JP7036616B2 - パッケージ基板の分割方法 - Google Patents

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パッケージ基板の分割方法に関する。
CSP(Chip Size Package)基板、QFN(Quad Flat Non-leaded Package)基板などのパッケージ基板は、分割予定ラインによって区画されて複数のデバイスが形成されたデバイス領域と、デバイス領域を囲繞する端材領域とから構成されている。このように構成されたパッケージ基板の切削には、ジグを介してパッケージ基板を保持し、所定方向に往復移動するジグ式のチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたパッケージ基板を切削する円板形状の切削ブレードとを備える切削装置が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-005543号公報
このような切削装置を用いて、パッケージ基板を分割する際、最初に端材領域を切削して分離除去してから、デバイス領域の分割を行っている。ここで、端材領域は、材質が金属である場合や、チャックテーブルへの固定が弱い場合があるので、切削加工の速度は、デバイス領域と比較して遅く(例えば、10mm/s)加工し、その後、デバイス領域の分割時には加工性が良いため、加工速度を上げている(例えば、50mm/s)。
しかしながら、端材領域を切削した際に、この端材領域が上手く飛ばず、デバイス領域から除去できなかった場合、切削ブレードが残存する端材領域と接触して、該切削ブレードやチャックテーブルの保持面を破損する問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端材領域を切削した際に、端材領域の残存の有無を検知し、切削ブレード及びチャックテーブルの保持面の破損を回避できるパッケージ基板の分割方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、交差する複数の分割予定ラインで区画された各領域にデバイスを有するデバイス領域と、該デバイス領域を囲繞する端材領域とを有するパッケージ基板の分割方法であって、吸引路を介して吸引源に連通し該デバイス領域に対応して設置された複数の吸引孔と、切削ブレードの逃げ溝と、を保持面に有するチャックテーブルに該パッケージ基板を保持する保持ステップと、該端材領域と該デバイス領域の境界を該切削ブレードで研削して該端材領域を除去する端材除去ステップと、該端材領域が除去されたかを確認する確認ステップと、該分割予定ラインに沿ってパッケージ基板を該切削ブレードで切削して個々のチップへと分割する分割ステップと、該チャックテーブルに保持された状態で、該端材領域が除去された該パッケージ基板の画像を取得する基準画像取得ステップと、該基準画像と新たに該端材除去ステップを実施したパッケージ基板とのマッチング率のしきい値を設定するしきい値設定ステップと、を備え、該確認ステップは、該パッケージ基板を撮像する撮像ステップと、該撮像ステップで撮像された画像と該基準画像とのマッチング率がしきい値を超えているか判断する判断ステップとを備え、該マッチング率が該しきい値を超えている場合、該分割ステップを実施し、該マッチング率が該しきい値を超えていない場合、端材再除去ステップを実施するものである。
この構成によれば、切削された端材領域が除去されたかを確認する確認ステップを備えるため、切削ブレードが残存する端材領域と接触することを防止でき、切削ブレード及びチャックテーブルの保持面の破損を回避することができる。
の構成によれば、基準画像と撮像された画像とのマッチング率により、切削された端材領域が除去されたか否かを容易に確認することができる。また、マッチング率がしきい値を超えていない場合、端材再除去ステップを実施するため、切削ブレードが残存する端材領域と接触することを確実に防止することができる。
また、該端材再除去ステップの実施後に、再度、該撮像ステップ及び該判断ステップを実施してもよい。この構成によれば、端材再除去ステップによって、切削された端材領域が除去されたか否かを正確に判断することができる。
本発明によれば、切削された端材領域が除去されたかを確認する確認ステップを備えるため、切削ブレードが残存する端材領域と接触することを防止でき、切削ブレード及びチャックテーブルの保持面の破損を回避することができる。
