JP7012448B2 - 情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、道路情報、交通情報等を表示する情報表示装置に関する。
従来の道路情報等を表示する情報表示装置は、映像を表示する表示ユニット、表示ユニットを制御する制御部、商用電源の電圧を変換する電圧変換部等を備え、これらの機器は全て、地面に立設された支柱の上方部に設置された筐体の内部に設けられている。
また、特許文献1には、保守点検作業者が筐体まで登るために支柱に設置された梯子と、筐体の内部に入るためにその側面に設けられた扉が記載されている。つまり、上記機器の保守点検作業は、保守点検作業者が筐体の内部に入ることにより、実施されている。
特開2000-250429号公報
しかしながら、このような情報表示装置の筐体は、変圧器を有し重量が大きい電圧変換部を支えるため強度を確保しなければならず、また保守点検作業者の作業スペースを確保するため内部を広くしなければならない。したがって、情報表示装置の筐体は、重量が大きく、かつ、大型なものとなってしまい、現地据付作業で大型の重機が必要になるという課題があった。
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、筐体が従来よりも軽量かつ小型である情報表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報表示装置は、立設される支柱と、支柱の鉛直方向の上方部に支持部を介して設置される筐体と、支柱の鉛直方向の下方部又は地面に設置される機器収容箱と、筐体に設置され、映像を表示する表示ユニットであって、回路基板と、回路基板に実装される複数の発光素子とを備える表示ユニットと、機器収容箱に収容され、交流電圧を直流電圧に変換する電圧変換部と、表示ユニットの内部に設置され、直流電圧を降圧する駆動電源と、表示ユニットの内部に設置され、駆動電源によって降圧された直流電圧である降圧後直流電圧を複数の発光素子に分配する駆動回路であって、降圧後直流電圧を発光素子に供給するオン状態と、降圧後直流電圧の発光素子への供給を停止するオフ状態とに切り換えが可能な駆動回路と、表示ユニットの内部に設置され、駆動回路のオン状態とオフ状態との切り換えを通して、複数の発光素子の各々の点灯を制御することにより、表示ユニットに映像を表示させる発光素子点灯制御部と、を備える。
本発明によれば、現地据付作業で大型の重機を必要とせず、筐体が従来よりも軽量かつ小型である情報表示装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る情報表示装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る情報表示装置の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る情報表示装置の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る筐体の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示ユニットの正面図である。 図5の表示ユニットをA-A線で矢視した断面図である。 図5の表示ユニットをB-B線で矢視した断面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示ユニットの背面図である。 本発明の実施の形態1に係るユニットケースの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る情報表示装置のブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る情報表示装置の正面図である。 図6の断面図に相当する、本発明の実施の形態3の表示ユニットの断面図である。 図7の断面図に相当する、本発明の実施の形態3の表示ユニットの断面図である。 本発明の実施の形態4に係る筐体と表示ユニットの斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る筐体の斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る縦フレームの斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る横フレームの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る情報表示装置について、図面を参照して説明する。
なお、理解を容易にするために、情報表示装置が道路近傍に情報表示装置の正面が地面に対して垂直に設置されたと仮定し、地面と情報表示装置の正面とに平行な方向をX軸方向、地面に対して垂直な方向をY軸方向、X軸方向とY軸方向に垂直な方向をZ軸方向として、説明する。これらの軸方向の規定は全ての実施の形態において同様である。
また、各図面中においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付している。
実施の形態1.
