JP7029453B2 - ばね装置及び結合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に2つの対象物を結合するための結合装置の構成部分となることができる、ばね装置に関する。
対象物を結合するため、特に家具構成部分又は機械構成部分を結合するための、結合装置は、特許文献1又は特許文献2から知られている。
欧州特許出願公開第1990549号明細書 独国特許出願公開第102013203289号明細書
本発明の課題は、構造が簡単であって、高いばね力と長いばね距離を得ることを可能にする、ばね装置を提供することである。
この課題は、以下のものを有するばね装置によって解決される:
弾性的な変形によって初期状態から変位(変形)された状態へ移行可能な、ばね部材;
ばね部材の変位された状態に達するために、ばね部材が当接することができる、当接部材、
その場合にばね部材の少なくとも1つの端部が、ばね部材の弾性変形によって当接部材に対して移動可能であり、
その場合にばね部材がその初期状態においてばね部材の、当接部材に対して移動可能な端部の方向に増大する、当接部材からの間隔を有している。
ばね部材と当接部材からなる本発明に係る組み合わせによって、好ましくは、ばね部材の最適な弾性変形を得ることができ、それによって最終的に特に高いばね力と長いばね距離が可能となる。
その場合にばね部材は、可逆的に変形可能である。
ばね部材の第1の端部は、特に、当接部材に対して移動可能なばね部材の端部とは反対側に配置されている。
ばね部材が、ばね部材の第2の端部において直接又は間接的に当接部材と結合されていると、効果的であり得る。第1の端部は、特にばね部材の、当接部材に対して固定されている端部である。
ばね部材の、当接部材に対して移動可能な端部は、特にばね部材の第2の端部である。
ばね部材は、特に最大に変位された状態に達するために、当接部材に当接しており、又は当接可能である。
本発明の形態において、ばね部材はその初期状態において、当接部材に対して移動可能なばね部材の端部の方向に常に増大する、及び/又は、連続的に増大する、及び/又は、超比例的に増大する、当接部材からの間隔を有することができる。
当接部材は、ばね部材を当接させるための当接面を有するこができ、その場合に当接面が湾曲して形成されている。特に当接面は、少なくとも近似的に円セクション形状に湾曲して形成することができる。
好ましくは、当接部材及び/又はばね部材は、それぞれ一定の曲率半径を有しており、その場合に2つの曲率半径は特に互いに異なっている。
さらに、当接部材又はばね部材は初期状態において湾曲なしで、及び/又は、線形に形成することができる。
当接面は、好ましくは、ばね部材の、当接面に当接する表面よりも強い曲率を有する円セクション形状を有している。
しかしまた、ばね部材の、当接面に当接可能な表面が、当接面よりも強い曲率を有することもできる。
上述した記載は、特にばね装置の初期状態に関する。
ばね部材の変位された状態において、特にばね部材の最大に変位された状態において、当接面と当接面に当接された、ばね部材の表面は、好ましくは、少なくとも近似的に等しい曲率を有している。その場合に特に、実質的に同一の円セクション形状の曲率を設けることができる。
円セクション形状の曲率というのは、特に、当接面に当接可能な、ばね部材の表面及び当接面自体がそれぞれ、表面及び当接面の法線ベクトルが共通の交点又は共通の交線を有するように、湾曲されていることである。
本発明の形態において、ばね部材と当接部材とは、互いに一体的に形成することができる。
ばね部材と当接部材とは、特に唯一の構成部分として、及び/又は、共通の形成ステップ又は形成方法において形成されており、又は形成可能である。
ばね装置は、例えばプラスチック射出成形製品とすることができる。
その代わりに、ばね部材は金属薄板成形製品であってもよい。
さらに、ばね装置がプラスチック射出成形製品及び/又は金属薄板成形製品を有することができる。
例えばばね部材が金属薄板成形製品であって、当接部材がプラスチック射出成形製品であることができる。
ばね部材は、例えば結合部材のベースボディのばね収容室内へ挿入可能であり、又は挿入されており、又は差込み可能であり、又は差し込まれている。ベースボディは、好ましくは、少なくとも1つの当接部材を有し、又は形成する。
ばね部材が当接部材に平面的に当接可能であると、好ましい場合がある。
特に、ばね部材は初期状態からの変位が増大するにつれて大きくなる接触面内で、直接当接部材に当接することができ、特に中断なしに当接部材に当接することができる。
ばね部材の変位が増大するにつれて、好ましくは、ばね部材の自由なセクション及び/又は当接部材に支持されていないセクションの長さが減少する。したがって特にばね部材の自由なばね長さは、好ましくは、変位が増大するにつれて減少される。ばね部材の自由なセクション及び/又は当接部材に支持されていないセクションの長さの減少が、特にばね力の増大をもたらす。
ばね部材は、好ましくは、変位が増大するにつれて、当接材上で転動する。
接触面は、特に、ばね部材と当接部材が互いに接触する面である。
接触面は、好ましくは、初期状態において最小であり、特にゼロに等しい。
初期状態からのばね部材の変位の開始と共に、好ましくは、ばね部材の第1の端部の領域内に接触面が生じる。
ばね部材の変位が増大するにつれて、接触面が好ましくは、特にばね部材の第1の端部から始まって、当接面に沿ってばね部材の、当接部材に対して移動可能な端部の方向に増大する。
接触面は、好ましくは、少なくとも近似的につながって、及び/又は、単純につながり合って形成されている。それによって特に、当接部材へのばね部材の確実な当接及び同時にばね部材の効率的な付勢が可能である。特にそれによって好ましくは、ばね部材の望ましくない点状又は線状の負荷又は過負荷を回避することができる。
変位された状態においてばね部材の局所的な弾性変形が、ばね部材と当接部材が互い接触する接触面に沿ったすべての箇所において少なくとも近似的に同一であると、効果的であり得る。
さらに、変位された状態においてばね部材の局所的な曲率が、ばね部材と当接部材が互いに接触する接触面に沿ったすべての箇所において少なくとも近似的に同一であると、効果的であり得る。
さらに、変位された状態においてばね部材の局所的な曲げモーメントが、ばね部材と当接部材が互いに接触する接触面に沿ったすべての箇所において、少なくとも近似的に同一であると、効果的であり得る。
ばね部材と当接部材は、好ましくは、上述した間隔及び/又は上述した変形を得ることができるように、互いに対して固定され、及び/又は、形成されている。
「少なくとも近似的に同一」というのは、特に変形度における偏差が最大で約30%、例えば最大で約20%、特に最大で約10%となることである。
