JP7036365B2 - 座屈補剛ブレース取付構造 - Google Patents

座屈補剛ブレース取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、座屈補剛ブレース取付構造に関する。
ブレース本体と、ブレース本体が挿入される補剛管とを備える座屈補剛ブレースが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2009-174173号公報 特開2011-084900号公報
ところで、座屈補剛ブレースは、架構の構面内に斜めに配置される。そのため、ブレース本体の端面が、架構の内周面を形成する柱の側面や梁の下面等に対して傾斜される。したがって、ブレース本体の端面を、柱の側面や梁の下面等の取付面に接合し難くなる。
本発明は、上記の事実を考慮し、架構に座屈補剛ブレースを接合し易くすることを目的とする。
第1態様に係る座屈補剛ブレース取付構造は、架構と、傾斜端面を有し、前記架構の構面内に斜めに配置され、前記傾斜端面が前記架構の内周面に沿った取付面に重ねられた状態で接合されるブレース本体と、前記ブレース本体が挿入される補剛管と、を備える。
第1態様に係る座屈補剛ブレース取付構造によれば、架構の構面内には、ブレース本体が斜めに配置される。このブレース本体は、補剛管に挿入される。これにより、ブレース本体の座屈が抑制される。
また、ブレース本体は、傾斜端面を有する。傾斜端面は、架構の内周面に沿った取付面に重ねられた状態で接合される。つまり、ブレース本体の端部は、架構の取付面に合せて斜めにカットされている。
したがって、ブレース本体の端部が斜めカットされていない場合と比較して、ブレース本体を架構の取付面に容易に接合することができる。
第2態様に係る座屈補剛ブレース取付構造は、第1態様に係る座屈補剛ブレース取付構造において、前記補剛管は、前記取付面と正対する傾斜端面を有する。
第2態様に係る座屈補剛ブレース取付構造によれば、補剛管は、傾斜端面を有する。この補剛管の傾斜端面は、架構の取付面と正対する。つまり、本発明では、ブレース本体の端部と同様に、補剛管の端部も、架構の取付面に合せて斜めカットされている。
これにより、補剛管の端部が斜めにカットされていない場合と比較して、補剛管の端部を架構の取付面に接近させることができる。この結果、補剛管の全長を長くすることができる。したがって、ブレース本体の座屈をさらに抑制することができる。
第3態様に係る座屈補剛ブレース取付構造は、第1態様又は第2態様に係る座屈補剛ブレース取付構造において、前記架構に設けられるブラケットを備え、前記取付面は、前記ブラケットに設けられる。
第3態様に係る座屈補剛ブレース取付構造によれば、架構には、ブラケットが設けられる。このブラケットに、取付面が設けられる。これにより、例えば、ブレース本体の全長や傾斜角度等に応じて、架構の内周面から離れた位置に取付面を配置することができる。
以上説明したように、本発明に係る座屈補剛ブレース取付構造によれば、架構に座屈補剛ブレースを接合し易くすることができる。
一実施形態に係る座屈補剛ブレース取付構造が適用された架構を示す立面図である。 図1に示される上側ブラケット及び座屈補剛ブレースの上端部を示す拡大立面図である。 図2に示される上側ブラケットの取付面に、座屈補剛ブレースの傾斜端面が接合された状態を示す拡大立面図である。 図1の4-4線断面図である。 図3に示される補剛管を、ブレース本体に沿って上側ブラケット側へ移動させた状態を示す拡大立面図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係る座屈補剛ブレース取付構造について説明する。
(座屈補剛ブレース取付構造)
図1に示されるように、本実施形態に係る座屈補剛ブレース取付構造10は、例えば、既存の架構(既存架構)12を耐震補強するものである。この座屈補剛ブレース取付構造10は、架構12と、一対の座屈補剛ブレース50とを備えている。
(架構)
架構12は、一対の柱14と、一対の柱14に架設された下側梁16及び上側梁18とを有するラーメン架構とされている。一対の柱14は、例えば、鉄骨鉄筋コンクリート造とされている。これと同様に、下側梁16及び上側梁18は、例えば、鉄骨鉄筋コンクリート造とされている。この架構12の構面内には、一対の座屈補剛ブレース50が設けられている。
なお、一対の柱14、下側梁16及び上側梁18は、鉄筋コンクリート造や、鉄骨造等であっても良い。
一対の座屈補剛ブレース50の下端部は、下側ブラケット20を介して下側梁16の材軸方向の中央部に接合されている。また、一対の座屈補剛ブレース50の上端部は、上側ブラケット30を介して上側梁18の材軸方向の端部にそれぞれ接合されている。
(下側ブラケット)
下側ブラケット20は、ブラケットベース20Aと、ブラケット本体20Bとを有している。ブラケットベース20Aは、鋼板等によって平板状に形成されており、下側梁16の上面16Uに沿って配置されている。また、ブラケットベース20Aは、複数のアンカー部材22によって下側梁16の上面16Uに固定されている。このブラケットベース20Aには、ブラケット本体20Bが設けられている。
