JP7007069B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents
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Description
その中でも、ワークを把持するアームへの当該ワークによる重量負荷を軽減すべく、ワークを、クロスバーを介して2本のアームで支持する、いわゆるダブルアーム式のワーク搬送装置が知られている。
このようなワーク搬送装置としては、プレスステージ間適所に配置される基体に回動可能に支持される第1アームユニット、及び第2アームユニットと、両アームユニットを昇降させる昇降ユニットと、第1アームユニットは第1スライドアームを備え、第2アームユニットは第2スライドアームを備え、第1スライドアームと第2スライドアームとが相互にスライド可能に結合されており、第1スライドアームが第1ワーク把持部を備え、第2スライドアームが第2ワーク把持部を備えるワーク搬送装置(例えば、特許文献3)、本体部と、該本体部に取り付けられた水平方向に回動自在な右アーム及び左アームと、右アームに連結されたクロスバーと、該クロスバーに取り付けられた第1吸着手段と、クロスバーに取り付けられたシフターと、該シフターに取り付けられた第2吸着手段と、を備え、シフターが取付部と、該取付部に対して移動する駆動部とからなり、駆動部が左アームに取り付けられた連結バーに枢着されており、右アーム及び左アームの回動に基づいて、駆動部がクロスバーに対して移動するようになっているワーク搬送装置(例えば、特許文献4)等が知られている。
また、スライドアームを搭載している分だけアームに重量負荷が加わるため、慣性の観点から、アームの駆動速度が低下し、搬送精度も低下する傾向にある。
または、右首部には突出部が取り付けられており、右下アームの先端には把持装置が取り付けられており、右下アームの把持装置が右首部の突出部を把持することにより、右首部のZ軸周りの回動が制限され、左首部には突出部が取り付けられており、左下アームの先端には把持装置が取り付けられており、左下アームの把持装置が左首部の突出部を把持することにより、左首部のZ軸周りの回動が制限される上記(2)又は(3)に記載のワーク搬送装置。
そして、ワーク搬送装置においては、右連結部と左連結部とを備えるものとし、右連結部を右下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能なものとし、左連結部を左下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能なものとすることにより、上述した2枚のワークを同時に把持し、且つ、X軸方向に搬送することが可能となる。
また、クロスバーに直接レール部を設けているので、いわゆるスライドアームを用いない。これにより、アームに対する重量負荷を軽減することができる。その結果、重量負荷によるアームの駆動速度及び搬送精度の低下を抑制することができる。
また、ワークを把持し搬送する際の姿勢を、高速で且つ負荷がかからないように変更することも可能となる。
また、スペーサーを用いることにより、右下アームの先端や右連結部等を特殊なサイズに変更する手間を省くことができる。
また、補助レール部をクロスバーに取り付けることにより、補助バーにおけるワークの重量負荷の一部を、補助レール部に負担させることができる。
また、基部をレール部に仮固定することにより、離脱前のレール部に対する基部の位置を、装着時に再現することができる。
また、X軸方向におけるワーク搬送の上流側を「前」、下流側を「後」とし、Y軸方向における一方側を「右」、他方側を「左」としている。
図1に示すように、ワーク搬送装置100は、搬送部1と、吸着部2と、搬送部1及び吸着部2を連結するための右連結部3a及び左連結部3bとを備える。
すなわち、ワーク搬送装置100は、搬送部1と吸着部2とが、右連結部3a及び左連結部3bを介して一体となっている。なお、一方で、搬送部1及び吸着部2は、それぞれ、右連結部3a及び左連結部3bから着脱自在となっている。
このとき、後述するように、その2枚のワークW1,W2間の距離を変更することが可能となっている。なお、ワークW1,W2を搬送する際の駆動制御及び位置制御は、公知の制御装置を用いて行われる。
ここで、搬送部1において、右上アーム11a及び右下アーム12aと、左上アーム11b及び左下アーム12bとは、左右対称となるように取り付けられていること以外は、同じ構造となっている。
