JP7037987B2 - ヒドロキシアルカン酸エステル及びそれを含む樹脂組成物 - Google Patents
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Description
本発明の3-ヒドロキシアルカン酸アルキルエステル(化合物(1))は、樹脂の結晶化(又は結晶性)を促進(又は向上)する結晶化促進剤(結晶性向上剤、結晶核剤)として有用な化合物である。
本発明の化合物(1)は、3-ヒドロキシアルカン酸(3-HA)又はその反応性誘導体とアルキルアルコール(例えば、天然由来の高級アルコール)又はその反応性誘導体とを反応させ、エステル化することにより調製できる。
3-ヒドロキシアルカン酸(3-HA)としては、例えば、3-ヒドロキシブタン酸(3-ヒドロキシ酪酸、3-HB)、3-ヒドロキシペンタン酸(3-ヒドロキシ吉草酸)、3-ヒドロキシ-3-メチル-ブタン酸(3-ヒドロキシイソ吉草酸)、3-ヒドロキシヘキサン酸、3-ヒドロキシへプタン酸などの3-ヒドロキシC4-7アルカン酸などが挙げられる。特に、嫌気性条件下における生分解性を有する点から、3-ヒドロキシブタン酸であることが好ましい。
化合物(1)は、慣用の方法で3-ヒドロキシアルカン酸又はその反応性誘導体とアルキルアルコール又はその反応性誘導体とを反応させ、エステル化することにより調製できる。前記エステル化反応は、化学反応であっても、酵素反応であってもよい。
本発明の化合物(1)は、樹脂の結晶化を促進(又は改善)させるための結晶化促進剤(結晶化改善剤、結晶核剤)として使用できる。すなわち、化合物(1)を樹脂に添加又は混合(配合)することにより、樹脂の結晶性を向上させることができる。本発明の化合物(1)は、樹脂の結晶化速度の向上、結晶化温度の低下、結晶化温度におけるエンタルピー増大、微結晶化などに起因して、樹脂の結晶化を促進又は結晶性を改善できる。
樹脂組成物は、少なくとも結晶性樹脂を含む熱可塑性樹脂と、化合物(1)を含む結晶化促進剤とを含んでいればよい。
3-ヒドロキシ酪酸(3-HB):(純度99%、光学純度R体99%ee以上)
ポリヒドロキシ酪酸(PHB):メタボリックス社製「M1200」
[評価方法]
[引張試験]
プレス機により作製した厚さ約400μmのプレスシートをJIS K 6251に準拠したダンベル状6号形試験片に切り抜いた。このダンベル状試験片を、万能材料試験機(ミネベアミツミ(株)製「LTS-1kNB-S50」)を用い、チャック間距離30mm、引張速度5mm/分で引張試験を実施し、破断伸度(%)、初期弾性率(MPa)、最大点強度(MPa)を測定した。なお、破断伸度(%)は、初期のチャック間距離を基準とし、破断時のチャック間距離の増加割合を表す。
示差走査熱量計DSC(ネッチ・ジャパン(株)製「DSC 214 Polyma」)を用いて、190℃で融解した樹脂組成物を冷却速度-100℃/分で-50℃まで急冷し、その後、昇温速度10℃/分の条件で昇温した際の発熱ピーク面積を結晶化温度におけるエンタルピー変化とした。
示差走査熱量計DSC(ネッチ・ジャパン(株)製「DSC 214 Polyma」)を用いて、190℃で融解した樹脂組成物を冷却速度-100℃/分で-50℃まで急冷し、その後、昇温速度10℃/分の条件で昇温した際の発熱ピーク温度を結晶化温度とした。
示差走査熱量計DSC(ネッチ・ジャパン(株)製「DSC 214 Polyma」)を用いて、190℃で融解した樹脂組成物を冷却速度-100℃/分で-30℃まで急冷し、その後、昇温速度10℃/分の条件で昇温した際の吸熱ピーク温度を融点とした。
(アルキルアルコールの反応性誘導体の合成)
