JPH10289394A - 視線誘導システム - Google Patents
視線誘導システムInfo
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- JPH10289394A JPH10289394A JP9735597A JP9735597A JPH10289394A JP H10289394 A JPH10289394 A JP H10289394A JP 9735597 A JP9735597 A JP 9735597A JP 9735597 A JP9735597 A JP 9735597A JP H10289394 A JPH10289394 A JP H10289394A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車が通行するときにのみ視線誘導標識を
作動させることができ、電力消費を小さくすることがで
きる視線誘導システムを提供する。 【解決手段】 点灯・消灯動作する複数の視線誘導標識
１を道路２に沿って設置する。視線誘導標識１の設置場
所に接近する自動車３を感知する車感知センサー４を設
ける。車感知センサー４による自動車の感知に応動して
視線誘導標識１を動作させるようにする。自動車３が視
線誘導標識１の設置場所を通過する際にのみ視線誘導シ
ステムを作動させて誘導することができ、自動車３が道
路を走行していないときには視線誘導システムの作動を
停止させるようにすることができる。
作動させることができ、電力消費を小さくすることがで
きる視線誘導システムを提供する。 【解決手段】 点灯・消灯動作する複数の視線誘導標識
１を道路２に沿って設置する。視線誘導標識１の設置場
所に接近する自動車３を感知する車感知センサー４を設
ける。車感知センサー４による自動車の感知に応動して
視線誘導標識１を動作させるようにする。自動車３が視
線誘導標識１の設置場所を通過する際にのみ視線誘導シ
ステムを作動させて誘導することができ、自動車３が道
路を走行していないときには視線誘導システムの作動を
停止させるようにすることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の走行を道
路に沿って誘導する視線誘導システムに関するものであ
る。
路に沿って誘導する視線誘導システムに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】道路の急カーブの箇所などにおいて、カ
ーブの方向を示して自動車の走行方向を誘導する視線誘
導システムが設置されている。この視線誘導システム
は、ランプやＬＥＤ等の発光体を設けて形成した視線誘
導標識を道路に沿って所定の間隔で複数本設置し、そし
て自動車が走行する方向の順に各視線誘導標識の発光体
を点灯・消灯させることによって、発光体が道路に沿っ
て走査するような視覚認識を与え、自動車を道路のカー
ブなどに沿って誘導するようにしたものである。
ーブの方向を示して自動車の走行方向を誘導する視線誘
導システムが設置されている。この視線誘導システム
は、ランプやＬＥＤ等の発光体を設けて形成した視線誘
導標識を道路に沿って所定の間隔で複数本設置し、そし
て自動車が走行する方向の順に各視線誘導標識の発光体
を点灯・消灯させることによって、発光体が道路に沿っ
て走査するような視覚認識を与え、自動車を道路のカー
ブなどに沿って誘導するようにしたものである。
【０００３】この視線誘導標識を山間部など商用電源を
確保しにくい場所に設置する場合、太陽電池を設けると
共に太陽電池で発電された電気を蓄電池に蓄電し、これ
を電源として視線誘導標識を作動させるようにしてい
る。しかし視線誘導標識を一日中連続作動させると消費
電力量が大きくなり、太陽電池によって発電された小電
力ではまかない切れない。
確保しにくい場所に設置する場合、太陽電池を設けると
共に太陽電池で発電された電気を蓄電池に蓄電し、これ
を電源として視線誘導標識を作動させるようにしてい
る。しかし視線誘導標識を一日中連続作動させると消費
電力量が大きくなり、太陽電池によって発電された小電
力ではまかない切れない。
【０００４】そこで、タイマーや時計等を視線誘導標識
に設け、視線誘導標識を点灯させることが特に必要な夜
間にのみ視線誘導標識を作動させるようにしている
に設け、視線誘導標識を点灯させることが特に必要な夜
間にのみ視線誘導標識を作動させるようにしている
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのように夜間
にのみ視線誘導標識を作動させるにあたっても、夜間の
間は自動車の通行がないときでも連続作動しており、無
駄な電力を消費しているものであり、太陽電池のような
