JP2023041135A - 全固体電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 初回充放電効率およびサイクル特性を向上させることができる全固体電池を提供する。【解決手段】 全固体電池は、NASICON型構造を有するリン酸塩系の固体電解質層と、Co含有リン酸塩系の正極活物質と、Co含有リン酸塩系固体電解質とを含む正極層と、負極活物質と、Coを含有しない固体電解質とを含む負極層と、を備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、全固体電池に関する。
近年、携帯電子機器、ウエアラブルデバイス、IoTデバイスなどの電源として、エネルギー密度の高さから、リチウムイオン二次電池が広く用いられている。これらのリチウムイオン二次電池では、イオンを移動させる媒体として、可燃性の有機溶媒を用いた電解液が用いられている。このような可燃性の電解液を用いた電池においては、電解液の漏液や発煙・発火等の危険性が課題として指摘されている。このような危険性を解消し、本質的な安全性を確保する手段として、可燃性の有機電解液の代替として、難燃性の固体電解質を用いるとともに、構成要素全てを固体とした全固体電池の開発が進められている。中でも大気中における安定性の高い酸化物系固体電解質を用いた全固体電池においては、固体電解質粒子間の粒界抵抗を低減するために、固体電解質を含む各種構成要素を、高温で同時焼成する必要がある。
例えば、同時焼成時の元素拡散を抑制する手段として、活物質に含まれる遷移金属と同一の遷移金属元素をあらかじめ固体電解質に添加する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-11864号公報
この手法により、電極活物質に含まれる遷移金属元素の元素拡散を抑制でき、同時焼成時の活物質残存率を向上できるため、電池容量の向上に効果があるが、初回充放電効率やサイクル特性については言及されていない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、初回充放電効率およびサイクル特性を向上させることができる全固体電池を提供することを目的とする。
本発明に係る全固体電池は、NASICON型構造を有するリン酸塩系の固体電解質層と、Co含有リン酸塩系の正極活物質と、Co含有リン酸塩系固体電解質とを含む正極層と、負極活物質と、Coを含有しない固体電解質とを含む負極層と、を備えることを特徴とする。
上記全固体電池は、2.5V以上の動作電圧で動作してもよい。
上記全固体電池において、前記正極活物質は、4.5V vs. Li/Li以上の平均動作電位で動作し、前記負極活物質は、2.0V vs. Li/Li以下の平均動作電位で動作してもよい。
上記全固体電池において、前記正極層に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質は、Co含有固体電解質ガラスを結晶化させたガラスセラミックスを含んでいてもよい。
上記全固体電池の前記正極層に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、16.8mol%以下であってもよい。
上記全固体電池の前記正極層および前記負極層において、固体電解質の平均粒径は、0.1μm以上10μm以下であってもよい。
上記全固体電池の前記正極層および前記負極層において、固体電解質が占める体積比率は、20~75vol.%であってもよい。
本発明によれば、初回充放電効率およびサイクル特性を向上させることができる全固体電池を提供することができる。
全固体電池の基本構造を示す模式的断面図である。 実施形態に係る全固体電池の模式的断面図である。 他の全固体電池の模式的断面図である。 全固体電池の製造方法のフローを例示する図である。 (a)および(b)は積層工程を例示する図である。 実施例4の充放電カーブを示す図である。 比較例1の充放電カーブを示す図である。 実施例1~7および比較例1,2についてのサイクル特性を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。
(実施形態)
図1は、全固体電池100の基本構造を示す模式的断面図である。図1で例示するように、全固体電池100は、第1内部電極10と第2内部電極20とによって、固体電解質層30が挟持された構造を有する。第1内部電極10は、固体電解質層30の第1主面上に形成されている。第2内部電極20は、固体電解質層30の第2主面上に形成されている。
全固体電池100を二次電池として用いる場合には、第1内部電極10および第2内部電極20の一方を正極として用い、他方を負極として用いる。本実施形態においては、一例として、第1内部電極10を正極層として用い、第2内部電極20を負極層として用いるものとする。