この場合、プレス機においては、ワーク搬送装置100の本体部10が取り付けられた側から、当該ワーク搬送装置100によりワークが搬入又は搬出されることになる。
このように、ワーク搬送装置100においては、本体部10をプレス機に取り付けることができるので、スペースを取らず、コンパクトにワークの搬入又は搬出を行うことが可能となる。
なお、ワーク搬送装置100においては、プレス機(のアップライト)に対して昇降移動可能となるように、本体部10に、駆動機構(エアシリンダ、ボールねじ等)が取り付けられていてもよい。この場合、ワーク搬送装置100のメンテナンスや段取り替え等の作業を効率良く行うことが可能となる。
また、右上アーム11aは、その他端にZ軸方向に延びる枢着軸11a1が設けられている。そして、右下アーム12aは、その一端が右上アーム11aの枢着軸11a1に枢着されている。これにより、右下アーム12aは、右上アーム11aに対して、Z軸周りに(XY面上で)回動可能となっている。
また、左上アーム11bは、その他端にZ軸方向に延びる枢着軸11b1が設けられている。そして、左下アーム12bは、その一端が左上アーム11bの枢着軸11b1に枢着されている。これにより、左下アーム12bは、左上アーム11bに対して、Z軸周りに(XY面上で)回動可能となっている。
同様に、左上アーム11bには、当該左上アーム11bを回転駆動させるためのモータM21、及び、左下アーム12bを回転駆動させるためのモータM22、が搭載されている。
同様に、左下アーム12bは、その他端に、吸着部2と連結するための左連結部3bが取り付けられている。
したがって、ワーク搬送装置100においては、右連結部3a及び左連結部3bにより、ダブルアーム式の搬送部1が、吸着部2に連結されることになる。
なお、右連結部3aと、左連結部3bとは、左右対称となるように取り付けられていること以外は、同じ構造となっている。
このとき、右連結部3aは、その右首部3a1が右下アーム12aの他端に設けられたZ軸方向に延びる枢着軸12a1に枢着される。これにより、右連結部3aは、右下アーム12aに対して、Z軸周りに(XY面上で)回動可能となる。
このとき、左連結部3bは、その左首部3b1が左下アーム12bの他端に設けられたZ軸方向に延びる枢着軸12b1に枢着される。これにより、左連結部3bは、左下アーム12bに対して、Z軸周りに(XY面上で)回動可能となる。
図2の(a)に示すように、ワーク搬送装置100においては、右下アーム12aの先端の側部、及び、左下アーム12bの先端の側部に、それぞれ、ロック機構4が取り付けられている。
かかるロック機構4は、右下アーム12aに対する右首部3a1の回動、及び、左下アーム12bに対する左首部3b1の回動、を制限するためのものである。
一方、右首部3a1には、枢着軸12a1外側周縁の上面に、枢着軸12a1の周方向に沿うように複数のピン穴42が設けられている。
そして、ワーク搬送装置100においては、ピン部41をピン穴42に挿入することにより、右首部3a1のZ軸周りの回動が制限されることになる。なお、ピン穴42は複数設けられているので、ピン部41を挿入するピン穴42を適宜選択することにより、右首部3a1の向き(角度)を変えて固定することができる。
これにより、例えば、右連結部3aをクロスバー20のスペーサーSに着脱する作業を行う場合、右首部3a1のZ軸周りの回動を制限することにより、その作業を簡単に行うことが可能となる。
これにより、例えば、左連結部3bをクロスバー20の基部21bに着脱する作業を行う場合、左首部3b1のZ軸周りの回動を制限することにより、その作業を簡単に行うことが可能となる。
図3に示すように、ワーク搬送装置100において、右連結部3aは、右下アーム12aの先端のZ軸方向に延びる枢着軸12a1に枢着された右首部3a1と、右首部3a1の長さ方向(Y軸方向)に延びる枢着軸(図示しない)に枢着され、後述するスペーサーSに連結された右頭部3a2とからなる。
右連結部3aにおいては、右首部3a1が右下アーム12aに対してZ軸周りに(XY平面上で)回動可能となっており、右頭部3a2が右首部3a1に対してY軸周りに(XZ面上で)回動可能となっている。
そして、右連結部3aの右頭部3a2は、平板状となっており、その下面がスペーサーSに取り付け固定される。
左連結部3bにおいては、左首部3b1が左下アーム12bに対してZ軸周りに(XY平面上で)回動可能となっており、左頭部3b2が左首部3b1に対してY軸周りに(XZ面上で)回動可能となっている。
