JP6905419B2 - 切削方法 - Google Patents

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本発明は、板状ワークを切削する切削方法に関する。
分割予定ラインを備える板状ワークを切削する切削装置においては、保持テーブルで板状ワークを保持し、一定方向に切削ブレードを回転させながら分割予定ラインに沿って板状ワークを切削することができる。板状ワークの切削を開始する際には、切削ブレードの切削送り方向と分割予定ラインの延在方向とが平行に位置づけられる。そして、切削ブレードで切り込みを開始する分割予定ラインの始点において切削ブレードを所定の切り込み高さに位置づけ、切削ブレードと保持テーブルとを相対的に移動させることにより、始点から板状ワークを切り抜けた終点に向けて切削ブレードを移動させて板状ワークを切削している(例えば、下記の特許文献1を参照)。
切削ブレードが終点に到達したら、切削ブレードを上昇させて切削ブレードの下端を板状ワークの上面より上位置に位置づけてから、切削ブレードを切削送り方向と直交する方向にインデックス送りして、次の分割予定ラインの始点に移動させている。つまり、1ライン毎に切削ブレードを同一方向に切削送りして切削加工を行うため、切削ブレードが終点に到達したら切削ブレードを上昇させた後、切削ブレードを、インデックス送りするとともに次の分割予定ラインの始点に向けて切削送り方向の逆方向に移動させている。このように、特許文献1の切削方法によれば、切削ブレードのインデックス送りと切削送り方向の逆方向の戻り移動とを同時に行えるため、効率よく板状ワークを切削加工することができる。
特開2015−076561号公報
しかし、上記の切削方法を用いても、切削ブレードが始点から終点に到達したら切削ブレードを上昇させてから、切削ブレードのインデックス送りと切削送り方向の逆方向の戻り移動とを行っているため、加工時間がかかっている。特に、積層された板状ワークは厚みがあるため、終点に到達した切削ブレードを上昇させる移動量が増えてより加工時間がかかる。したがって、更なる時間短縮が切望されている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、加工時間をより短縮できる板状ワークの切削方法を提供することを目的とする。
本発明は、分割予定ラインを備えた板状ワークの該分割予定ラインの始点と終点とに切削ブレードを移動させ切削する切削方法であって、保持テーブルが保持した板状ワークの該始点において該切削ブレードを切り込ませる所定の高さに位置づける切り込み高さ位置づけ工程と、該切り込み高さ位置づけ工程を実施した後、該切削ブレードを該始点から該終点に移動させ板状ワークを切削して切削溝を形成する切削工程と、該切削工程を実施した後、該終点に到達した該切削ブレードを上昇させつつ該切削工程で形成した該切削溝の該終点から該始点に向けて該切削ブレードを移動させる切削ブレード上昇工程と、該切削ブレード上昇工程で該切削ブレードの下端が板状ワークの上面より上に位置づけられたら該切削ブレードを次の分割予定ラインにインデックス送りするとともに、該次の分割予定ラインの始点の上方に該切削ブレードを位置づけるインデックス送り工程と、該切り込み高さ位置づけ工程から該インデックス送り工程までを繰り返し該保持テーブルが保持した板状ワークを切削する。
切削ブレード上昇工程においては、終点に到達した切削ブレードを上昇させつつ切削工程で形成した切削溝を切削ブレードでなぞりながら終点から始点に向けて切削ブレードを移動させるようにしてもよい。
上記インデックス送り工程で、上記次の分割予定ラインの上記始点への上記切削ブレードの移動において、該切削ブレードの中心が板状ワークの外周縁を通過したら該切削ブレードを下降させはじめ前記切り込み高さ位置づけ工程を開始することが望ましい。
本発明の切削加工対象となる板状ワークは、1ライン毎に角度が異なる分割予定ラインを備えているものでもよい。この場合、上記インデックス送り工程には、上記切削ブレードの切削送り方向と、上記次の分割予定ラインの延在方向とが平行になるように上記保持テーブルを回転させる角度調整工程が含まれることが望ましい。
