JP7024329B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
車両には、操作者(運転者)のステアリングホイールに対する操作を車輪に伝えるための装置としてステアリング装置が設けられている。車両の衝突が生じた時に衝撃をステアリングホイールに伝えにくくするステアリング装置が知られている。例えば特許文献1には、管状のベローズを備える中間シャフトが記載されている。特許文献1によれば、1次衝突時においてベローズが変形することで衝撃が吸収される。
特開2005-145164号公報
しかしながら、管状のベローズの作製には専用且つ高額な設備が必要となる。さらに、個別に求められる衝撃吸収性能に応じてベローズの変形特性を変更するためには、金型の変更が必要となる。このため、容易に製造でき且つ容易に変形特性を変更することができる中間シャフトが求められていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、容易に製造でき且つ容易に変形特性を変更することができる中間シャフトにより衝撃を吸収するステアリング装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明に係るステアリング装置は、第1ユニバーサルジョイントと、前記第1ユニバーサルジョイントより前方側に配置される第2ユニバーサルジョイントと、前記第1ユニバーサルジョイントと前記第2ユニバーサルジョイントとを連結する中間シャフトと、を備え、前記中間シャフトは、中実部材であるロアシャフトと、前記ロアシャフトに離脱可能に連結される筒状のアッパーシャフトと、を備え、前記ロアシャフトは、外周面に複数の溝を有する第1衝撃吸収部と、前記アッパーシャフトに対して前記ロアシャフトが軸方向の相対変位量を規制するストッパーを備えることを特徴とする。
これにより、第1衝撃吸収部の形成に際して金型が不要であるので、第1衝撃吸収部の形成が容易となる。また、ロアシャフトにストッパーを備えることで、衝突時に車体の挙動を鑑みてロアシャフトを適切な位置に留め、中間シャフトの縮みと曲がりのタイミングをコントロールすることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記ロアシャフトの一部に小径に形成された円柱状の第2衝撃吸収部を備えることを特徴とする。
これにより、車両が縁石に乗り上げた等の場合、第2衝撃吸収部が捩じり方向に変形することで第1衝撃吸収部の変形を抑制させることができる。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記ロアシャフトは、スプラインを有するロア嵌合部を備え、前記アッパーシャフトは、スプラインを有するアッパー嵌合部を備え、前記ロア嵌合部が前記アッパー嵌合部に嵌まり、前記アッパーシャフトの軸方向に対して直交する断面において、前記アッパー嵌合部の外形及び前記ロア嵌合部の外形のうち一方が円を描き、且つ他方が楕円を描くことを特徴とする。
これにより、ロア嵌合部とアッパー嵌合部との間に摩擦が生じ、ロアシャフトとアッパーシャフトはがたつきなく固定され、大きな衝撃荷重が加わった場合には、ロアシャフトとアッパーシャフトは軸方向に関する相対変位を可能にする。
第4の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記ロアシャフトは、スプラインを有するロア嵌合部を備え、前記アッパーシャフトは、スプラインを有するアッパー嵌合部を備え、前記アッパー嵌合部と前記ロア嵌合部の少なくともいずれかのスプラインに潤滑被膜が施されることを特徴とする。
これにより、ロアシャフトとアッパーシャフトとを、軽い力で軸方向の相対変位を可能とすることができる。
第5の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記ロアシャフトは、スプラインを有するロア嵌合部を備え、前記アッパーシャフトは、スプラインを有するアッパー嵌合部を備え、前記ロア嵌合部と前記アッパー嵌合部の間に転動体を介在されることを特徴とする。
これにより、ロアシャフトとアッパーシャフトとを、軽い力で軸方向の相対変位を可能とすることができる。