図1は、本実施形態に係るパッケージ基板の分割方法を実行する切削装置の一例を示す斜視図である。 図2は、切削装置のチャックテーブルとパッケージ基板とを示す斜視図である。 図3は、図2のチャックテーブルのA-A線断面図である。 図4は、パッケージ基板の分割方法の手順を示すフローチャートである。 図5は、基準基板画像の一例を示す平面図である。 図6は、端材除去ステップにおけるパッケージ基板と切削ブレードの相対的な動作を示す平面図である。 図7は、端材領域が残存した切削後基板画像の一例を示す平面図である。 図8は、端材領域がデバイス領域の載置された切削後基板画像の一例を示す平面図である。 図9は、分割ステップにおけるパッケージ基板と切削ブレードの相対的な動作を示す平面図である。 図10は、端材再除去ステップにおけるパッケージ基板と切削手段との相対的な動作を示す平面図である。 図11は、端材再除去ステップにおけるパッケージ基板と噴射ノズルとの相対的な動作を示す平面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
本実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係るパッケージ基板の分割方法を実行する切削装置の一例を示す斜視図である。図2は、切削装置のチャックテーブルとパッケージ基板とを示す斜視図である。図3は、図2のチャックテーブルのA-A線断面図である。切削装置1は、図1に示すように、パッケージ基板10を吸引保持するチャックテーブル2と、チャックテーブル2に保持されたパッケージ基板10を切削する2つの切削手段3a,3bと、チャックテーブル2をX軸方向に移動させるX軸送り手段4と、切削手段3a,3bをそれぞれY軸方向に移動させる2つのY軸送り手段5a,5bと、切削手段3a,3bをそれぞれZ軸方向に移動させるZ軸送り手段6a、6bとを備えている。また、切削装置1は、X軸送り手段4が配置されるベースフレーム1aと、X軸送り手段4をY軸方向に跨いで上記ベースフレーム1aに立設する門型フレーム1bとを備え、この門型フレーム1bに、Y軸送り手段5a,5b及びZ軸送り手段6a,6がそれぞれ配置されている。
2つの切削手段3a,3bは同様に構成されている。切削手段3a,3bは、それぞれY軸方向の軸心を有するスピンドル30と、スピンドル30に装着された切削ブレード31と、スピンドル30を回転可能に支持するハウジング32と、切削ブレード31の上半分を覆うブレードカバー35と、ブレードカバー35に取り付けられてパッケージ基板10に向けて洗浄水と空気との二流体を噴射する二流体噴射ノズル33と、ハウジング32に固定された撮像手段34とを備えている。切削手段3aを構成するスピンドル30と切削手段3bを構成するスピンドル30とは、Y軸方向に一直線上に配置されている。したがって、切削手段3aを構成する切削ブレード31と切削手段3bを構成する切削ブレード31とはY軸方向に対面している。
X軸送り手段4は、X軸方向に延びるボールねじ40と、ボールねじ40の一端に連結されたモータ41と、ボールねじ40と平行に延びる一対のガイドレール42と、ボールねじ40に螺合する図示しないナットを内部に有するとともに下部がガイドレール42に摺接する移動基台43とを備えており、モータ41がボールねじ40を回転させることにより移動基台43がガイドレール42にガイドされてX軸方向に移動する。
Y軸送り手段5a,5bは、それぞれY軸方向に延びるボールねじ50と、ボールねじ50の一端に連結されたモータ51と、ボールねじ50と平行に延びる一対のガイドレール52と、ボールねじ50に螺合する図示しないナットを内部に有するとともに側部がガイドレール52に摺接する移動基台53とを備えており、モータ51がボールねじ50を回転させることにより移動基台53がガイドレール52にガイドされてY軸方向に移動する。
Z軸送り手段は6a,6bは、それぞれY軸送り手段5a,5bの移動基台43に配設されており、Z軸方向に延びるボールねじ60と、ボールねじ60の一端に連結されたモータ61と、ボールねじ60と平行に延びる一対のガイドレール62と、ボールねじ60に螺合する図示しないナットを内部に有するとともに側部がガイドレール62に摺接する移動基台63とを備えており、モータ61がボールねじ60を回転させることにより移動基台63がガイドレール62にガイドされてZ軸方向に移動する。
門型フレーム1bには、チャックテーブル2に保持されたパッケージ基板10を撮像する基板撮像手段36が設けられている。この基板撮像手段36は、パッケージ基板10の全体を撮像可能な視野角を有する広角カメラが用いられる。なお、基板撮像手段36として、広角カメラよりも視野角が狭いカメラを複数並べて配置し、パッケージ基板10の全体を撮像する構成としてもよい。
