JP3256488B2 - 文字表示装置 - Google Patents

文字表示装置

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JP3256488B2
JP3256488B2 JP12797598A JP12797598A JP3256488B2 JP 3256488 B2 JP3256488 B2 JP 3256488B2 JP 12797598 A JP12797598 A JP 12797598A JP 12797598 A JP12797598 A JP 12797598A JP 3256488 B2 JP3256488 B2 JP 3256488B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字・図形・記号
などの視覚的に認識可能な任意のパタン(以下、これら
全てを含めて文字と言う。)を表示する大型の表示装置
であって、特に、道路などに埋設することも可能な文字
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字を、離れた場所よりも認識可能な程
度に比較的大きく表示する表示装置としては、たとえ
ば、道路において渋滞情報などの交通に係わる情報を通
行車輌に報知する装置や、駅などにおいて電車の接近や
行き先などを報知する装置、ビルの側面などに配置さ
れ、広告やニュース、天気予報などの情報を表示する広
告宣伝用の装置などがある。また、最近では、小売店や
飲食店などの店頭に設けられ、店舗の案内や宣伝などを
表示する比較的小型の装置も広く普及している。
【0003】これまでのこのような装置は、LEDチッ
プ、LEDランプ、あるいは種々のランプをマトリクス
状に配置し、外部から入力される表示対象の文字のデー
タをデコードして、表示パタンに対応した信号に変換
し、所定の駆動クロックを用いてその変換された信号に
基づいてLEDなどの発光部をスキャン駆動させ、所望
の文字を表示させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな表示装置においては、データの信号処理、発光のタ
イミング調整、LEDなどの各発光部の輝度バランス調
整などの処理が逐次必要となり、制御が難しく、制御装
置が複雑で大規模になるという問題がある。特に、表示
ドット数が多くなり、表示部が大型になるに従い、この
問題は顕著になる。また、これまでのそのような表示装
置は、振動や衝撃に弱く、また放熱設計の必要もあり、
設置場所が限定されてしまうという問題もある。また、
表示部と発光制御部から基本ユニットが構成されてお
り、大型化するためにはこの基本ユニットを単位として
組み合わせる必要がある。そのため、大型になるほど、
製品価格も比例して高くなるという問題も生じる。
【0005】したがって、本発明の目的は、構成が簡単
で装置の調整なども容易にでき、また制御装置の構成も
簡単で、振動や衝撃があり高温になるような場所を含む
任意の場所に設置することができ、さらに安価であるよ
うな文字表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の文
字表示装置は、2次元的に配置された複数の発光装置を
選択的に発光させて所望の文字を表示する文字表示装置
であって、所定の共通の信号線と、順次直列に接続され
ている選択信号線とにより順に接続された複数の発光装
置であって、各々、前記選択信号線を介して所定の選択
信号を受信した場合、後段の発光装置に当該選択信号を
印加し、該選択信号を順次伝播させる前記複数の発光装
置と、前記複数の発光装置の初段の発光装置に前記選択
信号を印加し、前記複数の発光装置を順次伝播される前
記選択信号が印加されている前記発光装置に対して前記
共通の信号線を介して当該発光装置のアドレス信号を印
加し、前記設定されたアドレス信号を用いて、前記複数
の発光装置により所望の文字が表示されるように、前記
各発光装置に対して発光条件を設定する制御装置とを有
する。
【0007】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 本発明の第1の実施の形態の文字表示装置について、図
1〜図9を参照して説明する。まず、その文字表示装置
の使用形態および概略構成について図1および図2を参
照して説明する。第1の実施の形態の文字表示装置は、