小電力では負担が大きいものであった。本発明は上記の
点に鑑みてなされたものであり、自動車が通行するとき
にのみ視線誘導標識を作動させることができ、電力消費
を小さくすることができる視線誘導システムを提供する
ことを目的とするものである。
にのみ視線誘導標識を作動させるにあたっても、夜間の
間は自動車の通行がないときでも連続作動しており、無
駄な電力を消費しているものであり、太陽電池のような
小電力では負担が大きいものであった。本発明は上記の
点に鑑みてなされたものであり、自動車が通行するとき
にのみ視線誘導標識を作動させることができ、電力消費
を小さくすることができる視線誘導システムを提供する
ことを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る視線誘導シ
ステムは、点灯・消灯動作する複数の視線誘導標識１を
道路２に沿って設置し、視線誘導標識１の設置場所に接
近する自動車３を感知する車感知センサー４を設けると
共に、車感知センサー４による自動車の感知に応動して
視線誘導標識１を動作させるようにして成ることを特徴
とするものである。
ステムは、点灯・消灯動作する複数の視線誘導標識１を
道路２に沿って設置し、視線誘導標識１の設置場所に接
近する自動車３を感知する車感知センサー４を設けると
共に、車感知センサー４による自動車の感知に応動して
視線誘導標識１を動作させるようにして成ることを特徴
とするものである。
【０００７】また請求項２の発明は、視線誘導標識１の
設置場所から自動車２の走行方向の手前位置において、
車感知センサー４を道路２に沿った２箇所に設置し、２
箇所の車感知センサー４による自動車の感知時間のずれ
に基づいて自動車３の走行速度を算出すると共に自動車
３の走行速度に応じて視線誘導標識１の点灯・消灯動作
を制御する制御装置５を具備して成ることを特徴とする
ものである。
設置場所から自動車２の走行方向の手前位置において、
車感知センサー４を道路２に沿った２箇所に設置し、２
箇所の車感知センサー４による自動車の感知時間のずれ
に基づいて自動車３の走行速度を算出すると共に自動車
３の走行速度に応じて視線誘導標識１の点灯・消灯動作
を制御する制御装置５を具備して成ることを特徴とする
ものである。
【０００８】また本発明に係る視線誘導システムは、点
灯・消灯動作する複数の視線誘導標識１を道路２に沿っ
て設置し、視線誘導標識１の設置場所に接近する光を感
知する光感知センサー６を設けると共に、光感知センサ
ー６による光の感知に応動して視線誘導標識１を動作さ
せるようにして成ることを特徴とするものである。
灯・消灯動作する複数の視線誘導標識１を道路２に沿っ
て設置し、視線誘導標識１の設置場所に接近する光を感
知する光感知センサー６を設けると共に、光感知センサ
ー６による光の感知に応動して視線誘導標識１を動作さ
せるようにして成ることを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。視線誘導標識１は矢印などの誘導標１１を設けた
プレート１２を支柱１３に取り付けて形成されるもので
あり、誘導標１１はランプやＬＥＤ等の発光体によって
形成してある。各視線誘導標識１の支柱１３には制御ボ
ックス１４が取り付けてあり、制御ボックス１４内には
ＣＰＵ、制御プログラムを格納したＲＯＭ、データを一
時記憶するためのＲＡＭ等から成る制御装置５、太陽電
池に接続され太陽電池で発電された電力を蓄電する蓄電
池１５などが収容してある。
する。視線誘導標識１は矢印などの誘導標１１を設けた
プレート１２を支柱１３に取り付けて形成されるもので
あり、誘導標１１はランプやＬＥＤ等の発光体によって
形成してある。各視線誘導標識１の支柱１３には制御ボ
ックス１４が取り付けてあり、制御ボックス１４内には
ＣＰＵ、制御プログラムを格納したＲＯＭ、データを一
時記憶するためのＲＡＭ等から成る制御装置５、太陽電
池に接続され太陽電池で発電された電力を蓄電する蓄電
池１５などが収容してある。
【００１０】視線誘導標識１は図１に示すように急カー
ブの箇所などにおいて道路２に沿って所定間隔で複数本
設置してある。そして各視線誘導標識１の誘導標１１
は、蓄電池１５を電源として制御装置５によって制御さ
れながら点灯・消灯作動されるようにしてある。各視線
誘導標識１のうち、一つは親機１ａ、他は子機１ｂ，１
ｃ…としてあり、子機１ｂ，１ｃ…の制御装置５は親機
１ａの制御装置５によって制御されるようにしてある。
すなわち、まず親機１ａの視線誘導標識１の誘導標１１
を点灯・消灯させた後、子機１ｂの視線誘導標識１の誘
導標１１を点灯・消灯させ、さらに次の子機１ｃの視線
誘導標識１の誘導標１１を点灯・消灯させるように制御