本発明によれば、容易に製造でき且つ容易に変形特性を変更することができる中間シャフトにより衝撃を吸収するステアリング装置を提供することができる。
本実施形態のステアリング装置の模式図である。 本実施形態のステアリング装置の斜視図である。 本実施形態の中間シャフトの斜視図である。 本実施形態の中間シャフトの断面図である。 ロアシャフトの第1衝撃吸収部及びロア嵌合部を拡大した断面図である。 第1衝撃吸収部の溝の周辺部を拡大した断面図である。 ロアシャフトの第2衝撃吸収部を拡大した断面図である。 本発明に適用可能なストッパーの例を示す図である。 (a)は、図4におけるA-A断面図で、(b)は、図4におけるB-B断面図である。 ロアシャフトがアッパーシャフトの中に入った後の中間シャフトの斜視図である。 ロアシャフトが曲がった後の中間シャフトの斜視図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態)
図1は、本実施形態のステアリング装置の模式図である。図2は、本実施形態のステアリング装置の斜視図である。図1及び2に示すように、ステアリング装置80は、操作者から与えられる力が伝達する順に、ステアリングホイール81と、ステアリングシャフト82と、操舵力アシスト機構83と、第1ユニバーサルジョイント84と、中間シャフト85と、第2ユニバーサルジョイント86と、を備えピニオンシャフト87に接合されている。
以下の説明においては、前方とはステアリングホイー側を、後方とは運転者側をいう(以下、同じ。)。
図1に示すように、ステアリングシャフト82は、入力軸82aと、出力軸82bとを備える。入力軸82aの一方の端部がステアリングホイール81に連結され、入力軸82aの他方の端部が出力軸82bに連結される。また、出力軸82bの一方の端部が入力軸82aに連結され、出力軸82bの他方の端部が第1ユニバーサルジョイント84に連結される。
図1及び2に示すように、中間シャフト85は、第1ユニバーサルジョイント84と第2ユニバーサルジョイント86とを連結している。中間シャフト85の一方の端部が第1ユニバーサルジョイント84に連結され、他方の端部が第2ユニバーサルジョイント86に連結される。ピニオンシャフト87の一方の端部が第2ユニバーサルジョイント86に連結され、ピニオンシャフト87の他方の端部がステアリングギヤ88に連結される。第1ユニバーサルジョイント84及び第2ユニバーサルジョイント86は、例えばカルダンジョイントである。ステアリングシャフト82の回転が中間シャフト85を介してピニオンシャフト87に伝わる。すなわち、中間シャフト85はステアリングシャフト82に伴って回転する。
図1及び2に示すように、ステアリングギヤ88は、ピニオン88aと、ラック88bとを備える。ピニオン88aは、ピニオンシャフト87に連結される。ラック88bは、ピニオン88aに噛み合う。ステアリングギヤ88は、ピニオン88aに伝達された回転運動をラック88bで直進運動に変換する。ラック88bは、タイロッド89に連結される。ラック88bが移動することで車輪の角度が変化する。
図1に示すように、操舵力アシスト機構83は、減速装置92と、電動モータ93とを備える。減速装置92は、例えばウォーム減速装置である。電動モータ93で生じたトルクは、減速装置92の内部のウォームを介してウォームホイールに伝達され、ウォームホイールを回転させる。減速装置92は、ウォーム及びウォームホイールによって、電動モータ93で生じたトルクを増加させる。そして、減速装置92は、出力軸82bに補助操舵トルクを与える。すなわち、ステアリング装置80はコラムアシスト方式である。
図1に示すように、ステアリング装置80は、ECU(Electronic Control Unit)90と、トルクセンサ94と、車速センサ95と、を備える。電動モータ93、トルクセンサ94及び車速センサ95は、ECU90と電気的に接続される。トルクセンサ94は、入力軸82aに伝達された操舵トルクをCAN(Controller Area Network)通信によりECU90に出力する。車速センサ95は、ステアリング装置80が搭載される車体の走行速度(車速)を検出する。車速センサ95は、車体に備えられ、車速をCAN通信によりECU90に出力する。
