層を活物質単一層とすると、イオン伝導や電子伝導が得られないため、電極層の活物質が良好な動作をしなくなる。そこで、電極層内の活物質を動作させるために、種々材料を複合化させる手法が提案されている。全固体電池の電極層内の構成は、一般的に電極活物質(正極材あるいは負極材)、電子伝導を付与する導電助剤、イオン伝導を付与するイオン助剤(固体電解質)などで構成される。例えば、正極活物質に五酸化二バナジウムV2O5、イオン助剤に高分子固体電解質、電子伝導助剤(導電助剤)にアセチレンブラックを用いて、これらを複合化させて正極層シートを形成する手法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
電解液を使用したリチウムイオン電池では、イオン助剤がなくても電解液が電極層の微細な隙間に染み込むため、電極層内にあらかじめイオン助剤を配置しておく必要がない場合がほとんどである。しかしながら、全固体電池では電解液を用いないため、あらかじめ電極層内にも固体電解質を配置しておくことが望まれる。
電極層内のイオン経路の十分な確保という点で、一定以上の体積比率で固体電解質を配置することが望まれる。一方で、このことが、電極層内を占める活物質の割合を低下させる要因となっている。つまり、電極層内の固体電解質は、容量に寄与しない上に、入れすぎると容量密度低下の要因となる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、電池容量を向上させることができる全固体電池を提供することを目的とする。
本発明に係る全固体電池は、リン酸塩系の固体電解質を主成分とする固体電解質層と、前記固体電解質層の第1主面に形成された正極層と、前記固体電解質層の第2主面に形成された負極層と、を備え、前記正極層は、正極活物質と固体電解質とを備え、前記正極層において、前記固体電解質の放電容量は、前記正極活物質の放電容量を100%とした場合に20%以上50%以下であることを特徴とする。
上記全固体電池において、前記正極活物質は、LiCoPO4であり、前記正極層の前記固体電解質は、LiM2(PO4)3またはLi1+xAxM2-x(PO4)3(Mは4価の金属であり、Aは3価の金属である)としてもよい。
上記全固体電池において、前記正極層において、前記固体電解質の比率は、20vol.%以上、70vol.%以下としてもよい。
上記全固体電池において、前記正極層は、電子伝導性を有する導電助剤を含んでいてもよい。
上記全固体電池において、前記正極層の前記固体電解質層と反対側に、集電体層を備えていてもよい。
本発明によれば、電池容量を向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。
図1は、全固体電池100の模式的断面図である。図1で例示するように、全固体電池100は、正極10と負極20とによって、リン酸塩系の固体電解質層30が挟持された構造を有する。正極10は、固体電解質層30の第1主面上に形成されており、正極層11および集電体層12が積層された構造を有し、固体電解質層30側に正極層11を備える。負極20は、固体電解質層30の第2主面上に形成されており、負極層21および集電体層22が積層された構造を有し、固体電解質層30側に負極層21を備える。
固体電解質層30は、リン酸塩系固体電解質であれば特に限定されるものではないが、例えば、NASICON構造を有するリン酸塩系固体電解質を用いることができる。NASICON構造を有するリン酸塩系固体電解質は、高い導電率を有するとともに、大気中で安定しているという性質を有している。リン酸塩系固体電解質は、例えば、リチウムを含んだリン酸塩である。当該リン酸塩は、特に限定されるものではないが、例えば、Tiとの複合リン酸リチウム塩(例えば、LiTi2(PO4)3)などが挙げられる。または、TiをGe,Sn,Hf,Zrなどといった4価の遷移金属に一部あるいは全部置換することもできる。また、Li含有量を増加させるために、Al,Ga,In,Y,Laなどの3価の遷移金属に一部置換してもよい。より具体的には、例えば、Li1+xAlxGe2-x(PO4)3や、Li1+xAlxZr2-x(PO4)3、Li1+xAlxTi2-x(PO4)3などが挙げられる。例えば、正極層11および負極層21に含有されるオリビン型結晶構造をもつリン酸塩が含む遷移金属と同じ遷移金属を予め添加させたLi-Al-Ge-PO4系材料が好ましい。例えば、正極層11および負極層21にCoおよびLiを含むリン酸塩が含有される場合には、Coを予め添加したLi-Al-Ge-PO4系材料が固体電解質層30に含まれることが好ましい。この場合、電極活物質が含む遷移金属の電解質への溶出を抑制する効果が得られる。
正極層11は、オリビン型結晶構造をもつ物質を電極活物質として含有する。負極層21も、当該電極活物質を含有していることが好ましい。このような電極活物質として、遷移金属とリチウムとを含むリン酸塩が挙げられる。オリビン型結晶構造は、天然のカンラン石(olivine)が有する結晶であり、X線回折において判別することができる。