交差点や横断歩道などの直前の路面に発光部が埋設さ
れ、自動車の運転者より視覚的に認識可能なように、運
転者に注意を喚起するための文字を表示する文字表示装
置である。
【0008】具体的には、図1に示すように、たとえ
ば、車道1に対して、横断歩道2およびその横断歩道2
の自動車の通行をコントロールする信号機3が設けられ
ている場合に、その横断歩道2の直前に表示部12が配
置され、信号機3の状態をよりはっきりと自動車の運転
者に報知するものである。すなわち、図1(A)に示す
ように、信号機3が青色の場合には、運転者に対して進
行する際に注意を促させるための表示である「注意」と
いう文字を表示する。また、図1(B)に示すように、
信号機3が黄色または赤色の場合には、運転者に対して
停止を命じるような表示「停止」を表示する。
【0009】この文字表示装置10は、図2に示すよう
に、発光制御装置11と表示部12を有する。表示部1
2は、前述したように、車道1の横断歩道2の直前に埋
設されており、複数(n個(図2の例では35個))の
発光鋲(発光ユニットと言う場合もある。)20-1〜2
-nが図2に示すようにマトリクス状に配置され、所望
の文字などを表示できるようにしたものである。なお、
各発光鋲20-i(i=1〜n)は、配置場所はマトリク
ス状であるが、それらの接続は、共通の信号線または直
列に接続された信号線により、直列状に連ねられた形態
となっている。
【0010】また、この各発光鋲20-iは、夜間などに
注意を喚起したり、カーブなどの道路形状を視認し易く
するためなどに、道路のセンターラインや通行区分線、
路側帯、道路縁部などに埋設されて用いられている通常
の発光鋲と同様の構成を有している。したがって、その
上部を自動車や人が通行したり、季候、天気により路面
の温度が著しく高温または低温になったり、あるいは水
などを被ったとしても、正常な動作が確保されるもので
ある。なお、図2においては、説明の簡単のために、5
×7の構成の35個の発光鋲20-1〜20-35 を示して
あるが、図1に示したような文字を表示するためには、
1文字あたり、たとえば、8×8、16×16または2
4×24などの構成で発光鋲が配置されるのが好適であ
る。
【0011】発光制御装置11は、n個の発光鋲20-1
〜20-nにおいて所望の文字が所望のタイミングで表示
されるように、たとえば信号機3の制御装置などと連係
して、発光鋲20-1〜20-nを制御する装置であり、図
1に示すように、たとえば信号機3が設置されている支
持柱や電柱など、表示部12の近傍の車道1または歩道
4上の構造物などに設置される。また、制御装置11
は、任意の通信手段を介して図示せぬパーソナルコンピ
ュータなどのホスト装置に接続されており、このホスト
装置より表示文字に係わるデータが入力され、これに基
づいて、前述したように発光鋲20-1〜20-nを制御す
る。
【0012】次に、文字表示装置10の構成について図
3を参照して詳細に説明する。図3は、文字表示装置1
0の詳細な構成を示すブロック図である。前述したよう
に、文字表示装置10は、発光制御装置11および表示
部12を形成するn個の発光鋲20-1〜20-nを有す
る。前述したように、発光制御装置11は、n個の発光
鋲20-1〜20-nの制御、すなわち、動作モードの設定
や実際に発光鋲20-1〜20-nが発光するトリガとなる
発光パルスの印加などを行う。また、n個の発光鋲20
-1〜20-nは、たとえば図2に示すようなマトリクス状
で道路に埋設されて、発光制御装置11からの制御信号
に基づいて発光する。
【0013】これら発光制御装置11およびn個の発光
鋲20-1〜20-nは、図示のごとく、電源ライン51、
発光パルス信号ライン52、制御パルス信号ライン53
およびアドレス設定ライン54の4種類の電線により接
続されている。電源ライン51、発光パルス信号ライン
52および制御パルス信号ライン53は、各々発光制御
装置11によりドライブされ、各発光鋲20-1〜20-n
が並列に接続された配線である。電源ライン51は、n
個の発光鋲20-1〜20-nに電源を供給するための配線
である。
【0014】発光パルス信号ライン52は、発光鋲20
-1〜20-nが通常動作時には、その発光のトリガとなる
発光パルスが伝達され、また、発光鋲20-1〜20-n
動作設定時には、動作条件などのデータが転送される信
号線である。制御パルス信号ライン53は、発光パルス
信号ライン52を転送される信号が、前述したような発