することによって、自動車が走行する方向の順に各視線
誘導標識１の誘導標１１を順次、点灯・消灯させるよう
にしてあり、誘導標１１の矢印が道路に沿って走査する
ような視覚認識を与え、自動車を道路２のカーブに沿っ
て誘導できるようにしてある。
ブの箇所などにおいて道路２に沿って所定間隔で複数本
設置してある。そして各視線誘導標識１の誘導標１１
は、蓄電池１５を電源として制御装置５によって制御さ
れながら点灯・消灯作動されるようにしてある。各視線
誘導標識１のうち、一つは親機１ａ、他は子機１ｂ，１
ｃ…としてあり、子機１ｂ，１ｃ…の制御装置５は親機
１ａの制御装置５によって制御されるようにしてある。
すなわち、まず親機１ａの視線誘導標識１の誘導標１１
を点灯・消灯させた後、子機１ｂの視線誘導標識１の誘
導標１１を点灯・消灯させ、さらに次の子機１ｃの視線
誘導標識１の誘導標１１を点灯・消灯させるように制御
することによって、自動車が走行する方向の順に各視線
誘導標識１の誘導標１１を順次、点灯・消灯させるよう
にしてあり、誘導標１１の矢印が道路に沿って走査する
ような視覚認識を与え、自動車を道路２のカーブに沿っ
て誘導できるようにしてある。
【００１１】一方、視線誘導標識１を設置した場所から
数メートル程度、自動車３の走行方向の手前において、
道路２の近傍に車感知センサー４が設置してある。この
車感知センサー４としては超音波センサーなどを用いる
ことができるものであり、視線誘導標識１を設置した位
置に接近するように道路２上を走行する自動車３が、車
感知センサー４による感知範囲を通過すると、車感知セ
ンサー４によって自動車３が感知される。この車感知セ
ンサー４は図２のように親機１ａの視線誘導標識１の制
御装置５に有線あるいは無線で接続してある。
数メートル程度、自動車３の走行方向の手前において、
道路２の近傍に車感知センサー４が設置してある。この
車感知センサー４としては超音波センサーなどを用いる
ことができるものであり、視線誘導標識１を設置した位
置に接近するように道路２上を走行する自動車３が、車
感知センサー４による感知範囲を通過すると、車感知セ
ンサー４によって自動車３が感知される。この車感知セ
ンサー４は図２のように親機１ａの視線誘導標識１の制
御装置５に有線あるいは無線で接続してある。
【００１２】しかして、上記のように複数の視線誘導標
識１を具備して形成される視線誘導システムにあって、
初期状態では誘導標１１の点灯・消灯動作は停止されて
いる。そして道路２上を走行する自動車３が視線誘導標
識１の設置場所に接近すると、車感知センサー４によっ
て自動車３が感知される。このように車感知センサー４
によって自動車３が感知されると、感知信号が親機１ａ
の視線誘導標識１の制御装置５に伝達され、視線誘導シ
ステムの動作を開始させるように制御されるようになっ
ている。従って、自動車３がカーブを通過する際には各
視線誘導標識１の誘導標１１が点灯・消灯作動して、自
動車３をカーブに沿って誘導することができるものであ
る。ここで、親機１ａの視線誘導標識１の制御装置５に
設けたタイマー回路によって、視線誘導システムは動作
を開始してから所定時間（例えば数秒）を経過すると再
び停止するように制御されるようにしてある。
識１を具備して形成される視線誘導システムにあって、
初期状態では誘導標１１の点灯・消灯動作は停止されて
いる。そして道路２上を走行する自動車３が視線誘導標
識１の設置場所に接近すると、車感知センサー４によっ
て自動車３が感知される。このように車感知センサー４
によって自動車３が感知されると、感知信号が親機１ａ
の視線誘導標識１の制御装置５に伝達され、視線誘導シ
ステムの動作を開始させるように制御されるようになっ
ている。従って、自動車３がカーブを通過する際には各
視線誘導標識１の誘導標１１が点灯・消灯作動して、自
動車３をカーブに沿って誘導することができるものであ
る。ここで、親機１ａの視線誘導標識１の制御装置５に
設けたタイマー回路によって、視線誘導システムは動作
を開始してから所定時間（例えば数秒）を経過すると再
び停止するように制御されるようにしてある。
【００１３】このように、自動車３が視線誘導標識１を
設置した場所を通過する際にのみ視線誘導システムを作
動させて自動車３を誘導するようにすると共に、自動車
３が道路２を走行していないときには視線誘導システム
の作動を停止させるようにすることができ、視線誘導シ
ステムの電力消費を小さくすることができるものであっ
て、太陽電池のような小電力でも視線誘導システムを動
作させることが可能になるものである。
設置した場所を通過する際にのみ視線誘導システムを作
動させて自動車３を誘導するようにすると共に、自動車
３が道路２を走行していないときには視線誘導システム