セチルアルコール57.7g(0.24mol)をフラスコに入れ、窒素置換し、その後、ジクロロメタン500ml及びピリジン38.5mlを前記フラスコに添加し、攪拌して、セチルアルコールを溶解させた。その後、p-トルエンスルホニルクロライド68.1g(0.36mol)を10分間にわたって分割添加し、室温で24.5時間攪拌した。反応液に2N塩酸250mlを添加し、30分間攪拌した後、水層をジクロロメタン100mlで3度抽出し、抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥後、硫酸マグネシウムをろ別し、減圧乾固により、濃縮固化し、半透粘稠液体110gを得た。この半透明粘稠液体をテトラヒドロフラン500mlに溶解させ、水酸化ナトリウム14.3gを添加し、19時間攪拌分散させた。分散液を減圧乾燥し、テトラヒドロフランを留去した後、ジエチルエーテル750mlを添加して、30分間攪拌し、不溶部分をろ別し、ろ液を減圧乾燥して、ジエチルエーテルを留去して減圧乾固することにより、下記式(2)で表されるセチルアルコールの反応性誘導体(p-トルエンスルホン酸セチルエステル;淡褐色固体78.3g)を単離収率83.1%で得た。
PHB10.8gと3-HBセチルエステル(3)0.57gとを、バッチ式のラボプラストミル((株)東洋精機製作所製、「4M150」)を用いてコンポジット化を行った。混練条件は、トルク:3~4N・m、混練温度:190℃、混練時間:3分間、スクリュー回転数:90rpmであった。コンポジット化により得られた樹脂組成物(3-HBセチルエステル含有率5重量%)を、プレス機にて、190℃で30秒間熱プレスした後、33℃で10分間冷却プレスすることにより、厚さ約400μmのプレスシートを調製した。このプレスシートを用いて、引張試験を行った。また、コンポジット化により得られた樹脂組成物を用いて、DSC測定を行った。
PHBを10.26g、3-HBセチルエステルを1.14gとし、3-HBセチルエステルの含有量を樹脂組成物の10重量%とした以外は、実施例1と同様にプレスシートを調製し、引張試験及びDSC測定を行った。
3-HBセチルエステルを添加することなく、PHBを11.4g用いて実施例1と同様にプレスシートを調製し、引張試験及びDSC測定を行った。
Claims (14)
- 式(1)において、R1がC 1-2 アルキル基である請求項1に記載の化合物。
- 式(1)において、R2がC-2014 アルキル基である請求項1又は2に記載の化合物。
- 式(1)において、R2がC14-18アルキル基である請求項1~3のいずれかに記載の化合物。
- 式(1)で表される化合物が、R体である請求項1~4のいずれかに記載の化合物。
- 式(1)で表される化合物を製造する方法であって、3-ヒドロキシアルカン酸又はその反応性誘導体とアルキルアルコール又はその反応性誘導体とを反応させて請求項1~5のいずれかに記載の化合物を製造する方法。
- エステル結合を有する生分解性結晶性樹脂の結晶化を促進するための結晶化促進剤であって、請求項1~5のいずれかに記載の化合物を含む結晶化促進剤。
- 少なくとも結晶性樹脂を含む熱可塑性樹脂と、請求項7に記載の結晶化促進剤とを含む樹脂組成物であって、前記結晶性樹脂が、エステル結合を有する生分解性樹脂を含む、樹脂組成物。
- 熱可塑性樹脂が、バイオマス由来の生分解性樹脂を含む請求項8に記載の樹脂組成物。
- 熱可塑性樹脂が、ポリヒドロキシアルカノエートを含む請求項8又は9に記載の樹脂組成物。
- 熱可塑性樹脂が、3-ヒドロキシブタン酸の単独又は共重合体を含む請求項8~10のいずれかに記載の樹脂組成物。
- 熱可塑性樹脂100質量部に対して、請求項7に記載の結晶化促進剤を0.1~20質量部の割合で含む請求項8~11のいずれかに記載の樹脂組成物。
- 請求項8~12のいずれかに記載の樹脂組成物で形成された成形体。
- 少なくとも結晶性樹脂を含む熱可塑性樹脂に、請求項7に記載の結晶化促進剤を添加して、熱可塑性樹脂の結晶化を促進する方法であって、前記結晶性樹脂が、エステル結合を有する生分解性樹脂を含む、方法。
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