光鋲20-iの発光を制御するパルスか、動作条件などの
データかを指定するための信号線である。本実施の形態
においては、制御パルス信号ライン53を転送される信
号がHレベルの時は発光パルス信号ライン52を転送さ
れる信号は動作設定のためのデータであり、制御パルス
信号ライン53を転送される信号がLレベルの時は発光
パルス信号ライン52を転送される信号は発光パルスで
あるものとする。
【0015】アドレス設定ライン54は、発光制御装置
11からn番目の発光鋲20-nまでが順次カスケードに
接続された信号線である。すなわち、まず、発光制御装
置11から第1の発光鋲20-1に対して第1のアドレス
設定ライン54-1が配線されており、次に、第1の発光
鋲20-1から第2の発光鋲20-2に対して第2のアドレ
ス設定ライン54-2が配線されている。以後同様に、第
i−1番目の発光鋲20-i-1から第i番目の発光鋲20
-iに対して第i番目のアドレス設定ライン54 -iが配線
され、第n番目の発光鋲20-nまでが順次接続される。
【0016】各発光鋲20-iは、前段の発光鋲20-i-1
よりアドレス設定ライン54-iを介して所定数のアドレ
ス設定パルスが入力されたら、そのパルスの入力終了
後、後段の発光鋲20-i+1に対してアドレス設定ライン
54-i+1を介して同様の所定数のアドレス設定パルスを
出力する。その結果、アドレス設定ライン54-1〜54
-nを介して、アドレス設定パルスが順次伝搬される。そ
して発光鋲20-1〜20-nの各々に対するアドレスの設
定は、このように順次伝搬されるアドレス設定パルスが
印加されている、n個の発光鋲20-1〜20 -nの中のい
ずれか1つに対して、発光パルス信号ライン52を介し
てアドレスデータを転送することにより行う。なお、こ
れら各信号の流れについては、後に詳細に説明する。
【0017】発光鋲20-i(i=1〜n)の構成につい
てより詳細に説明する。各発光鋲20-iは、発光部21
-iおよび制御部30-iを有する。発光部21-iは、複数
のLEDを有し、制御部30-iからのドライブ信号によ
り、たとえば道路などの離れた箇所からも十分発光を確
認できる程度の光量で発光する。制御部30-iは、発光
制御装置11からの制御信号に基づいて、発光部21-i
の発光を制御する。
【0018】制御部30-iは、図4に示すような、1チ
ップマイクロコンピュータを内蔵した回路である。図4
に示すように、制御部30-iは、インターフェイス部3
-i、ROM33 -i、EEPROM34-i、LEDドラ
イバ35-iおよびマイクロコンピュータ36-iを有す
る。
【0019】インターフェイス部31-iは、発光制御装
置11より発光パルス信号ライン52および制御パルス
信号ライン53を介して入力される各信号、および、発
光制御装置11または前段の発光鋲20-i-1よりアドレ
ス設定ライン54を介して入力される信号を、制御部3
-i内部に取り込むインターフェイスである。また、イ
ンターフェイス部31-iは、マイクロコンピュータ36
-iの指示に基づいて、後段の発光鋲20-i+1に、アドレ
ス設定ライン54-i+1を介して、アドレス設定パルスを
出力する。
【0020】制御部30-iのROM33-iは、マイクロ
コンピュータ36-iで行う処理の手続きが記録されたメ
モリである。
【0021】EEPROM34-iは、発光鋲20-iにセ
ットされた当該発光鋲20-iを指定するアドレス、種々
の動作モード、動作条件などを記憶するメモリである。
EEPROM34-iは不揮発性メモリであるため、一度
セットされたデータは、電源が落ちるなどしても消失さ
れない。
【0022】LEDドライバ35-iは、マイクロコンピ
ュータ36-iからの制御信号に基づいて、実際に発光部
21-iが所望の発光を行うように、発光部21-iを構成
するLEDを駆動する。
【0023】マイクロコンピュータ36-iは、発光制御
装置11から設定される動作モードや発光パルスに基づ
いて、実際に発光部21-iにおいて所望の発光が行われ
るように、発光鋲20-iの各部を制御する。
【0024】次に、文字表示装置10の動作について説
明する。まず、発光制御装置11および各発光鋲20-i
における処理について図5および図6のフローチャート
を参照して説明する。まず、n個の発光鋲20-1〜20
-nに対してアドレスを設定し、動作条件を設定し、続い
て発光を行わせる場合の発光制御装置11の処理につい