そして、左連結部3bの左頭部3b2は、平板状となっており、その下面が基部21bに取り付け固定される。
そして、第1吸着手段V1がワークW1を吸着把持しており、第2吸着手段V2がワークW1とは形状が異なるワークW2を吸着把持している。
また、クロスバー20は、前後側の側部に、いわゆるホルダーを複数有している。
そして、クロスバー20の右側領域の前後のホルダーには、ワークW1を吸着する第1吸着手段V1が取り付けられており、左側領域の前後のホルダーには、補助レール部22aが取り付けられている。なお、前後の第1吸着手段V1は互いに対称な構造であり、前後の補助レール部22aは互いに対称な構造である。
かかる第1吸着手段V1及び補助レール部22aは、共に、クロスバー20から着脱自在となっている。ちなみに、ワークの搬送時に、ワーク間の距離を変える必要が無い場合は、補助レール部22aをホルダーから取り外して、当該ホルダーに別の吸着手段を取り付けて用いることも可能である。
なお、前側の補助レール本体部22a1、及び、後側の補助レール本体部22a1は、クロスバー20上面に設けられるレール部21aと互いに平行となっている。
補助レール部22aは、補助バー22bを案内する。なお、補助レール部22aと補助バー22bとの関係については後述する。
図4は、本実施形態に係るワーク搬送装置の吸着部を示す正面図である。
図4に示すように、スペーサーSは、当該スペーサーSの上面が右連結部3aの右頭部3a2の下面と接し、当該スペーサーSの下面がクロスバー20の上面と接した状態で、右頭部3a2及びクロスバー20と連結固定されている。すなわち、ワーク搬送装置100においては、スペーサーSが右頭部3a2とクロスバー20とにより挟持されており、右頭部3a2、スペーサーS及びクロスバー20の順で一体となっている。
したがって、ワーク搬送装置100において、右下アーム12aは、右連結部3a及びスペーサーSを介して、クロスバー20に取り付けられることになる。
これにより、ワークW1,W2を搬送する際のバランスが向上すると共に、ワークW1,W2による重量負荷を右下アーム12a及び左下アーム12bに極力均等に分散させることが可能となる。
また、スペーサーSを用いることにより、右下アームの先端や右連結部等を特殊なサイズに変更する手間を省くことができる。
レール部21aのY軸方向の長さは、クロスバー20のY軸方向の長さ以下であれば、任意に設定することができる。その結果、基部21bの移動幅を所望の範囲に広げることが可能となる。
そして、基部21bは、レール部21aに沿って移動可能となるように、当該レール部21aに取り付けられている。
したがって、ワーク搬送装置100において、左下アーム12bは、左連結部3b、基部21b及びレール部21aを介して、クロスバー20に取り付けられることになる。
各ブレーキ25は、レール部21aの各線状体に対応するように配置されており、線状体をクランプすることが可能となっている。
したがって、ワーク搬送装置100においては、基部21bがレール部21aに沿って移動している場合、ブレーキ25がレール部21bの線状体をクランプすることにより、基部21bの移動が停止されるようになっている。なお、基部21bが停止している場合は、ブレーキ25がレール部21bの線状体をクランプすることにより、その状態が維持されることになる。
補助バー22bは、基部21bに取り付けられた支持部22b2と、該支持部により支持されY軸方向に延びる棒状の補助バー本体部22b1とからなる。なお、前後の補助バー22bは互いに対称な構造である。
なお、第2吸着手段V2としては、上述した第1吸着手段V1と同様のものを採用することができる。
これにより、ワーク搬送装置100においては、基部21bがレール部21aに沿って移動すると、基部21bに取り付けられた補助バー22bの支持部22b2も、クロスバー20に取り付けられた補助レール部22aの補助レール本体部22a1に沿って移動するようになっている。
図5は、本実施形態に係るワーク搬送装置を用いてワークを搬送した状態を示す上面図である。
図5に示すように、本実施形態に係るワーク搬送装置100においては、まず、クロスバー20のホルダーに取り付けた第1吸着手段V1により右側のワークW1が吸着され、基部21bに取り付け固定された補助バー22bに取り付けられた第2吸着手段V2により左側のワークW2が吸着される。これにより、2枚のワークW1,W2が同時に把持されることになる。