ばね部材が部分的にのみ弛緩しており、それによって特にばね装置のロック状態、錠止状態及び/又は係止状態を得ることができる場合に、ばね部材には好ましくは、まだ部分的に当接部材に当接している。ばね部材の自由なばね長さは、ばね装置のロック状態、錠止状態及び/又は係止状態において、特に完全に弛緩した初期状態における自由なばね長さに比較して、短縮して形成されている。
ばね装置は複数のばね部材及び/又は複数の当接部材を有することができる。
さらに、ばね装置が唯一のばね部材及び/又は唯一の当接部材のみを有することができる。
ばね部材と当接装置が、好ましくは、ばねユニットを形成する。
ばね装置は、好ましくは、この種のばねユニットを複数有することができる。
ばね装置が複数のばねユニットを有し、その場合にばねユニットのばね部材が好ましくは、互いに逆方向に変形可能であり、特に変位可能であると、効果的であり得る。
その代わりに、ばねユニットのばね部材が同一の変位方向を有することができる。
ばね装置が複数のばね部材を有することができ、それらが並べて、又は変位方向に相前後して、又は互いに重なりあって、当接部材に当接可能である。
相前後して配置された複数のばね部材は、特にばねパケットとして形成されている。
当接部材に対して移動可能な、ばね部材の端部が、形成部材及び/又はフック部材を有していると、効果的であり得る。
特にばね部材の、当接部材に対して移動可能な端部の、曲げ返され、及び/又は、湾曲され、及び/又は、折り曲げられた終端部分を設けることができる。
ばね部材は、好ましくは、少なくとも近似的にL字形状を有している。
係止部材及び/又はフック部材によって、特にばね部材の係止セクションを形成することができる。この種の係止セクションによって、特に、ばね装置を結合装置の構成部分として利用することが、可能になる。
したがって本発明に係るばね装置は、特に結合装置内で使用するのに適している。
したがって本発明は、2つの対象物を結合するため、特に家具部分又は機械部分を結合するための、結合装置にも関する。
結合装置が少なくとも1つのばね装置、特に本発明に係るばね装置を有していると、好ましい場合がある。
その場合にばね装置の当接部材は、例えば結合装置の結合部材によって、又は互いに結合すべき2つの対象物の1つによっても、形成することができる。
結合装置が結合部材を有しており、その結合部材が一体的なベースボディを有し、そのベースボディが少なくとも1つのばね装置を有していると、好ましい場合がある。
ベースボディは、特にプラスチック材料及び/又は金属材料を有することができ、又はプラスチック材料及び/又は金属材料から形成することができる。
結合装置が1つ又は複数の結合部材を有しており、その結合部材が結合状態及び/又は係止状態において対象物の少なくとも1つに配置されており、その場合に少なくとも1つの結合部材が1つ又は複数のセルフカットしない保持突出部を有し、それがそれぞれ湾曲した支持面を有し、その支持面が縦断面において円弧形状であると、効果的であり得る。
1つ又は複数の保持突出部は、好ましくは、対象物の1つに設けられた、アンダーカット面を備えた溝内へ導入可能であり、そのアンダーカット面は縦断面において円弧形状である。
溝は、好ましくは、ベースセクションと、ベースセクションから厚み方向に離れるように延びる1つ又は複数のアンダーカットセクションとを有している。
1つ又は複数の保持突出部が、結合状態及び/又は係止状態において、好ましくは、溝の1つ又は複数のアンダーカットセクション内へ嵌入する。
結合装置が、第1の対象物に、及び/又は、その中に配置するための1つ又は複数の結合部材及び/又は第2の対象物に、及び/又は、その中に配置するための1つ又は複数の結合部材を有していると、好ましい場合がある。
対象物を互いに結合するために、好ましくは、第1の対象物に、及び/又は、その中に設けられた少なくとも1つの結合部材が、第2の対象物と、特に第2の対象物に、及び/又は、その中に設けられた少なくとも1つの結合部材と、係合可能である。
例えば第1の結合部材を第1の対象物に、及び/又は、その中に配置することができる。第2の結合部材は、好ましくは、第2の対象物に、及び/又は、その中に配置することができる。しかし、第2の対象物には結合部材を設けないこともできる。その場合には特に、第1の結合部材が第2の対象物に直接固定される。その場合に好ましくは、第2の結合部材が省かれる。
第1の結合部材は、好ましくは、1つ又は複数のばね装置又は1つ又は複数のばね装置の1つ又は複数のばね部材を有している。その場合に第2の結合部材又は第2の対象物自体が、好ましくは、1つ又は複数の作用セクション又は収容部材を有しており、その作用セクション又は収容部材に、1つ又は複数のばね部材の1つ又は複数の第2の端部が作用することができる。
1つ又は複数のばね部材のばね力は、好ましくは、2つの対象物の間に、特に第1の結合部材と第2の結合部材の間、又は第1の結合部材と第2の対象物の間に、保持力をもたらす。
したがってばね部材は、特に保持部材である。
結合装置は、さらに、好ましくは、少なくとも1つの結合部材を有しており、その結合部材が2つの対象物の間に結合を形成するための保持部材及び/又は保持部材の保持エネルギを貯蔵するための貯蔵装置を有している。
貯蔵装置は、特に、1つ又は複数のばね部材を変位された状態にロックするためのロック部材を有している。
貯蔵装置のロック部材によって、特に1つ又は複数のばね部材内にばね力を貯蔵することができる。
2つの対象物の間の結合を形成する前に、特に1つ又は複数のばね部材の付勢/変位によって、貯蔵装置に好ましくは、保持力が供給可能である。
供給された保持エネルギは、好ましくは、結合が形成されるまで貯蔵装置によって貯蔵可能である。その場合に特にエネルギの貯蔵は、1つ又は複数のばね部材内で行われる。
貯蔵装置が、2つの対象物の間に結合を形成する際に、及び/又は、2つの対象物の間に結合を形成するために、操作可能であると、効果的であり得る。
この操作によって保持部材が、好ましくは、保持エネルギを利用しながら保持位置へ移動可能である。特に、保持部材はばね部材として形成することができ、且つ、変位された状態から少なくとも変位の少ない状態へ、又は初期状態へ弛緩し、その場合に特に2つの対象物の間に力結合による、及び/又は、形状結合による結合が形成される。
さらに、結合部材を対象物内へ組み込む前、その間及び/又はその後に貯蔵装置に、特に1つ又は複数のばね部材に、保持エネルギを供給可能とすることができる。
本発明に係る装置は、特に2つの対象物を結合するのに適している。
したがって本発明は、2つの対象物、特に家具部分又は機械部分を結合する方法にも関する。
本発明に係る方法は、好ましくは、以下のことを有している:
結合装置、特に本発明に係る結合装置を準備し;
対象物の1つに結合部材を配置し、又は対象物の1つ内へ結合部材を挿入し;
結合部材を他の対象物と、特に他の対象物に、及び/又は、その中に配置された他の結合部材と結合する。
結合部材を他の対象物と結合するために、特にばね装置のばね部材が操作される。