X軸送り手段4を構成する移動基台43の上部には、チャックテーブル2を回転させる回転駆動部44を備えており、チャックテーブル2は、回転駆動部44によって駆動されて所定角度回転可能となっている。また、X軸送り手段4の上部には、Y軸方向に延びる噴射ノズル37が配置される。噴射ノズル37には、純水等の洗浄水を供給する給水源(不図示)が接続されている。この噴射ノズル37は、X軸送り手段4によって該噴射ノズル37の下方を通過するチャックテーブル2(パッケージ基板10)に向けて洗浄水を噴射するノズルであり、ウォーターカーテンを形成する。また、切削装置1は、各構成要素の動作を制御する制御装置100を備えている。
チャックテーブル2は、図2に示すように、パッケージ基板10を保持する。パッケージ基板10は、複数のパッケージデバイス11が形成されたデバイス領域12と、デバイス領域12を囲繞する端材領域13とから構成されている。端材領域13は、主として銅などの金属により形成され、各デバイス領域12を連結している。なお、図2の例におけるパッケージ基板10は、2つのデバイス領域12を有しているが、デバイス領域12は、1つであってもよいし、3つ以上あってもよい。デバイス領域12の数に応じて、端材領域13の形状も異なる。
パッケージ基板10の表面10aにおけるデバイス領域12には、複数のパッケージデバイス11を区画する第1の方向(図2の例では短辺側)に延在する分割予定ライン14と、第2の方向(図2の例では長辺側)に延在する分割予定ライン15とが形成されている。第2の方向の分割予定ライン15は、第1の方向の分割予定ライン14に対して平面方向に直交している。また、デバイス領域12と端材領域13との境界にも、第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16dと、第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16dに対して平面方向に直交する第2の方向の境界ライン17a,17bとが形成されている。
チャックテーブル2は、図2に示すように、パッケージ基板10の裏面10b側を保持する保持面20と、保持面20における各パッケージデバイス11に対応する位置に形成された複数の吸引孔21と、保持面20に形成され図1に示した切削ブレード31との接触を回避する複数の逃げ溝24,25,26a,26b,26c,26d,27a,27bとを備えている。逃げ溝24は、保持面20に保持されたパッケージ基板10の第1の方向の分割予定ライン14に対応する位置に形成されている。逃げ溝25は、保持面20に保持されたパッケージ基板10の第2の方向の分割予定ライン15に対応する位置に形成されている。逃げ溝26a,26b,26c,26dは、第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16dに対応する位置に形成されている。逃げ溝27a,27bは、第2の方向の境界ライン17a,17bに対応する位置に形成されている。
保持面20に形成された吸引孔21には、図3に示すように、吸引路22が連通しており、この吸引路22は、吸引孔21に吸引作用を施す吸引源23に連通している。
本実施形態に係る切削装置1は、パッケージ基板10をチャックテーブル2に保持し、切削手段3a,3bによって、第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16d及び第2の方向の境界ライン17a,17bを切削(研削)して、端材領域13を除去し、その後、第1の方向の分割予定ライン14及び第2の方向の分割予定ライン15を切削して個々のパッケージデバイス11に分割する。この場合、端材領域13は、材質が金属であるため、切削ブレード31の摩耗を抑えて端材領域13を効果的に除去することが好ましい。このため、第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16d及び第2の方向の境界ライン17a,17bを切削する加工速度(例えば、10mm/s)は、第1の方向の分割予定ライン14及び第2の方向の分割予定ライン15を切削する加工速度(例えば、50mm/s)よりも遅く設定されている。