図1~図10を参照して、本発明の実施の形態1に係る情報表示装置1について説明する。
先ず、情報表示装置1の構成について説明する。
情報表示装置1は、図1~図3に示すように、地面4に立設される支柱2と、支柱2の鉛直方向の上方部に設置される2本の支持部3と、支柱2の鉛直方向の上方部に支持部3を介して設置される筐体21と、支柱2の鉛直方向の下方部に設置される機器収容箱42と、筐体21に設置されて映像を表示する4つの表示ユニット81と、を備える。情報表示装置1は、屋外の道路近傍に設置され、道路を通行する車両の運転手に道路情報、交通情報等を表示する。
支柱2は、道路近傍の地面4にほぼ鉛直に(Y軸方向にほぼ平行に)立設される。支柱2は、柱状の形状をなし、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属から作製される。
支持部3は、支柱2の鉛直方向の上方部に、支柱2にほぼ垂直に(X軸方向にほぼ平行に)設置される。支持部3は、筐体21を支持する部位である。支持部3は、柱状の形状をなし、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属から作製される。
筐体21は、図4に示すように、箱形の形状をなし、映像を表示する表示ユニット81を設置するために、Z軸方向の正面側の面に開口201が形成される。箱形は一般に多用される形状であるため、筐体21を安いコストで作製することができる。後述するように、筐体21に設置する表示ユニット81は防水構造をなすため、筐体21は複雑な構造となる防水構造にする必要はない。筐体21は、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属から作製される。
機器収容箱42は、箱形の形状をなす。機器収容箱42は、後述するように、映像制御部43や電圧変換部44を収容するが、これらを雨水等から保護するため、防水構造をなす。機器収容箱42は、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属から作製される。
表示ユニット81の構成について説明する。
表示ユニット81は、図5~図8に示すように、回路基板82と、回路基板82の表面に実装される複数の発光素子101と、回路基板82を載置するユニットケース83と、回路基板82の表面と複数の発光素子101とユニットケース83とを覆う防水フィルム84と、を備える。
回路基板82は、発光素子101に電力を供給する、図示しない配線を備える。回路基板82は、絶縁性の樹脂材料から作製される。
発光素子101は、例えば、3in1型の表面実装型発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)素子である。発光素子101は、回路基板82の表面に、4行×5列に配列して実装される。発光素子101は、平坦な上面104に光を出射する光出射面103を有する。なお、発光素子101において、表示ユニット81の正面側に配置される面を発光素子101の上面104とし、回路基板82の表面に垂直な面を発光素子101の側面301とする。
発光素子101は、3つの図示しない発光チップと、発光チップが実装されるパッケージ105と、発光チップをパッケージ105内に封止する封止部106と、各発光チップに電力を供給する6つの電極102と、を備える。
3つの発光チップは、それぞれ、赤色光、緑色光、青色光を発光する。3つの発光チップの発光強度は、発光チップのそれぞれに回路基板82の配線を介して、後述する駆動電源87から供給される電力によって、独立に調整される。これにより、発光素子101から、任意の色の光が任意の強度で出射される。その結果、複数の発光素子101によって、表示ユニット81にカラー映像が表示される。
パッケージ105は、例えば、白色の樹脂から作製される。パッケージ105の凹部に、発光チップが実装される。封止部106は、パッケージ105の凹部に充填された封止樹脂であり、3つの発光チップを封止する。封止樹脂は、例えば、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等の透光性を有する樹脂である。電極102は、各発光チップに正極と負極の2個ずつ接続し、各発光チップに電力を供給する。電極102は、ハンダ付けにより、回路基板82の配線に電気的に接続される。
