JP2019084860A - ステアリング装置 - Google Patents

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誠一 森山
Seiichi Moriyama
誠一 森山
圭佑 中尾
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圭佑 中尾
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Abstract

【課題】衝突時にロアシャフト及びアッパーシャフトが相対的に移動し且つ中間シャフトを容易に変形させることができるステアリング装置を提供する。【解決手段】本発明に係るステアリング装置は、第1ユニバーサルジョイント84と、第1ユニバーサルジョイント84より前方側に配置される第2ユニバーサルジョイント86と、第1ユニバーサルジョイント84と第2ユニバーサルジョイント86とを連結する中間シャフト85と、を備え、中間シャフト85は、蛇腹状のベローズ部を有する中空円管状の第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13を備え第1ユニバーサルジョイント84に連結されるアッパーシャフト2と、第2ユニバーサルジョイント86に連結され且つアッパーシャフト2に離脱可能に連結されるロアシャフト1と、を備え、さらに、ロアシャフト1には、アッパーシャフト2に対してロアシャフト1のコラプス量Sを規制できるストッパー3を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
自動車用操舵装置は、運転者が操作するステアリングホイールの動きを、ステアリングシャフト及び中間シャフト等の複数本のシャフトと、これらのシャフトの端部同士を結合した自在継手とを介してステアリングギヤユニットに伝達する様に構成している。この様に作用する操舵装置を搭載した自動車が衝突事故を起こす(一次衝突が発生する)と、車体の前部が潰れてステアリングギヤユニットが後方に押される。そこで、この様なステアリングギヤユニットの後方への変位にかかわらず、ステアリングホイールが後方に変位しない(運転者の体に向けて突き上げられない)様にすることが考えられている。この為に従来から、一次衝突の際に、操舵装置を構成するシャフトやヨーク等のトルク伝達部材を収縮させたり、塑性変形させたりして、衝撃荷重を吸収しつつステアリングホイールの後方への変位を阻止することが提案されている。ここでの前方とはステアリングホイー側を、後方とは運転者側をいう(以下、同じ。)。
例えば、特許文献1には、一次衝突時に押し潰されることにより、ステアリングホイールの後方への変位を阻止する蛇腹状のベローズ部をヨークに備え、ステアリングホイールの傾きの変化や突き上げを防止し、運転者の身体に加わる衝撃を緩和する構造が記載されている。
また、特許文献2には、軸方向中間部に蛇腹状のベローズ部を設け、二次衝突に伴う衝撃荷重に基づいてこのベローズ部を塑性変形させることにより全長を収縮可能としたステアリングコラムが記載されている。そして、この様な特許文献32に記載されたステアリングコラムの場合には、ベローズ部の肉厚を調整することで、二次衝突に伴う衝撃荷重の吸収特性を調整可能としている。但し、特許文献32に記載された発明は、車両走行中にステアリングホイールを操作することに伴って捩り方向の力が加わるシャフトやヨークではなく、ステアリングコラムに関するものである。又、衝撃荷重が加わった場合の変形態様も、ベローズ部が折れ曲がる様に変形するのではなく、収縮する様に変形するものである。
特開平8−72730号公報 独国特許出願公開DE2459246号公報
衝撃吸収能力を向上させるためには、中間シャフトを構成するロアシャフト及びアッパーシャフトが衝突時に相対的に移動し、かつベローズ部が曲がることが好ましい。しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載されるようなベローズ部に衝撃荷重が加わった場合の変形態様は、ベローズ部が折れ曲がる様に変形するのではなく収縮する様に変形するものであるから、運転者の身体に加わる衝撃を緩和することが十分でない可能性があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、衝突時にロアシャフト及びアッパーシャフトが相対的に移動し、かつ中間シャフトを容易に変形させることができるステアリング装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明に係るステアリング装置は、第1ユニバーサルジョイントと、前記第1ユニバーサルジョイントより前方側に配置される第2ユニバーサルジョイントと、前記第1ユニバーサルジョイントと前記第2ユニバーサルジョイントとを連結する中間シャフトと、を備え、前記中間シャフトは、蛇腹状のベローズ部を有する中空円管状の第1衝撃吸収部を備え、前記第1ユニバーサルジョイントに連結されるアッパーシャフトと、前記第2ユニバーサルジョイントに連結され且つ前記アッパーシャフトに離脱可能に連結されるロアシャフトと、を備え、さらに、前記ロアシャフトには、前記アッパーシャフトに対して前記ロアシャフト軸方向のコラプス量を規制するストッパーを備えていることを特徴とする。
これにより、衝突時に車体の挙動を鑑みてロアシャフトを適切な位置に留め、中間シャフトの縮みと曲がりのタイミングをコントロールすることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記ロアシャフトの一部には、小径に形成された円柱状の第2衝撃吸収部を備えていることを特徴とする。
これにより、車両が縁石に乗り上げた等の場合、第2衝撃吸収部が捩じり方向に変形することで第1衝撃吸収部の変形を抑制させることができる。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記アッパーシャフトは、スプラインを有するアッパー嵌合部を備え、前記ロアシャフトは、スプラインを有するロア嵌合部を備え、前記ロア嵌合部が前記アッパー嵌合部に嵌まり、前記アッパーシャフトの軸方向に対して直交する断面において、前記アッパー嵌合部の外形及び前記ロア嵌合部の外形のうち一方が円を描き、且つ他方が楕円を描くことを特徴とする。
これにより、アッパー嵌合部とロア嵌合部との間に摩擦が生じ、アッパーシャフトとロアシャフトはがたつきなく固定され、大きな衝撃荷重が加わった場合には、アッパーシャフトとロアシャフトは軸方向に関する相対変位を可能にする。
第4の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記アッパーシャフトは、スプラインを有するアッパー嵌合部を備え、前記ロアシャフトは、スプラインを有するロア嵌合部を備え、前記アッパー嵌合部と前記ロア嵌合部のスプラインの少なくともいずれか一方に潤滑被膜が施されていることを特徴とする。
これにより、アッパーシャフトとロアシャフトとを、軽い力で軸方向の相対変位を可能とすることができる。
第5の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記アッパーシャフトは、スプラインを有するアッパー嵌合部を備え、前記ロアシャフトは、スプラインを有するロア嵌合部を備え、前記ロア嵌合部と前記アッパー嵌合部の間に転動体が介在されていることを特徴とする。
これにより、アッパーシャフトとロアシャフトとを、軽い力で軸方向の相対変位を可能とすることができる。
本発明によれば、衝突時にロアシャフト及びアッパーシャフトが相対的に移動し且つ中間シャフトを容易に変形させることができるステアリング装置を提供することができる。
本実施形態に係るステアリング装置の概略を示す模式図である。 本実施形態に係るステアリング装置の斜視図である。 本実施形態に係る中間シャフトの斜視図である。 図3における軸方向向断面図である。 ロアシャフトの第2衝撃吸収部(ヒューズ)を拡大した断面図である。 本発明に適用できるストッパーの例を示す図である。 (a)は、図4におけるA−A断面図で、(b)は、図4におけるB−B断面図である。 本実施形態に係るアッパーシャフトの斜視図である。 図8における軸方向断面図である。 ロアシャフトがストッパーで止まった時の中間シャフトの斜視図である。 ロアシャフトがストッパーで止まった後、曲がりが発生した時の中間シャフトの斜視図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
図1は、本実施形態に係るステアリング装置の概略を示す模式図である。図2は、本実施形態に係るステアリング装置の斜視図である。図1に示すように、ステアリング装置80は、操作者から与えられる力が伝達する順に、ステアリングホイール81と、ステアリングシャフト82と、操舵力アシスト機構83と、第1ユニバーサルジョイント84と、中間シャフト85と、第2ユニバーサルジョイント86と、を備えピニオンシャフト87に接合されている。以下の説明においては、ステアリング装置80が搭載された車両における前方は単に前方と記載され、車両における後方は単に後方と記載される。
図1に示すように、ステアリングシャフト82は、入力軸82aと、出力軸82bとを備える。入力軸82aの一方の端部がステアリングホイール81に連結され、入力軸82aの他方の端部が出力軸82bに連結される。また、出力軸82bの一方の端部が入力軸82aに連結され、出力軸82bの他方の端部が第1ユニバーサルジョイント84に連結される。
図1及び図2に示すように、中間シャフト85は、第1ユニバーサルジョイント84と第2ユニバーサルジョイント86とを連結している。中間シャフト85の一方の端部が第1ユニバーサルジョイント84に連結され、他方の端部が第2ユニバーサルジョイント86に連結される。ピニオンシャフト87の一方の端部が第2ユニバーサルジョイント86に連結され、ピニオンシャフト87の他方の端部がステアリングギヤ88に連結される。第1ユニバーサルジョイント84及び第2ユニバーサルジョイント86は、例えばカルダンジョイントである。ステアリングシャフト82の回転が中間シャフト85を介してピニオンシャフト87に伝わる。すなわち、中間シャフト85はステアリングシャフト82に伴って回転する。
図1及び図2に示すように、ステアリングギヤ88は、ピニオン88aと、ラック88bとを備える。ピニオン88aは、ピニオンシャフト87に連結される。ラック88bは、ピニオン88aに噛み合う。ステアリングギヤ88は、ピニオン88aに伝達された回転運動をラック88bで直進運動に変換する。ラック88bは、タイロッド89に連結される。ラック88bが移動することで車輪の角度が変化する。
図1に示すように、操舵力アシスト機構83は、減速装置92と、電動モータ93とを備える。減速装置92は、例えばウォーム減速装置である。電動モータ93で生じたトルクは、減速装置92の内部のウォームを介してウォームホイールに伝達され、ウォームホイールを回転させる。減速装置92は、ウォーム及びウォームホイールによって、電動モータ93で生じたトルクを増加させる。そして、減速装置92は、出力軸82bに補助操舵トルクを与える。すなわち、ステアリング装置80はコラムアシスト方式である。
図1に示すように、ステアリング装置80は、ECU(Electronic Control Unit)90と、トルクセンサ94と、車速センサ95と、を備える。電動モータ93、トルクセンサ94及び車速センサ95は、ECU90と電気的に接続される。トルクセンサ94は、入力軸82aに伝達された操舵トルクをCAN(Controller Area Network)通信によりECU90に出力する。車速センサ95は、ステアリング装置80が搭載される車体の走行速度(車速)を検出する。車速センサ95は、車体に備えられ、車速をCAN通信によりECU90に出力する。
ECU90は、電動モータ93の動作を制御する。ECU90は、トルクセンサ94及び車速センサ95のそれぞれから信号を取得する。ECU90には、イグニッションスイッチ98がオンの状態で、電源装置99(例えば車載のバッテリ)から電力が供給される。ECU90は、操舵トルク及び車速に基づいて補助操舵指令値を算出する。ECU90は、補助操舵指令値に基づいて電動モータ93へ供給する電力値を調節する。ECU90は、電動モータ93から誘起電圧の情報又は電動モータ93に設けられたレゾルバ等から出力される情報を取得する。ECU90が電動モータ93を制御することで、ステアリングホイール81の操作に要する力が小さくなる。
図3は、本実施形態に係る中間シャフトの斜視図である。
図3に示すように、中間シャフト85は、ロアシャフト1と、アッパーシャフト2と、を備える。ロアシャフト及びアッパーシャフト2は、機械構造用炭素鋼(SC材(Carbon Steel for Machine Structural Use))であるS35C又は機械構造用炭素鋼鋼管(いわゆるSTKM材(Carbon Steel Tubes for Machine Structural Purposes))等で形成される。アッパーシャフト2及びロアシャフト1の強度は、第1ユニバーサルジョイント84側又は第2ユニバーサルジョイント86側から伝わるトルクによって変形しないように設計される。
図5に示すように、ロアシャフト1は中実部材の円柱22である。ロアシャフト1は、ジョイント嵌合部23、基部22aと、第2衝撃吸収部(ヒューズ)4と、基部22bと、ストッパー3と、ロア嵌合部21と、を備える。
ジョイント嵌合部23は、円柱22の前方の端部に配置される。ジョイント嵌合部23は、第2ユニバーサルジョイント86に連結される。ジョイント嵌合部23の外径は一定である。例えば、ジョイント嵌合部23は、外周面にセレーションを備える。ジョイント嵌合部23のセレーションは、第2ユニバーサルジョイント86に設けられたセレーションと噛み合う。ジョイント嵌合部23は、第2ユニバーサルジョイント86に対して溶接によって固定されている。
基部22aは、図4に示すように、第1ユニバーサルジョイント86に固定される。基部22aの直径は一定である。第2衝撃吸収部(ヒューズ)4は、基部22aの後方に位置する。また、第2衝撃吸収部(ヒューズ)4は、ロアシャフト1の軸方向において、ロアシャフト1の中央よりも前方に位置している。
第2衝撃吸収部(ヒューズ)4は、図5に示すように、小径部125と、第1接続部121と、第2接続部129と、を含む。小径部125は、軸方向の所定の長さLを有する円柱状である。長さLは本発明の範囲内で適宜最適な長さを選択する。第1接続部121は、基部22bと小径部125とを接続する。第2接続部129は、基部13と小径部125とを接続する。
また、第1接続部121及び第2接続部129の表面は同じ円弧(以下、第2円弧という)を描く。曲率半径C2は、5mm以上であることが好ましい。例えば、曲率半径C2は8mmである。
また、第2衝撃吸収部(ヒューズ)4は、例えば150(Nm)以上250(Nm)以下程度のトルクで変形するように設計される。中間シャフト85が機械構造用炭素鋼(SC材)であるS35Cで形成される場合、小径部125の直径D3は、13mm以上15.5mm以下程度となる。例えば、本実施形態において直径D3は、13mmである。
ストッパー3は、ロアシャフト1の軸方向において、第2衝撃吸収部(ヒューズ)4の後方に位置する。また、ストッパー3は、ロアシャフト1の軸方向において、ロアシャフト1のやや中央よりに位置している。基部22bは、ストッパー3の前後に位置する。
また、ストッパー3は、軸方向の潰れ量である相対変位(コラプス)量を規制する機能を有し、アッパーシャフト2に対してロアシャフト1が、軸方向に潰れる量(コラプスストロークS、図4参照)を規制するためにロアシャフト1に形成された部材である。例えば、ストッパー3は、基部22bの外径よりも大きい外径に形成される。
本実施形態では、一例として、軸方向のコラプスストロークSの所定位置にロアシャフト1と同質の金属製の円環状の止め輪が形成されているが、ストッパー部材を溶接して一体としても良く、或いはC型止め輪やE型止め輪との別体との組合せでも良く、固定方法は適宜採用でき、特に問わない。
例えば、図6に示した部材(A)〜(F)を使用することができる。
(A)に示したものは、弾性を有する断面円形状の線材を曲げ形成することにより造られており、欠円環状の止め輪本体と、止め輪本体の円周方向両端部から径方向外方に折れ曲がった1対の係止環部とを備えている。
(B)に示したものは、一般的にC型リングと呼ばれるもので、金属板を打ち抜き形成することにより造られており、欠円環状の止め輪本体と、止め輪本体の円周方向両端部から径方向外方に突出した1対の耳部とを備えている。
(C)に示したものは、一般的にE型リングと呼ばれるもので、金属板を打ち抜き形成することにより造られており、欠円環状の止め輪本体と、止め輪本体の円周方向両端部及び円周方向中央部から径方向内方に突出した3つの爪部とを備えている。
(D)に示したものは、円環部と、円環部の円周方向複数箇所から径方向内方に突出した複数の舌片とを備えている。
(E)に示したものは、例えば合成樹脂や銅、アルミニウムなどの鉄系材料に比べてせん断抵抗の低い材料から造られたもので、全体を欠円環状に構成している。
(F)に示したものも、(E)と同様に、鉄系材料に比べてせん断抵抗の低い材料から造られたもので、ピン状に構成している。
更に、円環状や軸状以外の形状のものを使用することができ、溶接、接着、圧入、かしめ、ねじ止め等、従来から知られた各種固定構造によって、ロアシャフト1に対して固定する構造を採用できる。
ロア嵌合部21は、ロアシャフト1の後方端部に位置する。ロア嵌合部21は、外周面に雄スプライン(又は雄セレーション)21aを備える。雄スプライン21aは、後述する雌スプライン(又は雌セレーション)17aと噛み合う。
また、ロア嵌合部21は、図4に示すように後方側の端面に凹部210を有する。
以上、説明のとおり、本実施形態の中間シャフト85では、小径部125の直径D3が基部22bの直径D4よりも小さくしているため、車両が縁石へ乗り上げた場合等において、第2衝撃吸収部(ヒューズ)4が変形する(捩れる)。第2衝撃吸収部(ヒューズ)4が変形することで、中間シャフト85に入力されたエネルギーが吸収される。また、第2衝撃吸収部(ヒューズ)4でエネルギーが吸収されるので、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13での変形が抑制される。
したがって、中間シャフト85には、例えば、車両が縁石へ乗り上げた程度のトルク(捩り力)が入力されることがあっても、中間シャフト85には、このトルクを受けた時の破損を抑制し、かつ衝突時の衝撃を吸収することができる。
すなわち、ロア嵌合部21に近い部分に捩じり方向の第2衝撃吸収部(ヒューズ)4を設けることで、衝突時における車体の挙動に鑑みて、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13への衝撃の伝達を適宜緩和することができ、アッパーシャフト2のコラプスアプローチを十分に確保することができる。
また、ストッパー3により、一次衝突時にアッパーシャフト2に対してロアシャフト1がコラプスストロークSだけ移動すると、ストッパー3がアッパーシャフト2の前方端部に当たり、ロアシャフト1の移動が停止する。この結果、ロアシャフト1は軸方向に変位し衝撃荷重を吸収するように伸縮するが、ストッパー3によって止まり第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13に荷重がかかることでアッパーシャフト2側に無理な荷重が付加されることが回避される。
したがって、衝突時の衝撃度に応じてコラプスストロークSを最適化することで、中間シャフトの縮みと曲がりのタイミングをコントロールすることができる。
アッパーシャフト2は、図8に示すように、中空の筒状部材である。アッパーシャフト2は、図4に示すように、アッパー嵌合部17と、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13と、ジョイント嵌合部11と、を備える。
アッパー嵌合部17は、アッパーシャフト2の前方の端部に配置される。アッパー嵌合部17はロアシャフト1に連結される。アッパー嵌合部17の外径は一定である。例えば、アッパー嵌合部17の外径は23mmである。アッパー嵌合部17は、図8に示すように内周面に雌スプライン17aを備える。
図7(a)に示すように、軸方向に対して直交する断面においてアッパー嵌合部17の外形が楕円を描く。図7(a)に示す断面において、ロア嵌合部21の外形は円を描く。図7(b)に示すように、軸方向に対して直交する断面のうち図7(a)とは異なる断面において、アッパー嵌合部17の外形が円を描く。図7(b)に示す断面において、ロア嵌合部21の外形は楕円を描く。なお、図7(a)のアッパー嵌合部17及び図7(b)のロア嵌合部21の形状は、説明のために誇張して描かれており、実際の形状とは異なる。実際には、雌スプライン17aの全ての歯は、それぞれ雄スプライン21aの2つの歯の間に位置する。
すなわち、図7(a)の左側及び右側に位置する雌スプライン17aの歯は、雄スプライン21aの歯に接していないが、雄スプライン21aの2つの歯の間に位置する。図7(b)の上側及び下側に位置する雌スプライン17aの歯は、雄スプライン21aの歯に接していないが、雄スプライン21aの2つの歯の間に位置する。
中間シャフト85を組み立てる時、ロア嵌合部21の一部がアッパー嵌合部17に挿入される。そして、アッパー嵌合部17及びロア嵌合部21が凹部210に対応する位置で2方向からプレスされる。その後、ロア嵌合部21がアッパー嵌合部17の中にさらに押し込まれる。これにより、図7(a)及び図7(b)に示す断面形状が形成される。なお、アッパー嵌合部17及びロア嵌合部21のこのような連結方法は、楕円嵌合と呼ばれることがある。
また、本実施形態では、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13とロアシャフト1との嵌合部を、いわゆる楕円嵌合とし、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13とロアシャフト1とを軸方向に大きな衝撃荷重が加わった場合にのみ、軸方向に関する相対変位を可能となる様に嵌合しているが、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13とアッパーシャフト2とを、軽い力で軸方向に関する相対変位を可能に嵌合することもできる。
また、楕円嵌合と呼ばれる連結方法とは他の実施形態として、いわゆる樹脂コートスライダー及び転動体(ボールやローラ等)を用いた連結方法がある。
樹脂コートスライダーを用いた連結方法とは、例えば、ロアシャフト1のロア嵌合部21の外周面に合成樹脂をコーティングし、さらにグリースを塗布して、アッパーシャフト2のアッパー嵌合部17に内嵌させる。これにより、アッパー嵌合部17とロア嵌合部21との接触部分の磨耗を低減するとともに摩擦抵抗を削減することができる。
なお、アッパー嵌合部17又はロア嵌合部21の少なくともいずれか一方の外形に合成樹脂又はグリースのいずれか一方又は双方で潤滑被膜がコーティングされていれば良い。
転動体を用いた連結方法とは、例えば、アッパー嵌合部17とロア嵌合部21の間にボール或いはローラ、ボールとローラとを組合せた転動体を介在させる。これにより、アッパー嵌合部17のロア嵌合部21との接触部分の磨耗を低減するとともに摩擦抵抗を削減することができる。
アッパー嵌合部17のロア嵌合部21との接触部分に生じる摩擦により、アッパー嵌合部17に対するロア嵌合部21の移動が規制されている。すなわち、通常使用時(衝突が生じていない時)において、ロア嵌合部21はアッパー嵌合部17に対して移動しない。一方、衝突時においてロアシャフト1に軸方向の所定荷重が加わった場合、ロア嵌合部21がアッパー嵌合部17に対して、ストッパー3の位置までの軸方向コラプスストロークSだけ移動する。
所定荷重は、例えば1kN以上3kN以下程度である。すなわち、ロアシャフト1は、衝突時にアッパーシャフト2から離脱できるようにアッパーシャフト2に連結されている。ロア嵌合部21とアッパー嵌合部17との間の摩擦により衝撃が吸収される。第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13の強度は、ロアシャフト1に所定荷重が加わった場合でも座屈しないように設計されている。
第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13は、中空円管状で、アッパー嵌合部17とジョイント嵌合部11との間に設けられた蛇腹状のベローズ部12で形成されている。
ベローズ部12は、オフセット衝突時に折れ曲がる様に塑性変形することで、衝突に伴う衝撃荷重を吸収する部分であり、衝突事故が発生する以前の通常時に捩り方向に加わる(運転者がステアリングホイール1を操作すること等に基づいて加わる)荷重によっては変形しない程度の捩り強度を有する。ベローズ部12は、大径部である山部と、小径部である谷部とを、軸方向に関して交互に複数配置することで構成されている。又、本実施形態の場合には、山部の頂部と谷部の底部とを、それぞれ断面円弧形としている。
本実施形態の第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13は、軸方向一方側のジョイント嵌合部11の内径(後方側雌セレーション11aの溝底径)D11bを、ベローズ部12のうちで最も内径が小さい部分(谷部)の内径D12よりも小さく、軸方向他方側のアッパー嵌合部17の内径(前方側雌セレーション13の溝底径)D11aよりも大きくしている(D11a<D11b<D12)。但し、軸方向片側のアッパー嵌合部17の内径D11aは、ベローズ部12のうちで最も内径が小さい部分(谷部)の内径D12よりも小さければ、軸方向他方側のジョイント嵌合部11の内径D11bと同じか、この内径D11bよりも大きくすることもできる。
また、ベローズ部12の肉厚tを、他の部分(ベローズ部12から軸方向に外れた部分)の肉厚Tよりも小さくしている(t<T)。具体的には、ベローズ部12の肉厚tを、他の部分の肉厚Tの1/5〜4/5の範囲、好ましくは、1/3〜2/3の範囲、寄り好ましくは、1/3〜1/2の範囲に規制している。
また、本実施形態では、中間シャフト85のうち、ロアシャフト1を前方側に、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13を後方側に、それぞれ配置しているが、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13を前方側に、ロアシャフト1を後方側に、それぞれ配置することもできる。但し、オフセット衝突の際に、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13のベローズ部12に加わるモーメントを大きくして、このベローズ部12を変形し易くする面からは、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13を後方側に配置することが好ましい。
ジョイント嵌合部11は、アッパーシャフト2の後方の端部に配置される。ジョイント嵌合部11は、伝達軸16を介して、第1ユニバーサルジョイント84に連結される。ジョイント嵌合部11の外径は一定である。例えば、ジョイント嵌合部11の外径は23mmである。ジョイント嵌合部11の厚みは2mm以上3.5mm以下であることが好ましい。例えば、ジョイント嵌合部11の厚みは3mmである。例えば、ジョイント嵌合部11は、図8に示すように外周面にセレーション11aを備える。
このようなセレーション11aは、第1ユニバーサルジョイント84を構成するヨークに結合固定された伝達軸16の軸方向片端部(前端部)外周面に設けた雄セレーションとセレーション係合している。なお、セレーション係合に代えて、或いはセレーション係合と共に、溶接等の方法を用いることもできる。
図10は、ロアシャフト1がストッパー3で止まった時の中間シャフト85の斜視図である。図11は、ロアシャフト1が曲がった時の中間シャフト85の斜視図である。
車両が衝突するとステアリングギヤ88に荷重が加わる。ステアリングギヤ88に加わった荷重は、第2ユニバーサルジョイント86を介してロアシャフト1に伝わる。車両の前面の全てが衝突対象物に当たった場合(フルラップ衝突の場合)、ステアリングギヤユニット2全体が後方に強く押され、ロアシャフト1には軸方向の荷重が加わることが多い。フルラップ衝突の場合には、図10に示すように、ロアシャフト1に軸方向の衝撃荷重が加わると(図の矢印Pに示す)、このロアシャフト1が第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13に対して、ストッパー3まで移動する。その後、ロアシャフト1がベローズ部12の中空部分を軸方向に潰ぶして入り込み中間シャフト85の長さを縮め衝撃荷重を吸収することができる。
これにより、ステアリングホイール1が後方に変位して、運転者の体に向け突き上げられることを防止できる。なお、この様なフルラップ衝突が発生した場合に、ベローズ部12が軸方向に潰れる以前に、ロアシャフト1と第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13とが相対変位を開始できる様に、ストッパー3のコラプスストロークS(潰れ量)を調整すると共に、ベローズ部12の剛性の大きさと、ロアシャフト1と軸方向片側のアッパーシャフト2との結合強度の大きさを調整しておく。
また、車両の前面の一部が衝突対象物に当たった場合(オフセット衝突の場合)、ロアシャフト1には軸方向でない荷重が加わることが多いため(図の矢印Qに示す)、ロアシャフト1がアッパーシャフト2に対して真っ直ぐに移動できない。中間シャフト85が軸方向に収縮できない様な場合には、衝突に伴う衝撃荷重に基づいて、第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13がベローズ部12にて折れ曲がる。この場合、ロアシャフト1と第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13とが相対変位後、ベローズ部12にて折れ曲がる様に、ストッパー3のコラプスストロークSの潰れ量を調整しておく。
これにより、衝撃荷重が吸収されると共に、折れ曲がった中間シャフト85が周辺部品の間に存在する隙間に収納され、後方に変位することを防止される。したがって、オフセット衝突の場合においても、フルセット衝突の場合と同様に、ステアリングホイール1が後方に向けて変位して、運転者の体に向け突き上げられることを防止できる。
なお、この様なオフセット衝突が発生した場合には、ロアシャフト1と第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13とは軸方向に相対変位しないこともある。
以上の説明のとおり、本発明のステアリング装置は、縁石に衝突した程度の衝突などに対してロア嵌合部21に近い部分に捩じり方向の第2衝撃吸収部(ヒューズ)4により、また、フルラップ衝突に対してロアシャフト1がアッパーシャフト2に対してストッパー3まで移動することにより、さらにオフセット衝突に対してロアシャフト1と第1衝撃吸収部(アウタチューブ)13とが相対変位後、ベローズ部12にて折れ曲がり、ロアシャフト1は周辺部品の隙間に入り込むことにより、衝撃が吸収される。
したがって、種々な衝突時における車体の挙動に鑑みて、アッパーシャフト2のコラプスアプローチSを調整して、衝撃の伝達を中間シャフトにて適宜緩和することができる。
1 ロアシャフト
11 ジョイント嵌合部
11a セレーション
12 ベローズ部
13 第1衝撃吸収部(アウタチューブ)
16 伝達軸
17 アッパー嵌合部
17a 雌スプライン(雌セレーション)
2 アッパーシャフト
21 ロア嵌合部
210 凹部
21a 雄スプライン(雄セレーション)
22 円柱部
22a、22b 基部
23 ジョイント嵌合部
3 ストッパー
4 第2衝撃吸収部(ヒューズ)
5 アウタチューブ
80 ステアリング装置
81 ステアリングホイール
82 ステアリングシャフト
82a 入力軸
82b 出力軸
83 操舵力アシスト機構
84 第1ユニバーサルジョイント
85、85B、85C 中間シャフト
86 第2ユニバーサルジョイント
87 ピニオンシャフト
88 ステアリングギヤ
88a ピニオン
88b ラック
89 タイロッド
90 ECU
92 減速装置
93 電動モータ
94 トルクセンサ
95 車速センサ
98 イグニッションスイッチ
99 電源装置

Claims (5)

  1. 第1ユニバーサルジョイントと、
    前記第1ユニバーサルジョイントより前方側に配置される第2ユニバーサルジョイントと、
    前記第1ユニバーサルジョイントと前記第2ユニバーサルジョイントとを連結する中間シャフトと、を備え、
    前記中間シャフトは、
    蛇腹状のベローズ部を有する中空円管状の第1衝撃吸収部を備え、前記第1ユニバーサルジョイントに連結されるアッパーシャフトと、
    前記第2ユニバーサルジョイントに連結され且つ前記アッパーシャフトに離脱可能に連結されるロアシャフトと、を備え、
    前記ロアシャフトには、前記アッパーシャフトに対して前記ロアシャフトのコラプス量を規制するストッパーを備えていることを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記ロアシャフトの一部には、小径に形成された円柱状の第2衝撃吸収部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記アッパーシャフトは、スプラインを有するアッパー嵌合部を備え、
    前記ロアシャフトは、スプラインを有するロア嵌合部を備え、
    前記ロア嵌合部が前記アッパー嵌合部に嵌まり、
    前記アッパーシャフトの軸方向に対して直交する断面において、前記アッパー嵌合部の外形及び前記ロア嵌合部の外形のうち一方が円を描き、且つ他方が楕円を描くことを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  4. 前記アッパーシャフトは、スプラインを有するアッパー嵌合部を備え、
    前記ロアシャフトは、スプラインを有するロア嵌合部を備え、
    前記アッパー嵌合部と前記ロア嵌合部のスプラインの少なくともいずれか一方の外形に潤滑被膜が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  5. 前記アッパーシャフトは、スプラインを有するアッパー嵌合部を備え、
    前記ロアシャフトは、スプラインを有するロア嵌合部を備え、
    前記ロア嵌合部と前記アッパー嵌合部の間に転動体が介在されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
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