一方、端材領域13を切削した際に、この端材領域13がチャックテーブル2の保持面20上にそのまま残存したり、デバイス領域12上に飛ばされて載置する場合が想定される。このような状態で、切削手段3a,3bの加工速度を上げてデバイス領域12を切削しようとすると、切削ブレード31が残存する端材領域13と接触して、該切削ブレード31やチャックテーブル2の保持面20を破損してしまうおそれがある。このため、本構成では、端材領域13とデバイス領域12との間のすべての境界ライン(第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16d及び第2の方向の境界ライン17a,17b)が切削された後、このパッケージ基板10の切削後基板画像(撮像された画像)を基板撮像手段36により撮像し、この切削後基板画像と、端材領域13がすべて除去されたパッケージ基板10の基準基板画像(基準画像)とに基づいて、端材領域13が除去されたか否かを判断する。
制御装置100は、図1に示すように、演算処理部101と、記憶部(記憶手段)102と、判断部103と、不図示の入出力インタフェース装置とを備える。演算処理部101は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有し、ROMに記憶されているコンピュータプログラムを実行して、切削装置1を制御するための制御信号を生成し、生成された制御信号は入出力インタフェース装置を介して切削装置1の各構成要素に出力される。記憶部102は、端材領域13がすべて除去されたパッケージ基板10の基準基板画像を記憶する。基準基板画像は、マッチング処理する際のテンプレート画像であり、対象となるパッケージ基板10の種類(パッケージ基板10の形状や、パッケージ基板10におけるデバイス領域12や端材領域13の位置、大きさ、範囲など)が異なるものについて、それぞれ記憶されている。
判断部103は、記憶部102に記憶された基準基板画像と撮像された切削後基板画像とのマッチング率を算出し、このマッチング率が所定の閾値を超えているか否かによって、端材領域13が除去されたか否かを判断する。マッチング率とは、基準基板画像と切削後基板画像との一致度の指標であり、各画像の色彩や形状の特徴を比較して一致度を算出する。マッチング率として、例えば、正規化相関法の相関値などを用いることができるが、この相関値に限定するものではなく、基準基板画像と切削後基板画像との一致度を示す値であれば、既存の手法によって算出された値でもよい。
所定のしきい値は、少なくともデバイス領域12の周囲から端材領域13が除去されているか否かを判断するための値である。例えば、デバイス領域12の周囲に、一又は複数の端材領域13が残存した様々なパターンのパッケージ基板10の画像を撮像し、この撮像した画像と基準基板画像とのマッチング率を算出することで、適切なしきい値を設定する。このしきい値は、1つだけでなく複数設定することもできる。この場合、切削された端材領域13がチャックテーブル2の保持面20上にそのまま残存するパターンと、端材領域13がデバイス領域12上に飛ばされて該デバイス領域12上に載置するパターンとを判断できるしきい値を設定すること好ましい。
次に、パッケージ基板10の分割方法について説明する。図4は、パッケージ基板の分割方法の手順を示すフローチャートである。図5は、基準基板画像の一例を示す平面図である。図6は、端材除去ステップにおけるパッケージ基板と切削ブレードの相対的な動作を示す平面図である。図7は、端材領域が残存した切削後基板画像の一例を示す平面図である。図8は、端材領域がデバイス領域の載置された切削後基板画像の一例を示す平面図である。図9は、分割ステップにおけるパッケージ基板と切削ブレードの相対的な動作を示す平面図である。図10は、端材再除去ステップにおけるパッケージ基板と切削手段との相対的な動作を示す平面図である。図11は、端材再除去ステップにおけるパッケージ基板と噴射ノズルとの相対的な動作を示す平面図である。本実施形態のパッケージ基板の分割方法は、基準画像取得ステップS1、しきい値設定ステップS2、保持ステップS3、端材除去ステップS4、確認ステップS5、分割ステップS6及び端材再除去ステップS7を有する。また、確認ステップS5は、撮像ステップS5aと判断ステップS5bとからなる。
(基準画像取得ステップS1)
図5に示す基準基板画像110を撮像して取得する。具体的には、パッケージ基板10をチャックテーブル2に保持するとともに、切削手段3a,3bを用いて、第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16d及び第2の方向の境界ライン17a,17bを切削して、端材領域13を除去する。端材領域13がすべて除去されたパッケージ基板10(デバイス領域12)をチャックテーブル2に保持した状態で基板撮像手段36により、基準基板画像110を撮像する。撮像された基準基板画像110は、制御装置100の記憶部102に記憶される。