本発明は、さらに、ばね装置及び/又はばね装置を有する結合装置を形成する方法に関する。
これに関して本発明の課題は、ばね装置及び/又は結合装置が簡単に形成可能であり、その場合に好ましくは、さらにすぐれたばね特性を得ることができる、方法を提供することである。
この課題は、本発明によれば、ばね装置、特に本発明に係るばね装置を形成する方法によって解決され、その場合に方法は好ましくは、以下のことを有している:
金属薄板細片を準備し、その金属薄板細片が少なくともU字状の材料切り欠き、特に打ち抜きを有しているので、U字状の材料切り欠き、特に打ち抜きによって包囲される金属薄板細片の中心セクションとU字状の材料切り欠き、特に打ち抜きを包囲するウェブセクションとが形成される;
ばね部材を形成するために、中心セクションを曲げ起こし;
ウェブセクションを次のように、ばね部材から側方へ離れるように張り出す1つ又は2つの保持突出部が形成されるように、可塑変形させ、その保持突出部が縦断面において特に円セクション形状であって;及び/又は、
金属薄板細片の一方の端部を次のように、すなわち金属薄板細片の端部が金属薄板細片上へ曲げ返され、且つ、特に移行セクションに固定されるように、可塑変形させ、その場合に移行セクションが中心セクションをウェブセクションと結合する。
金属薄板細片の変形された端部の、移行セクションから離れるように張り出す部分が、好ましくは、湾曲して形成される。
金属薄板細片の1つの端部によって、好ましくは、中心セクションによって形成されるばね部材を当接させるための当接部材が形成される。
金属薄板細片の1つの端部が、特に金属薄板細片のウェブセクション内に中心セクションを曲げ起こすことによって形成される開口部内へ挿入可能及び/又はその中に固定可能である。
ウェブセクション、特にウェブセクション内の開口部が、金属薄板細片の1つの端部を固定するための1つ又は複数の係止部材及び/又はクリップ部材を有していると、効果的であり得る。
例えば係止部材又はクリップ部材は、開口部内へ張り出す突出部によって形成することができる。
ばね部材の自由端部は、好ましくは、屈曲され、又は折り曲げられる。特にそれによって好ましくは、ばね部材の係合セクションが形成可能である。係合セクションは、特に係止部材又はフック部材である。
好ましくは、金属薄板細片は、横中心平面に関して鏡対称に形成されており、且つ、特に2つのU字形状の材料切り欠き、特に打ち抜きと2つの端部を有しているので、最終的に2つのばね部材と2つの当接部材を形成することができる。
ばね部材は、互いに背き合う変位方向に変位可能である。
金属薄板細片は、好ましくは、少なくとも近似的に、例えば少なくとも約0.5mm及び/又は最大で約1.5mmの、一定の厚みを有している。好ましくは、金属薄板細片の厚みは、少なくとも近似的に0.8mmである。
金属薄板細片の幅は、好ましくは、U字形状の材料切り欠きの領域内及びそれに伴って中心セクションとウェブセクションの領域内で、少なくとも約8mm、例えば約10mmである。
金属薄板細片の一方又は両方の端部は、好ましくは、少なくとも約5mm、及び/又は、最大で約8mm、例えば約6.8mmの幅を有している。
金属薄板細片は、好ましくは、1つ又は2つのU字形状の材料切り欠きの領域内で、1つ又は両方の端部の領域内よりも幅広である。
1つ又は両方の中心セクションによって形成される、1つ又は2つのばね部材の幅は、好ましくは、少なくとも近似的に、1つ又は両方の端部における金属薄板細片の幅に相当する。
金属薄板細片の様々な幅によって特に、しかるべき溝内にばね装置及び/又は結合装置の結合部材を係止するための1つ又は複数の保持突出部を形成することができる。
本発明の他の好ましい特徴及び/又は利点が、実施例についての以下の説明及び図面表示の対象物である。
結合装置によって互いに結合可能であって、そのためにアンダーカットセクションを備えた2つの溝を有している、2つの構成部分を図式的に示す斜視図である。 図1の構成部分を部分的に透明な状態で示している。 図1の構成部分の1つを図式的に示す横断面図である。 図3の構成部分を一部透明な状態で図式的に示す側面図である。 2つの構成部分を結合するための既知の結合装置の2つの結合部材と2つの構成部分を、構成部分が分離された状態において図式的に示す縦断面図である。 図5に示す構成部分と結合装置を、分離された状態と結合された状態の間の中間状態において図式的に示す、図5に相当する断面図である。 図5に示す構成部分と結合装置を、構成部分と結合装置の結合部材とが結合された状態で図式的に示す、図5に相当する断面図である。 図5に示す結合装置の第1の結合部材を図式的に示す斜視図である。 図5に示す結合装置の第2の結合部材を図式的に示す斜視図である。 結合装置の好ましい実施形態を図式的に示す側面図であって、当接部材に当接可能な2つのばね部材が設けられており、その場合にばね部材は初期状態で存在している。 図10に示す結合装置の、図10に相当する図式的な表示であって、その場合にばね部材がわずかに変位されている。 図10に示す結合装置の、図10に相当する図式的な表示であって、その場合にばね部材は、図11におけるよりもさらに変位されている。 図10に示す結合装置の、図10に相当する図式的な表示であって、その場合にばね部材は、最大に変位された位置に配置されている。 結合装置の他の代替的な実施形態を示しており、それにおいて金属薄板成形製品として形成された結合部材が設けられている。 図14の結合装置を図式的に示す側面図である。 図15に示す結合部材を、図15の矢印16の方向に見た、他の図式的な側面図である。 図15に示す結合部材を、図15の矢印17の方向に、上から見た図式的な上面図である。 図14に示す結合装置の結合部材を形成するための金属薄板細片を図式的に示す上面図である。
すべての図において、同一又は機能的に等しい部材には、同一の参照符号が設けられている。
全体を符号100で示す結合装置は、例えば第1の実質的にプレート形状の構成部分102を第2の同様に実質的にプレート形状の構成部分104と結合するために用いられる(図1から図4を参照)。
2つの構成部分102及び104は、例えば木又は合板からなるが、任意の他の材料から、例えば金属材料から、又はプラスチック材料(例えばプレキシガラス)からなることもできる。さらに、第1の構成部分102と第2の構成部分104は、互いに異なる材料からなることもできる。
2つの構成部分102及び104の結合された状態において、第1の構成部分102の、第1の構成部分102の幅狭側を形成する接触面106が、第2の構成部分104の、第2の構成部分104の主要面を形成する接触面108に当接する。
接触面106、108の各々において、それぞれ該当する構成部分102及び104に形成された溝110が開口しており、その溝は円筒セグメント形状又は円筒セクション形状のベースセクション112と、厚み方向116においてベースセクション112から離れるように延びる2つのアンダーカットセクション114とを有している。