固体電解質層30は、イオン伝導性を有する固体電解質を主成分とする。固体電解質層30の固体電解質は、例えばリチウムイオン伝導性を有する酸化物系の固体電解質である。当該固体電解質は、例えば、NASICON構造を有するリン酸塩系固体電解質である。NASICON構造を有するリン酸塩系固体電解質は、高い導電率を有するとともに、大気中で安定しているという性質を有している。リン酸塩系固体電解質は、例えば、リチウムを含んだリン酸塩である。当該リン酸塩は、特に限定されるものではないが、例えば、Tiとの複合リン酸リチウム塩(例えば、LiTi(PO)などが挙げられる。または、TiをGe,Sn,Hf,Zrなどといった4価の遷移金属に一部あるいは全部置換することもできる。また、Li含有量を増加させるために、Al,Ga,In,Y,Laなどの3価の遷移金属に一部置換してもよい。より具体的には、例えば、Li1+xAlGe2-x(POや、Li1+xAlZr2-x(PO、Li1+xAlTi2-x(POなどが挙げられる。例えば、本実施形態では、正極である第1内部電極10に含有されるCo含有リン酸塩系の固体電解質と同じようにCoを予め添加させたLi-Al-Ge-PO系材料を、リン酸塩系固体電解質として用いてもよい。当該リン酸塩系固体電解質は、Coを含まなくてもよい。
当該リン酸塩系固体電解質がCoを含む場合は、固体電解質層30において、正極側の方が負極側よりもCo濃度が高い設計が好ましく、負極側のCo濃度が低いあるいは負極近傍ではCoが含まれないことが好ましい。この場合、正極近傍の酸化耐性が向上し、負極近傍の還元耐性も両立できるという効果が得られる。
正極層として用いられる第1内部電極10は、Co含有リン酸塩系の正極活物質を含む。例えば、4.5V vs. Li/Li以上の平均電位で動作するCo含有リン酸塩系の正極活物質を、第1内部電極10の正極活物質として用いることが好ましい。例えば、当該正極活物質として、LiCoPO、LiCoP、LiCo(P等が挙げられる。
負極層として用いられる第2内部電極20は、負極活物質を含む。例えば、2V vs. Li/Li以下の平均電位で動作する負極活物質を、第2内部電極20の負極活物質として用いることが好ましい。例えば、当該負極活物質として、TiO、Nb、Ti-Nb-O系化合物等が挙げられる。このような負極活物質は、4.5V vs. Li/Li以上の動作電位の正極活物質と組み合わせた際に、全固体電池100の動作電圧を、2.5V以上に高くすることができる。
第1内部電極10および第2内部電極20の作製においては、これら電極活物質に加えて、イオン電導性を有する固体電解質や、導電性材料(導電助剤)などが添加されている。これらの部材については、バインダと可塑剤を水あるいは有機溶剤に均一分散させることで内部電極用ペーストを得ることができる。導電助剤として、カーボン材料などが含まれていてもよい。導電助剤として、金属が含まれていてもよい。導電助剤の金属としては、Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金などが挙げられる。
従来の電解液を用いたリチウムイオン二次電池とは異なり、全固体電池100では、正極および負極において各々適した電解質を用いることが可能である。そこで、本実施形態においては、第1内部電極10に含まれる固体電解質および第2内部電極20に含まれる固体電解質として、異なる組成の材料を用いる。
本実施形態においては、第1内部電極10に含まれる固体電解質として、Co含有リン酸塩系固体電解質を用いる。リン酸塩系固体電解質にCoを適量導入することで、正極側の酸化耐性を向上させることができる。Co含有リン酸塩系固体電解質として、Coを添加したLi-Al-Ge-PO系材料などを用いることが好ましい。または、Co含有リン酸塩系固体電解質として、Co含有固体電解質ガラスを結晶化させたガラスセラミックスを用いることが好ましい。
一方、第2内部電極20に含まれる固体電解質には、Coを含有しない固体電解質を用いる。それにより、負極側の還元耐性を向上させることができる。固体電解質層30の主成分固体電解質がCoを含有しない場合には、第2内部電極20に含まれる固体電解質として、当該主成分固体電解質を用いてもよい。ここでの「Coを含有しない」とは、第1内部電極10のCo含有量に対して1/100以下もしくは、SEM-EDSにおける検出限界以下と定義することができる。
以上のように、第1内部電極10に含まれる固体電解質としてCo含有リン酸塩系固体電解質を用い、かつ、第2内部電極20に含まれる固体電解質としてCoを含有しない固体電解質を用いることにより、正極側の酸化耐性を向上させることができるとともに、負極側の還元耐性を向上させることができる。それにより、初回充放電効率およびサイクル特性を向上させることができる。なお、全固体電池100の動作電圧が高い場合に正極側の酸化耐性および負極側の還元耐性が特に求められるため、この効果は、全固体電池100の動作電圧が高い場合に(例えば、動作電圧が2.5V以上の場合に)顕著となる。