ブラケット本体20Bは、鋼板等によって平板状に形成されている。このブラケット本体20Bは、ブラケットベース20Aの中央部から上側梁18側へ延出している。なお、ブラケット本体20Bは、補強リブ24によって適宜補強されている。
ブラケット本体20Bは、取付面26を有している。取付面26は、架構12を面外方向から見て、下側梁16の上面16Uに対して傾斜している。また、取付面26は、ブレース本体52の材軸(中心線)と直交している。この取付面26には、後述するブレース本体52の下端面52Lが重ねられた状態で、溶接等によって接合されている。
(上側ブラケット)
上側ブラケット30は、ブラケットベース30Aと、ブラケット本体30Bとを有している。ブラケットベース30Aは、鋼板等によって形成されている。なお、上側ブラケット30は、ブラケットの一例である。
ブラケットベース30Aは、上方が開口された断面U字形状に形成されており、その内部に上側梁18の端部が挿入されている。また、ブラケットベース30Aは、複数のアンカー部材32によって上側梁18の下面18Lに固定されている。このブラケットベース30Aには、ブラケット本体30Bが設けられている。なお、ブラケットベース30Aは、補強リブ34によって適宜補強されている。
図2に示されるように、ブラケット本体30Bは、鋼板等によって土台状に形成されている。このブラケット本体30Bは、ブラケットベース30Aの下面から下側梁16側へ突出している。
ブラケット本体30Bは、その頂部に取付面36を有している。取付面36は、架構12の内周面を形成する上側梁18の下面18Lに沿っている。より具体的には、取付面36は、上側梁18の下面18Lと平行又は略平行している。この取付面36には、後述するブレース本体52の上端部の傾斜端面52Uが溶接等によって接合されている。
取付面36には、ガセットプレート38が設けられている。ガセットプレート38は、鋼板等によって形成されている。また、ガセットプレート38は、取付面36から下側梁16側へ延出している。図3に示されるように、ガセットプレート38は、後述するブレース本体52のウェブ部52Bに重ねられた状態で、ボルト40及び図示しないナットによってボルト接合される。
(座屈補剛ブレース)
図1に示されるように、一対の座屈補剛ブレース50は、架構12の構面内に、V字状に配置されている。座屈補剛ブレース50は、ブレース本体52と、補剛管60とを有している。
図4に示されるように、ブレース本体(ブレース心材)52は、例えば、H形鋼によって形成されている。このブレース本体52は、一対のフランジ部52Aと、一対のフランジ部52Aを接続するウェブ部52Bとを有している。このブレース本体52は、補剛管60内に挿されている。
補剛管60は、ブレース本体52を補剛することにより、ブレース本体52の座屈を抑制する部材である。この補剛管60は、例えば、角形鋼管によって形成されている。また、補剛管60の全長は、ブレース本体52の全長よりも短くされている。この補剛管60は、ブレース本体52の材軸方向の中間部を囲んでいる。
また、補剛管60にブレース本体52を挿入した状態では、補剛管60の下端部からブレース本体52の下端部が突出するとともに、補剛管60の上端部からブレース本体52の上端部が突出されている。
なお、補剛管60とブレース本体52とは、図示しない連結ピン等によって連結され、又は溶接やボルト等によって接合されている。
図1に示されるように、ブレース本体52の下端部は、下側梁16の材軸方向の中央部に、下側ブラケット20を介して接合されている。ブレース本体52の下端部の端面(下端面)52Lは、ブレース本体52の材軸C(図2参照)と直交している。このブレース本体52の下端面52Lは、前述した下側ブラケット20の取付面26に重ねられた状態で、溶接等によって接合されている。
また、補剛管60の下端部の端面(下端面)60Lは、補剛管60の材軸C(図2参照)と直交している。この補剛管60の下端面60Lには、下端フランジ部62が設けられている。下端フランジ部62は、補剛管60の下端面60Lに沿って設けられている。
下端フランジ部62は、前述した下側ブラケット20の取付面26と正対される。より具体的には、下端フランジ部62は、下側ブラケット20の取付面26と平行又は略平行した状態で対向される。
なお、下端フランジ部62は、省略可能である。また、下端フランジ部62を省略した場合には、補剛管60の下端面60Lが、下側ブラケット20の取付面26と正対される。
図2及び図3に示されるように、ブレース本体52の上端部は、上側梁18の端部に上側ブラケット30を介して接合されている。ブレース本体52の上端部には、傾斜端面52Uが形成されている。傾斜端面52Uは、架構12を面外方向から見て、ブレース本体52の材軸Cと直交する仮想の直交面Vに対して傾斜されている。この傾斜端面52Uは、図5に示されるように、前述した上側ブラケット30の取付面36に重ねられた状態で、溶接等によって接合されている。