て図5を参照して説明する。まず、処理が開始されたら
(ステップS10)、発光制御装置11は第1の発光鋲
20-1との間のアドレス設定ライン54-1をオンにし、
各発光鋲20-1〜20-nに対してアドレスを設定する処
理を開始する(ステップS11)。次に制御パルス信号
ライン53をオンにし(ステップS12)、発光パルス
信号ライン52に第1の発光鋲20-1のアドレス情報の
第1のビットを出力する(ステップS13)。そして、
所定幅のコマンドパルスおよびデータパルスを出力した
ら、それらをオフにする(ステップS14)。
【0025】このステップS12〜ステップS14の処
理を繰り返して、8ビット分のデータ、すなわち第1の
発光鋲20-1に対する8ビットのアドレスを出力する
(ステップS15)。8ビットのアドレス出力が終了し
たら、そのアドレス出力は最初のもの、すなわち第1の
発光鋲20-1のアドレスの出力なので(ステップS1
6)、発光制御装置11はアドレス設定ライン54-1
オフにする(ステップS17)。
【0026】そして、ステップS18を経てステップS
12の処理に戻り、第2の発光鋲20-2に対するアドレ
ス設定の処理を行う。すなわち、制御パルス信号ライン
53に対してコマンドパルスをオンにし(ステップS1
2)、1ビットのデータをセットして(ステップS1
3)、所定パルス幅を確保したら、それらをオフにする
(ステップS14)、という処理を8ビット分繰り返す
(ステップS15)。なお、この時は、第2の発光鋲2
-2に入力されるアドレス設定ライン54-2は、第1の
発光鋲20-1がドライブするので、発光制御装置11は
アドレス設定パルスをオンする処理は行わない。
【0027】このようにして、n個の発光鋲20-1〜2
-nの全てに対してアドレスを出力したら(ステップS
18)、所定の終了データを出力して、発光鋲20-1
20 -nにアドレス設定の処理が終了した旨を通知する
(ステップS19)。この終了データの出力も、まず制
御パルス信号ライン53をオンにした後、発光パルス信
号ライン52に終了データを出力することにより行う。
【0028】そして、終了データを出力したら、次に、
発光鋲20-1〜20-nに各々動作指定データを出力す
る。この動作指定データの出力も、前述したように、制
御パルス信号ライン53をオンにした後、発光パルス信
号ライン52に終了データを出力することにより行う。
なお、ここで各発光鋲20-1〜20-nに転送する動作指
定データは、先に設定された各発光鋲20-1〜20-n
アドレスを用いて、各々異なるデータを設定してもよい
し、発光鋲20-1〜20-nに設定されているアドレスを
参照することにより結果として各発光鋲20-1〜20-n
が異なる動作をするような同一のデータを設定してもよ
い。
【0029】このような動作指定データの転送が終了し
たら、制御パルス信号ライン53をオフにした状態で、
発光パルス信号ライン52を所望の周期、所定のデュー
ティでオンすることにより、発光鋲20-1〜20-nに対
して所望の発光を行わせることができる。
【0030】次に、各発光鋲20-1〜20-nにおける処
理について、図6を参照して説明する。まず、電源ライ
ン51を介して電力が供給されることにより、発光鋲2
-iは動作を開始する(ステップS30)。そしてま
ず、制御パルス信号ライン53を介して入力される信号
がオンかオフかをチェックする(ステップS31)。コ
マンドパルスがオンされていた場合には(ステップS3
1)、次にアドレス設定ライン54-iをチェック(ステ
ップS32)、アドレス設定パルスもオンされていた場
合には、アドレスが入力されているものと判断して、発
光パルス信号ライン52より入力される8ビット分のデ
ータを獲得する(ステップS33)。
【0031】そして、8ビット分の自分のアドレスデー
タを獲得したら、後段の発光鋲20 -i+1に対するアドレ
ス設定ライン54-i+1をオンにし(ステップS34)、
発光パルス信号ライン52を監視して、次の8ビット分
のデータが転送されるのを待つ(ステップS35)。こ
の時に、次段の発光鋲20-i+1に対してアドレスがセッ
トされる。そして、8ビット分のデータの転送が終了し
たら(ステップS35)、発光鋲20-i+1に対するアド
レス設定ライン54-i+1をオフにする(ステップS3
6)。次に、終了データを転送される、すなわち、この
ようにして発光鋲20-1〜20-nの全てに対するアドレ