ユニットケース83は、図9に示すように、Z軸方向の正面側の面に開口202が形成され、箱形の形状をなす。ユニットケース83は、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂等の樹脂から作製される。ユニットケース83は、図6に示すように、発光素子101が実装された回路基板82を、回路基板82の表面がユニットケース83の開口方向に向いた状態で収容する。
防水フィルム84は、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、オレフィン樹脂等の透光性を有する樹脂から作製される。また、防水フィルム84は、柔軟で可撓性を有する。防水フィルム84の厚さは、例えば50μm~500μm、柔軟性と耐久性の観点から、好ましくは150μm~300μmである。
防水フィルム84は、図6、7に示すように、回路基板82の表面と、発光素子101の上面104、側面301と、ユニットケース83の側面302とに沿って設置され、回路基板82の表面と、発光素子101と、ユニットケース83とを覆う。よって、表示ユニット81は防水構造をなし、防水フィルム84とユニットケース83とが、回路基板82と、発光素子101と、後述する発光素子点灯制御部85と、駆動回路86と、駆動電源87と、を封止する。これにより、防水フィルム84とユニットケース83とで、表示ユニット81を防水することができる。防水フィルム84を用いることにより、安価に表示ユニット81を防水することができる。
以下、情報表示装置1の動作について説明する。
情報表示装置1は、図10に示すように、さらに、支柱2に沿うように設置される配線部61と、機器収容箱42に収容される映像制御部43と、機器収容箱42に収容される電圧変換部44と、を備える。
配線部61は、映像データを伝送する映像配線62と、電力を送電する電力配線63と、を備える。映像配線62や電力配線63は、銅等の金属からなる芯線と、芯線を被覆する絶縁性樹脂から構成される。
表示ユニット81は、図10に示すように、さらに、回路基板82の裏面に実装される発光素子点灯制御部85と、回路基板82の裏面に実装される駆動回路86と、回路基板82の裏面に実装される駆動電源87と、を備える。
電力供給について説明する。
電圧変換部44には、商用電源72が電気的に接続される。電圧変換部44は、図示しない変圧器を用いて、商用電源72の交流電圧(3相200V)を直流電圧(単相24V)に変換する。電圧変換部44は、変圧器を備えるため、重量が大きい。電圧変換部44は、防水構造ではなく、防水構造をなす機器収容箱42に収容される。
駆動電源87には、電圧変換部44が電気的に接続される。駆動電源87は、直流電圧(単相24V)を直流電圧(単相3V)に変換、つまり降圧する。駆動電源87は、駆動回路86を介して発光素子101に接続し、駆動回路86がオンの時に、発光素子101に電力を供給する。
駆動電源87は、入力する直流電圧が24Vまで降圧されているため、小型にすることができる。したがって、駆動電源87を回路基板82の裏面に実装し、防水構造をなす表示ユニット81の内部に収容することができる。
電圧変換部44と駆動電源87とは、長さ2m程度の電力配線63で接続される。一般に、情報表示装置は300W程度の電力を必要とする。従来の情報表示装置のように、電圧変換部で3相200Vの商用電源72を単相5Vの直流電圧に変換する場合には、電力配線に60Aの電流を流す必要がある。したがって、必要な芯線の直径が大きくなってしまい、電力配線のコストが高くなる。一方、電圧変換部で3相200Vの商用電源72を単相42Vの直流電圧に変換する場合には、電力配線に流す電流は7A程度で足りる。しかし、電圧が42Vと高いため絶縁性樹脂が厚くなってしまい、電力配線のコストが高くなる。そこで、本発明の実施の形態1に係る発電装置1では、電圧変換部44で3相200Vの商用電源72を単相6V~41V、好ましくは24Vの直流電圧に変換する。これにより、電力配線63の直径を2~3mm程度に抑えることができ、電力配線63のコストを低減することができ、また電力配線63の扱いも容易になる。
映像データの変換、伝送について説明する。
映像制御部43は、外部の映像配信センター71と、光ファイバケーブル73で接続される。映像制御部43は、外部の映像配信センター71から、光ファイバケーブル73を介して、配信された映像データを受信する。映像制御部43は、受信した映像データの解像度、フレームレート、色座標を、表示ユニット81の仕様に合せて変換する。例えば、映像制御部43は、表示ユニット81の解像度、つまり、発光素子101の個数に合せて、受信した映像データの解像度を変換する。これにより、表示ユニット81に、画質に優れた映像を表示することができる。また、映像制御部43は、防水構造ではなく、防水構造をなす機器収容箱42に収容される。