本発明に係る切削方法は、保持テーブルが保持した板状ワークの始点において切削ブレードを切り込ませる所定の高さに位置づける切り込み高さ位置づけ工程と、切削ブレードを始点から終点に移動させ板状ワークを切削して切削溝を形成する切削工程と、終点に到達した切削ブレードを上昇させつつ切削工程で形成した切削溝の終点から始点に向けて切削ブレードを移動させる切削ブレード上昇工程と、切削ブレード上昇工程で切削ブレードの下端が板状ワークの上面より上に位置づけられたら切削ブレードを次の分割予定ラインにインデックス送りするとともに、次の分割予定ラインの始点の上方に切削ブレードを位置づけるインデックス送り工程とを備え、切り込み高さ位置づけ工程からインデックス送り工程までを繰り返し保持テーブルが保持した板状ワークを切削するように構成としたため、切削ブレードが始点から終点に到達したら、切削ブレードの上昇と切削ブレードの切削送り方向と逆方向の戻り移動とを同時に行うことが可能となり、加工時間をより短縮することができる。
上記インデックス送り工程で、次の分割予定ラインの始点への切削ブレードの移動において、切削ブレードの中心が板状ワークの外周縁を通過したら切削ブレードを下降させはじめ切り込み高さ位置づけ工程を開始するように構成したため、次の分割予定ラインに対する切削工程を速やかに実施することができ、加工時間をさらに短縮することができる。
本発明の切削加工対象となる板状ワークは、1ライン毎に角度が異なる分割予定ラインを備えているものでよく、この場合における上記インデックス送り工程には、切削ブレードの切削送り方向と、次の分割予定ラインの延在方向とが平行になるように保持テーブルを回転させる角度調整工程が含まれるように構成したため、隣り合う分割予定ライン間に角度ずれがある板状ワークであっても、効率よく切削加工することができる。
切削方法の第1例に用いられる切削装置の一例の構成を示す斜視図である。 (a)は切り込み高さ位置づけ工程を示す断面図である。(b)は切り込み高さ位置づけ工程を示す平面図である。 (a)は切削工程を示す断面図である。(b)は切削工程を示す平面図である。 (a)は切削ブレード上昇工程を示す断面図である。(b)は切削ブレード上昇工程を示す平面図である。 切削ブレード上昇工程を説明する一部拡大断面図である。 (a)はインデックス送り工程を示す断面図である。(b)はインデックス送り工程を示す平面図である。 インデックス送り工程を説明する一部拡大断面図である。 (a)は次の分割予定ラインに対する切り込み高さ位置づけ工程を示す断面図である。(b)は次の分割予定ラインに対する切り込み高さ位置づけ工程を示す平面図である。 2本目以降の分割予定ラインに沿って切削溝が形成された状態を示す平面図である。 切削方法の第2例に用いられる切削装置の一例の構成を示す斜視図である。 第2例における切り込み高さ位置づけ工程を示す平面図である。 第2例における切削工程を示す平面図である。 1ライン毎に角度が異なる分割予定ラインを備えた板状ワークを切削する切削方法を説明する説明図である。
図1に示す切削装置1は、装置ベース11を有し、装置ベース11の上には、被加工物である板状ワークWを保持する保持面14aを有する保持テーブル13と、保持テーブル13を切削送り方向(図示の例では+X方向)に切削送りする切削送り手段20とが配設されている。
保持テーブル13は、図2(a)に示すように、円板状のポーラス板14を備えており、このポーラス板14の上面が保持面14aとなっている。ポーラス板14には、吸引源16が接続されており、保持面14aで板状ワークWを吸引保持することができる。保持テーブル13の外周側には、環状のフレームFを保持するためのフレーム保持手段15が配設されている。フレーム保持手段15は、フレームFが載置されるフレーム載置台150と、フレーム載置台150に載置されたフレームFを固定するクランプ部151とを備えている。
図1に示す切削送り手段20は、X軸方向に延在するボールネジ21と、ボールネジ21の一端に接続されたモータ22と、ボールネジ21と平行に延在する一対のガイドレール23と、切削送り方向に水平に移動可能な移動基台24とを備えている。移動基台24の上面には、保持テーブル13を支持した回転支持台17が立設されている。移動基台24の下面には、一対のガイドレール23が摺接し、移動基台24の中央に形成されたナットにはボールネジ21が螺合している。モータ22によって駆動されてボールネジ21が回動することにより、移動基台24とともに保持テーブル13をガイドレール23に沿って+X方向に切削送りすることができる。
保持テーブル13の切削送り方向の経路上には、保持テーブル13に保持された板状ワークWを切削する切削手段30と、保持テーブル13に保持された板状ワークWを上方から撮像するカメラ18とを備えている。切削手段30は、回転軸方向(Y軸方向)の軸心を有するスピンドル31と、スピンドル31を回転可能に囲繞するスピンドルハウジング32と、スピンドル31の先端に装着された切削ブレード33とを備えている。図示しないモータによりスピンドル31を所定の回転速度で回転させることにより、切削ブレード33を所定の回転速度で回転させることができる。カメラ18には、例えばCCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサが内蔵されている。カメラ18は、保持テーブル13に保持された板状ワークWの切削すべき領域を検出することができる。