スをセットする処理が終了するのを待ち(ステップS3
7)、アドレス設定モードの動作を抜けて通常の処理に
戻る。
【0032】ステップS31においてコマンドパルスが
オンであり、ステップS32においてアドレス設定パル
スがオフの場合には、転送されているデータは動作モー
ドを指定するデータであると判定する(ステップS3
2)。したがって、発光パルス信号ライン52を介して
入力される動作モードを示すデータを受信し(ステップ
S38)、そのデータに基づいて発光鋲20-i内におい
て動作モードを設定する(ステップS39)。
【0033】また、ステップS31において、コマンド
パルスがオフの場合には、発光パルス信号ライン52を
監視し、発光パルスがオンか否かをチェックする(ステ
ップS40)。そして、発光パルスがオンの時には、既
に設定された動作モードに従って、発光部21-iの所定
のLEDをオンにして発光させる(ステップS41)。
また、発光パルスがオフの時には、発光部21-iのLE
Dをオフにする(ステップS42)。このように、各発
光鋲20-iが動作することにより、設定された動作モー
ドに従って、所望の形態での発光が行われる。
【0034】次に、図5および図6を参照して説明した
ような処理により、発光鋲20-1〜20-nにアドレスを
設定する場合の信号の流れについて、図7を参照して説
明する。図7に示すように、まず、発光制御装置11か
ら、第1のアドレス設定ライン54-1を介して、第1の
発光鋲20-1用アドレス設定パルスが、第1の発光鋲2
-1に対して印加される。そして、このアドレス設定パ
ルスがオンの時に、制御パルス信号ライン53上のコマ
ンドパルスをオンにし、発光パルス信号ライン52を介
してアドレスデータを転送する。この時に、発光パルス
信号ライン52および制御パルス信号ライン53の信号
は、全ての発光鋲20-1〜20-nにおいて観察される
が、アドレス設定パルスは第1の発光鋲20-1にしか入
力されていないので、第1の発光鋲20-1のみがこの時
のアドレスデータを獲得する。
【0035】このようにして8ビット分のアドレスデー
タの出力が終了したら、発光制御装置11は、第1の発
光鋲20-1に対するアドレス設定パルスの出力を終了す
る。その結果、今度は、第1の発光鋲20-1が第2の発
光鋲20-2に対して、第2のアドレス設定ライン54-2
を介して、アドレス設定パルスを印加する。そして、こ
のアドレス設定パルスに合わせて、発光制御装置11
は、制御パルス信号ライン53をオンにし、発光パルス
信号ライン52にアドレスデータを載せて、第2の発光
鋲20-2にアドレスをセットする。
【0036】このように、各発光鋲20-iが、順次後段
のアドレス設定ライン54-iをオンすることにより、ア
ドレス設定パルスが順次伝搬され、n個の発光鋲20-1
〜20-nのいずれか1つに対してアドレス設定パルスが
印加される。したがって、このアドレス設定パルスを用
いてアドレスをセットするこにより、発光鋲20-i自体
の構成には依存せず、アドレス設定ライン54が配置さ
れた位置に応じたアドレスを各発光鋲20-1〜20-n
セットすることができる。
【0037】次に、このような処理により設定される文
字表示装置10の動作モードについて説明する。文字表
示装置10の動作としては種々のものが考えられるが、
最も基本的な動作は、発光パルスの状態に従って発光を
行う同期発光モードでの動作である。この動作モードで
は、図8に示すように、発光パルスがオンの間、発光鋲
20 -iの発光部21-iは発光し、オフになると発光を停
止する。したがって、任意の期間の発光や、任意の周期
での任意のデューティでの発光が行える。
【0038】また、図1に示したような、信号機3の状
態に応じて「注意」および「停止」を表示するために
は、位置指定同期発光モードでの動作を行わせる。この
モードは、発光制御装置11より発光アドレスコマンド
を出力し、発光する発光鋲20-iを指定することによ
り、指定した複数の発光鋲20-iを同期発光するもので
ある。すなわち、図9(B)に示すように、まず、位置
点灯指示コマンドにより、たとえば、、の発光鋲
というように、発光する発光鋲の位置を指定する。そし
て、その後、発光パルスにより、通常の同期発光を指示
する。その結果、以降は、、、の発光鋲のみが発
光パルスに同期して発光する。
【0039】したがって、たとえば信号機3が青色にな
った時には、マトリクス状に配置された発光鋲20-1