の作動を停止させるようにすることができ、視線誘導シ
ステムの電力消費を小さくすることができるものであっ
て、太陽電池のような小電力でも視線誘導システムを動
作させることが可能になるものである。
【００１４】図３は本発明の他の実施の形態を示すもの
であり、視線誘導標識１の設置場所から自動車２の走行
方向の手前位置において、車感知センサー４ａ，４ｂを
道路２に沿った２箇所に設置するようにしてある。この
各車感知センサー４ａ，４ｂは図４に示すように、それ
ぞれ親機１ａの視線誘導標識１の制御装置５に有線ある
いは無線で接続してある。
であり、視線誘導標識１の設置場所から自動車２の走行
方向の手前位置において、車感知センサー４ａ，４ｂを
道路２に沿った２箇所に設置するようにしてある。この
各車感知センサー４ａ，４ｂは図４に示すように、それ
ぞれ親機１ａの視線誘導標識１の制御装置５に有線ある
いは無線で接続してある。
【００１５】そしてこのものでは、視線誘導標識１の設
置場所に接近するように道路２を走行する自動車３は、
まず車感知センサー４ａの位置を通過する際に車感知セ
ンサー４ａで感知され、次いで車感知センサー４ｂの位
置を通過する際に車感知センサー４ｂで感知される。車
感知センサー４ｂで自動車３の通過が感知されると、こ
の感知信号が親機１ａの視線誘導標識１の制御装置５に
伝達され、視線誘導システムの動作を開始させるように
なっている。また各車感知センサー４ａ，４ｂで自動車
３の通過が感知されると、各感知信号は親機１ａの視線
誘導標識１の制御装置５に伝達されるが、２箇所の車感
知センサー４ａ，４ｂによる自動車３の感知時間には時
間的なずれが生じるので、この時間のずれと、２箇所の
車感知センサー４ａ，４ｂの設置位置の間の距離に基づ
いて、自動車３の走行速度が制御装置５で演算される。
そしてこの自動車３の走行速度に応じて、親機１ａの視
線誘導標識１の制御装置５で各視線誘導標識１の点灯・
消灯動作を制御し、各視線誘導標識１の誘導標１１の走
査速度を変更するようにしてある。
置場所に接近するように道路２を走行する自動車３は、
まず車感知センサー４ａの位置を通過する際に車感知セ
ンサー４ａで感知され、次いで車感知センサー４ｂの位
置を通過する際に車感知センサー４ｂで感知される。車
感知センサー４ｂで自動車３の通過が感知されると、こ
の感知信号が親機１ａの視線誘導標識１の制御装置５に
伝達され、視線誘導システムの動作を開始させるように
なっている。また各車感知センサー４ａ，４ｂで自動車
３の通過が感知されると、各感知信号は親機１ａの視線
誘導標識１の制御装置５に伝達されるが、２箇所の車感
知センサー４ａ，４ｂによる自動車３の感知時間には時
間的なずれが生じるので、この時間のずれと、２箇所の
車感知センサー４ａ，４ｂの設置位置の間の距離に基づ
いて、自動車３の走行速度が制御装置５で演算される。
そしてこの自動車３の走行速度に応じて、親機１ａの視
線誘導標識１の制御装置５で各視線誘導標識１の点灯・
消灯動作を制御し、各視線誘導標識１の誘導標１１の走
査速度を変更するようにしてある。
【００１６】すなわち、既述のように、親機１ａの視線
誘導標識１の誘導標１１を点灯・消灯させた後、子機１
ｂの視線誘導標識１の誘導標１１を点灯・消灯させ、さ
らに次の子機１ｃの視線誘導標識１の誘導標１１を点灯
・消灯させるように制御することによって、自動車が走
行する方向の順に各視線誘導標識１の誘導標１１を順
次、点灯・消灯させ、誘導標１１の矢印が道路に沿って
走査するような視覚認識を与えるようになっているが、
誘導標１１のこの走査速度が自動車３の走行速度と同じ
になるように制御することによって、自動車３の走行速
度に合わせた誘導を行なうことができるものである。あ
るいは、自動車３の走行速度が法定速度をオーバーして
いる場合には、誘導標１１の走査速度を逆に遅くし、自
動車の走行速度を落とすように運転者に心理的影響を与
えるようにすることもできる。
誘導標識１の誘導標１１を点灯・消灯させた後、子機１
ｂの視線誘導標識１の誘導標１１を点灯・消灯させ、さ
らに次の子機１ｃの視線誘導標識１の誘導標１１を点灯
・消灯させるように制御することによって、自動車が走
行する方向の順に各視線誘導標識１の誘導標１１を順
次、点灯・消灯させ、誘導標１１の矢印が道路に沿って
走査するような視覚認識を与えるようになっているが、
誘導標１１のこの走査速度が自動車３の走行速度と同じ
になるように制御することによって、自動車３の走行速
度に合わせた誘導を行なうことができるものである。あ
るいは、自動車３の走行速度が法定速度をオーバーして
いる場合には、誘導標１１の走査速度を逆に遅くし、自
動車の走行速度を落とすように運転者に心理的影響を与
えるようにすることもできる。