(しきい値設定ステップS2)
次に、デバイス領域12の周囲から端材領域13が除去されているか否かを判断するためのしきい値を設定する。例えば、デバイス領域12の周囲に、一又は複数の端材領域13が残存した様々なパターンのパッケージ基板10を撮像し、この撮像した画像と基準基板画像とのマッチング率を算出することで、端材領域13が除去されているか否かを判断できる適切なしきい値を設定する。設定されたしきい値は、パッケージ基板10の種類と対応づけて制御装置100の記憶部102に記憶される。この基準画像取得ステップS1、しきい値設定ステップS2は、パッケージ基板10の分割加工の事前に実行することもできるが、例えば、実際に分割加工を行いながら、基準画像取得ステップS1、しきい値設定ステップS2を実行してもよい。また、類似した基板の加工データによって、適切なしきい値が設定できる場合には、実際に加工してしきい値を算出しなくてもよい。
(保持ステップS3)
まず、図2に示したように、パッケージデバイス11が吸引孔21に対面するように、パッケージ基板10の裏面10bをチャックテーブル2の保持面20におき、図3に示した吸引源23から吸引孔21に吸引力を作用させてパッケージ基板10をチャックテーブル2に保持する。
(端材除去ステップS4)
次に、チャックテーブル2に保持されたパッケージ基板10の第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16d及び第2の方向の境界ライン17a,17bを切削ブレード31によって切削してデバイス領域12と端材領域13とを分離し、端材領域13を除去する。具体的には、図6に示すように、チャックテーブル2を回転させて、パッケージ基板10の第2の方向の境界ライン17a,17bをX軸方向(図1)に向ける。そして、第2の方向の境界ライン17a上に切削ブレード31の位置を合わせる。次に、チャックテーブル2と一方の切削手段3a(図1)を、第1の速度(例えば、10mm/s)でX軸方向に相対移動させながら、回転する切削ブレード31を第2の方向の境界ライン17aに切り込ませることにより、第2の方向の境界ライン17aを切削する。この場合、他方の切削手段3b(図1)の切削ブレード31を第2の方向の境界ライン17b上に位置づけ、第2の方向の境界ライン17a,17bを同時に切削することもできる。切削時には、不図示の切削水供給ノズルから切削ブレード31に向けて切削水が供給される。また、切削ブレード31の回転方向は、パッケージ基板10に切り込む加工点において切削ブレード31が上方から下方に回転しながら切り込んでいく方向とし、いわゆるダウンカットにより切削を行う。このようにして切削が行われると、切削水供給ノズルから切削ブレード31に向けて噴出された切削水の切削ブレード31の回転による連れ回りにより、図6に示すように、切り離された端材領域13が除去される。
次に、チャックテーブル2を90度回転させて、パッケージ基板10の第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16dをX軸方向(図1)に向ける。同様の手順で、第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16dを順次切削し、切り離された端材領域13を除去する。なお、第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16d及び第2の方向の境界ライン17a,17bを切削する順序は、適宜変更することができる。
(撮像ステップS5a;確認ステップS5)
次に、端材除去ステップS4によって、パッケージ基板10のすべての第1の方向の境界ライン16a,16b,16c,16d及び第2の方向の境界ライン17a,17bが切削された後、このパッケージ基板10の切削後基板画像を基板撮像手段36により撮像する。端材除去ステップS4では、図5に示すように、すべての端材領域13が除去された状態となるのが理想であるが、実際には、端材領域13が残存する場合がある。例えば、図7に示す切削後基板画像120では、第1の方向の境界ライン16b,16c間の保持面20上に、端材領域13が残存するとともに、第1の方向の境界ライン16a及び第2の方向の境界ライン17aに隣接した保持面20上に端材領域13が残存している。また、図8に示す切削後基板画像130では、端材領域13がデバイス領域12上に飛ばされて該デバイス領域12上に載置されている。また、これらが組み合わさったパターンなども想定される。このため、端材除去ステップS4が終了したパッケージ基板10の切削後基板画像120(130)を基板撮像手段36により撮像しておく。
