JPH07150528A - 視線誘導標装置 - Google Patents

視線誘導標装置

Info

Publication number
JPH07150528A
JPH07150528A JP5295824A JP29582493A JPH07150528A JP H07150528 A JPH07150528 A JP H07150528A JP 5295824 A JP5295824 A JP 5295824A JP 29582493 A JP29582493 A JP 29582493A JP H07150528 A JPH07150528 A JP H07150528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light
condition
unit
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5295824A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Sakamoto
正悦 坂本
Tetsuji Takeuchi
徹二 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5295824A priority Critical patent/JPH07150528A/ja
Publication of JPH07150528A publication Critical patent/JPH07150528A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の運転者に、道路線形、視線誘導、対向車
の接近などの適切な視覚情報を提供する視線誘導標装置
を提供することを目的とする。 【構成】発光部4を設置した道路区間を見通せる最遠位
置に第1の検知部1を設置するとともに、この第1の検
知部と発光部4の間に第2の検知部2を設置し、車輌が
第1の検知部1を通過した時点から第2の検知部2を通
過する時点まで制御部3により発光部4を第1の発光条
件で点灯させ、車輌が第2の検知部2を通過した時点か
ら発光部4の終端を通過する時点まで発光部4を制御部
3により第2の発光条件で点灯させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路外周部に一定間隔
で発光体を設置して車両の運転者に、道路線形、視線誘
導、対向車接近などの視覚情報を提供する視線誘導標装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に視線誘導標装置には、発光部に光
源を内蔵したものと再帰性反射材料で構成したものとが
ある。光源を内蔵した視線誘導装置は、誘目性を高める
ために約1Hz前後の一定周波数で光源を交互点滅させ
る場合が多い。交通量が多い高速道路の曲線部などで
は、車両の通過とは無関係に終日、装置が稼働される
が、交通量の少ない道路では、無意味な稼働を低減する
ために車両の接近・通過時のみ装置を稼働する方法が採
用されている。この装置は、車両の通過を検知する検知
部、道路外周部に一定間隔で発光体を設置して車両の運
転者に視覚情報を発する発光部、検知部の出力に応じて
発光部を制御する制御部から構成される。発光部および
制御部は、車両が存在しない時間帯には休止状態にあ
り、車両が検知部を通過すると検知部の車両検知信号を
受けて制御部が作動し、一定の時間、所定の発光条件に
より発光部が稼働される。対面通行の道路では、各交通
方向に対して視線誘導標装置を構成する検知部、制御
部、発光部をそれぞれ設置し、自車が発光部の設置区間
に接近したときに同時に対向車が接近した場合には、発
光部の発光条件を変更して対向車の接近を運転者に知ら
せる視線誘導装置が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の視線誘導標
装置においては、車両の通過を検知する検知部が、1つ
の交通方向について1ヵ所のみに設置されるため、以下
の問題があった。
【0004】第1に、発光部を設置した道路区間の存在
を運転者に確実に発見させるため、当該道路区間が見通
せる最遠の位置に検知部を設置した場合、当該道路区間
に接近するまでの車両の速度変化が一様でないため、車
両の速度に応じた点滅周波数の設定ができなかった。ま
た、対向車の接近を運転者に知らせる場合、対向車との
接近・すれ違いのタイミングのバラツキも大きかった。
【0005】第2に、発光部を設置した道路区間の直近
に検知部を設置した場合、当該区間に進入する車両の速
度は確実に検知できる半面、当該区間の近くに接近する
まで発光部を設置した道路区間の存在、すなわち道路曲
線部の存在に気付かないという問題があった。
【0006】本発明は前記従来の問題に留意し、車輌の
位置に応じた最適な発光条件で発光体を点滅させて安全
な視線誘導ができる装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の第1の手段は、発光部を設置した道路区間を
見通せる最遠位置に第1の検知部、第1の検知部と発光
部の設置開始点との間に第2の検知部を設置し、車両が