装置ベース11の上面には、切削送り方向と直交する方向(Y軸方向)に切削手段30をインデックス送りするインデックス送り手段40が配設されている。インデックス送り手段40は、Y軸方向に延在するボールネジ41と、ボールネジ41の先端に接続されたモータ42と、ボールネジ41と平行に延在する一対のガイドレール43と、切削手段30をY軸方向に移動させる断面略L字型の可動コラム44とを備えている。可動コラム44の下部には、一対のガイドレール43が摺接しており、可動コラム44の中央部に形成されたナットにはボールネジ41が螺合している。可動コラム44の側面には、切り込み送り手段50を介してホルダ12に保持されたスピンドルハウジング32が支持されている。そして、モータ42によって駆動されてボールネジ41が回動することにより、可動コラム44とともに切削手段30をY軸方向にインデックス送りすることができる。
切り込み送り手段50は、Z軸方向に延在するボールネジ51と、ボールネジ51の一端に接続されたモータ52と、ボールネジ51と平行に延在するガイドレールとを備えている。モータ52によって駆動されてボールネジ51が回動することにより、ホルダ12とともに切削手段30をZ軸方向に切り込み送りすることができる。
切削装置10は、各種駆動機構を制御する制御手段19を備えている。制御手段19は、保持テーブル13、カメラ18、切削送り手段20、切削手段30、インデックス送り手段40及び切り込み送り手段50に接続されている。制御手段19は、CPU及びメモリ等の記憶素子を有しており、メモリには加工条件等が記憶される。
[切削方法の第1例]
次に、切削装置10を用いて板状ワークWを切削する切削方法の第1例について説明する。板状ワークWは、円形板状の基板を有する被加工物の一例であって、基板の上面(表面Wa)に格子状の分割予定ラインSを備え、この分割予定ラインSによって区画されたそれぞれの領域にデバイスDが形成されている。表面Waと反対側の裏面WbにはテープTが貼着される。板状ワークWを切削する際には、板状ワークWはテープTを介して環状のフレームFと一体となって形成される。制御手段19には、あらかじめ加工条件を設定しておく。加工条件には、例えば、板状ワークWの直径や厚み、分割予定ラインSの本数や各分割予定ラインSの延在方向における長さ等の板状ワークWの情報、保持テーブル13の切削送り速度、切削ブレード33の切り込み送り速度や切り込み送り量及び切削ブレード33のY軸方向のインデックス送り幅(隣接する分割予定ラインSの間隔)などが含まれる。
まず、テープTを介してフレームFと一体となった板状ワークWを保持テーブル13に搬送する。具体的には、テープTを介して板状ワークWの裏面Wb側を保持テーブル13の保持面14aに載置して、フレームFをフレーム載置台150に載置する。図2(a)に示すように、吸引源16の吸引力が保持面14aで作用して板状ワークWを吸引保持するとともに、クランプ部151によってフレームFの上面を押さえて固定する。フレームFは、保持テーブル13の保持面14aよりも低い位置で保持されるため、切削加工時に切削ブレード33がフレームFに接触するのを防ぐことができる。
(1)切り込み高さ位置づけ工程
保持テーブル13で板状ワークWを保持したら、切削送り手段20によって保持テーブル13を切削手段30の下方側に移動させる。このとき、図1に示したカメラ18で板状ワークWを上方から撮像して、パターンマッチング等の画像処理を行うことにより、切削ブレード33で切り込みを開始する1本目の分割予定ラインSを検出し、検出結果を制御手段19に送る。
本実施形態に示す板状ワークWの分割予定ラインSの本数は、図2(b)に示すように、例えば縦方向および横方向にそれぞれ6本あり、平面視における最下位側においてX軸方向に延在する分割予定ラインSが切り込みを開始する1本目の分割予定ラインSであるものとする。制御手段19は、検出した分割予定ラインSの始点P1と終点E1との座標位置をそれぞれ算出する。始点P1は、切削ブレード33で切り込みを開始する分割予定ラインSの一端から所定距離離間した位置である。終点E1は、切削ブレード33により板状ワークWを切り抜けた分割予定ラインSの他端から所定距離離間した位置である。なお、所定距離は、特に限られないが、切削ブレード33を切り込み高さの位置に下降させた際に、切削ブレード33と板状ワークWとが接触しない程度の十分な幅に設定するとよい。