ベースセクション112の曲率半径が溝の深さTよりも大きいので(図4を参照)、湾曲した溝底面118がそれぞれの接触面106、108と鋭角で交わる。
溝110のベースセクション112は、厚み方向116において、例えば約8mmの幅Bを有している。
溝110のアンダーカットセクション114の各々は、そのそれぞれの接触面106及び108とは逆の側において、溝底面118と面一の底面120によって仕切られており、その底面は円筒ジャケット部分形状に形成されており、且つ、ベースセクション112の溝底面118と等しい曲率半径を有している。
接触面106及び108の方向へ向かって、各アンダーカットセクション114は同様に円筒ジャケット部分形状のアンダーカット面122によって仕切られており、そのアンダーカット面は底面120と同心に形成されており、且つ、より小さい曲率半径を有している。
アンダーカットセクション114の各々は、側方において、それぞれの接触面106及び108に対して垂直に延びる側方の境界面124によって仕切られている。
アンダーカットセクション114の各々について、幅b、すなわち厚み方向116における延びは、例えば約1mmである。
アンダーカットセクション114の各々について、高さh、すなわち底面120とアンダーカット面12の間の間隔は、例えば約2mmである。
各溝110のベースセクション112は、それぞれの接触面106及び108に対して実質的に垂直に延びる側方の境界壁126によって仕切られており、それらの境界壁は互いに溝幅Bの間隔を有している。
上述した溝110を構成部分102と104に形成するために、例えば特許文献1に記述された溝フライス装置を使用することができる。
構成部分102、104を互いに結合するために、構成部分102、104の各々に1つ又は複数の溝110、特に上述した種類の溝110を設けることができる。
しかしまた、構成部分102、104の一方だけに1つ又は複数の溝110、特に上述した種類の溝110が設けられ、他の構成部分104、102は上述した種類の溝110をもたず、他のように形成された溝110、1つ又は複数の孔、1つ又は複数の凹部、1つ又は複数の突出部及び/又は1つ又は複数の切り欠きを有し、又は未加工とすることもできる。
種々の構成部分102、104を結合するための結合装置100の種々の実施形態を、以下で説明する。
図5から図8に示す、全体を符号100で示す結合装置の実施形態は、特許文献2から知られている。
構成部分102、104を互いに結合するために、結合装置100は第1の結合部材130と第2に結合部材132とを有している。
好ましくは、結合部材130、132の各々は、ベースボディ134を有しており、そのベースボディが実質的に円筒セグメント形状又は円筒セクション形状に形成されている。
ベースボディ134は、溝110のベースセクション112に対して特に少なくともセクションにおいて、且つ、少なくとも近似的に、相補的に形成されている。
結合部材130、132の各々は、さらに2つの保持突出部136を有しており、その保持突出部が厚み方向116において、ベースボディ14の、ベースセクション112にして相補的に形成されているセクションから離れるように延びている。
保持突出部136は、アーチ形状に湾曲されており、且つ、少なくとも近似的に、溝110のアンダーカットセクション114に対して実質的に相補的に、形成されている。
したがって保持突出部136によって、結合部材130、132は少なくとも結合方向138に関して形状結合で構成部分102、104に、特に構成部分102、104の溝110内に、固定することができる。
そのために結合部材130、132は、アンダーカットセクション114に沿って構成部分102、104の溝110内へ挿入可能である。
特に図8から明らかなように、第1の結合部材130はベースボディ134、保持突出部136及び1つ又は複数のばね部材140を有している。
ばね部材140は、例えば板ばねである。
各ばね部材140は、ベースボディ134へ向いた第1の端部142と、ベースボディ134とは逆の第2の端部144とを有している。
各ばね部材140のベースボディ134へ向いた端部142によって、ばね部材140がベースボディ134に配置され、特にベースボディ134と一体的に結合されている。
各ばね部材140のベースボディ134とは逆の端部144は、結合方向138に対して横方向に、特に実質的に垂直に、方向づけされた変位方向146に移動可能である。
そのためにばね部材140は、弾性的に撓むことができるように形成されている。
図5から図8に示す、第1の結合部材130の実施形態において、2つのばね部材140が設けられており、それらは結合部材130、132を結合するために、第2の結合部材132の収容部材(これから説明する)と直接接触する。したがってそれらのばね部材140は、メインばね部材148である。
他のばね部材140は補助ばね部材150であって、それらは結合部材130、132を結合するために間接的にのみ、すなわちメインばね部材148によって、第2の結合部材132の収容部材と協働する。
補助ばね部材150は、メインばね部材148に隣接して配置されており、補助ばね部材150のベースボディ134とは逆の端部144に当接セクション152を有しており、その当接セクションによって補助ばね部材150がメインばね部材148に当接することができ、それによってメインばね部材148に作用することができる。
メインばね部材148は、メインばね部材148のベースボディ134とは逆の端部144にそれぞれ係合セクション154を有しており、その係合セクションによってメインばね部材148は、結合部材130、132を結合するための第2の結合部材132の収容部材と係合することができる。
特にメインばね部材148の係合セクション154は、第2の結合部材132の収容部材と係合するために、変位方向146に変位可能である。
補助ばね部材150は、メインばね部材148の係合セクション154とは逆の側に配置されている。
メインばね部材148の係合セクション154は、好ましくは、互いに逆となる変位方向146において横中心平面156から離れるように移動することができる。その場合に、補助ばね部材150のベースボディ134とは逆の端部144が同様に該当する変位方向146に変位される。
変位のために必要とされる力は、補助部材150が付加的に変位することによって著しく増大される。というのは、変位に抗するばね力は、少なくとも近似的に、メインばね部材148と対応づけられた補助部材150のばね力との合計となるからである。
したがって補助ばね部材150は、メインばね部材148のばね作用又はばね力を強化するための強化部材158を形成する。
第2の結合部材132は、同様にベースボディ134を有しており、そのベースボディが少なくともセクションにおいて、且つ、少なくとも近似的に、構成部分102、104の溝110に対して相補的に成形されている。