第1の検知部を通過した時点で、発光部を第1の発光条
件で点灯し、車両が第2の検知部を通過した時点で、発
光部を第2の発光条件で点灯する構成としたことにあ
る。
【0008】本発明の第2の手段は、発光部の第1の発
光条件を連続点灯とし、第2の発光条件を一定周波数の
点滅パターンとする構成としたことにある。本発明の第
3の手段は、第1の発光条件の発光部の光度を1とした
とき、第2の発光条件の発光部の光度を3倍以上とする
構成としたことにある。
【0009】本発明の第4の手段は、第1の発光条件の
発光部の光色を主波長500nm以下、第2の発光条件
の発光部の光色を主波長600nm以上に設定した構成
にある。
【0010】本発明の第5の手段は、第1および第2の
発光条件の発光部の光度を昼間を1としたとき、夜間の
光度を0.1以下とする構成としたことにある。本発明
の第6の手段は、第2の発光条件の点滅周波数を、第2
の検知部を通過する車両の走行速度に比例して設定する
構成としたことにある。
【0011】
【作用】前記本発明の第1の手段において車両が第1の
検知部を通過してから第2の検知部を通過するまでの
間、発光部を第1の発光条件で点灯することによって、
発光部を設置した道路区間、すなわち道路曲線部の存在
を知らせる。
【0012】本発明の第2の手段において第1の発光条
件を静的な点灯パターン、第2の発光条件を動的な点灯
パターンとすることによって、第2の点灯パターンにお
いて視線誘導効果を得る。
【0013】本発明の第3の手段において、第2の発光
条件の発光部の光度を第1の発光条件よりも3倍以上高
くすることによって、第2の発光条件の発光部の誘目性
を高くする。
【0014】本発明の第4の手段において、第1の発光
条件の発光部の光色の主波長を短波長、第2の発光条件
の発光部の光色の主波長を長波長に設定することによっ
て、第2の発光条件の誘目性を高めることができる。
【0015】本発明の第5の手段により、昼間、夜間と
もに最適な光度設定が可能となる。本発明の第6の手段
において、第2の発光条件の点滅周波数を、第2の検知
部を通過する車両の走行速度に比例して設定することに
よって、走行速度に応じた最適な点滅周波数に設定でき
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の詳細を実施例によって説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すもので、図中の1
は外周側に発光部4を設置した道路区間を見通せる最遠
部に設置された第1の検知部、2は第1の検知部1より
発光部4側に設置された第2の検知部、3は制御部、5
は前記発光部に設けた発光体である。
【0017】第1の検知部1および第2の検知部2は、
超音波式、磁気ループコイル式、赤外線式などによる車
両感知器である。感知センサを1台設置した場合には、
車両の平均車長を定数として演算により通過速度を求
め、感知センサを2台設置した場合には、両センサの間
の通過時間により通過速度を求める。感知センサが2台
の場合の方が通過速度の検知精度が高いため、通過速度
の検出に高い精度が要求される場合にはこの方式を採用
する。基本的に第1の検知部では、通過車両の有無のみ
を検知し、第2の検知部では通過車両の有無と通過速度
とを検知する。
【0018】制御部3は、第1の検知部1および第2の
検知部2の車両通過信号を受けて発光部4を一定の発光
条件で点灯させる。第1の検知部1は、車両の通過を検
知すると発光部4を第1の発光条件、すなわち連続点灯
する。これは、車両の存在位置と発光部4を設置した道
路区間との間にかなりの距離があり、発光部4を設置し
た道路区間、すなわち道路曲線部の存在のみを車両の運
転者に知らせるためである。当該車両が道路上を進行し
て第2の検知部2を通過すると、制御部3は発光部4を
第2の発光条件で点灯させる。第2の発光条件は、道路
曲線部に接近した車両の運転者に視線誘導効果を与える
ため、一定の周波数の点滅パターンとする。点滅パター
ンには、以下のようなものがある。 ・1灯あるいは数灯の発光体5が交互に点滅する交互点
灯パターン ・1灯あるいは数灯の点灯した発光体5が進行方向に移
動する点灯流れパターン ・連続点灯された発光体5の中を1灯あるいは数灯の消
灯した発光体5が進行方向に移動する消灯流れパターン ・点灯した発光体5の数を順次増加する点灯重畳パター
ン ・消灯した発光体5の数を順次増加する消灯重畳パター
ン などがあるが、本発明はこの点滅パターンを限定するも
のではない。また、対向車の接近を知らせる場合には、
流れパターンおよび重畳パターンの進行方向を交通方向
と逆に設定することもある。
【0019】発光部4は、複数の発光体5から構成され
る。発光体5は、白熱電球、発光ダイオード、蛍光ラン
プなどを光源として道路外周部に一定間隔で設置され、
制御部3からの信号により、車両の通過タイミングに応
じて点灯される。
【0020】第2の発光条件は、第1の発光条件に比べ
誘目性を高めることが必要なため、以下のような方法を
とる。 (1)第2の発光条件の光度を第1の発光条件の光度の
3倍以上とする。 (2)第1の発光条件の発光部の光色を主波長500n