図2(a)及び(b)に示すように、インデックス送り手段40によって、切削ブレード33と始点P1との位置合わせを行う。つまり、インデックス送り手段40が切削手段30をY軸方向にインデックス送りすることで、始点P1の上方側に切削ブレード33を位置づける。次いで、切り込み送り手段50は、切削ブレード33を板状ワークWに接近する−Z方向に下降させることにより、板状ワークWの分割予定ラインSの始点P1において切削ブレード33を切り込ませる所定の高さに位置づける。
(2)切削工程
切り込み高さ位置づけ工程を実施した後、図3(a)に示すように、切削手段30は、スピンドル31を回転させることにより切削ブレード33をY軸方向の軸心を中心として回転させながら、切削ブレード33を板状ワークWの表面Wa側から所定の深さに切り込ませる。切削送り手段20は、保持テーブル13を例えば+X方向に切削送りすることにより、図3(b)に示すように、切削ブレード33を始点P1から終点E1に移動させ、分割予定ラインSに沿って板状ワークWを切削して例えば板状ワークWの表裏面をフルカット(完全切断)した切削溝Gを形成する。切削溝Gは、板状ワークWを完全切断しない程度の深さでハーフカットした溝でもよい。
(3)切削ブレード上昇工程
切削工程を実施した後、図4(a)及び(b)に示すように、切り込み送り手段50は、終点E1に到達した切削ブレード33を板状ワークWから離反する+Z方向に上昇させつつ、切削送り手段20によって保持テーブル13を例えば−X方向に移動させることにより、切削工程で形成した切削溝Gの終点E1から始点P1に向けて切削ブレード33を移動させる。なお、切削ブレード33が切削溝Gの終点E1から始点P1に向けて移動するときに切削溝Gをなぞりながら+Z方向に上昇させてもよい。
ここで、切削ブレード上昇工程では、図5に示すように、切削ブレード33の上昇動作と切削送り方向と逆方向の戻り動作(保持テーブル13の−X方向の移動動作)とを同時に行うことにより、切削ブレード33を例えば最も左側の二点鎖線に示す位置まで移動させ、切削ブレード33の下端33aを板状ワークWの表面Waよりも上の位置に位置づける。なお、切削ブレード33が上昇するときに、切削ブレード33が板状ワークWの端部に接触することがあり得るが、加工結果に悪影響を及ぼすことはない。
また、切削工程で1本目の切削溝Gを形成した後、図1に示した制御手段19は、メモリに記憶された板状ワークWの直径とインデックス送り幅とに基づいて、図4(b)に示した切削溝Gが形成された1本目の分割予定ラインSの隣にある次の分割予定ラインSの始点P2、終点E2の座標位置を算出しておく。
(4)インデックス送り工程
上記した切削ブレード上昇工程において切削ブレード33の下端33aが板状ワークWの表面Waよりも上に位置づけられたら、図6(a)に示すように、インデックス送り手段40が所定のインデックス送り幅で切削手段30をY軸方向にインデックス送りしながら、切削送り手段20が保持テーブル13を−X方向に移動させることにより、図6(b)に示すように、次の分割予定ラインSに切削ブレード33の位置を合わせる。そして、保持テーブル13の−X方向の戻り動作によって、上記制御手段19が算出した始点P2の上方側に切削ブレード33を位置づける。
インデックス送り工程では、次の分割予定ラインSの始点P2への切削ブレード33の移動において、切削ブレード33が所定の位置に到達した時点で切削ブレード33を下降させる。具体的には、図7に示すように、切削ブレード33の中心330が、少なくとも1点鎖線に示す板状ワークWの外周縁Wcを通過したタイミングで、切り込み送り手段50により切削ブレード33を下降させはじめて、上記の切り込み高さ位置づけ工程を開始する。これにより、次の分割予定ラインSの切削工程を開始するまでの時間を短縮できる。
図8(a)及び(b)に示すように、切り込み送り手段50は、切削ブレード33を板状ワークWに接近する−Z方向に下降させることにより、保持テーブル13が保持した板状ワークWの分割予定ラインSの始点P2において切削ブレード33を切り込ませる所定の高さに位置づける。
図9に示すように、2本目以降の分割予定ラインSの始点P2−終点E2,始点P3−終点E3,始点P4−終点E4,始点P5−終点E5,始点P6−終点E6に対する切削加工は、上記切り込み高さ位置づけ工程からインデックス送り工程までを繰り返し保持テーブル13が保持した板状ワークWを切削することにより、X軸方向に向く全ての分割予定ラインSに沿って切削溝Gを形成する。その後、保持テーブル13を90°回転させて、Y軸方向に向いていた分割予定ラインSをX軸方向に向かせてから、上記切り込み高さ位置づけ工程からインデックス送り工程までを繰り返すことにより板状ワークWを個々のデバイスDに分割する。