また、補剛管60の上端部には、傾斜端面60Uが形成されている。傾斜端面60Uは、架構12を面外方向から見て、ブレース本体52の材軸Cと直交する仮想の直交面Vに対して傾斜されている。この傾斜端面60Uには、上端フランジ部64が設けられている。
上端フランジ部64は、傾斜端面60Uに沿って設けられている。この上端フランジ部64は、上側ブラケット30の取付面36に正対される。より具体的には、上端フランジ部64は、下側ブラケット20の取付面26と平行又は略平行した状態で対向される。
なお、上端フランジ部64は、省略可能である。また、上端フランジ部64を省略した場合には、補剛管60の傾斜端面60Uが、上側ブラケット30の取付面36と正対される。
(座屈補剛ブレース取付構造の施工方法)
次に、座屈補剛ブレース取付構造の施工方法の一例について説明する。
図1に示されるように、先ず、下側梁16の材軸方向の中央部に下側ブラケット20を固定する。また、上側梁18の材軸方向の端部に、上側ブラケット30をそれぞ固定する。
次に、架構12の構面内に座屈補剛ブレース50を斜めにした状態で配置する。そして、ブレース本体52の下端面52Lを、下側ブラケット20の取付面26に溶接等によって接合する。なお、この状態では、補剛管60の下端フランジ部62が、下側ブラケット20の取付面26と正対する。
次に、図3に示されるように、上側梁18に固定された上側ブラケット30のガセットプレート38に、ブレース本体52の上端部のウェブ部52Bを重ね合わせるとともに、上側ブラケット30の取付面36にブレース本体52の傾斜端面52Uを重ね合わせる。
この状態で、ボルト40及び図示しないナットによって、ガセットプレート38に、ブレース本体52のウェブ部52Bをボルト接合する。また、上側ブラケット30の取付面36に、ブレース本体52の傾斜端面52Uを溶接する。
次に、図5に矢印で示されるように、ブレース本体52に沿って補剛管60を上側ブラケット30側へ移動(スライド)し、補剛管60の傾斜端面60Uを上側ブラケット30の取付面36に正対させる。この状態で、ブレース本体52と補剛管60とを図示しない連結ピン等によって連結し、又は溶接等によって接合する。
以上の手順により、一対の座屈補剛ブレース50を架構12の構面内にV字状に設置する。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る座屈補剛ブレース取付構造10によれば、架構12の構面内には、ブレース本体52が斜めに配置されている。このブレース本体52は、補剛管60に挿入されている。これにより、ブレース本体52の座屈が抑制される。
また、図2に示されるように、ブレース本体52は、その上端部に傾斜端面52Uを有している。傾斜端面52Uは、上側梁18の下面18Lに固定された上側ブラケット30の取付面36に重ねられた状態で接合されている。
ここで、上側ブラケット30の取付面36は、架構12の内周面を形成する上側梁18の下面18Lに沿っている。つまり、ブレース本体52の上端部は、上側ブラケット30の取付面36に合せて、斜めにカットされている。
したがって、ブレース本体52の上端部が斜めカットされていない場合と比較して、ブレース本体52の上端部の傾斜端面52Uを、上側ブラケット30の取付面36に容易に接合することができる。
また、補剛管60は、その上端部に傾斜端面60Uを有している。この補剛管60の傾斜端面60Uは、上側ブラケット30の取付面36と正対する。つまり、本実施形態では、ブレース本体52の上端部と同様に、補剛管60の上端部も、上側ブラケット30の取付面36に合せて斜めカットされている。
これにより、補剛管60の端部が斜めにカットされていない場合と比較して、補剛管60の上端フランジ部64を上側ブラケット30の取付面36に接近させることができる。この結果、ブレース本体52が挿入される補剛管60の全長を長くすることができる。したがって、ブレース本体52の座屈をさらに抑制することができる。
ここで、上側ブラケット30の取付面36とブレース本体52の傾斜端面52Uとは、例えば、天井裏で接合される。この場合、上側ブラケット30の取付面が、下側ブラケット20の取付面26(図1参照)と正対するように、上側梁18の下面18Lに対して傾斜していると、天井裏の必要高さが高くなる可能性がある。
これに対して本実施形態では、上側ブラケット30の取付面36を、上側梁18の下面18Lに沿って水平又は略水平とすることにより、天井裏の必要高さを低くすることができる。換言すると、天井材の設置高さを高くし、室内スペースを広げることができる。
さらに、本実施形態では、上側ブラケット30に、取付面36が設けられている。これにより、例えば、ブレース本体52の全長や傾斜角度等に応じて、上側梁18の下面18Lから離れた位置に取付面36を配置することができる。