(判断ステップS5b;確認ステップS5)
次に、判断部103は、撮像したパッケージ基板10の切削後基板画像120(130)と記憶部102に記憶された基準基板画像110とのマッチング率を算出する。このマッチング率は、切削後基板画像120(130)と基準基板画像110との色彩や形状の特徴を比較して、例えば、正規化相関法の相関値などを用いて算出する。例えば、図7の切削後基板画像120と基準基板画像110とのマッチング率が55(%)と算出され、図8の切削後基板画像130と基準基板画像110とのマッチング率が40(%)と算出されたものとする。また、図示は省略したが、基準基板画像110と同様に、すべての端材領域13が除去された切削後基板画像と基準基板画像110とのマッチング率は90(%)と算出されたものとする。
次に、判断部103は、算出されたマッチング率と、しきい値とを比較して、切削後基板画像と基準基板画像110とのマッチング率がしきい値を超えているか否かを判断する。このしきい値は、上記したように、予め設定されたものであり、例えば70(%)に設定されているものとする。この場合、すべての端材領域13が除去された切削後基板画像と基準基板画像110とのマッチング率は、しきい値を超えている(ステップ5b;Yes)ため、分割ステップS6に移行する。また、端材領域13が残存している場合には、切削後基板画像120(130)と基準基板画像110とのマッチング率は、しきい値を超えていない(ステップ5b;No)ため、端材再除去ステップS7に移行する。
(分割ステップS6)
次に、チャックテーブル2に保持されたパッケージ基板10のデバイス領域12に形成された第1の方向の分割予定ライン14及び第2の方向の分割予定ライン15をそれぞれ切削し、個々のパッケージデバイス11に分割する。具体的には、チャックテーブル2を回転させて、一方のデバイス領域12の第1の方向の分割予定ライン14をX軸方向(図1)に向ける。そして、第1の方向の分割予定ライン14上に切削ブレード31の位置を合わせる。次に、チャックテーブル2と一方の切削手段3a(図1)を、第1の速度(例えば、10mm/s)よりも速い第2の速度(例えば、50mm/s)でX軸方向に相対移動させながら、回転する切削ブレード31を第1の方向の分割予定ライン14に切り込ませることにより、第1の方向の分割予定ライン14を切削する。この場合、他方の切削手段3b(図1)の切削ブレード31を、もう一方のデバイス領域12の第1の方向の分割予定ライン14上に位置づけ、この第1の方向の分割予定ライン14を同時に切削することもできる。
次に、チャックテーブル2を90度回転させて、図9に示すように、デバイス領域12の第2の方向の分割予定ライン15をX軸方向(図1)に向ける。そして、同様の手順で、第2の方向の分割予定ライン15を順次切削する。図9では、切削された第1の方向の分割予定ライン14及び、第2の方向の分割予定ライン15を実線で示し、これから切削する第2の方向の分割予定ライン15を破線で示している。このようにして、第1の方向の分割予定ライン14及び第2の方向の分割予定ライン15をすべて切削することにより、パッケージ基板10は、個々のパッケージデバイス(デバイスチップ)11に分割される。分割後の個々のパッケージデバイス11は、図2及び図3に示した吸引孔21に作用する吸引力によって吸引保持されたままとなっている。
(端材再除去ステップS7)
判断ステップS5bにおいて、マッチング率がしきい値を超えていない場合には、再度、端材領域13の除去を試みる。具体的には、図10に示すように、端材領域13がデバイス領域12上の載置されたパッケージ基板10を、切削手段3a(3b)に対して、相対的にX軸方向に移動する。この際、切削手段3a(3b)は、Z軸送り手段6a(6b)により、切削ブレード31がパッケージ基板10及び端材領域13と接触しない高さ位置に調整される。また、切削ブレード31は、回転を停止していてもよい。そして、切削手段3a(3b)の二流体噴射ノズル33からパッケージ基板10に向けて、洗浄水と空気との二流体33aを噴射することにより、この二流体33aの勢いで端材領域13を除去する。
また、図11に示すように、端材領域13がデバイス領域12上の載置されたパッケージ基板10を、噴射ノズル37に対して、相対的にX軸方向に移動する。この噴射ノズル37は、パッケージ基板10に向けて洗浄水を噴射することにより、ウォーターカーテン37aを形成し、このウォーターカーテン37aの勢いで端材領域13を除去する。