このように、本発明に係る切削方法は、保持テーブル13が保持した板状ワークWの始点P1において切削ブレード33を切り込ませる所定の高さに位置づける切り込み高さ位置づけ工程と、切削ブレード33を始点P1から終点E1に移動させ板状ワークWを切削して切削溝Gを形成する切削工程と、終点E1に到達した切削ブレード33を上昇させつつ切削工程で形成した切削溝Gの終点E1から始点P1に向けて切削ブレード33を移動させる切削ブレード上昇工程と、切削ブレード上昇工程で切削ブレード33の下端33aが板状ワークWの表面Waより上に位置づけられたら切削ブレード33を次の分割予定ラインSにインデックス送りするとともに、次の分割予定ラインSの始点P2の上方に切削ブレード33を位置づけるインデックス送り工程とを備え、切り込み高さ位置づけ工程からインデックス送り工程までを繰り返し保持テーブル13が保持した板状ワークWを切削するように構成としたため、分割予定ラインSに沿って切削溝Gを形成する毎に切削ブレード33の上昇と切削ブレード33の切削送り方向と逆方向の戻り移動とを同時に行うことができ、加工時間をより短縮することができる。
また、本発明によれば、インデックス送り工程で、次の分割予定ラインSの始点P2への切削ブレード33の移動において、切削ブレード33の中心330が板状ワークWの外周縁Wcを通過したら切削ブレード33を下降させはじめ切り込み高さ位置づけ工程を開始することができるため、次の分割予定ラインSに対する切削工程を速やかに実施することができ、加工時間をさらに短縮することができる。
本発明の切削方法に用いられる切削装置は、単軸のスピンドル31を備えた上記切削装置10に限られず、例えば、図10に示す切削装置10Aでもよい。切削装置10Aは、装置ベース11Aを有し、装置ベース11Aの上には、板状ワークWを保持する保持テーブル13Aと、保持テーブル13Aを切削送り方向(図示の例では+X方向)に切削送りする切削送り手段60とが配設されている。保持テーブル13Aの外周側には、フレームFを保持するためのフレーム保持手段15Aが配設されている。
切削送り手段60は、X軸方向に延在するボールネジ61と、ボールネジ61の一端に接続されたモータ62と、ボールネジ61と平行に延在する一対のガイドレール63と、X軸方向に水平に移動可能な移動基台64とを備えている。移動基台64の上面には、保持テーブル13Aを支持した回転支持台17Aが立設されている。移動基台64の下面には、一対のガイドレール63が摺接し、移動基台64の中央に形成されたナットにはボールネジ61が螺合している。そして、モータ62によって駆動されてボールネジ61が回動することにより、移動基台64とともに保持テーブル13Aをガイドレール63に沿って+X方向に移動させることができる。
装置ベース11AのX軸方向後部において切削送り手段60を跨ぐようにして門型のコラム110が立設されている。コラム110の側方には、板状ワークWを切削する切削手段70A,70Bと、切削手段70A,70Bをそれぞれ割り出し送り方向(Y軸方向)にインデックス送りするインデックス送り手段80A,80Aと、切削手段70A,70BをそれぞれZ軸方向に切り込み送りする切り込み送り手段90A,90Bとが配設されている。
切削手段70A,70Bは、回転軸方向(Y軸方向)の軸心を有するスピンドル71と、スピンドル71を回転可能に囲繞するスピンドルハウジング72と、スピンドル71の先端に装着された切削ブレード73a,73bとを備えている。図示しないモータによってスピンドル71を回転させることにより、切削ブレード73a,73bを回転させることができる。各スピンドルハウジング72の側部には、保持テーブル13Aに保持された板状ワークWの切削すべき領域を検出するカメラ18A,18Bが取り付けられている。
インデックス送り手段80A,80Bは、Y軸方向に延在するボールネジ81と、ボールネジ81の先端に接続されたモータ82と、ボールネジ81と平行に延在するガイドレール83と、切削手段70A,70BをY軸方向にそれぞれ移動させる移動板84とを備えている。移動板84の側部に各ガイドレール83が摺接しており、移動板84の中央部に形成されたナットにはボールネジ81が螺合している。モータ82によって駆動されてボールネジ81が回動することにより、移動板84とともに切削手段70A,70BをそれぞれY軸方向にインデックス送りすることができる。