なお、第1内部電極10に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co量が多すぎると、同時焼成時に電子伝導性の低いCo含有化合物が生成されることにより、内部抵抗(ESR)が高くなるおそれがある。そこで、第1内部電極10に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co量に上限を設けることが好ましい。例えば、第1内部電極10に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、16.8mol%以下であることが好ましく、13.5mol%以下であることがより好ましく、10.2mol%以下であることがさらに好ましい。
一方、第1内部電極10に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co量が少なすぎると、酸化耐性が不十分となるおそれがある。そこで、第1内部電極10に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co量に下限を設けることが好ましい。例えば、第1内部電極10に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、1.7mol%以上であることが好ましく、3.3mol%以上であることがより好ましく、6.7mol%以上であることがさらに好ましい。
第1内部電極10および第2内部電極20において、固体電解質の平均粒径が大きすぎると、焼結緻密化に高温を要するようになるおそれがある。そこで、第1内部電極10および第2内部電極20における固体電解質の平均粒径に、上限を設けることが好ましい。一方、第1内部電極10および第2内部電極20において、固体電解質の平均粒径が小さすぎると、電極ペーストの分散状態が不安定となり、緻密な塗布膜が得難くなる上、全固体電池100の熱処理時の反応性が高まり、相互拡散反応が起きやすくなるおそれがある。そこで、第1内部電極10および第2内部電極20における固体電解質の平均粒径に下限を設けることが好ましい。例えば、第1内部電極10および第2内部電極20における固体電解質の平均粒径は、0.1μm以上10μm以下であることが好ましく、0.5μm以上7μm以下であることがより好ましく、1μm以上5μm以下であることがさらに好ましい。
また、第1内部電極10および第2内部電極20の各々において、固体電解質が占める体積比率が高すぎると、電極活物質充填量を高くすることができずに容量が低下するおそれがある。そこで、第1内部電極10および第2内部電極20の各々において、固体電解質が占める体積比率に上限を設けることが好ましい。一方、第1内部電極10および第2内部電極20の各々において、固体電解質が占める体積比率が低すぎると、イオン伝導経路が確保できずに内部抵抗が高くなるおそれがある。そこで、第1内部電極10および第2内部電極20の各々において、固体電解質が占める体積比率に下限を設けることが好ましい。例えば、第1内部電極10および第2内部電極20の各々において、固体電解質が占める体積比率は、20~75vol.%程度であることが好ましく、25~70vol.%であることがより好ましく、30~65vol.%であることがさらに好ましい。
図2は、複数の電池単位が積層された積層型の全固体電池100aの模式的断面図である。全固体電池100aは、略直方体形状を有する積層チップ60を備える。積層チップ60において、積層方向端の上面および下面以外の4面のうちの2面である2側面に接するように、第1外部電極40aおよび第2外部電極40bが設けられている。当該2側面は、隣接する2側面であってもよく、互いに対向する2側面であってもよい。本実施形態においては、互いに対向する2側面(以下、2端面と称する)に接するように第1外部電極40aおよび第2外部電極40bが設けられているものとする。
以下の説明において、全固体電池100と同一の組成範囲、同一の厚み範囲、および同一の粒度分布範囲を有するものについては、同一符号を付すことで詳細な説明を省略する。
全固体電池100aにおいては、複数の第1内部電極10と複数の第2内部電極20とが、固体電解質層30を介して交互に積層されている。複数の第1内部電極10の端縁は、積層チップ60の第1端面に露出し、第2端面には露出していない。複数の第2内部電極20の端縁は、積層チップ60の第2端面に露出し、第1端面には露出していない。それにより、第1内部電極10および第2内部電極20は、第1外部電極40aと第2外部電極40bとに、交互に導通している。なお、固体電解質層30は、第1外部電極40aから第2外部電極40bにかけて延在している。このように、全固体電池100aは、複数の電池単位が積層された構造を有している。