端材再除去ステップS7を実行すると、処理を撮像ステップS5aに戻す。これにより、端材再除去ステップS7によって、切削された端材領域13が除去されたか否かを正確に判断することができる。
次に、別の実施形態について説明する。上記した実施形態では、デバイス領域12の周囲から端材領域13が除去されているか否かを判断するための第1のしきい値が設定された構成としたが、この別の実施形態では、上記された切削された端材領域13がチャックテーブル2の保持面20上にそのまま残存するパターンである切削後基板画像120(図7)と、端材領域13がデバイス領域12上に飛ばされて該デバイス領域12上に載置するパターンである切削後基板画像130(図8)とを区分けできる第2のしきい値が設定される。この第2のしきい値は、第1のしきい値よりも小さい値に設定され、例えば、上記した切削後基板画像120と切削後基板画像130とを区分けできるように、50(%)に設定されているものとする。
この構成において、切削後基板画像120と基準基板画像110とのマッチング率は、第1のしきい値を超えるものではないが、第2のしきい値を超えている。このため、切削された端材領域13がチャックテーブル2の保持面20上にそのまま残存するパターンであれば、そのまま分割ステップS6に移行する。ただし、端材領域13が残存しているため、パッケージ基板10に対する切削手段3a(図1)の速度を、第1の速度(例えば、10mm/s)でX軸方向に相対移動させながら、回転する切削ブレード31により、第1の方向の分割予定ライン14及び第2の方向の分割予定ライン15を切削してもよい。この構成によれば、切削ブレード31の破損を回避しつつも、パッケージ基板10を個々のパッケージデバイス11に分割することができる。
以上、説明したように、本実施形態に係るパッケージ基板10の分割方法は、交差する複数の分割予定ライン14,15で区画された各領域にデバイスを有するデバイス領域12と、デバイス領域12を囲繞する端材領域13とを有するパッケージ基板10の分割方法であって、吸引路22を介して吸引源に連通しデバイス領域12に対応して設置された複数の吸引孔21と、切削ブレード31の逃げ溝24,25,26a,26b,26c,26d,27a,27bと、を保持面20に有するチャックテーブル2にパッケージ基板10を保持する保持ステップS3と、端材領域13とデバイス領域12の境界ライン16a,16b,16c,16d,17a,17bを切削ブレード31で研削して端材領域13を除去する端材除去ステップS4と、端材領域13が除去されたかを確認する確認ステップS5と、分割予定ライン14,15に沿ってパッケージ基板10を切削ブレード31で切削して個々のパッケージデバイス11へと分割する分割ステップS6と、を備える。この構成によれば、切削された端材領域13が除去されたかを確認する確認ステップS5を備えるため、切削ブレード31が残存する端材領域13と接触することを防止でき、切削ブレード31及びチャックテーブル2の保持面20の破損を回避することができる。
また、本実施形態によれば、チャックテーブル2に保持された状態で、端材領域13が除去されたパッケージ基板10の基準基板画像110を取得する基準画像取得ステップS1と、基準基板画像110と新たに端材除去ステップS4を実施したパッケージ基板10とのマッチング率のしきい値を設定するしきい値設定ステップS2と、を更に備え、確認ステップS5は、パッケージ基板10の切削後基板画像120を撮像する撮像ステップS5aと、撮像ステップS5で撮像された切削後基板画像120と基準基板画像110とのマッチング率がしきい値を超えているか判断する判断ステップS5bとを備え、マッチング率がしきい値を超えている場合、分割ステップS6を実施し、マッチング率がしきい値を超えていない場合、端材再除去ステップS7を実施する。この構成によれば、基準基板画像110と撮像された切削後基板画像120とのマッチング率により、切削された端材領域13が除去されたか否かを容易に確認することができる。また、マッチング率がしきい値を超えていない場合、端材再除去ステップS7を実施するため、切削ブレード31が残存する端材領域13と接触することを確実に防止することができる。
また、本実施形態によれば、端材再除去ステップS7の実施後に、再度、撮像ステップS5a及び判断ステップS5bを実施するため、端材再除去ステップS7によって、切削された端材領域13が除去されたか否かを正確に判断することができる。
なお、上記した本実施形態に係るパッケージ基板の分割方法によれば、以下の切削装置が得られる。
(付記1)