切り込み送り手段90A,90Bは、各移動板84にそれぞれ取り付けられている。切り込み送り手段90A,90Bは、Z軸方向に延在するボールネジ91と、ボールネジ91の一端に接続されたモータ92と、ボールネジ91と平行に延在する一対のガイドレール93と、切削手段70A,70BをZ軸方向にそれぞれ昇降させる昇降板94とを備えている。昇降板94の側部に一対のガイドレール93が摺接しており、昇降板94の中央部に形成されたナットにはボールネジ91が螺合している。モータ92によって駆動されてボールネジ91が回動することにより、昇降板94とともに切削手段70A,70BをそれぞれZ軸方向に切り込み送りすることができる。
装置ベース11Aには、各種駆動機構を制御する制御手段19Aを備えている。制御手段19Aの構成は、上記制御手段19と同様であり、保持テーブル13A、カメラ18A,18B、切削送り手段60、切削手段70A,70B、インデックス送り手段80A,80B、切り込み送り手段90A,90Bに接続されている。
[切削方法の第2例]
次に、切削装置10Aを用いて板状ワークWを切削する切削方法の第2例について説明する。保持テーブル13Aによる板状ワークWの保持動作は、第1例と同様である。また、制御手段19Aには、第1例と同様に、あらかじめ加工条件を設定しておく。
(1)切り込み高さ位置づけ工程
保持テーブル13Aで板状ワークWを保持したら、切削送り手段60によって保持テーブル13Aを切削手段70A,70Bの下方側に移動させる。このとき、カメラ18A,18Bにより板状ワークWを上方から撮像して、パターンマッチング等の画像処理を行うことにより、切削ブレード73a,73bでそれぞれ切り込みを開始する1本目の分割予定ラインSを検出し、検出結果を制御手段19Aに送る。
第2例では、図11に示すように、平面視における最上位側においてX軸方向に延在する分割予定ラインSが切削ブレード73aで切り込みを開始する1本目の分割予定ラインSであり、平面視における最下位側においてX軸方向に延在する分割予定ラインSが切削ブレード73bで切り込みを開始する1本目の分割予定ラインSであるものとする。制御手段19Aは、検出した2本の分割予定ラインSの始点P1,P6、終点E1,E6の座標位置をそれぞれ算出する。始点P1から終点E1までの距離と、始点P6から終点E6までの距離とは等しく、2本の分割予定ラインSの長さは同じである。
図10に示したインデックス送り手段80Aにより、切削ブレード73aと始点P6との位置合わせを行い、インデックス送り手段80Bにより、切削ブレード73bと始点P1との位置合わせを行う。切り込み送り手段90Aは、切削ブレード73aを板状ワークWに接近する−Z方向に下降させることにより、始点P6において切削ブレード73aを切り込ませる所定の高さに位置づけ、切り込み送り手段90Bは、切削ブレード73bを板状ワークWに接近する−Z方向に下降させることにより、始点P1において切削ブレード73bを切り込ませる所定の高さに位置づける。
(2)切削工程
切り込み高さ位置づけ工程を実施した後、図10に示した切削手段70A,70Bは、スピンドル71を回転させることにより切削ブレード73a,73bをY軸方向の軸心を中心として回転させながら、切削ブレード73a,73bを板状ワークWの表面Wa側から所定の深さに切り込ませる。切削送り手段60は、保持テーブル13Aを例えば+X方向に切削送りすることにより、図12に示すように、切削ブレード73aを始点P6から終点E6に移動させるとともに、切削ブレード73bを始点P1から終点E1に移動させ、2本の分割予定ラインSを同時に切削して切削溝Gをそれぞれ形成する。
(3)切削ブレード上昇工程
切削工程を実施した後、第1例と同様の切削ブレード上昇工程を実施する。すなわち、図10に示した切り込み送り手段90A,90Bは、切削ブレード73a,73bを板状ワークWから離反する+Z方向に上昇させつつ、切削送り手段60によって保持テーブル13Aを切削送り方向と逆方向の−X方向に移動させることにより、図12に示す最上位側の切削溝Gの終点E6から始点P6に向けて切削ブレード73aを移動させるとともに、最下位側の切削溝Gの終点E1から始点P1に向けて切削ブレード73bを移動させる。なお、切削ブレード73aが切削溝Gの終点E6から始点P6に向けて移動するときに切削溝Gをなぞりながら+Z方向に上昇させてもよいし、切削ブレード73bが切削溝Gの終点E1から始点P1に向けて移動するときに切削溝Gをなぞりながら+Z方向に上昇させてもよい。