第1内部電極10、固体電解質層30および第2内部電極20の積層構造の上面(図2の例では、最上層の第1内部電極10の上面)に、カバー層50が積層されている。また、当該積層構造の下面(図2の例では、最下層の第1内部電極10の下面)にも、カバー層50が積層されている。カバー層50は、例えば、Al、Si、Zr、Tiなどを含む無機材料(例えば、Al、SiO、ZrO、TiOなど)を主成分とする。カバー層50は、固体電解質層30の主成分を主成分として含んでいてもよい。
第1内部電極10および第2内部電極20は、集電体層を備えていてもよい。例えば、図3で例示するように、第1内部電極10内に第1集電体層11が設けられていてもよい。また、第2内部電極20内に第2集電体層21が設けられていてもよい。第1集電体層11および第2集電体層21は、導電性材料を主成分とする。例えば、第1集電体層11および第2集電体層21の導電性材料として、金属、カーボンなどを用いることができる。第1集電体層11を第1外部電極40aに接続し、第2集電体層21を第2外部電極40bに接続することで、集電効率が向上する。
続いて、図2で例示した全固体電池100aの製造方法について説明する。図4は、全固体電池100aの製造方法のフローを例示する図である。
(固体電解質層用の原料粉末作製工程)
まず、上述の固体電解質層30を構成する固体電解質層用の原料粉末を作製する。例えば、原料、添加物などを混合し、固相合成法や溶融急冷法などを用いることで、固体電解質層用の原料粉末を作製することができる。得られた原料粉末を乾式粉砕することで、所望の平均粒径に調整することができる。例えば、5mmφのZrOボールを用いた遊星ボールミルで、所望の平均粒径に調整する。
(カバー層用の原料粉末作製工程)
まず、上述のカバー層50を構成するセラミックスの原料粉末を作製する。例えば、原料、添加物などを混合し、固相合成法などを用いることで、カバー層用の原料粉末を作製することができる。得られた原料粉末を乾式粉砕することで、所望の平均粒径に調整することができる。例えば、5mmφのZrOボールを用いた遊星ボールミルで、所望の平均粒径に調整する。
(内部電極用ペースト作製工程)
次に、上述の第1内部電極10および第2内部電極20の作製用の内部電極用ペーストを作製する。例えば、導電助剤、電極活物質、固体電解質材料、焼結助剤、バインダ、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで内部電極用ペーストを得ることができる。固体電解質材料として、上述した固体電解質ペーストを用いてもよい。導電助剤として、カーボン材料などを用いる。導電助剤として、金属を用いてもよい。導電助剤の金属としては、Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金などが挙げられる。Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金や各種カーボン材料などをさらに用いてもよい。第1内部電極10と第2内部電極20とで組成が異なる場合には、それぞれの内部電極用ペーストを個別に作製すればよい。
内部電極用ペーストの焼結助剤として、例えば、Li-B-O系化合物、Li-Si-O系化合物、Li-C-O系化合物、Li-S-O系化合物,Li-P-O系化合物などのガラス成分のどれか1つあるいは複数のガラス成分が含まれている。
(外部電極用ペースト作製工程)
次に、上述の第1外部電極40aおよび第2外部電極40bの作製用の外部電極用ペーストを作製する。例えば、導電性材料、ガラスフリット、バインダ、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで外部電極用ペーストを得ることができる。
(固体電解質グリーンシート作製工程)
固体電解質層用の原料粉末を、結着材、分散剤、可塑剤などとともに、水性溶媒あるいは有機溶媒に均一に分散させて、湿式粉砕を行うことで、所望の平均粒径を有する固体電解質スラリを得る。このとき、ビーズミル、湿式ジェットミル、各種混練機、高圧ホモジナイザーなどを用いることができ、粒度分布の調整と分散とを同時に行うことができる観点からビーズミルを用いることが好ましい。得られた固体電解質スラリにバインダを添加して固体電解質ペーストを得る。得られた固体電解質ペーストを塗工することで、固体電解質グリーンシート51を作製することができる。塗工方法は、特に限定されるものではなく、スロットダイ方式、リバースコート方式、グラビアコート方式、バーコート方式、ドクターブレード方式などを用いることができる。湿式粉砕後の粒度分布は、例えば、レーザ回折散乱法を用いたレーザ回折測定装置を用いて測定することができる。
(積層工程)