m以下、第2の発光条件の発光部の光色を主波長600
nm以上とする。
【0021】第1の発光条件と第2の発光条件の光色を
変更する場合には、1つの発光体5を2つの光源、ある
いは2色の発光ダイオードによって構成する。夜間に発
光部4の光度を昼間と同一に設定すると運転者にグレア
を与えるため、夜間の第1および第2の発光条件におけ
る発光部4の光度は、昼間のそれの10%以下とする必
要がある。
【0022】第2の発光条件の点滅周波数(流れ点灯の
流れ速度を含む)を、第2の検知部2を通過する車両の
通過速度に比例して設定することにより、走行速度に対
応した最適な点滅周波数に設定できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は前記実施例の説明より明らかな
ように、車両の検知部を2ヵ所に設置することにより、
道路曲線部の存在と道路線形の表示を、車両運転者の存
在位置、通過速度に応じて適切に設定することができ、
安全運転上有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視線誘導標装置の設置状態の斜視図
【符号の説明】 1 第1の検知部 2 第2の検知部 3 制御部 4 発光部 5 発光体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の通過を検知する検知部、道路外周
    部に一定間隔で複数の発光体を設置して車両の運転者に
    視覚情報を発する発光部、検知部の出力に応じて発光部
    を制御する制御部から構成する視線誘導標装置におい
    て、発光部を設置した道路区間を見通せる最遠位置に第
    1の検知部、第1の検知部と発光部の設置開始点との間
    に第2の検知部を設置し、車両が第1の検知部を通過し
    た時点から第2の検知部を通過する時点まで、発光部を
    第1の発光条件で点灯し、車両が第2の検知部を通過し
    た時点から発光部の終端を通過する時点まで、発光部を
    第2の発光条件で点灯するようにしたことを特徴とする
    視線誘導標装置。
  2. 【請求項2】 発光部の第1の発光条件を連続点灯と
    し、第2の発光条件を一定周波数の点滅パターンとする
    ことを特徴とする請求項1記載の視線誘導標装置。
  3. 【請求項3】 第1の発光条件の発光部の光度を1とし
    たとき、第2の発光条件の発光部の光度を3倍以上とす
    ることを特徴とする請求項1記載の視線誘導標装置。
  4. 【請求項4】 第1の発光条件の発光部の光色を主波長
    500nm以下、第2の発光条件の発光部の光色を主波
    長600nm以上に設定することを特徴とする請求項1
    記載の視線誘導標装置。
  5. 【請求項5】 第1の発光条件および第2の発光条件の
    発光部の光度を、昼間を1としたとき、夜間の光度を
    0.1以下とすることを特徴とする請求項3記載の視線
    誘導標装置。
  6. 【請求項6】 第2の発光条件の発光部の点滅周波数
    を、第2の検知部を通過する車両の走行速度に比例して
    設定することを特徴とする請求項2記載の視線誘導標装
    置。
JP5295824A 1993-11-26 1993-11-26 視線誘導標装置 Pending JPH07150528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295824A JPH07150528A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 視線誘導標装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295824A JPH07150528A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 視線誘導標装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07150528A true JPH07150528A (ja) 1995-06-13

Family

ID=17825654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5295824A Pending JPH07150528A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 視線誘導標装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07150528A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005273267A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光式視線誘導施設
JP2006207267A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Hanshin Kosoku Doro Kanri Gijutsu Center 道路注意喚起装置