切削工程で1本目の切削溝Gを2本形成した後、図10に示した制御手段19Aは、メモリに記憶された板状ワークWの直径とインデックス送り幅とに基づいて、切削ブレード73a,73bにより切削溝Gが形成された1本目の分割予定ラインSの隣にある次の分割予定ラインSの始点P2、終点E2の座標位置及び始点P5、終点E5の座標位置を算出しておく。
(4)インデックス送り工程
上記した切削ブレード上昇工程において切削ブレード73a,73bの下端が板状ワークWの表面Waよりも上に位置づけられたら、インデックス送り手段80A,80Bによって、所定のインデックス送り幅で切削手段70Aと切削手段70Bとが互いに接近するように、切削手段70Aを+Y方向にインデックス送りするとともに切削手段70Bを−Y方向にインデックス送りしながら、切削送り手段60により保持テーブル13Aを−X方向に移動させることにより、次の分割予定ラインSに切削ブレード73a,73bの位置をそれぞれ合わせる。そして、保持テーブル13Aの−X方向の戻り動作によって、制御手段19Aが算出した始点P2の上方側に切削ブレード73aを位置づけるとともに、始点P5の上方側に切削ブレード73bを位置づける。
その後、第1例と同様に、上記切り込み高さ位置づけ工程からインデックス送り工程までを繰り返して保持テーブル13Aが保持した板状ワークWを切削することにより、板状ワークWを個々のデバイスDに分割する。第2例では、板状ワークWの外周側から中心側へ向けて切削ブレード73aと切削ブレード73bとを互いに接近する方向にインデックス送りしつつ、同じ長さの分割予定ラインSを2本ずつ切削したが、板状ワークWの中心側から外周側へ向けて切削ブレード73aと切削ブレード73bとを互いに離反する方向にインデックス送りしつつ、同じ長さの分割予定ラインSを2本ずつ切削してもよい。
[切削方法の第3例]
本発明の切削加工対象となる被加工物は、上記の板状ワークWの構成に限定されない。例えば、図13(a)に示す矩形状の板状ワークW1を本発明の切削対象としてもよい。板状ワークW1は、例えば、CSP(Chip Size Package)基板やQFN(Quad Flat Non-leaded Package)基板などのパッケージ基板である。板状ワークW1は短手方向に延在し1ライン毎に角度が異なる分割予定ラインS1を備えている。1ライン毎に角度が異なるとは、隣り合う分割予定ラインS1間に角度ずれがあることを意味する。第3例で用いられる切削装置は、板状ワークW1を保持する矩形状の保持面を有する保持テーブル13Bと、保持テーブル13Bに保持された板状ワークW1に切削を施す切削ブレード34を装着した切削手段とを少なくとも備えている。保持テーブル13Bは、保持テーブル13Bを回転させる回転軸130を備えている。
(1)切り込み高さ位置づけ工程
本実施形態に示す板状ワークW1の分割予定ラインS1の本数は、図13(a)に示すように、例えば9本あり、平面視における最上位側の分割予定ラインS1が切り込みを開始する1本目の分割予定ラインS1であるものとする。図示しない制御手段によって、分割予定ラインS1の始点P1,終点E1の座標位置を検出したら、分割予定ラインS1の始点P1において切削ブレード34を切り込ませる所定の高さに位置づける。
(2)切削工程
切り込み高さ位置づけ工程を実施した後、切削ブレード34をY軸方向の軸心を中心として回転させながら、切削ブレード34を板状ワークW1の表面側から所定の深さに切り込ませる。保持テーブル13Bを+X方向に切削送りすることにより、図13(b)に示すように、切削ブレード34を始点P1から終点E1に移動させ、分割予定ラインS1に沿って板状ワークW1を切削して第1例と同様の切削溝Gを形成する。
(3)切削ブレード上昇工程
切削工程を実施した後、第1例と同様の切削ブレード上昇工程を実施する。すなわち、切削ブレード34をZ軸方向に上昇させつつ、保持テーブル13Bを切削送り方向と逆方向の−X方向に移動させることにより、最上位側の切削溝Gの終点E1から始点P1に向けて切削ブレード34を移動させる。なお、切削ブレード34が切削溝Gの終点E1から始点P1に向けて移動するときに切削溝Gをなぞりながら+Z方向に上昇させてもよい。
(4−1)インデックス送り工程
上記した切削ブレード上昇工程において切削ブレード34の下端が板状ワークW1の表面よりも上に位置づけられたら、第1例と同様のインデックス送り工程を実施する。所定のインデックス送り幅で切削ブレード34を例えば+Y方向にインデックス送りしながら、保持テーブル13Aを−X方向に移動させることにより、次の分割予定ラインS1に切削ブレード34の位置を合わせる。
(4−2)角度調整工程