図5(a)で例示するように、固体電解質グリーンシート51の一面に、内部電極用ペースト52を印刷する。固体電解質グリーンシート51上で内部電極用ペースト52が印刷されていない領域には、逆パターン53を印刷する。逆パターン53として、固体電解質グリーンシート51と同様のものを用いることができる。印刷後の複数の固体電解質グリーンシート51を、交互にずらして積層する。図5(b)で例示するように、積層方向の上下から、カバーシート54を圧着することで、積層体を得る。この場合、当該積層体において、一方の端面に第1内部電極10用の内部電極用ペースト52が露出し、他方の端面に第2内部電極20用の内部電極用ペースト52が露出するように、略直方体形状の積層体を得る。カバーシート54は、固体電解質グリーンシート作製工程と同様の手法でカバー層用の原料粉末を塗工することで形成することができる。カバーシート54は、固体電解質グリーンシート51よりも厚く形成しておく。塗工時に厚くしてもよく、塗工したシートを複数枚重ねることで厚くしてもよい。
次に、2端面のそれぞれに、ディップ法等で外部電極用ペースト55を塗布して乾燥させる。これにより、全固体電池100aを形成するための成型体が得られる。
(焼成工程)
次に、得られた積層体を焼成する。焼成の条件は酸化性雰囲気下あるいは非酸化性雰囲気下で、最高温度を好ましくは400℃~1000℃、より好ましくは500℃~900℃などとすることが特に限定なく挙げられる。最高温度に達するまでにバインダを十分に除去するために酸化性雰囲気において最高温度より低い温度で保持する工程を設けてもよい。プロセスコストを低減するためにはできるだけ低温で焼成することが望ましい。焼成後に、再酸化処理を施してもよい。以上の工程により、全固体電池100aが生成される。
なお、内部電極用ペーストと、導電性材料を含む集電体用ペーストと、内部電極用ペーストとを順に積層することで、第1内部電極10および第2内部電極20内に集電体層を形成することができる。
以下、実施形態に従って全固体電池を作製し、特性について調べた。
(実施例1)
正極には、4.5V vs. Li/Li以上の平均動作電位を持つ正極活物質として、LiCoPOを用い、固体電解質としてLAGPガラスを用い、固体電解質に添加するCo源としてCoを用いた。正極活物質と導電助剤と固体電解質とCoとを、質量比で35:10:54.5:0.5となるように秤量し、適量の結着剤を添加しながら乳鉢で混合し正極造粒粉を作製した。
負極には、2V vs. Li/Li以下の平均動作電位を持つ負極活物質として、TiOを用い、固体電解質としてLAGPガラスを用いた。負極活物質と導電助剤と固体電解質とを、質量比で35:10:55となるように秤量し、適量の結着剤を添加しながら乳鉢で混合し負極造粒粉を作製した。
所定量のLAGPガラスを金型にて成型し、厚さ300μmの固体電解質層を作製した。その後、固体電解質層の両面に各々所定量の正極造粒粉、負極造粒粉を配置し、プレス成型することで成型体を作製した。作成した成型体を所定の温度で焼成し全固体電池を作製した。焼成の過程で、正極では、Co含有リン酸塩系固体電解質が得られた。このCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、1.7mol%である。
作製した全固体電池を80℃恒温槽中にて1kHzの交流抵抗測定を実施したところ、345Ωだった。その後、0.2Cの電流にて1.5V~3.5Vの範囲で100サイクルの定電流充放電試験を実施した。初回の充電電流容量および放電電流容量から、初回充放電効率を算出したところ、58%だった。また、100サイクル目の放電電流容量および初回放電電流容量から、100サイクル後の容量保持率を算出したところ、60%だった。
(実施例2)
正極造粒粉を正極活物質と導電助剤と固体電解質とCoとの質量比率を35:10:54:1としたこと以外、実施例1と同様に全固体電池を作製した。正極のCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、3.3mol%である。
作製した全固体電池を80℃恒温槽中にて1kHzの交流抵抗測定を実施したところ、340Ωだった。その後、0.2Cの電流にて100サイクルの定電流充放電試験を実施した。初回の充電電流容量および放電電流容量から、初回充放電効率を算出したところ、62%だった。また、100サイクル目の放電電流容量および初回放電電流容量から、100サイクル後の容量保持率を算出したところ、75%だった。
(実施例3)
正極造粒粉を正極活物質と導電助剤と固体電解質とCoとの質量比率を35:10:53:2としたこと以外、実施例1と同様に全固体電池を作製した。正極のCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、6.7mol%である。