20-nの中の、「注意」の文字線部に該当する発光鋲2
-iに対して、位置点灯指示コマンドにより発光を指示
し、発光パルスを入力することにより、路面上に「注
意」の文字が表示される。また、信号機3が黄色になっ
た時には、「停止」の文字線部に該当する発光鋲20-i
に対して位置点灯指示コマンドにより発光を指示し、発
光パルスを入力することにより、路面上に「停止」の文
字が表示される。なお、いずれの文字の発光の場合に
も、図9(B)に示すような発光パルスが入力された場
合には、各文字は点滅表示されることになる。
【0040】最後に、文字表示装置10の動作について
まとめて説明する。まず、発光鋲20-1〜20-nを設置
したら、前述したような方法により、発光制御装置11
より各発光鋲20-1〜20-nにアドレスを設定する。設
定されたアドレスは、各発光鋲20-iの制御部30
-iの、EEPROM34-iに記憶される。この設定が終
了したら、図示せぬホスト装置において、表示文字を決
定し、この文字パタンをデコードして発光するパタンを
決定し、発光する発光鋲のアドレスを求めて、図示せぬ
通信回線などを介して発光制御装置11に送信する。こ
れに基づいて、発光制御装置11は、発光条件と発光さ
せる発光鋲のアドレスを各発光鋲20-iに送信する。そ
して、発光パルスを送出することにより、所望の発光鋲
20-iのみが発光し、所望の文字が表示される。
【0041】このように、本実施の形態の文字表示装置
10においては、各発光ユニット(発光鋲)にメモリを
含む制御部を搭載しているため、制御装置から発光ユニ
ットに、発光条件と発光させる発光ユニットのアドレス
を送信するだけで文字の表示が可能であり、発光制御が
非常に容易になる。また、各発光ユニットを電線で接続
するため、発光ユニットが取り付け可能な場所であれば
壁面でも路面でも、任意の箇所にしかも容易に設置する
ことができる。
【0042】さらに、各発光ユニットのアドレスは、設
置後に設定するため、たとえば発光ユニットをコネクタ
にて着脱可能にしておけば、表示ドット数を自由に増減
でき、用途に応じてフレキシブルに対応することができ
る。また、そのため、各発光ユニットは何ら異なる構成
や設定のない同一の装置でよいため、発光ユニットの製
造が効率よく行える。また、発光ユニットの区別がない
ため、発光ユニットの設置を非常に簡単に行え、また、
発光ユニットが故障や破損時の交換も容易である。
【0043】第2の実施の形態 第1の実施の形態の文字表示装置10は、道路の路面に
発光鋲を埋設して表示部12を形成し、所望の文字を表
示するというものであった。しかしながら、この表示部
12は、路面以外の任意の場所に形成してよい。また、
第1の実施の形態の文字表示装置10は、通常の商用に
供給される電力を電源とするものであったが、屋外に設
置される装置であれば、太陽電池などの電源を用いるの
が好適である。そこで本発明の第2の実施の形態とし
て、第1の実施の形態の文字表示装置10と同じく、道
路などに設けられて自動車の運転手などに注意を喚起す
る文字を表示する文字表示装置であって、特に、路肩の
ガードレール5に文字表示部が形成され、太陽電池によ
り駆動される文字表示装置を例示する。
【0044】図10は、本発明の第2の実施の形態の文
字表示装置10bの使用形態および概略構成を示す図で
ある。第2の実施の形態の文字表示装置10bは、道路
がカーブしていることを確実に運転者に知らしめるため
に、前述したように、そのカーブ部分のガードレール5
に表示部12が設けられ、「注意」なる文字が点滅する
ように構成されたものである。そして、このガードレー
ル5の付近に設けられた支柱6に、発光制御装置11お
よび太陽電池パネル14が設けられている。また、文字
表示装置10bは、図示せぬバッテリを有しており、太
陽電池パネル14で昼間に生成された電力はこのバッテ
リに蓄積され、夜間の制御装置11および表示部12の
動作に供させれる。なお、発光制御装置11および表示
部12は、前述した文字表示装置10の場合と同じ構成
である。
【0045】このような構成において、太陽電池パネル
14で生成された電力が、制御装置11に印加され、さ
らに、電源ライン51を介して表示部12の発光ユニッ
ト20-1〜20-nに印加され、第1の実施例の文字表示
装置10と同様の動作を行う。このように、第2の実施
の形態の文字表示装置10bは、表示部12の設置場所
と太陽電池パネル14を使用していること以外は、第1