第3例におけるインデックス送り工程には、分割予定ラインS1の角度調整を行う角度調整工程が含まれる。具体的には、切削ブレード上昇工程を実施したら、図13(b)に示す回転軸130を回転させて保持テーブル13Bを角度θだけ回転させることにより、図13(c)に示すように、切削ブレード34の切削送り方向と次の分割予定ラインS1の延在方向とが平行となるように板状ワークWを傾けて分割予定ラインS1の角度を調整する。分割予定ラインS1の角度を調整したのち、保持テーブル13Bの−X方向の戻り動作により、始点P2の上方側に切削ブレード34を位置づける。
始点P2の上方側に切削ブレード34を位置づけたら、切り込み高さ位置づけ工程、切削工程を順次実施して、図13(d)に示すように、次の分割予定ラインS1に沿って切削することにより、2本目の切削溝Gを形成する。このように、第3例においても、第1例と同様に、上記切り込み高さ位置づけ工程からインデックス送り工程までを繰り返して板状ワークW1の全ての分割予定ラインS1に沿って切削していき、最終的に板状ワークW1を個々のデバイスに分割する。このように、切削方法の第3例では、インデックス送り工程において、分割予定ラインS1の角度調整を行う角度調整工程を行うように構成したため、隣り合う分割予定ラインS1間に角度ずれがある板状ワークW1であっても、効率よく切削加工することが可能となる。
10,10A:切削装置 11,11A:装置ベース 12:ホルダ
13,13A,13B:保持テーブル 14:ポーラス板 14a:保持面
15,15A:フレーム保持手段 150:フレーム載置台 151:クランプ部
16,16A:吸引源 17,17A:回転支持台 18,18A,18B:カメラ
19,19A:制御手段
20:切削送り手段 21:ボールネジ 22:モータ 23:ガイドレール
24:移動基台
30:切削手段 31:スピンドル 32:スピンドルハウジング
33:切削ブレード
40:インデックス送り手段 41:ボールネジ 42:モータ
43:ガイドレール 44:可動コラム
50:切り込み送り手段 51:ボールネジ 52:モータ
60:切削送り手段 61:ボールネジ 62:モータ 63:ガイドレール
64:移動基台
70A,70B:切削手段 71:スピンドル 72:スピンドルハウジング
73a,73b:切削ブレード
80A,80B:インデックス送り手段 81:ボールネジ 82:モータ
83:ガイドレール 84:移動板
90A,90B:切り込み送り手段 91:ボールネジ 92:モータ
93:ガイドレール 94:昇降板

Claims (4)

  1. 分割予定ラインを備えた板状ワークの該分割予定ラインの始点と終点とに切削ブレードを移動させ切削する切削方法であって、
    保持テーブルが保持した板状ワークの該始点において該切削ブレードを切り込ませる所定の高さに位置づける切り込み高さ位置づけ工程と、
    該切り込み高さ位置づけ工程を実施した後、該切削ブレードを該始点から該終点に移動させ板状ワークを切削して切削溝を形成する切削工程と、
    該切削工程を実施した後、該終点に到達した該切削ブレードを上昇させつつ該切削工程で形成した該切削溝の該終点から該始点に向けて該切削ブレードを移動させる切削ブレード上昇工程と、
    該切削ブレード上昇工程で該切削ブレードの下端が板状ワークの上面より上に位置づけられたら該切削ブレードを次の分割予定ラインにインデックス送りするとともに、該次の分割予定ラインの始点の上方に該切削ブレードを位置づけるインデックス送り工程と、
    該切り込み高さ位置づけ工程から該インデックス送り工程までを繰り返し該保持テーブルが保持した板状ワークを切削する切削方法。
  2. 前記切削ブレード上昇工程においては、前記終点に到達した前記切削ブレードを上昇させつつ前記切削工程で形成した前記切削溝を該切削ブレードでなぞりながら該終点から該始点に向けて該切削ブレードを移動させる請求項1記載の切削方法。
  3. 前記インデックス送り工程で、前記次の分割予定ラインの前記始点への前記切削ブレードの移動において、該切削ブレードの中心が板状ワークの外周縁を通過したら該切削ブレードを下降させはじめ前記切り込み高さ位置づけ工程を開始する請求項1記載の切削方法。
  4. 板状ワークは、1ライン毎に角度が異なる分割予定ラインを備え、
    前記インデックス送り工程には、前記切削ブレードの切削送り方向と、前記次の分割予定ラインの延在方向とが平行になるように前記保持テーブルを回転させる角度調整工程が含まれる請求項1記載の切削方法。
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