一方、ブレース本体52の下端面52Lは、ブレース本体52の材軸Cと直交している。つまり、ブレース本体52の下端部は、斜めにカットされていない。したがって、ブレース本体52の下端部の加工の手間が低減される。
これと同様に、補剛管60の下端面60Lは、補剛管60の材軸Cと直交している。つまり、補剛管60の下端部は、斜めにカットされていない。したがって、補剛管60の下端部の加工の手間が低減される。
さらに、補剛管60の下端面60Lには、下端フランジ部62が設けられている。この下端フランジ部62は、下側ブラケット20の取付面26と正対する。これにより、補剛管60の下端フランジ部62が、下側ブラケット20の取付面26と正対しない場合と比較して、補剛管60の下端部を下側ブラケット20の取付面26に接近させることができる。この結果、ブレース本体52が挿入される補剛管60の全長を長くすることができる。したがって、ブレース本体52の座屈をさらに抑制することができる。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、ブレース本体52の上端部に傾斜端面52Uが形成されるが、上記実施形態はこれに限らない。傾斜端面は、例えば、ブレース本体52の下端部に形成されても良いし、ブレース本体52の上端部及び下端部の両方に形成されても良い。つまり、傾斜端面は、ブレース本体52の上端部及び下端部の少なくとも一方に形成することができる。この場合、ブレース本体52の傾斜端面に応じて、架構12の上側ブラケット30及び下側ブラケット20に取付面を形成すれば良い。
また、上記実施形態では、上側ブラケット30が上側梁18の端部に固定されるが、上記実施形態はこれに限らない。上側ブラケット30は、例えば、上側梁18の中央部に固定されても良い。また、上側ブラケットは、柱14に固定されても良い。この場合、上側ブラケットの取付面は、架構12の内周面を形成する柱14の側面(内側面)14S(図1参照)に沿って形成される。
また、上記実施形態では、下側ブラケット20が下側梁16の中央部に固定されるが、上記実施形態はこれに限らない。下側ブラケット20は、下側梁16の端部に固定されても良い。また、下側ブラケットは、柱14に固定されても良い。
また、上記実施形態では、上側ブラケット30に取付面36が形成されるが、上記実施形態はこれに限らない。例えば、上側ブラケット30を省略し、上側梁18の下面18Lを取付面としても良い。この場合、例えば、ブレース本体の上端部の傾斜端面にベースプレート等を設け、当該ベースプレート等をアンカー部材によって上側梁18の下面18Lに重ねた状態で接合する。また、上側梁が鉄骨造の場合には、ブレース本体の上端部の傾斜端面を、上側梁の下面に重ねた状態で溶接等によって接合することも可能である。
また、上記実施形態では、ブレース本体52がH形鋼によって形成されるが、上記実施形態はこれに限らない。ブレース本体は、例えば、I形鋼やC形鋼、鋼管等によって形成されても良い。
また、上記実施形態では、補剛管60が角形鋼管よって形成されるが、上記実施形態はこれに限らない。補剛管は、例えば、丸形鋼管等によって形成されても良い。
また、上記実施形態では、架構12の構面内に一対の座屈補剛ブレース50が設けられるが、架構12の構面内には、少なくとも一本の座屈補剛ブレースを設けることができる。
また、上記実施形態の架構12は、一対の柱14と、下側梁16及び上側梁18とを有して構成されるが、上記実施形態はこれに限らない。架構は、例えば、一対の柱と、一対の柱に架設される上下の水平部材を有して構成されても良い。なお、ここでいう水平部材とは、例えば、梁、小梁、スラブ等を含む概念である。
また、上記実施形態では、座屈補剛ブレース取付構造10が既存の架構12の架構に適用されるが、上記実施形態は、新築の架構にも適宜適用可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 座屈補剛ブレース取付構造
12 架構
18 上側梁
18L 下面(架構の内周面)
30 上側ブラケット(ブラケット)
36 取付面
50 座屈補剛ブレース
52 ブレース本体
52U 傾斜端面
60 補剛管
60U 傾斜端面

Claims (3)

  1. 架構と、
    傾斜端面を有し、前記架構の構面内に斜めに配置され、前記傾斜端面が前記架構の内周面に沿った取付面に重ねられた状態で溶接接合されるブレース本体と、
    前記ブレース本体が挿入される補剛管と、
    を備える座屈補剛ブレース取付構造。
  2. 前記補剛管は、前記取付面と正対する傾斜端面を有する、
    請求項1に記載の座屈補剛ブレース取付構造。
  3. 前記架構に設けられるブラケットを備え、
    前記取付面は、前記ブラケットに設けられる、
    請求項1又は請求項2に記載の座屈補剛ブレース取付構造。
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