ECU90は、電動モータ93の動作を制御する。ECU90は、トルクセンサ94及び車速センサ95のそれぞれから信号を取得する。ECU90には、イグニッションスイッチ98がオンの状態で、電源装置99(例えば車載のバッテリ)から電力が供給される。ECU90は、操舵トルク及び車速に基づいて補助操舵指令値を算出する。ECU90は、補助操舵指令値に基づいて電動モータ93へ供給する電力値を調節する。ECU90は、電動モータ93から誘起電圧の情報又は電動モータ93に設けられたレゾルバ等から出力される情報を取得する。ECU90が電動モータ93を制御することで、ステアリングホイール81の操作に要する力が小さくなる。
図3は、本実施形態の中間シャフトの斜視図である。図4は、本実施形態の中間シャフトの断面図である。図5は、ロアシャフトの第1衝撃吸収部及びロア嵌合部を拡大した断面図である。図6は、第1衝撃吸収部の溝の周辺部を拡大した断面図である。図7は、ロアシャフトの第2衝撃吸収部を拡大した断面図である。図9は、図4におけるA-A断面図である。図10は、図4におけるB-B断面図である。
図3に示すように、中間シャフト85は、ロアシャフト1と、アッパーシャフト2と、を備える。
ロアシャフト1は、略円柱状の中実部材である。例えば、ロアシャフト1は、機械構造用炭素鋼(SC材(Carbon Steel for Machine Structural Use))であるS35Cで形成される。図4に示すように、ロアシャフト1は、基部10と、第1衝撃吸収部15と、ストッパー16と、基部11と、第2衝撃吸収部(ヒュージ)12と、基部13と、ロア嵌合部17と、を備える。
図3及び図4に示すように、基部10は、第1ユニバーサルジョイント86に固定される。基部10の直径は一定である。第1衝撃吸収部15は、基部10の後方に位置する。また、第1衝撃吸収部15は、ロアシャフト1の軸方向において、ロアシャフト1の中央よりも前方に位置している。
ストッパー16は、ロアシャフト1の軸方向において、第1衝撃吸収部15の後方に位置する。また、ストッパー16は、ロアシャフト1の軸方向において、ロアシャフト1のやや中央よりに位置している。基部11は、ストッパー16の後方に位置する。
第2衝撃吸収部12は、ロアシャフト1の軸方向において、基部11よりも後方側に位置する。基部13は、第2衝撃吸収部12の後方に位置する。基部13の直径は一定であり、基部10、基部11の直径に等しい。
ロア嵌合部17は、ロアシャフト1の後方端部に位置する。ロア嵌合部17は、外周面に雄スプライン(又は雄セレーション)17aを備える。雄スプライン(又は雄セレーション)17aは、後述する雌スプライン(又は雌セレーション)21aと噛み合う。
また、ロア嵌合部17は、図4に示すように後方側の端面に凹部170を有する。
なお、ロアシャフト1の軸方向において、基部10と、基部11と、第2衝撃吸収部(ヒュージ)12と、基部13と、ストッパー16と、第1衝撃吸収部15と、ロア嵌合部17と、を備えても構わない。この場合、基部10と基部11は一体に連続し、第2衝撃吸収部12は、ロアシャフト1の前方側に位置する。
以下の説明において、ロアシャフト1の軸方向は単に軸方向と記載され、軸方向に対して直交する方向は径方向と記載される。図4から図7は、径方向に対して直交する平面でロアシャフト1を切った断面である。
図5に示すように、第1衝撃吸収部15は、複数の溝3と、複数の凸部4と、を備える。溝3は環状である。溝3は、例えば切削により形成される。複数の溝3は、軸方向で等間隔に配置されている。凸部4は、2つの溝3の間に位置する。凸部4に対応する位置における第1衝撃吸収部15の直径D1は、基部10、基部11及び基部13の直径に等しい。また、直径D1は、ロア嵌合部17の最小直径D4よりも小さい。最小直径D4は、雄スプライン17aの谷に対応する位置におけるロア嵌合部17の直径である。
図6に示すように、第1衝撃吸収部15は、溝3に面する表面として、第1側面31と、第2側面33と、底面35と、第1接続面36と、第2接続面37と、を含む。第1側面31及び第2側面33は、軸方向に対して垂直である。
すなわち、第2側面33は、第1側面31と平行である。底面35は、第1側面31と第2側面33との間に位置する。第1側面31が底面35に対して後方に位置し、第2側面33が底面35に対して前方に位置する。底面35は曲面である。第1接続面36は、第1側面31と底面35とを繋ぐ曲面である。第2接続面37は、第2側面33と底面35とを繋ぐ曲面である。
溝3の最大幅Wは、1mm以上3mm以下であることが好ましい。図6に示す断面において、第1接続面36及び第2接続面37は同じ円弧(以下、第1円弧という)を描く。第1円弧の曲率半径C1は、0.2mm以上1.0mm以下であることが好ましい。例えば、本実施形態における曲率半径C1は0.3mmである。
第1衝撃吸収部15は、例えば300(Nm)のトルクを伝達できるように設計される。ロアシャフト1がS35Cで形成される場合、溝3の底に対応する位置における第1衝撃吸収部15の直径D2は、14mm以上16mm以下程度となる。直径D2は、図6に示す溝3の深さHにより決まる。
図7に示すように、第2衝撃吸収部12は、小径部125と、第1接続部121と、第2接続部129と、を含む。小径部125は、円柱状である。小径部125の直径D3は、図5に示す直径D2よりも小さい。小径部125の軸方向の長さLは、溝3の最大幅Wよりも大きい。第1接続部121は、基部11と小径部125とを接続する。第2接続部129は、基部13と小径部125とを接続する。図7に示す断面において、第1接続部121及び第2接続部129の表面は同じ円弧(以下、第2円弧という)を描く。第2円弧の曲率半径C2は、第1円弧の曲率半径C1よりも大きい。曲率半径C2は、5mm以上であることが好ましい。例えば、曲率半径C2は8mmである。
第2衝撃吸収部12は、例えば150(Nm)以上250(Nm)以下程度のトルクで変形するように設計される。中間シャフト85がS35Cで形成される場合、小径部125の直径D3は、13mm以上15.5mm以下程度となる。例えば、本実施形態において直径D3は、13mmである。
図4に示すように、ストッパー16は、軸方向の相対変位(コラプス)量を規制する機能を有し、アッパーシャフト2に対してロアシャフト1が、軸方向に移動できる距離(コラプスストロークS)の規制するためにロアシャフト1に形成された部材である。例えば、ストッパー16は、図5に示すロア嵌合部17の直径D4よりも大きい外径に形成される。
本実施形態では、一例として、軸方向のコラプスストロークSの所定位置にロアシャフト1と同質の金属製の円環状の止め輪が形成されているが、ストッパー部材を溶接して一体としても良く、或いはC型止め輪やE型止め輪との別体との組合せでも良く、固定方法は適宜採用でき、特に問わない。
例えば、図8に示した部材(A)~(F)を使用することができる。
(A)に示したものは、弾性を有する断面円形状の線材を曲げ形成する事により造られており、欠円環状の止め輪本体と、止め輪本体の円周方向両端部から径方向外方に折れ曲がった1対の係止環部とを備えている。
(B)に示したものは、一般的にC型リングと呼ばれるもので、金属板を打ち抜き形成する事により造られており、欠円環状の止め輪本体と、止め輪本体の円周方向両端部から径方向外方に突出した1対の耳部とを備えている。
(C)に示したものは、一般的にE型リングと呼ばれるもので、金属板を打ち抜き形成する事により造られており、欠円環状の止め輪本体と、止め輪本体の円周方向両端部及び円周方向中央部から径方向内方に突出した3つの爪部とを備えている。
(D)に示したものは、円環部と、円環部の円周方向複数箇所から径方向内方に突出した複数の舌片とを備えている。
(E)に示したものは、例えば合成樹脂や銅、アルミニウムなどの鉄系材料に比べてせん断抵抗の低い材料から造られたもので、全体を欠円環状に構成している。
(F)に示したものも、(E)と同様に、鉄系材料に比べてせん断抵抗の低い材料から造られたもので、ピン状に構成している。
更に、円環状や軸状以外の形状のものを使用する事ができ、溶接、接着、圧入、かしめ、ねじ止め等、従来から知られた各種固定構造によって、ロアシャフト1に対して固定する構造を採用できる。
このようなストッパー16により、一次衝突時にアッパーシャフト2に対してロアシャフト1がコラプスストロークSだけ移動すると、ストッパー3がアッパー嵌合部21の前方端部に当たり、ロアシャフト1の移動が停止する。この結果、ロアシャフト1は軸方向に変位し衝撃荷重を吸収するように伸縮するが、ストッパー16によって止まり第1衝撃吸収部15に荷重がかかることでアッパーシャフト2側に無理な荷重が付加されることが回避される。
したがって、衝突時の衝撃度に応じてコラプスストロークSを最適化することで、中間シャフトの縮みと曲がりのタイミングをコントロールすることができる。
図4に示すように、アッパーシャフト2は筒状である。例えば、アッパーシャフト2は、機械構造用炭素鋼鋼管(STKM材(Carbon Steel Tubes for Machine Structural Purposes))で形成される。アッパーシャフト2は、アッパー嵌合部21と、大径部23と、基部25と、を備える。
アッパー嵌合部21は、アッパーシャフト2の前方端部に配置される。アッパー嵌合部21には、ロア嵌合部17が挿入されている。アッパー嵌合部21は、内周面に雌スプライン21aを備える。雌スプライン21aは、雄スプライン17aと噛み合う。
図9(a)に示すように、軸方向に対して直交する断面においてロア嵌合部17の外形が円を描く。図9(a)に示す断面において、アッパー嵌合部21の外形は楕円を描く。図9(b)に示すように、軸方向に対して直交する断面のうち図9(a)とは異なる断面において、ロア嵌合部17の外形が楕円を描く。図9(b)に示す断面において、アッパー嵌合部21の外形は円を描く。なお、図9(a)のアッパー嵌合部21及び図9(b)のロア嵌合部17の形状は、説明のために誇張して描かれており、実際の形状とは異なる。実際には、雌スプライン21aの全ての歯は、それぞれ雄スプライン17aの2つの歯の間に位置する。すなわち、図9(a)の左側及び右側に位置する雌スプライン21aの歯は、雄スプライン17aの歯に接していないが、雄スプライン17aの2つの歯の間に位置する。図9(b)の上側及び下側に位置する雌スプライン21aの歯は、雄スプライン17aの歯に接していないが、雄スプライン17aの2つの歯の間に位置する。
中間シャフト85を組み立てる時、ロア嵌合部17の一部がアッパー嵌合部21に挿入される。そして、ロア嵌合部17及びアッパー嵌合部21が凹部170に対応する位置で2方向からプレスされる。その後、ロア嵌合部17がアッパー嵌合部21の中にさらに押し込まれる。これにより、図9(a)及び図9(b)に示す断面形状が形成される。なお、ロア嵌合部17及びアッパー嵌合部21のこのような連結方法は、楕円嵌合と呼ばれることがある。
また、このような楕円嵌合と呼ばれる連結方法は中間シャフト85の軸方向に強い衝撃荷重が加わった場合に相対変位可能としているが、軽い軸方向での相対変位を可能とする他の実施形態として、いわゆる樹脂コートスライダー及び転動体(ボールやローラ)を用いた連結方法がある。
樹脂コートスライダーを用いた連結方法とは、例えば、ロア嵌合部17の外周面に合成樹脂をコーティングし、さらにグリースを塗布して、ロア嵌合部17に内嵌させる。これにより、ロア嵌合部17とアッパー嵌合部21との接触部分の磨耗を低減するとともに摩擦抵抗を削減することができる。
なお、ロア嵌合部17とアッパー嵌合部21の少なくともいずれか一方の外形に合成樹脂又はグリースのいずれか一方又は双方で潤滑被膜がコーティングされていれば良い。
なお、ロア嵌合部17又はアッパー嵌合部21の少なくともいずれか一方の外形に樹脂やグリースで潤滑被膜がコーティングされていれば良い。
転動体を用いた連結方法とは、例えば、ロア嵌合部17とアッパー嵌合部21の間にボール或いはローラ、ボールとローラとを組合せた転動体を介在させている。これにより、アッパー嵌合部21のロア嵌合部17との接触部分の磨耗を低減するとともに摩擦抵抗を削減することができる。
ロア嵌合部17とアッパー嵌合部21とのとの接触部分に生じる摩擦により、ロア嵌合部17に対するアッパー嵌合部21の移動が規制されている。すなわち、通常使用時(衝突が生じていない時)において、アッパー嵌合部21はロア嵌合部17に対して移動しない。一方、衝突時においてアッパーシャフト2に軸方向の所定荷重が加わった場合、アッパー嵌合部21がロア嵌合部17に対して、軸方向コラプスストロークSだけ移動する。所定荷重は、例えば1kN以上3kN以下程度である。
すなわち、アッパーシャフト2は、衝突時にロアシャフト1から離脱できるようにロアシャフト1に連結されている。アッパー嵌合部21とロア嵌合部17との間の摩擦により衝撃が吸収される。アッパー嵌合部21とロア嵌合部17との間の摩擦により衝撃が吸収される。
大径部23は、アッパー嵌合部21の前方に配置される。大径部23の外径は一定である。大径部23の外径は、アッパー嵌合部21の外径よりも大きい。
基部25は、アッパーシャフト2の前方端部に配置される。基部25は、第2ユニバーサルジョイント86に固定されている。基部25の外径は一定である。基部25の外径は、アッパー嵌合部21の外径に等しい。
図10は、ロアシャフトがアッパーシャフトの中に入った後の中間シャフトの斜視図である。図11は、ロアシャフトが曲がった後の中間シャフトの斜視図である。
車両が衝突するとステアリングギヤ88に荷重が加わる。ステアリングギヤ88に加わった荷重は、第2ユニバーサルジョイント86を介してアッパーシャフト2に伝わる。車両の前面の全てが衝突対象物に当たった場合(フルラップ衝突の場合)、アッパーシャフト2には軸方向の荷重が加わることが多い。フルラップ衝突の場合には、図10に示すようにアッパーシャフト2がロアシャフト1に対してストッパー4まで移動することで衝撃が吸収される(図の矢印Pに示す)。その結果、ステアリングホイール81に伝わる衝撃が低減する。
一方、車両の前面の一部が衝突対象物に当たった場合(オフセット衝突の場合)、さらに力が加わり(図の矢印Qに示す)、アッパーシャフト2には軸方向でない荷重が加わることが多い。このため、アッパーシャフト2がロアシャフト1に対して真っ直ぐに移動できない。オフセット衝突の場合には、中間シャフト85には曲げ応力が生じる。
この時、第1接続面36及び第2接続面37に応力集中が生じることで、第1接続面36及び第2接続面37を起点として図11に示すように第1衝撃吸収部15が曲がる。溝3の径方向における一方側が拡がり、溝3の径方向における他方側が縮む。溝3が縮む側においては、凸部4が隣接する凸部4に接する。曲がった中間シャフト85は、中間シャフト85の周辺部品の隙間に入り込む。第1衝撃吸収部15が曲がることにより、衝突による衝撃が吸収される。その結果、ステアリングホイール81に伝わる衝撃が低減する。
第1衝撃吸収部15は複数の溝3を備えるので、中間シャフト85に曲げ応力が作用すると、第1衝撃吸収部15の複数の部分で応力集中が生じる。このため、第1衝撃吸収部15の変形する部分の範囲が大きくなりやすいので、中間シャフト85の衝撃吸収能力が向上する。
中間シャフト85には、1次衝突による曲げ応力が生じることがあると共に、車両が縁石へ乗り上げた場合等において大きなトルク(捩り力)が入力されることがある。このため、中間シャフト85には、大きなトルクを受けた時の破損を抑制し且つ1次衝突時に衝撃を吸収することができることが求められる。
本実施形態の中間シャフト85では、直径D3が直径D2よりも小さい。このため、車両が縁石へ乗り上げた場合等において、第2衝撃吸収部12が変形する(捩れる)。第2衝撃吸収部12が変形することで、中間シャフト85に入力されたエネルギーが吸収される。第2衝撃吸収部12でエネルギーが吸収されるので、第1衝撃吸収部15の変形が抑制される。
これにより、ロア嵌合部17に近い部分に捩じり方向の第2衝撃吸収部12を設けることで、衝突時における車体の挙動に鑑みて、第1衝撃吸収部15への衝撃の伝達を適宜緩和することができる。
一方、本実施形態の中間シャフト85においては、曲率半径C2が曲率半径C1よりも大きい。このため、1次衝突時に中間シャフト85に曲げ応力が生じると、第2衝撃吸収部12ではなく第1衝撃吸収部15が変形する(曲がる)。
このとき、第2衝撃吸収部12は、ロアシャフト1は軸方向コラプスストロークSであるストッパー16まで移動することからアッパーシャフト2の中に入る。
なお、第1衝撃吸収部15の溝3は、必ずしも上述した形状を有していなくてもよい。例えば、第1接続面36及び第2接続面37が底面35を介さずに繋がっていてもよい。すなわち、径方向に対して垂直な平面で中間シャフト85を切った断面において、溝3の底に対応する位置における第1衝撃吸収部15の表面が半円を描いていてもよい。また、第1接続面36及び第2接続面37がなくてもよい。すなわち、第1側面31及び第2側面33が底面35に直接繋がっていてもよい。
なお、第1衝撃吸収部15が備える溝3の数は、必ずしも図に示すような数でなくてもよい。第1衝撃吸収部15は少なくとも1つの溝3を有していればよい。
なお、凸部4に対応する位置における第1衝撃吸収部15の直径D1は、必ずしも基部11の直径に等しくなくてもよい。直径D1は、少なくとも溝3の底に対応する位置における第1衝撃吸収部15の直径D2よりも大きく且つ、ロア嵌合部17の最小直径D4よりも小さければよい。直径D1は、基部11の直径よりも小さくてもよいし、基部11の直径よりも大きくてもよい。
以上で説明したように、ステアリング装置80は、第1ユニバーサルジョイント84と、第1ユニバーサルジョイント84より前方側に配置される第2ユニバーサルジョイント86と、第1ユニバーサルジョイント84と第2ユニバーサルジョイント86とを連結する中間シャフト85と、を備える。中間シャフト85は、中実部材であるロアシャフト1と、ロアシャフト1に離脱可能に連結される筒状のアッパーシャフト2と、を備える。ロアシャフト1は、外周面に溝3を有する第1衝撃吸収部15を備える。さらに、前記ロアシャフトには、前記アッパーシャフトに対して前記ロアシャフトが軸方向のコラプス量を規制できるストッパーを備える。
これにより、第1衝撃吸収部15の形成に際して金型が不要であるので、第1衝撃吸収部15の形成が容易となる。また、第1衝撃吸収部15の変形特性は、第1衝撃吸収部15の溝3の形状に応じて変化する。溝3の形状を変更することは容易であるため、第1衝撃吸収部15の変形特性の調整は容易である。したがって、ステアリング装置80は、容易に製造でき且つ容易に変形特性を変更することができる中間シャフト85により衝撃を吸収することができる。
さらに、1次衝突時にアッパーシャフト2がロアシャフト1に対して相対的に移動する。ステアリング装置80は、ロアシャフト1とアッパーシャフト2との間で生じる摩擦によって衝撃を吸収することができる。
また、ロアシャフト1は、外周面に雄スプライン17aを有するロア嵌合部17を備える。アッパーシャフト2は、内周面に雌スプライン21aを有するアッパー嵌合部21を備える。ロア嵌合部17がアッパー嵌合部21に嵌まる。第1衝撃吸収部15の最大外径(直径D1)は、ロア嵌合部17の最小直径D4よりも小さい。
これにより、アッパーシャフト2がロアシャフト1に対して相対的に移動する時に、第1衝撃吸収部15とアッパー嵌合部21の雌スプライン21aとが干渉しにくくなる。このため、ステアリング装置80は、中間シャフト85の衝撃吸収能力のバラツキを抑制することができる。
また、ステアリング装置80においては、第1衝撃吸収部15は、複数の溝3を備える。溝3は、環状である。
これにより、中間シャフト85に曲げ応力が作用すると、第1衝撃吸収部15の複数の部分で応力集中が生じる。このため、第1衝撃吸収部15の変形する部分の範囲が大きくなりやすいので、中間シャフト85の衝撃吸収能力が向上する。さらに、溝3が環状なので、中間シャフト85の曲がる方向が限定されにくくなる。
また、ステアリング装置80においては、溝3の最大幅Wは1mm以上3mm以下である。径方向に対して垂直な平面で中間シャフト85を切った断面において、溝3に面する第1衝撃吸収部15の表面の少なくとも一部は、曲率半径が0.2mm以上1.0mm以下である円弧を描く。
これにより、第1衝撃吸収部15において極端な応力集中が生じなくなり、且つ第1衝撃吸収部15が曲がり易くなる。
以上の説明のとおり、本発明のステアリング装置は、縁石に衝突した程度の一次衝突などの場合、アッパー嵌合部21に近い部分に捩じり方向のヒューズ4により、フルラップ衝突の場合には、ロアシャフト1がアッパーシャフト2に対してストッパー16まで移動することにより、さらにオフセット衝突の場合には、第1衝撃吸収部15は、複数の溝3にて折れ曲がりロアシャフト1は周辺部品の隙間に入り込むことにより、衝撃が吸収される。
したがって、種々な衝突時における車体の挙動に鑑みて、アッパーシャフト2のコラプスアプローチSを調整して衝撃の伝達を中間シャフトにて適宜緩和することができる。
1 ロアシャフト
10、11、13 基部
12 第2衝撃吸収部(ヒューズ)
121 第1接続部
125 小径部
129 第2接続部
15 第1衝撃吸収部
16 ストッパー
17 ロア嵌合部
170 凹部
17a 雄スプライン(雄セレーション)
2 アッパーシャフト
21 アッパー嵌合部
21a 雌スプライン(雌セレーション)
23 大径部
25 基部
3 溝
31 第1側面
33 第2側面
35 底面
36 第1接続面
37 第2接続面
4 凸部
80 ステアリング装置
81 ステアリングホイール
82 ステアリングシャフト
82a 入力軸
82b 出力軸
83 操舵力アシスト機構
84 第1ユニバーサルジョイント
85 中間シャフト
86 第2ユニバーサルジョイント
87 ピニオンシャフト
88 ステアリングギヤ
88a ピニオン
88b ラック
89 タイロッド
90 ECU
92 減速装置
93 電動モータ
94 トルクセンサ
95 車速センサ
98 イグニッションスイッチ
99 電源装置

Claims (5)

  1. 第1ユニバーサルジョイントと、
    前記第1ユニバーサルジョイントより前後方向の一方側に配置される第2ユニバーサルジョイントと、
    前記第1ユニバーサルジョイントと前記第2ユニバーサルジョイントとを連結する中間シャフトと、
    を備え、
    前記中間シャフトは、
    一方側の端部が前記第2ユニバーサルジョイントに連結され、且つ、中実部材である第1シャフトと、
    筒状に形成され、
    一方側の端部が前記第1シャフトにおける前後方向の他方側の端部の外周に挿入されて当該第1シャフトと離脱可能に連結され、且つ、他方側の端部が前記第1ユニバーサルジョイントに連結され第2シャフトと、を備え、
    前記第1シャフトは、
    前記第2シャフトよりも一方側に位置し、且つ、外周面に複数の溝を有する第1衝撃吸収部と、
    前記第1衝撃吸収部の他方側で且つ前記第2シャフトよりも一方側に位置し、前記第2シャフトに当接可能であり、且つ、前記第2シャフトに対して前記第1シャフトが軸方向の相対変位量を規制するストッパーを備えることを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記第1シャフトの一部には、小径に形成された円柱状の第2衝撃吸収部を備え、当該第2衝撃吸収部は、前記ストッパーと前記第2シャフトとの間に位置することを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記第1シャフトは、スプラインを有する第1嵌合部を備え、
    前記第2シャフトは、スプラインを有する第2嵌合部を備え、
    前記第1嵌合部が前記第2嵌合部に嵌まり、
    前記第2シャフトの軸方向に対して直交する断面において、前記第2嵌合部の外形及び前記第1嵌合部の外形のうち一方が円を描き、且つ他方が楕円を描くことを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  4. 前記第1シャフトは、スプラインを有する第1嵌合部を備え、
    前記第2シャフトは、スプラインを有する第2嵌合部を備え、
    前記第2嵌合部と前記第1嵌合部の少なくともいずれか一方のスプラインに潤滑被膜が施されることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  5. 前記第1シャフトは、スプラインを有する第1嵌合部を備え、
    前記第2シャフトは、スプラインを有する第2嵌合部を備え、
    前記第1嵌合部と前記第2嵌合部の間に転動体が介在されることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
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