このとき、補助バー22bは、補助レール部22aにより案内される。これにより、基部21bのレール部21aに沿った移動の精度及び安定性を向上させることができる。
また、補助レール部22aをクロスバー20に取り付けることにより、補助バー22bにおけるワークW1,W2の重量負荷の一部を、補助レール部22aに負担させることができる。
これらのことにより、ワーク搬送装置100においては、2枚のワークを搬送しながら、その2枚のワーク間の距離を変更することができる。
なお、基部21bのレール部21a上の移動距離は、コンピュータのプログラムによって設定され、当該移動距離を移動した時点で、ブレーキ25により基部21bの移動が停止される。
その後、再び、右上アーム11a及び右下アーム12a、並びに、左上アーム11b及び左下アーム12bを、本体部10の後側から前側に移動させることにより、各アームは、元の位置に戻ることになる。
図6に示すように、ワーク搬送装置100は、右頭部3a2が右首部3a1に対してY軸周りに回動可能であり、左頭部3b2が左首部3b1に対してY軸周りに回動可能であるので、右頭部3a2及び左頭部3b2を適宜回動させることにより、ワークW1,W2の搬送中であっても、第1吸着手段V1及び第2吸着手段V2を、Y軸周りに傾倒させることができる。すなわち、いわゆるチルト機能を付与することができる。
これにより、ワークW1,W2の把持される面が前後に傾斜している場合であっても、そのワークW1,W2を第1吸着手段V1及び第2吸着手段V2が把持することが可能となる。
また、ワークW1,W2を把持し搬送する際の姿勢を、高速で且つ負荷がかからないように変更することも可能となる。
図7は、他の実施形態に係るワーク搬送装置の吸着部を示す正面図である。
図7に示すように、他の実施形態に係るワーク搬送装置においては、右頭部3a3が、スペーサーを介さずに、直接、クロスバー20に取り付けられている。
この場合、右連結部の右頭部3a3を特殊なサイズに変更する必要がある。
図8は、他の実施形態に係るワーク搬送装置における右下アームに対する右首部の回動、及び、左下アームに対する左首部の回動、を制限するためのロック機構を説明するための斜視図である。
図8に示すように、他の実施形態に係るワーク搬送装置において、ロック機構4aは、右首部3a1の側部に取り付けられた突出部41aと、右下アーム12aの先端の側部に取り付けられた把持装置42aとからなる。
そして、把持装置42aが突出部41aを把持することにより、右首部3a1のZ軸周りの回動を制限することができる。
なお、この場合、左下アーム12bの先端の側部にも同様のロック機構4aが設けられる。これにより、左首部3b1のZ軸周りの回動を制限することができる。
10・・・本体部
11a・・・右上アーム
11a1,11b1,12a1,12b1・・・枢着軸
11b・・・左上アーム
12a・・・右下アーム
12b・・・左下アーム
2・・・吸着部
20・・・クロスバー
21a・・・レール部
21b・・・基部
22a・・・補助レール部
22a1・・・補助レール本体部
22a2・・・接続部
22b・・・補助バー
22b1・・・補助バー本体部
22b2・・・支持部
25・・・ブレーキ
3a・・・右連結部
3a1・・・右首部
3a2,3a3・・・右頭部
3b・・・左連結部
3b1・・・左首部
3b2・・・左頭部
4,4a・・・ロック機構
41・・・ピン部
41a・・・突出部
42・・・ピン穴
42a・・・把持装置
100・・・ワーク搬送装置
M11,M12,M21,M22・・・モータ
S・・・スペーサー
V1・・・第1吸着手段
V2・・・第2吸着手段
W1,W2・・・ワーク
Claims (6)
- 搬送方向をX軸方向とし、幅方向をY軸方向とし、X軸及びY軸に直交する方向をZ軸方向とした場合に、2枚のワークを同時にX軸方向に搬送可能なワーク搬送装置において、
本体部、前記本体部の一方の端部に枢着された右上アーム、該右上アームの先端に枢着された右下アーム、前記本体部の他方の端部に枢着された左上アーム、及び、該左上アームの先端に枢着された左下アーム、を有する搬送部と、
Y軸方向に延びるクロスバー、該クロスバーの上面に設けられたY軸方向に延びるレール部、該レール部に沿って移動可能な基部、該基部に取り付け固定された補助バー、前記クロスバーのホルダーに取り付けられた第1吸着手段、及び、前記補助バーに取り付けられた第2吸着手段、を有する吸着部と、
前記右下アームの先端、及び、前記クロスバー、を連結するための右連結部と、
前記左下アームの先端、及び、前記基部、を連結するための左連結部と、
を備え、
