JP7024701B2 - 搬送装置 - Google Patents
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Description
(1)複数種類のワークを流す製造ラインに沿って移動する台車と、当該台車に装着され前記ワークを搭載する可動受け治具と固定受け治具を備え、前記可動受け治具が前記ワークの種類に応じて切替可能に形成された搬送装置であって、
前記可動受け治具は、前記台車に軸支されて倒伏状態と起立状態との間を回動可能に形成された支持アームと、当該支持アームに形成され前記起立状態で一のワークを支承する一のワーク支承部と、前記支持アームに形成され前記倒伏状態で他のワークを支承する他のワーク支承部と、前記支持アームに連結され前記一のワーク支承部に支承される前記一のワークのみに当接する補助アームと、を備え、
前記支持アームは、前記補助アームに当接した前記一のワークの自重によって倒伏状態から起立状態に回動することを特徴とする。
前記一のワーク支承部は、前記支持アームの先端部側に形成され、かつ、前記可動受け治具の重心位置は、前記支持アームが倒伏状態のとき前記台車に軸支された軸中心に対して前記支持アームの先端部側に在り、前記支持アームが倒伏状態から起立状態へ回動する途中で、前記軸中心を超えて前記先端部側の反対側へ移動することを特徴とする。
前記支持アームには、前記可動受け治具の重心位置を調節する重心位置調節部材を備えたことを特徴とする。
前記補助アームは、前記支持アームに対して所定の角度範囲で上下方向に回動可能に連結されていることを特徴とする。
前記支持アームには、前記台車の左右方向に延伸された支持アーム起倒ロッドを備え、
前記製造ラインには、前記ワークを次工程に移載した後、新たなワークを搭載する搭載位置に前記台車を帰還させる台車帰還経路において、前記台車から離間した位置に固定され前記支持アーム起倒ロッドに当接する作動部材を備え、
前記台車が前記台車帰還経路を移動する際、前記作動部材が前記支持アーム起倒ロッドを押圧して、前記支持アームを起立状態から倒伏状態に回動させることを特徴とする。
前記支持アーム起倒ロッドは、前記台車の左右方向に配置された複数の前記可動受け治具の支持アームを連結して、前記支持アームを倒伏状態と起立状態との間で同期して回動させる同期ロッドを兼ねることを特徴とする。
まず、本実施形態の搬送装置の構造について、図1~図4を用いて説明する。図1に、本発明の実施形態に係る搬送装置における概略斜視図を示す。図2に、図1に示す搬送装置を適用した自動車の塗装ラインの例の概略平面図を示す。図3に、図2に示すワーク搭載工程からワーク移載工程までを台車が移動する場合において、図1に示す搬送装置における可動受け治具の概略斜視図を示す。図4に、図2に示す台車帰還経路を台車が移動する場合において、図3に示す可動受け治具のX視概略斜視図を示す。ここで、図1に示す矢印は、搬送装置における台車の前後、左右、上下を示す。
次に、本搬送装置10における可動受け治具2の動作方法について、図5、図6を用いて説明する。図5に、図3に示す可動受け治具の動作説明図を示す。図5(A)に、支持アームが倒伏状態のときに起立する補助アームに一のワークが当接する状態を示し、図5(B)に、一のワークの自重によって補助アームを押圧し支持アームを起立状態へ回動させる途中の状態を示し、図5(C)に、支持アームが起立状態となり支持アームの先端部に形成された一のワーク支承部に一のワークを搭載した状態を示す。図6に、図5(B)に示すY視正面図を示す。
また、本実施形態に係る搬送装置10によれば、可動受け治具2は、台車1に軸支されて倒伏状態と起立状態との間を回動可能に形成された支持アーム21と、当該支持アーム21に形成され起立状態で一のワークW1を支承する一のワーク支承部22(221)と、支持アーム21に形成され倒伏状態で他のワークW2、W3を支承する他のワーク支承部22(222、223)と、支持アーム21に連結され一のワーク支承部22(221)に支承される一のワークW1のみに当接する補助アーム23と、を備え、支持アーム21は、補助アーム23に当接した一のワークW1の自重によって倒伏状態から起立状態に回動するので、支持アーム21に形成された一のワーク支承部22(221)に一のワークW1を搭載するときには、一のワークW1の自重によって押された補助アーム23を介して支持アーム21を自動的に起立状態にできる。そのため、少なくとも、支持アーム21を倒伏状態から起立状態に回動させる駆動装置を不要とすることができる。その結果、装置全体の軽量化、簡素化が容易となる。
上述した実施形態は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更することができる。例えば、本実施形態では、可動受け治具2の重心位置JPは、支持アーム21が倒伏状態のとき台車1に軸支された軸中心JCに対して支持アーム21の先端部側に在り、支持アーム21が倒伏状態から起立状態へ回動する途中で、軸中心JCを超えて先端部側の反対側へ移動する。しかし、必ずしも上記構成に限る必要はなく、例えば、図7に示すように、支持アーム21が倒伏状態から起立状態に回動する途中で、軸中心JCを超えてターンオーバーする引張ばね29を、支持アーム21と支持ブラケット24との間に装着してもよい。
2、2R、2L 可動受け治具
3 固定受け治具
10 搬送装置
21 支持アーム
22 ワーク支承部
23 補助アーム
25 重心位置調節部材
26 支持アーム起倒ロッド
27 作動部材
212 先端部
221 一のワーク支承部
222、223 他のワーク支承部
DL 同期ロッド
JC 軸中心
JP 重心位置
JP1、JP2、JP3 重心位置
KL 台車帰還経路
SL 製造ライン
W、W1、W2、W3 ワーク
W1 一のワーク
W2、W3 他のワーク
β 角度範囲
Claims (6)
- 複数種類のワークを流す製造ラインに沿って移動する台車と、当該台車に装着され前記ワークを搭載する可動受け治具と固定受け治具を備え、前記可動受け治具が前記ワークの種類に応じて切替可能に形成された搬送装置であって、