JP2013159915A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Central Nippon Expressway Co Ltd 速度超過・低下防止方法
KR101476885B1 (ko) * 2012-06-29 2014-12-26 인텔렉추얼디스커버리 주식회사 도로 경고 시스템
CN105019916A (zh) * 2015-08-12 2015-11-04 武汉理工大学 山区高速公路桥隧连接段视觉环境改善设计方法
JP2021005484A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具、照明システム、及び、照明制御方法
CN113846582A (zh) * 2021-09-02 2021-12-28 武汉工程大学 一种基于逆直线透视的高速公路防追尾标线设计方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005273267A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光式視線誘導施設
JP2006207267A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Hanshin Kosoku Doro Kanri Gijutsu Center 道路注意喚起装置
JP2013159915A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Central Nippon Expressway Co Ltd 速度超過・低下防止方法
KR101476885B1 (ko) * 2012-06-29 2014-12-26 인텔렉추얼디스커버리 주식회사 도로 경고 시스템
CN105019916A (zh) * 2015-08-12 2015-11-04 武汉理工大学 山区高速公路桥隧连接段视觉环境改善设计方法
JP2021005484A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具、照明システム、及び、照明制御方法
CN113846582A (zh) * 2021-09-02 2021-12-28 武汉工程大学 一种基于逆直线透视的高速公路防追尾标线设计方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7148813B2 (en) Light emitting traffic sign having vehicle sensing capabilities
US4993868A (en) Continuous prefabricated road-marking tape with composite structure and passive and active optical effect completely independent from outside investment and external energy source
US20060092044A1 (en) Traffic light and method of traffic control with the traffic light
JP2009032260A (ja) 歩行者保護装置
KR20090085239A (ko) 바닥 매립형 신호등
US5854537A (en) Head lamp device for vehicle including light distribution control of an auxiliary light source
CN104890564A (zh) 车辆前照灯
WO2021049232A1 (ja) 車輌用描画装置
JP2006265989A (ja) 交通安全システム
JPH07150528A (ja) 視線誘導標装置
JP2004176255A (ja) 点灯制御装置及び点灯制御システム
JP6257505B2 (ja) 車両誘導装置
US7188983B2 (en) Vehicle lighting apparatus and method
KR102150539B1 (ko) 스마트 횡단보도 표지판
KR102289747B1 (ko) 차량용 램프 제어 장치 및 방법
JP2001338778A (ja) 照明装置
KR20180080922A (ko) 점등과 점멸을 동시에 표시하는 교통 신호등
KR20210079943A (ko) 차량용 램프 시스템
KR20160130734A (ko) 도로 표지판을 이용한 운전자 졸음방지장치 및 그 제어방법
JP2009235860A (ja) 自発光式視線誘導装置
KR20210022794A (ko) 차량의 가이드 램프 제어 장치 및 그 제어 방법
KR101850917B1 (ko) 야간 후미등 제어장치
KR200173774Y1 (ko) 시선 유도등
KR100530956B1 (ko) 횡단보도 경고 및 조명장치
CN211036753U (zh) 基于照明光纤的斑马线