前記右連結部が前記右下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能となっており、
前記左連結部が前記左下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能となっており、
前記基部が、前記左下アームの先端、及び、前記左連結部と一体となって前記レール部に沿って移動可能となっており、
前記右連結部が、前記右下アームの先端に連結された右首部と、前記クロスバーの上面に連結された右頭部とからなり、
前記左連結部が、前記左下アームの先端に連結された左首部と、前記基部に連結された左頭部とからなり、
前記右頭部が前記右首部に対しY軸周りに回動可能となっており、
前記左頭部が前記左首部に対しY軸周りに回動可能となっており、
前記右首部にはピン穴が設けられており、
前記右下アームの先端にはピン部が取り付けられており、
前記右首部のピン部が前記右下アームのピン穴に挿入されることにより、前記右首部のZ軸周りの回動が制限され、
前記左首部にはピン穴が設けられており、
前記左下アームの先端にはピン部が取り付けられており、
前記左首部のピン部が前記左下アームのピン穴に挿入されることにより、前記左首部のZ軸周りの回動が制限されるワーク搬送装置。 - 搬送方向をX軸方向とし、幅方向をY軸方向とし、X軸及びY軸に直交する方向をZ軸方向とした場合に、2枚のワークを同時にX軸方向に搬送可能なワーク搬送装置において、
本体部、前記本体部の一方の端部に枢着された右上アーム、該右上アームの先端に枢着された右下アーム、前記本体部の他方の端部に枢着された左上アーム、及び、該左上アームの先端に枢着された左下アーム、を有する搬送部と、
Y軸方向に延びるクロスバー、該クロスバーの上面に設けられたY軸方向に延びるレール部、該レール部に沿って移動可能な基部、該基部に取り付け固定された補助バー、前記クロスバーのホルダーに取り付けられた第1吸着手段、及び、前記補助バーに取り付けられた第2吸着手段、を有する吸着部と、
前記右下アームの先端、及び、前記クロスバー、を連結するための右連結部と、
前記左下アームの先端、及び、前記基部、を連結するための左連結部と、
を備え、
前記右連結部が前記右下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能となっており、
前記左連結部が前記左下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能となっており、
前記基部が、前記左下アームの先端、及び、前記左連結部と一体となって前記レール部に沿って移動可能となっており、
前記吸着部が、前記クロスバーの上面に設けられたスペーサーを更に有し、
前記右連結部が、前記右下アームの先端、及び、前記スペーサー、を連結するためのものであり、
前記右連結部が、前記右下アームの先端に連結された右首部と、前記スペーサーに連結された右頭部とからなり、
前記左連結部が、前記左下アームの先端に連結された左首部と、前記基部に連結された左頭部とからなり、
前記右頭部が前記右首部に対しY軸周りに回動可能となっており、
前記左頭部が前記左首部に対しY軸周りに回動可能となっており、
前記右下アームの先端と前記クロスバーとの距離が、前記左下アームの先端と前記クロスバーとの距離と略同一となっており、
前記右首部にはピン穴が設けられており、
前記右下アームの先端にはピン部が取り付けられており、
前記右首部のピン部が前記右下アームのピン穴に挿入されることにより、前記右首部のZ軸周りの回動が制限され、
前記左首部にはピン穴が設けられており、
前記左下アームの先端にはピン部が取り付けられており、
前記左首部のピン部が前記左下アームのピン穴に挿入されることにより、前記左首部のZ軸周りの回動が制限されるワーク搬送装置。 - 搬送方向をX軸方向とし、幅方向をY軸方向とし、X軸及びY軸に直交する方向をZ軸方向とした場合に、2枚のワークを同時にX軸方向に搬送可能なワーク搬送装置において、
本体部、前記本体部の一方の端部に枢着された右上アーム、該右上アームの先端に枢着された右下アーム、前記本体部の他方の端部に枢着された左上アーム、及び、該左上アームの先端に枢着された左下アーム、を有する搬送部と、
Y軸方向に延びるクロスバー、該クロスバーの上面に設けられたY軸方向に延びるレール部、該レール部に沿って移動可能な基部、該基部に取り付け固定された補助バー、前記クロスバーのホルダーに取り付けられた第1吸着手段、及び、前記補助バーに取り付けられた第2吸着手段、を有する吸着部と、