の実施の形態の文字表示装置10と同じ構成であり、も
ちろん文字表示装置10と同様に文字を変えて表示する
ことなども可能である。
【0046】ところで、このように太陽電池パネル14
を使用している場合には、使用可能な電力に限界がある
ことや、消費電力が少なければ太陽電池パネル14や具
備するバッテリを小型化できるという利点がある。その
ために、この文字表示装置10bは、節電モードで動作
するのが好適である。その節電モードでの文字表示装置
10bの動作について図11を参照して説明する。前述
したように、発光部21-iには、通常、複数のLEDが
収容されている。たとえば、図11(A)に示すよう
に、発光部21-iに4系統のLED22-i,23-i、2
-i、25-iが設けられているとする。
【0047】このような構成の場合で、節電モードでの
動作が指定された時には、図11(B)に示すように、
発光パルスとしては連続したオン状態の信号が入力され
ていても、複数のLEDで順次切り換えながら発光を行
う。すなわち、図11(B)に示す例においては、左上
LED22-iおよび右上LED24-iの上段のLEDが
同時に所定期間発光し、左下LED23-iおよび右下L
ED25-iの下段のLEDが、その上段のLEDが点灯
していない期間点灯する。また、この時に、切り換える
LEDの点灯期間が重ならないように各LEDの発光を
制御する。
【0048】このように各LEDの発光を制御すれば、
消費電力およびピーク電流は各々通常の点灯時に比べて
1/2となり、少ない電流で発光部を動作させることが
できる。したがって、文字表示装置10bのように、ソ
ーラー電源を使用している時などに、このモードは特に
有効である。なお、このような動作をすることで、実際
に多少光量が少なくなっているが、視覚的に差はあまり
ない。また、点滅サイクルを早くすることにより、ちら
つきなどは視覚特性上感じず、実用上なんら問題ない。
【0049】このように、本発明の文字表示装置におい
て、表示部の設置場所は、任意好適な場所にしてよい。
また、電源も、商用電源、ソーラー電源(太陽電池)、
その他任意の電源を用いてよい。
【0050】第3の実施の形態 前述した第1および第2の実施の形態は、いずれも単色
光で文字を表示する装置であったが、本発明はこれに限
られるものではなく、文字をカラー表示できるような装
置であってもよい。図12は、カラー表示が可能な文字
表示装置10cの構成を示す図である。この文字表示装
置10cは、第1および第2の実施の形態の文字表示装
置10、10bと同じく、発光制御装置11と表示部1
2を有し、さらに表示部12は、複数の発光ユニット2
-1〜20-nがマトリクス状に配置された構成である。
そして、発光ユニット20-iの各発光部21-iには、図
示のごとく、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3
色を発光するLEDが、各々独立に制御可能に設けられ
ている。したがって、これらのLEDを選択的に発光さ
せることにより、フルカラーによる文字の表示が可能と
なる。このような構成の文字表示装置10cも、本発明
の範囲内であることは明らかである。そして、このよう
な文字表示装置10cは、装飾用や、アミューズメント
用などに用いるのが好適である。
【0051】変形例 なお、本発明は、前述した第1〜第3の実施の形態にの
み限られるものではなく、さらに任意好適な種々の改変
が可能である。たとえば、前述した実施の形態において
は、発光ユニットの発光部に具備される発光体は、LE
Dとしたが、その他の任意の発光体を用いてよい。たと
えばフラッシュチューブや、通常の電球などを用いても
よい。
【0052】また、各発光ユニット(発光鋲)に付与す
るアドレスは、0オリジンまたは1オリジンの連番であ
るような通常のアドレスでもよいし、任意の番号を付与
してもよい。また、同一の発光条件の発光ユニットに
は、同一のアドレスを付与するようにし、このように付
されたアドレスを用いて、各発光ユニットの発光を制御
するようにしてもよい。
【0053】また、発光制御装置11に対する表示文
字、発光条件などの情報の入力は、本実施の形態のよう
に、通信回線を介してホスト装置より入力されるものの
他、任意の方法により設定されてよい。たとえば、セン
サ、スイッチ、タイマなどの外部機器からの信号を受信
することにより、文字、発光色、点灯/不点灯、点灯時