オリビン型結晶構造をもつ電極活物質の典型例として、Coを含むLiCoPO4などを用いることができる。この化学式において遷移金属のCoが置き換わったリン酸塩などを用いることもできる。ここで、価数に応じてLiやPO4の比率は変動し得る。なお、遷移金属として、Co,Mn,Fe,Niなどを用いることが好ましい。
オリビン型結晶構造をもつ電極活物質は、正極層11においては、正極活物質として作用する。例えば、正極層11にのみオリビン型結晶構造をもつ電極活物質が含まれる場合には、当該電極活物質が正極活物質として作用する。負極層21にもオリビン型結晶構造をもつ電極活物質が含まれる場合に、負極層21においては、その作用メカニズムは完全には判明してはいないものの、負極活物質との部分的な固溶状態の形成に基づくと推察される、放電容量の増大、ならびに、放電に伴う動作電位の上昇という効果が発揮される。
正極層11および負極層21の両方ともオリビン型結晶構造をもつ電極活物質を含有する場合に、それぞれの電極活物質には、好ましくは、互いに同一であっても異なっていてもよい遷移金属が含まれる。「互いに同一であっても異なっていてもよい」ということは、正極層11および負極層21が含有する電極活物質が同種の遷移金属を含んでいてもよいし、互いに異なる種類の遷移金属が含まれていてもよい、ということである。正極層11および負極層21には一種だけの遷移金属が含まれていてもよいし、二種以上の遷移金属が含まれていてもよい。好ましくは、正極層11および負極層21には同種の遷移金属が含まれる。より好ましくは、両電極層が含有する電極活物質は化学組成が同一である。正極層11および負極層21に同種の遷移金属が含まれていたり、同組成の電極活物質が含まれていたりすることにより、両電極層の組成の類似性が高まるので、全固体電池100の端子の取り付けを正負逆にしてしまった場合であっても、用途によっては誤作動せずに実使用に耐えられるという効果を有する。
負極層21に、負極活物質として公知である物質をさらに含有させてもよい。一方の電極層だけに負極活物質を含有させることによって、当該一方の電極層は負極として作用し、他方の電極層が正極として作用することが明確になる。一方の電極層だけに負極活物質を含有させる場合には、当該一方の電極層は負極層21であることが好ましい。なお、両方の電極層に負極活物質として公知である物質を含有させてもよい。電極の負極活物質については、二次電池における従来技術を適宜参照することができ、例えば、チタン酸化物、リチウムチタン複合酸化物、リチウムチタン複合リン酸塩、カーボン、リン酸バナジウムリチウムなどの化合物が挙げられる。
正極層11および負極層21の作製においては、これらの活物質に加えて、カーボンや金属といった導電性材料(導電助剤)、酸化物系の固体電解質、などをさらに添加してもよい。導電助剤は、正極層11および負極層21に電子伝導性を付与するために添加される。固体電解質は、正極層11および負極層21にイオン伝導性を付与するために添加される。これらの部材については、バインダと可塑剤を水あるいは有機溶剤に均一分散させることで電極層用ペーストを得ることができる。導電助剤の金属としては、Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金などが挙げられる。
全固体電池100においては、充電時には、正極層11の活物質からLi+が脱離して固体電解質層30を経由して負極層21に移動する。一方、放電時には、Li+が負極層21から固体電解質層30を経由して正極層11に戻り、正極層11の活物質に再挿入される。本実施形態においては、正極層11に、Li脱離する固体電解質を含有させる。正極層11における固体電解質も電池容量に寄与することになり、全固体電池100の電池容量を向上させることができる。
正極層11の活物質の充放電反応に加え、正極層11の固体電解質が充電でLi脱離して放電でLiが再挿入するという充放電反応の割合を、次のように放電曲線から見積もることができる。図2は、放電曲線を例示する図である。図2において、横軸は全固体電池100の放電容量(1サイクル目の1.5V時を100%とする相対値。図6(a)、図7(a)、図8(a)でも同じ。)を示し、縦軸は全固体電池100の放電電圧を示す。図2の例では、正極活物質をLiCoPO4とし、負極活物質をLi1+xAlxTi2-x(PO4)3としている。正極層11に、Li脱離する固体電解質を添加してある。この場合、全固体電池100の放電電圧は、約2.3V~約2.4Vとなる。図2の例では、この放電電圧以外にも、1.2V付近で放電電圧が得られている。この放電電圧は、正極層11に添加された固体電解質のLi脱離に起因する。本実施形態においては、全体の放電容量に対する1.5Vカット時の放電容量の割合を活物質の容量比率とし、残りの1.5V~0Vの放電容量の割合を固体電解質の容量比率と見積もることができる。