発光素子点灯制御部85は、駆動回路86のオンオフを通して発光素子101の点灯を制御し、表示ユニット81に映像を表示する。発光素子点灯制御部85は、パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)により駆動回路86のオン時間を制御し、発光素子101の発光強度を制御する。発光素子点灯制御部85は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)で構成される。発光素子点灯制御部85は、回路基板82の裏面に実装され、防水構造をなす表示ユニット81の内部に収容される。
駆動回路86は、オンオフにより、駆動電源87から発光素子101への電力供給を制御する。駆動回路86は、IC(Integrated Circuit)等で構成される。駆動回路86は、回路基板82の裏面に実装されるため、表示ユニット81により、防水される。
映像制御部43と発光素子点灯制御部85とは、長さ2m程度の映像配線62で接続される。映像配線62は長さ2m程度もあるため、伝送する映像データは電磁波ノイズの影響を受け易い。そこで、映像制御部43は、小振幅差動方式(LVDS:Low Voltage Differetial Signaling)で映像データを送信する。LVDSは、相互に逆位相の映像データが2本の映像配線62を同時に伝送し、電磁波ノイズの影響が打ち消されるため、映像配線62が長さ2m程度の場合でも、電磁波ノイズの影響を受けず、映像データを正確に伝送することができる。
以上で説明した本発明の実施の形態1に係る情報表示装置1は、以下の効果を奏する。
筐体21には、表示ユニット81が設置される。一方、変圧器を備えるため重量が大きい電圧変換部44は、機器収容箱42に収容される。したがって、筐体21に求められる強度が抑えられるため、筐体21を軽量にすることができる。
また、保守点検作業の頻度が高い映像制御部43や電圧変換部44は、機器収容箱42に収容される。その機器収容箱42は、支柱2の鉛直方向の下方部に設置される。したがって、保守点検作業者は、従来のように支柱に設置された梯子を登り筐体の内部に入って保守点検作業をする必要がなく、地上にいるまま保守点検作業を行うことができる。これにより、筐体21を小型にすることができる。
さらに、筐体21に設置される表示ユニット81は、防水構造をなす。一方、防水構造でない映像制御部43や電圧変換部44は、機器収容箱42に収容される。したがって、筐体21は防水構造とする必要がなく、簡易な構造とすることができる。
加えて、映像制御部43や電圧変換部44の保守点検作業は地上にいるまま行うことができる。したがって、保守点検作業の際も道路を封鎖することなく、いつでも保守点検作業を行うことができる。
実施の形態2.
図11を参照して、本発明の実施の形態2に係る情報表示装置1について説明する。実施の形態2に係る情報表示装置1は、機器収容箱42を設置する位置が実施の形態1に係る情報表示装置1と相違する。
機器収容箱42は、図11に示すように、地面4に設置される。これにより、地上にいるまま保守点検作業を行うことができ、道路を封鎖する必要なく、保守点検作業を行うことができる。また、求められる支柱2の強度が小さくなり、支柱2のコストを低減することができる。
実施の形態3.
図12、13を参照して、本発明の実施の形態3に係る情報表示装置1について説明する。実施の形態3に係る情報表示装置1は、回路基板82を封止樹脂88で封止する点が実施の形態1に係る情報表示装置1と相違する。
表示ユニット81は、図12,13に示すように、回路基板82の表面と、発光素子101の側面301と、発光素子101の電極102と、を覆う防水樹脂88を備える。
防水樹脂88は、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、オレフィン樹脂等の樹脂から構成される。防水樹脂88は、回路基板82に実装された発光素子101の間に、樹脂を注入することにより形成される。
表示ユニット81は防水構造をなし、防水樹脂88とユニットケース83とが、回路基板82と、発光素子101の側面301と、発光素子点灯制御部85と、駆動回路86と、駆動電源87と、を封止する。これにより、防水樹脂88とユニットケース83とで、表示ユニット81を防水することができる。防水樹脂88は発光素子101の間に注入されるため、光出射面103を覆って発光効率を下げることなく、表示ユニット81を防水することができる。
実施の形態4.