間などの条件を設定するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構成が簡単で装置の調整なども容易にでき、また制御装
置の構成も簡単で、振動や衝撃があり高温になるような
場所を含む任意の場所に設置することができ、さらに安
価であるような文字表示装置を提供する製造および施工
が容易で、故障の検出や修理なども迅速かつ容易に行
え、多数の発光鋲を使用する場合においても施工が容易
であるような文字表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態の文字表示
装置の使用形態を示す図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態の文字表示
装置の構成を示す図である。
【図3】図3は、図2に示した文字表示装置の詳細な構
成を示すブロック図である。
【図4】図4は、図3に示した発光鋲の制御部の構成を
示すブロック図である。
【図5】図5は、図3に示した文字表示装置の制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図6】図6は、図3に示した文字表示装置の発光鋲の
制御部の動作を示すフローチャートである。
【図7】図7は、図3に示した文字表示装置において、
各発光鋲にアドレスをセットする際の信号の流れを示す
図である。
【図8】図8は、図3に示した文字表示装置の同期発光
モードでの動作を説明するための図である。
【図9】図9は、図3に示した文字表示装置の位置指定
同期発光モードでの動作を説明するための図である。
【図10】図10は、本発明の第2の実施の形態の文字
表示装置の使用形態を示す図である。
【図11】図11は、図10に示した文字表示装置の節
電モードでの動作を説明するための図である。
【図12】図12は、本発明の第3の実施の形態の文字
表示装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…車道 2…横断歩道 3…信号機 4…歩道 5…ガードレール 10…文字表示装置 11…発光制御装置 20…発光鋲(発光ユニット) 21…発光部 22…左上LED 23…左下LED 24…右上LED 25…右下LED 30…制御部 31…インターフェイス部 33…ROM 34…EEPROM 35…LEDドライバ 36…マイクロコンピュータ 14…太陽電池パネル 51…電源ライン 52…発光パルス信号ライン 53…制御パルス信号ライン 54…アドレス設定ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 光彦 神奈川県川崎市川崎区東田町8番地 エ ヌオーケーイージーアンドジーオプトエ レクトロニクス株式会社内 (72)発明者 笠野 八朗 茨城県北茨城市磯原町上相田831−2 日本メクトロン株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−88019(JP,A) 特開 昭56−138791(JP,A) 特開 昭63−211449(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/20 633 E01F 9/00 G09G 3/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元的に配置された複数の発光装置を選
    択的に発光させて所望の文字を表示する文字表示装置で
    あって、 所定の共通の信号線と、順次直列に接続されている選択
    信号線とにより順に接続された複数の発光装置であっ
    て、各々、前記選択信号線を介して所定の選択信号を受
    信した場合、後段の発光装置に当該選択信号を印加し、
    該選択信号を順次伝播させる前記複数の発光装置と、 前記複数の発光装置の初段の発光装置に前記選択信号を
    印加し、前記複数の発光装置を順次伝播される当該選択
    信号が印加されている前記発光装置に対して前記共通の
    信号線を介して当該発光装置のアドレス信号を印加し、
    前記設定されたアドレス信号を用いて、前記複数の発光
    装置により所望の文字が表示されるように、前記各発光
    装置に対して発光条件を設定する制御装置とを有する文
    字表示装置。
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