交差する複数の分割予定ラインで区画された各領域にデバイスを有するデバイス領域と、該デバイス領域を囲繞する端材領域とが表面に形成されたパッケージ基板の裏面側を吸引保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに吸引保持されたパッケージ基板を切削して該分割予定ラインに沿って複数のパッケージデバイスに分割する切削ブレードを有する切削手段と、備える切削装置において、
該切削ブレードによって、該端材領域と該デバイス領域との間のすべての境界ラインが切削された後の該パッケージ基板を撮像する基板撮像手段と、
該端材領域がすべて除去された該パッケージ基板の基準基板画像を記憶する記憶手段と、
該基板撮像手段が撮像した切削後基板画像と該基準基板画像とに基づいて、該端材領域が除去されたか否かを判断する判断手段と、を備えることを特徴とする切削装置。
上記切削装置は、本実施形態に係るパッケージ基板の分割方法と同様に、基板撮像手段が撮像した切削後基板画像と基準基板画像とに基づいて、端材領域が除去されたか否かを判断する判断手段を備えるため、切削ブレードが残存する端材領域と接触することを防止でき、切削ブレード及びチャックテーブルの保持面の破損を回避することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上記実施形態では、端材再除去ステップS7では、二流体33aやウォーターカーテン37aの勢いによって、端材領域13の除去を試みていたが、これに限るものではなく、端材再除去ステップS7に移行する際に、合わせてエラーを報知して切削装置1を停止し、オペレータが端材領域13を除去してもよい。この場合、端材領域13を除去した後、分割ステップS6に移行すればよい。また、上記実施形態では、確認ステップS5は、撮像ステップS5aと判断ステップS5bとを備えているが、これに限るものではなく、オペレータが目視、もしくは、表示装置に表示された画像に基づいて、端材領域13が除去されているか否かを確認してもよい。
1 切削装置
2 チャックテーブル
3a,3b 切削手段
10 パッケージ基板
11 パッケージデバイス(デバイスチップ)
12 デバイス領域
13 端材領域
14 第1の方向の分割予定ライン
15 第2の方向の分割予定ライン
16a,16b,16c,16d 第1の方向の境界ライン
17a,17b 第2の方向の境界ライン
20 保持面
21 吸引孔
22 吸引路
24,25,26a,26b,26c,26d,27a,27b 逃げ溝
31 切削ブレード
33 二流体噴射ノズル
33a 二流体
36 基板撮像手段
37 噴射ノズル
37a ウォーターカーテン
100 制御装置
101 演算処理部
102 記憶部(記憶手段)
103 判断部(判断手段)
110 基準基板画像
120,130 切削後基板画像

Claims (2)

  1. 交差する複数の分割予定ラインで区画された各領域にデバイスを有するデバイス領域と、該デバイス領域を囲繞する端材領域とを有するパッケージ基板の分割方法であって、
    吸引路を介して吸引源に連通し該デバイス領域に対応して設置された複数の吸引孔と、切削ブレードの逃げ溝と、を保持面に有するチャックテーブルに該パッケージ基板を保持する保持ステップと、
    該端材領域と該デバイス領域の境界を該切削ブレードで研削して該端材領域を除去する端材除去ステップと、
    該端材領域が除去されたかを確認する確認ステップと、
    該分割予定ラインに沿ってパッケージ基板を該切削ブレードで切削して個々のチップへと分割する分割ステップと
    該チャックテーブルに保持された状態で、該端材領域が除去された該パッケージ基板の画像を取得する基準画像取得ステップと、
    該基準画像と新たに該端材除去ステップを実施したパッケージ基板とのマッチング率のしきい値を設定するしきい値設定ステップと、を備え、
    該確認ステップは、
    該パッケージ基板を撮像する撮像ステップと、
    該撮像ステップで撮像された画像と該基準画像とのマッチング率がしきい値を超えているか判断する判断ステップと、備え、
    該マッチング率が該しきい値を超えている場合、該分割ステップを実施し、
    該マッチング率が該しきい値を超えていない場合、端材再除去ステップを実施することを特徴とするパッケージ基板の分割方法。
  2. 該端材再除去ステップの実施後に、
    再度、該撮像ステップ及び該判断ステップを実施することを特徴とする請求項に記載のパッケージ基板の分割方法。
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