作製した全固体電池を80℃恒温槽中にて1kHzの交流抵抗測定を実施したところ、321Ωだった。その後、0.2Cの電流にて100サイクルの定電流充放電試験を実施した。初回の充電電流容量および放電電流容量から、初回充放電効率を算出したところ、65%だった。また、100サイクル目の放電電流容量および初回放電電流容量から100サイクル後の容量保持率を算出したところ、83%だった。
(実施例4)
正極造粒粉を正極活物質と導電助剤と固体電解質とCoとの質量比率を35:10:52:3としたこと以外、実施例1と同様に全固体電池を作製した。正極のCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、10.2mol%である。
作製した全固体電池を80℃恒温槽中にて1kHzの交流抵抗測定を実施したところ、310Ωだった。その後、0.2Cの電流にて100サイクルの定電流充放電試験を実施した。初回の充電電流容量および放電電流容量から、初回充放電効率を算出したところ、67%だった。また、100サイクル目の放電電流容量および初回放電電流容量から100サイクル後の容量保持率を算出したところ、81%だった。
(実施例5)
正極造粒粉を正極活物質と導電助剤と固体電解質とCoとの質量比率を35:10:51:4としたこと以外、実施例1と同様に全固体電池を作製した。正極のCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、13.5mol%である。
作製した全固体電池を80℃恒温槽中にて1kHzの交流抵抗測定を実施したところ、332Ωだった。その後、0.2Cの電流にて100サイクルの定電流充放電試験を実施した。初回の充電電流容量および放電電流容量から、初回充放電効率を算出したところ、69%だった。また、100サイクル目の放電電流容量および初回放電電流容量から100サイクル後の容量保持率を算出したところ、80%だった。
(実施例6)
正極造粒粉を正極活物質と導電助剤と固体電解質とCoとの質量比率を35:10:50:5としたこと以外、実施例1と同様に全固体電池を作製した。正極のCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、16.8mol%である。
作製した全固体電池を80℃恒温槽中にて1kHzの交流抵抗測定を実施したところ、380Ωだった。その後、0.2Cの電流にて100サイクルの定電流充放電試験を実施した。初回の充電電流容量および放電電流容量から、初回充放電効率を算出したところ、69%だった。また、100サイクル目の放電電流容量および初回放電電流容量から100サイクル後の容量保持率を算出したところ、75%だった。
(実施例7)
正極造粒粉を正極活物質と導電助剤と固体電解質とCoとの質量比率を35:10:49:6としたこと以外、実施例1と同様に全固体電池を作製した。正極のCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、20mol%である。
作製した全固体電池を80℃恒温槽中にて1kHzの交流抵抗測定を実施したところ、932Ωだった。その後、0.2Cの電流にて100サイクルの定電流充放電試験を実施した。初回の充電電流容量および放電電流容量から、初回充放電効率を算出したところ、68%だった。また、100サイクル目の放電電流容量および初回放電電流容量から、100サイクル後の容量保持率を算出したところ、73%だった。
(比較例1)
正極造粒粉を正極活物質と導電助剤と固体電解質との質量比率を35:10:55としたこと以外、実施例1と同様に全固体電池を作製した。したがって、比較例1では、正極のリン酸塩系固体電解質にCoを添加しなかった。
作製した全固体電池を80℃恒温槽中にて1kHzの交流抵抗測定を実施したところ、323Ωだった。その後、0.2Cの電流にて100サイクルの定電流充放電試験を実施した。初回の充電電流容量および放電電流容量から、初回充放電効率を算出したところ、50%だった。また、100サイクル目の放電電流容量および初回放電電流容量から、100サイクル後の容量保持率を算出したところ、52%だった。
(比較例2)
正極造粒粉を正極活物質と導電助剤と固体電解質とCoとの質量比率を35:10:53:2とし、負極造粒粉を負極活物質と導電助剤と固体電解質とCoとの質量比率を35:10:54.5:0.5としたこと以外、実施例1と同様に全固体電池を作製した。したがって、負極の固体電解質にもCoが添加されている。正極のCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、6.7mol%である。
作製した全固体電池を80℃恒温槽中にて1kHzの交流抵抗測定を実施したところ、314Ωだった。その後、0.2Cの電流にて100サイクルの定電流充放電試験を実施した。初回の充電電流容量および放電電流容量から、初回充放電効率を算出したところ、30%だった。また、100サイクル目の放電電流容量および初回放電電流容量から、100サイクル後の容量保持率を算出したところ、5%だった。
実施例1~7および比較例1,2について、初回充放電効率およびサイクル特性について考察した。初回充放電効率が50%を上回っていれば初回充放電効率を合格と判定し、容量保持率が60%以上であればサイクル特性を合格と判定し、初回充放電効率およびサイクル特性の両方が合格した場合に合格「〇」と判定した。初回充放電効率およびサイクル特性のいずれか一方でも合格しなかった場合に不合格「×」と判定した。結果を表1に示す。
Figure 2023041135000002
なお、図6は、実施例4の充放電カーブを示す図である。図7は、比較例1の充放電カーブを示す図である。初回充放電効率は、充放電カーブから算出することができる。図8は、実施例1~7および比較例1,2についてのサイクル特性を示す図である。図8において、横軸はサイクル数を示し、縦軸は容量残存率を示す。
表1に示すように、比較例1では、初回充放電効率およびサイクル特性のいずれにおいても合格しなかった。これは、正極の固体電解質にCo含有リン酸塩系固体電解質を用いなかったことで、正極の酸化耐性が低下したからであると考えられる。比較例2でも、初回充放電効率およびサイクル特性のいずれにおいても合格しなかった。これは、負極の固体電解質にCoを含有する固体電解質を用いたために、負極の還元耐性が低下したからであると考えられる。
これらに対して、実施例1~7は、初回充放電効率およびサイクル特性のいずれにおいても合格した。これは、正極の固体電解質にCo含有リン酸塩系固体電解質を用いたことで正極の酸化耐性が向上し、負極の固体電解質にCoを含有しない固体電解質を用いたことで負極の還元耐性が向上したからであると考えられる。
なお、実施例7では、実施例1~6と比較すると、ESRが大きくなっていた。これは、正極に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質におけるCo含有量が多いからであると考えられる。この結果から、ESR抑制の観点から、正極に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率を16.8mol%以下にすることが好ましいことがわかる。
なお、実施例1~7のいずれの場合においても、正極造粒粉において固体電解質とCoを使用するのでなく、事前にCo元素を添加したリン酸塩系固体電解質を用いても、上記実施例1~7の結果が得られる。また、実施例1~7では対向電池による評価であったが、実施形態に係る積層電池においても同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 第1内部電極
11 第1集電体層
20 第2内部電極
21 第2集電体層
30 固体電解質層
40a 第1外部電極
40b 第2外部電極
50 カバー層
51 固体電解質グリーンシート
52 内部電極用ペースト
53 逆パターン
54 カバーシート
55 外部電極用ペースト
60 積層チップ
100,100a 全固体電池

Claims (7)

  1. NASICON型構造を有するリン酸塩系の固体電解質層と、
    Co含有リン酸塩系の正極活物質と、Co含有リン酸塩系固体電解質とを含む正極層と、
    負極活物質と、Coを含有しない固体電解質とを含む負極層と、を備えることを特徴とする全固体電池。
  2. 2.5V以上の動作電圧で動作することを特徴とする請求項1に記載の全固体電池。
  3. 前記正極活物質は、4.5V vs. Li/Li以上の平均動作電位で動作し、
    前記負極活物質は、2.0V vs. Li/Li以下の平均動作電位で動作することを特徴とする請求項2に記載の全固体電池。
  4. 前記正極層に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質は、Co含有固体電解質ガラスを結晶化させたガラスセラミックスを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の全固体電池。
  5. 前記正極層に含まれるCo含有リン酸塩系固体電解質において、Co/Pのモル比率は、16.8mol%以下であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の全固体電池。
  6. 前記正極層および前記負極層において、固体電解質の平均粒径は、0.1μm以上10μm以下であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の全固体電池。
  7. 前記正極層および前記負極層において、固体電解質が占める体積比率は、20~75vol.%であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の全固体電池。
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