【００１７】図５は本発明の他の実施の形態を示すもの
であり、親機１ａの視線誘導標識１に光感知センサー６
が取り付けてある。光感知センサー６としては光電管や
ホトダイオードなど任意のものを用いることができるも
のであり、視線誘導標識１を設置した場所から数メート
ル程度、自動車３の走行方向の手前の位置に光感知セン
サー６を設置するようにしてもよい。この光感知センサ
ー６は図６のように親機１ａの視線誘導標識１の制御装
置５に有線あるいは無線で接続してある。
であり、親機１ａの視線誘導標識１に光感知センサー６
が取り付けてある。光感知センサー６としては光電管や
ホトダイオードなど任意のものを用いることができるも
のであり、視線誘導標識１を設置した場所から数メート
ル程度、自動車３の走行方向の手前の位置に光感知セン
サー６を設置するようにしてもよい。この光感知センサ
ー６は図６のように親機１ａの視線誘導標識１の制御装
置５に有線あるいは無線で接続してある。
【００１８】そしてこのものでは、親機１ａの視線誘導
標識１の制御装置５に設けたタイマー回路で制御するこ
とによって、視線誘導システムの誘導標１１の点灯・消
灯動作は夜間にのみ作動可能になるようにしてあり、昼
間は誘導標１１の点灯・消灯動作は行なわれないように
してある。また作動可能な夜間においても、初期状態で
は誘導標１１の点灯・消灯動作は停止されている。そし
て夜間、道路２上を走行する自動車３が視線誘導標識１
の設置場所に接近すると、自動車３はヘッドライトを照
射しながら走行しているので、ヘッドライドの光が光感
知センサー６によって感知され、自動車３が視線誘導標
識１の設置場所に接近していることが検知される。この
ように光感知センサー６によってヘッドライドの光が感
知されると、感知信号が親機１ａの視線誘導標識１の制
御装置５に伝達され、視線誘導システムの動作を開始さ
せるように制御されるようになっている。従って、ヘッ
ドライトを照射した自動車３がカーブを通過する際には
各視線誘導標識１の誘導標１１が点灯・消灯作動して、
自動車３をカーブに沿って誘導することができるもので
ある。ここで、親機１ａの視線誘導標識１の制御装置５
に設けたタイマー回路によって、視線誘導システムは動
作を開始してから所定時間（例えば数秒）を経過すると
再び停止するように制御されるようにしてある。
標識１の制御装置５に設けたタイマー回路で制御するこ
とによって、視線誘導システムの誘導標１１の点灯・消
灯動作は夜間にのみ作動可能になるようにしてあり、昼
間は誘導標１１の点灯・消灯動作は行なわれないように
してある。また作動可能な夜間においても、初期状態で
は誘導標１１の点灯・消灯動作は停止されている。そし
て夜間、道路２上を走行する自動車３が視線誘導標識１
の設置場所に接近すると、自動車３はヘッドライトを照
射しながら走行しているので、ヘッドライドの光が光感
知センサー６によって感知され、自動車３が視線誘導標
識１の設置場所に接近していることが検知される。この
ように光感知センサー６によってヘッドライドの光が感
知されると、感知信号が親機１ａの視線誘導標識１の制
御装置５に伝達され、視線誘導システムの動作を開始さ
せるように制御されるようになっている。従って、ヘッ
ドライトを照射した自動車３がカーブを通過する際には
各視線誘導標識１の誘導標１１が点灯・消灯作動して、
自動車３をカーブに沿って誘導することができるもので
ある。ここで、親機１ａの視線誘導標識１の制御装置５
に設けたタイマー回路によって、視線誘導システムは動
作を開始してから所定時間（例えば数秒）を経過すると
再び停止するように制御されるようにしてある。
【００１９】このように、ヘッドライトを照射した自動
車３が視線誘導標識１を設置した場所を通過する際にの
み視線誘導システムを作動させて自動車３を誘導するよ
うにすると共に、自動車３が道路２を走行していないと
きには視線誘導システムの作動を停止させるようにする
ことができるものであり、しかも視線誘導システムの作
動は夜間にのみ可能にすることもできるものであり、視
線誘導システムの電力消費を小さくすることができるも
のであって、太陽電池のような小電力でも視線誘導シス
テムを動作させることが可能になるものである。
車３が視線誘導標識１を設置した場所を通過する際にの
み視線誘導システムを作動させて自動車３を誘導するよ
うにすると共に、自動車３が道路２を走行していないと
きには視線誘導システムの作動を停止させるようにする
ことができるものであり、しかも視線誘導システムの作
動は夜間にのみ可能にすることもできるものであり、視
線誘導システムの電力消費を小さくすることができるも
のであって、太陽電池のような小電力でも視線誘導シス
テムを動作させることが可能になるものである。
【００２０】