図14~図17を参照して、本発明の実施の形態4に係る情報表示装置1について説明する。実施の形態4に係る情報表示装置1は、筐体21の構成が実施の形態1に係る情報表示装置1と相違する。
表示ユニット81は、図14に示すように、筐体21に設置される。筐体21は、図15に示すように、格子フレーム22と、外枠フレーム23と、を備える。格子フレーム22は、縦フレーム24と横フレーム25とを組み合わせて構成される。縦フレーム24は、図16に示すように、断面がコの字状のフレームである。縦フレーム24は、底板26と側板28の一部とを切り欠いて形成した、断面がコの字状のスリット30を有する。横フレーム25は、図17に示すように、断面がコの字状のフレームである。横フレーム25は、側板29を、側板29の端面から底板27の方向へ切り欠いて形成した挿入部31を有する。縦フレーム24と横フレーム25は、横フレーム25の挿入部31を縦フレーム24のスリット30に嵌め込むことによって、図15に示すように、格子フレーム22に組み立てられる。筐体21に設置される表示ユニット81は、例えば、格子フレーム22の横フレーム25に、ネジ止めされる。外枠フレーム23は、ネジ又は溶接によって互いに固定され、格子フレーム22と、格子フレーム22に設置された表示ユニット81とを囲む。
情報表示装置1は、表示ユニット81が防水性を有するため、格子フレーム22と外枠フレーム23からなる簡易構造の筐体21を用いることができる。情報表示装置1は、筐体21が簡易構造であるため軽量化でき、大型の重機を必要とせず、現地据付作業を行うことができる。また、情報表示装置1は、筐体21が簡易構造であるため、組み立てを容易にでき、安いコストで製造することができる。
以上、本発明の複数の実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
支柱2は、地面4に立設されず、地面4に設置された構造物に設置されてもよい。支柱2は、地面4にほぼ鉛直に(Y軸方向にほぼ平行に)立設されず、斜めに立設されてもよい。支柱2は、内部に中空部を設けてもよく、そうすることで、軽量化することができる。
支持部3は、2本に限らず、任意の複数本であってもよい。支持部3は、支柱2に垂直に(X軸方向に平行に)設置されず、斜めに設置されてもよい。支持部3は、柱状の形状に限らず、平板状や直方体状等の形状であってもよい。支持部3は、内部に中空部を設けてもよく、そうすることで、軽量化することができる。
機器収容箱42は、地中の中に設置されてもよい。これにより、求められる支柱2の強度が小さくなり、支柱2のコストを低減することができる。さらに、機器収容箱42を地中の中に設置する場合、設置するスペースを狭小化することができる。
表示ユニット81の数は、4つに限らず、筐体21の開口201の大きさ、表示ユニット81の大きさを鑑みて、任意の数の表示ユニット81が筐体21に設置される。
発光素子101は、LED素子に限らず、レーザダイオード(LD:Laser Diode)素子であってもよい。LED素子は、表面実装型LED素子に限らず、砲弾型LED素子であってもよい。発光素子101は、3in1型に限らない。発光素子101は、1つのパッケージ105に1つの発光素子101が実装された単色光を出射する発光素子101であってもよい。発光素子101は、4つ以上の発光チップを備えてもよい。
パッケージ105は、白色に限られず、黒色であってもよい。黒色のパッケージ105を有する発光素子101は、外光を吸収するので、表示ユニット81に表示される映像のコントラストを向上することができる。
回路基板82に実装される発光素子101は、4行×5列に限らず、任意に配列される。例えば、発光素子101は、128行×128列又は256行×256列で回路基板82に実装されてもよい。また、発光素子101は、斜方格子、六角格子、矩形格子、千鳥格子等に配列されてもよい。発光素子101間の間隔も、任意である。さらに、発光素子101が配置されないブランクスペースが、回路基板82の実装面に設けられてもよく、そうすることで、必要な発光素子101の個数が少なくなり、コストを低減することができる。
防水フィルム84は、熱可塑性を有することが好ましい。また、防水フィルム84は、耐候性を有することが好ましい。さらに、防水フィルム84は、透光性を有する色つきフィルムであってもよい。防水フィルム84の色は、色再現性の観点から、無彩色であることが好ましい。