固体電解質の組成条件等を検討することによって、容量比率が変化することが分かっている。正極層11において、固体電解質の容量比率が大きすぎると、正極層11の固体電解質のイオン伝導の低下が大きく、充電時にLi脱離して、放電時にLi再挿入が起きにくくなるため、クーロン効率が低下するとともに、充放電サイクルを繰り返していくと、徐々に固体電解質からLiが脱離していくことによるイオン伝導低下に起因する抵抗増が起き、活物質の容量の低下も見られる。そこで、固体電解質の容量比率に上限を設ける。本発明者らが種々検討した結果、活物質による放電容量を100%とした場合に固体電解質の放電容量が50%を超える場合は、このような不具合が起きやすく好ましくない。そこで、本実施形態においては、正極層11において、活物質による放電容量を100%とした場合に固体電解質の放電容量を50%以下とすることが好ましく、45%以下とすることがより好ましい。一方、固体電解質の容量比率が低すぎると、エネルギ密度向上の観点から十分な効果が得られないおそれがある。そこで、本実施形態においては、正極層11において、活物質による放電容量を100%とした場合に固体電解質の放電容量を20%以上とすることが好ましく、25%以上とすることがより好ましい。
なお、正極層11における活物質による放電容量とは、全固体電池100の放電において、負極層21内の負極活物質から正極層11内の正極活物質へのLi移動の電気容量のことであり、正極活物質に酸化還元電位と負極活物質の酸化還元電位の差分の電圧(電池の正常な動作電圧)に対して1V低い電圧となるまでの放電容量と定義される。また、「固体電解質の放電容量」とは前記差分電圧から1V低い電圧より下の電圧における放電容量と定義される。
正極層11に添加される固体電解質は、NASICON型構造のリン酸塩であり、例えば、MにTi,Ge,Sn,Hf,Zrなどといった4価の遷移金属が一部あるいは全部占めているLiM2(PO4)3や、LiM2(PO4)3のMの一部をAl,Ga,In,Y,Laなどの3価の金属で置換したLi1+xAxM2-x(PO4)3などである。例えば、AとしてAlを用いてLi1+xAlxM2-x(PO4)3を用いることができる。負極層21に添加される酸化物系固体電解質は、NASICON型構造のリン酸塩であり、例えば、Li1+xAlxTi2-x(PO4)3などである。
イオン伝導経路確保の観点から、正極層11に含まれる固体電解質の割合は、20vol.%以上であることが好ましい。一方、正規の電圧(活物質に起因する電圧)での容量の割合を多くする観点から、活物質の存在比率は30vol.%以上であることが好ましい。すなわち、正極層11に含まれる固体電解質の割合は、70vol.%以下であることが好ましい。イオン伝導経路確保の観点から、正極層11に含まれる固体電解質の割合の下限は、10vol.%以上であることが好ましく、15vol.%以上がより好ましく、20vol.%以上がさらに好ましい。一方、正規の電圧(活物質に起因する電圧)での容量の割合を多くする観点から、活物質の存在比率は30vol.%以上であることが好ましく、40vol.%以上がより好ましく、50vol.%以上がさらに好ましいことから、正極層11に含まれる固体電解質の割合の上限は、70vol.%以下であることが好ましく、60vol.%以下がより好ましく、50vol.%以下がさらに好ましい。
正極層11による容量発現を確保する観点から、正極層11は、厚く形成されていることが好ましい。例えば、正極層11の厚みは、2μm以上であることが好ましく、5μm以上であることがより好ましく、10μm以上であることがさらに好ましい。固体電解質層30の応答性を確保する観点から、固体電解質層30は、薄く形成されていることが好ましい。例えば、固体電解質層30の厚みは、20μm以下であることが好ましく、10μm以下であることがより好ましく、5μm以下であることがさらに好ましい。
図3は、全固体電池の他の例である全固体電池100aの模式的断面図である。全固体電池100aは、略直方体形状を有する積層チップ60と、積層チップ60の第1端面に設けられた第1外部電極40aと、当該第1端面と対向する第2端面に設けられた第2外部電極40bとを備える。以下の説明において、全固体電池100と同一の構成については、同一符号を付すことで詳細な説明を省略する。
全固体電池100aにおいては、複数の集電体層12と複数の集電体層22とが、交互に積層されている。複数の集電体層12の端縁は、積層チップ60の第1端面に露出し、第2端面には露出していない。複数の集電体層22の端縁は、積層チップ60の第2端面に露出し、第1端面には露出していない。それにより、集電体層12および集電体層22は、第1外部電極40aと第2外部電極40bとに、交互に導通している。
集電体層12上には、正極層11が積層されている。正極層11上には、固体電解質層30が積層されている。固体電解質層30は、第1外部電極40aから第2外部電極40bにかけて延在している。固体電解質層30上には、負極層21が積層されている。負極層21上には、集電体層22が積層されている。集電体層22上には、別の負極層21が積層されている。当該負極層21上には、別の固体電解質層30が積層されている。当該固体電解質層30は、第1外部電極40aから第2外部電極40bにかけて延在している。当該固体電解質層30上には、正極層11が積層されている。全固体電池100aにおいては、これらの積層単位が繰り返されている。それにより、全固体電池100aは、複数の電池単位が積層された構造を有している。
図4は、全固体電池100および全固体電池100aの製造方法のフローを例示する図である。
(グリーンシート作製工程)
まず、上述の固体電解質層30を構成するリン酸塩系固体電解質の粉末を作製する。例えば、原料、添加物などを混合し、固相合成法などを用いることで、固体電解質層30を構成するリン酸塩系固体電解質の粉末を作製することができる。得られた粉末を乾式粉砕することで、所望の粒子径に調整することができる。例えば、5mmφのZrO2ボールを用いた遊星ボールミルで、所望の粒子径に調整する。
まず、上述の固体電解質層30を構成するリン酸塩系固体電解質の粉末を作製する。例えば、原料、添加物などを混合し、固相合成法などを用いることで、固体電解質層30を構成するリン酸塩系固体電解質の粉末を作製することができる。得られた粉末を乾式粉砕することで、所望の粒子径に調整することができる。例えば、5mmφのZrO2ボールを用いた遊星ボールミルで、所望の粒子径に調整する。
次に、得られた粉末を、結着材、分散剤、可塑剤などとともに、水性溶媒あるいは有機溶媒に均一に分散させて、湿式粉砕を行うことで、所望の粒子径を有する固体電解質スラリを得る。このとき、ビーズミル、湿式ジェットミル、各種混錬機、高圧ホモジナイザーなどを用いることができ、粒度分布の調整と分散とを同時に行うことができる観点からビーズミルを用いることが好ましい。得られた個体電解質スラリにバインダを添加して固体電解質ペーストを得る。得られた固体電解質ペーストを塗工することで、グリーンシートを作製することができる。塗工方法は、特に限定されるものではなく、スロットダイ方式、リバースコート方式、グラビアコート方式、バーコート方式、ドクターブレード方式などを用いることができる。湿式粉砕後の粒度分布は、例えば、レーザ回折散乱法を用いたレーザ回折測定装置を用いて測定することができる。
(電極層用ペースト作製工程)
次に、上述の正極層11および負極層21の作製用の電極層用ペーストを作製する。例えば、導電助剤、活物質、固体電解質材料、バインダ、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで電極層用ペーストを得ることができる。固体電解質材料として、上述した固体電解質ペーストを用いてもよい。導電助剤として、各種カーボン材料を用いる。正極層11と負極層21とで組成が異なる場合には、それぞれの電極層用ペーストを個別に作製すればよい。
次に、上述の正極層11および負極層21の作製用の電極層用ペーストを作製する。例えば、導電助剤、活物質、固体電解質材料、バインダ、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで電極層用ペーストを得ることができる。固体電解質材料として、上述した固体電解質ペーストを用いてもよい。導電助剤として、各種カーボン材料を用いる。正極層11と負極層21とで組成が異なる場合には、それぞれの電極層用ペーストを個別に作製すればよい。
(集電体用ペースト作製工程)
次に、上述の集電体層12および集電体層22の作製用の集電体用ペーストを作製する。例えば、Pdの粉末、バインダ、分散剤、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで、集電体用ペーストを得ることができる。
次に、上述の集電体層12および集電体層22の作製用の集電体用ペーストを作製する。例えば、Pdの粉末、バインダ、分散剤、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで、集電体用ペーストを得ることができる。
(積層工程)
図1で説明した全固体電池100については、電極層用ペーストおよび集電体用ペーストをグリーンシートの両面に印刷する。印刷の方法は、特に限定されるものではなく、スクリーン印刷法、凹版印刷法、凸版印刷法、カレンダロール法などを用いることができる。薄層かつ高積層の積層デバイスを作製するにはスクリーン印刷がもっとも一般的と考えられる一方、ごく微細な電極パターンや特殊形状が必要な場合はインクジェット印刷を適用する方が好ましい場合もある。
図1で説明した全固体電池100については、電極層用ペーストおよび集電体用ペーストをグリーンシートの両面に印刷する。印刷の方法は、特に限定されるものではなく、スクリーン印刷法、凹版印刷法、凸版印刷法、カレンダロール法などを用いることができる。薄層かつ高積層の積層デバイスを作製するにはスクリーン印刷がもっとも一般的と考えられる一方、ごく微細な電極パターンや特殊形状が必要な場合はインクジェット印刷を適用する方が好ましい場合もある。
図3で説明した全固体電池100aについては、図5で例示するように、グリーンシート51の一面に、電極層用ペースト52を印刷し、さらに集電体用ペースト53を印刷し、さらに電極層用ペースト52を印刷する。グリーンシート51上で電極層用ペースト52および集電体用ペースト53が印刷されていない領域には、逆パターン54を印刷する。逆パターン54として、グリーンシート51と同様のものを用いることができる。印刷後の複数のグリーンシート51を、交互にずらして積層し、積層体を得る。この場合、当該積層体において、2端面に交互に、電極層用ペースト52および集電体用ペースト53のペアが露出するように、積層体を得る。
(焼成工程)
次に、得られた積層体を焼成する。焼成工程において、最高温度を好ましくは400℃~1000℃、より好ましくは500℃~900℃などとすることが特に限定なく挙げられる。最高温度に達するまでにバインダを十分に除去するために酸化性雰囲気において最高温度より低い温度で保持する工程を設けてもよい。プロセスコストを低減するためにはできるだけ低温で焼成することが望ましい。焼成後に、再酸化処理を施してもよい。このようにして、全固体電池100または全固体電池100aが製造される。
次に、得られた積層体を焼成する。焼成工程において、最高温度を好ましくは400℃~1000℃、より好ましくは500℃~900℃などとすることが特に限定なく挙げられる。最高温度に達するまでにバインダを十分に除去するために酸化性雰囲気において最高温度より低い温度で保持する工程を設けてもよい。プロセスコストを低減するためにはできるだけ低温で焼成することが望ましい。焼成後に、再酸化処理を施してもよい。このようにして、全固体電池100または全固体電池100aが製造される。
(実施例1)
正極層11において、固体電解質としてLi1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3を用い、正極活物質としてLiCoPO4を用い、導電助剤としてPdを用いた。固体電解質と、正極活物質と、導電助剤の体積比率を1:1:1とした。固体電解質層30の正極層11近傍の組成をLi1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3とした。負極層21において負極活物質としては、Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3を用いた。
正極層11において、固体電解質としてLi1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3を用い、正極活物質としてLiCoPO4を用い、導電助剤としてPdを用いた。固体電解質と、正極活物質と、導電助剤の体積比率を1:1:1とした。固体電解質層30の正極層11近傍の組成をLi1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3とした。負極層21において負極活物質としては、Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3を用いた。
初回放電容量において、1.5Vまでの放電容量を活物質の放電容量、1.5V~0Vまでの容量を固体電解質の放電容量と定義し、活物質の放電容量を100%とした際のSE容量が占める割合が42%であった。すなわち、正極層11において、活物質の放電容量を100%とした場合に固体電解質の放電容量が42%であった。図6(a)に示すように、この電池の充放電を繰り返したところ、サイクル特性は比較的良好であった。特に活物質による容量発現はサイクルを繰り返してもほとんど変化がなかった。これは、活物質の放電容量を100%とした場合に固体電解質の放電容量を10%以上50%以下としたことで、固体電解質からのLi脱離量がある一定で制限されているため、サイクルを繰り返す過程で、可逆的にLi再挿入が起こることで、イオン伝導の低下が制限されたためと考えられる。結果として、図6(b)に示すように、トータルの放電容量は、初回で142%の放電容量、30サイクル目で126%の放電容量を示すことが分かった。
(比較例1)
正極層11において、固体電解質としてLi1.1Al0.1Ti1.9(PO4)3を用い、正極活物質としてLiCoPO4を用い、導電助剤としてPdを用いた。固体電解質と、正極活物質と、導電助剤の体積比率を1:1:1とした。固体電解質層30の正極層11近傍の組成をLi1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3とした。負極層21における負極活物質としては、Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3を用いた。
正極層11において、固体電解質としてLi1.1Al0.1Ti1.9(PO4)3を用い、正極活物質としてLiCoPO4を用い、導電助剤としてPdを用いた。固体電解質と、正極活物質と、導電助剤の体積比率を1:1:1とした。固体電解質層30の正極層11近傍の組成をLi1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3とした。負極層21における負極活物質としては、Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3を用いた。
活物質の放電容量を100%とした際のSE容量が占める割合が71%であった。すなわち、正極層11において、活物質の放電容量を100%とした場合に固体電解質の放電容量が71%であった。図7(a)に示すように、この電池の充放電を繰り返したところ、サイクルを経るごとに容量が低下することが確認された。これは、活物質の放電容量を100%とした場合に固体電解質の放電容量が50%を上回ったために正極層内の固体電解質からLi脱離が起きすぎて、イオン伝導性が低下したことにより、不可逆的な部位が増加していき、容量劣化を引き起こしたものと考えられた。結果として、図7(b)に示すように、トータルの放電容量は、初回で171%の放電容量を示すものの、30サイクル目では112%まで容量が低下した。
(比較例2)
正極層11において、固体電解質としてLi1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3を用い、正極活物質としてLiCoPO4を用い、導電助剤としてPdを用いた。固体電解質と、正極活物質と、導電助剤の体積比率を1:1:1とした。固体電解質層30の正極層11近傍の組成をLi1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3とした。負極層21における負極活物質としては、Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3を用いた。
正極層11において、固体電解質としてLi1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3を用い、正極活物質としてLiCoPO4を用い、導電助剤としてPdを用いた。固体電解質と、正極活物質と、導電助剤の体積比率を1:1:1とした。固体電解質層30の正極層11近傍の組成をLi1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3とした。負極層21における負極活物質としては、Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3を用いた。
活物質容量を100%とした際のSE容量が占める割合が5%であった。すなわち、正極層11において、活物質の放電容量を100%とした場合に固体電解質の放電容量が11%であった。図8(a)に示すように、この電池の充放電を繰り返したところ、サイクル特性は比較的良好であったが、固体電解質からの容量発現が小さかった。結果として、図8(b)に示すように、トータルの放電容量は、初回で111%の放電容量、30サイクル後で108%の放電容量であり、固体電解質の容量寄与はわずかであった。これは、活物質の放電容量を100%とした場合に固体電解質の放電容量が20%未満となったからであると考えられる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 正極
11 正極層
12 集電体層
20 負極
21 負極層
22 集電体層
30 固体電解質層
40a 第1外部電極
40b 第2外部電極
51 グリーンシート
52 電極層用ペースト
53 集電体用ペースト
54 逆パターン
60 積層チップ
100 全固体電池
11 正極層
12 集電体層
20 負極
21 負極層
22 集電体層
30 固体電解質層
40a 第1外部電極
40b 第2外部電極
51 グリーンシート
52 電極層用ペースト
53 集電体用ペースト
54 逆パターン
60 積層チップ
100 全固体電池
Claims (5)
- リン酸塩系の固体電解質を主成分とする固体電解質層と、
前記固体電解質層の第1主面に形成された正極層と、
前記固体電解質層の第2主面に形成された負極層と、を備え、
前記正極層は、正極活物質と固体電解質とを備え、
前記正極層において、前記固体電解質の放電容量は、前記正極活物質の放電容量を100%とした場合に20%以上50%以下であることを特徴とする全固体電池。 - 前記正極活物質は、LiCoPO4であり、
前記正極層の前記固体電解質は、LiM2(PO4)3またはLi1+xAxM2-x(PO4)3(Mは4価の金属であり、Aは3価の金属である)であることを特徴とする請求項1記載の全固体電池。 - 前記正極層において、前記固体電解質の比率は、10vol.%以上、70vol.%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の全固体電池。
- 前記正極層は、電子伝導性を有する導電助剤を含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の全固体電池。
- 前記正極層の前記固体電解質層と反対側に、集電体層を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の全固体電池。
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