【発明の効果】上記のように請求項１の発明は、点灯・
消灯動作する複数の視線誘導標識を道路に沿って設置
し、視線誘導標識の設置場所に接近する自動車を感知す
る車感知センサーを設けると共に、車感知センサーによ
る自動車の感知に応動して視線誘導標識を動作させるよ
うにしたので、自動車の接近を車感知センサーで感知し
て自動車が視線誘導標識の設置場所を通過する際にのみ
視線誘導システムを作動させて誘導することができ、自
動車が道路を走行していないときには視線誘導システム
の作動を停止させるようにすることができるものであっ
て、視線誘導システムの電力消費を小さくすることがで
きるものである。
消灯動作する複数の視線誘導標識を道路に沿って設置
し、視線誘導標識の設置場所に接近する自動車を感知す
る車感知センサーを設けると共に、車感知センサーによ
る自動車の感知に応動して視線誘導標識を動作させるよ
うにしたので、自動車の接近を車感知センサーで感知し
て自動車が視線誘導標識の設置場所を通過する際にのみ
視線誘導システムを作動させて誘導することができ、自
動車が道路を走行していないときには視線誘導システム
の作動を停止させるようにすることができるものであっ
て、視線誘導システムの電力消費を小さくすることがで
きるものである。
【００２１】また請求項２の発明は、視線誘導標識の設
置場所から自動車の走行方向の手前位置において、車感
知センサーを道路に沿った２箇所に設置し、２箇所の車
感知センサーによる自動車の感知時間のずれに基づいて
自動車の走行速度を算出すると共に自動車の走行速度に
応じて視線誘導標識の点灯・消灯動作を制御する制御装
置を具備するので、自動車の走行速度に適応して視線誘
導標識の点灯・消灯動作をさせることが可能になるもの
である。
置場所から自動車の走行方向の手前位置において、車感
知センサーを道路に沿った２箇所に設置し、２箇所の車
感知センサーによる自動車の感知時間のずれに基づいて
自動車の走行速度を算出すると共に自動車の走行速度に
応じて視線誘導標識の点灯・消灯動作を制御する制御装
置を具備するので、自動車の走行速度に適応して視線誘
導標識の点灯・消灯動作をさせることが可能になるもの
である。
【００２２】また請求項３の発明は、点灯・消灯動作す
る複数の視線誘導標識を道路に沿って設置し、視線誘導
標識の設置場所に接近する光を感知する光感知センサー
を設けると共に、光感知センサーによる光の感知に応動
して視線誘導標識を動作させるようにしたので、夜間に
自動車のヘッドライトの光を光感知センサーで感知する
ことによって自動車が視線誘導標識の設置場所に接近し
ていることを検知して視線誘導システムの動作を開始さ
せることができ、自動車が視線誘導標識を設置した場所
を通過する際にのみ視線誘導システムを作動させて自動
車を誘導することができるものであって、自動車が道路
を走行していないときには視線誘導システムの作動を停
止させるようにすることができ、視線誘導システムの電
力消費を小さくすることができるものである。
る複数の視線誘導標識を道路に沿って設置し、視線誘導
標識の設置場所に接近する光を感知する光感知センサー
を設けると共に、光感知センサーによる光の感知に応動
して視線誘導標識を動作させるようにしたので、夜間に
自動車のヘッドライトの光を光感知センサーで感知する
ことによって自動車が視線誘導標識の設置場所に接近し
ていることを検知して視線誘導システムの動作を開始さ
せることができ、自動車が視線誘導標識を設置した場所
を通過する際にのみ視線誘導システムを作動させて自動
車を誘導することができるものであって、自動車が道路
を走行していないときには視線誘導システムの作動を停
止させるようにすることができ、視線誘導システムの電
力消費を小さくすることができるものである。
【図１】本発明の実施の形態の一例の斜視図である。
【図２】同上の実施の形態の回路構成を示すブロック図
である。
である。
【図３】本発明の他の実施の形態の一例の斜視図であ
る。
る。
【図４】同上の実施の形態の回路構成を示すブロック図
である。
である。
【図５】本発明のさらに他の実施の形態の一例の斜視図
である。
である。
【図６】同上の実施の形態の回路構成を示すブロック図
である。
である。
１ 視線誘導標識 ２ 道路 ３ 自動車 ４ 車感知センサー ５ 制御装置 ６ 光感知センサー
Claims (3)
- 【請求項１】 点灯・消灯動作する複数の視線誘導標識
を道路に沿って設置し、視線誘導標識の設置場所に接近
する自動車を感知する車感知センサーを設けると共に、
車感知センサーによる自動車の感知に応動して視線誘導
標識を動作させるようにして成ることを特徴とする視線
誘導システム。 - 【請求項２】 視線誘導標識の設置場所から自動車の走