映像配線62は、光ファイバケーブルまたはLAN(Local Area Network)ケーブルとしてもよい。それにより、映像制御部43から発光素子点灯制御部85へ、LVDSではなく、光等に映像データを乗せて伝送することができる。
発光素子点灯制御部85は、FPGAに限らず、CPLD(Complex Programmable Logic Device)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等であってもよい。
1 情報表示装置、2 支柱、3 支持部、4 地面、21 筐体、22 格子フレーム、23 外枠フレーム、24 縦フレーム、25 横フレーム、26,27 底板、28,29 側板、30 スリット、31 挿入部、41 機器収容箱、43 映像制御部、44 電圧変換部、61 配線部、62 映像配線、63 電力配線、71 映像配信センター、72 商用電源、73 光ファイバケーブル、81 表示ユニット、82 回路基板、83 ユニットケース、84 防水フィルム、85 発光素子点灯制御部、86 駆動回路、87 駆動電源、88 防水樹脂、101 発光素子、102 電極、103 光出射面、104 上面、105 パッケージ、106 封止部、201,202 開口、301,302 側面

Claims (8)

  1. 立設される支柱と、
    前記支柱の鉛直方向の上方部に支持部を介して設置される筐体と、
    前記支柱の鉛直方向の下方部又は地面に設置される機器収容箱と、
    前記筐体に設置され、映像を表示する表示ユニットであって、回路基板と、前記回路基板に実装される複数の発光素子とを備える表示ユニットと、
    前記機器収容箱に収容され、交流電圧を直流電圧に変換する電圧変換部と、
    前記表示ユニットの内部に設置され、前記直流電圧を降圧する駆動電源と、
    前記表示ユニットの内部に設置され、前記駆動電源によって降圧された前記直流電圧である降圧後直流電圧を複数の前記発光素子に分配する駆動回路であって、前記降圧後直流電圧を前記発光素子に供給するオン状態と、前記降圧後直流電圧の前記発光素子への供給を停止するオフ状態とに切り換えが可能な駆動回路と、
    前記表示ユニットの内部に設置され、前記駆動回路の前記オン状態と前記オフ状態との切り換えを通して、複数の前記発光素子の各々の点灯を制御することにより、前記表示ユニットに前記映像を表示させる発光素子点灯制御部と、
    を備える情報表示装置。
  2. 前記筐体は、箱形の形状である、
    請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記筐体は、格子フレームと外枠フレームとを有する、
    請求項1に記載の情報表示装置。
  4. 前記表示ユニットは、防水構造である、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  5. 前記表示ユニットは、
    記回路基板を載置するユニットケースと、
    前記回路基板と前記発光素子と前記ユニットケースとを覆う防水フィルムと、
    さらに備える請求項1~4のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  6. 前記表示ユニットは、
    記回路基板を載置するユニットケースと、
    前記回路基板の表面を封止する防水樹脂と、
    さらに備える請求項1~4のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  7. 前記機器収容箱に収容され、前記表示ユニットが備える前記発光素子の個数に合せて映像データの解像度を変換し、解像度変換後の映像データを前記表示ユニットに送信する映像制御部、
    をさらに備える請求項1~6のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  8. 前記映像制御部は、解像度変換後の映像データを小振幅差動方式で前記表示ユニットに送信する、
    請求項7に記載の情報表示装置。
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