前記右下アームの先端、及び、前記クロスバー、を連結するための右連結部と、
前記左下アームの先端、及び、前記基部、を連結するための左連結部と、
を備え、
前記右連結部が前記右下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能となっており、
前記左連結部が前記左下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能となっており、
前記基部が、前記左下アームの先端、及び、前記左連結部と一体となって前記レール部に沿って移動可能となっており、
前記右連結部が、前記右下アームの先端に連結された右首部と、前記クロスバーの上面に連結された右頭部とからなり、
前記左連結部が、前記左下アームの先端に連結された左首部と、前記基部に連結された左頭部とからなり、
前記右頭部が前記右首部に対しY軸周りに回動可能となっており、
前記左頭部が前記左首部に対しY軸周りに回動可能となっており、
前記右首部には突出部が取り付けられており、
前記右下アームの先端には把持装置が取り付けられており、
前記右下アームの把持装置が前記右首部の突出部を把持することにより、前記右首部のZ軸周りの回動が制限され、
前記左首部には突出部が取り付けられており、
前記左下アームの先端には把持装置が取り付けられており、
前記左下アームの把持装置が前記左首部の突出部を把持することにより、前記左首部のZ軸周りの回動が制限されるワーク搬送装置。 - 搬送方向をX軸方向とし、幅方向をY軸方向とし、X軸及びY軸に直交する方向をZ軸方向とした場合に、2枚のワークを同時にX軸方向に搬送可能なワーク搬送装置において、
本体部、前記本体部の一方の端部に枢着された右上アーム、該右上アームの先端に枢着された右下アーム、前記本体部の他方の端部に枢着された左上アーム、及び、該左上アームの先端に枢着された左下アーム、を有する搬送部と、
Y軸方向に延びるクロスバー、該クロスバーの上面に設けられたY軸方向に延びるレール部、該レール部に沿って移動可能な基部、該基部に取り付け固定された補助バー、前記クロスバーのホルダーに取り付けられた第1吸着手段、及び、前記補助バーに取り付けられた第2吸着手段、を有する吸着部と、
前記右下アームの先端、及び、前記クロスバー、を連結するための右連結部と、
前記左下アームの先端、及び、前記基部、を連結するための左連結部と、
を備え、
前記右連結部が前記右下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能となっており、
前記左連結部が前記左下アームの先端に対しZ軸周りに回動可能となっており、
前記基部が、前記左下アームの先端、及び、前記左連結部と一体となって前記レール部に沿って移動可能となっており、
前記吸着部が、前記クロスバーの上面に設けられたスペーサーを更に有し、
前記右連結部が、前記右下アームの先端、及び、前記スペーサー、を連結するためのものであり、
前記右連結部が、前記右下アームの先端に連結された右首部と、前記スペーサーに連結された右頭部とからなり、
前記左連結部が、前記左下アームの先端に連結された左首部と、前記基部に連結された左頭部とからなり、
前記右頭部が前記右首部に対しY軸周りに回動可能となっており、
前記左頭部が前記左首部に対しY軸周りに回動可能となっており、
前記右下アームの先端と前記クロスバーとの距離が、前記左下アームの先端と前記クロスバーとの距離と略同一となっており、
前記右首部には突出部が取り付けられており、
前記右下アームの先端には把持装置が取り付けられており、
前記右下アームの把持装置が前記右首部の突出部を把持することにより、前記右首部のZ軸周りの回動が制限され、
前記左首部には突出部が取り付けられており、
前記左下アームの先端には把持装置が取り付けられており、
前記左下アームの把持装置が前記左首部の突出部を把持することにより、前記左首部のZ軸周りの回動が制限されるワーク搬送装置。 - 前記吸着部が、該クロスバーのホルダーに取り付けられたY軸方向に延びる補助レール部を更に有し、
前記補助バーが前記補助レール部に沿って移動可能となっている請求項1~4のいずれか1項に記載のワーク搬送装置。 - 前記基部には、該基部を前記レール部に仮固定するためのブレーキが設けられている請求項1~5のいずれか1項に記載のワーク搬送装置。
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