前記可動受け治具は、前記台車に軸支されて倒伏状態と起立状態との間を回動可能に形成された支持アームと、当該支持アームに形成され前記起立状態で一のワークを支承する一のワーク支承部と、前記支持アームに形成され前記倒伏状態で他のワークを支承する他のワーク支承部と、前記支持アームに連結され前記一のワーク支承部に支承される前記一のワークのみに当接する補助アームと、を備え、
前記支持アームは、前記補助アームに当接した前記一のワークの自重によって倒伏状態から起立状態に回動することを特徴とする搬送装置。 - 請求項1に記載された搬送装置において、
前記一のワーク支承部は、前記支持アームの先端部側に形成され、かつ、前記可動受け治具の重心位置は、前記支持アームが倒伏状態のとき前記台車に軸支された軸中心に対して前記支持アームの先端部側に在り、前記支持アームが倒伏状態から起立状態へ回動する途中で、前記軸中心を超えて前記先端部側の反対側へ移動することを特徴とする搬送装置。 - 請求項2に記載された搬送装置において、
前記支持アームには、前記可動受け治具の重心位置を調節する重心位置調節部材を備えたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載された搬送装置において、
前記補助アームは、前記支持アームに対して所定の角度範囲で上下方向に回動可能に連結されていることを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載された搬送装置において、
前記支持アームには、前記台車の左右方向に延伸された支持アーム起倒ロッドを備え、
前記製造ラインには、前記ワークを次工程に移載した後、新たなワークを搭載する搭載位置に前記台車を帰還させる台車帰還経路において、前記台車から離間した位置に固定され前記支持アーム起倒ロッドに当接する作動部材を備え、
前記台車が前記台車帰還経路を移動する際、前記作動部材が前記支持アーム起倒ロッドを押圧して、前記支持アームを起立状態から倒伏状態に回動させることを特徴とする搬送装置。 - 請求項5に記載された搬送装置において、
前記支持アーム起倒ロッドは、前記台車の左右方向に配置された複数の前記可動受け治具の支持アームを連結して、前記支持アームを倒伏状態と起立状態との間で同期して回動させる同期ロッドを兼ねることを特徴とする搬送装置。
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JP2018242394A JP7024701B2 (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 搬送装置 |
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JP2018242394A JP7024701B2 (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 搬送装置 |
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JP2020104947A JP2020104947A (ja) | 2020-07-09 |
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ID=71448083
Family Applications (1)
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JP2018242394A Active JP7024701B2 (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 搬送装置 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6155402A (en) | 1998-05-14 | 2000-12-05 | Valiant Machine & Tool Inc. | Conveyor system |
JP2001347212A (ja) | 2000-06-09 | 2001-12-18 | Toyota Auto Body Co Ltd | 塗装台車の可倒式アタッチメント |
JP2002274637A (ja) | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Honda Motor Co Ltd | 作業ライン |
JP2018079805A (ja) | 2016-11-16 | 2018-05-24 | トヨタ車体株式会社 | ワークの高さ保持装置 |
DE102017007420A1 (de) | 2017-08-05 | 2019-02-07 | Audi Ag | Fertigungsanlage mit fahrerlosen Transportfahrzeugen und verbesserter Werkstückpositionierung in den Fertigungsstationen |
Family Cites Families (1)
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JPH0418744Y2 (ja) * | 1987-10-30 | 1992-04-27 |
-
2018
- 2018-12-26 JP JP2018242394A patent/JP7024701B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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US6155402A (en) | 1998-05-14 | 2000-12-05 | Valiant Machine & Tool Inc. | Conveyor system |
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