第2の結合部材132は、さらに2つの保持突出部136を有しており、それらはアーチ形状に形成されており、且つ、溝110のアンダーカットセクション114に対してほぼ相補的に形成されている。
したがって第2の結合部材132も、簡単に溝110内へ導入して、その中に固定することができる。
第2の結合部材132は、好ましくは、収容部材168を有しており、その収容部材によって第2の結合部材132が第1の結合部材130と、特に第1の結合部材130のばね部材140と、係合することができる。
収容部材168は、収容部材168の結合平面166へ向いた端部170において、ベースボディ134に配置され、特に固定されている(図5、7及び9を参照)。
収容部材168は、第2の結合部材132のベースボディ134の2つの側壁172の間に配置されている。
側壁172内に切り欠き174、特に開口部176を次のように、すなわちこれらの側壁172の間に延びる収容部材168が部分的にこの切り欠き174に沿って延びて、したがってこの領域内では側壁172と結合されず、したがってベースボディ134と結合されないように、設けることができる。代替的にこれらの切り欠き174は、省くこともできるので、つながった側壁172が設けられる。
収容部材168は、好ましくは、2つの収容突出部178を有している。
収容部材168の収容突出部178は、特に曲げることができるように、又は堅固に形成されている。
収容部材168は、特に第2の結合部材132の中央に配置されており、且つ、第2の結合部材132の横中心平面156に関して鏡対称に形成されている。特に収容部材168の収容突出部178は、横中心平面156に関して互いに対して鏡対称に形成されており、且つ、互いに対して鏡対称に配置されている。
収容部材168の外側の表面182は、好ましくは、少なくとも近似的に放物線形状を有しており、その場合にx軸線が結合平面166内に、そしてy軸線が横中心平面156内に延びている(特に図7を参照)。
メインばね部材148、特にメインばね部材148の係合セクション154は、結合部材130、132を互いに結合する場合に、収容部材168のこの表面182に沿って移動される。その場合に表面182が放物線形状であることに基づいて、メインばね部材148が変位する場合に力の増大が最初は大きくて、次により小さくなる。
ばね部材140、特にメインばね部材148は、収容部材168の表面182に沿って移動する場合に蓄勢されるので、収容部材168の表面182が収容部材168のクランプセクション184を形成する。
特に図7から明らかなように、メインばね部材148の係合セクション154と収容部材168は、結合された状態において、例えばそれぞれ斜面188によって互いに当接する。
この斜面188によって、一方で、結合部材130、132が結合された状態において引張り力が結合部材130、132に作用することになり、その引張り力が結合部材130、132を互いに対して引っ張る。他方で、斜面188によって、結合部材130、132を損傷なしで互いに分離できることを、効果的に保証することができる。特に第1の結合部材130のメインばね部材148は、斜面188に基づいて好ましくは、結合方向138とは逆に収容部材168の斜面188に沿って滑り移動することができ、それによってメインばね148の係合セクション154は収容部材168の収容突出部178との係合を解除することができる。
結合装置100の他の(図示されない)実施形態において、例えば他の数のメインばね部材148及び/又は補助ばね部材150を設けることができる。さらに、代替的な実施形態において、メインばね部材148は、メインばね部材148の係合セクション154が互いに背き合って配置されて、メインばね部材148を変位させるために互いに近づくように移動可能であるように、形成し、且つ、配置することができる。その場合に付属の第2の結合部材132は、好ましくは、2つの互いに離隔した収容部材168を有しており、それらは、結合部材130、132が結合された状態において、メインばね部材148の横中心平面156とは逆の側に配置されている。
図5から図9に示す、結合装置100の実施形態は、以下のように機能する:
まず、構成部分102、104の、構成部分102、104が互いに組み立てられた状態において互いに対向する側に、溝110が設けられる。特に溝110は、例えば特許文献1から知られているような、特殊な工具によって構成部分102、104にフライス形成される。
その後、結合部材130及び132は、溝110内へ簡単に挿入することにより、取り付けることができる。
この挿入プロセスにおいて結合部材130、132の保持突出部136が溝110のアンダーカットセクション114と係合することによって、結合部材130、132は少なくとも結合方向138における結合部材130、132の移動に関して、形状結合で構成部分102、104内に固定される。
その場合に第1の結合部材130は、第1の構成部分102内に固定される。
これは特に、第1の構成部分102が、その幅狭側又は前側によって第2の構成部分104のメイン側と結合されるべき構成部分102、104である場合に、重要であり得る。
すなわちそれは、溝110及びそれに伴って結合部材130、132が、特にプレート形状の構成部分102、104の幅狭側及び前側に配置される場合に、通常、第1の結合部材130の部分、特にメインばね部材148及び/又は補助ばね部材150が、構成部分102、104の表面、特に構成部分102、104が互いに当接する接触面106、を越えて張り出す場合に、通常、問題にならない。
第2の結合部材132は、好ましくは、第2の構成部分104のメイン面内に配置された溝110内に配置されており、その場合に第2の結合部材132は、好ましくは、メイン面、特に接触面106、を越えて張り出さない。
したがって第2の構成部分104は、第2の結合部材132がすでに取り付けられているにもかかわらず、メイン面によって他の、特にプレート形状の構成部分102、104上に重ねることができ、構成部分102、104又は第2の結合部材132の損傷を危惧する必要はない。
結合部材130、132及びそれに伴って構成部分102、104を互いに結合するために、構成部分102、104はその中に配置されている結合部材130、132と共に、結合平面166に対して好ましくは、垂直の、結合方向138に沿って互いに近づくように移動される。
その場合に、特に図5から図7から明らかなように、まずメインばね部材148が収容部材168と、特に収容部材168のクランプセクション184と、係合する。
メインばね部材148の係合セクション154は、それが収容部材168のクランプセクション184に沿って移動する場合に、変位方向146において横中心平面156から離れるように移動される。その場合にメインばね部材148は変位されて、したがって付勢される。
メインばね部材148が変位することによって、補助ばね部材150も変位される。
補助ばね部材150に基づいて、メインばね部材148が変位するために必要とされる力とそれに伴ってメインばね部材148のばね力も強化される。
したがって、結合部材130、132を互いに結合するためには、メインばね部材148が強化部材158として用いられる補助ばね部材150なしで設けられる場合よりも、ずっと大きい力が加えられなければならない。
収容突出部168の表面182の放物線形状に基づいて、第1の結合部材130を第2の結合部材132上へ載せる場合に、メインばね部材148がまずより高速で変位され、次により低速で変位される。
それによって特に、結合部材130、132及びそれに伴って構成部分102、102を互いに堅固に結合するために、大きいばね張力を発生させることができ、その場合に同時に結合部材130、132を結合するために必要とされる最大力が減少される。
図5から図9に示す実施形態において、結合部材130、132を互いに結合することは、さらに、収容部材168の収容突出部178が撓みやすく、特にしなやかに形成されていることによって、最適化される。それによってメインばね部材148の係合セクション154は、は、収容部材168の収容突出部178をより簡単に通過することができる。
図10から図13に示す結合装置100の実施形態は、図5から図9に示す実施形態から、実質的に、結合装置100がばね部材140の他の配置を有していることによって異なっている。
その場合に結合装置100は、ばね装置200を有しており、そのばね装置が2つのばねユニット202を有している。各ばねユニット202は、ばね部材140と当接部材204によって形成される。
当接部材204によって、ばね部材140のばね力を最適化することもできる。
図10から図13に示す結合装置100の実施形態において、特に補助ばね部材は設けられていない。
当接部材204は、特に硬く、且つ、撓まないように形成されている。
特に図10から図13から読み取ることができるように、ばね装置200は、特に結合装置100の第1の結合部材130に設けることができる。
特にばね装置200は、2つの対象物、特に構成部分102、104を互いに結合するために、図5から図9に示す結合装置100の実施形態の第2の結合部材132の収容部材168と係合することができる。
図10から図13に示す結合装置100の実施形態において、特に、第1の結合部材130は一体的なベースボディ134を有することができ、そのベースボディがプラスチック射出成形製品206として形成されている。
したがってベースボディ134は、特に2つの当接部材204と2つのばね部材140とを有している。
図10に示すばね部材140の初期状態において、ばね部材は当接部材204に対して次のように、すなわち各ばね部材140の第1の端部142から始まってそれぞれ第2の端部144の方向において、それぞれ付属の当接部材204に対する間隔Aが超比例的に増大するように、配置及び/又は形成されている。
その場合に各当接部材204の、それぞれのばね部材140へ向いた側に、当接面208が形成されており、その当接面はそれぞれのばね部材140が変位する場合にそのばね部材と直接接触する。
その場合に当接面208は、特に円セクション形状に湾曲して形成されている。
ばね部材140は、初期状態において、好ましくは、実質的にまっすぐに、及び/又は、湾曲されずに形成されている。
第2の端部の領域内で、各ばね部材140の端部領域のみが、例えば屈曲し、又は折り曲げ、又は他のように曲げることができる。それによって特に、ばね部材140がそれぞれ、他の結合部材132と結合するための係合セクション154を有することを、可能にすることができる。
その場合に係合セクション154は、は、特に係止部材210又はフック部材211である。
特に図10から図13の比較から明らかなように、ばね部材140は横中心平面156から離れるように外側へ向かって変位することができる。
その場合にばね部材140は、特に当接部材204の方向へ移動される。
原則的に、ばね部材140が変位する場合に、局所的にきわめて異なる負荷が生じ、その負荷が局所的にきわめて異なる変形度を生じさせる。
当接部材204を使用しない場合に、これによって、図10から図13に示す結合装置100の実施形態のばね部材140において、特に、ばね部材140がそれぞれ第1の端部142の領域内で特に著しい負荷を受けて、それに応じて変形されることになる。
特に第2の端部144の領域内では、実際に変形は生じない。
この種の変形挙動によって、特にばね部材140の局所的可塑変形又は他の損傷が生じる前に、わずかなばね力しか加えることはできない。
それに対して当接装置204を使用することによって、各ばね部材140の最適な弾性変形を得ることができ、それによって最終的に高いばね力が可能となる。
そのためにばね部材140は、当接部材204上で転動され、その場合に実質的にそれぞれの当接部材204の当接面208の形状をとる。
したがってばね部材140は、特に実質的に円セクション形状に湾曲される。
特に図10から図13から読み取ることができるように、その場合に接触面212が生じ、その接触面は、ばね部材140と当接部材204が互いに接触する面である。
この接触面212は、ばね部材140の変位が増大するにつれて大きくなり、その場合に特にばね部材140の第1の端部142から当接部材204の当接面208に沿ってばね部材140の第2の端部144の方向へ広がる。
その場合に接触面212は、好ましくは、中断なしにつながって形成されているので、特に当接部材204にばね部材140が平面的に均一に当接する。これが最終的に、ばね部材140の均一な変形を可能にし、それによってばね部材140はできる限りその全長にわたってほぼ可塑変形限界まで均一に弾性変形することができる。その場合にそれによって生じる復帰力が、各ばね部材140の所望の高いばね力をもたらす。
図13から明らかなように、結合部材100は保持力、特にばね力を貯蔵するための貯蔵装置214を有することができる。
貯蔵装置214は、特にロック部材216を有しており、そのロック部材によって、保持部材218として用いられるばね部材140が変位された状態にロック可能である。
したがって貯蔵装置214、特にロック装置216によって、結合部材130のばね部材140の付勢を得ることができ、それによって2つの結合部材130、132を結合するために必要な力を、特に構成部分102、104を取り付ける間、小さく抑えることができる。
特に、ロック部材216は、ばね部材140を解放するために、他の結合部材132によって操作すること、好ましくは、除去し、又は破壊することができる。
その後ばね部材140は、特に次のように、すなわちそのばね部材が他の結合部材132の収容部材168を把持して、したがって2つの結合部材132の間の結合を形成するように、弛緩する。