行方向の手前位置において、車感知センサーを道路に沿
った２箇所に設置し、２箇所の車感知センサーによる自
動車の感知時間のずれに基づいて自動車の走行速度を算
出すると共に自動車の走行速度に応じて視線誘導標識の
点灯・消灯動作を制御する制御装置を具備して成ること
を特徴とする請求項１に記載の視線誘導システム。 - 【請求項３】 点灯・消灯動作する複数の視線誘導標識
を道路に沿って設置し、視線誘導標識の設置場所に接近
する光を感知する光感知センサーを設けると共に、光感
知センサーによる光の感知に応動して視線誘導標識を動
作させるようにして成ることを特徴とする視線誘導シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9735597A JPH10289394A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 視線誘導システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9735597A JPH10289394A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 視線誘導システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10289394A true JPH10289394A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14190195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9735597A Pending JPH10289394A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 視線誘導システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10289394A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002203294A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Toshiba Corp | 走行支援情報表示システム |
| JP2005273267A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Sekisui Jushi Co Ltd | 自発光式視線誘導施設 |
| JP2006163609A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Nissan Motor Co Ltd | 発光標識システム及び無線電力送出装置 |
| JP2018169461A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 三菱電機株式会社 | 情報表示装置 |
| KR20190060445A (ko) * | 2017-11-24 | 2019-06-03 | 남광민 | Oled조명패널을 갖는 도로반사경 |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP9735597A patent/JPH10289394A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002203294A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Toshiba Corp | 走行支援情報表示システム |
| JP2005273267A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Sekisui Jushi Co Ltd | 自発光式視線誘導施設 |
| JP2006163609A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Nissan Motor Co Ltd | 発光標識システム及び無線電力送出装置 |
| JP2018169461A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 三菱電機株式会社 | 情報表示装置 |
| KR20190060445A (ko) * | 2017-11-24 | 2019-06-03 | 남광민 | Oled조명패널을 갖는 도로반사경 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |