JP2019031992A - シャフト同士の結合構造 - Google Patents

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誠一 森山
Seiichi Moriyama
誠一 森山
圭佑 中尾
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Abstract

【課題】溶接部に欠陥が生じた場合にも、トルク伝達機能を確保することができ、かつ、シャフト同士の分離防止を図れる、シャフト同士の結合構造を実現する。
【解決手段】互いに結合する雌ジョイント42とアウタチューブ13とのうち、雌ジョイント42の外周面には、円周方向に関する凹凸形状の雄セレーション45を設け、アウタチューブ13の内周面には、円周方向に関する凹凸形状の第二雌セレーション27を設け、雄セレーション45と第二セレーション27とを凹凸係合させる。雌ジョイント42を構成する固定筒部44の内側に抜け止め筒54を配置し、抜け止め筒54に設けられた第一係合片56を、固定筒部44の内周面に設けられた環状凹溝49に係合させ、かつ、抜け止め筒54に設けられた第二係合片57を、アウタチューブ13の内周面に設けられた段差面28に軸方向に対向させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車用のステアリング装置などに組み込まれるトルク伝達用シャフトを構成する、シャフト同士の結合構造に関する。
図11は、特開2017−25964号公報に記載され、従来から知られた自動車用のステアリング装置を示している。ステアリング装置は、ステアリングホイール1と、ステアリングシャフト2と、ステアリングコラム3と、1対の自在継手4a、4bと、中間シャフト5と、ステアリングギヤユニット6と、1対のタイロッド7とを備えている。
ステアリングホイール1は、ステアリングコラム3の内側に回転自在に支持されたステアリングシャフト2の後端部に取り付けられている。ステアリングシャフト2の前端部は、1対の自在継手4a、4b及び中間シャフト5を介して、ステアリングギヤユニット6の入力軸8に接続されている。そして、入力軸8の回転を図示しないラックの直線運動に変換することで、1対のタイロッド7を押し引きし、操舵輪にステアリングホイール1の操作量に応じた舵角を付与する。なお、前後方向とは、ステアリング装置が組み付けられる車体の前後方向をいう。
ところで、自動車用のステアリング装置の分野では、トルク伝達に用いるトルク伝達用シャフトを、複数の部材を連結して構成する場合がある。この場合、隣接配置される1対のシャフト同士を溶接により結合し、これら1対のシャフト同士の間で、トルク伝達を行えるようにすることが行われている。
特開2017−25964号公報
近年、トルク伝達用シャフトに対する信頼性の要求が高度化している。そして、複数の部材を連結して構成されるトルク伝達用シャフトにあっては、1対のシャフト同士を結合する溶接部に、ひび割れやはがれなどの欠陥が生じた場合にも、トルク伝達機能を確保することができ、かつ、1対のシャフト同士が分離しないことが求められている。
本発明は、上述のような事情に鑑みて、溶接部に欠陥が生じた場合にも、トルク伝達機能を確保することができ、かつ、シャフト同士の分離防止を図れる、シャフト同士の結合構造を実現することを発明の目的としている。
本発明のシャフト同士の結合構造は、第一シャフトと、第二シャフトと、抜け止め筒とを備える。
前記第一シャフトは、外周面に円周方向に関する凹凸形状の外周側凹凸部が設けられ、かつ、内周面に環状凹溝が設けられた、第一筒部を有している。
前記第二シャフトは、内周面に円周方向に関する凹凸形状の内周側凹凸部が設けられ、その内側に前記第一筒部が挿入される第二筒部を有し、かつ、内周面のうち、前記内周側凹凸部の軸方向一方側に隣接する部分に、軸方向一方側を向いた段差面を有している。
前記抜け止め筒は、前記第一筒部の径方向内側に配置され、軸方向に離隔した位置にそれぞれが径方向外方に突出した第一係合片及び第二係合片を有している。
なお、前記第一係合片及び前記第二係合片は、少なくとも1つずつ設けられていれば良いが、それぞれ複数ずつ設けることもできる。
前記外周側凹凸部と前記内周側凹凸部とを凹凸係合させ、かつ、前記第一シャフトの外周面と前記第二筒部の軸方向端部とを溶接固定している。
さらに、前記第一係合片を前記環状凹溝の内側に配置し、かつ、前記第二係合片を前記段差面に軸方向に対向させている。
本発明では、前記第一係合片を、径方向外方に向かうほど軸方向一方側に向かう方向に傾斜させることができる。このような構成を採用すれば、前記抜け止め筒を、前記第一筒部の径方向内側に軸方向一方側から挿入する際に、前記第一係合片を弾性的に撓み変形させ、前記第一係合片と前記環状凹溝との軸方向位置が一致した状態で、前記第一係合片を弾性復元させて、前記第一係合片を前記環状凹溝の内側に配置することができる。さらに、前記第一係合片の軸方向一方側を向いた先端面を、前記環状凹溝の軸方向他方側を向いた側面に係合させることもできる。
本発明では、前記第一係合片の自由状態での外接円の直径を、前記環状凹溝の底面の内径寸法よりも大きくすることができる。このような構成を採用すれば、前記第一係合片の径方向外側縁を前記環状凹溝の底面に弾性的に当接させることができる。
本発明では、前記第二係合片を、径方向外方に向かうほど軸方向他方側に向かう方向に傾斜させることができる。このような構成を採用すれば、前記抜け止め筒を前記第一筒部の径方向内側に組み付け、前記第二係合片を弾性的に撓み変形させた状態で、この第一筒部を、前記第二筒部の径方向内側に軸方向他方側から挿入することができる。また、前記第二係合片の軸方向他方側を向いた先端面を、前記第二シャフトの軸方向一方側を向いた前記段差面に軸方向に対向(係合)させることができる。
本発明では、前記第一係合片及び前記第二係合片を、前記抜け止め筒の円周方向に関して複数ずつ設け、かつ、前記第一係合片と前記第二係合片との円周方向に関する位相を、互いにずらすことができる。このような構成を採用すれば、第一筒部が第二筒部の内側から軸方向他側に抜け出そうとした際に、前記段差面との当接によって前記第二係合片に作用する力が、前記第一係合片にまで作用しにくくできる。したがって、前記第一筒部が前記第二筒部の内側から軸方向他側に抜け出にくくすることできる。また、このような構成を採用する場合には、前記第一係合片と前記第二係合片とを180°ずらして配置することが好ましい。
本発明では、前記段差面を、径方向外方に向かうほど軸方向一方側に傾斜させることもできる。このような構成によれば、前記段差面を利用して前記第二係合片を撓み変形させることで、前記抜け止め筒に第一筒部と第二筒部との調心機能を持たせることができる。また、このような構成を採用する場合には、前記第二係合片を、円周方向に関して等間隔複数個所に設けることが好ましい。
あるいは、前記段差面を、前記第二シャフトの中心軸に対して直交する仮想平面上に存在させることもできる。
本発明のシャフト同士の結合構造によれば、溶接部に欠陥が生じた場合にも、トルク伝達機能を確保することができ、かつ、シャフト同士の分離防止を図れる。
図1は、実施の形態の第1例に係るシャフト同士の結合構造を適用した、ステアリング装置の1例を示す模式図である。 図2は、実施の形態の第1例に関して、図1に示したステアリング装置から中間シャフトを取り出して示す断面図である。 図3は、実施の形態の第1例に関して、図2に示した中間シャフトをジョイント部材の位置で分離し、第一伸縮シャフト及び雌ジョイントを取り出して示す断面図である。 図4は、実施の形態の第1例に関して、図2に示した中間シャフトをジョイント部材の位置で分離し、第二伸縮シャフト及び雄ジョイントを取り出して示す断面図である。 図5は、実施の形態の第1例に関して、第二シャフトに相当するアウタチューブを取り出して示す斜視図である。 図6は、実施の形態の第1例を示す、図3のA部拡大図である。 図7は、実施の形態の第1例に関して、第一シャフトに相当する雌ジョイントを取り出して示す側面図である。 図8は、実施の形態の第1例を示す、図7のB−B断面図である。 図9は、実施の形態の第1例に関して、抜け止め筒を取り出して示す斜視図である。 図10は、実施の形態の第1例に関して、抜け止め筒を取り出して示す断面図である。 図11は、従来から知られているステアリング装置を示す模式図である。
[実施の形態の第1例]
実施の形態の第1例について、図1〜図10を用いて説明する。本例では、ステアリング装置を構成する複数のトルク伝達用シャフトのうち、中間シャフト5aの構造を工夫している。具体的には、中間シャフト5aを構成する1対のシャフトである、雌ジョイント42とアウタチューブ13との結合構造を工夫している。以下、ステアリング装置及び中間シャフト5aの全体構造を説明するとともに、本例の特徴部分を説明する。
<ステアリング装置の概要>
自動車用のステアリング装置は、ステアリングホイール1と、ステアリングシャフト2と、ステアリングコラム3と、1対の自在継手4c、4dと、中間シャフト5aと、ステアリングギヤユニット6と、1対のタイロッド7とを備えている。
ステアリングシャフト2は、車体に支持されたステアリングコラム3の内側に回転自在に支持されている。ステアリングシャフト2の後端部には、運転者が操作するステアリングホイール1が取り付けられており、ステアリングシャフト2の前端部は、1対の自在継手4c、4d及び中間シャフト5aを介して、ステアリングギヤユニット6の入力軸8に接続されている。このため、運転者がステアリングホイール1を回転させると、該ステアリングホイール1の回転が、ステアリングギヤユニット6の入力軸8に伝達される。入力軸8の回転は、該入力軸8と噛合したラックの直線運動に変換され、1対のタイロッド7を押し引きする。この結果、操舵輪にステアリングホイール1の操作量に応じた舵角が付与される。
<中間シャフトの構成>
中間シャフト5aは、トルクを伝達するトルク伝達用シャフトであり、図2に示すように、それぞれが軸方向に伸縮可能な第一伸縮シャフト9及び第二伸縮シャフト10を、ジョイント部材11により、トルク伝達可能に連結することにより構成されている。
第一伸縮シャフト9は、軸方向に所定値以上の大きさの衝撃荷重が加わった場合にのみ、全長を収縮可能に構成されているのに対し、第二伸縮シャフト10は、衝突事故の発生していない定常状態において、全長を伸縮可能に構成されている。このため、中間シャフト5aは、定常状態では、第二伸縮シャフト10のみが伸縮することで、その全長を変化させるが、衝突事故発生時には、第一伸縮シャフト9及び第二伸縮シャフト10のそれぞれが収縮することで、その全長を縮める。なお、本例の中間シャフト5aは、大型車に使用されるもので、一般的な普通乗用車に使用されるものに比べて軸方向寸法が長くなっている。
<第一伸縮シャフトの構成>
第一伸縮シャフト9は、図2及び図3に示すように、インナシャフト12とアウタチューブ13とを備えている。これらインナシャフト12とアウタチューブ13とは、トルク伝達可能に、かつ、一時衝突時にのみ、軸方向に関する相対変位が可能になるように結合されている。換言すれば、インナシャフト12とアウタチューブ13とは、定常状態においては、軸方向に関する相対変位が不能に結合されている。
インナシャフト12は、金属製で、軸方向一方側のヨーク部14と、軸方向他方側の軸部15とを有している。本例では、ヨーク部14と軸部15とを、一体に設けている。つまり、ヨーク部14と軸部15とは、嵌合や溶接などによって連結されているのではなく、素材を鍛造加工などにより塑性変形させることで、一体的に造られている。
ヨーク部14は、ステアリングギヤユニット6の入力軸8に接続される別のヨーク16と十字軸64とにより、自在継手4dを構成するもので、基部17と、1対の腕部18とを有している。基部17は、その軸方向他側面の中央部が、軸部15の軸方向一方側部の端面に連続している。基部17の軸方向他側面の径方向外側部は、軸部15の中心軸に直交する仮想平面上に存在する円輪面19となっている。
1対の腕部18は、略平板状に構成されており、基部17の直径方向反対側の2個所位置から軸方向一方側に伸長している。また、腕部18の先端部には、互いに同軸上に、十字軸64を構成する軸部を回転自在に支持するための円孔20が設けられている。
軸部15は、略円柱状で、ほぼ全長にわたり中実状に構成されている。軸部15の軸方向他方側には、軸部15の軸方向他方側の端面にのみ開口した中空部21が設けられている。軸部15の軸方向他方側半部の外周面には、円周方向に関する凹凸形状の雄セレーション22が設けられている。これに対し、軸部15の軸方向一方側の端部の外周面には、断面形状が凹円弧形の凹曲面23が設けられている。凹曲面23は、いわゆる隅R部と呼ばれるもので、単一の曲率半径rを有しており、ヨーク部14を構成する基部17の軸方向他側面である円輪面19に滑らかに連続している。
アウタチューブ13は、第二シャフトに相当するものであり、金属製で、中空円管状に構成されている。アウタチューブ13の軸方向両側部には、1対の結合筒部24a、24bが設けられており、アウタチューブ13の軸方向中間部には、蛇腹状のベローズ部25が設けられている。
1対の結合筒部24a、24bのうち、軸方向一方側の結合筒部24aの内周面には、円周方向に関する凹凸形状の第一雌セレーション26が設けられており、軸方向他方側の結合筒部24bの内周面には、円周方向に関する凹凸形状の第二雌セレーション27が設けられている。これら1対の結合筒部24a、24bのうち、アウタチューブ13の軸方向他方側に配置された結合筒部24bが、第二筒部に相当し、結合筒部24bの内周面に形成された第二雌セレーション27が、内周側凹凸部に相当する。
ベローズ部25は、オフセット衝突時に折れ曲がるように塑性変形することで、衝突に伴う衝撃荷重を吸収する部分であり、衝突事故が発生する以前の定常時に、運転者がステアリングホイール1を操作することに基づいて加わる程度の捩り方向の荷重によっては変形しない程度の捩り強度を有している。ベローズ部25は、大径部である山部と、小径部である谷部とを、軸方向に関して交互に複数配置することで構成されている。また、本例では、山部の頂部と谷部の底部とを、それぞれ断面円弧形としている。
アウタチューブ13の内周面のうち、第二雌セレーション27の軸方向一方側に隣接する部分には、ベローズ部25の軸方向他方側部によって構成される、段差面28を有している。段差面28は、径方向外方に向かうほど軸方向一方側に向かう方向に傾斜したテーパ面となっている。
本例では、インナシャフト12とアウタチューブ13とを、トルク伝達可能に、かつ、一時衝突時における軸方向の相対変位を可能に結合するために、インナシャフト12の雄セレーション22とアウタチューブ13の第一雌セレーション26とを、セレーション係合させるとともに、インナシャフト12とアウタチューブ13との嵌合部を、いわゆる楕円嵌合としている。すなわち、インナシャフト12を構成する軸部15の軸方向他方側の端部、および、アウタチューブ13を構成する結合筒部24aの軸方向一方側の端部に、断面形状が楕円形の塑性変形部29a、29bをそれぞれ形成している。なお、図3には、塑性変形部29a、29bの形成範囲にそれぞれ波線を付している。
本例では、上述のような構成により、インナシャフト12を構成する軸部15の軸方向他方側部と、アウタチューブ13を構成する結合筒部24aとを、トルク伝達可能に、かつ、軸方向に大きな衝撃荷重が加わる一次衝突時にのみ、軸方向に関する相対変位が可能となるように結合している。また、塑性変形部29a、29bは、インナシャフト12とアウタチューブ13とが軸方向に相対変位する際の抵抗になるため、インナシャフト12とアウタチューブ13とが軸方向に相対変位し、第一伸縮シャフト9が収縮する際に、衝突によるエネルギを吸収する。
上述したような塑性変形部29a、29bは、例えば次のようにして形成する。
先ず、軸部15の軸方向他方側部を、アウタチューブ13の軸方向一方側部に僅かに挿入する。すなわち、結合筒部24aの軸方向一方側部と、軸部15の軸方向他方側部とを係合する。次いで、結合筒部24aの軸方向一方側部を工具により径方向外側から押し潰し、結合筒部24aの軸方向一方側部の内周面及び軸部15の軸方向他方側部の外周面を、断面楕円形状に塑性変形させて、当該部分に塑性変形部29a、29bを形成する。その後、インナシャフト12とアウタチューブ13とを、第一伸縮シャフト9の全長を縮めるように軸方向に相対変位させて、第一伸縮シャフト9の全長を定常時での所定の軸方向長さとする。これにより、インナシャフト12の塑性変形部29aとアウタチューブ13の塑性変形部29bとを、軸方向に離隔して配置する。
<第二伸縮シャフトの構成>
第二伸縮シャフト10は、図2及び図4に示すように、雄軸30と、雌軸31と、複数個のボール32と、複数本のローラ33と、複数枚の板ばね34とを備えている。
雄軸30は、全長にわたり中実状に構成されており、軸方向一方側部の外周面に、それぞれが軸方向に伸長した第一雄側軸方向溝35と第二雄側軸方向溝36とを円周方向に関して交互に有している。第一雄側軸方向溝35は、断面形状が略等脚台形状で、開口部の円周方向幅が底部の円周方向幅よりも広くなっている。これに対し、第二雄側軸方向溝36は、断面凹円弧形状である。また、雄軸30の軸方向一方側の端部外周面には、円輪状のストッパ37が固定されている。これにより、第一雄側軸方向溝35内に配置されるボール32及び第二雄側軸方向溝36内に配置されるローラ33が、これら第一雄側軸方向溝35及び第二雄側軸方向溝36から軸方向一方側に抜け出すことを防止している。また、雄軸30の軸方向他方側の端部には、雄軸30とは別体のヨーク38が溶接により固定されている。該ヨーク38は、ステアリングシャフト2の前端部に接続される別のヨーク39及び十字軸とともに、自在継手4cを構成する(図1参照)。
雌軸31は、全体が中空円管状に構成されており、内周面に、それぞれが軸方向に伸長した第一雌側軸方向溝40と第二雌側軸方向溝41とを円周方向に関して交互に有している。これら第一雌側軸方向溝40及び第二雌側軸方向溝41は、それぞれ断面凹円弧形状である。
雄軸30を雌軸31の内側に挿入する際には、第一雄側軸方向溝35と第一雌側軸方向溝40との円周方向の位相を一致させ、かつ、第二雄側軸方向溝36と第二雌側軸方向溝41の円周方向の位相を一致させる。そして、第一雄側軸方向溝35と第一雌側軸方向溝40との間に、複数個のボール32を配置する。さらに、第一雄側軸方向溝35と複数個のボール32との間には板ばね34を配置し、これら複数個のボール32に予圧を付与する。また、第二雄側軸方向溝36と第二雌側軸方向溝41との間に、それぞれ1本ずつローラ33を配置する。
上述のような第二伸縮シャフト10は、雄軸30と雌軸31とが、トルク伝達可能に、かつ、定常状態において全長を伸縮可能に組み合わされている。特に第二伸縮シャフト10は、低トルク伝達時には、複数個のボール32と板ばね34とが、雄軸30と雌軸31との間でトルクを伝達し、伝達するトルクが増加すると、増加した分のトルクを、複数本のローラ33が伝達する。また、雄軸30と雌軸31とが軸方向に相対変位する際には、複数個のボール32は、第一雄側軸方向溝35と第一雌側軸方向溝40との間で転動し、複数本のローラ33は、第二雄側軸方向溝36と第二雌側軸方向溝41との間で滑り摺動する。また、本例では、板ばね34の弾力により、複数個のボール32が第一雌側軸方向溝40の内面に押し付けられているため、雄軸30と雌軸31とががたつくことが防止される。
<ジョイント部材の構成>
本例では、上述のような第一伸縮シャフト9と第二伸縮シャフト10とを、ジョイント部材11により、トルク伝達可能に結合している。ジョイント部材11は、雌ジョイント42と雄ジョイント43とを有している。雌ジョイント42は、第一伸縮シャフト9を構成するアウタチューブ13の結合筒部24bに固定され、雄ジョイント43は、第二伸縮シャフト10を構成する雌軸31に固定される。
雌ジョイント42は、第一シャフトに相当するもので、全体が略円筒状に構成されている。雌ジョイント42の軸方向一方側部には、第一筒部に相当する固定筒部44を有している。固定筒部44の外周面には、外周側凹凸部に相当する、円周方向に関する凹凸形状の雄セレーション45を設けている。固定筒部44の内周面は、軸方向一方側の大径部46と、軸方向他方側の小径部47と、これら大径部46と小径部47とをつなぐ軸方向一方側を向いた円輪状の突き当て面48とを有している。また、大径部46の軸方向中間部には、径方向外方に向けて凹んだ、断面略矩形状の環状凹溝49が全周にわたり設けられている。
これに対し、雌ジョイント42の軸方向他方側部の内周面には、歯先円の直径が小径部47の内径よりも小さい、雌セレーション50が設けられている。雌ジョイント42の軸方向他方側の半部には、軸方向に伸長したスリット51が設けられており、該スリット51の円周方向両側には、径方向外方に伸長した1対の鍔部52が設けられている。また、1対の鍔部52には、互いに同軸上に、ねじ孔53が設けられている。
本例では、雌ジョイント42を構成する固定筒部44の内側に、抜け止め筒54を配置している。抜け止め筒54は、厚さが0.3mm〜1.0mm程度のバネ鋼やステンレス鋼板(SUS、SK、S55CM、S60CM)などの弾性を有する金属板を曲げ形成することにより、全体が欠円筒状に構成されており、円周方向1個所に不連続部55を有している。抜け止め筒54は、軸方向に離隔した位置に、それぞれが径方向外方に突出した第一係合片56と第二係合片57とを有している。具体的には、第一係合片56は、抜け止め筒54の軸方向他方側部に設けられており、第二係合片57は、抜け止め筒54の軸方向一方側の端部に設けられている。抜け止め筒54の軸方向寸法L54は、固定筒部44の軸方向一方側の開口部から突き当て面48までの軸方向長さL48よりも十分に大きい(L54>L48)。
第一係合片56は、抜け止め筒54の軸方向他方側部に形成した軸方向他方側が開口したU字形の切れ目の内側を、径方向外方に曲げ起こして形成されており、径方向外方に向かうほど軸方向一方側に向かう方向に傾斜している。抜け止め筒54の中心軸に対する第一係合片56の傾斜角度は、10度〜50度程度であり、図示の例では30度である。また、第一係合片56は、抜け止め筒54の円周方向に関して等間隔となる複数個所、図示の例では3個所に設けられている。これら第一係合片56は、自由状態で、外接円の直径D56が固定筒部44の内周面に設けられた環状凹溝49の底部の内径寸法d49よりも大きい(D56>d49)。なお、第一係合片は、上述のように切れ目の内側を径方向外方に曲げ起こす構造に限らず、抜け止め筒の一部を径方向外方に突出するように曲げ変形させることで形成しても良い。
第二係合片57は、抜け止め筒54の軸方向一方側の端縁に形成した舌片を、径方向外方に曲げ起こして形成されており、径方向外方に向かうほど軸方向他方側に向かう方向に傾斜している。抜け止め筒54の中心軸に対する第二係合片57の傾斜角度は、10度〜40度程度であり、図示の例では25度である。また、第二係合片57は、抜け止め筒54の円周方向に関して等間隔となる複数個所、図示の例では3個所で、かつ、第一係合片56と円周方向に関する位相がずれた位置に設けられている。第二係合片57は、自由状態で、外接円の直径D57が固定筒部44の外径寸法D44よりも大きい(D57>D44)。このため、第二係合片57の径方向外方への突出量は、第一係合片56の径方向外方への突出量よりも十分に大きくなっている。また、第二係合片57の円周方向に関する幅寸法は、第一係合片56の円周方向に関する幅寸法よりも大きい。なお、第二係合片は、上述のように舌片を曲げ起こす構造に限らず、前述した第一係合片と同様に、切れ目の内側を径方向外方に曲げ起こすことで形成しても良い。
本例では、上述のような構成を有する抜け止め筒54を、雌ジョイント42を構成する固定筒部44の軸方向一方側から挿入することにより、固定筒部44の径方向内側に配置している。具体的には、不連続部55の幅を縮めるとともに、第一係合片56を弾性的に撓み変形させた状態で、抜け止め筒54を固定筒部44の内側に軸方向一方側から挿入する。そして、第一係合片56と環状凹溝49との軸方向位置が一致した状態で、第一係合片56を弾性復元させる。これにより、第一係合片56を環状凹溝49の内側に配置する。そして、第一係合片56の先端部の径方向外側縁を環状凹溝49の底面に弾性的に当接させ、かつ、第一係合片56の軸方向一方側を向いた先端面を、環状凹溝49の軸方向他方側を向いた側面に係合させる。さらに本例では、抜け止め筒54の軸方向他方側の端縁を、固定筒部44の内周面に存在する突き当て面48に当接させることで、雌ジョイント42に対する抜け止め筒54の軸方向に関する位置決めを図っている。
上述のようにして、固定筒部44の内側に抜け止め筒54を組み付けた後は、抜け止め筒54を構成する第二係合片57を弾性的に撓み変形させた状態で、固定筒部44をアウタチューブ13を構成する結合筒部24bの内側に挿入する。これにより、雄セレーション45と第二雌セレーション27とを、セレーション係合させる。また、結合筒部24bの内側を通過した第二係合片57を弾性復元させることで、第二係合片57の先端面を、ベローズ部25の内周面に設けられた段差面28に対して軸方向に対向させる。このようにして雌ジョイント42とアウタチューブ13とを組み合わせた後、雌ジョイント42の外周面と結合筒部24bの軸方向他方側の端面との間を、溶接ビード部58により全周にわたり溶接固定する。なお、固定筒部44と結合筒部24bとは、セレーション嵌合部に存在する隙間(がた)に基づき、本来的には同軸に配置することが難しい。ただし、本例では、弾性復元する第二係合片57がテーパ状の段差面28に当接することで、第二係合片57に撓み変形を生じさせることができ、また、このような第二係合片57を、抜け止め筒54の軸方向一方側の端縁に円周方向に関して等間隔に3つ設けているため、抜け止め筒54に固定筒部44と結合筒部24bとの調心機能を発揮させることができる。このため、これら固定筒部44と結合筒部24bとを同軸に配置することができる。
雄ジョイント43は、軸方向一方側のジョイント軸部59と、軸方向他方側のジョイント筒部60とを有している。ジョイント軸部59の外周面には、全周にわたり雄セレーション61が設けられているとともに、円周方向の一部に、ジョイント軸部59の中心軸に対し直角方向に切り欠き62が設けられている。
そして、ジョイント軸部59を、雌ジョイント42の軸方向他方側部の内側に挿入し、雄セレーション61と雌セレーション50とを、セレーション係合させている。これにより、雌ジョイント42と雄ジョイント43とをトルク伝達可能に結合している。また、雌ジョイント42を構成する1対の鍔部52のねじ孔53に、図示しないボルトを螺合させている。そして、前記ボルトの中間部を切り欠き62の内側に配置して、ジョイント軸部59が雌ジョイント42から軸方向他方側に抜け出ることを防止している。また、ジョイント筒部60を、雌軸31の軸方向一方側の端部に内嵌固定している。さらに、雄ジョイント43の外周面と雌軸31の軸方向一方側の端面との間を、溶接ビード部63により溶接固定している。これにより、雄ジョイント43と雌軸31とをトルク伝達可能に結合している。
以上のような本例の中間シャフト5aは、定常状態では、第二伸縮シャフト10を構成する雄軸30と雌軸31とが軸方向に相対変位することで伸縮する。これにより、走行時にタイヤから入力される振動が、ステアリングホイール1にまで伝わることを防止する。
車体の前面全体で他の自動車などに衝突する、いわゆるフルラップ衝突が発生した場合には、第一伸縮シャフト9及び第二伸縮シャフト10が、それぞれ収縮する。これにより、中間シャフト5aは、衝撃荷重を吸収しつつ全長を縮める。これにより、ステアリングホイール1が運転者側に突き上げられることを防止する。
これに対し、車体の前面のうちの一部が幅方向に偏って他の自動車などに衝突する、いわゆるオフセット衝突が発生した場合には、エンジンルームが変形して、中間シャフト5aが軸方向に収縮できない場合がある。この場合には、衝突に伴う衝撃荷重に基づいて、アウタチューブ13がベローズ部25にて折れ曲がる。これにより、衝撃荷重を吸収するとともに、折れ曲がった中間シャフト5aが周辺部品の間に存在する隙間に収納され、後方に変位することを防止する。したがって、オフセット衝突の場合においても、ステアリングホイール1が運転者側に突き上げられることを防止できる。なお、オフセット衝突が発生した際に、中間シャフト5aの全長が収縮するか否かは、衝撃荷重の加わり方やエンジンルームの変形態様などに依存する。
以上のような構成を有する本例では、トルク伝達用シャフトである中間シャフト5aを構成する1対のシャフトである、雌ジョイント42とアウタチューブ13との結合部に関して、これら雌ジョイント42とアウタチューブ13とを結合する溶接ビード部58に欠陥が生じた場合にも、トルク伝達機能を確保することができ、かつ、雌ジョイント42とアウタチューブ13との分離防止を図れる。
すなわち、本例では、溶接ビード部58に欠陥が生じた場合にも、雌ジョイント42の固定筒部44の外周面に設けられた雄セレーション45と、アウタチューブ13の結合筒部24bの内周面に設けられた第二雌セレーション27との凹凸係合により、雌ジョイント42とアウタチューブ13との間でトルクを伝達することができる。
さらに本例では、固定筒部44の内側に抜け止め筒54を配置し、固定筒部44の内周面に設けられた環状凹溝49と、抜け止め筒54に設けられた第一係合片56とを係合させている。このため、抜け止め筒54は、軸方向一方側への抜け止めが図られた状態で、固定筒部44の内側に配置されている。そして本例では、このような抜け止め筒54の軸方向一方側の端部に設けた第二係合片57を、アウタチューブ13の内周面に設けたテーパ状の段差面28に軸方向に対向させている。したがって、本例では、固定筒部44が結合筒部24bの内側から軸方向他方側に抜け出ることを防止できる。さらに本例では、第一係合片56と第二係合片57とを、円周方向に関する位相がずれた位置に設けている。このため、固定筒部44が抜け止め筒54から軸方向他方側に抜け出そうとした際に、第二係合片57が段差面28との当接によって撓み変形し、抜け止め筒54の軸方向一方側の端部に径方向内方に向いた力が作用した場合にも、このような力が、第一係合片56に作用しにくくすることができる。このため、第一係合片56と環状凹溝49との係合を外れにくくすることができ、固定筒部44が抜け止め筒54から軸方向他方側に抜け出にくくすることができる。
第一伸縮シャフトを構成するインナシャフトの軸部には、その全長にわたり雄セレーションを設けることができる。このような構成を採用すれば、第一伸縮シャフトの全長が縮んだ状態においても、インナシャフトとアウタチューブとの間でトルク伝達を行わせることができる。また、抜け止め筒部は、径方向外方に向けて第一係合片及び第二係合片が設けられていれば、本体(全体)は円筒状でなくても良い。例えば、八角形などの多角形からなる筒形状を採用することもできる。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 ステアリングコラム
4a、4b、4c、4d 自在継手
5、5a 中間シャフト
6 ステアリングギヤユニット
7 タイロッド
8 入力軸
9 第一伸縮シャフト
10 第二伸縮シャフト
11 ジョイント部材
12 インナシャフト
13 アウタチューブ
14 ヨーク部
15 軸部
16 ヨーク
17 基部
18 腕部
19 円輪面
20 円孔
21 中空部
22 雄セレーション
23 凹曲面
24a、24b 結合筒部
25 ベローズ部
26 第一雌セレーション
27 第二雌セレーション
28 段差面
29a、29b 塑性変形部
30 雄軸
31 雌軸
32 ボール
33 ローラ
34 板ばね
35 第一雄側軸方向溝
36 第二雄側軸方向溝
37 ストッパ
38 ヨーク
39 ヨーク
40 第一雌側軸方向溝
41 第二雌側軸方向溝
42 雌ジョイント
43 雄ジョイント
44 固定筒部
45 雄セレーション
46 大径部
47 小径部
48 突き当て面
49 環状凹溝
50 雌セレーション
51 スリット
52 鍔部
53 ねじ孔
54 抜け止め筒
55 不連続部
56 第一係合片
57 第二係合片
58 溶接ビード部
59 ジョイント軸部
60 ジョイント筒部
61 雄セレーション
62 切り欠き
63 溶接ビード部
64 十字軸

Claims (6)

  1. 外周面に円周方向に関する凹凸形状の外周側凹凸部が設けられ、かつ、内周面に環状凹溝が設けられた、第一筒部を有する第一シャフトと、
    内周面に円周方向に関する凹凸形状の内周側凹凸部が設けられ、その内側に前記第一筒部が挿入される第二筒部を有し、かつ、内周面のうち、前記内周側凹凸部の軸方向一方側に隣接する部分に、軸方向一方側を向いた段差面を有している、第二シャフトと、
    前記第一筒部の径方向内側に配置され、軸方向に離隔した位置にそれぞれが径方向外方に突出した第一係合片及び第二係合片を有する、抜け止め筒と、を備え、
    前記外周側凹凸部と前記内周側凹凸部とを凹凸係合させ、かつ、前記第一シャフトの外周面と前記第二筒部の軸方向端部とを溶接固定しており、かつ、
    前記第一係合片を前記環状凹溝の内側に配置し、かつ、前記第二係合片を前記段差面に軸方向に対向させている
    シャフト同士の結合構造。
  2. 前記第一係合片が、径方向外方に向かうほど軸方向一方側に向かう方向に傾斜している、請求項1に記載したシャフト同士の結合構造。
  3. 前記第一係合片の自由状態での外接円の直径が、前記環状凹溝の底面の内径寸法よりも大きい、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したシャフト同士の結合構造。
  4. 前記第二係合片が、径方向外方に向かうほど軸方向他方側に向かう方向に傾斜している、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したシャフト同士の結合構造。
  5. 前記第一係合片及び前記第二係合片が、前記抜け止め筒の円周方向に関して複数ずつ設けられており、かつ、前記第一係合片と前記第二係合片との円周方向に関する位相が互いにずれている、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したシャフト同士の結合構造。
  6. 前記段差面が、径方向外方に向かうほど軸方向一方側に向かう方向に傾斜している、請求項1〜5のうちの何れか1項に記載したシャフト同士の結合構造。
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