そのほかにおいて、図10から図13に示す結合装置100の実施形態は、構造と機能に関して図5から図9に示す実施形態と一致するので、その限りにおいてその上述した説明が参照される。
図14から図18に示す結合装置100の他の実施形態は、図10から図13に示す実施形態から実質的に、第1の結合部材130のベースボディ134が金属薄板成形製品220として形成されていることによって、異なっている。
図14から図18に示す実施形態に基づく結合部材130は、特に金属薄板細片222から形成することができる(図18を参照)。
その場合に金属薄板細片222は、例えば約0.8mmの材料厚みM(厚み)を有している。
金属薄板細片222は、特に横中心平面156に関して実質的に鏡対称に形成されている。
金属薄板細片222は、金属薄板細片222の互いに逆となる端部224において、好ましくは、幅BEを有しており、その幅は金属薄板細片222の2つの端部224の間に配置されている中央セクション226における幅BZよりも小さい。
中央のセクション226は、特に1つ又は複数のU字状の材料切り欠き228、特に打ち抜き230を有している。
このU字状の材料切り欠き228によって、特にそれぞれ中心のセクション232と、中心のセクション232を包囲するウェブセクション234が形成される。
中心のセクション232は、特に金属薄板細片222の平面から曲げ起こすことができる。
その場合に中心のセクション232は、特にばね部材140を形成する。
移行セクション236内では、中心のセクション232がウェブセクション234と結合されたままである。
その場合に移行セクション236は、特に各ばね部材140の第1の端部142である。
ばね部材140の第2の端部144は、例えば折り曲げられ、又は曲げられ、それによって最終的に係合セクション154が形成される。
ウェブセクション234は、特に円セクション形状に湾曲されて、その後突出部136を形成し、その突出部は縦断面において円セクション形状である。
したがって、ウェブセクション234によって形成されるこの突出部136によって、結合部材130が特に形状結合で、構成部分102、104内の溝110内に固定可能である。
当接部材204は、金属薄板細片222の端部224を変形することによって形成される。
そのために端部224が金属薄板細片222の中央のセクション226上へ折り返され、その場合に特に各端部224の湾曲したセクションが形成され、そのセクションが各当接部材204の当接面208を形成する。
端部224は、特に金属薄板細片222の開口部238内へ差し込まれ、又は挟持される。この開口部238は特に、中央のセクション226から中心のセクション232を曲げ起こすことによって生じる。
例えば、ウェブセクション234の領域内に形成され、且つ、開口部238内へ張り出す突出部240によって、それぞれの端部224の確実な締めつけ固定を保証することができる。
金属材料から、特に金属薄板から、結合部材130、特に結合部材130のばね部材140を形成することによって、好ましくは、ばね部材140が長い期間にわたって変位された状態においてそのばね力を維持し、したがって2つの結合部材130、132の間の確実な結合が存続することを、保証することができる。
その場合にばね部材140と当接部材204を組み合わせることによって、同時に少ない材料とコストによってきわめて高いばね力を得ることができる。
そのほかにおいて、図14から図18に示す結合装置100の実施形態は、構造と機能に関して、図10から図13に示す実施形態と一致するので、その限りにおいてその説明が参照される。
結合装置100の他の(図示されない)実施形態において、上述した結合装置の個々の、又は複数の特徴及び/又は利点を互いに任意に組み合わせることができる。
100 結合装置
102 構成部分
104 構成部分
106 接触面
108 接触面
110 溝
112 ベースセクション
114 アンダーカットセクション
116 厚み方向
118 溝底面
120 底面
122 アンダーカット面
124 境界面
126 境界壁
130 結合部材
132 結合部材
134 ベースボディ
136 保持突出部
138 結合方向
140 ばね部材
142 端部
144 端部
146 変位方向
148 メインばね部材
150 補助ばね部材
152 当接セクション
154 係合セクション
156 横中心平面
158 強化部材
166 結合平面
168 収容部材
170 端部
172 側壁
174 切り欠き
176 開口部
178 収容突出部
182 表面
184 クランプセクション
188 斜面
200 ばね装置
202 ばねユニット
204 当接部材
206 プラスチック射出成形製品
208 当接面
210 係止部材
211 フック部材
212 接触面
214 貯蔵装置
216 ロック装置
218 保持部材
220 金属薄板成形製品
222 金属薄板細片
224 端部
226 中央のセクション
228 材料切り欠き
230 打ち抜き
232 中心セクション
234 ウェブセクション
236 移行セクション
238 開口部
240 突出部
A 間隔
B 溝幅
b 幅
h 高さ
M 材料厚み

Claims (17)

  1. -弾性変形によって初期状態から変位された状態へ移行可能なばね部材(140)と、
    -前記ばね部材(140)の変位された状態に達するために、前記ばね部材(140)が当接可能な当接部材(204)と、
    を具備し、
    前記ばね部材(140)の少なくとも1つの端部(144)が、前記ばね部材(140)の弾性変形によって前記当接部材(204)に対して移動可能であり、前記ばね部材(140)が、その前記初期状態において、前記当接部材(204)に対して移動可能な当該ばね部材(140)の前記端部(144)の方向に増大する、前記当接部材(204)からの間隔(A)を有しており、
    前記ばね部材が部分的にのみ弛緩したとき、前記ばね部材が、まだ部分的に前記当接部材に当接しているばね装置(200)。
  2. 前記ばね部材(140)が、その前記初期状態において、前記当接部材(204)に対して移動可能な当該ばね部材(140)の前記端部(144)の方向に超比例的に増大する、前記当接部材(204)からの間隔(A)を有していることを特徴とする請求項1に記載のばね装置(200)。
  3. 前記当接部材(204)が、前記ばね部材(140)を当接させるための当接面(208)を有し、前記当接面(208)が、湾曲して、特に少なくとも近似的に円セクション形状に湾曲して、形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のばね装置(200)。
  4. 前記ばね部材(140)と前記当接部材(204)とが互いに一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のばね装置(200)。
  5. 前記ばね装置(200)が、プラスチック射出成形製品(206)及び/又は金属薄板成形製品(220)であり、又はそれを有している、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のばね装置(200)。
  6. 前記ばね部材(140)が、前記初期状態からの変位が増大するにつれて、より大きくなる接触面(212)内で直接前記当接部材(204)に当接可能であり、又は当接することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のばね装置(200)。
  7. 前記変位された状態において、前記ばね部材(140)の局所的な弾性変形が、前記ばね部材(140)と前記当接部材(204)とが互いに接触する接触面(212)に沿ってすべての箇所において、少なくともほぼ同一であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のばね装置(200)。
  8. 前記当接部材(204)に対して移動可能な前記ばね部材(140)の前記端部(144)が、係止部材(210)及び/又はフック部材(211)を有していることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のばね装置(200)。
  9. 2つの対象物を結合するため、特に2つの家具部分又は機械部分を結合するための結合装置(100)であって、当該結合装置(100)が請求項1から8のいずれか1項に記載の少なくとも1つのばね装置(200)を有している結合装置。
  10. 前記結合装置(100)が結合部材(130、132)を有し、前記結合部材が、少なくとも1つのばね装置(200)を備える一体的なベースボディ(134)を有していることを特徴とする請求項9に記載の結合装置(100)。
  11. 前記結合装置(100)が、結合状態及び/又は係止状態において前記対象物に配置された複数の結合部材(130、132)を有し、前記結合部材(130、132)が、1つ又は複数のセルフカットしない保持突出部(136)を有し、前記保持突出部がそれぞれ、縦断面において円弧形状の湾曲した支持面を有し、前記1つ又は複数の保持突出部(136)が、前記対象物の1つに設けられ、且つ、縦断面において円弧形状である湾曲したアンダーカット面(122)を備えた溝(110)内へ導入可能であり、
    前記溝が、ベースセクション(112)と、厚み方向(116)において前記ベースセクション(112)から離れる方へ延びる1つ又は複数のアンダーカットセクション(114)とを有しており、前記1つ又は複数の保持突出部(136)が、前記結合状態及び/又は前記係止状態において、前記溝(110)の前記1つ又は複数のアンダーカットセクション(114)内へ嵌入することを特徴とする請求項9又は10に記載の結合装置(100)。
  12. 前記結合装置(100)が、第1の対象物に及び/又は前記第1の対象物の中に配置するための1つ又は複数の結合部材(130、132)、及び/又は、第2の対象物に及び/又は前記第2の対象物の中に配置するための1つ又は複数の結合部材(130、132)を有しており、前記対象物を互いに結合するために、前記第1の対象物に及び/又は前記第1の対象物の中に設けられた少なくとも1つの結合部材(130、132)が、前記第2の対象物と、特に前記第2の対象物に及び/又は前記第2の対象物の中に設けられた少なくとも1つの結合部材(130、12)と、係合可能であることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の結合装置(100)。
  13. 前記結合装置(100)が、2つの前記対象物の間の結合を形成するための保持部材(218)と、前記保持部材(218)の保持エネルギを貯蔵するための貯蔵装置(214)とを備えた少なくとも1つの結合部材(130、132)を有していることを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の結合装置(100)。
  14. 2つの前記対象物の間の結合を形成する前に、前記貯蔵装置(214)へ保持エネルギが供給可能であり、且つ、供給された前記保持エネルギは、結合が形成されるまで前記貯蔵装置(214)によって貯蔵可能であることを特徴とする請求項13に記載の結合装置(100)。
  15. 前記貯蔵装置(214)が、2つの前記対象物の間に結合を形成する際に、且つ/又は、2つの前記対象物の間に結合を形成するために、操作可能であり、前記保持部材(218)が前記保持エネルギを利用しながら保持位置へ移動可能であることを特徴とする請求項13又は14のいずれか1項に記載の結合装置(100)。
  16. 2つの対象物、特に家具部分又は機械部分を結合する方法であって、
    -請求項9から15のいずれか1項に記載の結合装置(100)を準備することと、
    -結合部材(130、132)を前記対象物の1つに配置すること、又は、結合部材(130、132)を前記対象物の1つ内へ挿入することと、
    -前記結合部材(130、132)を他の前記対象物と、特に他の前記対象物に及び/又は他の前記対象物の中に配置されている他の結合部材(130、132)と結合することを含む方法。
  17. 請求項1から8のいずれか1項に記載のばね装置(200)を形成する方法であって、
    -少なくとも1つのU字形状の材料切り欠き(228)、特に打ち抜き(230)を有する金属薄板細片(222)を準備することであって、前記U字状の材料切り欠き(228)、特に打ち抜き(230)によって包囲される、前記金属薄板細片(222)の中心セクション(232)と、前記U字状の材料切り欠き(228)、特に打ち抜き(130)を包囲する前記金属薄板細片(222)のウェブセクション(234)とが形成されるように、準備することと、
    -ばね部材(140)を形成するために、前記中心セクション(232)を曲げ起こすことと、
    -前記ばね部材(140)から側方へ離れるように張り出し且つ縦断面において特に円セクション形状である1つ又は2つの保持突出部(136)が形成されるように、前記ウェブセクション(234)を可塑変形させることと、
    -前記金属薄板細片(222)の端部(224)が当該金属薄板細片(222)上へ曲げ戻され、移行セクション(236)に固定されるように、前記金属薄板細片(222)の前記端部(224)を可塑変形することであって、前記移行セクション(236)が前記中心セクション(232)を前記ウェブセクション(234)と結合し、前記移行セクション(236)から離れるように張り出す部分が湾曲して形成されている、前記金属薄板細片(222)の変形された前記端部(224)の部分を可塑変形させることを含む方法。
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